JPH0119254Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0119254Y2 JPH0119254Y2 JP6863481U JP6863481U JPH0119254Y2 JP H0119254 Y2 JPH0119254 Y2 JP H0119254Y2 JP 6863481 U JP6863481 U JP 6863481U JP 6863481 U JP6863481 U JP 6863481U JP H0119254 Y2 JPH0119254 Y2 JP H0119254Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- gear
- brake
- chassis
- pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 9
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 18
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000003139 buffering effect Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 1
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
- 238000009987 spinning Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Unwinding Webs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はビデオ信号、PCM信号、オーデイオ
信号などの信号の記録再生を行うための磁気記録
再生装置に関する。
信号などの信号の記録再生を行うための磁気記録
再生装置に関する。
一般にこの種の磁気記録再生装置は一対のリー
ルハブに巻回した磁気テープをカセツト内から引
出して、回転ヘツドなどの所定の移送経路へロー
デイングする動作を必要としている。このローデ
イング動作は、シヤーシ上に設けた一対の引出し
部材をカセツト装填位置から前記経路へ移動させ
るようにして行つているものである。
ルハブに巻回した磁気テープをカセツト内から引
出して、回転ヘツドなどの所定の移送経路へロー
デイングする動作を必要としている。このローデ
イング動作は、シヤーシ上に設けた一対の引出し
部材をカセツト装填位置から前記経路へ移動させ
るようにして行つているものである。
一方、磁気記録再生装置では、磁気テープのロ
ーデイング動作の他に、各種機構を作動させなく
てはならない。従来は、各種機構を作動させるた
め、主にソレノイドを配設し、そのプランジヤー
吸引力をリンクなどに伝達していたので、装置が
大型化、且つ重量化していた。さらにソレノイド
駆動のための電源回路を必要とし、消費電力が大
きくなる欠点があつた。
ーデイング動作の他に、各種機構を作動させなく
てはならない。従来は、各種機構を作動させるた
め、主にソレノイドを配設し、そのプランジヤー
吸引力をリンクなどに伝達していたので、装置が
大型化、且つ重量化していた。さらにソレノイド
駆動のための電源回路を必要とし、消費電力が大
きくなる欠点があつた。
本考案は、従来の欠点を解消するためのもので
あり、前記引出し部材を移動させるためのローデ
イングリングの回動々作を利用して、他の各種機
構を一連に動作させるようにして、機構の合理
化、ならびに小型軽量化を図り、消費電力を低下
させることを目的とするものである。
あり、前記引出し部材を移動させるためのローデ
イングリングの回動々作を利用して、他の各種機
構を一連に動作させるようにして、機構の合理
化、ならびに小型軽量化を図り、消費電力を低下
させることを目的とするものである。
本考案は、外側ローデイングリングに設けた凹
部の移動に応じて各伝達機構を動作させ、これに
より、シヤーシ上のリール軸を制動するブレーキ
を作動させるようにし、装置停止時には必ずリー
ル軸を停止させることができるようにしたもので
ある。
部の移動に応じて各伝達機構を動作させ、これに
より、シヤーシ上のリール軸を制動するブレーキ
を作動させるようにし、装置停止時には必ずリー
ル軸を停止させることができるようにしたもので
ある。
以下本考案の実施例を図面によつて説明する。
第1図は本考案による磁気記録再生装置に装填
するカセツト1を示す平面図、第2図はその底面
図である。
するカセツト1を示す平面図、第2図はその底面
図である。
このカセツト1はプラスチツクによつてケース
を成形したものであり、その内部に回転自在に設
けたリールハブ2a,2bには磁気テープTが巻
回され、その一部はガイドローラ3a,3bに掛
けられテープ引出部4に臨まされている。このテ
ープ引出部4には開閉蓋5が枢着されている。こ
の開閉蓋5はバネ(図示せず)によつてカセツト
本体に付勢されているものであり、通常時には前
記テープ引出部4を覆つており、また磁気記録再
生装置に装填したときに開放状態になるようにな
つている。第2図に示す如く、カセツト1の底面
には2つの収納空所6,7が形成されており、ま
た、収納空所6,7の側方位置にはカセツト1を
所定位置に装填するためのガイドピン挿入孔8
a,8bが設けられている。同じくカセツト1の
底面には誤消去防止用の突片9が設けられてい
る。
を成形したものであり、その内部に回転自在に設
けたリールハブ2a,2bには磁気テープTが巻
回され、その一部はガイドローラ3a,3bに掛
けられテープ引出部4に臨まされている。このテ
ープ引出部4には開閉蓋5が枢着されている。こ
の開閉蓋5はバネ(図示せず)によつてカセツト
本体に付勢されているものであり、通常時には前
記テープ引出部4を覆つており、また磁気記録再
生装置に装填したときに開放状態になるようにな
つている。第2図に示す如く、カセツト1の底面
には2つの収納空所6,7が形成されており、ま
た、収納空所6,7の側方位置にはカセツト1を
所定位置に装填するためのガイドピン挿入孔8
a,8bが設けられている。同じくカセツト1の
底面には誤消去防止用の突片9が設けられてい
る。
第3図以下は本考案による磁気記録再生装置を
示すものであり、第3図は装置全体の平面図、第
4図は右側面図、第5図は左側面図を示すもので
ある。
示すものであり、第3図は装置全体の平面図、第
4図は右側面図、第5図は左側面図を示すもので
ある。
この磁気記録再生装置はシヤーシ11の上下面
に各部品が装備されており、またシヤーシ11の
上部にカバー12が取付けられている。このシヤ
ーシ11とカバー12は複数設けられたスペーサ
13(第5図)によつて固定されているものであ
る。このカバー12は両側部に壁面12aと12
bが各々折曲げ成形されている。またカバー12
の平面部には中央のストツパ12cを境として左
右にガイド12d,12eが切欠き形成されてい
る。そして、一方のガイド12dの側部には音声
消去ヘツドH1と音声コントロールヘツドH2が固
設されており、他方のガイド12eの側部には全
幅消去ヘツドH3が固設されている。また、カバ
ー12の右側部分にはピンチローラPが突出する
ための窓12fが開口されており、さらに、その
隣にはテープガイドピン14が植立されている。
カバー12の上側にはカセツトガイド15が装備
されている。このカセツトガイド15は底板15
aと右側板15bならびに左側板15cによつて
前記カセツト1を保持するものである。カセツト
ガイド15の両側板15b,15cには各々アー
ム15d,15eが一体に形成されており、一方
のアーム15dはピン16aによつて前記カバー
12の右壁面12aに(第4図)、また他方のア
ーム15eはピン16bによつてカバー12の左
壁面12bに(第5図)各々回動自在に連結され
ている。一方のアーム15dの先端下部にはバネ
掛け部15fが形成され、このバネ掛け部15f
と前記カバー12との間には戻しバネ17が掛け
られている(第4図)。また、他方のアーム15
eの下部には補助アーム15gが分岐形成されて
おり、この補助アーム15gと前記シヤーシ11
との間はエアーダンパ18によつて連結されてい
る(第5図)。前記戻しバネ17は、カセツトガ
イド15をカセツト装填位置(第4図の点線位
置)まで回動させるように付勢しており、一方前
記エアーダンパ18はカセツトガイド15の戻し
バネ17による回動々作の際の緩衝作用を発揮
し、カセツトガイド15の動きをスムーズにする
ためのものである。前記カセツト1は、カセツト
ガイド15がカセツト装填位置(第4図の点線位
置)に移動したときに前方(図の矢印の方向)か
ら挿入する。カセツトガイド15の一方の側板1
5bの上部には押え板バネ19aが、また他方の
側板15cの上部には押え板バネ19bが各々固
設されており、カセツトガイド15内に挿入され
たカセツト1は各押え板バネ19a,19bによ
つて上方から押圧されて、固定されるようになつ
ている。なお、第3図に示す如く、シヤーシ11
上に装備されている巻取りリール軸R1と供給リ
ール軸R2はカバー12とカセツトガイド15に
形成された穴から上方へ突出し、カセツトガイド
15内に装填されたカセツト1の前記リールハブ
2aならびに2bに係合できるようになつてい
る。一方、前記カバー12の右側位置下面には開
閉アーム20がピン21によつて回動自在に取付
けられている(第3図)。この開閉アーム20の
先端は係合部20aとなつており、前記カセツト
ガイド15の先端に折曲げ成形されたフツク15
hは前記カバー12の穴12gから下方へ突出し
この係合部20aに掛けることができるようにな
つている。開閉アーム20の基端上面にはピン2
0bが固設されており、このピン20bは前記カ
バー12に開口する穴12hから上方へ突出して
いる。同じくカバー12の下面にはロツク板22
がピン23によつて回動自在に取付けられてい
る。このロツク板22の先端にはフツク22aが
形成されており、このフツク22aが開閉アーム
20に曲げ成形されたストツパ20cに係合でき
るようになつている。また、開閉アーム20とロ
ツク板22はバネ24によつて連結されており、
開閉アーム20は反時計回り方向に、ロツク板2
2も反時計回り方向に付勢されている。このバネ
24によつてロツク板22が反時計回り方向に回
動しているときには、フツク22aがストツパ2
0cに係合して、開閉アーム20の時計回り方向
の回動を阻止する。このときには、カセツトガイ
ド5のフツク15hは開閉アーム20の係合部2
0aから外れなくなり、カセツトガイド15はカ
セツト装填位置(第4図の点線位置)まで回動で
きなくなる。このようにカセツトガイド15をロ
ツクするのは主に装置が動作状態にあるときであ
る。第3図はこれとは逆に装置停止状態に示して
いる。このときには、シヤーシ11の上面に摺動
自在に取付けられた摺動レバー25が後述の機構
によつて図の上方へ摺動している。そしてこの摺
動レバー25の斜面25aが前記ロツク板22の
