JPH03145379A - 画像表示装置用回路配置 - Google Patents

画像表示装置用回路配置

Info

Publication number
JPH03145379A
JPH03145379A JP2275476A JP27547690A JPH03145379A JP H03145379 A JPH03145379 A JP H03145379A JP 2275476 A JP2275476 A JP 2275476A JP 27547690 A JP27547690 A JP 27547690A JP H03145379 A JPH03145379 A JP H03145379A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
phase
input terminal
circuit
frequency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2275476A
Other languages
English (en)
Inventor
Henricus J Heerkens
ヘンリカス ヨハネス ヘールケンス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Gloeilampenfabrieken NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Philips Gloeilampenfabrieken NV filed Critical Philips Gloeilampenfabrieken NV
Publication of JPH03145379A publication Critical patent/JPH03145379A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/04Synchronising
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/04Synchronising
    • H04N5/12Devices in which the synchronising signals are only operative if a phase difference occurs between synchronising and synchronised scanning devices, e.g. flywheel synchronising
    • H04N5/126Devices in which the synchronising signals are only operative if a phase difference occurs between synchronising and synchronised scanning devices, e.g. flywheel synchronising whereby the synchronisation signal indirectly commands a frequency generator

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Synchronizing For Television (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、入ビデオ信号用ビデオ信号処理回路と、画像
表示スクリーン上の水平走査のための基準信号を発生す
るライン同期回路とを具え、該ライン同期回路は前記基
準信号及び該基準信号の周波数に結合された周波数を有
する前記ビデオ信号処理回路用クロック信号を発生する
信号発生器と、該信号発生器を制御する位相制御ループ
とを具え、該位相制御ループは、入ビデオ信号中に存在
するライン同期信号を受信する第1入力端子及び前記基
準信号を受信する第2入力端子と、ループフィルタを経
て前記信号発生器の制御入力端子に結合された出力端子
とを有し該制御入力端子に制御信号を供給する位相弁別
回路を具え、前記基準信号は該位相制御ループの同期状
態においてライン同期信号と同一の周波数及びほぼ同一
の位相になるようにした画像表示装置用回路配置に関す
るものである。
(従来の技術) ビデオ信号、例えばカラーテレビジョン信号を処理する
