JPH03148714A - 調整入力による炉温制御装置 - Google Patents

調整入力による炉温制御装置

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JPH03148714A
JPH03148714A JP1286042A JP28604289A JPH03148714A JP H03148714 A JPH03148714 A JP H03148714A JP 1286042 A JP1286042 A JP 1286042A JP 28604289 A JP28604289 A JP 28604289A JP H03148714 A JPH03148714 A JP H03148714A
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furnace
temperature
control device
input
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Katsuhisa Furuta
勝久 古田
Iwao Asahi
朝日 岩雄
Akinori Ito
昭則 伊藤
Nobuhisa Akaha
赤羽 信久
Chitoshi Yamada
山田 千年
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Ohkura Electric Co Ltd
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    • G05D23/19Control of temperature characterised by the use of electric means
    • G05D23/1951Control of temperature characterised by the use of electric means with control of the working time of a temperature controlling device
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B13/00Adaptive control systems, i.e. systems automatically adjusting themselves to have a performance which is optimum according to some preassigned criterion
    • G05B13/02Adaptive control systems, i.e. systems automatically adjusting themselves to have a performance which is optimum according to some preassigned criterion electric
    • G05B13/0265Adaptive control systems, i.e. systems automatically adjusting themselves to have a performance which is optimum according to some preassigned criterion electric the criterion being a learning criterion

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】
本発明は調整入力による炉温制御装置に関する。 とくに本発明は予め設けられた運転パターンに対する追
従性を改善し、好ましくは外乱に対する温度変化を抑制
するように、目標値入力及び外乱の影響抑制入力である
調整入力を、炉とコントローラとからなる拡大システム
の所定条件下における双対システムにより算出する方式
の炉温制御装置に関する。
【従来の技術】。 典型的な加熱炉の構成を第9図により説明する。 炉1は炉本体1aに取付けられた複数(p個)のヒータ
2を有し、複数(s4!、 sap)の温度センサ3が
炉の状態(x、この場合温度)を測定するために、炉内
及びヒータ近傍などに適宜配置される。図示例の場合の
制御量は、炉の状!!(x)に含まれる複数(一個、s
un) 、の炉内温度(炉温)Yとする。 従来の加熱炉温制御装置の一例を第24図に示す。 炉1の炉温y及び状態Xがコントローラ12ヘッイード
バックされ、コントローラ12は炉温yと設定値rとの
偏差eを最小化する様なp個の操作信号(操作ffi)
uを発生しこれを炉1のヒータ2に加える。 この炉をディジタルM御する時、炉の状態は次式の離散
形状態方程式で表される。炉温制御は、一般に多変数制
御理論によるサーボ問題として取扱われる。 X(k+1)=Ax(k)÷Bu(k)y(k)=Cx
(k) ただし、 x(k) :時刻kにおける状態 u(k):時刻lにおける操作量 y(k) :時刻kにおける制御量 A、 B、及びCはそれぞれS行S列、S行p列、及び
1行5列の実係数マトリックスである。状態XはS次元
、操作量Uはp次元、制御myは1次元のそれぞれ実ベ
クトルである。
【発明が解決しようとする課題】    −第24図の
従来方式によれば、段階状の目標値変化や外乱に対して
有効なili制御系を構成することができる。しかし、
現実の炉では第ttC図のカーブT(設定値(r)とし
て与えられる)の様な所定運転パターンに従った温度の
