JPH03143915A - 有機溶剤系熱硬化性組成物 - Google Patents

有機溶剤系熱硬化性組成物

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JPH03143915A
JPH03143915A JP28401189A JP28401189A JPH03143915A JP H03143915 A JPH03143915 A JP H03143915A JP 28401189 A JP28401189 A JP 28401189A JP 28401189 A JP28401189 A JP 28401189A JP H03143915 A JPH03143915 A JP H03143915A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は硬化性組成物に関する。
[従来の技術及びその問題点] 従来、硬化性組成物として水酸基含有化合物にポリイソ
シアネート又はメラミンなどの架橋剤を配合した組成物
が知られている。しかしながら、〆す ・・ソシアネートを用いる場合には、得られる被膜の耐
候性が不充分となり、しかも黄変を生じゃライフが短く
、・・ソシアネートの毒性の問題ちある。
一方、メラミンを用いる場合には、140℃程度以上の
高温での焼付けが必要となり、得られる被膜の耐酸性も
不充分である。
これに対して本出願人は1液性で無毒性であって低温硬
化性組成物として、例えば特開昭60−67553号公
報にメタクリロキシプロピルトリメトキシシラン等のア
ルコキシシランを含有するビニル重合体にアルミニウム
キレート化合物を配合した組成物を提案した。しかしな
がら、上記組成物では、アルコキシシランが加水分解し
て生じるシラノール基のみが架橋官能基であるため硬化
には多量の水を要すること、この加水分解時に生ずる多
量のアルコール等の副生物のため硬化物の物性が充分と
はいえないこと、空気中の水分のみで硬化させる場合表
面から硬化するため内部が硬化しにくくなり硬化物にチ
ヂミを生じ易いこと等の欠点がある。
また、特開昭53−111336号公報にはエポキシ基
並びにシラノール基及び/又はシロキサン基の両者又は
一方を含有する化合物(ただし、エポキシ基並びにシラ
ノール及び/又はシロキサン基の両者が同一分子中もし
くは各々異なる分子中に含まれる。)、シリカ微粒子及
びアルミニウムキレート化合物の組成物が開示されてい
る。しかしながら上記組成物ではエポキシ基並びにシラ
ノール及び/又はシロキサン基を有する化合物として、
実質的には同一分子中にこれらの基を有する化合物が使
用されており、具体的にはγ−グリシドキシアルキルア
ルコキシシランの加水分解物が使用されているが、この
ものでは貯蔵中に該加水分解物同士の反応や該加水分解
物とシリカ微粒子との反応が進行し増粘、ゲル化などを
起こし実用的でない。また、エポキシ基を含有する化合
物とシラノール及び/又はシロキサン基を含有する化合
物との混合物も示されるが、貯蔵中にこれらた形成被膜
の透明性も低下したりするという問題点がある。
本発明組成物で使用するシリカ微粒子は、粒子表面にシ
ラノール基を有する平均粒子径的0.001m〜0.1
−のものが使用できる。平均粒子径が約011Pより大
きいと硬化物が白濁したり、沈降安定性が低下したりす
るという恐れがあり、他方、平均粒子径が約0.00・
−より小さいと組成物の粘度が高くなって取り扱いが困
難となるので好ましくない。上記シリカ微粒子として、
乾燥シリカ粉末ち使用できるが、本発明においては、有
機溶媒、特に水以外の有機溶媒に分散させたコロイダル
シリカを用いることが好ましい。水以外の有機溶媒とし
ては、シリカを安定に分散させるものであれば、特に制
限されずに使用できる。好ましい具体例としてはメチル
アルコール、エチルアルコール、n−プロピルアルコー
ル、 1so−プロピルアルコール、n−ブチルアルコ
ール、 1so−ブチルアルコール、5ec−ブチルア
