JPH0313887Y2 - - Google Patents
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- JPH0313887Y2 JPH0313887Y2 JP1983060862U JP6086283U JPH0313887Y2 JP H0313887 Y2 JPH0313887 Y2 JP H0313887Y2 JP 1983060862 U JP1983060862 U JP 1983060862U JP 6086283 U JP6086283 U JP 6086283U JP H0313887 Y2 JPH0313887 Y2 JP H0313887Y2
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- JP
- Japan
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- loading ring
- cam
- arm
- ring
- cam surface
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Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 15
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案は磁気記録再生装置(VTR)に関する
ものであり、特にVTRの各動作状態(モード)
の切換えを行う機構部に関する。
ものであり、特にVTRの各動作状態(モード)
の切換えを行う機構部に関する。
従来のVTRにおけるモード切換機構を第1図
乃至第4図に示す。第1図はストツプモードを示
した説明図である。
乃至第4図に示す。第1図はストツプモードを示
した説明図である。
1は磁気テープであり、ガイドポール2、先導
ポール3及びリターンポール4により所定位置に
ガイドされている。5はシリンダ、6は全幅消去
ヘツド、7は音声・コントロールヘツドである。
8はローデイングリングである。該ローデイング
リング8は前記した先導ポール3、リターンポー
ル4及びピンチローラ9を有しており、ローデイ
ング機構10により矢印a→a′方向に回動され
る。なお、第1図は、ローデイング機構10によ
りローデイングリング8が矢印a方向に回転し、
磁気テープ1を所定の位置に配設したローデイン
グエンド(ストツプモード)の状態を示すもので
ある。
ポール3及びリターンポール4により所定位置に
ガイドされている。5はシリンダ、6は全幅消去
ヘツド、7は音声・コントロールヘツドである。
8はローデイングリングである。該ローデイング
リング8は前記した先導ポール3、リターンポー
ル4及びピンチローラ9を有しており、ローデイ
ング機構10により矢印a→a′方向に回動され
る。なお、第1図は、ローデイング機構10によ
りローデイングリング8が矢印a方向に回転し、
磁気テープ1を所定の位置に配設したローデイン
グエンド(ストツプモード)の状態を示すもので
ある。
11は一端が前記ローデイングリング8により
回動自在に支軸され、他端には、前記したピンチ
ローラ9が回動自在に設けられたピンチロツクレ
バーである。
回動自在に支軸され、他端には、前記したピンチ
ローラ9が回動自在に設けられたピンチロツクレ
バーである。
12は軸13に回動自在に設けられたピンチロ
ツクアームである。該ピンチロツクアーム12
は、カムリンク14が矢印b−b′方向へ移動する
ことで回動するものであり、カムリンク14が矢
印b′方向へ移動した場合には、矢印d方向へ回転
する。そして該ピンチロツクアーム12が矢印d
方向に回転すると前記ピンチロツクレバー11は
矢印e方向に回転しピンチローラ9はキヤプスタ
ン15を圧着し録音−再生状態(PLAY/REC
モード)となる。
ツクアームである。該ピンチロツクアーム12
は、カムリンク14が矢印b−b′方向へ移動する
ことで回動するものであり、カムリンク14が矢
印b′方向へ移動した場合には、矢印d方向へ回転
する。そして該ピンチロツクアーム12が矢印d
方向に回転すると前記ピンチロツクレバー11は
矢印e方向に回転しピンチローラ9はキヤプスタ
ン15を圧着し録音−再生状態(PLAY/REC
モード)となる。
16は、中央付近を軸17で支軸されたテンシ
ヨンサブアームである。18は一端が軸19に回
動自在に設けられたテンシヨンアームである。な
お、前記したカムリンク14が矢印b−b′方向に
移動すると、前記テンシヨンサブアーム16は矢