時間的変化を繰返す運転がしばしば行われる。従来のM
理系では、各回の運転パターンにおける制御を上記の様
に行うものの、同一パターンの運転を員返−してもカー
ブTの様な設定値に対する追従性を向上させることがで
きない。また、加工品を定期的に炉へ出し入れする様な
規則的反復性のある外乱に対してもその外乱による温度
変化を抑制することができない。 従って、本発明の目的は、同−般定値の反復運転中に規
則的に反復される外乱に対する温度変化を抑制した調整
入力による炉温制御装置を提供するにある。 本発明の他の目的は、同−般定値で反復運転される炉の
設定値追従性を改善した調整入力による炉温制御装置を
提供するにある。
【課題を解決するための手段】
第1図及び第9図の実施例を参照するに、本発明による
調整入力による炉温制御装置は、第11C図のカーブT
の様な所定運転パターンの温度設定値(r)に従って反
復運転されるヒータ付炉1の炉内温度(y)を温度設定
値(r)入力に応するコントローラ12からヒータ2へ
の操作信号(U)により制御する温度制御装置であり、
前記炉1と前記コントローラ12とからなる拡大システ
ム40へ前記の温度設定値(r)に同期して順次印加さ
れる調整入力(テ)、前記調整入力(F)の列を前記所
定運転パターンの1サイクルごとに記憶する調整入力用
メモリ11、前記の温度設定値(r)が入力されない場
合の前記拡大システム40の双対システム9、及び前記
温度設定値(r)と前記炉内温度(y)との偏差(e)
が印加された時の前記双対システム9の出力(v)と先
行サイクルの前記調整入力(1)とから調整入力(1)
の更新値を算出する調整入力発生器を備えてなる構成を
用いる。
【作用】− 第1図及び第9図により作用を説明するに、炉1を時不
変形動的システムとすると、その熱的特性は第11C図
及び次式で表される。 x(k+1)=Ax(k)+Bu(k)+d(k)  
)・−・(1) 7(k)=Cx(k) ここに、x(k)は温度センサ3で検出される温度から
なるS次元の状態信号、u(k)はヒータ2に加えられ
るp次元の操作信号、d (k)は外乱信号、y(k)
は炉1のI次元の出力信号、A、 B、及びCはそれぞ
れS行S列、S行p列、及びm行S列の実係数マトリッ
クスである。(1)式においては炉出力y(k)が状態
信号x(k)を変換したものとして与えられ、第11A
図では、6個の温度センサ3の出力からなる6個の状態
信号x(k)の内から3個を選択する変換により炉出力
y(k)が与えられる。(1)式の係数Cはこの選択を
表すマトリックスである。 コントローラー2が第11B図の構成を有するときは、
炉1と コントローラー2とを含めた第11A図の拡大
システムの状態は次式で与えられる。 ここに、F1.F、は実係数のマトリックス、■は単位
行列である。次式の定義を用いれば(2a)、(2b)
式を以下の(4a)、(4b)のように書換えることが
できる。 jr、(k)J           LOリ「^〕r
i) X(k+1)−TI(k)+Ni(k)十G、r (k
) +Gxd (k)   −・(4a)y(k)=C
I(k)                  −−−
(4b)ここで!(0)=0とすると(本システムは線
形でありこの条件でも一般性は失われない、)、(4a
)および(4b)式から次式が導かれる。 「y(1)1 C″XトIT、cTト鵞百、Cτト3百、、、、、でT
、o・・・、OF(k−l)CAトG、 、CAトG、
 、でスト16.....でGt、、、Or(k−l)
でXk−16,?l″Ak−11G、。でX1−1ζ2
.・・j冗り、・、O(k−l)・・・(5) ここに、i(k)は調整入力、r(k)は設定値、d(
k)は外乱を示す。また次の定義をすれば(5)式は(
5a)式の様に整理することができる。 y(1) y(2) テ(0) q、ヨ −−−−−(6d) CAk−”Gi 、CAk−”Gm 、CAk−Gs 
、・、CG、、・、Or(1) ェ=A!!残1÷!!1            ・・
・(5a)炉温、即ち出力値工と設定値Rとの偏差酊よ
、旦=ニー且=(ム訃gitg+GtD)−fi   
     ・・・(7)となる。 ただし、7(k)に対応する設定値はY(k)の決定の
際に使われたr(k−l)ではなく 、y(k)を用い
てなされる次の段階でy(k)と共に使用すべき設定値
r(k)である。従って、時系列の最後の出力y(1m
)に対応−する設定値もr(n−1)ではなく r(n
)である。なお、6(0)式ではy(n)を決定するた
めの設定値r(n−1)まで定義しである。 本発明者は調整入力(F)を適当に選べば、上記偏差旦
を減少させ得ることに着目した。即ち、第111回目の
更新時における調整入力の列i111を第i回目の調整
入力の列1に基づき(8〕式によって定め、且つその調
整入力の列により(7)で与えられる出力ヱと設定値且
との偏差工に対する評価関数Jを(9)式によって求め
、その偏差旦が調整入力更新のたびごとに減少するよう
にする。 豆1=i1÷εl X l             
°−(8)ただし、ε1は収束の速さをきめるパラメー
タであり、!は次式で示される変数である。 [晶 J=lY−R11″=l)、+1*         
・・・(9)(9)式の評価関数Jは上記偏差Eのノル
ムととも増減する。この評価関数Jを更新の度毎に減少
させる様な変数!を求める。 まず上記調整入力の更新による出力ヱの変化分は(5a
)、(8)式から次の様になる。 Y ”−Y=(Ai””+GtR+G!D)−(Ai 
