JP3227426B2 - トナーカートリッジの補修方法 - Google Patents

トナーカートリッジの補修方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真記録装置の
プリンターの使用済のトナーカートリッジの補修方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、帯電させた感光体ドラムに選択的
な露光をして潜像を形成し、この潜像をトナーで顕像化
して、トナー像を記録媒体に転写して画像記録を行う電
子複写機、ファクシミリ装置等の電子写真記録装置が普
及している。このような電子写真記録装置にはトナー補
給のためのトナーカートリッジが着脱自在に組み込まれ
るが、このようなトナーカートリッジとして、A.感光
体ドラムと該ドラムを帯電させる帯電器と廃トナー収容
室を配設し、廃トナー収容室の廃トナー受け口に感光体
ドラムに接触するクリーニングブレードを設置した上部
枠体と、B.この上部枠体に分離自在に被覆された下部
枠体であり、感光体ドラムにトナーを供給する現像シリ
ンダーと該シリンダーに接触するドクターブレードとト
ナー収容室を配設し、トナー収容室の側壁にトナー通過
口とトナー充填口を配設し、トナー通過口をトナー漏れ
防止シールでシールし、トナー充填口には密封キャップ
を被嵌し、トナー収容室内にトナー送出フィンを設置し
た下部枠体、とからなるトナーカートリッジが広く使用
される。このトナーカートリッジには感光体ドラム等が
具備されているため、寿命に達した感光体ドラム、帯電
器、クリーニングブレード等の部品交換が可能となり、
補修によって再度使用可能なメンテナンスが容易なトナ
ーカートリッジが提供できるという利点がある。またト
ナー漏れ防止シールでトナー通過口をシールしているた
め、輸送や保管時にトナー漏れが防止でき、使用時にシ
ールを開封すれば、画像記録が行えるという利点があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、画像記
録によりトナーが消費されると、新しいトナーカートリ
ッジに交換し、使用済のトナーカートリッジを廃棄しな
ければならないが、このような使用済トナーカートリッ
ジを廃棄処分することは廃棄物処理上問題があるので再
利用できるように補修することが資源有効利用とゴミの
減少の観点から好ましい。また、トナーカートリッジは
使用前にトナー通過口にシールされたトナーシールが使
用時に開封されてトナー通過口が開口することから、再
利用する場合は輸送や保管時のトナー漏れを防止するた
め、トナー収容口を再シールする必要がある。再シール
方法として上部枠体と下部枠体を分離後、下部枠体から
現像シリンダーを取り外してからシールする方法が考え
られるが、こうすると枠体の分離や再結合が必要とな
り、補修時間の短縮が難しくなるという問題が生じる。
そこで、本発明の目的は使用済のトナーカートリッジを
補修することによって、資源の有効利用を図ることがで
きる。トナーカートリッジの簡便な補修方法を提供する
ことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、 「1. A.感光ドラムと、該ドラムを帯電させる帯電
器と、廃トナー収容室を備え、廃トナー収容室の廃トナ
ー受口に感光ドラムに接触するクリーニングブレードを
設置した上部枠体と、B.a.側壁にトナー通過口と、
トナー充填口を配設し、トナー充填口には密封キャップ
を被嵌し、室内にトナー送出フィンを設置したトナー収
容室と、b.トナー通過口に設置し、感光ドラムにトナ
ーを供給する現像シリンダーと、c.該シリンダーに接
触するドクターブレードを備えた、上部枠体に連結した
下部枠体とからなるトナーカートリッジを廃トナーを排
出し新規のトナーを供給して補修する方法において、ト
ナー収容室の巾方向の側壁にシール挿通孔とトナー供給
孔を穿孔し、シール挿通孔にはシール挿通孔を有する弾
性シール材で閉塞されたシール取り出し口を固定し、次
いで開口を有する薄板と、途中で折り返して一方の折り
返し面で薄板の開口を閉塞したテープからなるトナーシ