後部突体22bに当接して、このロツク板22を
図示の如く時計回り方向に回動させている。その
結果、ロツク板22のフツク22aは開閉アーム
20のストツパ20cから離れ、開閉アーム20
は自由状態になり、ピン20bによつて開閉アー
ム20を時計回り方向に回動させることができる
ようになる。開閉アーム20を時計回り方向に回
動させると、係合部20aがフツク15hから外
れる。よつて前記戻しバネ17(第4図)の弾性
力によつてカセツトガイド15はカセツト装填位
置へ回動することができる。
に各部品が装備されており、またシヤーシ11の
上部にカバー12が取付けられている。このシヤ
ーシ11とカバー12は複数設けられたスペーサ
13(第5図)によつて固定されているものであ
る。このカバー12は両側部に壁面12aと12
bが各々折曲げ成形されている。またカバー12
の平面部には中央のストツパ12cを境として左
右にガイド12d,12eが切欠き形成されてい
る。そして、一方のガイド12dの側部には音声
消去ヘツドH1と音声コントロールヘツドH2が固
設されており、他方のガイド12eの側部には全
幅消去ヘツドH3が固設されている。また、カバ
ー12の右側部分にはピンチローラPが突出する
ための窓12fが開口されており、さらに、その
隣にはテープガイドピン14が植立されている。
カバー12の上側にはカセツトガイド15が装備
されている。このカセツトガイド15は底板15
aと右側板15bならびに左側板15cによつて
前記カセツト1を保持するものである。カセツト
ガイド15の両側板15b,15cには各々アー
ム15d,15eが一体に形成されており、一方
のアーム15dはピン16aによつて前記カバー
12の右壁面12aに(第4図)、また他方のア
ーム15eはピン16bによつてカバー12の左
壁面12bに(第5図)各々回動自在に連結され
ている。一方のアーム15dの先端下部にはバネ
掛け部15fが形成され、このバネ掛け部15f
と前記カバー12との間には戻しバネ17が掛け
られている(第4図)。また、他方のアーム15
eの下部には補助アーム15gが分岐形成されて
おり、この補助アーム15gと前記シヤーシ11
との間はエアーダンパ18によつて連結されてい
る(第5図)。前記戻しバネ17は、カセツトガ
イド15をカセツト装填位置(第4図の点線位
置)まで回動させるように付勢しており、一方前
記エアーダンパ18はカセツトガイド15の戻し
バネ17による回動々作の際の緩衝作用を発揮
し、カセツトガイド15の動きをスムーズにする
ためのものである。前記カセツト1は、カセツト
ガイド15がカセツト装填位置(第4図の点線位
置)に移動したときに前方(図の矢印の方向)か
ら挿入する。カセツトガイド15の一方の側板1
5bの上部には押え板バネ19aが、また他方の
側板15cの上部には押え板バネ19bが各々固
設されており、カセツトガイド15内に挿入され
たカセツト1は各押え板バネ19a,19bによ
つて上方から押圧されて、固定されるようになつ
ている。なお、第3図に示す如く、シヤーシ11
上に装備されている巻取りリール軸R1と供給リ
ール軸R2はカバー12とカセツトガイド15に
形成された穴から上方へ突出し、カセツトガイド
15内に装填されたカセツト1の前記リールハブ
2aならびに2bに係合できるようになつてい
る。一方、前記カバー12の右側位置下面には開
閉アーム20がピン21によつて回動自在に取付
けられている(第3図)。この開閉アーム20の
先端は係合部20aとなつており、前記カセツト
ガイド15の先端に折曲げ成形されたフツク15
hは前記カバー12の穴12gから下方へ突出し
この係合部20aに掛けることができるようにな
つている。開閉アーム20の基端上面にはピン2
0bが固設されており、このピン20bは前記カ
バー12に開口する穴12hから上方へ突出して
いる。同じくカバー12の下面にはロツク板22
がピン23によつて回動自在に取付けられてい
る。このロツク板22の先端にはフツク22aが
形成されており、このフツク22aが開閉アーム
20に曲げ成形されたストツパ20cに係合でき
るようになつている。また、開閉アーム20とロ
ツク板22はバネ24によつて連結されており、
開閉アーム20は反時計回り方向に、ロツク板2
2も反時計回り方向に付勢されている。このバネ
24によつてロツク板22が反時計回り方向に回
動しているときには、フツク22aがストツパ2
0cに係合して、開閉アーム20の時計回り方向
の回動を阻止する。このときには、カセツトガイ
ド5のフツク15hは開閉アーム20の係合部2
0aから外れなくなり、カセツトガイド15はカ
セツト装填位置(第4図の点線位置)まで回動で
きなくなる。このようにカセツトガイド15をロ
ツクするのは主に装置が動作状態にあるときであ
る。第3図はこれとは逆に装置停止状態に示して
いる。このときには、シヤーシ11の上面に摺動
自在に取付けられた摺動レバー25が後述の機構
によつて図の上方へ摺動している。そしてこの摺
動レバー25の斜面25aが前記ロツク板22の
後部突体22bに当接して、このロツク板22を
図示の如く時計回り方向に回動させている。その
結果、ロツク板22のフツク22aは開閉アーム
20のストツパ20cから離れ、開閉アーム20
は自由状態になり、ピン20bによつて開閉アー
ム20を時計回り方向に回動させることができる
ようになる。開閉アーム20を時計回り方向に回
動させると、係合部20aがフツク15hから外
れる。よつて前記戻しバネ17(第4図)の弾性
力によつてカセツトガイド15はカセツト装填位
置へ回動することができる。
第6図は前記カバー12を取り外した状態を示
す平面図、第7図はシヤーシ11上の機構のう
ち、特にローデイング動作機構のみを示した平面
図、第8図は第7図のA−A断面を展開して示し
たものである。
す平面図、第7図はシヤーシ11上の機構のう
ち、特にローデイング動作機構のみを示した平面
図、第8図は第7図のA−A断面を展開して示し
たものである。
シヤーシ11上には回転ヘツド装置30が備え
られている。この回転ヘツド装置30は、第8図
に示す如く、上部ガイドドラム31と下部ガイド
ドラム32、さらに最下部のモータ部33とから
成るものである。回転磁気ヘツドは各ガイドドラ
ム31,32内に2個設けられ(図示せず)、上
部ガイドドラム31と下部ガイドドラム32の隙
間34から突出して回動するものであり、この回
転動力はモータ部33内に装備されたモータ(図
示せず)から取り出されるようになつている。ま
た、この回転ヘツド装置30の基部は取付リング
35(第8図、第11図)によつて保持され、シ
ヤーシ11上にて傾斜して固設されている。この
取付リング35の周囲には内側ローデイングリン
グ36が設けられている。この内側ローデイング
リング36は取付リング35の外周面にて摺動し
回動するものであり、その外周部には回転動力を
受けるための歯36a(第7図)が形成されてい
る。また内側ローデイングリング36の外側には
外側ローデイングリング37が設けられている。
第7図に示す如く、この外側ローデイングリング
37はシヤーシ11上に回転自在に設けられた4
個のガイドローラ38a,38b,38c,38
dによつて支持されて回動できるようになつてい
る。外側ローデイングリング37の内周部には回
転動力を受けるための歯37aが形成されてい
る。そして、シヤーシ11上には前記内側ローデ
イングリング36の歯36aと外側ローデイング
リング37の歯37aの双方と噛み合う駆動歯車
39が設けられている。この駆動歯車39は、第
8図に示す如くシヤーシ11の下側に固設された
支持板40上のピン40aによつて回動自在に支
持されているものである。また、駆動歯車39の
下端には太径の歯車39aが一体に形成されてい
る。また、シヤーシ11の下面には中間歯車41
と中間歯車42がピン43ならびに44によつて
回動自在に支持されている。そして、前記歯車3
9aは中間歯車41の小径部41aと噛み合い、
また中間歯車41の太径部41bは他方の中間歯
車42の小径部42aと噛み合つている。さら
に、中間歯車42の太径部42bはシヤーシ11
に固設されたモータM1によつて回転するピニオ
ン45と噛み合つている。このような噛み合い関
係により、モータM1のピニオン45が第7図の
矢印方向に回転すると、各中間歯車41,42に
よつて減速され、内側ローデイングリング36は
反時計回り方向に、また外側ローデイングリング
37は時計回り方向にそれぞれ回動する。モータ
M1のピニオン45が逆方向に回転すれば各ロー
デイングリング36,37は逆方向に回動する。
また、第6図ならびに第9図に示す如く、前記内
側ローデイングリング36の外周部には台座36
bが形成されており、この台座36b上に植立さ
れたピン46にはレバー47が回動自在に取付け
られている。このレバー47は台座36bとの間
に渡設されたバネ48によつて第6図において反
時計回り方向へ付勢されている。またレバー47
の先端に設けられたピン49には舟形の基台50
が回動自在に取付けられており、この基台50の
上面には前記カセツト1の磁気テープTを引き出
すための引出しローラ51ならびに引出しピン5
2が装備されている。この引出しローラ51は基
台50上にて転動自在に立設されているものであ
り、また引出しピン52は基台50上にて引出し
ローラ51と離れる方向に傾斜して植立されてい
るものである。一方、基台50の下側における引
出しローラ51の直下位置にはガイドピン53が
垂直に固設されている。なお、基台50の先端に
は突起50aが形成されている。一方、第6図な
らびに第10図に示す如く、前記外側ローデイン
グリング37には基台54が固設されている。こ
の基台54の外周面54aは外側ローデイングリ
ング37の外周面よりも外側へ突出して形成され
ている。基台54の上面には磁気テープTを引き
出すための引出しピン55が外側ローデイングリ
ング37の半径方向外側に傾斜して固設されてい
る。同じく基台54上にはレバー56が回動自在
に取付けられており、このレバー56の先部上面
には磁気テープTを引き出すための引出しローラ
57が転動自在に取付けられている。また、レバ
ー56と台座54との間にはバネ58が取付けら
れており、このバネによりレバー56は時計回り
方向に付勢されている。
られている。この回転ヘツド装置30は、第8図
に示す如く、上部ガイドドラム31と下部ガイド
ドラム32、さらに最下部のモータ部33とから
成るものである。回転磁気ヘツドは各ガイドドラ
ム31,32内に2個設けられ(図示せず)、上
部ガイドドラム31と下部ガイドドラム32の隙
間34から突出して回動するものであり、この回
転動力はモータ部33内に装備されたモータ(図
示せず)から取り出されるようになつている。ま
た、この回転ヘツド装置30の基部は取付リング
35(第8図、第11図)によつて保持され、シ
ヤーシ11上にて傾斜して固設されている。この
取付リング35の周囲には内側ローデイングリン
グ36が設けられている。この内側ローデイング
リング36は取付リング35の外周面にて摺動し
回動するものであり、その外周部には回転動力を
