JPH0314002Y2 - - Google Patents

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JPH0314002Y2
JPH0314002Y2 JP5603485U JP5603485U JPH0314002Y2 JP H0314002 Y2 JPH0314002 Y2 JP H0314002Y2 JP 5603485 U JP5603485 U JP 5603485U JP 5603485 U JP5603485 U JP 5603485U JP H0314002 Y2 JPH0314002 Y2 JP H0314002Y2
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JP
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thin film
lead frame
thermistor element
film thermistor
electrode pad
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JP5603485U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電子部品、たとえば、薄膜サーミスタ
素子等のように片面に2本のリード線接続用電極
を有する構造の温度センサにリード線を取付けた
電子部品に関する。
〔従来の技術〕
従来におけるこの種の電子部品である温度セン
サは、第4図、第5図に示す如き構造のものであ
つた。すなわち、図において、1は絶縁基板1a
上に温度依存性を有する金属または金属酸化物等
の材料をスパツタリング等の方法によつて薄膜層
1bが形成されると共に該薄膜層1bの上に櫛歯
状の2つの電極1cが形成された薄膜サーミスタ
素子である。2は前記薄膜サーミスタ素子1の電
極1cに半田、導電性接着剤等によつて電気的に
接続されたリード線である。なお、リード線2は
電極1cの延長上に形成された電極パツド1dに
接続されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕 ところで、前記した従来の温度センサにあつて
は、薄膜サーミスタ素子1の大きさが大きくとも
1.5mm×1.0mm程度あり、このように小さな素子の
電極パツド1dにリード線2を正確に接続するこ
とは非常に困難である。このために、薄膜サーミ
スタ素子1を正確に位置決めし、整列するための
治具や、リード線2の位置間隔を正確に決めるた
めの治具を使用しなければならず、そのために設
備費が掛かり、また、治具を使用しても歩留り良
く製造することは困難であつた。
さらに、薄膜サーミスタ素子1を固定した状態
において、リード線2が強く引かれたような場
合、電極パツド1dが薄膜層1bから剥離してし
まう等の欠点もあつた。
〔考案の目的〕
本考案は叙上の欠点を是正するために成された
もので、その目的とするところは、リード線をリ
ードフレーム化すると共にその先端に挾持部を形
成し、この挾持部に薄膜サーミスタ素子を挾持固
定することにより、製造を容易になすと共に歩留
りの良い製品を製作でき、しかも、電極パツドが
薄膜層から剥離してしまうということもない電子
部品を提供するにある。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図〜第3図と共
に説明する。なお、図において、従来例と同一部
分には同一符号を付し、説明は省略する。
3はコバール、ニツケル、銅あるいはこれらの
合金からなる金属板を、例えば、打抜きプレスに
より一連のフレーム形状に形成したリードフレー
ムにして、スプロケツト用の孔3a1が形成され
た帯状部3aと、該帯状部3aから直角方向に延
びる一対で一組の脚柱部3b,3b′と、該脚柱部
3b,3b′の上端に帯状に形成され脚柱部3b,
3b′を連結する連結部3cと、該連結部3cから
直角方向に前記脚柱部3b,3b′と同一線上に延
びるリード部3d,3d′と、該リード部3d,3
d′の先端に前記薄膜サーミスタ素子1の厚みより
狭い間隔のU字状の挾持部3e,3e′とより構成
されている。
そして、このリードフレーム3の挾持部3e,
3e′の間に薄膜サーミスタ素子1を挾持固定る。
すなわち、該薄膜サーミスタ素子1の電極パツド
1dに挾持部3e,3e′の先端を正確に位置決め
した後に、この部分を半田、導電性接着剤等で電
気的に固定する。なお、前記半田付けの場合に
は、予め電極パツド1dにメツキ等の方法によつ
て半田層を形成しておき、薄膜サーミスタ素子1
を挾持部3e,3e′に挾持した後、中性雰囲気中
で加熱処理することによつて、半田付けすること
も可能である。この場合、中性雰囲気が薄膜層1
bに電気的特性の変動を及ぼす場合には、電極パ
ツド1dを除く全体に二酸化硅素(SiO2)膜等
を形成し保護することによつて、前記変動を防止
することができる。
このようにして、薄膜サーミスタ素子1をリー
ドフレーム3に固定した後、必要に応じて該薄膜
サーミスタ素子1を含むリードフレーム3の先端
を絶縁樹脂等で被覆することもできる。
前記した如くリードフレーム3の各一対の挾持
部3e,3e′に夫々薄膜サーミスタ素子1を挾持
固定した後に、帯状部3a、連結部3cを切断す
ることにより、温度センサ等の電子部品を製作で
きるものである。
なお、リードフレーム3の挾持部3e,3
e′は、その先端部分を外側に折曲することによ
り、薄膜サーミスタ素子1の挿入挾持が容易にな
る。
また、リードフレーム3は図示のものに限定さ
れるものではなく、挾持部3e,3e′以外の部分
は必要に応じて種々の形状を取り得るものであ
る。
さらに、前記実施例は温度センサの場合につい
て説明したが、薄膜形状の素子であれば、いかな
るものにも応用できることは勿論のことである。
〔考案の効果〕
本考案は前記したように、リード線に代えてリ
ードフレームを使用すると共に該リードフレーム
のリード部先端をU字状に曲折して挾持部を形成
し、この挾持部に薄膜サーミスタ素子等の薄膜素
子を挿入し、かつ、該挾持部の側端と薄膜素子の
電極パツドとを電気的に接続固定したので、リー
ドフレームに対して薄膜素子が仮止め状態にある
ときに半田付け等が行え、従つて、薄膜素子に対
するリード線の位置が正確となり、製品の製造工
程中における歩留りが向上し、安価に製作できる
外、薄膜素子は挾持固定されているので、機械的
強度が従来のものに比べ格段に向上すると共に機
器への組み込み時に電極パツドが剥離する等の事
故が全くなく、従つて、取扱が容易である等の効
果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案に係る電子部品の一実
施例を示し、第1図はリードフレームの正面図、
第2図は同上のリードフレームに薄膜サーミスタ
素子を固定した状態の一部拡大正面図、第3図は
同上の−線断面図、第4図は従来例の要部の
正面図、第5図は同上の−線断面図である。 1……薄膜サーミスタ素子、1d……電極パツ
ド、3……リードフレーム、3e,3e′……挾持
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一面にリード線接続用の電極パツドが形成され
    た薄膜サーミスタ素子等の薄膜素子と、該薄膜素
    子を挾持すると共に前記電極パツドに電気的に接
    続される挾持部が先端に形成されたリードフレー
    ムとより構成されてなる電子部品。
JP5603485U 1985-04-17 1985-04-17 Expired JPH0314002Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5603485U JPH0314002Y2 (ja) 1985-04-17 1985-04-17

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JP5603485U JPH0314002Y2 (ja) 1985-04-17 1985-04-17

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JPS61173101U JPS61173101U (ja) 1986-10-28
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JP5603485U Expired JPH0314002Y2 (ja) 1985-04-17 1985-04-17

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JP6011285B2 (ja) * 2012-12-03 2016-10-19 三菱マテリアル株式会社 温度センサ
JP6011286B2 (ja) * 2012-12-03 2016-10-19 三菱マテリアル株式会社 温度センサ

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JPS61173101U (ja) 1986-10-28

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