印f−f′方向へ回動する。そして、テンシヨンサ
ブアーム16が回動することにより、該サブアー
ム16とテンシヨンアーム18との間に張架され
たスプリング20を介して、テンシヨンアーム1
8は矢印g−g′方向に回動する。なお、第1図の
状態からカムリンク14がb′方向へ移動した場合
には、テンシヨンサブアーム16がf方向へ回転
する。そのため、テンシヨンアーム18がg′方向
へ回転し、テンシヨンアーム18はPLAY/
REC状態となる。このとき、該テンシヨンアー
ム18によりバンドブレーキ21が矢印h方向に
引張され供給リール22の回転に制動が掛けられ
る。またこのとき、ソフトブレーキ23は矢印k
方向へ回転し、該ブレーキ23により供給リール
22への制動は解除される。
ヨンサブアームである。18は一端が軸19に回
動自在に設けられたテンシヨンアームである。な
お、前記したカムリンク14が矢印b−b′方向に
移動すると、前記テンシヨンサブアーム16は矢
印f−f′方向へ回動する。そして、テンシヨンサ
ブアーム16が回動することにより、該サブアー
ム16とテンシヨンアーム18との間に張架され
たスプリング20を介して、テンシヨンアーム1
8は矢印g−g′方向に回動する。なお、第1図の
状態からカムリンク14がb′方向へ移動した場合
には、テンシヨンサブアーム16がf方向へ回転
する。そのため、テンシヨンアーム18がg′方向
へ回転し、テンシヨンアーム18はPLAY/
REC状態となる。このとき、該テンシヨンアー
ム18によりバンドブレーキ21が矢印h方向に
引張され供給リール22の回転に制動が掛けられ
る。またこのとき、ソフトブレーキ23は矢印k
方向へ回転し、該ブレーキ23により供給リール
22への制動は解除される。
24はリールドライブユニツトである。該リー
ルドライブユニツト24はリールドライブアーム
25が矢印l−l′方向へ回動することで矢印m−
m′方向へ移動するスライダ26と、サプライブ
レーキレバ(Sブレーキレバー)27及びテイク
アツプブレーキレバ(Tブレーキレバー)28
と、リールモータ29と、該リールモータ29の
プーリ30により回転を伝達されるアイドルホイ
ールギヤ組立31と、該ギヤ組立31により回転
を伝達されるアイドルギヤ32とを有している。
Sブレーキレバー27及びTブレーキレバー28
は第2図に示す如く軸33及び24を支点として
回動自在なものとされ、S,Tブレーキレバー2
7,28の一端にはスプリング35が張架されて
いる。そのため、スライダ26が矢印m−m′方
向へ移動すると、該スライダ26のポール36と
係合し、S,Tブレーキレバー27,28は矢印
n−n′方向へ回動するものとされている。なお、
第1図及び第2図は、ポール36による作用がな
く、S,Tブレーキレバー27,28が供給リー
ル22及び巻取りリール37を押圧し両リール2
2,37の回転に制動を掛けている状態を示して
いる。第3図は、スライダ26と、リールモータ
29のプーリ30と、アイドルホイールギヤ組立
31と、アイドルギヤ32との係合関係を示して
いる。図で明らかなように、アイドルホイールギ
ヤ組立31の軸38と、アイドルギヤ32の軸3
9とは、スライダが矢印m−m′方向へ移動する
と両者又はそのいづれか一方がスライダの溝40
により横方向への移動が係止される。また、軸3
8,39間及び軸38とプーリ30との間は夫々
連結棒41,41′により一定の間隔に保たれて
いる。その為リールモータ29が回転した場合
に、軸38,39のどちらか一方が溝40に係止
されていない場合には、係止されていない軸38
又は39を有するアイドルホイールギヤ組立31
又はアイドルギヤ32が、リールモータ29の回
転方向で決まる方向に首振り運動を起こし、供給
リール22又は巻取りリール37に回転を伝達す
る。
ルドライブユニツト24はリールドライブアーム
25が矢印l−l′方向へ回動することで矢印m−
m′方向へ移動するスライダ26と、サプライブ
レーキレバ(Sブレーキレバー)27及びテイク
アツプブレーキレバ(Tブレーキレバー)28
と、リールモータ29と、該リールモータ29の
プーリ30により回転を伝達されるアイドルホイ
ールギヤ組立31と、該ギヤ組立31により回転
を伝達されるアイドルギヤ32とを有している。
Sブレーキレバー27及びTブレーキレバー28
は第2図に示す如く軸33及び24を支点として
回動自在なものとされ、S,Tブレーキレバー2
7,28の一端にはスプリング35が張架されて
いる。そのため、スライダ26が矢印m−m′方
向へ移動すると、該スライダ26のポール36と