+GIR+G!D)=ム(詠1一田) ・▲(i1+ε1ヱ一豆) =ε1轟!1 よって、 五′+1=工l′″i4=X1暑81ムV−R=E+ε
1A!1     ・・・(10)第1+1回目の評価
関数11<″1は(9)式及び(10)式より次の様に
与えられる。 Jll″1=ll U14111 ! Jl−1=(El÷ε1轟!)”(E÷εlj3jl)
・旦17に′+εllylrATfil+εIHITa
X1÷(εI)QITATAVI          
   −・・・(11)ただし、肩字の1は転置行列を
示す。 評価関数J14″1を最小にする変数!1は、(11)
式%式%(12) ε1の最適値は、ε= II V II / IIムx
l ll 11である。 ただし、炉1等の制御対象の数式モデルにおけるパラメ
ー多はある範囲内において不確定であるため、現実の装
置を制御する場合に実際に使用されるεを特徴とする特
許 0くε11≦が とするのが有利である。 (6)式を(12)式に代入すれば次の様になる。 ・・・(13) (13)式より、v(0)〜v(n)の値を定める次式
が導かれる。     11  (k)=T”7  (k+1)+?”e(k÷
1)              −−−(14a)v
(k)=−百”7 (k)            −
−−(14b)ただし、k=o 〜(n−1)とし、n
(n)=0とする。 本発明者等が見出した事項として上記(14a)、(1
4b)式による計算が上記(4a)、 (4b)式の双
対システムを利用して行なえることを説明する。 炉1の定常運転においては外乱がないことを考慮し、さ
らに調整入力の更新による炉出力Yの変化分が(10)
式に示される様に設定値Rの影響を受けないことを考慮
して、外乱及び設定値入力がない場合の上記(4a)、
(4b)式を書き直せば、X(k+1)=″Ax(k)
÷百F(k)                ・−・
(15a))l(k)=でX(k)         
              −−−(15b)となる
。上記(15a)、(ISb)式は第1図の拡大システ
ム40の定常運転において設定値Rの入力がない場合の
特性式に相当する。この場合の拡大システムの式(15
a)、(15b)と調整入力の算出に使われる(14a
)、(14b)式とを比較するに、(14b)式右辺の
符号を正とすれば、(14a)、(14b)式はこの場
合における拡大システム40の双対システムを表す。 よって、本発明によれば、前記の温度設定値r(k)が
入力されない場合の前記拡大システム40の双対システ
ム9へ、温度設定値r(k)と前記炉内温度V(k)と
の偏差e(k)をに=nからn−1、n−2の順序で入
力した時の双対システム9の出力v(k)と先行サイク
ルの前記調整入力1(k)とから(8)式により調整入
力(1)の更新値を算出することができる。  第11c図は、本発明の調整入力による炉温制御装置
の第1図の実施例を用いた実験結果の一例を示す。初回
運転は設定値(r)からのずれが大きく、目標値追随性
も良くないが、運転回数即ち調整入力(1)の更新回数
の増加に伴い外乱の影響抑制効果及び目標値追随性が良
くなる。 こうして、本発明の目的である「同−般定値で反復運転
される炉の設定値追従性を改善した仮想目標値による炉
温tIi御装置の提供」が達成される。
【実施例】
第9図は、3分割ヒータ2が設けられた炉1を制御する
場合の本発明による温度制御装置の実施例を示す。6個
の温度センサ3により炉内3カ所及び3個のヒータ2の
温度をそれぞれ測定し、6個のセンサ出力をそれぞれ状
態量としてX1、X、−X、、X4−X、、X、で表す
。炉内3カ所の温度は制御量であり、これを7a(Xa
)、3Is(Ig)−3m(Xs)で表す。 温度センサ3の出力は変換装置4へ送られ適当な時間間
隔でサンプリングされ、各出力レベルに相当する温度信
号に変換され、さらにディジタル信号に変換される。上
記センサ出力x1〜x6に対応するこれらのディジタル
信号は、状態量を表す信号x(k)及び炉1の出力信号
y(k)として使われる。 また炉温の信号Yt(X4)−y++(Xi)、3rs
(Xs)は出力信号y(k)としてサンプリングごとに
出力用メモリ6に記憶される。 コントローラ12は、各サンプリングに同期して設定値
用メモリフから当該サンプリングに対応する設定値r(
k)を読出すとともに調整入力用メモリ11から対応調
整入力?(k)を読出し、変換装置4h1らのデータお
よび読み出されたデータY(k)、x(k)、r(k)
、テ(k)から炉操作信号u(k)を演算しこれをD/
A変換器5へ送る。D/A変換器5は、ディジタルの操
作信号u(k)をアナログ信号に変換しヒータ2に対す
る操作信号として炉1へ送る。こうして1回のサン−ブ
リングに対する炉1の制御操作が終る。第1IC図のカ
ーブTの様な運転パターン全体を力バーするため、所定
のサンプリング回数(例えばn回。 k=l−n)にわたってこの制御操作を反復し、最終サ
ンプリング時の炉出力y(k)が出力用メモリ6に記憶
された時に、炉1に対する制御の1サイクルが終る。 制御の1サイクルが完了した時に、出力用メモリ6内の
炉温データy(k)と設置値用メモリ7内のデータr(
k)との間の偏差e(k)を加算器8によって求め、そ
の偏差を双対システム9に送る。双対システム9は、設
定値入力がない場合の炉1とコントローラ12とからな
る拡大システム4G(第1図参照)の双対システムを構
成している。双対システム9の出力は、調整入力発生器
10に入力され、本発明の制御装置で使われる調整入力
1(k)がこの発生器lGで演算さ、れ出力される。出
力された調整入力1(k)は調整入力用メモリ11に記