ルコール、tert−ブチルアルコール、n−ペンチル
アルコール、n−へブチルアルコールなどの如きC1〜
6の1価アルコール類:エチレングリコール、ジエチレ
ングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレング
リコールなどの如き多価アルコール類:エチルセロソル
ブ、ブチルセロソルブ、プロピレングリコールモノメチ
ルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル
、エチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレング
リコールジメチルエーテルなどの如きエーテル類;N、
N−ジメチルホルムアミドの如きアミド頚;アセトニト
リルの如きニトリル類などが挙げられる。また上記した
以外の有機溶剤、例えば芳香族炭化水素類、エステル類
、ケトン類などのものも組合わせて使用できる。
本発明組成物で使用する脂環式ポリエポキシ化合物は1
分子中に平均2個以上、好ましくは平均2個〜400個
の脂環式エポキシ基を含有する化合物である。脂環式エ
ポキシ基が平均2個より少ないと硬化性が低下し、その
結果として被膜の外112(ヒビワレなど)、耐水性、
耐薬品性などが低下したりするという欠点がある。
また、該脂環式ポリエポキシ化合物は約150〜200
.000、好まシくハ約15o〜80.000の数平均
分子量を有することができる。該分子量が200.00
0より大きいと組成物の粘度が高くなって取り扱いが困
難となるので好ましくない。
脂環式ポリエポキシ化合物の具体例としては。
下記した式で示される化合物(1) など;脂環式エポキシ基及び官能基(脂環式エポキシ基
と不活性な基例えば水酸基、エポキシ基など)を含有す
る化合物(2)(U配化合物(1)、官能基と相補的に
反応する官能基(カルボキシル基、イソシアネート基、
アミノ基など)を平均2個以上含有する低分子又は高分
子量化合物(ヘキサメチレンジイソシアネート、インポ
リジイソシアネート、トリレンジイソシアネートなどの
如きポリイソシアネート化合物:フタル酸、アジピン酸
などの如き多塩基酸化合物、アクリル系樹脂、ポリエス
テル系樹脂などのカルボン酸又はイソシアネート基含有
樹脂など)と反応させて得られるちのなどが挙げられる
また、上記以外の脂環式ポリエポキシ化合物として例え
ば下記脂環式エポキシ基含有重合性不飽和単量体の単独
重合体又はこれらの不飽和単量体とα。
β−エチレン性不飽和単量体との共重合体布する単量体 (11) 各式中、R1は水素原子又はメチル基、R2はCI−8
の2価の炭化水素基、R3はC6〜2゜の2価の炭化水
素基、R4は01〜4アルキル基又は水素原子を示す、
WはO及び1〜10の整数を示す。
上記した2価の炭化水素基としては1例えば−CH2−
、−CH2Cl、−1−C1,−CH2−CH2−CH
−C1゜R2゜−1 −c+ d’L14 −C1゜Hss− 等を挙げることができる。
1 2 3 R4は同一らしくは異なっていてもよい。
一般式(1) %式%12) で表わされる具体例と しては、 例えば 飽和単量体 各式中、R’、R2及びR4 有する。
一般式(13)〜(15) の具体例としては、例えば は前記と同し意味を で表わされる化合物 量体 る。
一般式(16) %式%17) で表わされる化合 物の具体例としては例えば 等を挙げることができる。
各式中、R1、R2、R3、 同様の意味を有する。
一般式(18)〜(22) の具体例としては、例えば R4及びWは前記と で表わされる化合物 を挙げることができる。
重合性不飽和基 (cH2=CI(cH20−1を有す−る単量体各式中
、R’及びR2は前記と同様の意味を有−る6 一般式(23)〜(25)で表わされる化合1の具体例
としては1例えば を挙げることができる。
重合性不飽和基 (cH2=CHD−) を有する不飽和単 量体 勿 各式中R 及びR2 は前記と同様の意味を有す る。
