JPH0870448A - パンチルトテレビドアホン装置 - Google Patents

パンチルトテレビドアホン装置

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JPH0870448A
JPH0870448A JP6203141A JP20314194A JPH0870448A JP H0870448 A JPH0870448 A JP H0870448A JP 6203141 A JP6203141 A JP 6203141A JP 20314194 A JP20314194 A JP 20314194A JP H0870448 A JPH0870448 A JP H0870448A
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JP
Japan
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pan
tilt
camera
unit
controlling
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JP6203141A
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Hiroaki Mukai
博明 向井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 親機と子機の両方にCPUを備えることによ
り、カメラ撮像方向制御動作にかかる親機CPUの負担
を軽減すると同時に使用者が制御しやすくする。 【構成】 テレビカメラ3とパンチルト機構7を備えた
子機1と、前記テレビカメラの撮像方向を自由にパンチ
ルト制御できるパンチルトテレビドアホン親機2からな
るパンチルトテレビドアホン装置において、テレビカメ
ラの撮像方向を制御するカメラ方向制御を、親機2と子
機1の両方のCPU20,10に分担させて行うことを
特徴とするパンチルトテレビドアホン装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パンチルト機構を有す
るテレビドアホン装置に関し、特に親機と子機の両方に
CPUを備えたパンチルトテレビドアホン装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のパンチルト機構を備えたテレビド
アホン装置(以後、パンチルトテレビドアホン装置と称
す。)について説明する。従来のパンチルトテレビドア
ホン装置は特開平5−91516や特開平5−2845
02に示されるように、一般家庭の玄関や門等に設置さ
れる子機と、屋内等に設置された親機とからなり、子機
が撮像した映像信号を親機に送り、親機に内蔵されたモ
ニターにより家人が来訪者を確認したり、玄関や門の周
辺を監視することができた。また、子機にはパン操作及
びチルト操作を行うための円柱型プリズム及びプリズム
回転機構からなるパンチルト機構若しくは傾動台等から
なるパンチルト機構が備えられており、カメラ被写体で
ある来訪者の立つ位置や身長によって顔が確認しづらい
場合には、親機から子機に対してカメラの撮像方向を制
御する撮像方向制御信号を送信して子機のパンチルト機
構を動作させ、カメラの撮像方向を変化させることが可
能であった。また、同装置での通信が終わると、パンチ
ルトテレビドアホン子機のテレビカメラの方向が初期値
(中心)に戻るパンチルトカメラ姿勢復帰回路を備えて
いるものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記によって示される
従来のパンチルトテレビドアホン装置では、ユーザーが
カメラ方向キーを押している間、装置唯一のCPUであ
る親機のCPUが連続して撮像方向制御信号を出さなく
てはならないため、その処理に追われ、特にドアホン装
置にホームセキュリティを兼ねたものなど、複数の命令
を実行させるにはCPUの負担がかなり大きかった。
【0004】また、制御信号は親機からの一方向であ
り、且つカメラの座標をCPUにて把握していないた
め、誤ってカメラの動作範囲を越えてカメラ方向制御ボ
タンを押し続けた場合、モーターは動作し続けたままで
ありパンチルト機構に負担がかかった。
【0005】また、ユーザーがカメラ方向キーによって
カメラ方向を制御しているとき、カメラが動作範囲限界
近くにきていること、またはカメラが動作範囲限界にき
ていることが、分かりづらいため誤ってカメラの動作範
