JPH03139446A - 自動車用内装装置 - Google Patents

自動車用内装装置

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JPH03139446A
JPH03139446A JP27953889A JP27953889A JPH03139446A JP H03139446 A JPH03139446 A JP H03139446A JP 27953889 A JP27953889 A JP 27953889A JP 27953889 A JP27953889 A JP 27953889A JP H03139446 A JPH03139446 A JP H03139446A
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boss
grip
cylindrical body
hole
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Masaaki Shigesada
繁定 政昭
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車用内装装置、特にドアやサイドパネル
に支持されたアームレスト兼用グリップの構造に関する
〔従来技術及び本発明が解決しようとする課題〕従来の
かかる自動車用内装装置として、例えばトヨタ自動車−
が昭和62年5月に発行したE−EE90系、E−AE
91.92系、Q−CE90系新型車解説書の7−67
頁によると各種のドアが開示されている。
しかしながら、かかる従来技術によれば、例えば「成形
フル トリム」の説明に開示されたドアによれば、ウィ
ンドレギュレータハンドルの代わりに小さなパワーウィ
ンドスイッチが設けられた為に、ドアフィニッシャと一
体のアームレスト兼用グリップの前後長さが大きいもの
の、ドアフィニッシャの成形条件上アームレストに形成
されるグリップが小さいものになり、通常人の手がやつ
と入る程度であり改善が望まれている。
また、かかる構造、即ち成形フル トリムにあっては、
自動車の走行振動などで、乗員が身体を支えるべくグリ
・7プを握った時にその荷重に耐え得るように成形フル
 トリムの裏側に鉄板などの芯材を配設して補強しなけ
ればならず、製造原価高騰の原因になるばかりか、重い
ものになり、低燃費の原因になる恐れがある。
かかる課題は、上記したようなドアに限定されるもので
は無く、2ドア車のドアの後部に配設される所謂リアシ
ート側部の車体についても云えることであり、要は自動
車が走行することにより路面の凸凹を車体振動として拾
う時に乗員を支持する一手段としてのグリップであり且
つアームレスト兼用のものであれば、かかる課題を呈す
るのである。
そこで、本発明によれば、グリップを大きくできるよう
にすると共にフィニッシャ自体を軽量化した自動車用内
装装置を提供することを目的゛としたものである。
〔本発明の構成〕
本発明は、かかる目的を達成する為に、自動車用内装装
置としては、車体の車室内側に配設されたフィニッシャ
と、該フィニッシャの突出部に形成した上下貫通孔に上
下より夫々挿入して該突出部に支持され且つ上下に握持
可能なる貫通孔が形成されたグリップとよりなり、 該グリップは、前記突出部の上下貫通孔の下方より挿入
すると共に前記車体に支持される第1部材と、前記突出
部の上下貫通孔の上方より挿入すると共に前記第1部材
に嵌合可能なる第2部材とよりなり、 該第1部材は、前記フィニッシャの突出部に形成した上
下貫通孔の下側の縁部を覆うように形成されたフランジ
部を有する第1筒状本体と、該第1筒状本体の底部に形
成され且つ前記車体に支持される締結部材の挿入用の中
空状のボスとが一体に形成され、 前記第2部材は、前記フィニッシャの突出部に形成した
上下貫通孔の上側の縁部を覆うように形成されたフラン
ジ部を有する第2筒状本体と、該第2筒状本体の下縁部
より突出され且つ前記第1筒状本体のボスの外周に係合
される係合部と、該係合部が形成された底部の反対側の
第2筒状本体の面に前記第1筒状本体の上縁部に係合す
る爪が突出形成され、 前記第1部材と第2部材とが前記ボスと係合部との係合
及び爪と上縁部との係合により仮止め可能なるようにし
たことを特徴とするものである。
〔作 用〕
本発明はかかる構成よりなるから、グリップを大きくで
き、更にグリップに加わる荷重を直接車体が受ける構造
にしたことによりフィニッシャ自体を補強しなくても良
くなり、その分軽量化出来、更にグリップの取り付は作
業性を著しく向上することが出来る。
(実施例〕 第1図乃至第9図を用いて、本発明の一実施例について
構造を説明する。
第2図中符号lは本発明の一実施例に係る自動車用内装
装置で、車体、例えばドア2のインナパネル3の車室内
PR側に配設されたフィニッシャ4と、該フィニッシャ
4の突出部たるアームレスト5に形成した上下貫通孔6
 (第1図)に上下より夫々挿入して該アームレスト5
に支持され且つ上下に握持可能なる貫通孔7が形成され
たABS樹脂材よりなるグリップ8とよりなる。符号1