係合し、S,Tブレーキレバー27,28は矢印
n−n′方向へ回動するものとされている。なお、
第1図及び第2図は、ポール36による作用がな
く、S,Tブレーキレバー27,28が供給リー
ル22及び巻取りリール37を押圧し両リール2
2,37の回転に制動を掛けている状態を示して
いる。第3図は、スライダ26と、リールモータ
29のプーリ30と、アイドルホイールギヤ組立
31と、アイドルギヤ32との係合関係を示して
いる。図で明らかなように、アイドルホイールギ
ヤ組立31の軸38と、アイドルギヤ32の軸3
9とは、スライダが矢印m−m′方向へ移動する
と両者又はそのいづれか一方がスライダの溝40
により横方向への移動が係止される。また、軸3
8,39間及び軸38とプーリ30との間は夫々
連結棒41,41′により一定の間隔に保たれて
いる。その為リールモータ29が回転した場合
に、軸38,39のどちらか一方が溝40に係止
されていない場合には、係止されていない軸38
又は39を有するアイドルホイールギヤ組立31
又はアイドルギヤ32が、リールモータ29の回
転方向で決まる方向に首振り運動を起こし、供給
リール22又は巻取りリール37に回転を伝達す
る。
なお、第4図を参照してFF/CUEモードを説
明する。
明する。
早送りボタン又はキユーボタンを押すと、カム
モータ42が回転しカムギヤ43を早送りモード
まで回転する。該カムギヤ43の回転でリールド
ライブアーム25が矢印l′方向に回転しスライダ
26を押す。該スライダ26は矢印m′方向に移
動しポスト36によりSブレーキレバー27及び
Tブレーキレバー28が矢印n′方向へ回転する。
そのため、Sブレーキレバー27及びTブレーキ
レバー28による供給リール22及び巻取りリー
ル37の制動は解除される。一方前記スライダ2
6の移動で軸39は溝40に係止され軸38は、
横方向に移動可能な状態とされる。そしてリール
モータ29が回転するとアイドルホイールギヤ組
立31が巻取りリール37に当接し該巻取りリー
ル37は磁気テープ1の巻取りを始める。
モータ42が回転しカムギヤ43を早送りモード
まで回転する。該カムギヤ43の回転でリールド
ライブアーム25が矢印l′方向に回転しスライダ
26を押す。該スライダ26は矢印m′方向に移
動しポスト36によりSブレーキレバー27及び
Tブレーキレバー28が矢印n′方向へ回転する。
そのため、Sブレーキレバー27及びTブレーキ
レバー28による供給リール22及び巻取りリー
ル37の制動は解除される。一方前記スライダ2
6の移動で軸39は溝40に係止され軸38は、
横方向に移動可能な状態とされる。そしてリール
モータ29が回転するとアイドルホイールギヤ組
立31が巻取りリール37に当接し該巻取りリー
ル37は磁気テープ1の巻取りを始める。
上述した如く従来の磁気記録再生装置において
は、各モードの切換の為にカムモータやそれに伴
うカム機構を必要としていた。また、ピンチロー
ラの解除及びバンドブレーキの解除用としてカム
リンク等も必要となり機構が複雑化していた。
は、各モードの切換の為にカムモータやそれに伴
うカム機構を必要としていた。また、ピンチロー
ラの解除及びバンドブレーキの解除用としてカム
リンク等も必要となり機構が複雑化していた。
本考案は上述した従来の欠点に鑑みてなされた
ものであり、各モードの切換を行う機構を簡単な
ものとした磁気記録再生装置を提供することを目
的とする。
ものであり、各モードの切換を行う機構を簡単な
ものとした磁気記録再生装置を提供することを目
的とする。
そのため、本考案においては、ローデイングリ
ングに各種のカム面を形成し、ローデイングリン
グの回転により各モードの切換えを行うようにし
たことにより上記目的を達成している。
ングに各種のカム面を形成し、ローデイングリン
グの回転により各モードの切換えを行うようにし
たことにより上記目的を達成している。
以下、第5図乃至第10図を参照して本考案の
実施例につき説明する。
実施例につき説明する。
第5図はローデイングリング100を示した平
面図である。該ローデイングリング100はリン
グ状の基リング101と、該基リング101より
も一段高く形成された弧状リング102とで形成
されている。弧状リング102は、その一端が狭
まることにより内側にカム面Aが、外側にカム面
Bが形成され、他端は、広がることにより、内側
にカム面Fが外側には、基リング101の外周よ
りさらに突出してカム面Cが形成されている。ま
た、該弧状リング102の外周は、同心円状のカ
ム面D、内周には同心円状のカム面Eが形成され