一般式(26) (27) で表わされる化合 物の具体例としては、 例えば を挙げることができる。
重合性不飽和基 (c11,・CH−1を有する不飽和単量体 各式中、 R2は前記と同様の意味を有する。
一般式(28) (29) で表わされる化合 物の具体例としては、 例えば を挙げることができる。
不飽和単量体 (31) 各式中、R1、R2及びR3 を有する。
一般式(30)〜(33) の具体例としては、例えば は@記と同様の意味 で表わされる化合物 a、β−エチレン性不飽和単量体の具体例としでは、 (a)アクリル酸又はメタクリル酸のエステル例えば、
アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロ
ピル、アクリル酸イソプロピル、アクリル酸ブチル、ア
クリル酸ヘキシル、アクリル酸オクチル、アクリル酸ラ
ウリル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メ
タクリル酸プロピル、メタクリル酸イソプロピル、メタ
クリル酸ブチル、メタクリル酸ヘキシル、メタクリル酸
オクチル、メタクリル酸ラウリル等のアクリル酸又はメ
タクリル酸の炭素数1〜18のアルキルエステル:アク
リル酸メトキシブチル、メタクリル酸メトキシブチル、
アクリル酸メトキシエチル、メタクリル酸メトキシエチ
ル、アクリル酸エトキシブチル、メタクリル酸エトキシ
ブチル等のアクノル酸又はメタクリル酸の炭素数2〜1
8のアルコキシアルキルエステル;ヒドロキシエチル(
メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アク
リレート等の(メタ)アクリル酸のC2〜8のヒドロキ
シアルキルエステル及び該(メタ)アクノル酸のC2〜
8のヒドロキシアルキルエステルとε−カプロラクトン
、γ−バレロラクトン等のラクトン類との付加物などの
水酸基含有不飽和単量体;アリルアクリレート、アリル
メタクリレート等のアクリル酸又はメタクリル酸の炭素
数2〜8のアルケニルエステル:アリルオキシエチルア
クリレートアリルオキシメタクリレート等のアクリル酸
又はメタクリル酸の炭素数3〜18のアルケニルオキシ
アルキルエステル。
(b)ビニル芳香族化合物:例えば、スチレン、α−メ
チルスチレン、ビニルトルエン、p−クロルスチレン。
(c)ポリオレフィン系化合物 例えば、ブクジエン、
イソプレン、クロロブレン。
(d)その他 アクリロニトリル、メタクリロニトリル
、メチルイソプロペニルケトン、酢酸ビニル、ベオバモ
ノマ−(シェル化学製品)、ビニルプロピオネート、ビ
ニルビバレート、アクリル酸、メタクリル酸、パーフル
オロブチルエチルメタクリレート、バーフルオロイソノ
ニルエチルメタクリレート、バーフルオ四オクチルエチ
ルメタクリレート、グリシジルアクリレート、グリシジ
ルメタクリレートなどが挙げられる。
本発明組成物において、該組成物中に脂肪族エポキシ基
、水酸基、カルボキシル基などの少なくと61種のその
他の官能基を含有することができる。これらの中でも被
膜の硬化性が向上することから特に水酸基が好ましい。
該その他の官能基を組成物中に、含有させる方法として
は、脂環式ポリエポキシ化合物として、その他の官能基
を有する脂環式ポリエポキシ化合物を用いるか、ちしく
はその他の官能基を有する化合物を添加することによっ
て含有させることができる。その他の官能基を有する脂
環式ポリエポキシ化合物としては、例えば脂環式エポキ
シ基含有重合性不飽和単量体と、前記水酸基含有不飽和
単量体、グリシジル(メタ)アクリレート、 (メタ)
アクリル酸から選ばれる少なくとu1種の単量体及び必
要に応じて上記した以外のα、β−エチレン性不飽和単
量体とを共重合反応させて得られる共重合体が使用でき
る。また、その他の官能基を有する化合物としては例え
ば水酸基含有不飽和単量体、グリシジル(メタ)アクリ
レート、(メタ)アクリル酸から選ばれる少なくと61
