JPH0315728Y2 - - Google Patents

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JPH0315728Y2
JPH0315728Y2 JP1981128581U JP12858181U JPH0315728Y2 JP H0315728 Y2 JPH0315728 Y2 JP H0315728Y2 JP 1981128581 U JP1981128581 U JP 1981128581U JP 12858181 U JP12858181 U JP 12858181U JP H0315728 Y2 JPH0315728 Y2 JP H0315728Y2
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JP
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cam plate
push button
protrusion
back door
unlocked position
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JP1981128581U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ハツチバツク及びバンタイプの自動
車等のバツクドアのロツク装置の施錠、解錠を行
なうバツクドアシリンダ錠の改良に関するもので
ある。
従来より、小スペースでレイアウトするため、
カムプレートとプツシユボタンを軸方向にラツプ
させキーを施錠位置から解錠位置に回動操作する
と、プツシユボタンが押込み可能となり、プツシ
ユボタンを押込むことにより、プツシユボタンの
後端でシリンダアウタの後端に枢支されたカムプ
レートを回動させ、カムプレートに結合されたロ
ツドもしくはレバーを介してロツク装置をアンロ
ツクするようにしたバツクドアシリンダ錠はよく
知られている(例えば、実開昭51−9422号公報参
照)。
ところで、バツクドアロツクとバツクドアシリ
ンダ錠の組付けにおいては、バツクドアロツクと
バツクドアシリンダ錠を夫々車体に取付けた後、
バツクドアロツクの作動ロツドの先端を、バツク
ドアシリンダ錠のシリンダアウタに枢支したカム
プレートに高さ調整したうえで連結するようにし
ており、この組付けに際しては、施錠位置でプツ
シユボタンの後端とカムプレートとの間に2mm程
度の間〓が存在するように、作動ロツドのカムプ
レートに対する組付け高さを調整し、この間〓に
よつてバツクドアシリンダのガタを吸収し、或い
はバツクドアパネルに大きな押圧力が働いて変形
した際の誤動作を回避する対策が採られている。
しかしながら、上記の如き2mmの間〓の設定
は、作業者の感覚に頼らざるを得ないため、バラ
ツキが大きくなり、間隙が大きすぎれば、解錠位
置でプツシユボタンを押込んでも解錠されず、小
さい場合には上記の不具合が生じるといつた問題
があり、間〓の調整に手間取つているのが現状で
ある。
本考案は、かかる問題を解決すべくなされたも
のであつて、上記の如く、プツシユボタンの軸線
上にカムプレートをラツプさせたものにおいて、
施錠時におけるプツシユボタンとカムプレートと
の間の間〓をバラツキなしに設定することがで
き、したがつて施錠位置における誤動作を確実に
防止することができるバツクドアシリンダ錠を提
供することを目的としている。
このため、本考案は、キーの回動操作に応じて
施錠位置と解錠位置との2位置間を回動し、施錠
位置から回動した解錠位置にあるときバツクドア
に固定されたシリンダアウタに対して押し込みが
可能となり、解錠位置から回動した施錠位置にあ
るとき前記シリンダアウタに対して押し込みが不
能となるプツシユボタンと、シリンダアウタの後
端に枢支されプツシユボタンの押し込みにより回
動するカムプレートとを備え、カムプレートの回
動により、カムプレートの位置に高さ調整されて
結合された連結部材を介してロツク装置をアンロ
ツクするように車体パネルに取り付けられるバツ
クドアシリンダ錠において、 前記カムプレートをプツシユボタンの軸線上に
ラツプさせて設け、前記キーの回動操作によりプ
ツシユボタンの本体部と一体的に回動して前記カ