このような回路配置はオランダ国特許願第880141
5号(特開平2−148985号)に提案されている。
この出願に記載されているビデオ信号処理回路はクロッ
ク信号によりビデオ情報をサンプリングし、記憶し、処
理し、読出すディジタル回路である。クロック信号の周
波数を基準信号の周波数に結合させて順次のラインのサ
ンプルが表示スクリーン上に順次上から下へ表示される
ようにし、その結果としてビデオ情報の前記処理、例え
ば内挿を簡単に実行し得るようにしている。
(発明が解決しようとする課題) しかし、ライン周波数が一定に維持されているとき(同
期状B)でも、基準信号の周波数が妨害されることがあ
り、即ちこの周波数がライン同期信号中に存在するパル
スの発生中に妨害されることがあることが確かめられて
いる。実際上、位相制御ループの同期状態において位相
弁別器の出力信号はライン同期パルスの第1半部中、同
期パルス間の該信号のほぼ一定値に対し一方の極性を有
すると共に同期パルスの第2半部中他方の極性を有する
。同期パルス後、この出力信号は同期パルス前と同一の
値を示す。また、位相制御ループの非同期状態において
は同期パルスの発生後の信号の値が同期パルス前の値に
等しくならないで発振器の周波数及び/又は位相が制御
され、この場合にも妨害が存在する。このように制御信
号は基準信号の周波数及び従って位相の変化を生ずるリ
プルを有すること明らかである。位相弁別器の入力信号
間に位相差がない場合にはこの位相シフトは1ライン周
期にならせば実際上零である。上記の妨害は例えば特開
平1−147969号に記載されている。
斯るライン位相制御ループの多くの用途においては、上
述の妨害はあまり問題にならないが、高画質画像表示装
置においては、この妨害が許容し得ない表示エラーを発
生し得る。実際上、ビデオ情報処理は遅延をともない、
その結果としてビデオ情報が入ビデオ信号のライン同期
パルスの発生中も読出され、この期間中上述の妨害によ
りクロックが妨害されるのでこの読出しが妨害される。
例えば妨害により生じる位相シフトを時間に換算してラ
イン周期中5ns以下にする必要があるという要件が課
される場合、慣例のライン位相制御ループは遥かに大き
な妨害を生じ、例えばフィリップス社のTDA2579
型集積回路の型合積回路14nsの位相シフトを生じ、
従ってこれら位相制御ループは容易に使用し得ない。
上述のりプル妨害は位相制御ループに対し大きな時定数
を選択することにより低減し得るが、この場合ループの
ロックイン動作が悪くなる。この妨害の悪影響はビデオ
情報をライン同期パルスの発生中読出し得ないようにす
ることによた防止することができる。しかし、これは追
加のメモリを特徴とする特開昭59−66270号に開
示されている回路は、制御ループの同期状態において基
準信号をライン同期パルスの前縁に制御する切換え手段
を具えている。この場合には妨害は基準信号により供給
され、この信号のパルスが短かくなるほど小さくなる。
この既知の回路の欠点は、制御情報が同期パルスの一方
のエツジでのみ与えられるために雑音特性が悪く、且つ
切換え中に位相誤差が発生する点にある。他の可能な方
法は最初に制御信号をサンプルし、これを1ライン周期
に亘って保持して信号発生器の制御信号及び従って周波
数を一定に保つものである。しかし、位相誤差を1ライ
ンにつき1度決定するだけであるため制御ループは予め
サンプリング特性を有している。この第2サンプリング
動作は二次ループを三次ループに変換し、特に高速ルー
プにおいて極めて悪いステップ応答を生ずる。そしてこ
のループは許容し得ない発振を始める。
本発明の目的は上述した妨害がビデオ情報表示に悪い結
果を与えないようにした上述したタイプの回路配置を提
供することにある。
(課題を解決するための手段) この目的のために、本発明の回路配置においては、ライ
ン同期信号のパルスの発生中に基準信号の周波数に等し
いくり返し周波数を有する補償信号を発生する補償回路
を前記信号発生器に結合し、その補償信号を前記信号発
生器の制御入力端子に供給して該入力端子における信号
が前記位相制御ループの同期状態においてライン同期信
号の同期状態中ほぼ一定になるようにしたことを特徴と
する。
この手段はライン同期パルスの発生中にリプルのような
時間に伴う変化を有する補償信号を発生する。正しい設
計の場合にはこのリプルが位相弁別器の出力信号中のり
プルを相殺し、信号発生器の制御入力端子における信号
が位相制御ループの同期状態中ほぼ一定になる。基準信