憶される。 この実施例の動作を第10図の流れ図により説明する。 制御が開始されるとステップ■で初期設定が行われる。 初期設定では、設定値用メモリフに炉温出力の設定値が
書込まれる。又、調整入力用メモリ11内にはゼロが設
定される。双対システム9には、近似的双対システム係
数が設定される。 コントローラ12が第11B図の様な積分形である場合
には、制御則F、、F、が設定される。 ステップ■で再生運転が次の手順によって行われる。コ
ントローラ12からの操作信号u(k)はD/A変換器
5を介して炉1へ送られ、ヒータ2が制御される。炉1
からの状態信号x(k)及び出力信号y(k)が変換装
置4を通してコントローラ12に送られる。コントロー
ラ12では、変換装置4からの信号x(k)、y(k)
、設定値用メモリフからの設置値r(k)及び調整入力
用メモリ11からの調整入力1(k)に基づいて操作信
号u(k)が算出される。この操作信号u(k)は上記
の様にD/A変換器5を介して炉1へ送られる。以上の
ループにより再生運転が行われる。 またステップ■の再生運転中、変換装置4からの出力信
号y(k)は出力用メモリ6に蓄えられる。所定の運転
パターン全体を力バーする回数の上記ループ反復が行な
われた時に、再生運転が終了する。 再生運転終了後、必要に応じ調整入力更新ステツプ■へ
進む。出力用メモリ6からのデータと設定値用メモリフ
からのデータとの間の偏差(e)に基づい双対システム
9が(14a)、 (14b)式で(v)を求め、さら
に調整入力発生器10により(8)式で新たな調整入力
1(k)が算出される。 以後、新たな調整入力により再生運転が行われ、必要な
らば再生運転の終了ごとに調整入力を更新する。この縄
返しにより、炉1の出力y(k)を出力設定値r(k)
に近づけ、設定値に対する追従性を向上させることがで
きる。追従性等に関する仕様が満足された時点で調整入
力を固定し、仮想調整入力更新ステップ■をバイパスす
ることも可能である。 第9図で一点鎖線に囲まれた構成要素は、ディジタル計
算機のソフトウェアによって構成することができる。 同一温度変化パターンで炉1の運転が縁返されるゝ場合
に、加工品の挿入や搬出等の外乱が定期的に反復される
時は、第10図の調整入力更新ステツプ■においてその
外乱をも考慮して外乱時の炉温変化を最小化するように
調整入力(テ)を定めて調整入力用メモリllに蓄える
。次回の再生運転中における上記反復外乱発生時には、
その外乱をも考慮した調整入力(1)を読み出して使用
することにより外乱の影響を抑制することができる。さ
らに、外乱をも考慮した調整入力更新の繰返しにより、
その後の反復外乱に対する上記影響抑制効果を−層高め
ることができる。 第2図及び第12A図は、前記偏差(e)を入力とする
コントローラ12の出力及び前記第1図の調整入力発生
器1Gの出力である調整入力(1)の両者を炉1に加え
る実施例を示す。コントローラ12及び炉1の特性が第
12A図のようなもであるとすれば、この実施例におけ
る拡大システム40の特性は次式%式% 次のように定義することにより前記(4a)、(4b)
式と同様な(17a)、(17b)式を導くことができ
る。 X(k+1)=TI(k)+百?(k)+Gr(k) 
          ++−(17a)y(k)=CX
(k)                −−−(17
b)以下第1図について上記に説明した手法で計算する
ことにより、(17a)、(17b)式の双対システム
を求めることができる。第128図は外乱の抑制を行な
った場合の測定値の例を示す。 第3図及び第13図は、前記第1図の調整入力発生器l
Oの出力である調整入力(1)から前記設定値(r)を
差引いた差をコントローラ12に加える実施例を示す。 コントローラ12及び炉1の特性が第13図のようなも
であるとすれば、この実施例における拡大システム40
の特性は次式で与えられる。 (x(k+t)1 次のように定義することにより前記(4a)、(4b)
式と同様な(19a)、(19b)式を導くことができ
る。 X(k+1)=TI(k)+TF(k)+?;r(k)
       + + + (19a)y(k)=CI
(k)              −−−(19b)
以下第1図について上記に説明した手法で計算すること
により、(19a)、(19b)式の双対システムを導
きその出力v(k)を求めることができる。第14図は
調整入力制御を行なった場合の測定値の例を示す。   第4図及び第15図は、調整入力(1)を設定値(r)
にかえてコントローラ12に加える実施例を示し、第1
6図はその実施例による実験結果の一例を示す。 本発明者らは、評価関数Jを与える(9)式において重
み行列Wを次式のように付加すれば、特性が改善できる
ことを見出した。 J=llW旦11 ”  ただしw=w”      
  ・・・(20)この重みの付加により、とくに制御
範囲内の任意の区間における目標値追従性を良くするこ
とができる。第178図及び第178図は、第2図の実
施例において外乱に対する仮想調整入力を記憶すると共
に重み行列を付加した場合の外乱抑制効果の一例を測定
値によって示す。この場合のε1の最適値は、8 = 
II ! 11 ”/ II WAY 11″で与えら
れる。 第5図は本発明の他の実施例を示す。この実施例のヒー
タ2は交流電源16からSCRユニット15を介して付
勢される。温度センサ3の出力が変換装置4によって制
御回路に適したレベルに変換された上で制御装置30に
加えられる。この制御装置30は、第8図の一点鎖線内
の各種メモリ、双対システム9、調整入力発生器10.