ている。一方、基リング101には、窪みを形成
することによりカム面Gが設けられている。そし
て、これらカム面A,B,C,D,E,F,Gは
ローデイングデイスク100の回転により後述す
るテンシヨンサブアーム119、リールドライブ
アーム126及びピンチロツクアーム114を所
定位置に位置づけることにより第10図に示すよ
うな各モードの切換えを行うものである。なお、
ローデイングリング100には、先導ポール10
3、リターンポール104及びピンチロツクレバ
ー105が配設されており、ピンチロツクレバー
105は、軸106を支点に回動自在なものとさ
れ、先端にはピンチローラ107が回動自在に設
けられている。
面図である。該ローデイングリング100はリン
グ状の基リング101と、該基リング101より
も一段高く形成された弧状リング102とで形成
されている。弧状リング102は、その一端が狭
まることにより内側にカム面Aが、外側にカム面
Bが形成され、他端は、広がることにより、内側
にカム面Fが外側には、基リング101の外周よ
りさらに突出してカム面Cが形成されている。ま
た、該弧状リング102の外周は、同心円状のカ
ム面D、内周には同心円状のカム面Eが形成され
ている。一方、基リング101には、窪みを形成
することによりカム面Gが設けられている。そし
て、これらカム面A,B,C,D,E,F,Gは
ローデイングデイスク100の回転により後述す
るテンシヨンサブアーム119、リールドライブ
アーム126及びピンチロツクアーム114を所
定位置に位置づけることにより第10図に示すよ
うな各モードの切換えを行うものである。なお、
ローデイングリング100には、先導ポール10
3、リターンポール104及びピンチロツクレバ
ー105が配設されており、ピンチロツクレバー
105は、軸106を支点に回動自在なものとさ
れ、先端にはピンチローラ107が回動自在に設
けられている。
第6図は、ローデイングリングドライブ組立1
08によりローデイングリング100が回動さ
れ、PLAY/RECモードとなつた状態を示して
いる。
08によりローデイングリング100が回動さ
れ、PLAY/RECモードとなつた状態を示して
いる。
109は、磁気テープであり、先導ポール10
3、リターンポール104、ガイドポール110
により所定位置にガイドされている。111はシ
リンダ、112は全幅消去ヘツド、113は音声
コントロールヘツドである。
3、リターンポール104、ガイドポール110
により所定位置にガイドされている。111はシ
リンダ、112は全幅消去ヘツド、113は音声
コントロールヘツドである。
114はピンチロツクアームである。該ピンチ
ロツクアーム114は一端が軸115により回動
自在に支軸されており、他端には回動自在なロー
ラ116を有している。そして該ピンチロツクア
ーム114は、アームバネ117により常に矢印
P方向へ押圧された状態とされているため、前記
ローラ116は常にローデイングリング100の
外周面を押圧している。そのため、第6図のよう
に、カム面Gがローラ116と一致するように位
置づけられた場合には、ピンチロツクアーム11
4はピンチロツクレバー105を押圧し、ピンチ
ローラ107はキヤプスタン118と圧着し、磁
気テープ109は、ピンチローラ107により搬
送される。
ロツクアーム114は一端が軸115により回動
自在に支軸されており、他端には回動自在なロー
ラ116を有している。そして該ピンチロツクア
ーム114は、アームバネ117により常に矢印
P方向へ押圧された状態とされているため、前記
ローラ116は常にローデイングリング100の
外周面を押圧している。そのため、第6図のよう
に、カム面Gがローラ116と一致するように位
置づけられた場合には、ピンチロツクアーム11
4はピンチロツクレバー105を押圧し、ピンチ
ローラ107はキヤプスタン118と圧着し、磁
気テープ109は、ピンチローラ107により搬
送される。
119は軸150により支軸されたテンシヨン
サブアームであり、その一端にはローラ120が
回動自在に設けられている。121は、一端が軸
122で支軸されたテンシヨンアームである。該
テンシヨンアーム121と前記テンシヨンサブア
ーム119との間にはスプリング123が張架さ
れている。そのため、前記ローラ120は、ロー
デイングリング100の内周面を押圧する状態と
されており、該ローラ120をカム面A,E又は
Fで規制することにより、テンシヨンサブアーム
119を介してテンシヨンアーム121が所定の
状態に位置づけられる。なお、第6図はテンシヨ