2はウィンドレギュレータである。
該フィニッシャ4は、第1図に示すように鉄板や木質系
樹脂を圧縮して形成した材料よりなる芯材9と、該芯材
9の表面を覆う布材よりなる表皮10とよりなり、該表
皮10の端末部を芯材9の凹部11内にきめこみされて
いる。
該グリップ8は、前記アームレスト5の上下貫通孔6の
下方より挿入すると共に前記ドア2のインナパネル3に
支持される第1部材20と、前記アームレスト5の上下
貫通孔6の上方より挿入すると共に前記第1部材20に
嵌合可能なる第2部材40とよりの三部品で構成される
該第1部材20は、前記フィニッシャ4のアームレスト
5に形成した上下貫通孔6の下側の縁部6a、6bを覆
うように形成されたフランジ部21を全周に有する第1
筒状零体22と、該第1筒状本体22の底部22aに形
成されボス25とが一体に形成されている。該ボス25
は、前記ドア2のインナパネル3に支持される締結部材
23の頭23aの挿入可能な径を有する中空部24を有
する有底状に形成されると共に該底部25aに前記締結
部材23の挿入可能な孔25bが形成され、該底部25
aの外面側、即ちインナパネル3側より外周たる外径小
径部25cが突出している。符号26は、前記インナパ
ネル3に係合されたスクリュウグロメットであり、前記
締結部材23が螺合される。前記ボス25の両側には第
1筒状本体22を射出成形する際の成形型を利用して係
合孔27が形成され、該係合孔27には締結後の締結部
材23の頭23aを覆うキャップ28の脚部28aが係
止される。尚、該キャップ28の表面は前記第1筒状零
体22の底部22aと同一面状をなす。また、符号29
は、前記第1筒状零体22の底部22aに対して反対側
、即ち車室内PR側に形成された第1固持部で、該第1
固持部29は、締結部材30の頭30aに手が触れにく
いように一般面31に対して凹部31aが形成され、該
凹部31aの中央に前記締結部材30の挿入可能な孔3
2が形成されている。符号33は、該第1固持部29よ
り内側に延在して形成された第1上縁部である。符号3
4は該第1上縁部33より上方に突設されたリブである
前記第2部材40は、前記フィニッシャ4のアームレス
ト5に形成した上下貫通孔6の上側の縁部6c、6dを
覆うように形成されたフランジ部41を全周に有する第
2筒状零体42と、該第2筒状零体42の下縁部42a
より前後に離間して下方に突出され且つ前記第1部材2
0のボス25の外径小径部25Cに係合される孔43a
を有する係合部43と、該係合部43が形成された前記
下縁部42aの反対側の第2筒状零体42の下縁部42
bの面に前記第1筒状零体22の第1上縁部33に係合
するよう複数下方に突出形成された第1爪44と、前記
係合部43 、43間に配設され前記第1上縁部33の
対向した第2上縁部33′に係合するよう複数下方に突
出形成された第2爪46とよりなる。符号45は前記フ
ランジ部41の前記第1爪44近傍に形成されたボスで
、前記孔32を介して挿入された締結部材30が螺合可
能な中空状に形成されている。
従って、前記第1部材20と第2部材40とは、アーム
レスト5に固持される前に、前記ボス25の外径小径部
25cと係合部43の孔43aとを係合させた後、第1
爪44と上縁部33とを係合させることにより、両部材
20 、40の弾性により仮止めが可能である。
かかる構成よりなるから、次に組立順序を説明する。
まず、アームレスト5の上下貫通孔6にグリップ8の第
2部材40を挿入する。次に該第2部材4゜の係合部4
3の孔43aに第1部材2oのボス25の外径小径部2
5cを係合して第1部材2oを第1図に矢印で示すよう
に上方に回転する。上縁部33上下縁部42bとが当接
する位置で、第1.2爪44 、46は第1.2上縁部
33 、33 ’を内側、即ち貫通孔7側に若干撓ませ
ることで、第1,2部材20 、40が係合する。ここ
で、作業者は第1部材2oがら手を離しても、第2部材
40に係合されているので、第1部材20は落ちない。
この状態で、締結部材3oをボス45に螺合させること
で、第1.2部材20 、40が一体になる。
尚、符号50は、第1.2部材20 、40の前後側面
の合わせ部である。
そこで、第8図及び第9図に示すようにウィンドレギュ
レータ12を手6oで回転させると、手6oの一部の軌
跡62がグリップ8の貫通孔7に入り込むことにより、
手60とグリップ8との干渉が避けられる。しかも、こ
のグリップ80貫通孔7に上方から千60を入れて全体
を掴むと核子60により加わった力が全てインナパネル
3を介して車体に伝達されるので、グリップ8そのもの
の変形を防ぐことが出来るばかりか、フィニッシャ4を
補強しないで良いことになる。
〔効 果〕
以上のように、本発明によれば、自動車用内装装置とし
ては、車体の車室内側に配設されたフィニッシャと、該
フィニッシャの突出部に形成した上下貫通孔に上下より
夫々挿入して該突出部に支持され且つ上下に握持可能な
る貫通孔が形成されたグリップとよりなり、 該グリップは、前記突出部の上下貫通孔の下方より挿入