受けるための歯36a(第7図)が形成されてい
る。また内側ローデイングリング36の外側には
外側ローデイングリング37が設けられている。
第7図に示す如く、この外側ローデイングリング
37はシヤーシ11上に回転自在に設けられた4
個のガイドローラ38a,38b,38c,38
dによつて支持されて回動できるようになつてい
る。外側ローデイングリング37の内周部には回
転動力を受けるための歯37aが形成されてい
る。そして、シヤーシ11上には前記内側ローデ
イングリング36の歯36aと外側ローデイング
リング37の歯37aの双方と噛み合う駆動歯車
39が設けられている。この駆動歯車39は、第
8図に示す如くシヤーシ11の下側に固設された
支持板40上のピン40aによつて回動自在に支
持されているものである。また、駆動歯車39の
下端には太径の歯車39aが一体に形成されてい
る。また、シヤーシ11の下面には中間歯車41
と中間歯車42がピン43ならびに44によつて
回動自在に支持されている。そして、前記歯車3
9aは中間歯車41の小径部41aと噛み合い、
また中間歯車41の太径部41bは他方の中間歯
車42の小径部42aと噛み合つている。さら
に、中間歯車42の太径部42bはシヤーシ11
に固設されたモータM1によつて回転するピニオ
ン45と噛み合つている。このような噛み合い関
係により、モータM1のピニオン45が第7図の
矢印方向に回転すると、各中間歯車41,42に
よつて減速され、内側ローデイングリング36は
反時計回り方向に、また外側ローデイングリング
37は時計回り方向にそれぞれ回動する。モータ
M1のピニオン45が逆方向に回転すれば各ロー
デイングリング36,37は逆方向に回動する。
また、第6図ならびに第9図に示す如く、前記内
側ローデイングリング36の外周部には台座36
bが形成されており、この台座36b上に植立さ
れたピン46にはレバー47が回動自在に取付け
られている。このレバー47は台座36bとの間
に渡設されたバネ48によつて第6図において反
時計回り方向へ付勢されている。またレバー47
の先端に設けられたピン49には舟形の基台50
が回動自在に取付けられており、この基台50の
上面には前記カセツト1の磁気テープTを引き出
すための引出しローラ51ならびに引出しピン5
2が装備されている。この引出しローラ51は基
台50上にて転動自在に立設されているものであ
り、また引出しピン52は基台50上にて引出し
ローラ51と離れる方向に傾斜して植立されてい
るものである。一方、基台50の下側における引
出しローラ51の直下位置にはガイドピン53が
垂直に固設されている。なお、基台50の先端に
は突起50aが形成されている。一方、第6図な
らびに第10図に示す如く、前記外側ローデイン
グリング37には基台54が固設されている。こ
の基台54の外周面54aは外側ローデイングリ
ング37の外周面よりも外側へ突出して形成され
ている。基台54の上面には磁気テープTを引き
出すための引出しピン55が外側ローデイングリ
ング37の半径方向外側に傾斜して固設されてい
る。同じく基台54上にはレバー56が回動自在
に取付けられており、このレバー56の先部上面
には磁気テープTを引き出すための引出しローラ
57が転動自在に取付けられている。また、レバ
ー56と台座54との間にはバネ58が取付けら
れており、このバネによりレバー56は時計回り
方向に付勢されている。
第11図は回転ヘツド装置30の右側面図を示
し、第12図は第11図におけるB−B断面図を
示すものである。
し、第12図は第11図におけるB−B断面図を
示すものである。
これらの図に示す如く、回転ヘツド装置30を
支持している取付リング35の後部右側面には板
バネ59が取付けられている。この板バネ59は
端部がネジ60によつて固定され、また中央のふ
くらみ部分がピン61によつて位置決めされてい
る。前記第7図にて説明した如くモータM1が回
転作動すると内側ローデイングリング36と外側
ローデイングリング37が回動し、各ローデイン
グリング36,37に設けられた前記基台50な
らびに54も共に移動し、各引出しローラ51,
57および引出しピン52,55によつてカセツ
ト1内の磁気テープTが引き出される。この詳し
い動作は第22図によつて後に説明するが、内側
ローデイングリング36に設けられている台座3
6bならびに基台50はカバー12の先端のスト
ツパ62(第3図)の位置まで移動する。このと
き基台50は取付リング35に対して第12図に
示す位置関係に至り、基台50の先端突起50a
は前記板バネ59の先部に当接し、この板バネ5
9の弾性力によつて確実な位置決めができるよう
になつている。
支持している取付リング35の後部右側面には板
バネ59が取付けられている。この板バネ59は
端部がネジ60によつて固定され、また中央のふ
くらみ部分がピン61によつて位置決めされてい
る。前記第7図にて説明した如くモータM1が回
転作動すると内側ローデイングリング36と外側
ローデイングリング37が回動し、各ローデイン
グリング36,37に設けられた前記基台50な
らびに54も共に移動し、各引出しローラ51,
57および引出しピン52,55によつてカセツ
ト1内の磁気テープTが引き出される。この詳し
い動作は第22図によつて後に説明するが、内側
ローデイングリング36に設けられている台座3
6bならびに基台50はカバー12の先端のスト
ツパ62(第3図)の位置まで移動する。このと
き基台50は取付リング35に対して第12図に
示す位置関係に至り、基台50の先端突起50a
は前記板バネ59の先部に当接し、この板バネ5
9の弾性力によつて確実な位置決めができるよう
になつている。
一方、第7図ならびに第8図に示す如く、外側
ローデイングリング37の内側に形成されている
歯37aは連絡歯車71と噛み合つている。この
連絡歯車71はシヤーシ11の下方位置に設けた
支持板72上のピン73に対して転動自在に取付
けられており、連絡歯車71の上端部分がシヤー
シ11上に突出しているものである。連絡歯車7
1の下端にはプーリ71aが形成されている。同
じく支持板72上には従動プーリ74がピン75
によつて転動自在に取付けられており、この従動
プーリ74と前記プーリ71aとの間にベルト7
6が巻回されている。従動プーリ74は上端に歯
車74aが一体に成形されており、また、従動プ
ーリ74の下端にはレバー77が歯車74aと独
立して回動できるように設けられている。さら
に、レバー77の先端にはピン78が植設されて
おり、このピン78にアイドラ歯車79が転動自
在に取付けられている。このアイドラ歯車79は
下端の大径部79aが前記歯車74aと常時噛み
合つており、また上端の小径部79bがシヤーシ
11の穴11aから上方へ突出している。またピ
ン78の基部にはアイドラ歯車79を上方へ押す
バネ80が装備されピン78とアイドラ歯車79
との間の摩擦力が増強されている。以上の機構に
おいて、第7図の矢印に示す如く外側ローデイン
グリング37が時計回り方向に回動するとき、す
なわち前記引出しローラ57と引出しピン55が
カセツト1内の磁気テープTを引き出し前記回転
ヘツド装置30に対するローデイング動作を行う
ときには、連絡歯車71、プーリ71a、ベルト
76によつて歯車74aは時計回り方向に回転す
る。このときアイドラ歯車79はその大径部79
aが前記歯車74aと噛み合つたままレバー77
とともに時計回り方向に移動する。そして、シヤ
ーシ11に設けられた穴11aの縁に当たつた時
点でアイドラ歯車79の移動は停止し、その後は
歯車74aの回転に従動してアイドラ歯車79は
自転し続ける。このようにアイドラ歯車79が第
7図矢印方向(第8図にて斜線で示す位置)に移
動しているときには、アイドラ歯車79の小径部
79bは供給リール軸R2の基部に一体に設けら
れた歯車81とは離れているので、アイドラ歯車
79から供給リール軸R2へ動力は伝達されない、
逆に、外側ローデイングリング37が反時計回り
に回動するときには、歯車74aも反時計回りに
回動する。その結果、レバー77も歯車74aと
ともに回動し、アイドラ歯車79は歯車74aと
噛み合つたまま反時計回り方向に移動し、アイド
ラ歯車79の小径部79bが前記歯車81と噛み
合う。その後は、歯車74aの回転はアイドラ歯
車79を介して歯車81に伝達され、この歯車8
1によつて供給リール軸R2は反時計回り方向に
回動する。すなわち、このように供給リール軸
R2が反時計回り方向に回動することにより、前
記ローデイング動作によつて引出された磁気テー
プTがカセツト1内に巻き戻されることになる。
ローデイングリング37の内側に形成されている
歯37aは連絡歯車71と噛み合つている。この
連絡歯車71はシヤーシ11の下方位置に設けた
支持板72上のピン73に対して転動自在に取付
けられており、連絡歯車71の上端部分がシヤー
シ11上に突出しているものである。連絡歯車7
1の下端にはプーリ71aが形成されている。同
じく支持板72上には従動プーリ74がピン75
によつて転動自在に取付けられており、この従動
プーリ74と前記プーリ71aとの間にベルト7
6が巻回されている。従動プーリ74は上端に歯
車74aが一体に成形されており、また、従動プ
ーリ74の下端にはレバー77が歯車74aと独
立して回動できるように設けられている。さら
に、レバー77の先端にはピン78が植設されて
おり、このピン78にアイドラ歯車79が転動自
在に取付けられている。このアイドラ歯車79は
下端の大径部79aが前記歯車74aと常時噛み
合つており、また上端の小径部79bがシヤーシ
11の穴11aから上方へ突出している。またピ
ン78の基部にはアイドラ歯車79を上方へ押す
バネ80が装備されピン78とアイドラ歯車79
との間の摩擦力が増強されている。以上の機構に
おいて、第7図の矢印に示す如く外側ローデイン
グリング37が時計回り方向に回動するとき、す
なわち前記引出しローラ57と引出しピン55が
カセツト1内の磁気テープTを引き出し前記回転
ヘツド装置30に対するローデイング動作を行う
ときには、連絡歯車71、プーリ71a、ベルト
76によつて歯車74aは時計回り方向に回転す
る。このときアイドラ歯車79はその大径部79
aが前記歯車74aと噛み合つたままレバー77
とともに時計回り方向に移動する。そして、シヤ
ーシ11に設けられた穴11aの縁に当たつた時
点でアイドラ歯車79の移動は停止し、その後は
歯車74aの回転に従動してアイドラ歯車79は
自転し続ける。このようにアイドラ歯車79が第
7図矢印方向(第8図にて斜線で示す位置)に移
動しているときには、アイドラ歯車79の小径部
79bは供給リール軸R2の基部に一体に設けら
れた歯車81とは離れているので、アイドラ歯車
79から供給リール軸R2へ動力は伝達されない、
逆に、外側ローデイングリング37が反時計回り
に回動するときには、歯車74aも反時計回りに
回動する。その結果、レバー77も歯車74aと
ともに回動し、アイドラ歯車79は歯車74aと
噛み合つたまま反時計回り方向に移動し、アイド
ラ歯車79の小径部79bが前記歯車81と噛み
合う。その後は、歯車74aの回転はアイドラ歯