ンサブアーム119がカム面Fにより規制された
状態を示すものであり、テンシヨンアーム121
はPLAY/REC位置とされ、バンドブレーキ1
24はテンシヨンアーム121により引張されて
いる為供給リール125の回転には制動が掛か
り、磁気テープ109に一定したテンシヨンが掛
けられている。
サブアームであり、その一端にはローラ120が
回動自在に設けられている。121は、一端が軸
122で支軸されたテンシヨンアームである。該
テンシヨンアーム121と前記テンシヨンサブア
ーム119との間にはスプリング123が張架さ
れている。そのため、前記ローラ120は、ロー
デイングリング100の内周面を押圧する状態と
されており、該ローラ120をカム面A,E又は
Fで規制することにより、テンシヨンサブアーム
119を介してテンシヨンアーム121が所定の
状態に位置づけられる。なお、第6図はテンシヨ
ンサブアーム119がカム面Fにより規制された
状態を示すものであり、テンシヨンアーム121
はPLAY/REC位置とされ、バンドブレーキ1
24はテンシヨンアーム121により引張されて
いる為供給リール125の回転には制動が掛か
り、磁気テープ109に一定したテンシヨンが掛
けられている。
126は軸127により回動自在に支軸され、
一端に、ロール128を有したリールドライブア
ームである。該リールドライブアーム126はカ
ム面B,D或いはCによりローラ128が押圧さ
れることにより回動するものであり、該リールド
ライブアーム126の回動はスライダ129の直
進移動へと変換される。なお、第6図において
は、ローラ128がカム面Cにより位置づけされ
ているため、スライダ129は最も上の位置にあ
り、Sブレーキレバー130及びTブレーキレバ
ー131は、供給リール125及び巻き取りリー
ル132から離間した状態(解除状態)とされて
いる。また、アイドルホイールギヤ組立133が
首振り運動をする状態とされリールモータ134
の低トルク回転によりアイドルホイールギヤ組立
133は、巻き取りリール132に当接し、巻き
取りリール132が回転する。一方、ソフトブレ
ーキ135はその一端をスライダ129により押
し上げられ、供給リール125から離間した状態
(解除状態)とされる。なお136は巻き取りリ
ール132に制動を掛けるリバースソフトブレー
キである。
一端に、ロール128を有したリールドライブア
ームである。該リールドライブアーム126はカ
ム面B,D或いはCによりローラ128が押圧さ
れることにより回動するものであり、該リールド
ライブアーム126の回動はスライダ129の直
進移動へと変換される。なお、第6図において
は、ローラ128がカム面Cにより位置づけされ
ているため、スライダ129は最も上の位置にあ
り、Sブレーキレバー130及びTブレーキレバ
ー131は、供給リール125及び巻き取りリー
ル132から離間した状態(解除状態)とされて
いる。また、アイドルホイールギヤ組立133が
首振り運動をする状態とされリールモータ134
の低トルク回転によりアイドルホイールギヤ組立
133は、巻き取りリール132に当接し、巻き
取りリール132が回転する。一方、ソフトブレ
ーキ135はその一端をスライダ129により押
し上げられ、供給リール125から離間した状態
(解除状態)とされる。なお136は巻き取りリ
ール132に制動を掛けるリバースソフトブレー
キである。
第7図はCUE/REVIEWモードを示している。
以下PLAY/RECモード(第6図)からCUE/
REWIEWモードへの移行を説明する。
以下PLAY/RECモード(第6図)からCUE/
REWIEWモードへの移行を説明する。
CUE/REVIEWの信号が入力されるとローデ
イングリング100は矢印q方向にわずかに回転
する。このとき、ピンチロツクアーム114のロ
ーラ116はカム面Gからカム面Dにのり上げ
る。そのため、ピンチロツクレバー105へのピ
ンチロツクアーム114の押圧は解除されピンチ
ロツクレバー105は矢印r方向へ戻りピンチロ
ーラ107のキヤプスタン118への圧着は解除
される。一方テンシヨンサブアーム119のロー
ラ120は、カム面Fからカム面Eに位置づけら
れる。そのため、テンシヨンサブアーム119は
S方向へ回転しテンシヨンアーム121を
CUE/REVIEW位置とする。このときバンドブ
レーキ124は緩み、解除となる。他方リールド
ライブアーム126のローラ128はカム面Cか
らカム面Dに位置づけられる。そのため、リール
ドライブアーム126は矢印t方向へ回転しスラ
イダ129は矢印u方向へ移動し中間位置とな