コントローラ12などを含むものである。制御装置30
の出力は変換器13及びD/A変換器5を介しゲート信
号UとしてSCRゲート回路14に加えられる。変換器
13は、 SCRゲート回路14及びSCRユニット1
5で非線形化される信号に対して適当な変換を加え制御
系全体として線形システムを形成するための役割を果す
。ゲート信号Uに応じて、ヒータ2に加えられる電力が
調節される。 第188図は、本発明の変換器13が設けられていない
従来のSCRユニット15による温度制御方式を示す。 この場合SCRゲート回路14への入力Uに対するヒー
タ電力Pは次式で与えられる。 P=KJ sin”(πu)du          
−−−(21)ここに、には定数、 Pはヒータ電力、 UはSCRゲート回路入力(0≦U≦1)第188図は
従来のSCR制御回路における入出力特性を示す。本発
明の調整入力による炉温制御装置は線形系を前提として
いるので、第188図の様な非線形系では制御が不安定
になるおそれがある。 第5図の実施例の変換器13はこの非線形系を線形化す
るため制御装置30の出力に接続されるものである。こ
の変換器13の特性は次のようにして求められる。 (21)式の右辺を書き直せば、 f sin(πu)du=u/2−(sin(2πu)
)/(4r ) ・・(22)となる。(21)式の両
辺にαをかけ、UがOから1まで変化する場合、αPも
0から1まで変化するように基準化する。(21)、(
22)式より、αPは、a P=u−(sin(2yr
 u))/(2w )       ・・・(!3)と
なる。変換器13の特性としては、D/A変換器15の
出力値がUの時、変換器入力U、が(23)式によりu
、=u−(sin(21u))/(21)      
 ・・・(23a)となればよい。変換器13の内部で
は、例えばニュートンーラフソン法を使って(23a)
式から次式によりUを算出する。この変換により、制御
システム全体が線形化され制御が安定になる。 uh+t=uh−f(ut)/f(llb)     
    ”(24)ここに、f(ui)”はf(uh)
の導関数である。 (25)式において、定数εに対して ε >  l  u&+1−11kl        
              ・・(26)が成立する
まで繰返し演算する。 第6図は、第1図の構成にサーボ用メモリ25とスイッ
チ20とを追加した本発明の実施例を示す。 スイッチ20の端子a、は設定値用メモリフに接続され
、端子す、はサーボ用メモリ25に接続され、可動端子
C,はコントローラ12の入力側加算器12aの目標値
入力端に接続される。 この実施例の調整入力用メモリ11は、スイッチ20を
介してコントローラ12の入力側加算器12a及び出力
側加算器12bの調整入力端に接続される。 即ち、調整入力用メモリーllからの一方の調整入力信
号れはスイッチ20の固定接点a2及び可動接点c2を
介してコントローラ出力側加算器12bの調整入力端に
接続される。調整入力用メモリー11からの他方の調整
入力信号1.はスイッチ20の固定接点a.及び可動接
点C,を介してコントローラ入力側加算器12aの調整
入力端に接続される。 調整入力信号を使用してサーボ入力を使用しない場合に
は、上記の可動接点C,、c、、C,は対応する固定接
点a、、a2、a3にそれぞれ接触する。固定接点a、
は設定値用メモリフに接続されているので、調整入力テ
使用時にはは設定値rも使用される。調整入力信号を使
用せずにサーボ入力を使用する場合には、可動接点C2
、C,が対応する固定接点a2、a3から離れ遊び接点
すに切換えられると共に可動接点C,がサーボ用メモリ
25側の固定接点す、に接続される。 この実施例の動作を、温度変化の設定値が第19図の様
に段階的にである場合について説明する。 温度を変化させようとする区間1及び区間3では例えば
第1図の本発明の調整入力による炉温制御装置で制御し
、温度を一定に保とうとする区間2では従来のサーボ系
で制御する。区間1及び3の運転時には、スイッチ2G
の可動接点C,、C,、csを対応する固定接点am、
am、amにそれぞれ接触させ、再生運転の度毎に追従
性が良くなる本発明の制御を行なう。運転が区間2へ移
った時に、スイッチ20の可動接点Ct、 C,を対応
する固定接点as、a、から遊び接点すに切換えると共
に可動接点C,を固定接点a、からサーボ用メモリ25
側の固定接点b1に切換え、サーボ用メモリ25をコン
トローラ12へ接続し、サーボ系制御を行なう。 こうして、全運転期間中を通じて本発明の調整入力によ
る炉温制御をした場合に比して、一部に従来方式の制御
を取入れることによりメモリ量を節減することができる
。また。区間2の目標値が運転毎に変る場合でにもサー