車79を介して歯車81に伝達され、この歯車8
1によつて供給リール軸R2は反時計回り方向に
回動する。すなわち、このように供給リール軸
R2が反時計回り方向に回動することにより、前
記ローデイング動作によつて引出された磁気テー
プTがカセツト1内に巻き戻されることになる。
なお、供給リール軸R2は前述の如く、前記歯
車81と一体であり、シヤーシ11上に設けた軸
82に対して転動できるように取付けたものであ
る。また歯車81の上方には歯車81ならびに供
給リール軸R2と独立して回動するリール台83
(第8図)が設けられている。このリール台83
の上下にはフエルト84が添装されており、さら
に上側のフエルト84の上側には押え板85が乗
せられ、この押え板85がバネ86によつて下方
向に押圧されている。これにより、通常はリール
台83と供給リール軸R2とは一体に回動するが、
リール台83に抵抗を与えると、フエルト84に
より供給リール軸R2と歯車81はスリツプしな
がら回動するようになる。
車81と一体であり、シヤーシ11上に設けた軸
82に対して転動できるように取付けたものであ
る。また歯車81の上方には歯車81ならびに供
給リール軸R2と独立して回動するリール台83
(第8図)が設けられている。このリール台83
の上下にはフエルト84が添装されており、さら
に上側のフエルト84の上側には押え板85が乗
せられ、この押え板85がバネ86によつて下方
向に押圧されている。これにより、通常はリール
台83と供給リール軸R2とは一体に回動するが、
リール台83に抵抗を与えると、フエルト84に
より供給リール軸R2と歯車81はスリツプしな
がら回動するようになる。
次に、前記外側ローデイングリング37の外周
部には凹部37bが形成されている(第7図)。
外側ローデイングリング37の回動により、この
凹部37bの位置も移動するが、この凹部37b
の移動に応じて動作する機構を第6図、および第
13図から第16図の各図によつて説明する。
部には凹部37bが形成されている(第7図)。
外側ローデイングリング37の回動により、この
凹部37bの位置も移動するが、この凹部37b
の移動に応じて動作する機構を第6図、および第
13図から第16図の各図によつて説明する。
第13図において、符号90はキヤプスタン軸
であり、シヤーシ11上にて回転自在に取付けら
れている。このキヤプスタン軸90は後述の動力
伝達機構に基づいてモータM2によつて回転駆動
されるものである。同じくシヤーシ11上にはピ
ン91が固設されており、このピン91にはロー
ラホルダ92が回動自在に取付けられている。こ
のローラホルダ92の中央部にはローラ93が転
動自在に装備されている。このローラ93は前記
外側ローデイングリング37の凹部37b内に嵌
入することのできる径寸法を有している。また、
シヤーシ11上にはピン94が固設されており、
このピン94には中間リンク95が回動自在に取
付けられている。この中間リンク95の一端には
孔95aが穿設されており、この孔95aには前
記ローラホルダ92の一端に固設されたピン96
が挿入されて連結されている。中間リンク95に
はピン97が固設されており、このピン97によ
つて前記第3図において説明した摺動レバー25
の先端孔25bが連結されている。摺動レバー2
5の他端にはガイド長孔25cが穿設されてお
り、このガイド長孔25cはシヤーシ11上に設
けられたガイドピン98に挿入され、ガイドピン
98の先端に取付けられるリング(図示せず)に
よつて抜け止めされるものである。なお、ローラ
ホルダ92の突起92aと摺動レバー25の突起
25dとの間にはバネ99が掛けられ、互いに引
き合う方向に付勢されている。さらに、シヤーシ
11上に設けられたピン100にはピンチローラ
レバー101が回動自在に取付けられている。こ
のピンチローラレバー101は上面にピンチロー
ラPが転動自在に設けられており、且つ先端下面
には小ローラ102が同じく転動自在に装備され
ている。そして、ピンチローラレバー101と前
記摺動レバー25の先端突起25eとの間にはバ
ネ103が掛けられており、このバネ103によ
りピンチローラレバー101は時計回り方向に付
勢され、且つピンチローラレバー101の側面は
摺動レバー25の突起25dに当接して時計回り
方向への回動が規制されている(第6図参照)。
さらに、前記摺動レバー25の基端には係止片2
5fが側方に突出されており、シヤーシ11の穴
11bから突出するブレーキベース104に当接
できるようになつている。このブレーキベース1
04は第14図のD−D断面図に示す如くシヤー
シ11の下側に設けられた基板105上にて揺動
自在に取付けられたものであり、バネ106によ
つて第14図の右方向へ倒れるように付勢されて
いる。ブレーキベース104の上端にはゴム製の
ブレーキ107が装着されており、このブレーキ
107が巻取りリール軸R1の基端に一体に設け
られた歯車108に当接できるようになつてい
る。この巻取りリール軸R1は前記供給リール軸
R2と同じように、シヤーシ11上に設けた軸1
09に対して回動自在に取付けられており、且つ
巻取りリール軸R1は歯車108と一体的に回動
できるようになつている。また歯車108の上方
にはリール台110が巻取りリール軸R1、歯車
108と独立して回動できるように取付けられて
いる。そして、リール台110の上下面にはフエ
ルト111a,111bが添装されており、また
上側のフエルト111aの上側には押え板112
が乗せられ、バネ113によつて下方に押圧され
ており、リール台110に抵抗が与えられたとき
には巻取りリール軸R1と歯車108とはフエル
ト111a,111bを介してスリツプ回転する
ようになつている。なお、図中では省略するが前
記ブレーキベース104は供給リール軸R2側へ
延びており、供給リール軸R2の歯車81に当接
するゴム製のブレーキ(図示せず)が装着されて
いる。また、第6図に示す如く摺動レバー25の
基端にはスイツチS1が対向して設けられている。
以上の機構において、第6図に示す如く、外側ロ
ーデイングリング37の凹部37bがローラ93
の位置にあるときには、このローラ93は凹部3
7b内に入り込むので、ローラホルダ92は時計
回り方向に回動した状態となる。よつてローラホ
ルダ92に連結されている中間リンク95は反時
計方向に回動し、この中間リンク95に連結され
た摺動レバー25は第6図の上方へ移動した状態
になつている。逆に第20図に示す如く、外側ロ
ーデイングリング37が時計回りに回動して、凹
部37bがローラ93から外れると、ローラ93
は外側ローデイングリング37の外周面に当接す
るようになるのでローラホルダ92は反時計回り
方向に回動し、これにより中間リンク95は時計
回り方向に回動して、摺動レバー25は図の下方
向に移動するように動作するものである。
であり、シヤーシ11上にて回転自在に取付けら
れている。このキヤプスタン軸90は後述の動力
伝達機構に基づいてモータM2によつて回転駆動
されるものである。同じくシヤーシ11上にはピ
ン91が固設されており、このピン91にはロー
ラホルダ92が回動自在に取付けられている。こ
のローラホルダ92の中央部にはローラ93が転
動自在に装備されている。このローラ93は前記
外側ローデイングリング37の凹部37b内に嵌
入することのできる径寸法を有している。また、
シヤーシ11上にはピン94が固設されており、
このピン94には中間リンク95が回動自在に取
付けられている。この中間リンク95の一端には
孔95aが穿設されており、この孔95aには前
記ローラホルダ92の一端に固設されたピン96
が挿入されて連結されている。中間リンク95に
はピン97が固設されており、このピン97によ
つて前記第3図において説明した摺動レバー25
の先端孔25bが連結されている。摺動レバー2
5の他端にはガイド長孔25cが穿設されてお
り、このガイド長孔25cはシヤーシ11上に設
けられたガイドピン98に挿入され、ガイドピン
98の先端に取付けられるリング(図示せず)に
よつて抜け止めされるものである。なお、ローラ
ホルダ92の突起92aと摺動レバー25の突起
25dとの間にはバネ99が掛けられ、互いに引
き合う方向に付勢されている。さらに、シヤーシ
11上に設けられたピン100にはピンチローラ
レバー101が回動自在に取付けられている。こ
のピンチローラレバー101は上面にピンチロー
ラPが転動自在に設けられており、且つ先端下面
には小ローラ102が同じく転動自在に装備され
ている。そして、ピンチローラレバー101と前
記摺動レバー25の先端突起25eとの間にはバ
ネ103が掛けられており、このバネ103によ
りピンチローラレバー101は時計回り方向に付
勢され、且つピンチローラレバー101の側面は
摺動レバー25の突起25dに当接して時計回り
方向への回動が規制されている(第6図参照)。
さらに、前記摺動レバー25の基端には係止片2
5fが側方に突出されており、シヤーシ11の穴
11bから突出するブレーキベース104に当接
できるようになつている。このブレーキベース1
04は第14図のD−D断面図に示す如くシヤー
シ11の下側に設けられた基板105上にて揺動
自在に取付けられたものであり、バネ106によ
つて第14図の右方向へ倒れるように付勢されて
いる。ブレーキベース104の上端にはゴム製の
ブレーキ107が装着されており、このブレーキ
107が巻取りリール軸R1の基端に一体に設け
られた歯車108に当接できるようになつてい
る。この巻取りリール軸R1は前記供給リール軸
R2と同じように、シヤーシ11上に設けた軸1
09に対して回動自在に取付けられており、且つ
巻取りリール軸R1は歯車108と一体的に回動
できるようになつている。また歯車108の上方
にはリール台110が巻取りリール軸R1、歯車
108と独立して回動できるように取付けられて
いる。そして、リール台110の上下面にはフエ
ルト111a,111bが添装されており、また
上側のフエルト111aの上側には押え板112
が乗せられ、バネ113によつて下方に押圧され
ており、リール台110に抵抗が与えられたとき
には巻取りリール軸R1と歯車108とはフエル
ト111a,111bを介してスリツプ回転する
ようになつている。なお、図中では省略するが前
記ブレーキベース104は供給リール軸R2側へ
延びており、供給リール軸R2の歯車81に当接
するゴム製のブレーキ(図示せず)が装着されて
いる。また、第6図に示す如く摺動レバー25の
基端にはスイツチS1が対向して設けられている。
以上の機構において、第6図に示す如く、外側ロ
ーデイングリング37の凹部37bがローラ93
の位置にあるときには、このローラ93は凹部3
7b内に入り込むので、ローラホルダ92は時計
回り方向に回動した状態となる。よつてローラホ
ルダ92に連結されている中間リンク95は反時
計方向に回動し、この中間リンク95に連結され
た摺動レバー25は第6図の上方へ移動した状態
になつている。逆に第20図に示す如く、外側ロ
ーデイングリング37が時計回りに回動して、凹
部37bがローラ93から外れると、ローラ93