囲を越えてカメラ方向制御ボタンを押し続けた場合、モ
ーターは動作し続けたままとなりパンチルト機構に負担
がかかった。
【0006】また、このようなパンチルトテレビドアホ
ン装置は、来訪者の立つ位置や身長によって来訪者の顔
が確認しにくいとき、カメラが希望の位置に動くまでカ
メラ方向制御ボタンを押し続けなければならず、特に斜
め方向に動かす時などは上下左右の各ボタンを連続ある
いは同時に押し続けなければならなかった。
【0007】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、テレビカメラの撮像方向を制御するカメラ
方向制御を親機と子機の両方のCPUに分担させて行う
パンチルトテレビドアホン装置を提供することを目的と
している。
【0008】また、親機側に、カメラ撮像方向入力部よ
り入力されたカメラ方向信号をカメラ撮像領域の中心か
らの変位分の座標データとして子機側に送信するカメラ
方向信号送信手段を備えることにより、親機から子機へ
の命令を減少させたパンチルトテレビドアホン装置を提
供することを目的としている。
【0009】また、親機においてユーザーが行ったカメ
ラ撮像方向操作が、カメラ撮像方向の動作の限界に達し
たとき、自動的にカメラ撮像方向の制御を停止する自動
停止手段を備えることにより、パンチルト機構に負担の
かけないパンチルトテレビドアホン装置を提供すること
を目的としている。
【0010】また、親機においてユーザーが行ったカメ
ラ撮像方向操作が、カメラ撮像方向の動作の限界に達し
たとき、ユーザーに動作範囲の限界を知らせる限界表示
手段を備えることにより、パンチルト機構に負担のかけ
ないパンチルトテレビドアホン装置を提供することを目
的としている。
【0011】また、上記パンチルトテレビドアホン装置
のカメラ方向を指示する入力部として、タッチパネルを
親機のモニタ部上に設けることにより入力キーを削減し
た小型化可能なパンチルトテレビドアホン装置を提供す
ることを目的としている。
【0012】また、ユーザーがカメラ撮像方向を制御す
るとき、上記タッチパネルの任意の場所を一度押すだけ
で、その押された場所が画面の中央になるようにパンチ
ルト機構を制御する制御手段を備えることにより、短時
間で入力可能なパンチルトテレビドアホン装置を提供す
ることを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、テレビカメラとパンチルト機構を備えた子機と、テ
レビカメラ撮像方向を自由にパンチルト制御できるパン
チルトテレビドアホン親機からなるパンチルトテレビド
アホン装置において、テレビカメラの撮像方向を制御す
るカメラ方向制御を、親機と子機の両方のCPUに分担
させて行うことを特徴とするものである。
【0014】また、テレビカメラとパンチルト機構を備
えた子機と、テレビカメラ撮像方向を自由にパンチルト
制御できるパンチルトテレビドアホン親機からなるパン
チルトテレビドアホン装置において、親機側に、カメラ
撮像方向入力部より入力されたカメラ方向信号をカメラ
撮像領域の中心からの変位分の座標データとして子機側
に送信するカメラ方向信号送信手段を備えたことを特徴
とするものである。
【0015】また、テレビカメラとパンチルト機構を備
えた子機と、テレビカメラ撮像方向を自由にパンチルト
制御できるパンチルトテレビドアホン親機からなるパン
チルトテレビドアホン装置であって、親機においてユー
ザーが行ったカメラ撮像方向操作が、カメラ撮像方向の
動作範囲の限界に達するとき、自動的にカメラ撮像方向
の制御を停止する自動停止手段を備えたことを特徴とす
るものである。
【0016】また、テレビカメラとパンチルト機構を備
えた子機と、テレビカメラ撮像方向を自由にパンチルト
制御できるパンチルトテレビドアホン親機からなるパン
チルトテレビドアホン装置であって、親機においてユー
ザーが行ったカメラ撮像方向操作が、カメラ撮像方向の
動作範囲の限界に達するとき、ユーザーに動作範囲の限
界を知らせる限界表示手段を備えたことを特徴とするも
のである。
【0017】また、テレビカメラとパンチルト機構を備
えた子機と、テレビカメラ撮像方向を自由にパンチルト
制御できるパンチルトテレビドアホン親機からなるパン
チルトテレビドアホン装置において、ユーザーが、カメ
ラ撮像方向を制御するとき、親機のモニタ部上のタッチ
パネルの任意の場所を一度押すだけで、その押された場
所が画面の中央になるようにパンチルト機構を制御する
制御手段を設けたことを特徴とするものである。
【0018】
