JPH03155261A - テレビ電話機用着信アダプタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はテレビ電話機用着信アダプタ、特に外部電話機
からテレビ電話機を操作することのできるテレビ電話機
に関する。

［従来の技術］ 従来から、画像を伝送するテレビ電話機が周知であり、
このテレビ電話機においては屋内の各場所の監視などに
も利用されている。すなわち、テレビ電話機に取り付け
られているビデオカメラを監視したい場所を映し出せる
位置に配置しておき、外部電話機により指令を出してビ
デオカメラで撮像された所定場所の画像を外部電話機に
電話回線を介して伝送する。そして、伝送された画像は
外部電話機の画像表示器に映し出されるので、これによ
り屋内で設定された場所の状態を監視することができる
。

［発明が解決しようとする課題］ ところで、従来のテレビ電話機においては、上述のよう
に外部電話機の操作に基づいて画像を自動的に送れるよ
うにするために、テレビ電話機本体を改造することか行
われている。しかし、屋内の監視などのための画像を自
動的に送出する機能を全てのテレビ電話機に付加するこ
とは、テレビ電話機の製作をコストを上昇させることに
なり、また必要のない使用者にとっては無駄となるとい
う問題があった。

発明の目的 本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その
目的は、電話機本体を改造することなく、外部電話機か
ら画像を自動的に送出することか可能となるテレビ電話
機用着信アダプタを提供することにある。

［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するために、本発明に係るテレビ電話機
用着信アダプタは、電話回線に接続され着信を検出する
着信検出回路と、各種制御のためのトーン信号を検出す
るトーンデコーダと、このトーンデコーダにて検出され
た指令信号を電話機本体の受光部に供給するための発光
部と、を有し、電話機本体と別体として設けられたこと
を特徴とする。

［作用］ 上記構成によれば、外部電話機から着信信号が送出され
ると、着信検出回路にて着信が検出され、これにより着
信アダプタが動作状態になる。そして、トーンデコーダ
にて外部電話機から送出されたトーン信号が検出され、
例えば画像伝送の指令信号であれば、この画像伝送指令
信号を発光部から電話機本体の受光部に向けて送信する
ことになる。

従って、テレビ電話機は着信アダプタからのリモコン操
作により画像伝送のめたの処理を行うことになり、ビデ
オカメラで撮像された画像は電話回線を介して外部のテ
レビ電話機に映し出されることになる。

［実施例］ 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。

第１図には、実施例に係るテレビ電話機（図ａ）及びテ
レビ電話機用着信アダプタ（図ｂ）の構成が示されてお
り、図（ａ）において、電話回線側のＡ端子には、画像
信号を音声帯域の信号に変調すると共に、音声帯域の信
号を画像信号に復調するモデム（１０）が設けられ、こ
のモデム（１０）にはＣＰＵ　［中央処理部］　　（１
２）が接続されている。

このＣＰＵ（１２）には、各種の操作のオン・オフの制
御を行う操作ボタンであるスイッチキー（１４）が接続
されており、ＣＰＵ　（１２）はスイッチキー（１４）
からの操作信号の検出・処理を行うと共に、各構成部の
制御、通信プロトコルの制御などを行っている。

このＣＰＵ（１２）には、ダイナミックＲＡＭなどの画
像メモリ（１６）、表示制御部（１８）が接続され、こ
の表示制御部（１８）には小型ブラウン管や液晶デイス
プレィなどの画像表示器（２０）及びビデオカメラ（２
２）が接続されている。上記画像メモリ（１６）は、ビ
デオカメラ（２２）が撮像した画像情報や電話回線から
伝送された画像情報を記憶しており、画像制御部（１８
）は上記画像メモリ（１６）の書込み／読出し制御を行
い、画像メモリ（１６）に記憶されている画像は画像表
示器（２０）に表示されることになる。

そして、上記ＣＰＵ　（１２）には受光部（２４）が接
続されており、この受光部（２４）はリモコン制御の場
合にリモコン操作部の発光部からの指令信号を受信する
。

図（ｂ）において、電話回線が接続される端子Ｃには、
外部電話機から送出された着信信号を検出する着信検出
回路（２６）、トーン信号を解読するトーンデコーダ（
２８）が接続され、これらの回路はＣＰＵ　（３０）に
よって制御される。上記トーンデコーダ（２８）は外部
電話機から送出されるトーン信号を解読し、例えば画像
を送信する指令信号を検出することができる。

また、電源端子りにはスイッチ（３２）が接続され、更
に発光部（３４）を含んで着信アダプタ（３６）が形成
されており、ＣＰＵ　（３０）の制御によりスイッチ（
３２）がオンすることにより、発光部（３４）などに電
力を供給することができる。

上記発光部（３４）には、通常のリモコン操作部に設け
られる赤外線を利用した発光素子を用いており、これに
より上記テレビ電話機の受光部（２４）へ指令信号を供
給することができる。

このような着信アダプタ（３６）は、接続端子Ｂを上記
テレビ電話機の端子Ａに接続され、図（ａ）のテレビ電
話機とは別体となっており、テレビ電話機を着信アダプ
タ（３６）から離して監視したい場所の近くに置き、ビ
デオカメラ（２２）を適当な位置に向けて配置すること
ができ、この場合、着信アダプタ（３６）の発光部（３
４）はテレビ電話機の方を向くように配置する。

実施例は以上の構成からなり、以下にその作用を説明す
る。

遠隔の場所から、例えば監視場所の画像を伝送させる場
合には、まず外部電話機から着信信号を送出し、図（ｂ
）の着信検出回路（２６）にて着信を行う。次に、外部
電話機から画像伝送するための所定のキー操作を行うと
、トーンデコーダ（２８）によりその指令信号が解読さ
れることになり、この指令信号はＣＰＵ　（３０）を介
して発光部（３４）から光信号として出力される。

そうすると、テレビ電話機の受光部（２４）は上記発光
部（３４）から出力された指令信号を受け、ＣＰＵ（１
２）を介して表示制御部（１８）を動作させる。従って
、表示制御部（１８）により、ビデオカメラ（２２）で
撮像されて画像表示器（２０）に記憶されている画像情
報が読出され、監視場所の画像はモデム（１０）を介し
て電話回線に出力される。

このようにして、外部電話機の画像表示器には屋内の監
視場所の画像が画像表示されることになり、屋内の任意
場所の状態を外部から把握することができる。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば、着信検出回路、
トーンデコーダ、発光部を有する着信アダプタを、電話
機本体と別体に設け、外部電話機からリモコン操作でき
るようにしたので、テレビ電話機本体を改造することな
く、着信アダプタを取り付けるだけで、外部電話機から
画像を自動的に送出させる機能を簡単に付加することが
可能となる。

また、テレビ電話機の改造が不要となるので、テレビ電
話機の製作コストの上昇を抑えることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例に係るテレビ電話機用着信アダ
プタ（図ａ）及びテレビ電話機（図ｂ）の構成を示す回
路ブロック図である。 図において、（１０）はモデム、（１２）。 （３０）はＣＰＵ、（１６）は画像メモリ、（１８）は
表示制御部、（２０）は画像表示器、（２４）は受光部
、（２６）は着信検出回路、（２８）はトーンデコーダ
、（３４）は発光部である。 なお、各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　電話回線に接続され着信を検出する着信検出回路と、
   各種制御のためのトーン信号を検出するトーンデコーダ
   と、このトーンデコーダにて検出された指令信号を電話
   機本体の受光部に供給するための発光部と、を有し、電
   話機本体と別体として設けられたテレビ電話機用着信ア
   ダプタ。