は外側ローデイングリング37の外周面に当接す
るようになるのでローラホルダ92は反時計回り
方向に回動し、これにより中間リンク95は時計
回り方向に回動して、摺動レバー25は図の下方
向に移動するように動作するものである。
次に、第6図ならびに第15図に示す如く、シ
ヤーシ11上にはピン121が固設されており、
このピン121には他のローラホルダ122が回
動自在に取付けられており、このローラホルダ1
22の下面にはローラ123が転動自在に取付け
られている。このローラ123は前記外側ローデ
イングリングの凹部37bが移動してきたとき
に、この凹部37bに嵌入し得る径寸法を有して
いる。このローラホルダ122の側方位置には他
のピン120が植設されており、このピン120
には回動板124が回動自在に設けられている。
回動板124の一端には当接板124aが上方に
折り曲げ成形されており、この当接板124aに
は前記ローラホルダ122の当接部122aが当
接し得るようになつている。そしてローラホルダ
122と回動板124との間にはバネ125が掛
けられており、このバネ125によつてローラホ
ルダ122は反時計回り方向に、また回動板12
4は時計回り方向に付勢されている。回動板12
4の中央部には摺動板126が連結されており、
第6図に示す如く、この摺動板126の端部はシ
ヤーシ11上に設けられたスイツチS2を動作させ
るようになつている。また回動板124の端部に
はアーム124bが突設されている。このアーム
124bは前記ピンチローラアーム101の先端
小ローラ102に当接してこのピンチローラアー
ム101を回動々作させるために設けられたもの
である。また、第16図のE−E断面図に示す如
く、前記ローラホルダ122を支持しているピン
121にはアーム127が独立して回動できるよ
うに取付けられており、このアーム127の他端
にはローラ板128がピン129によつて枢支さ
れている。このローラ板128の後端にはフツク
128aが一体に形成されており、このフツク1
28aはローラホルダ122に突設された突起1
22bと係合し、アーム127の反時計回り方向
の回動が規制できるようになつている。ローラ板
128の先端下面にはアイドラローラ130が転
動自在に設けられている。このアイドラローラ1
30は周囲がゴムによつて形成されているもので
あり、前記巻取りリール軸R1のリール台110
とシヤーシ11上に突出している回転軸131の
上端ローラ部131aの双方に対して当接しうる
位置に配されている。さらに、ローラ板128の
先端にはバネ132が取付けられており、このバ
ネ132の他端はシヤーシ11を覆う前記カバー
12(第3図)の下面に掛けられている。シヤー
シ11の左側部に設けられたピン133にはレバ
ー134が回動自在に設けられており、このレバ
ー134の先端にはテープ押えピン135が植設
されてている。またレバー134の基部側方には
ブレーキアーム136が一体に形成されており、
このブレーキアーム136にはフエルト製のブレ
ーキ137が添着されている。このブレーキ13
7は供給リール軸R2のリール台83に当接しう
る位置に配されたものである。またレバー134
にはバネ138が連結され、レバー134が時計
回り方向に回動するように付勢されている。一
方、前記ブレーキアーム136の先端には前記ロ
ーラホルダ122の突起122bの背面に当接し
うるようになつており、ブレーキアーム136の
バネ138による回動を規制している。以上の機
構において、第6図ならびに第20図に示すよう
に、外側ローデイングリング37の凹部37bが
ローラ123から外れた位置にあり、ローラ12
3が外側ローデイングリング37の外周面に接し
ている状態では、ローラホルダ122は時計回り
方向に回動した姿勢を維持している。よつて、ロ
ーラホルダ122の当接部122aが回動板12
4を反時計回り方向に押す。これにより、回動板
124のアーム124bはピンチローラレバー1
01の小ローラ102から離されている。一方ロ
ーラホルダ122の突起122bによつてローラ
板128の移動が規制され、アイドラローラ13
0はリール台110および回転軸131のローラ
部131aから離れている。また、同じく突起1
22bによつてレバー134は反時計回り方向に
回動され、ブレーキ137はリール台83から離
されている。そして外側ローデイングリング37
の凹部37bがローラ123の位置に移動すると
第21図に示す如く、ローラ123は凹部37b
内に嵌入してローラホルダ122がバネ125の
力によつて反時計回り方向に回動する。その結果
当接部122aは回動板124の当接板124a
から離れて、回動板124はバネ125の力によ
つて、時計回り方向に回動し、アーム124bが
小ローラ102に係合する。一方ローラ板128
もバネ132の引張方向に移動して、アイドラロ
ーラ130がリール台110とローラ部131a
の双方へ当接する。またレバー134も突起12
2bによる規制が外れ、バネ138の力によつて
時計回り方向に回動しブレーキ137がリール台
83に当接するように動作するものである。
ヤーシ11上にはピン121が固設されており、
このピン121には他のローラホルダ122が回
動自在に取付けられており、このローラホルダ1
22の下面にはローラ123が転動自在に取付け
られている。このローラ123は前記外側ローデ
イングリングの凹部37bが移動してきたとき
に、この凹部37bに嵌入し得る径寸法を有して
いる。このローラホルダ122の側方位置には他
のピン120が植設されており、このピン120
には回動板124が回動自在に設けられている。
回動板124の一端には当接板124aが上方に
折り曲げ成形されており、この当接板124aに
は前記ローラホルダ122の当接部122aが当
接し得るようになつている。そしてローラホルダ
122と回動板124との間にはバネ125が掛
けられており、このバネ125によつてローラホ
ルダ122は反時計回り方向に、また回動板12
4は時計回り方向に付勢されている。回動板12
4の中央部には摺動板126が連結されており、
第6図に示す如く、この摺動板126の端部はシ
ヤーシ11上に設けられたスイツチS2を動作させ
るようになつている。また回動板124の端部に
はアーム124bが突設されている。このアーム
124bは前記ピンチローラアーム101の先端
小ローラ102に当接してこのピンチローラアー
ム101を回動々作させるために設けられたもの
である。また、第16図のE−E断面図に示す如
く、前記ローラホルダ122を支持しているピン
121にはアーム127が独立して回動できるよ
うに取付けられており、このアーム127の他端
にはローラ板128がピン129によつて枢支さ
れている。このローラ板128の後端にはフツク
128aが一体に形成されており、このフツク1
28aはローラホルダ122に突設された突起1
22bと係合し、アーム127の反時計回り方向
の回動が規制できるようになつている。ローラ板
128の先端下面にはアイドラローラ130が転
動自在に設けられている。このアイドラローラ1
30は周囲がゴムによつて形成されているもので
あり、前記巻取りリール軸R1のリール台110
とシヤーシ11上に突出している回転軸131の
上端ローラ部131aの双方に対して当接しうる
位置に配されている。さらに、ローラ板128の
先端にはバネ132が取付けられており、このバ
ネ132の他端はシヤーシ11を覆う前記カバー
12(第3図)の下面に掛けられている。シヤー
シ11の左側部に設けられたピン133にはレバ
ー134が回動自在に設けられており、このレバ
ー134の先端にはテープ押えピン135が植設
されてている。またレバー134の基部側方には
ブレーキアーム136が一体に形成されており、
このブレーキアーム136にはフエルト製のブレ
ーキ137が添着されている。このブレーキ13
7は供給リール軸R2のリール台83に当接しう
る位置に配されたものである。またレバー134
にはバネ138が連結され、レバー134が時計
回り方向に回動するように付勢されている。一
方、前記ブレーキアーム136の先端には前記ロ
ーラホルダ122の突起122bの背面に当接し
うるようになつており、ブレーキアーム136の
バネ138による回動を規制している。以上の機
構において、第6図ならびに第20図に示すよう
に、外側ローデイングリング37の凹部37bが
ローラ123から外れた位置にあり、ローラ12
3が外側ローデイングリング37の外周面に接し
ている状態では、ローラホルダ122は時計回り
方向に回動した姿勢を維持している。よつて、ロ
ーラホルダ122の当接部122aが回動板12
4を反時計回り方向に押す。これにより、回動板
124のアーム124bはピンチローラレバー1
01の小ローラ102から離されている。一方ロ
ーラホルダ122の突起122bによつてローラ
板128の移動が規制され、アイドラローラ13
0はリール台110および回転軸131のローラ
部131aから離れている。また、同じく突起1
22bによつてレバー134は反時計回り方向に
回動され、ブレーキ137はリール台83から離
されている。そして外側ローデイングリング37
の凹部37bがローラ123の位置に移動すると
第21図に示す如く、ローラ123は凹部37b
内に嵌入してローラホルダ122がバネ125の
力によつて反時計回り方向に回動する。その結果
当接部122aは回動板124の当接板124a
から離れて、回動板124はバネ125の力によ
つて、時計回り方向に回動し、アーム124bが
小ローラ102に係合する。一方ローラ板128
もバネ132の引張方向に移動して、アイドラロ
ーラ130がリール台110とローラ部131a
の双方へ当接する。またレバー134も突起12
2bによる規制が外れ、バネ138の力によつて
時計回り方向に回動しブレーキ137がリール台
83に当接するように動作するものである。
次に、第17図はモータM2による駆動系を示
す平面図である。
す平面図である。
図示する如く、モータM2の軸140はシヤー
シ11の下面に突出し、この軸140に2個のプ
ーリ141と142が固設されている。そして、
プーリ141とフライホイール143との間には
ベルト144が巻回されている。このフライホイ
ール143はシヤーシ11の裏面に設けられたも
のであり、前記キヤプスタン軸90と一体となつ
ている。また、他方のプーリ142に巻回された
ベルト145は同じくシヤーシ11の裏側に設け
た2個の中間プーリ146a,146bを介して
前記回転軸131の下端に一体に形成されたプー
リ131bに巻回されている。この回転軸131
は第18図のF−F断面図に示す如く、シヤーシ
11の裏面に設けたハウジング147によつて保
持されている。そして、回転軸131の上端のロ
ーラ部131aならびに歯車部131cはシヤー
シ11の上面から突出している(第15図参照)。
この回転軸131の側方位置には金具148がピ
ン149によつて回動自在に取付けられており、
バネ149aによつて時計回り方向に付勢されて
いる。この金具148の先端下面には第18図に
示す如くピン150が固設されており、このピン