号の周波数は実際上変化せず、従ってビデオ処理用のク
ロック信号周波数も変化しない。大同期信号と基準信号
との間に位相誤差がる場合には、制御信号に変化が生じ
、従って追加の位相シフトが生じるが、この場合には信
号発生器の周波数をライン中一定にする要件は適用され
ない。位相誤差は信号発生器が正しい周波数及びほぼ正
しい位相になるまで表示画像に現われる。これら位相誤
差はクロック誤差に波及する。補償信号の位相は全ての
状況下において基準信号に対し固定されているhめ、補
償信号が制御信号に与える寄与分は一定であり、この信
号は位相制御ループの動作に何の影響も与えない。
本発明の回路配置においては、前記位相弁別回路は前記
信号発生器から、前記位相制御ループの同期状態におい
てライン同期パルスとほぼ同時に発生すると共にライン
同期パルスと同一の持続時間を有する第2信号を受信す
る第3入力端子を有し、前記位相弁別回路の出力端子の
信号が前記補償信号を含むようにする。この手段により
補償信号は位相弁別回路自体により発生される。
本発明回路配置の簡単な実施例では、前記位相弁別回路
は第1及び第2の位相弁別器を具え、第1弁別器は当該
位相別別回路の第1入力端子である第1入力端子及び当
該位相別別回路の第2入力端子である第2入力端子を有
し、第2弁別器は当該位相別別回路の第3入力端子であ
る第1入力端子及び当該位相別別回路の第2入力端子に
結合された第2入力端子を有し、両側別器の出力端子を
相互結合して当該位相別別回路の出力端子に結合する。
正しく設計されている場合、第2位相弁別器は第1位相
弁別器の出力信号を補償する信号を発生するため、制御
信号にリプルが生ずることはない。
両位相弁別器は簡単に合体することができる。
この場合には、前記位相弁別回路は、当該回路の第1及
び第2入力端子の信号により制御されその出力電流を蓄
積素子に供給する第1電流源と、当該回路の第2及び第
3入力端子の信号により制御されその出力電流を前記蓄
積素子から引き出す第2電流源とを具え、前記蓄積素子
に存在する電荷が前記信号発生器の制御入力端子に供給
すべき制御信号を構成するようにする。
以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図において、1は位相弁別器を示す。この位相弁別
器1の第1入力端子Aにはパルス状のライン同期信号5
yncが供給され、その第2入力端子Bには可制御信号
発生器2から発する矩形基準信号Rafが供給される。
両人力信号間の位相差を表わす信号が、後述する段を経
て点りに接続された弁別器lの出力端子に発生し、この
信号は点りと大地との間に接続されたループフィルタ3
により平滑される。フィルタ3は、例えば10μFの直
列キャパシタC1と、100nFのキャパシタC2及び
820Ωの抵抗Rの並列回路とを具える。このフィルタ
の両端間に存在する電圧■が制御信号であり、これを信
号発生器2の制御入力端子Eに供給して信号R,fの周
波数及び/又は位相を制御する。
素子1.2及び3は既知のタイプの位相制御ループを構
成する。このような制御ループはオランダ国特許願第8
702538号(特開平1−267332号)に開示さ
れている。点A及びBの信号間の位相差が零でない非同
期状態では信号発生器2が、前記位相差が若干時間後に
ほぼ零になるまで補正される。こうして得られた同期状
態では信号R,fは大ライン同期信号と同一の周波数及
びほぼ同一の位相を有する。この回路配置は、図を簡単
とするために図示してないが、当該回路配置の動作を改
善するためのいくつかの回路段、例えばライン周期の一
部中位相弁別器をエネーブルするゲートパルスを発生す
るゲートパルス発生器及び点A及びBの信号を受信し同
期状態を固定すると共に回路配置の種々の部分を切り換
える一致検出器も具えることもできる。信号R,fは、
信号R,,を既知のように処理して画像表示管のライン
(水平)偏向に好適な信号を得る第1図に示されていな
い他の回路、例えばライン偏向回路Hにおいて発生し得
る位相誤差を除去する第2位相制御ループにも供給され
る。信号発生器2は複数の局部信号を発生する。これら
信号の1つは公称周波数がライン周波数である信号R0
,である。信号発生器2により発生される他の信号はビ
デオ信号処理段8のためのクロック信号であり、このク
ロック信号周波数はライン周波数の多数倍である。信号
発生器は例えば電圧制御ライン発振器とクロック信号発