【作用】上記のように構成されたパンチルトテレビドア
ホン装置は、親機側と子機側の二つにCPUを備えるこ
とで、親機側のCPUがパンチルトに対する負担が減る
ため、ホームセキュリティなど他の制御処理を実行させ
ることが可能になる。
【0019】また、カメラ方向信号送信手段を備えるこ
とにより、親機側はカメラ撮像方向入力部より入力され
たカメラ撮像領域の中心からの変位分の座標データを子
機側に送信するだけになる。
【0020】また、自動停止手段により、カメラの動作
範囲の限界に達する前にパンチルト機構を停止して、パ
ンチルト機構にモーターによる過度の力がかかることを
防止する。
【0021】また、限界表示手段により、カメラが動作
範囲の限界に達する前にユーザーに動作の限界であるこ
とを表示して、不必要なカメラ制御入力動作を防止す
る。
【0022】また、親機モニタ部にタッチパネル入力部
を備えているので、任意の場所をタッチするだけで、そ
の方向にカメラの向きを制御することが可能になる。
【0023】
【実施例】以下、本発明のパンチルトテレビドアホン装
置の一実施例を図1〜図8とともに詳細に説明する。図
1は、本発明のパンチルトテレビドアホン装置の概略外
観図である。子機1は一般家庭等の玄関,門等に設置さ
れ、親機2からの制御信号を受けることにより、カメラ
の撮像方向を調節することができ、撮像した映像信号を
親機に出力する。親機2は一般家庭等の屋内に設置さ
れ、子機1から送られる映像信号をCRTや液晶ディス
プレイ等にモニタ表示をする。使用者はモニタ表面に備
えられたタッチパネル入力部を操作することによって、
子機1のカメラ撮像方向をパンチルト制御することがで
きる。
【0024】次に上記パンチルトテレビドアホン装置の
回路について、本発明の概略ブロック図である図2と共
に説明する。子機1には、来訪者を撮影するカメラ部
3、来訪者の音声を収録するマイク部4、親機からの音
声を出力するスピーカー部5、来訪者が呼び出しをする
ための呼び出しスイッチ6があり、カメラ部3にはカメ
ラ方向を機構制御するパンチルト機構7が接続されてい
る。パンチルト機構7には、円柱型プリズム及びプリズ
ム回転機構を用いたものや、傾斜台を用いたものがある
が、本実施例では、どのタイプの機構にでも使用できる
ものである。
【0025】また、子機1には、映像処理回路部8があ
り、カメラ部3からの撮像信号を処理し、複合分離回路
9に映像信号を送る。複合分離回路9は、映像処理回路
部8,カメラ方向制御回路部10,音声回路部11,呼
び出しスイッチ6と接続されており、上記回路(8,1
0,11,6)からの出力を複合多重化して親機2に送
信すると共に、親機2からの受信信号を分離し、上記回
路(10,11)に信号を送るものである。
【0026】カメラ方向制御回路部10は一般にCPU
を用いて、マイコンシステムで構成されており、親機2
から複合分離回路9を通して入力されたズームアップ信
号を検出してカメラ部3に制御信号を送ったり、同じく
親機2からのカメラ方向制御信号を検出して、パンチル
ト機構7をパンチルト制御する。音声回路部11はマイ
ク部4,スピーカー部5と接続されており、音声信号を
増幅・変調する。
【0027】また、複合分離回路部9は、子機出力端子
12,子機入力端子13にも接続されている。子機出力
端子12からは、伝送路14aを通じて、多重化された
映像信号,音声信号,呼び出し信号が、親機2の親機入
力端子15に出力される。子機入力端子13には、親機
2の親機出力端子16から、伝送路14bを通じて、子
機電源,カメラ方向制御信号,音声信号が入力される。
【0028】次に親機2について説明する。親機入力端
子15,親機出力端子16は複合分離回路17に接続さ
れている。親機側の複合分離回路17は、映像処理回路
部18,音声回路部19,制御回路部20,電源回路部
21と接続されている。親機側の複合分離回路部17は
子機側の複合分離回路9と同様の働きをする。複合分離
回路部17には電源回路部21が接続されているが、こ
れは子機1側で独自の電源供給ができない場合に、伝送
路14bを通して親機2側から電源を供給するものであ
り、子機1側で独自の電源供給ができる場合には、省略
することも可能である。
【0029】親機側の映像処理回路部18は、子機1の
テレビカメラ3が撮影した映像信号を処理し、モニタ部
22に出力する。親機側の音声回路部19は子機側の音
声回路部11と同様に、スピーカー部23,マイク部2
4と接続される。制御回路部20は一般にCPUで構成
され、タッチパネル入力部25と接続されている。タッ