150にはアイドラ板151が回動自在に取付け
られている。このアイドラ板151の中央部には
窓151aが開口し、前記回転軸131の上端ロ
ーラ部31aはこの窓151aから上方へ突出し
ている。さらに、アイドラ板151の先端下面に
はピン152が固設されており、このピン152
にはフエルト139ならびにアイドラ歯車153
が転動自在に取付けられている。なおピン152
の下端はシヤーシ11の穴11c(第18図)か
ら下方へ突出し、この穴11cの範囲にて自由に
動けるようになつている。また、シヤーシ11の
上面には押え板154がピン155によつて回動
自在に取付けられており、この押え板154の先
端154aが前記ピン152に当接するようにな
つている。なお、ピン152の下端には板バネ1
56が装備されている。この板バネ156はアイ
ドラ歯車153を上方に付勢して、アイドラ歯車
153をフエルト139に圧接させるように作用
し、これにより、アイドラ歯車153の回転摩擦
力が増強されている。さらに、シヤーシ11上に
はL字状の回動板157がピン158によつて回
動自在に取付けられている。そして回動板157
の一方の端部はピン159によつて前記押え板1
54に連結されており、他方の端部にはローラ1
60が転動自在に設けられている。この回動板1
57はシヤーシ11の下側に設けたスプリング1
61によつて時計回り方向に付勢されており、こ
の力によりローラ160は外側ローデイングリン
グ37の外周面に圧接している。以上の機構にお
いて、モータM2の回転駆動により、フライホイ
ール143と回転軸131のプーリ131bは共
にモータM2と同方向に回転する。一方、前記ロ
ーラ160が第17図に示す如く、外側ローデイ
ングリング37の外周面に当接しているときに
は、バネ161の力によつて回動板157は時計
回り方向に、また押え板154は時計回り方向に
回動して、押え板154の先端154aがアイド
ラ歯車153の支持ピン152を第17図の上方
向へ押し上げている。その結果アイドラ歯車15
3は回転軸131の歯車部131cから離れてい
る。そして、外側ローデイングリング37が回動
してローラ160が、外側ローデイングリング3
7に固設された前記基台54の外周面54aに乗
り上げると、回動板157が反時計回り方向に、
また押え板154は時計回り方向に回動して、押
え板154の先端154aによるピン152への
押え力が除去される。その結果、バネ149aの
力によつてアイドラ板151は第17図の下方向
に移動してアイドラ歯車153が回転軸131の
歯車部131cと噛み合う。その後、モータM2
の回転により回転軸131が時計回り方向に回転
すると、アイドラ板151は第19図に示す如く
時計回り方向に移動し、これに伴い、アイドラ歯
車153は巻取りリール軸R1の歯車108に噛
み合う。この状態にてアイドラ歯車153は巻取
りリール軸R1を時計回り方向に回転させる。よ
つて巻取りリール軸R1により磁気テープTの早
送りが行われる。次に、アイドラ歯車153が歯
車部131cに噛み合つた状態にてモータM2を
反時計回り方向に回転すると、アイドラ板151
は歯車部131cの反時計回り回転に伴つて移動
し、アイドラ歯車153が供給リール軸R2の歯
車81と噛み合う。この状態にて供給リール軸
R2は反時計回り方向に回転し、磁気テープTの
巻戻し動作が行われる。
シ11の下面に突出し、この軸140に2個のプ
ーリ141と142が固設されている。そして、
プーリ141とフライホイール143との間には
ベルト144が巻回されている。このフライホイ
ール143はシヤーシ11の裏面に設けられたも
のであり、前記キヤプスタン軸90と一体となつ
ている。また、他方のプーリ142に巻回された
ベルト145は同じくシヤーシ11の裏側に設け
た2個の中間プーリ146a,146bを介して
前記回転軸131の下端に一体に形成されたプー
リ131bに巻回されている。この回転軸131
は第18図のF−F断面図に示す如く、シヤーシ
11の裏面に設けたハウジング147によつて保
持されている。そして、回転軸131の上端のロ
ーラ部131aならびに歯車部131cはシヤー
シ11の上面から突出している(第15図参照)。
この回転軸131の側方位置には金具148がピ
ン149によつて回動自在に取付けられており、
バネ149aによつて時計回り方向に付勢されて
いる。この金具148の先端下面には第18図に
示す如くピン150が固設されており、このピン
150にはアイドラ板151が回動自在に取付け
られている。このアイドラ板151の中央部には
窓151aが開口し、前記回転軸131の上端ロ
ーラ部31aはこの窓151aから上方へ突出し
ている。さらに、アイドラ板151の先端下面に
はピン152が固設されており、このピン152
にはフエルト139ならびにアイドラ歯車153
が転動自在に取付けられている。なおピン152
の下端はシヤーシ11の穴11c(第18図)か
ら下方へ突出し、この穴11cの範囲にて自由に
動けるようになつている。また、シヤーシ11の
上面には押え板154がピン155によつて回動
自在に取付けられており、この押え板154の先
端154aが前記ピン152に当接するようにな
つている。なお、ピン152の下端には板バネ1
56が装備されている。この板バネ156はアイ
ドラ歯車153を上方に付勢して、アイドラ歯車
153をフエルト139に圧接させるように作用
し、これにより、アイドラ歯車153の回転摩擦
力が増強されている。さらに、シヤーシ11上に
はL字状の回動板157がピン158によつて回
動自在に取付けられている。そして回動板157
の一方の端部はピン159によつて前記押え板1
54に連結されており、他方の端部にはローラ1
60が転動自在に設けられている。この回動板1
57はシヤーシ11の下側に設けたスプリング1
61によつて時計回り方向に付勢されており、こ
の力によりローラ160は外側ローデイングリン
グ37の外周面に圧接している。以上の機構にお
いて、モータM2の回転駆動により、フライホイ
ール143と回転軸131のプーリ131bは共
にモータM2と同方向に回転する。一方、前記ロ
ーラ160が第17図に示す如く、外側ローデイ
ングリング37の外周面に当接しているときに
は、バネ161の力によつて回動板157は時計
回り方向に、また押え板154は時計回り方向に
回動して、押え板154の先端154aがアイド
ラ歯車153の支持ピン152を第17図の上方
向へ押し上げている。その結果アイドラ歯車15
3は回転軸131の歯車部131cから離れてい
る。そして、外側ローデイングリング37が回動
してローラ160が、外側ローデイングリング3
7に固設された前記基台54の外周面54aに乗
り上げると、回動板157が反時計回り方向に、
また押え板154は時計回り方向に回動して、押
え板154の先端154aによるピン152への
押え力が除去される。その結果、バネ149aの
力によつてアイドラ板151は第17図の下方向
に移動してアイドラ歯車153が回転軸131の
歯車部131cと噛み合う。その後、モータM2
の回転により回転軸131が時計回り方向に回転
すると、アイドラ板151は第19図に示す如く
時計回り方向に移動し、これに伴い、アイドラ歯
車153は巻取りリール軸R1の歯車108に噛
み合う。この状態にてアイドラ歯車153は巻取
りリール軸R1を時計回り方向に回転させる。よ
つて巻取りリール軸R1により磁気テープTの早
送りが行われる。次に、アイドラ歯車153が歯
車部131cに噛み合つた状態にてモータM2を
反時計回り方向に回転すると、アイドラ板151
は歯車部131cの反時計回り回転に伴つて移動
し、アイドラ歯車153が供給リール軸R2の歯
車81と噛み合う。この状態にて供給リール軸
R2は反時計回り方向に回転し、磁気テープTの
巻戻し動作が行われる。
次に、上記構成による磁気記録再生装置の総合
的な動作について以下に説明する。
的な動作について以下に説明する。
装置の停止時は第6図に示す状態になつてい
る。この状態では、内側ローデイングリング36
が時計回り方向に、また外側ローデイングリング
37が反時計回り方向に最も回動して停止してお
り、第3図に示す如く、引出しローラ51と引出
しピン52はカバー12に形成されたガイド12
dの左端部に、また引出しローラ57と引出しピ
ン55は他方のガイド12eの右端部にて停止し
ている。第6図に示す状態では、第13図にて説
明したローラ93が外側ローデイングリング37
の凹部37bに嵌入しているので、ローラホルダ
92は時計回り方向に回動し、中間リング95を
介して摺動レバー25は図の上方に移動してい
る。よつて、摺動レバー25の斜面25aは第3
図に示す如く、ロツク板22を時計回り方向に押
しているので、フツク22aは開閉アーム20の
ストツパ20cから外れている。よつて、ピン2
0bによつて開閉アーム20aを時計回り方向に
回動させれば、カセツトガイド15のフツク15
hは係合部20aから外れ、戻しバネ17(第4
図)の力によつてカセツトガイド15は上方に回
動する。よつて、この状態にてカセツトガイド1
5内にカセツト1を挿入した後、カセツトガイド
15を再び下降させ、カセツトガイド15のフツ
ク15hを開閉アーム20の係合部20aに係合
させる。このようにして、カセツト1を装填する
と、カセツト1のリールハブ2a,2b内に巻取
りリール軸R1ならびに供給リール軸R2が嵌合す
る。このとき、カセツト1の挿入孔8a,8b内
にはカバー12上に設けたガイドピン(図示せ
ず)が挿入されてカセツト1の位置決めがなさ
れ、同時に、図示しないがカセツト1の開閉蓋5
が開き、テープ引出部4が露出する。一方、第2
2図に示す如く、カセツト1を装填した時点で
は、カセツト1の収納空所6内に引出しローラ5
1、引出しピン52ならびにキヤプスタン軸90
が位置し、また他方の収納空所7内に引出しロー
ラ57と引出しピン55が位置している。一方、
前記摺動レバー25は第6図の上方向に移動して
いるので、ピンチローラレバー101はバネ10
3によつて引かれ、摺動レバー25の突起25d
に当たる位置まで回動する。よつてピンチローラ
Pはキヤプスタン軸90から最も離れたところ
(第22図のP1の位置)に位置しているので、カ
セツト1を装填する際に障害になることはない。
さらに、摺動レバー25の係止片25fは前記ブ
レーキベース104から離れているので第14図
に示す如く、バネ106の力によりブレーキベー
ス104は倒れ、ブレーキ107は巻取りリール
軸R1の歯車108に当接している。またブレー
キベース104に設けられた他のブレーキ(図示
せず)も供給リール軸R2の歯車81に当接して
いる。これにより、巻取りリール軸R1と供給リ
ール軸R2の空転は防止されている。
る。この状態では、内側ローデイングリング36
が時計回り方向に、また外側ローデイングリング
37が反時計回り方向に最も回動して停止してお
り、第3図に示す如く、引出しローラ51と引出
しピン52はカバー12に形成されたガイド12
dの左端部に、また引出しローラ57と引出しピ
ン55は他方のガイド12eの右端部にて停止し