振器の組合せとして、又は高周波数を有するクロック信
号発生器として実現することができる。後者の場合には
クロック信号発振器と点Bとの間の線路内に分周回路を
配置して信号R0を発生させる。ビデオ信号処理段8は
入ビデオ信号を受信する。このビデオ信号はライン同期
信号5yncを既知のように分離する同期信号分離器7
にも供給され、この分離された同期信号が点Aに供給さ
れる。
第2図は位相制御ループの同期状態におけるいくつかの
信号の波形を示し、即ち信号発生器2からの信号R,f
を第2図のaに、入ライン同期信号5yncをbに、位
相弁別器1の出力電流■をCにそれぞれ示す。第2図d
はこの回路のループフィルタ3による積分の結果、即ち
制御電圧■を示す。
信号Refは同期パルスの中心とほぼ一致する瞬時に立
下り縁を有している。同期パルスの発生後電流Iはほぼ
一定の値になる。この値と比較して電流Iは同期パルス
の第1半部中正値になると共に第2半部中は第1半部中
とほぼ同一の値の負値になる。第2d図の電圧も、同期
パルス間では一定である。同期パルスの発生中、電圧■
はパルスの中心に対し対称なほぼ三角形になる。このリ
プルの正確な形状は複数のeの累乗の和から成る。同期
パルスの発生中、このリプルは基準信号の周波数の変化
を生ぜしめ、この変化はその電圧変化に比例する。これ
から、点Bの信号の周波数及び従って位相の変化が妨害
されること明らかである。1ライン周期に亘る周波数の
平均値は公称ライン周波数に等しく、同期パルス間のイ
ンターバルでは周波数が公称値から僅かに偏移するだけ
であり、このスタティンク誤差は小さく且つ全てのライ
ン周期及び従って表示スクリーンに書込まれる全てのラ
インに対し同一であるため悪い結果を発生しない。
第2e図は信号R,fの位相φの公称値に対する変化を
示し、この変化は周波数変化の積分により得られる。本
例では、三角形による近似を用いる。
同期パルス間のインバータではφはほぼ直線的に変化す
る。同期パルスの発生中、第2e図の曲線は周波数誤差
が零になる瞬時に最小値及び最大値を有し、周波数誤差
が最大になるパルスの中心において最大勾配を有する。
ループの同期状態においては結合位相誤差はエライン周
期にならすと零でり、第2e図の曲線は零軸に対し対称
になる。
最大位相誤差は次のように計算することができる。フィ
リップスのタイプTDA2579の集積回路を用いる場
合、弁別器1の電流は最大で2mAであり、且つ発振器
2の定数に0は約4000 rc rad/V −sで
ある。ライン同期パルスの第1半部中、即ち約t =2
.35IIS(ヨーロッパテレビジョン標準方式)中、
電圧■は約I −t/C2に等しく、この妨害による位
相シフトはこの電圧の積分値のK。倍、即ちに0弓・t
”/2C2=69.4X10−Sradになる。この位
相シフトに対応する時間誤差はこの結果を角周波数、即
ち2πX 15625rad/sで割算することにより
得られ、約7nsになる。従って妨害は同期パルス全体
に対し14nsになり、これは許容し得る5nsより大
きい。従って、ビデオ情報の不正確な表示を与える誤差
が処理段8のクロック信号周波数に発生する。
(実施例) 二の誤差を除去するために、第1図の回路配置は第2位
相弁別器4を具える。この位相弁別器の第1入力端子C
には信号発生器2から第2信号5ync”が供給される
。この信号は入力端子Aの大ライン同期パルスとほぼ同
一の周期を有するパルスを含むと共に信号発生器2から
の第1信号R0に対し固定の位相関係を有し、即ち信号
5yncは素子1.2及び3を有する制御ループの同期
状態では信号5yncと同一の位相を有する。信号R9
fをインバータ段5により反転し、得られた信号を弁別
器4の第2入力端子に供給する。弁別器1及び4からの
それぞれの出力信号を加算段6の入力端子に供給し、こ
の加算段の出力端子を前述の点りに接続する。素子1.
4.5及び6は入力端子A、B及びCと出力端子りを有
する位相弁別回路9を構成する。弁別出力信号が電流の
場合には加算段6をノードにすることができる。
第3図aは、信号R,fを、bは信号5yncを、Cは
弁別器lの出力電流11を、dは信号5ync*を、e
は弁別器4の出力電流■2を、fは加算段6により得ら
れる電流If + I2を、gは信号発生器2の制御端
子Eに得られる制御電圧■をそれぞれ時間の関数として
示している。また、図の左側は制御ループの同期状態に
おける波形を、右側は非同期状態における波形を示して