チパネル部25はモニタ部22の表面に設けられる。
【0030】次に、本発明のパンチルトテレビドアホン
装置の動作について、図3乃至図6に記載されるフロー
チャートと共に説明する。待機状態においては、呼び出
しスイッチ6を検出するために親機2から子機1に小電
流が供給され通電状態にある。来訪者が呼び出しスイッ
チ6を押すことで呼び出し信号を発生し(104)、送
出することで(106)、親機2からテレビカメラ3,
パンチルト部4を作動させるための大電流が電源回路部
21から供給され、通話状態となる。この時子機1はカ
メラ部3から来訪者などを撮像し、映像処理回路部8で
映像信号を発生し(101)、マイク2から来訪者の声
などを拾い、音声回路部11で音声信号を発生する(1
03)。これらの発生された信号(映像信号,音声信
号)を複合分離回路9にて合成し(105)、子機1の
子機出力端子12へ出力する(106)。
【0031】子機1から親機2へ入力された信号(40
1)は、複合分離回路部17で映像信号,音声信号,カ
メラ方向信号,呼び出し信号に分離され(402)、モ
ニタ22に映像を表示する。音声信号(403)は音声
回路部19で処理されて(404)、スピーカ23に出
力される。
【0032】通話状態になった親機2は、家人などの音
声をマイク24で拾い、音声回路部19で音声信号を発
生し(201)、また、子機1から呼び出し信号を受信
することにより(413)、電源回路部21より、子機
1の電源を供給する(415)。
【0033】親機側のモニタ部22では、カメラ部3で
撮像された映像が表示されるが、カメラ方向を変更させ
たい場合には、図8に示すようなモニタ表面に設けられ
たタッチパネル入力部25の任意の場所をタッチする。
これにより制御回路20は、画面の中心点の座標(取り
付け時の初期設定方向)を(0,0)とし、その中心点
と使用者が入力した点との座標差を演算し変位分データ
として出力する(202)。この時、入力された座標
(501)がカメラの動作範囲を超えている場合には
(502)、モニタ部22にてカメラ動作が限界である
ことを表示またはスピーカ部23にて警告音を発生し
て、ユーザーに知らせる(504)と共に、動作範囲の
最大値を出力する(505)。それらの信号を複合分離
回路部17で合成し(204)、親機2の親機出力端子
16に出力する(205)。
【0034】親機2から子機1の子機入力端子13に入
力された信号は、複合分離回路9で音声信号,カメラ方
向制御信号,電源に分けられ(302)、音声信号は音
声回路部11で処理され(304)、スピーカー5へ出
力される(305)。カメラ方向制御回路部10には、
カメラ撮像領域の中心からの変位分データがカメラ方向
制御信号として入力され、カメラ方向制御信号があると
きで(307)、カメラ方向制御信号が現在撮像されて
いる中心位置と異なる場合(308)、カメラ方向制御
信号が示す位置までカメラ方向を動かす(311)。
【0035】次に親機2の制御回路部20におけるソフ
トウェア処理動作の機能を表す機能ブロック図を図9に
示す。タッチパネル入力部25からの信号が座標信号検
出手段30に入力される。座標信号検出手段30では、
入力に対してカメラがどの方向に変位すればよいか初期
設定値を基準とした座標データを算出し、限界座標判定
手段31に出力する。限界座標判定手段31は、入力さ
れた座標データがカメラの動作範囲内にあるかどうかを
判定する。このとき座標データがカメラの動作範囲内に
あれば、入力されたデータをそのまま複合分離回路17
へ出力する。また、動作範囲外にある場合には、入力さ
れたデータを複合分離回路17へ出力せず、最大値座標
発生手段32に出力する。最大値座標発生手段32で
は、入力された座標データに一番近いカメラ動作可能範
囲の座標を出力する。これにより、ユーザーが行ったカ
メラ撮像方向操作が、カメラ撮像方向の動作範囲の限界
に達するとき、自動的にカメラ撮像方向の制御を停止す
ることができる。
【0036】また、動作範囲外にある場合には、前述の
とおり入力されたデータを複合分離回路17へ出力せ
ず、最大値座標発生手段32に出力すると同時に、限界
表示信号発生手段33と警告音発生信号手段34に、カ
メラ動作範囲の限界を表す信号を出力する。この信号に
より、限界表示信号発生手段33は、カメラ動作範囲の
限界を表示する信号を映像処理回路部18に出力するこ
とにより、モニタ部22にて限界であることが表示され
る。
【0037】また、警告音発生信号手段34は、カメラ