種の単独重合体もしくはこれらの単量体と必要に応じて
上記以外のα、β−エチレン性不飽和単量体とを共重合
反応させて得られる共重合体:水酸基及び/又はカルボ
キシル基含有のポリエステル系、シリコン系、ポリエー
テル系などの樹脂;エチレングリコールなどの低分子量
化合物が使用できる。またその他の官能基の含有量は多
量に使用すると被膜の耐水性、耐薬品性などの性能が低
下する恐れがあるので、硬化性組成物固形分1kgに対
してその他の官能基が約5モル以下に押さえる必要があ
る。
本発明組成物において、(b)脂環式ポリエポキシ化合
物中にシラノール基及び/又はシロキサン基を含有させ
たり、シラノール基及び/又はシロキサン基を含有する
化合物を添加したりすると組成物の貯蔵安定性、被膜の
耐薬品性、耐熱性などが低下するので好ましくない。
本発明組成物で使用する金属キレート化合物としては、
アルミニウムキレート化合物、チタニウムキレート化合
物、ジルコニウムキレート化合物が好ましい。また、こ
れらのキレート化合物のなかでも、ケト・エノール互変
異性体を構成し得る化合物を安定なキレート環を形成す
る配位子として含むキレート化合物が好ましい。
ケト・エノール互変異性体を構成し得る化合物としては
、β−ジケトン類(アセチルアセトン等)、アセト酢酸
エステル類(アセト酢酸メチル等)、マロン酸エステル
類(マロン酸エチル等)、及びβ位に水酸基を有するケ
トン類(ダイア七トンアルコール等)、β位に水酸基を
有するアルデヒド類(サリチルアルデヒド等)、β位に
水酸基を有するエステル類(サリチル酸メチル)等を使
用することができる。特に、アセト酢酸エステル類、β
−ジケトン類を使用すると好適な結果が得られる。
アルミニウムキレート化合物としては、−一アルミニウ
ムアルコキシド1モルに対し、上記ケト・エノール互変
異性体を構成し得る化合物を通常3モル以下程度のモル
比で混合し、必要に応して加熱することにより好適に調
製することができる。特に好ましいアルミニウムキレー
ト化合物としては、例えば、トリス(エチルアセトアセ
テート)アルミニウム、トリス(n−プロピルアセトア
セテート)アルミニウム、トリス(イソプロピルアセト
アセテート)アルミニウム、トリス(n−ブチルアセト
アセテート)アルミニウム。
イソプロポキシビス(エチルアセトアセテート)アルミ
ニウム、ジイソプロポキシエチルアセトアセテートアル
ミニウム、トリス(アセチルアセトナト)アルミニウム
、トリス(プロピオニルアセトナト)アルミニウム、ジ
イソプロポキシプロピオニルアセトナトアルミニウム、
アセチルアセトナト・ビス(プロピオニルアセトナト)
アルミニウム、モノエチルアセトアセテートビス(アセ
チルアセトナト)アルミニウム等を挙げることができる
チタニウムキレート化合物としては、amチタニウムア
ルコキシド1モルに対し、上記ケト・エノール互変異性
体を構成し得る化合物を通常4モル以下程度のモル比で
混合し、必要に応じて加熱することにより好適に調製す
ることができる。特に好ましいチタニウムキレート化合
物としては、ことができる。
ジルコニウムキレート化合物としては、ジルコニウムア
ルコキシド1モルに対し、・量 上記 ケト・エノール互変異性体を構成し得る化合物を通常4
モル以下程度のモル比で混合し、必要に応じて加熱する
ことにより好適に調製することができる。特に好ましい
ジルコニウムキレート化合物としては、例えば、テトラ
キス(アセチルアセトナト)ジルコニウム、テトラキス
(n−プロピルアセトアセテート)ジルコニウム、テト
ラキス(アセチルアセトナト)ジルコニウム、テトラキ
ス(エチルアセトアセテート)ジルコニウム等のジルコ
ニウムキレート化合物を挙げることができる。
該アルミニウムキレート化合物、ジルコニウムキレート
化合物、チタニウムキレート化合物は、いずれか1種を
用いてち良いし、2種以上を適宜併用しても良い。
金属キレート化合物の配合割合はシリカ微粒子及び脂環
式ポリエポキシ化合物の固形分換算で合計100重量部