いる。この図の左側部分から明らかなように、電流11
及びI2は同期パルス中その第1半部及び第2半部にお
いて互に反対極性を有する。適切な設計の場合には、こ
れら電流は互に正確に相殺し合い、これらの電流の和は
零になるため電圧Vには、最早リプルが生じない。従っ
て、信号Rtrfの周波数はライン周期の全期間中変化
せず、位相誤差は発生しない。従って、クロック信号に
も位相誤差は発生しない。
第3図の右側に示す制御ループの非同期状態においては
第3図すの信号5yfiCが第3図aの信号Rafに対
し非対称になる。この状態では信号5yncと信号5y
ttc”が同一の位相にならず、これは信号5ync”
の位相は信号R11fに対し固定されているためである
。信号発生器2からの信号の発生中、大部分の時間中、
和11+I2は零であり、電圧Vは変化しない。第3g
図から明らかなように、電圧■は信号sy+tcのパル
スと信号5yrtc”のパルスが一致しないインターバ
ル中変化し、これにより追加の位相シフトが発生するが
、この場合には信号発生器2の周波数をライン周期中一
定にする要件は適用されない。同期パルス間のインター
バル中、電圧Vは信号発生器の周波数及び位相を所望の
値に制御するのに必要な値を有しており、点A及びBの
信号間の位相偏差により生ずる位相誤差が電圧■のリプ
ルによる追加の位相シフトに波及する。
信号5ync”の位相位置は全ての状況の下で信号R,
fに対し固定されているため、及び電流■2は前記位相
偏差に無関係であるため、信号5yfiどが制御電圧■
に与える寄与分は一定であり、弁別器4は制御ループの
動作に影響を与えない。最悪の場合には、電流■2の平
均値が零でない場合に同期状態において小さなスタティ
ック誤差が発生し得るが、この誤差は上述したスタティ
ック誤差と同様に殆ど取るに足らないものである。しか
し、ロックイン中この誤差はラインごとに増大する周波
数偏差を生せしめる。従って、若干時間後に信号発生器
が最早ロックインしなくなることが起り得る。これがた
め弁別器4はこのような誤差を発生し得ないように設計
する必要がある。安全のために、上述した一致検出器に
よりこの弁別器をロックイン中スイッチオフすることに
よりこの誤差が発生しないようにすることができる。こ
のように、信号SFI’leが存在しないときは弁別器
4を不作動にする。
信号5yne”のパルスの持続時間が信号S、76のパ
ルスの持続時間に常に等しいことは保証できないこと明
らかである。これは、第1に、ライン同期パルスはテレ
ビジョン標準規格内で種々の持続時間を有し得るため、
及び第2に、回路配置内の種々の素子のトレランス、特
に分離器7のトレランスのためである。第4図は第3図
の左側部分のものと同一の波形を示し、第4図dのパル
スは第4図すの同期パルスより26だけ短かい。時間δ
はこのパルスの持続時間T=4.9usに対し小さいも
のとする。この場合、電圧■(第4g図)の最大値は■
・δ/C2であり、これにより生ずる位相シフトはに。
・I・δ・T/C2=1.18X10−3X、δrad
にほぼ等しくなる。計算すべき積分のために第4g図の
りプルをこの場合には矩形で近似する。ライン周波数に
対しこの位相誤差は約12×δおの時間誤差に対応する
。これはδが0.4μsより小さければ5nsより小さ
くなる。第4d図のパルスが第4b図のパルスより僅か
に大きい場合も同様の結果が得られる。従って、信号5
VnC”のパルスは同期パルスより0.8 t1s長く
又は短かくすることができる。
標準規格内の変化は僅か±0.2μsであるから、同期
信号分離器及び信号5yne”の発生手段に対して±0
.6nsの余裕が残されることになる。2つの弁別器の
出力電流間に偏差が存在し得るため、フィルタ3に供給
される電流If + 12は第3f図の左側部分におい
て零にならないことがあること明らかである。前述した
従来例では、2mAが14nsの位相シフトを発生する
。本発明ではこの偏差の結果として5nsの誤差が発生
するため、誤差は従来の約30%にすることができる。
以上の考察から弁別器4を具えた補償回路はさほど臨界
的ではない。
第3図から明らかなように、2つの位相弁別器からの電
流11及び■2は零であるか零でないかのどちらかであ
る。この理由のために、弁別器1及び4を合体させるこ
とができる。第2図から明らかなように、弁別器1は2
つの電流源、即ち信号5yncが高レベルで信号Raf
が低レベルのときフィルタ3から電流を引き出す第1電