ている。第6図に示す状態では、第13図にて説
明したローラ93が外側ローデイングリング37
の凹部37bに嵌入しているので、ローラホルダ
92は時計回り方向に回動し、中間リング95を
介して摺動レバー25は図の上方に移動してい
る。よつて、摺動レバー25の斜面25aは第3
図に示す如く、ロツク板22を時計回り方向に押
しているので、フツク22aは開閉アーム20の
ストツパ20cから外れている。よつて、ピン2
0bによつて開閉アーム20aを時計回り方向に
回動させれば、カセツトガイド15のフツク15
hは係合部20aから外れ、戻しバネ17(第4
図)の力によつてカセツトガイド15は上方に回
動する。よつて、この状態にてカセツトガイド1
5内にカセツト1を挿入した後、カセツトガイド
15を再び下降させ、カセツトガイド15のフツ
ク15hを開閉アーム20の係合部20aに係合
させる。このようにして、カセツト1を装填する
と、カセツト1のリールハブ2a,2b内に巻取
りリール軸R1ならびに供給リール軸R2が嵌合す
る。このとき、カセツト1の挿入孔8a,8b内
にはカバー12上に設けたガイドピン(図示せ
ず)が挿入されてカセツト1の位置決めがなさ
れ、同時に、図示しないがカセツト1の開閉蓋5
が開き、テープ引出部4が露出する。一方、第2
2図に示す如く、カセツト1を装填した時点で
は、カセツト1の収納空所6内に引出しローラ5
1、引出しピン52ならびにキヤプスタン軸90
が位置し、また他方の収納空所7内に引出しロー
ラ57と引出しピン55が位置している。一方、
前記摺動レバー25は第6図の上方向に移動して
いるので、ピンチローラレバー101はバネ10
3によつて引かれ、摺動レバー25の突起25d
に当たる位置まで回動する。よつてピンチローラ
Pはキヤプスタン軸90から最も離れたところ
(第22図のP1の位置)に位置しているので、カ
セツト1を装填する際に障害になることはない。
さらに、摺動レバー25の係止片25fは前記ブ
レーキベース104から離れているので第14図
に示す如く、バネ106の力によりブレーキベー
ス104は倒れ、ブレーキ107は巻取りリール
軸R1の歯車108に当接している。またブレー
キベース104に設けられた他のブレーキ(図示
せず)も供給リール軸R2の歯車81に当接して
いる。これにより、巻取りリール軸R1と供給リ
ール軸R2の空転は防止されている。
次に、再生あるいは記録操作のときの動作を説
明する。
明する。
図示しない再生釦を押すと、シヤーシ11上の
モータM1が回転し、第7図にて説明した動力伝
達機構によつて内側ローデイングリング36は第
7図の矢印にて示す如く反時計回り方向に回動
し、また外側ローデイングリング37は同じく矢
印にて示す如く時計回り方向に回動する。外側ロ
ーデイングリング37が回動し始める時点では、
第20図に示す如く、外側ローデイングリング3
7の外周面の凹部37bがローラ93から外れ、
ローラホルダ92が反時計回り方向に回動するの
で、摺動レバー25は図の下方向に摺動する。そ
の結果、摺動レバー25の係止片25fがブレー
キベース104を押し、ブレーキ107は巻取り
リール軸R1の歯車108から離れ、また他のブ
レーキも供給リール軸R2の歯車81から離れる。
一方、摺動レバー25の突起25dはピンチロー
ラレバー101を押すので、このピンチローラレ
バー101も反時計方向に回動し、ピンチローラ
Pはキヤプスタン軸90に接近する(第22図の
P2の位置)。また、摺動レバー25の斜面25a
は第3図に示したロツク板22の突体22bから
離れるので、ロツク板22はバネ24によつて回
動し、フツク22aが開閉アーム20のストツパ
20cに係合して、開閉アーム20が回動不能に
なる。よつてこのときにはカセツトガイド15が
ロツクされる。さらに内側ローデイングリング3
6と外側ローデイングリング37が回動すると、
2個の引出しローラ51,57ならびに引出しピ
ン52,55によるローデイング動作が行われ
る。すなわち、第22図に示す如く、基台50は
バネ48(第9図)の力によつてカバー12のガ
イド12dに押し付けられ、このガイド12dに
沿つて移動し、この基台50上に設けた引出しロ
ーラ51がカセツト1内の磁気テープTを引き出
す。一方、外側ローデイングリング37の基台5
4上に設けたレバー56はバネ58の力によつて
引出しピン55の基部に当接した状態にて移動
し、バー56の先端に設けた引出しローラ57が
カセツト1内の磁気テープTを引き出す。また、
両者の引出しローラ51,57によつて引出され
た磁気テープTの中間部分は、回転ヘツド装置3
0の上部ガイドドラム31ならびに下部ガイドド
ラム32に巻き掛けられる。内側ローデイングリ
ング36が最終位置まで回動すると、基台50の
下側に突出しているガイドピン53(第9図)が
カバー12の端部に設けられたストツパ62(第
3図)に当接する。さらに内側ローデイングリン
グ36が回動すると、基台50は第22図に示す
如く、前記ガイドピン53を支点として時計回り
方向に回動し、第12図に示す如く基台50の先
端突起50aが板バネ59に当たつて位置決めさ
れる。この状態では、磁気テープTは引出しロー
ラ51と引出しピン52の双方によつて支えられ
る。一方、外側ローデイングリング37が最終位
置まで回動すると基台54上に設けたレバー56
がカバー12のガイド12eの先端分岐部に沿つ
て図の左方向に入り込む。よつて第22図に示す
如く引出しローラ57は引出しピン55から離
れ、この両者によつて磁気テープTが支えられ
る。さらに、外側ローデイングリング37が最終
位置まで回動すると、外側面の凹部37bは第2
1図に示す如くローラ123の位置に移動し、ロ
ーラ123がこの凹部37b内に嵌入する。よつ
て、ローラホルダ122はバネ125の力によつ
て反時計回り方向に回動する。よつてローラホル
ダ122の突起122bがレバー134から離
れ、レバー134はバネ138の力によつて時計
回り方向に回動する。よつてレバー134に設け
られたテープ押えピン135は第22図に示す如
く磁気テープTを横方向から押し、テンシヨンが
かけられる。以上の結果、磁気テープTは、ピン
チローラP、ガイドピン14、引出しローラ5
1、引出しピン52、回転ヘツド装置の上下ガイ
ドドラム31,32、引出しピン55、引出しロ
ーラ57ならびにテープ押えピン135に各々掛
け回される。そして、各磁気ヘツドH1,H2,H3
が磁気テープTに圧接させられる。なお、前記の
如く、ローラホルダ122が反時計回り方向に回
動すると、ローラ板128はバネ132の力によ
つて前進し、アイドラローラ130が回転軸13
1のローラ部131aならびに巻取りリールR1
のリール台110の双方に当接する(第21図)。
一方、ローラホルダ122の当接部122aは回
動板124の当接板124aから離れるので、回
動板124はバネ125の力によつて時計回り方
向に回動し、そのアーム124bがピンチローラ
アーム101の先端小ローラ102に当接して、
ピンチローラアーム101を回動させる。よつて
ピンチローラPはキヤプスタン軸90に圧接する
(第22図のP3の位置)。以上の動作の完了は摺
動板126がスイツチS2から離れることによつて
確認される。そして、モータM2が回転すると、
第17図によつて説明した如く、フライホイール
143によつてキヤプスタン軸90が回転する。
また、回転軸131もプーリ部131bによつて
回転させられるが、この回転力はローラ部131
aからアイドラプーリ130を介してリール台1
10に伝達され、巻取りリールR1が時計回り方
向に回転駆動される。よつて、磁気テープTはキ
ヤプスタン軸90の回転数に応じて定速にて送ら
れる。そして、回転ヘツド装置30内の回転ヘツ
ド(図示せず)によつて画像が再生され、また、
音声コントロールヘツドH2により音声が再生さ
れる。なお記録操作のときには、再生と同じテー
プ送り状態で、回転ヘツドによる画像の記録が行
われ、また音声コントロールヘツドH2により音
声の録音が行われる。また、PCM信号を再生、
記録する場合には回転ヘツドによつて行うもので
ある。
モータM1が回転し、第7図にて説明した動力伝
達機構によつて内側ローデイングリング36は第
7図の矢印にて示す如く反時計回り方向に回動
し、また外側ローデイングリング37は同じく矢
印にて示す如く時計回り方向に回動する。外側ロ
ーデイングリング37が回動し始める時点では、
第20図に示す如く、外側ローデイングリング3
7の外周面の凹部37bがローラ93から外れ、
ローラホルダ92が反時計回り方向に回動するの
で、摺動レバー25は図の下方向に摺動する。そ
の結果、摺動レバー25の係止片25fがブレー
キベース104を押し、ブレーキ107は巻取り
リール軸R1の歯車108から離れ、また他のブ
レーキも供給リール軸R2の歯車81から離れる。
一方、摺動レバー25の突起25dはピンチロー
ラレバー101を押すので、このピンチローラレ
バー101も反時計方向に回動し、ピンチローラ
Pはキヤプスタン軸90に接近する(第22図の
P2の位置)。また、摺動レバー25の斜面25a
は第3図に示したロツク板22の突体22bから
離れるので、ロツク板22はバネ24によつて回
動し、フツク22aが開閉アーム20のストツパ
20cに係合して、開閉アーム20が回動不能に
なる。よつてこのときにはカセツトガイド15が
ロツクされる。さらに内側ローデイングリング3
6と外側ローデイングリング37が回動すると、
2個の引出しローラ51,57ならびに引出しピ
ン52,55によるローデイング動作が行われ
る。すなわち、第22図に示す如く、基台50は
バネ48(第9図)の力によつてカバー12のガ
イド12dに押し付けられ、このガイド12dに
沿つて移動し、この基台50上に設けた引出しロ
ーラ51がカセツト1内の磁気テープTを引き出
す。一方、外側ローデイングリング37の基台5
4上に設けたレバー56はバネ58の力によつて
引出しピン55の基部に当接した状態にて移動
し、バー56の先端に設けた引出しローラ57が
カセツト1内の磁気テープTを引き出す。また、
両者の引出しローラ51,57によつて引出され
た磁気テープTの中間部分は、回転ヘツド装置3
0の上部ガイドドラム31ならびに下部ガイドド
ラム32に巻き掛けられる。内側ローデイングリ
ング36が最終位置まで回動すると、基台50の
下側に突出しているガイドピン53(第9図)が
カバー12の端部に設けられたストツパ62(第
3図)に当接する。さらに内側ローデイングリン
グ36が回動すると、基台50は第22図に示す
如く、前記ガイドピン53を支点として時計回り
方向に回動し、第12図に示す如く基台50の先
端突起50aが板バネ59に当たつて位置決めさ
れる。この状態では、磁気テープTは引出しロー
ラ51と引出しピン52の双方によつて支えられ
る。一方、外側ローデイングリング37が最終位
置まで回動すると基台54上に設けたレバー56
がカバー12のガイド12eの先端分岐部に沿つ
て図の左方向に入り込む。よつて第22図に示す
如く引出しローラ57は引出しピン55から離
れ、この両者によつて磁気テープTが支えられ