に対して0.01〜30重量部程度とするのが適当であ
る。この範囲より少ないと架橋反応硬化性が低下する傾
向にあり、又この範囲より多いと硬化物中に残存して耐
水性を低下させる傾向にあるので好ましくない。好まし
い配合量はO,1〜10重量部で、より好ましい配合量
は1〜5重量部である。
前記シリカ微粒子と脂環式ポリエポキシ化合物との配合
割合は、両者の成分の固形分合計量を基準としてシリカ
微粒子5〜85重量%、好ましくは30〜75重量%、
脂環式ポリエポキシ化合物95〜15重量%、好ましく
は70〜25重量%の範囲内である6シリ力微粒子が5
重量%より少ない(脂環式ポリエポキシ化合物95重量
%より多い)と硬化性、硬度、耐薬品性などが劣り、他
方、シリカ微粒子が85重量%より多い(脂環式ポリエ
ポキシ化合物15重量%より少ない)と硬化性、被膜外
観(ヒビワレ、透明性など)などが劣る。
本発明組成物には必要に応じて無機顔料、有機顔料、各
種添加剤などが配合できる。
本発明組成物は有(漫l容媒に溶解らしくは分散した形
で使用できる。好ましい有機溶剤としては、例えばトル
エン、キシレン等の芳香族炭化水素系ン容斉l、メチル
エチルケトン ン 等のエステル系溶剤、ジオキサン、エチレングリコール
ジエチルエーテル等のエーテル系溶剤、ブタノール、プ
ロパツール等のアルコール系溶剤等を挙げることができ
る。これらの溶剤は、単独又は適宜混合して用いること
ができる.組成物の濃度は、使用目的によって一様では
ないが、一般にIO〜70重量%程度とすればよい。
本発明組成物は、例えば、塗料、接着剤、インキ等とし
て好適に使用できる。
本発明組成物を塗料として用いる場合の塗装方法は特に
限定はなく、例えばスプレー塗装、ロール塗装、へケ塗
り等の一般的な塗装方法によって塗装することができる
本発明組成物は、約140°C以下の低温で容易に架橋
硬化させることができ、例えば、約120℃〜140℃
では約5分間〜30分間,約60°C〜100℃では約
20分間〜5時間で充分に硬化させることができる。
実施例 次に、実施例にて本発明の詳細な説明する。なお、実施
例及び比較例中の「部」及び「%」はそれぞれ重量基準
である。
樹脂溶液Aの製造例 反応容器中に酢酸ブチル1.000部を仕込み、100
°Cに加熱した。続いて、このものに下記した混合物 イソシアネートエチル メタクリレート         155部n−ブチル
アクリレート      695部スチレン     
        150部アゾビスイソブチロニトリル
      5部を3時間かけて滴下し、更に同(黒度
で3時間熟成を行なって樹脂固形分50%の溶2夜を得
た。
次に、樹脂溶液2.000部、 ルイソブチルケトン356部の混合物を100°Cで4
時間反応させて固形分50%の(剥脂溶液Aを得た。該
樹脂は数平均分子盟約50.000.1分子当たりの脂
環式エポキシ基数平均約37個であった・ 樹脂溶液Bの製造例 反応容器中に酢酸ブチル1,000部を仕込み、100
℃に加熱した。続いて、このものに下記した混合物 3.4エポキシシクロヘキシル メチルメタクリレート      200部2−ヒドロ
キシエチルアクリレート  50部n−ブチルアクリレ
ート      500部スチレン         
    250部t−ブチルパーオキシオクトエート 
 30部を3時間かけて滴下し、更に同温度で3時間熟
成を行なって固形分50%樹脂溶液Bを得た。該樹脂は
数平均分子盟約15.000.1分子当たりの脂環式エ
ポキシ基数約15個であった。
樹脂溶液Cの製造例 樹脂溶液Bの製造例において、混合物を3.4エポキシ
シクロヘキシルメチルメタクリレート1.000部、ベ
ンゾイルパーオキサイド5部に全て置き換えた以外は樹
脂溶液Bの製造例と同様の方〆去で固形分50%の樹脂
/8液Cを得た。該樹脂は数平均分子盟約40.000
.1分子当たり脂環式エポキシ基数約204個であった
樹脂溶液りの製造例 樹脂溶液Cの製造例において、3.4エボキシシクロヘ