流源と、両信号5ync及びR1が同時に高レベルのと
きフィルタ3へ電流を供給する第2電流源とを具えるも
のと考えることができる。これら電流はほぼ同一の強度
にする。第5図は弁別器1及び4を合体した弁別回路4
の回路図を示す。この回路では信号5yncをANDゲ
ート11及びANDゲート14に供給すると共に信号5
ync”をANDゲート13及びANDゲート16に供
給する。信号Rafをゲート11の第2入力端子、イン
バータ段12、インバータ段15及びゲート16の第2
入力端子に供給する。インバータ段12の出力端子をゲ
ート13の第2入力端子に接続すると共にインバータ段
15の出力端子をゲー目4の第2入力端子に接続する。
ゲー)11の出力端子とゲート13の出力端子をORゲ
ート17の入力端子接続し、このゲート17の出力によ
り電流源19を制御してこれを駆動させる。同様に、ゲ
ート14の出力端子及びゲート16の出力端子をORゲ
ート18の入力端子に接続し、このゲート18の出力に
より電流源20を制御してこれを駆動する。電流源19
及び20を相互接続して回路9の出力端子りに接続し、
電流源19の電流■8が大地から点りへと流れると共に
、電流源20の電流!、が点りから大地へと流れてフィ
ルタ3のキャパシタをそれぞれ充電及び放電するように
する。電流源19及び20の電流はほぼ同一の強さを有
する。第5図から明らかなように、5yncが高レベル
でRafが低レベルのとき及びSy、、ど及びRefが
ともに高レベルのとき!、は零でなく、且つ5yhc及
びR,fがともに高レベルのとき及びSynどが高レベ
ルでRafが低レベルのとき■、は零でない。得られる
合成電流I−Ibは第3f図の電流11+12と同一の
変化を示すものとなる。電流a19及び20はゲートパ
ルスの発生中のみ駆動され、従って信号5yne及びR
sfがほぼ同期しているときにのみ駆動される。点Aに
供給される信号がライン同期パルスの他にフィールドブ
ランギング期間内の等化パルス及びフィールド同期パル
スを有する複合同期信号である場合、等化パルス及びフ
ィールド同期パルスはライン同期パルスと異なる持続時
間を有し妨害を発生し得るので、既知の回路はライン位
相弁別器をフィールド同期回路からの信号によって等化
及びフィールド同期期間中スイッチオフする手段を具え
ている。
本例でも電流源19及び20はこの期間中駆動されない
こと明らかである。簡単のために第5図は該当する回路
部分を示していない。第1図において回路9の入力端子
Fから弁別器1及び4への供給線はこれら弁別器を不作
動にする信号の供給線である。
本発明はライン同期パルスにより発生する妨害の補償を
与えるものである。第1及び5図の回路配置内のいくつ
かの細部は上述した方法と異なる方法で実現し得ること
明らかである。例えば加算段6を減算段と置き換えれば
インバータ段5は省略することができる。素子4及び5
はフィルタ3と関連して、ライン同期パルスの発生中に
第2d図の電圧■とその平均値に対し反対極性の同一の
波形の電圧を発生し、得られた3角波電圧を信号発生器
2の制御入力端子Eに供給する回路とみなすことができ
る。この回路配置は他の方法、例えばA/D変換器を後
続させたクロックパルスのアップ−ダウンカウンタを用
い、このカウンタを第2a図の信号R,fの立下り縁の
前の2.35μsと後の2.35μsの期間に亘ってエ
ネーブすることにより実現することができること明らか
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明回路配置の基本回路図、第2図は本発明
の理解に有用な信号波形図、第3図は理想的な場合にお
いて第1図の回路配置内に発生する信号波形図、 第4図は実際的な場合において第1図の回路配置内に発
生する信号波形図、 第5図は第1図の位相弁別回路の一実施例の詳細回路図
である。 1・・・位相弁別器 2・・・信号発生器 3・・・ループフィルタ 4・・・位相弁別器 5・・・インバータ段 6・・・加算段 7・・・同期信号分離器 8・・・ビデオ信号処理段 9・・・位相弁別回路 11、13.14.16・・・ANDゲート12、15
・・・インバータ段 17、18・・・ORゲート 19、20・・・電流源

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、入ビデオ信号用ビデオ信号処理回路と、画像表示ス
    クリーン上の水平走査のための基準信号を発生するライ