ールをトナー供給孔から挿入し、該シールの薄板をトナ
ー通過口に接着してトナー通過口をトナー収容室の内部
から密封すると共にトナーシールのテープの一端をシー
ル挿通孔に設置したシール取り出し口の弾性シール材の
スリットからトナー収容室の外に露出し、次いでトナー
供給孔よりトナーをトナー収容室に供給して充填した後
トナー供給孔を封止材で密封し、次いで廃トナー収容室
の側壁に排出孔を穿孔し、該排出孔より廃トナーを排出
してから排出孔を封止材で密封することを特徴とする、
トナーカートリッジの補修方法。 2. トナー収容室の巾方向の側壁に作業者の手が入る
大きさのトナー供給孔を穿孔する、1項に記載されたト
ナーカートリッジの補修方法。 3. トナーシールが、薄板の一面にトナー通過口に接
着する接着材層を配置しこれにマスキング材を被覆し、
他面にテープを接着して薄板の開口を閉塞したトナーシ
ールである、1項または2項に記載されたトナーカート
リッジの補修方法。 4. トナーシールを形成する、開口を有する薄板の
口の周縁に接着して開口を閉塞したテープの接着が感圧
性粘着材による可剥離性の接着である、1項ないし3項
のいずれか1項に記載されたトナーカートリッジの補修
方法。 5. トナーシールを形成する、開口を有する薄板とト
ナー通過口の接着が感圧性粘着材による可剥離性の接着
である、1項ないし4項のいずれか1項に記載されたト
ナーカートリッジの補修方法。 6, トナー供給孔の密封と、廃トナー排出孔の密封が
可剥離性のシート状封止材による密封である、1項ない
し5項のいずれか1項に記載されたトナーカートリッジ
の補修方法。 7. シール挿通孔に設置したシール取り出し口が底面
にスリットを有し、開口側の周縁に外法に突出した取付
け片を有する箱体と、箱体に送入された弾性体とからな
り、弾性体にはシールを取り出しすスリットが形成され
ている、1項ないし6項のいずれか1項に記載されたト
ナーカートリッジの補修方法。」に関する。本発明は以
上の構成により、上部枠体と下部枠体を分離しない状態
で、トナー通過口の再シール、トナーの供給、および廃
トナーの排出が行え、短時間でトナーカートリッジの補
修が可能となる。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明を理解するためにまず使用
済のトナーカートリッジを説明する。
【0006】図1は使用済トナーカートリッジを背面側
から見た斜視図であって、1はトナーカートリッジを示
す。トナーカートリッジ1は上部枠体2と下部枠体3が
分離自在に結合されて構成されている。4は現像シリン
ダー側の側壁、5はトナー収容室側の側壁である。6は
ビーム入射口である。
【0007】図2は使用済トナーカートリッジの右側面
図である。7は既設のシール取出し口であり、8はトナ
ー充填口を被嵌する密封キャップを示す。9は感光体ド
ラムを回転する歯車、10は現像シリンダーを回転する
歯車、11は感光体ドラムの軸受である。12は溝を示
す。歯車9、10、軸受11および溝12は上部枠体に
設置されている。既設のシール取出し口7は図5に示す
トナー通過口23と現像シリンダー21の間の隙間に開
口している。
【0008】図3は使用済トナーカートリッジの右側面
図である。13はトナー送出フィン回転歯車で14は駆
動力伝達歯車であり、13はトナー送出フィン回転歯車
であり、10は現像シリンダー回転歯車であり、11は
感光体ドラムの軸受、12は溝を示す。歯車13、1
4、10は下部枠体3に設置されている。軸受11、溝
12は上部枠体2に設置されている。
【0009】図4は使用済トナーカートリッジを上部枠
体と下部枠体に分解した状態の上部枠体の断面図であ
る。上部枠体2には感光体ドラム15、帯電器16、廃
トナー収容室17、蓋18が設置されている。19はク
リーニングブレードを示す。蓋18から軸20が突出し
ており、この軸20が溝12に嵌合している。蓋18は
使用の際に軸20を中心に回転可能とされている。27
は下部枠体の取付部に設けたピン挿入孔に挿入するピン
である。
【0010】図5は下部枠体を示し、下部枠体3には現
像シリンダー21,ドクターブレード22、トナー通過
口23、トナー収容室24、トナー送出フィン25、取