キシルメチルメククリレートをグリシジルメタクリレー
トに全て置き換えた以外は樹脂溶液Cの製造例と同様の
方法で固形分50%のti4脂溶酸溶液得た。該樹脂は
数平均分子盟約40.000.1分子当たり脂環式エポ
キシ基数的281(固であった。
樹脂溶液Eの製造例 反応容器中にγ−グリシドキシプロビルメチルジェトキ
シシラン248部を仕込み、このものに0.05N塩酸
水(容府36部を添加し反応させて、16〕脂固形分6
1%の[対酸溶液Eを得た。
実施例1〜4 表に記載した原料及び割合で配合して実施例の組成物を
得た。
比較例1〜4 表に記載した原料及び割合で配合して比較例の組成物を
得た。
(*1lERL−4221 ユニオンカーバイト社製品、商品名、 固形分100%、脂環式ジェポキシ化合物、 (*2)シリカゾルI PA−5T 日産化学社製品、商品名、固形分30 %、゛ll−プロパツール散液コロイグルシリ力平均粒
子径0.0LF〜0.02戸 シリカゾルNBA−3T 同上社製品、固形分20%、n−ブタ ノール分散液コロイダルシリカ、平均粒子径0,01戸
〜0.02pm (*3)貯蔵安定性 30°Cで貯蔵した。沈降、増粘、ゲル化などの異常を
生じる貯蔵期間を調べた。
(傘4)試験板の調製; 組成物を軟鋼板上に乾燥膜厚が25〜 30Fになるように塗布し表に記載の条件で乾燥した。
被膜外観: 被膜の異常(白濁、ヒビワレ、変色、透明性など)を調
べた。
鉛筆硬度: JISK−5400に従って行なった。
耐酸性: 5%@酸5ccをのせ、60℃で1時間乾燥を行なった
のち、被膜外観(前記と同様)変化を初期のちのと比較
した。
副熱水性。
90°C熱水に10時間浸漬したのち、被膜外観(前記
と同様)変化を初期のものと比較した。
耐熱性: 160°Cで10時間加熱を行なったのち、被膜外観(
前記と同様)変化を初期のものと比較した。
[発明の効果] 発明組成物は、以上述べた組成物を有しているので長期
貯蔵安定性が優れ、しかも形成被膜の外観、 耐薬品性、 iji p性などが優れるという効果を発揮するちので
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、(a)シリカ微粒子、(b)脂環式ポリエポキシ化
    合物及び(c)金属キレート化合物を必須成分として含
    有し、且つ(a)成分と(b)成分の配合割合が固形分
    比で(a)成分5〜85重量%及び(b)成分95〜1
    5重量%であり、そして(c)成分が(a)成分及び(
    b)成分の固形分の合計100重量部当たり0.01〜
    30重量部含有することを特徴とする硬化性組成物。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05310885A (ja) * 1992-05-07 1993-11-22 Printing Bureau Ministry Of Finance Japan 脂環式エポキシ樹脂及びそれらの製造方法並びにそれらを含有する紫外線、電子線硬化樹脂組成物
JP2005068440A (ja) * 2004-11-24 2005-03-17 Aica Kogyo Co Ltd コロイダルシリカ含有単量体、硬化性樹脂組成物及びその樹脂硬化物
JP2007524728A (ja) * 2003-06-27 2007-08-30 ヘンケル コーポレイション ベンズオキサジン成分および強化剤としての第二級アミン末端基を有するアクリロニトリル−ブタジエンコポリマーを含む熱硬化性組成物

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JP2005068440A (ja) * 2004-11-24 2005-03-17 Aica Kogyo Co Ltd コロイダルシリカ含有単量体、硬化性樹脂組成物及びその樹脂硬化物

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