る。なお、このスライダ129の中間位置におい
ては、S,Tブレーキレバー130,131は解
除状態とされ、またアイドルホイールギヤ組立1
33は首振り状態にある。またソフトブレーキ1
35は、スライダ129との係合が解除され矢印
v方向に回転し供給リール125の回転に制動を
掛ける状態となる。その為リールモータ134が
回転するとアイドルホイールギヤ組立133が巻
取りリール132に当接する。そして巻取りリー
ル132は回転し磁気テープ109を巻き取る。
なお、前述したように、供給リール125には、
ソフトブレーキ135による適度な制動が掛けら
れているため、巻き取りリール132は適正な状
態で磁気テープ109を巻き取ることができる。
イングリング100は矢印q方向にわずかに回転
する。このとき、ピンチロツクアーム114のロ
ーラ116はカム面Gからカム面Dにのり上げ
る。そのため、ピンチロツクレバー105へのピ
ンチロツクアーム114の押圧は解除されピンチ
ロツクレバー105は矢印r方向へ戻りピンチロ
ーラ107のキヤプスタン118への圧着は解除
される。一方テンシヨンサブアーム119のロー
ラ120は、カム面Fからカム面Eに位置づけら
れる。そのため、テンシヨンサブアーム119は
S方向へ回転しテンシヨンアーム121を
CUE/REVIEW位置とする。このときバンドブ
レーキ124は緩み、解除となる。他方リールド
ライブアーム126のローラ128はカム面Cか
らカム面Dに位置づけられる。そのため、リール
ドライブアーム126は矢印t方向へ回転しスラ
イダ129は矢印u方向へ移動し中間位置とな
る。なお、このスライダ129の中間位置におい
ては、S,Tブレーキレバー130,131は解
除状態とされ、またアイドルホイールギヤ組立1
33は首振り状態にある。またソフトブレーキ1
35は、スライダ129との係合が解除され矢印
v方向に回転し供給リール125の回転に制動を
掛ける状態となる。その為リールモータ134が
回転するとアイドルホイールギヤ組立133が巻
取りリール132に当接する。そして巻取りリー
ル132は回転し磁気テープ109を巻き取る。
なお、前述したように、供給リール125には、
ソフトブレーキ135による適度な制動が掛けら
れているため、巻き取りリール132は適正な状
態で磁気テープ109を巻き取ることができる。
第8図はアンローデイングエンドモードを示し
ている。このモードにおいては、ローデイングリ
ング100は回動前の状態であり、テンシヨンサ
ブアーム119はカム面Aに位置づけられ、リー
ルドライブアーム126はカム面Bに位置づけら
れ、ピンチロツクアーム114はカム面Dに位置
づけられている。そしてテンシヨンアーム121
は前記テンシヨンサブアーム119によりアンロ
ーデイングエンド位置に位置づけられバンドブレ
ーキ124は緩み、解除の状態となつている。ま
た、スライダ129はリールドライブアーム12
6により最も下方に位置づけられている。そし
て、このようなスライダ129の位置において
は、S,Tブレーキ130,131は供給リール
125及び巻取りリール132を押圧した状態と
されソフトブレーキ135は供給リール125を
押圧した状態とされている。
ている。このモードにおいては、ローデイングリ
ング100は回動前の状態であり、テンシヨンサ
ブアーム119はカム面Aに位置づけられ、リー
ルドライブアーム126はカム面Bに位置づけら
れ、ピンチロツクアーム114はカム面Dに位置
づけられている。そしてテンシヨンアーム121
は前記テンシヨンサブアーム119によりアンロ
ーデイングエンド位置に位置づけられバンドブレ
ーキ124は緩み、解除の状態となつている。ま
た、スライダ129はリールドライブアーム12
6により最も下方に位置づけられている。そし
て、このようなスライダ129の位置において
は、S,Tブレーキ130,131は供給リール
125及び巻取りリール132を押圧した状態と
されソフトブレーキ135は供給リール125を
押圧した状態とされている。
第9図はFF/REWモードを示す。FF/REW
モードは、アンローデイングエンドモード(第8
図)からローデイングリング100が矢印q′方向
にわずかに回転することで形成される。なお、テ
ンシヨンサブアーム119、リールドライブアー
ム126及びピンチロツクアーム114が位置づ
けられる各カム面は、第7図CUE/REVIEWモ
ードと同様である。
モードは、アンローデイングエンドモード(第8
図)からローデイングリング100が矢印q′方向
にわずかに回転することで形成される。なお、テ