動作範囲の限界を警告音としてユーザーに知らせるため
に音声回路部19にて警告音を出力するように信号を出
力する。
【0038】以上に述べたとおり、タッチパネル入力部
25,座標信号検出手段30により、カメラ方向信号送
信手段が構成され、限界表示発生手段33,警告音発生
手段34により限界表示手段が構成され、座標判定手段
31,最大値座標発生手段32より自動停止手段が構成
される。
【0039】次に子機1のカメラ方向制御回路部10に
おけるソフトウェア処理動作の機能を表す機能ブロック
図を図10に示す。複合分離回路部9より出力された座
標データは座標信号検出手段40に入力され、ここで座
標データが入力されたかどうかが検出される。座標デー
タが検出された場合には、座標データはシフトレジスタ
41に出力される。シフトレジスタ41では入力された
座標データを保持すると同時に座標判定手段42にも出
力する。座標判定手段42ではシフトレジスタ41から
入力した座標と現時点での実際のテレビカメラの座標を
記憶しているメモリ43からの座標を基に、制御信号発
生手段44に座標の変位方向データを出力する。制御信
号発生手段44では、入力された変位方向データを基に
図示されないパンチルト機構7を制御する制御信号を発
生し出力するとともに、その出力は座標データ変換手段
45にも入力される。座標データ変換手段45では制御
信号から実際に段階的に変位した座標データを算出して
新たな座標データをメモリ43に書き込む。座標判定手
段42では、メモリ43に書き込まれた実際のカメラの
座標とシフトレジスタ41に保持された座標とを比較
し、一致したときには制御信号発生手段44への出力を
停止する。これにより制御信号発生手段44は、パンチ
ルト機構7の制御を停止する。尚、メモリ43の初期値
は(0,0)の座標であり、パンチルトテレビドアホン
装置取り付け時に、前記初期値に合わせてパンチルト機
構7を可動範囲の中心に設定しておくものとする。
【0040】
【発明の効果】本発明のパンチルトテレビドアホン装置
は、親機と子機の両方にCPUを持たせることにより、
親機のCPUのパンチルト制御に対する処理動作を軽減
することができ、親機CPUが他の制御に対する処理能
力が増大する。
【0041】また、親機CPUにてカメラ方向の変位分
を計算するので、カメラ撮像方向が限界に達する時に
は、カメラ方向動作を自動的に停止でき、使用者にもカ
メラが動作限界位置にあることを知らせる事ができる。
【0042】また、カメラ方向を指示する入力部にタッ
チパネルを設けることによって、中心位置に合わせたい
場所を一度押せば、その座標を計算して所望の位置にカ
メラが動くので、位置合わせ操作が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパンチルトテレビドアホン装置の概略
外観図である。
【図2】本発明のパンチルトテレビドアホン装置の概略
ブロック図である。
【図3】本発明のパンチルトテレビドアホン装置の子機
の信号の流れを示すフローチャート図である。
【図4】本発明のパンチルトテレビドアホン装置の親機
の信号の流れを示すフローチャート図である。
【図5】本発明のパンチルトテレビドアホン装置の親機
からの信号を受けた時の、子機の信号の流れを示すフロ
ーチャート図である。
【図6】本発明のパンチルトテレビドアホン装置の子機
からの信号を受けた時の、親機の信号の流れを示すフロ
ーチャート図である。
【図7】本発明のパンチルトテレビドアホン装置のタッ
チパネル入力についてのフローチャート図である。
【図8】本発明のパンチルトテレビドアホン装置のタッ
チパネルの一実施例を示す図である。
【図9】本発明の制御回路部20におけるソフトウェア
処理動作の機能を表す機能ブロック図である。
【図10】本発明のカメラ方向制御回路部10における
ソフトウェア処理動作の機能を表す機能ブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 子機 2 親機 3 カメラ部 4 マイク部 5 スピーカー部 6 呼び出しスイッチ 7 パンチルト機構 8 映像処理回路部 9 複合分離回路部 10 カメラ方向制御回路部 11 音声回路部 12 子機出力端子 13 子機入力端子 14a伝送路 14b伝送路 15 親機入力端子 16 親機出力端子 17 複合分離回路部 18 映像処理回路部 19 音声回路部 20 制御回路部 21 電源回路部 22 モニタ部 23 スピーカー部 24 マイク部 25 タッチパネル入力部 30 座標信号発生手段 31 限界座標判定手段 32 最大値座標発生手段 33 限界表示信号発生手段 34 警告音発生信号手段 40 座標信号検出手段 41 シフトレジスタ 42 座標判定手段 43 メモリ 44 制御信号発生手段 45 座標データ変換手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビカメラとパンチルト機構を備えた