付部26が設置されている。28は上部枠体のピン27
を挿入する挿入孔である。
【0011】図6は使用済トナーカートリッジの断面図
である。下部枠体3が上部枠体2に図5に示す取付部2
6のピン挿入孔28と図4の上部枠体2のピン27の係
合により分離可能に結合している。使用に際してはトナ
ー収容室内のトナーはトナー送出フィン25、の回転に
よりトナー通過口23を経由して現像シリンダー21に
供給される。現像シリンダー21のトナーはドクターブ
レード22により層厚が一定にされる。現像シリンダー
21のトナーは帯電器16で帯電された感光体ドラム1
5に供給される。感光体ドラム15は図6のビーム入射
口6からの選択的な露光により潜像が形成されており、
この潜像をトナーで顕像化して、トナー像を記録媒体に
転写して画像記録が行われる。画像記録後感光体ドラム
15に残留しているトナーはクリーニングブレード19
で掻きとられ、廃トナー受け口から廃トナー収容室17
に入る。現像シリンダー21は図2に示した下側の歯車
10と結合している。感光体ドラム15は図2と図3に
示した軸受11、で軸支されており、かつ図2に示す上
側の歯車9と結合している。図2において下側の歯車1
0と上側の歯車9は噛み合っており、この上側の回転は
図示しない歯車を介して図3の歯車13、14、10に
伝わる。歯車13、の回転によりトナー送出フィン2
5、が回転する。
【0012】次に、補修方法の手順を説明する。 (イ)図7に示すように、既設のシール挿入孔44とは
別にトナー収容室24の側壁に新たなシール挿通孔29
を穿設する。このシール挿通孔29はトナー収容室24
に開口する。 (ロ)次に図8に示すように、シール挿通孔29に弾性
シール材30で閉塞されたシール取出し口31を固定す
る。図9に示すように、シール取出し口31は底面にス
リット32を有し、開口側の周縁にこの周縁から外方に
突出した取付け片33を有する箱体と、図10に示され
る二つ割りして箱体45内に挿入された弾性シール材3
0からなり、取付け片33を側壁に貼着して固定してい
る。 (ハ)次に図11に示すように、廃トナー収容室17の
側壁に排出孔34を1または2以上穿設し、トナー収容
室24の側壁にトナー供給孔35を穿設する。トナー供
給孔35はこの孔からトナーシール36を挿入するた
め、手が入る大きさの孔であることが好ましい。 (ニ)次に図12に示すように、トナー供給孔35より
トナーシール36を挿入し、このシール36でトナー通
過口23をトナー収容口24の内部から密封する。図1
3と図14に示すように、トナーシール36はー面にマ
スキング材を被覆した接着層を設けた開口41を有する
薄板37と、薄板の他面に接着層38を介して接着した
テープ40とからなっている。薄板37の他面にテープ
40を貼着しており、薄板37は開口41を有する。テ
ープ40は薄板端部で折り返している。トナー通過口2
3をシールする際には、マスキング材39を剥がして、
次いで薄板37をトナー通過口23に貼着してから、テ
ープ40の折り返し端をシール挿通孔に設けたシール取
出し口31の二つ割りした弾性シール材30とスリット
32に通し、シール取出し口31からトナー収容室24
外に露出する。 (ホ)次にトナー供給孔35よりトナーをトナー収容室
24に充填する。 (ヘ)次に図12に示すように、トナー供給孔35を封
孔材42で密封する。封孔材は、シート材を用いて接着
により取り付ける。 (ト)次に廃トナー排出孔34より廃トナーを排出す
る。 (チ)次に図12に示すように排出孔34を封止材43
で密封する。封止材43はシート材を用いて接着剤によ
り取り付ける。 排出孔34とトナー供給孔35の穿設、トナー供給と廃
トナー排出とはいずれが先でもよい。
【0013】
【実施例】実施例1 図1〜図5に示すトナーカートリッジであって、廃トナ
ー収納室の廃トナーが340g入っているトナーカート
リッジを、次のように補修した。まず、上部枠体と下部
枠体を分離せずに、トナー収容室の側壁にシール挿通孔
とトナー供給孔を穿孔し、シール挿通孔には弾性シール
材で閉塞されたシール取出し口を固定した。次に、図1
1と図12に示したトナーシールをトナー供給孔より挿