ムプレートと当接する位置と離間する位置とに移
動する突起部をプツシユボタンの本体部の軸方向
後向きに一体的に設け、該プツシユボタンが押し
込み可能な前記解錠位置にあるときに上記突起部
がカムプレートと接触し、プツシユボタンの押し
込みが不能な前記施錠位置にあるときに、上記突
起部がカムプレートから離間して前記プツシユボ
タンの本体部後端とカムプレートとの間に所定の
間〓が生じるように、突起部の回動位相が設定さ
れており、突起部がカムプレートに接触する解錠
位置で、上記連結部材がカムプレートに結合され
るようにしたことを特徴とするバツクドアシリン
ダ錠を提供するものである。
即ち、本考案によれば、プツシユボタンの解錠
位置でカムプレートとプツシユボタンの突起部と
を当接させた状態で連結部材を結合することによ
り、連結部材の高さ調整が行えると同時に、カム
プレートと施錠位置にあるプツシユボタンの後端
面との間に間〓を設定することができ、バツクド
アシリンダ錠の組付け性が格段に向上し、また、
その間〓は、プツシユボタンの突起部の高さで一
義的に決まるため、バツクドアシリンダ錠の誤動
作を防止するのに最適な間〓をバラツキなしに確
保することができる。
以下、より具体的に、図示の実施例に基づいて
本考案を説明する。
第1図〜第3図において、1は車体パネル2に
パツキン3を介して取付けたバツクドアシリンダ
錠で、このバツクドアシリンダ錠1はキー(具体
的に図示せず)を押込んで施錠位置から解錠位置
まで回動操作したときに、車体パネル2に固定さ
れたシリンダアウタ4に対して押込み可能となる
プツシユボタン5を備え、シリンダアウタ4の後
端に一体形成した、後方に伸びた支持アーム6に
は、ピン軸7によつて、バツクドアシリンダ錠1
の軸心を含む垂直面内において回動可能にカムプ
レート8を枢着している。
上記カムプレート8は、ピン軸7を中心として
中心角が約90゜の扇形状に形成されており、カム
プレート8のプツシユボタン5側の側縁8aに対
しては、図示の解錠位置でこれに当接する突起部
9をプツシユボタン5の後端面5aに一体形成
し、プツシユボタン5を押込んだときに、突起部
9でカムプレート8を回動させ、カムプレート8
の他方の側縁部に、カムプレート8に固定したジ
ヨイント10に連結した連結部材としての作動ロ
ツド11を押下げる(第4図、第5図参照)。
この作動ロツド11は、図示しないが公知の構
造を有するバツクドアロツク装置を作動させるロ
ツドであつて、作動ロツド11が押下げられたと
きには、バツクドアロツク装置をアンロツク作動
させるようになつている。
上記突起部9は、解錠時を示す第3図と施錠時
を示す第8図の対比から明らかなように、プツシ
ユボタン5が施錠位置にあるときには、突起部9
がカムプレート8とは当接せず、解錠位置にある
ときはじめて当接しうる位相に設定している。
上記の如く、突起部9を設けたバツクドアシリ
ンダ錠1と、上記バツクドアロツク装置側の作動
ロツド11との組付けに際しては、第1図および
第2図に示すように、車体パネル2に固定したバ
ツクドアシリンダ錠1のプツシユボタン5を解錠
位置に操作しておき、この状態でカムプレート8
の一方の側縁8aが上記突起部9に当接するよう
に、作動ロツド11をジヨイント10によつてカ
ムプレート8に連結すればよい。この連結に際し
ては、図示の如く、作動ロツド11の上端部に
は、ネジ11aが切つてあり、このネジ11aに
螺合するネジ穴10aを有するジヨイント10を
必要な高さとなるように回したうえで、カムプレ
ート8にジヨイント10の挿込み軸部10bを挿
込むようにすればよい。
上記の突起部9の突出量は、上記の組付けに際
して、カムプレート8の側縁8aとプツシユボタ
ン5の後端面5aに形成したカム面8cの直線部
との間に必要な間〓C例えば2mmが確保されるよ
うに、側縁8aのカム面8cの傾斜部との間で設
定する。
上記のように、突起部9を設定し、かつ上記の
如く組付けを行なえば、第6図〜第8図に施錠状
態を示すように、突起部9はカムプレート8とは
当接しない位置にあり、カムプレート8とプツシ
ユボタン5の後端面5aとの間には必要にして十
分な間〓Cが確保され、例え車体パネル2が大き
な押圧力で内向きに変形されたとしても、カムプ
レート8が作動されることはなく、バツクドアロ