ボ系による運転を行なうことにより制御が可能になる。 区間の数は第19図の3区間に限定されるものではなく
、第20図の5区間、その他の任意数の区間を含む制御
に対してこの実施例を適用することができる。 第7図は本発明に用いられるコントローラの一例を示す
。入力端で調整入力iと炉1の出力yとの差を与える第
1加算器31が、スイッチ32の一端子aへ接続される
。スイッチ32の共通端子すは積分器33に接続され、
前記差の積分が行なわれる。スイッチ32の第3端子C
はオーブン状態に保たれる。 サーボ系制御理論等により選択される値のマトリックス
F1、F、で与えられるゲイン34.36が第2加算器
35に結合されて、積分器33の出力にゲインF。 を掛けたものと制御対象の状態XにゲインF1を掛けた
ものとの和が第2加算器35に入力される。 この和は第2加算器35に接続されたリミッタ37で制
限された後コントローラ出力u(k)として外部へ送出
され、制御対象の操作量となる。スイッチ制御装置38
の入力端は第1加算器31及びリミッタ37に接続され
、その出力側はスイッチ33に接続される。このスイッ
チ制御装置38は、第1加算器の出力e(k)とリミッ
タに応じてスイッチ32を次のように制御する。 u(k))ou且ツe(k)<Oの時スイッチ3213
i1放(C側)u(k)<od且ツe(li)>Oの時
スイッチ32開放(C側)その他の時        
スイッチ32閉成(a側)第21図は操作量u(k) 
(リミッタ出力)についての従来方式と本発明方式との
比較を示し、第22図は積分器33の内容についての従
来方式と本発明方式との比較を示す。一般に、コントロ
ーラ出力には物理的な理由から出力制限が加えられる。 他方、制御理論による操作量はその出力制限に関係なく
算出される。従来方式では、リミッタ制限により積分器
33が停止した後、停止時の積分内容が保持されるため
、積分器の復帰に時間がかかる。本発明方式は、第1加
算器31の出力をも同時に監視しているので、従来方式
に比較して積分器復帰時間が短く制御系の動作が安定す
る。 即ち、第21図において時刻t1に上限Ouでリミッタ
出力が制限されたとき、従来方式の場合第22図の積分
器内容は、時刻t2まで下限に留るが、本発明方式によ
れば時刻t3以前であっても第1加算器32の出力の増
加開始時刻t4にスイッチ32が閉成されて正の値が積
分器に加えられ積分器内容が増加し始めるので応答が速
くなる。さらに従来方式の場合は、積分器を動作させず
に第2加算器35の出力が上限Ouに減少する時刻t2
までリミッタ出力は減少しないが、本発明方式によれば
時刻t、以前であっても第1加算器32の出力の増加に
伴う積分器内容の増加に応じ、第2加算器35の出力が
時刻t8に前記上限Ouまで低下すればリミッタ出力が
減少し始めるので制御系の応答が速くなる。 第8図は、炉モデルを用いた実施例を示す。コントロー
ラ12からの操作信号u(k)は操作スイッチ27を介
して炉モデル21の入力側と炉1の入力側とに選択的に
接続される。コントローラ12の状態信号x(k)受信
端は、状態スイッチz8を介して炉モデル21の状態送
出側と炉1の状態送出側とに選択的に接続される。コン
トローラ12の出力信号V(k)受信端は出カスイッチ
29を介して炉モデル21の出力側と炉1の出力側とに
選択的に接続される。炉モデル21は、制御に関して現
実の炉1と同様な振舞をする様に構成された計算機上の
シミュレーション又はハードウェアの模型である。 第23図の流れ図により第8図の実施例の動作を説明す
る。動作開始時にステップ■で初期設定を行なう。制御
装置側の係数設定に加え、炉モデルzl上の諸設定も行
なう。次いで操作スイッチ27、状態スイッチ28、及
び出カスイッチ29を全て炉モデルzl側に設定する。 初期設定完了後、ステップ0で炉モデルによる再生運転
を行ない、「モデル再生運転で調整入力(1)は収束し
たか?」の条件をチェックする。この条件が十分に満足
されていない場合には、ステップ[相]の炉モデルによ
る再生運転へ進む。前記条件が満足された場合には、ス
テップ[相]の現実の炉1による再生運転に進む。再生
運転終了後、ステップ[相]で調整入力(i)の更新を
行なう。 従って、第8図の実施例によれば、炉モデルによって所
要の仕様を満足する調整入力(1)を得た後に現実の炉
1の再生運転に入るので、現実の炉1による再生運転の
回数を少なくしても仕様を十分に満足することができる
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本発明は、炉の熱応答特性と
コントローラの特性とを含む拡大システムに対する所定
条件下の双対システム、及び出力yと設定値rとの偏差