    子機と、前記テレビカメラの撮像方向を自由にパンチル
    ト制御できるパンチルトテレビドアホン親機からなるパ
    ンチルトテレビドアホン装置において、 テレビカメラの撮像方向を制御するカメラ方向制御を、
    親機と子機の両方のCPUに分担させて行うことを特徴
    とするパンチルトテレビドアホン装置。
  2. 【請求項2】 テレビカメラとパンチルト機構を備えた
    子機と、前記テレビカメラの撮像方向を自由にパンチル
    ト制御できるパンチルトテレビドアホン親機からなるパ
    ンチルトテレビドアホン装置において、 親機側に、カメラ撮像方向入力部より入力されたカメラ
    方向信号をカメラ撮像領域の中心からの変位分の座標デ
    ータとして子機側に送信するカメラ方向信号送信手段を
    備えたことを特徴とするパンチルトテレビドアホン装
    置。
  3. 【請求項3】 テレビカメラとパンチルト機構を備えた
    子機と、前記テレビカメラの撮像方向を自由にパンチル
    ト制御できるパンチルトテレビドアホン親機からなるパ
    ンチルトテレビドアホン装置であって、 親機においてユーザーが行ったカメラ撮像方向操作が、
    カメラ撮像方向の動作範囲の限界に達するとき、自動的
    にカメラ撮像方向の制御を停止する自動停止手段を備え
    たことを特徴とするパンチルトテレビドアホン装置。
  4. 【請求項4】 テレビカメラとパンチルト機構を備えた
    子機と、前記テレビカメラの撮像方向を自由にパンチル
    ト制御できるパンチルトテレビドアホン親機からなるパ
    ンチルトテレビドアホン装置であって、 親機においてユーザーが行ったカメラ撮像方向操作が、
    カメラ撮像方向の動作範囲の限界に達するとき、ユーザ
    ーに動作範囲の限界を知らせる限界表示手段を備えたこ
    とを特徴とするパンチルトテレビドアホン装置。
  5. 【請求項5】 テレビカメラとパンチルト機構を備えた
    子機と、前記テレビカメラの撮像方向を自由にパンチル
    ト制御できるパンチルトテレビドアホン親機からなる請
    求項1〜4記載のパンチルトテレビドアホン装置におい
    て、 ユーザーが、カメラ撮像方向を制御するための入力部と
    して、タッチパネルを親機のモニタ部上に設けたことを
    特徴とするパンチルトテレビドアホン装置。
  6. 【請求項6】 テレビカメラとパンチルト機構を備えた
    子機と、前記テレビカメラの撮像方向を自由にパンチル
    ト制御できるパンチルトテレビドアホン親機からなる請
    求項1〜5記載のパンチルトテレビドアホン装置におい
    て、 ユーザーが、カメラ撮像方向を制御するとき、親機のモ
    ニタ部上のタッチパネルの任意の場所を一度押すだけ
    で、その押された場所が画面の中央になるようにパンチ
    ルト機構を制御する制御手段を設けたことを特徴とする
    パンチルトテレビドアホン装置。
JP6203141A 1994-08-29 1994-08-29 パンチルトテレビドアホン装置 Pending JPH0870448A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001245286A (ja) * 2000-02-29 2001-09-07 Aiphone Co Ltd テレビドアホン装置
US6774936B1 (en) * 1999-04-13 2004-08-10 Jun-Jeong Park Door videophone capable of rotating a camera
JP2006270842A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Matsushita Electric Works Ltd 映像信号伝送方向切換回路、映像制御機器、映像制御機器用信号伝送方向切換装置、連携型映像信号伝送制御システム

Cited By (3)

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