ツク装置が不用意にアンロツクされることはな
い。
そして、前述した如く、キー操作でプツシユボ
タン5を第1図〜第3図に示す解錠位置まで回動
すると、突起部9はカムプレート8のカム面8c
の傾斜部に当接し、この状態でプツシユボタン5
を、第4図および第5図に示すように押込むと、
突起部9がカムプレート8のカム面8cを押して
回動させ、作動ロツド11を押下げてバツクドア
をアンロツクすることができる。
以上の説明から明らかなように、本考案は、プ
ツシユボタンの後端面に軸方向後方に突出する突
起部を所定の位相範囲に設け、プツシユボタンを
解錠位置に保持した状態でカムプレートを上記突
起部に当接させ、該カムプレートに連結部材を結
合することによつて、連結部材の高さ方向の調整
及び施錠位置にあるプツシユボタンの後端面とカ
ムプレートとの間の間〓の設定を同時に行なうこ
とができ、バツクドアシリンダ錠の組付性を著し
く向上することができるうえ、上記間〓をバラツ
キなしに確実に設定することができ、ドアロツク
装置の不用意なアンロツクを確実に回避すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図は本考案に係るバツク
ドアシリンダ錠の組付時もしくは解錠時を示す、
夫々平面図、側面図、背面図、第4図、第5図は
同じくプツシユボタンの押込み時を示す夫々平面
図、側面図、第6図、第7図、第8図は同じく施
錠時を示す平面図、側面図、背面図である。 1……バツクドアシリンダ錠、2……車体パネ
ル、4……シリンダアウタ、5……プツシユボタ
ン、5a……その後端面、7……ピン軸、8……
カムプレート、8c……カム面、9……突起部、
10……ジヨイント、11……作動ロツド。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 キーの回動操作に応じて施錠位置と解錠位置と
    の2位置間を回動し、施錠位置から回動した解錠
    位置にあるときバツクドアに固定されたシリンダ
    アウタに対して押し込みが可能となり、解錠位置
    から回動した施錠位置にあるとき前記シリンダア
    ウタに対して押し込みが不能となるプツシユボタ
    ンと、シリンダアウタの後端に枢支されプツシユ
    ボタンの押し込みにより回動するカムプレートと
    を備え、カムプレートの回動により、カムプレー
    トの位置に高さ調整されて結合された連結部材を
    介してロツク装置をアンロツクするように車体パ
    ネルに取り付けられるバツクドアシリンダ錠にお
    いて、 前記カムプレートをプツシユボタンの軸線上に
    ラツプさせて設け、前記キーの回動操作によりプ
    ツシユボタンの本体部と一体的に回動して前記カ
    ムプレートと当接する位置と離間する位置とに移
    動する突起部をプツシユボタンの本体部の軸方向
    後向きに一体的に設け、該プツシユボタンが押し
    込み可能な前記解錠位置にあるときに上記突起部
    がカムプレートと接触し、プツシユボタンの押し
    込みが不能な前記施錠位置にあるときに、上記突
    起部がカムプレートから離間して前記プツシユボ
    タンの本体部後端とカムプレートとの間に所定の
    間〓が生じるように、突起部の回動位相が設定さ
    れており、突起部がカムプレートに接触する解錠
    位置で、上記連結部材がカムプレートに結合され
    るようにしたことを特徴とするバツクドアシリン
    ダ錠。
JP1981128581U 1981-08-29 1981-08-29 バツクドアシリンダ錠 Granted JPS5833673U (ja)

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JPS5833673U JPS5833673U (ja) 1983-03-04
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JP5450125B2 (ja) * 2010-01-27 2014-03-26 株式会社東海理化電機製作所 施錠・解錠装置

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