すると共に前記車体に支持される第1部材と、前記突出
部の上下貫通孔の上方より挿入すると共に前記第1部材
に嵌合可能なる第2部材とよりなり、 該第1部材は、前記フィニッシャの突出部に形成した上
下貫通孔の下側の縁部を覆うように形成されたフランジ
部を有する第1筒状本体と、該第1筒状本体の底部に形
成され且つ前記車体に支持される締結部材の挿入用の中
空状のボスとが一体に形成され、 前記第2部材は、前記フィニッシャの突出部に形成した
上下貫通孔の上伸1の縁部を覆うように形成されたフラ
ンジ部を有する第2筒状本体と、該第2筒状本体の下縁
部より突出され且つ前記第1筒状本体のボスの外周に係
合される係合部と、該係合部が形成された底部の反対側
の第2筒状本体の面に前記第1筒状本体の上縁部に係合
する爪が突出形成され、 前記第1部材と第2部材とが前記ボスと係合部との係合
及び爪と上縁部との保合により仮止め可能なるようにし
たことを特徴とするものであるから、グリップを大きく
できるようにすると共にフィニッシャ自体を軽量化する
ことが出来るという著しい実益的効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第9図は本発明の一実施例に係る図面で、第
1図は第4図の5B−3B線に係る本発明の要部断面図
、第2図は自動車用内装装置の斜視図、第3図は第2図
のグリップ8周りの分解斜視図、第4図はグリップ8だ
けの単体図、第5図は第4図の5c−sc線に係る断面
図、第6図は第5図の矢視Aに係る裏面図、第7図は第
1図の5D−3D線に係る断面図、第8図は第2図の5
E−3E線に係る断面図、第9図は第2図のF部分の正
面説明図である。 1・・・・・・自動車用内装装置、2・・・・・・車体
たるドア、PR・・・・・・車室内、4・・・・・・フ
ィニッシャ、5・・・・・・突出部たるアームレスト、
6・・・・・・上下貫通孔、6a。 6b、6c、6d・・・・・・縁部、7・・・・・・貫
通孔、8・・・・・・グリップ、20・・・・・・第1
部材、21 、41・・・・・・フランジ部、22・・
・・・・第1筒状本体、22a・・・・・・第1筒状本
体の底部、23・・・・・・締結部材、25・・・・・
・ボス、40・・・・・・第2部材、42・・・・・・
第2筒状本体、42a、42b・・・・・・第2筒状本
体の下縁部、43・・・・・・係合部、44・・・・・
・第1爪。 箋tl目 算3頂 喜5目 算9Ω / 笥

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 車体の車室内側に配設されたフイニッシャと、該フイニ
    ッシャの突出部に形成した上下貫通孔に上下より夫々挿
    入して該突出部に支持され且つ上下に握持可能なる貫通
    孔が形成されたグリップとよりなり、 該グリップは、前記突出部の上下貫通孔の下方より挿入
    すると共に前記車体に支持される第1部材と、前記突出
    部の上下貫通孔の上方より挿入すると共に前記第1部材
    に嵌合可能なる第2部材とよりなり、 該第1部材は、前記フイニッシャの突出部に形成した上
    下貫通孔の下側の縁部を覆うように形成されたフランジ
    部を有する第1筒状本体と、該第1筒状本体の底部に形
    成され且つ前記車体に支持される締結部材の挿入用の中
    空状のボスとが一体に形成され、 前記第2部材は、前記フイニッシャの突出部に形成した
    上下貫通孔の上側の縁部を覆うように形成されたフラン
    ジ部を有する第2筒状本体と、該第2筒状本体の下縁部
    より突出され且つ前記第1筒状本体のボスの外周に係合
    される係合部と、該係合部が形成された底部の反対側の
    第2筒状本体の面に前記第1筒状本体の上縁部に係合す
    る爪が突出形成され、前記第1部材と第2部材とが前記
    ボスと係合部との係合及び爪と上縁部との係合により仮
    止め可能なるようにしたことを特徴とする自動車用内装
    装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7413237B2 (en) * 2006-09-25 2008-08-19 International Automotive Components Group North America, Inc. Trim system for a vehicle door
US7905059B2 (en) * 2006-07-26 2011-03-15 Honda Motor Co., Ltd. Door lining fixing construction and door lining fixing method
WO2011039458A1 (fr) * 2009-10-01 2011-04-07 Faurecia Interieur Industrie Habillage intérieur de véhicule automobile muni d'une poignée

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