ンシヨンサブアーム119、リールドライブアー
ム126及びピンチロツクアーム114が位置づ
けられる各カム面は、第7図CUE/REVIEWモ
ードと同様である。
上述したように本考案によれば、各モードの切
換えはローデイングリングのカム面で行うことが
できる。このような簡単な構造であるのでコスト
ダウンにつながるばかりでなく信頼性の向上とも
なる。また、CUE/REVIEWモードをキヤプス
タン駆動ではなくリール駆動で行う為磁気テープ
の損傷を最小限に押さえることができるばかりで
なく、高倍速のCUE/REVIEWが可能となる。
本考案は、このように大なる効果を有するもので
ある。
換えはローデイングリングのカム面で行うことが
できる。このような簡単な構造であるのでコスト
ダウンにつながるばかりでなく信頼性の向上とも
なる。また、CUE/REVIEWモードをキヤプス
タン駆動ではなくリール駆動で行う為磁気テープ
の損傷を最小限に押さえることができるばかりで
なく、高倍速のCUE/REVIEWが可能となる。
本考案は、このように大なる効果を有するもので
ある。
第1図乃至第4図は従来の磁気記録再生装置を
説明した図であり、第1図はストツプモードの状
態を示した平面図、第2図はサプライリールブレ
ーキ及びテイクアツプリールブレーキとスライダ
との係合関係を示した第1図の一部拡大説明図、
第3図はアイドルギヤ及びアイドルホイールギヤ
組立とスライダとの係合関係を示した第1図の一
部拡大説明図、第4図はFF/CUEモードを示し
た第1図の一部拡大説明図。第5図乃至第10図
は本考案の磁気記録再生装置を説明した図であ
り、第5図はローデイングリングを示した平面
図、第6図はPLAY/RECモードを示した平面
図、第7図はCUE/REVIEWモードを示した平
面図、第8図はアンローデイングエンド状態を示
した平面図、第9図はFF/REWモードを示した
平面図、第10図はローデイングリングに形成さ
れた各種カム面と、テンシヨンサブアーム、リー
ルドライブアーム及びピンチロツクアームとの関
係を示した説明図である。 100……ローデイングリング、107……ピ
ンチローラ、109……磁気テープ、114……
ピンチロツクアーム、118……キヤプスタン、
119……テンシヨンサブアーム、121……テ
ンシヨンアーム、124……バンドブレーキ、1
25……供給リール、132……巻取りリール、
C……カム面C、D……カム面D、E……カム面
E、F……カム面F、G……カム面G。
説明した図であり、第1図はストツプモードの状
態を示した平面図、第2図はサプライリールブレ
ーキ及びテイクアツプリールブレーキとスライダ
との係合関係を示した第1図の一部拡大説明図、
第3図はアイドルギヤ及びアイドルホイールギヤ
組立とスライダとの係合関係を示した第1図の一
部拡大説明図、第4図はFF/CUEモードを示し
た第1図の一部拡大説明図。第5図乃至第10図
は本考案の磁気記録再生装置を説明した図であ
り、第5図はローデイングリングを示した平面
図、第6図はPLAY/RECモードを示した平面
図、第7図はCUE/REVIEWモードを示した平
面図、第8図はアンローデイングエンド状態を示
した平面図、第9図はFF/REWモードを示した
平面図、第10図はローデイングリングに形成さ
れた各種カム面と、テンシヨンサブアーム、リー
ルドライブアーム及びピンチロツクアームとの関
係を示した説明図である。 100……ローデイングリング、107……ピ
ンチローラ、109……磁気テープ、114……
ピンチロツクアーム、118……キヤプスタン、
119……テンシヨンサブアーム、121……テ
ンシヨンアーム、124……バンドブレーキ、1
25……供給リール、132……巻取りリール、
C……カム面C、D……カム面D、E……カム面
E、F……カム面F、G……カム面G。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 回転磁気ヘツドが収容されたシリンダ111の
外側にこのシリンダを囲むように周方向に回動自
在に配設されたローデイングリング101と、こ
のローデイングリングの表面に設けられたテープ
先導ポール103を含む複数のテープ案内ポール
103,104と、同じくローデイングリングの
表面にピンチレバー105を介して回動自在に設
けられたピンチローラ107と、キヤプスタン1
18と、ローデイングリング駆動機構108と、
テープテンシヨン調整機構119,120,12
1,122,123,124,150と、ピンチ
レバー駆動機構114,115,116,117