    ン同期回路とを具え、該ライン同期回路は前記基準信号
    及び該基準信号の周波数に結合された周波数を有する前
    記ビデオ信号処理回路用クロック信号を発生する信号発
    生器と、該信号発生器を制御する位相制御ループとを具
    え、該位相制御ループは、入ビデオ信号中に存在するラ
    イン同期信号を受信する第1入力端子及び前記基準信号
    を受信する第2入力端子と、ループフィルタを経て前記
    信号発生器の制御入力端子に結合された出力端子とを有
    し該制御入力端子に制御信号を供給する位相弁別回路を
    具え、前記基準信号は該位相制御ループの同期状態にお
    いてライン同期信号と同一の周波数及びほぼ同一の位相
    になるようにした画像表示装置用回路配置において、ラ
    イン同期信号のパルスの発生中に基準信号の周波数に等
    しいくり返し周波数を有する補償信号を発生する補償回
    路を前記信号発生器に結合し、その補償信号を前記信号
    発生器の制御入力端子に供給して該入力端子における信
    号が前記位相制御ループの同期状態においてライン同期
    信号の同期状態中ほぼ一定になるようにしたことを特徴
    とする画像表示装置用回路配置。 2、前記位相弁別回路は前記信号発生器から、前記位相
    制御ループの同期状態においてライン同期パルスとほぼ
    同時に発生すると共にライン同期パルスと同一の持続時
    間を有する第2信号を受信する第3入力端子を有し、前
    記位相弁別回路の出力端子の信号が前記補償信号を含む
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の回路配置。 3、前記位相弁別回路は第1及び第2の位相弁別器を具
    え、第1弁別器は当該位相弁別回路の第1入力端子であ
    る第1入力端子及び当該位相弁別回路の第2入力端子で
    ある第2入力端子を有し、第2弁別器は当該位相弁別回
    路の第3入力端子である第1入力端子及び当該位相弁別
    回路の第2入力端子に結合された第2入力端子を有し、
    両別別器の出力端子を相互結合して当該位相別別回路の
    出力端子に結合したことを特徴とする請求項2記載の回
    路配置。 4、前記位相弁別回路の第2入力端子と前記第2位相弁
    別器の第2入力端子との間にインバータ段を配置し、両
    位相弁別器の各出力端子を加算段の入力端子に接続し、
    該加算段の出力端子を前記位相弁別回路の出力端子とし
    たことを特徴とする請求項3記載の回路配置。 5、両位相弁別器の各出力端子を減算段の入力端子に接
    続し、該減算段の出力端子を前記位相弁別回路の出力端
    子としたことを特徴とする請求項3記載の回路配置。 6、前記位相弁別回路は、当該回路の第1及び第2入力
    端子の信号により制御されその出力電流を蓄積素子に供
    給する第1電流源と、当該回路の第2及び第3入力端子
    の信号により制御されその出力電流を前記蓄積素子から
    引き出す第2電流源とを具え、前記蓄積素子に存在する
    電荷が前記信号発生器の制御入力端子に供給すべき制御
    信号を構成するようにしたことを特徴とする請求項2記
    載の回路配置。 7、前記補償回路を前記位相制御ループの非同期状態中
    不作動にする手段を設けたことを特徴とする請求項1記
    載の回路配置。 8、前記位相弁別回路の第1入力端子の信号が等化及び
    フィールド同期信号も含む場合に、前記補償回路を等化
    及びフィールドブランキング期間中不作動にする手段を
    設けたことを特徴とする請求項1記載の回路配置。
JP2275476A 1989-10-18 1990-10-16 画像表示装置用回路配置 Pending JPH03145379A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
NL8902579 1989-10-18
NL8902579A NL8902579A (nl) 1989-10-18 1989-10-18 Schakeling in een beeldweergeefinrichting met een videosignaalverwerkingsschakeling en een lijnsynchroniseerschakeling.