入し、マスキング材を除いて該シールの薄板をトナー通
過口に貼着して該通過口をトナー収容室の内部から密封
し、トナーシールのテープの一端を弾性シール材に通し
てシール取出し口からトナー収容室外に露出した。次
に、トナー供給孔よりトナーをトナー収容室に充填し、
トナー供給孔を封孔材で密封した。一方、廃トナー収容
室の側壁に排出孔を穿孔し、排出孔より廃トナーを排出
してから排出孔を封止材で密封した。補修時間は排出孔
とシール挿通孔とトナー供給孔の穿設に10分、シール
取出し口の固定に1分、トナーシールの取付けに1分、
トナーの供給に1分、トナー供給孔の密封に1分、廃ト
ナーの排出に2分、廃トナー排出孔の密封に1分、合計
17分であった。
【0014】実施例2 実施例1で補修したトナーカートリッジを使用した後、
この使用済のトナーカートリッジを再補修した。補修時
間はトナーシールの取付けに1分、トナー供給孔密封シ
ールの取り外しに0.5分、廃トナー排出孔密封シール
の取り外しに0.5分、トナーの供給に1分、トナー供
給孔の密封に1分、実施例1と応用に廃トナー収容室に
50g入っている廃トナーの排出に2分、廃トナー排出
孔の密封に1分、合計7分であった。
【0015】比較例1 まず、トナーカートリッジを構成している上部枠体と下
部枠体を分離後、下部枠体についている現像シリンダー
を取り外し、トナー収容室のトナー通過口を露出させ、
トナー通過口を前記実施例と同様にトナーシールで密封
した。次にトナー充填口のキャップを外し、トナーをト
ナー収容室に充填してトナー充填口をキャップで密封し
た。次に廃トナー受け口から廃トナー室の残トナーを廃
棄した。次に下部枠体に現像シリンダーを取り付け、最
後に上部枠体と下部枠体を係止した。補修時間は上部枠
体と下部枠体の分離に2分、現像シリンダーの取り外し
に1分、トナーシールの取り付けに1分、トナーの供給
に3分、トナー充填口の密封に0.5分、廃トナーの排
出に8分、現像シリンダーの取付けに1分、上部枠体と
下部枠体の係止に2分、合計18.5分であった。以上
から明らかなように、本発明の補修方法は比較例の補修
方法に比べて、補修時間にはっきりした差が現れてい
る。このような結果から本発明の補修が極めて優れてい
ることがわかる。
【0016】
【発明の効果】本発明は、産業廃棄物を減少し資源の有
効利用を図ることができるので、環境保護の貢献をする
ことができ、トナーカートリッジが短時間で補修できる
等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】使用済のトナーカートリッジを背面側から見た
斜視図である。
【図2】使用済トナーカートリッジの右側面図である。
【図3】使用済トナーカートリッジの左側面図である。
【図4】使用済トナーカートリッジの上部枠体と下部枠
体を分離した状態の上部枠体の断面図である。
【図5】使用済トナーカートリッジの下部枠体の断面図
である。
【図6】使用済トナーカートリッジの断面図である。
【図7】シール挿通孔を穿設したトナーカートリッジの
右側面図である。
【図8】シール取出し口を固定したトナーカートリッジ
の右側面図である。
【図9】シール取出し口の分解斜視図である。
【図10】弾性シール材の説明図である。
【図11】廃トナー収容室の側壁に排出孔を穿設し、ト
ナー収容室の側壁にトナー供給孔を穿設し、トナー通過
口にトナーシールを貼着したトナーカートリッジの断面
図である。
【図12】排出孔を封止材で密封し、トナー供給孔を封
孔材で密封したトナーカートリッジの断面図である。
【図13】トナーシールの斜視図である。
【図14】トナーシールの拡大断面図である。
【符号の説明】
1 トナーカートリッジ 2 上部枠体 3 下部枠体 4 現像シリンダー側側壁 5 トナー収容室側側壁 6 ビーム入射口 7 既設のシール取出し口 8 密封キャップ 9 感光体ドラムを回転する歯車 10 現像シリンダーを回転する歯車 11 感光体ドラムの軸受 12 溝 13 トナー送出フィン回転歯車 14 駆動力伝達歯車 15 感光体ドラム 16 帯電器 17 廃トナー収容器 18 蓋 19 クリーニングブレード 20 軸 21 現像シリンダー 22 ドクターブレード 23 トナー通過口 24 トナー収容室 25 トナー送出フィン 26 取付部 27 ピン 28 ピン挿入孔 29 シール挿通孔 30 弾性シール材 31 シール取出し口 32 スリット 33 取付け片 34 排出孔 35 トナー供給孔 36 トナーシール 37 薄板 38 接着層 39 マスキング材 40 テープ 41 開口 42 トナー供給孔の封止材 43 廃トナー排出孔の封止材 44 従来の既設シール挿入孔 45 箱体