(e)が入力に加えられた時の前記双対システムの出力
(v)と前回の調整入力とから最適の調整入力(1)を
算出する調整入力発生器を備え、その調整入力(テ)を
前記拡大システムに加えてなる構成を用いるので次の効
果を奏する。 (イ)与えられた温度の時間的変化設定値に対する追従
性を改善することができる。 (ロ)外乱時の炉温変化を抑制することができる。 (ハ) SCRil制御のヒータ等の非直線性素子を使
う場合にもその非直線性を補正することができる。 (ニ)所要の設定値に応じ従来の制御装置と本発明の双
対システムによる制御装置とを適宜組合せてメモリ容量
の節減を図ることができる。 (ホ)操作信号に対するリミッタの制限が作動した時の
復帰時間の短縮を図ることができ。 (ト)シミュレータ等の併用により初期の試行運転回数
を少なくす・ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例のブロック図、第2図から第8図まで
は他の実施例の説明図、第9図は第1図の実施例の構成
を示す説明図、第10図から第11C図までは第1図実
施例の作用の説明図、第12A図及び第128図は第2
図の実施例の構成を示すブロック図及び動作特性を例示
するグラフ、第13図及び第14図は第3図の実施例の
構成を示す説明図及び動作特性を例示するグラフ、第1
5図及び第16図は第4図の実施例の構成を示す説明図
及び動作特性を例示するグラフ、第17A図及び第17
8図は第2図の実施例に重みを付加した場合の動作特性
を示すグラフ、第18A図及び第188図は第5図の実
施例に対する従来技術の説明図、第19図及び第20図
は第6図の実施例の使用態様を示すグラフ、第21図及
び第22図は第7図の実施例の動作特性の説明図、第2
3図は第8図の実施例の流れ図、第24図は従来技術の
説明図である。 1・・・炉、 2・・−ヒータ、 3・−・温度センサ
、 4・・・変換装置、 5・・・D/A変換器、 6
・・−出力用メモリ、7・・・設定値用メモリ、 8・
・・加算器、 9−・−双対システム、 10−・・調
整入力発生器、 U・・・調整入力用メモリ、12−・
・・コントローラ、 13−・・変換器、14・−・S
CRゲート回路、  15・・・SCRユニット、16
・・・交流電源、20・一スイツチ、 21・・・炉モ
デル、25・・・サーボ用メモリ、 27・・・操作ス
イッチ、 28・−・状態スイッチ、29・−出力スイ
ッチ、30・−・制御装置、31・−第1加算器、 3
2・・−スイッチミ33・・・積分器、34、3ロー・
・ゲイン、35・・・第2加算器、37・・・リミッタ
、38・・・スイッチ制御装フ1.40・・・拡大シス
テム。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)所定運転パターンの温度設定値(r)に従って反
    復運転されるヒータ付炉の炉内温度(y)を温度設定値
    (r)入力に応するコントローラからヒータへの操作信
    号(u)により制御する温度制御装置において、前記炉
    と前記コントローラとからなる拡大システムへ前記の温
    度設定値(r)に同期して順次印加される調整入力(■
    )、前記調整入力(■)の列を前記所定運転パターンの
    1サイクルごとに記憶する調整入力メモリ、前記の温度
    設定値(r)が入力されない場合の前記拡大システムの
    双対システム、及び前記温度設定値(r)と前記炉内温
    度(y)との偏差(e)が印加された時の前記双対シス
    テムの出力(v)と先行サイクルの前記調整入力(■)
    とから調整入力(■)の更新値を算出する調整入力発生
    器を備えてなる調整入力による炉温制御装置。
  2. (2)所定運転パターンの温度設定値(r)に従って反
    復運転されるヒータ付炉の炉内温度(y)を温度設定値
    (r)入力に応するコントローラからヒータへの操作信
    号(u)により制御する温度制御装置において、前記炉
    と前記コントローラとからなる拡大システムへ前記の温
    度設定値(r)に同期して順次印加される調整入力(■
    )、前記調整入力(■)の列を前記所定運転パターンの
    1サイクルごとに記憶する調整入力メモリ、前記の温度
    設定値(r)が入力されない場合の前記拡大システムの
    双対システム、及び前記温度設定値(r)と前記炉内温
    度(y)との偏差(e)が印加された時の前記双対シス
    テムの出力(v)と先行サイクルの前記調整入力(■)
    とから調整入力(■)の更新値を算出する調整入力発生
    器を備え、前記温度設定値(r)をコントローラに加え
    、前記調整入力(■)及び前記コントローラ出力を前記