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03145379A true JPH03145379A (ja) 1991-06-20

Family

ID=19855474

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2275476A Pending JPH03145379A (ja) 1989-10-18 1990-10-16 画像表示装置用回路配置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5117290A (ja)
EP (1) EP0423882B1 (ja)
JP (1) JPH03145379A (ja)
KR (1) KR910009048A (ja)
DE (1) DE69015560T2 (ja)
NL (1) NL8902579A (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4102993A1 (de) * 1991-02-01 1992-08-06 Philips Patentverwaltung Schaltungsanordnung zur zeitbasis-transformation eines digitalen bildsignals
US5519889A (en) * 1994-02-04 1996-05-21 Ford Motor Company Method and apparatus to conceal RF interference in AM radio reception caused by a switch mode power supply
US6005634A (en) * 1996-07-24 1999-12-21 Motorola, Inc. Method and apparatus for controlling the display of a video image
US6323910B1 (en) * 1998-03-26 2001-11-27 Clark, Iii William T. Method and apparatus for producing high-fidelity images by synchronous phase coherent digital image acquisition
KR100411685B1 (ko) * 2001-10-31 2003-12-18 (주)그린앤크린 대두지방산과 레시틴을 이용한 활성 수용성 천연세제조성물 및 그 제조방법
KR102633240B1 (ko) * 2021-05-03 2024-02-05 코스맥스 주식회사 세라마이드를 포함하는 유중수형 화장료 조성물 및 이의 제조방법

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS522319A (en) * 1975-06-24 1977-01-10 Hitachi Ltd Video phase fluctuation regulating unit
NL169811C (nl) * 1975-10-03 1982-08-16 Philips Nv Beeldregelsynchronisatieschakeling, alsmede televisieontvanger daarvan voorzien.
US4535358A (en) * 1982-04-13 1985-08-13 U.S. Philips Corporation Line synchronizing circuit for a picture display devices and picture display device comprising such a circuit
DE3361717D1 (en) * 1982-09-14 1986-02-13 Philips Nv Line synchronizing circuit for a picture display device
JPS62271562A (ja) * 1986-05-20 1987-11-25 Mitsubishi Electric Corp 位相同期クロツク発生回路
US4872055A (en) * 1987-02-04 1989-10-03 U. S. Philips Corporation Line synchronizing circuit in a picture display device
US4802009A (en) * 1987-07-13 1989-01-31 Rca Licensing Corporation Digitally controlled phase locked loop system
US4791488A (en) * 1987-08-12 1988-12-13 Rca Licensing Corporation Line-locked clock signal generation system
US4871951A (en) * 1987-10-23 1989-10-03 U.S. Philips Corporation Picture display device including a line synchronizing circuit and a line deflection circuit
DE3887266T2 (de) * 1987-10-26 1994-07-21 Philips Nv Horizontal-Synchronschaltung.
US5008659A (en) * 1988-02-08 1991-04-16 U.S. Philips Corporation Picture display device including a waveform generator/and a compensation circuit, and integrated circuit incorporating the same

Also Published As

Publication number Publication date
EP0423882B1 (en) 1994-12-28
US5117290A (en) 1992-05-26
NL8902579A (nl) 1991-05-16
DE69015560T2 (de) 1995-07-13
KR910009048A (ko) 1991-05-31
EP0423882A1 (en) 1991-04-24
DE69015560D1 (de) 1995-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6277770A (ja) ビデオ信号のサンプリングクロツク発生回路
JPS5834065B2 (ja) 水平同期回路を有するテレビジヨン受像機
JPS6123708B2 (ja)
US5815212A (en) Video overlay circuit for synchronizing and combining analog and digital signals
JPH03145379A (ja) 画像表示装置用回路配置
EP0713627B1 (en) Synchronizing arrangement and method
KR100228329B1 (ko) 수평 동기 장치
US4660080A (en) Synchronization circuit responsive to time-multiplexed signals
JPH1023293A (ja) 同期発生装置と画像表示装置
KR970002960B1 (ko) 라인 동기화 회로
WO1999019985A1 (en) Externally-synchronized voltage-controlled oscillator in phase locked loop
JP2880187B2 (ja) デジタルテレビジョン受像機
JP2794693B2 (ja) 水平偏向回路
JP2645039B2 (ja) 位相同期ループ回路
JPH1188720A (ja) 同期信号生成装置およびそれを用いたフィールド判定装置
JP2000184230A (ja) 水平同期回路
JP2002359753A (ja) 映像表示装置および映像安定化方法
KR100287783B1 (ko) 씨씨티브이카메라
JPH08149332A (ja) シンク・リゼネレ−タおよびそれを用いた表示システム
JPH03119881A (ja) クロック発生回路
JPS60250780A (ja) 水平同期回路
JPH01149512A (ja) 自動周波数制御回路
JPH0787350A (ja) 水平偏向周波数判別装置
JPH0758633A (ja) Pll回路
JPH02165779A (ja) 水平afc回路