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A.感光ドラムと、該ドラムを帯電させ
    る帯電器と、廃トナー収容室を備え、廃トナー収容室の
    廃トナー受口に感光ドラムに接触するクリーニングブレ
    ードを設置した上部枠体と、B.a.側壁にトナー通過
    口と、トナー充填口を配設し、トナー充填口には密封キ
    ャップを被嵌し、室内にトナー送出フィンを設置したト
    ナー収容室と、b.トナー通過口に設置し、感光ドラム
    にトナーを供給する現像シリンダーと、c.該シリンダ
    ーに接触するドクターブレードを備えた、上部枠体に連
    結した下部枠体とからなるトナーカートリッジを廃トナ
    ーを排出し新規のトナーを供給して補修する方法におい
    て、 トナー収容室の巾方向の側壁にシール挿通孔とトナー供
    給孔を穿孔し、シール挿通孔にはシール挿通孔を有する
    弾性シール材で閉塞されたシール取り出し口を固定し、
    次いで開口を有する薄板と、途中で折り返して一方の折
    り返し面で薄板の開口を閉塞したテープからなるトナー
    シールをトナー供給孔から挿入し、該シールの薄板をト
    ナー通過口に接着してトナー通過口をトナー収容室の内
    部から密封すると共にトナーシールのテープの一端をシ
    ール挿通孔に設置したシール取り出し口の弾性シール材
    のスリットからトナー収容室の外に露出し、次いでトナ
    ー供給孔よりトナーをトナー収容室に供給して充填した
    後トナー供給孔を封止材で密封し、次いで廃トナー収容
    室の側壁に排出孔を穿孔し、該排出孔より廃トナーを排
    出してから排出孔を封止材で密封することを特徴とす
    る、トナーカートリッジの補修方法。
  2. 【請求項2】 トナー収容室の巾方向の側壁に作業者の
    手が入る大きさのトナー供給孔を穿孔する、請求項1に
    記載されたトナーカートリッジの補修方法。
  3. 【請求項3】 トナーシールが、薄板の一面にトナー通
    過口に接着する接着材層を配置しこれにマスキング材を
    被覆し、他面にテープを接着して薄板の開口を閉塞した
    トナーシールである、請求項1または2に記載されたト
    ナーカートリッジの補修方法。
  4. 【請求項4】 トナーシールを形成する、開口を有する
    薄板の開口の周縁に接着して開口を閉塞したテープの接
    着が感圧性粘着材による可剥離性の接着である、請求項
    1ないし3のいずれか1項に記載されたトナーカートリ
    ッジの補修方法。
  5. 【請求項5】 トナーシールを形成する、開口を有する
    薄板とトナー通過口の接着が感圧性粘着材による可剥離
    性の接着である、請求項1ないし4のいずれか1項に記
    載されたトナーカートリッジの補修方法。
  6. 【請求項6】 トナー供給孔の密封と、廃トナー排出孔
    の密封が可剥離性のシート状封止材による密封である、
    請求項1ないし5のいずれか1項に記載されたトナーカ
    ートリッジの補修方法。
  7. 【請求項7】 シール挿通孔に設置したシール取り出し
    口が底面にスリットを有し、開口側の周縁に外法に突出
    した取付け片を有する箱体と、箱体に送入された弾性体
    とからなり、弾性体にはシールを取り出しすスリットが
    形成されている、請求項1ないし6のいずれか1項に記
    載されたトナーカートリッジの補修方法。
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