    炉に印加してなる調整入力による炉温制御装置。
  3. (3)請求項2記載の制御装置において、前記所定運転
    パターンの各サイクル毎に加えられる同一の外乱が生じ
    た時における前記調整入力(■)を記憶するメモリを備
    え、前記外乱に対する炉温変化を運転パターンのサイク
    ル毎に低減してなる調整入力による炉温制御装置。
  4. (4)所定運転パターンの温度設定値(r)に従って反
    復運転されるヒータ付炉の炉内温度(y)を温度設定値
    (r)入力に応ずるコントローラからヒータへの操作信
    号(u)により制御する温度制御装置において、前記炉
    と前記コントローラとからなる拡大システムへ前記の温
    度設定値(r)に同期して順次印加される調整入力(■
    )、前記調整入力(■)の列を前記所定運転パターンの
    1サイクルごとに記憶する調整入力メモリ、前記の温度
    設定値(r)が入力されない場合の前記拡大システムの
    双対システム、及び前記温度設定値(r)と前記炉内温
    度(y)との偏差(e)が印加された時の前記双対シス
    テムの出力(v)と先行サイクルの前記調整入力(■)
    とから調整入力(■)の更新値を算出する調整入力発生
    器を備えて、前記温度設定値(r)及び前記調整入力(
    ■)を前記コントローラに印加してなる調整入力による
    炉温制御装置。
  5. (5)請求項4記載の制御装置において、前記所定運転
    パターンの各サイクル毎に加えられる同一の外乱が生じ
    た時における前記調整入力(■)を記憶するメモリを備
    え、前記外乱に対する炉温変化を運転パターンのサイク
    ル毎に低減してなる調整入力による炉温制御装置。
  6. (6)所定運転パターンの温度設定値(r)に従って反
    復運転されるヒータ付炉の炉内温度(y)をコントロー
    ラからヒータへの操作信号(u)により制御する温度制
    御装置において、前記コントローラに印加される調整入
    力(■)、前記調整入力(■)の列を前記所定運転パタ
    ーンの1サイクルごとに記憶する調整入力メモリ、前記
    炉と前記コントローラとからなる拡大システムの双対シ
    ステム、及び前記温度設定値(r)と前記炉内温度(y
    )との偏差(e)が印加された時の前記双対システムの
    出力(v)と先行サイクルの前記調整入力(■)とから
    調整入力(■)の更新値を算出する調整入力発生器を備
    えてなる調整入力による炉温制御装置。
  7. (7)請求項6記載の制御装置において、前記所定運転
    パターンの各サイクル毎に加えられる同一の外乱が生じ
    た時における前記調整入力(■)を記憶するメモリを備
    え、前記外乱に対する炉温変化を運転パターンのサイク
    ル毎に低減してなる調整入力による炉温制御装置。
  8. (8)請求項1から7までの何れかの項に記載された制
    御装置において、前記拡大システムに加えられる前記偏
    差に適当に重みを付加し、所定の時間的温度変化設定値
    の特定区間において炉温の前記設定値に対する追随性が
    高い前記調整入力(■)を発生させてなる調整入力によ
    る炉温制御装置。
  9. (9)請求項1から7までの何れかの項に記載された制
    御装置において、前記ヒータへの操作信号に適当な変換
    を加えて当該ヒータの非線形入出力特性を線形化するご
    とき変換器を備えてなる調整入力による炉温制御装置
  10. (10)請求項1から7までの何れかの項に記載された
    制御装置において、前記炉に接続されたサーボ用メモリ
    、及び前記サーボ用メモリと前記調整入力発生器とを選
    択的に前記拡大システムに接続するスイッチを備えてな
    る調整入力による炉温制御装置。
  11. (11)請求項1から7までの何れかの項に記載された
    制御装置において、前記ヒータへの操作信号に限界を設
    けるりミッタ、及び前記操作信号が前記限界外にあり且
    つ前記偏差が前記操作信号を前記限界内へ復帰させる如
    き値でない時に前記拡大システムへの入力を遮断するス
    イッチを備えてなる調整入力による炉温制御装置。
  12. (12)請求項1から7までの何れかの項に記載された
    制御装置において、炉モデル、及び前記炉モデルと前記
    炉とを選択的に前記コントローラに接続するスイッチを
    備えてなる調整入力による炉温制御装置。
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