と、リールブレーキ機構126,127,12
8,130,131とを有し、前記ローデイング
リング駆動機構によつて駆動されるローデイング
リングの第1の位置から第2の位置への回動にに
よつて磁気テープ109を前記案内ポールとピン
チローラによつて引き回して前記シリンダに添設
させるように構成された磁気記録再生装置におい
て、 前記ローデイングリングはその外側面に第1の
カム面Gが形成され、さらに、ローデイングリン
グの表面にはカムリング102が配設され、この
カムリングにはその内側面と外側面に第2、第3
のカム面F,E,C,Dが形成され、前記ローデ
イングリングの第2の位置において、前記第1の
カム面によつて前記ピンチレバー駆動機構を動作
させて前記ピンチローラを前記キヤプスタンに圧
接させるとともに、前記第2のカム面によつて前
記テープテンシヨン調整機構をを動作状態にし、
さらに前記第3のカム面によつて前記リールブレ
ーキ機構を非制動状態に設定し、前記ローデイン
グリングの前記第2の位置から前記第1の位置方
向への回動により、前記各カム面によつて前記各
機構を前記第2の位置とは異なる動作状態に設定
するように構成されていることを特徴とする磁気
記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6086283U JPS59168857U (ja) | 1983-04-25 | 1983-04-25 | 磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6086283U JPS59168857U (ja) | 1983-04-25 | 1983-04-25 | 磁気記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59168857U JPS59168857U (ja) | 1984-11-12 |
JPH0313887Y2 true JPH0313887Y2 (ja) | 1991-03-28 |
Family
ID=30191095
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6086283U Granted JPS59168857U (ja) | 1983-04-25 | 1983-04-25 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59168857U (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61269252A (ja) * | 1985-05-24 | 1986-11-28 | Mitsubishi Electric Corp | 回転ヘツド式磁気記録再生装置 |
JPH0521713Y2 (ja) * | 1985-09-20 | 1993-06-03 | ||
JPH0521712Y2 (ja) * | 1985-09-20 | 1993-06-03 | ||
JPH0528586Y2 (ja) * | 1986-06-24 | 1993-07-22 | ||
KR940000640B1 (ko) * | 1991-04-24 | 1994-01-26 | 주식회사 금성사 | 자기기록 및 재생기의 데크 메카니즘 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57135475A (en) * | 1981-02-16 | 1982-08-21 | Toshiba Corp | Video tape recorder |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0119254Y2 (ja) * | 1981-05-14 | 1989-06-05 |
-
1983
- 1983-04-25 JP JP6086283U patent/JPS59168857U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57135475A (en) * | 1981-02-16 | 1982-08-21 | Toshiba Corp | Video tape recorder |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59168857U (ja) | 1984-11-12 |
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