る。さらに、外側ローデイングリング37が最終
位置まで回動すると、外側面の凹部37bは第2
1図に示す如くローラ123の位置に移動し、ロ
ーラ123がこの凹部37b内に嵌入する。よつ
て、ローラホルダ122はバネ125の力によつ
て反時計回り方向に回動する。よつてローラホル
ダ122の突起122bがレバー134から離
れ、レバー134はバネ138の力によつて時計
回り方向に回動する。よつてレバー134に設け
られたテープ押えピン135は第22図に示す如
く磁気テープTを横方向から押し、テンシヨンが
かけられる。以上の結果、磁気テープTは、ピン
チローラP、ガイドピン14、引出しローラ5
1、引出しピン52、回転ヘツド装置の上下ガイ
ドドラム31,32、引出しピン55、引出しロ
ーラ57ならびにテープ押えピン135に各々掛
け回される。そして、各磁気ヘツドH1,H2,H3
が磁気テープTに圧接させられる。なお、前記の
如く、ローラホルダ122が反時計回り方向に回
動すると、ローラ板128はバネ132の力によ
つて前進し、アイドラローラ130が回転軸13
1のローラ部131aならびに巻取りリールR1
のリール台110の双方に当接する(第21図)。
一方、ローラホルダ122の当接部122aは回
動板124の当接板124aから離れるので、回
動板124はバネ125の力によつて時計回り方
向に回動し、そのアーム124bがピンチローラ
アーム101の先端小ローラ102に当接して、
ピンチローラアーム101を回動させる。よつて
ピンチローラPはキヤプスタン軸90に圧接する
(第22図のP3の位置)。以上の動作の完了は摺
動板126がスイツチS2から離れることによつて
確認される。そして、モータM2が回転すると、
第17図によつて説明した如く、フライホイール
143によつてキヤプスタン軸90が回転する。
また、回転軸131もプーリ部131bによつて
回転させられるが、この回転力はローラ部131
aからアイドラプーリ130を介してリール台1
10に伝達され、巻取りリールR1が時計回り方
向に回転駆動される。よつて、磁気テープTはキ
ヤプスタン軸90の回転数に応じて定速にて送ら
れる。そして、回転ヘツド装置30内の回転ヘツ
ド(図示せず)によつて画像が再生され、また、
音声コントロールヘツドH2により音声が再生さ
れる。なお記録操作のときには、再生と同じテー
プ送り状態で、回転ヘツドによる画像の記録が行
われ、また音声コントロールヘツドH2により音
声の録音が行われる。また、PCM信号を再生、
記録する場合には回転ヘツドによつて行うもので
ある。
次に、前記再生あるいは記録状態から停止操作
を行う場合の動作について説明する。
を行う場合の動作について説明する。
再生釦あるいは記録釦の保持が解除されると、
モータM1が第7図における時計回り方向(矢印
と逆の方向)に回転し、この回転力は各歯車を介
して伝達され、内側ローデイングリング36は時
計回り方向に、また、外側ローデイング37は反
時計回り方向に回動する。これに伴つて引出しロ
ーラ51、引出しピン52、ならびに引出しロー
ラ57、引出しピン55は各々元の位置(第6図
に示す位置)に戻る方向に移動し、磁気テープT
のローデイングが徐々に解除され始める。このロ
ーデイング解除動作の初期に、外側ローデイング
リング37の凹部37bがローラ123から離れ
て外側ローデイングリング37の外周面に当接す
るに至ると、ローラホルダ122は時計回り方向
に回動する。その結果、前記レバー134はロー
ラホルダ122の突起122bに押し戻されて反
時計回り方向に回動し、先端のテープ押えピン1
35が磁気テープTから離れる。同時に、ローラ
板128も前記突起122bによつて押し戻され
るのでアイドラローラ130はローラ部131a
ならびにリール台110から離れ、巻取りリール
軸R1への回転駆動力が断たれる。さらに、前記
ローラホルダ122の当接部122aは第20図
の場合と同様に、回動板124の係止面124a
を押すので、回動板124のアーム124bはピ
ンチローラレバー101の先端から離れる。よつ
てピンチローラレバー101はバネ103によつ
て戻され、ピンチローラPは第22図のP2の位
置まで戻り、磁気テープTに対するキヤプスタン
軸90への押し付け力は除去される。次に、引続
き外側ローデイングリング37が反時計回り方向
に回動すると、前記第7図にて説明した如く、連
絡歯車71、プーリ71aを介して従動プーリ7
4が反時計回り方向に回動する。この動きに伴つ
てレバー77も反時計回り方向に移動し、アイド
ラ歯車79の小径部79bが供給リール軸R2の
歯車81と噛み合う。よつて外側ローデイングリ
ング37の動きに伴い供給リール軸R2は反時計
回り方向に回動し、ローデイングの解除によつて
たるみが生じている磁気テープTがカセツト1内
に巻取られる。さらに、外側ローデイングリング
37が反時計回りの最終位置に戻ると、外周面の
凹部37bは再びローラ93と嵌合する。これに
より、ローラホルダ92が時計回り方向に回動
し、摺動レバー25が第6図の上方向に移動し、
その基端面によつてスイツチS1が作動する。この
スイツチS1による検知によりモータM1が停止し
装置の動作が完了する。また、前記摺動レバー2
5が上方向に移動すると、バネ103により、ピ
ンチローラレバー101はさらに時計回り方向に
戻され、ピンチローラPはキヤプスタン軸90か
らさらに大きく離れる位置(第22図のP1の位
置)に移動する。
モータM1が第7図における時計回り方向(矢印
と逆の方向)に回転し、この回転力は各歯車を介
して伝達され、内側ローデイングリング36は時
計回り方向に、また、外側ローデイング37は反
時計回り方向に回動する。これに伴つて引出しロ
ーラ51、引出しピン52、ならびに引出しロー
ラ57、引出しピン55は各々元の位置(第6図
に示す位置)に戻る方向に移動し、磁気テープT
のローデイングが徐々に解除され始める。このロ
ーデイング解除動作の初期に、外側ローデイング
リング37の凹部37bがローラ123から離れ
て外側ローデイングリング37の外周面に当接す
るに至ると、ローラホルダ122は時計回り方向
に回動する。その結果、前記レバー134はロー
ラホルダ122の突起122bに押し戻されて反
時計回り方向に回動し、先端のテープ押えピン1
35が磁気テープTから離れる。同時に、ローラ
板128も前記突起122bによつて押し戻され
るのでアイドラローラ130はローラ部131a
ならびにリール台110から離れ、巻取りリール
軸R1への回転駆動力が断たれる。さらに、前記
ローラホルダ122の当接部122aは第20図
の場合と同様に、回動板124の係止面124a
を押すので、回動板124のアーム124bはピ
ンチローラレバー101の先端から離れる。よつ
てピンチローラレバー101はバネ103によつ
て戻され、ピンチローラPは第22図のP2の位
置まで戻り、磁気テープTに対するキヤプスタン
軸90への押し付け力は除去される。次に、引続
き外側ローデイングリング37が反時計回り方向
に回動すると、前記第7図にて説明した如く、連
絡歯車71、プーリ71aを介して従動プーリ7
4が反時計回り方向に回動する。この動きに伴つ
てレバー77も反時計回り方向に移動し、アイド
ラ歯車79の小径部79bが供給リール軸R2の
歯車81と噛み合う。よつて外側ローデイングリ
ング37の動きに伴い供給リール軸R2は反時計
回り方向に回動し、ローデイングの解除によつて
たるみが生じている磁気テープTがカセツト1内
に巻取られる。さらに、外側ローデイングリング
37が反時計回りの最終位置に戻ると、外周面の
凹部37bは再びローラ93と嵌合する。これに
より、ローラホルダ92が時計回り方向に回動
し、摺動レバー25が第6図の上方向に移動し、
その基端面によつてスイツチS1が作動する。この
スイツチS1による検知によりモータM1が停止し
装置の動作が完了する。また、前記摺動レバー2
5が上方向に移動すると、バネ103により、ピ
ンチローラレバー101はさらに時計回り方向に
戻され、ピンチローラPはキヤプスタン軸90か
らさらに大きく離れる位置(第22図のP1の位
置)に移動する。
次に、磁気テープTの早送り操作ならびに巻戻
し操作について説明する。
し操作について説明する。
早送り釦、あるいは巻戻し釦を押すと、まずモ
ータM1が回転して、内側ローデイングリング3
6と外側ローデイングリング37が回動し始め
る。ただし、この回動々作は、第17図に示すロ
ーラ160が基台54の外周面54aに乗り上が
つた時点で停止する。これにより回動板157が
反時計回り方向に回動し、また押え板154が時
計回り方向に回動して、押え板154の先端15
4aが支持ピン152から離れる。よつてバネ1
49aの力によつてアイドラ歯車153が引か
れ、このアイドラ歯車153は回転軸131の歯
車部131cに噛み合う。一方、モータM2は早
送り操作のときには時計回り方向に回転する。よ
つてベルト145によつて回転軸131のプーリ
部131bならびに歯車部131cは同方向に回
転し、これにより、アイドラ板151とともにア
イドラ歯車153は時計回り方向に移動し、巻取
りリール軸R1の歯車108と噛み合う(第19
図)。よつて、回転力は巻取りリール軸R1に伝達
され、磁気テープTの早送りが行われる。また、
巻戻し操作のときには、モータM2は反時計回り
方向に回転する。よつて、回転軸131も同方向
に回転し、これにより、アイドラ歯車153は供
給リール軸R2の歯車81と噛み合い、供給リー
ル軸R2を反時計方向に回転させ、磁気テープT
の巻戻しが行われる。そして、上記の如き、早送
り操作、あるいは巻戻し操作釦を復帰させると、
モータM2が停止して巻取りリール軸R1、あるい
は供給リール軸R2の回転動力は断たれる。これ
とほぼ同時にモータM1が逆転し、外側ローデイ
ングリング37は反時計回り方向に回動して初期
の位置に戻る。そのため、ローラ93は凹部37
bに嵌入し、摺動レバー25が上方向にスライド
し、係止片25fがブレーキベース104から外
れ、ブレーキ107が巻取りリール軸R1の歯車
108に、また他のブレーキも供給リール軸R2
の歯車82に当接する。よつて早送り、巻戻し後
に各リール軸R1,R2は直ちに停止する。
ータM1が回転して、内側ローデイングリング3
6と外側ローデイングリング37が回動し始め
る。ただし、この回動々作は、第17図に示すロ
ーラ160が基台54の外周面54aに乗り上が
つた時点で停止する。これにより回動板157が
反時計回り方向に回動し、また押え板154が時
計回り方向に回動して、押え板154の先端15
4aが支持ピン152から離れる。よつてバネ1
49aの力によつてアイドラ歯車153が引か
れ、このアイドラ歯車153は回転軸131の歯
車部131cに噛み合う。一方、モータM2は早
送り操作のときには時計回り方向に回転する。よ
つてベルト145によつて回転軸131のプーリ
部131bならびに歯車部131cは同方向に回
転し、これにより、アイドラ板151とともにア
イドラ歯車153は時計回り方向に移動し、巻取
りリール軸R1の歯車108と噛み合う(第19
図)。よつて、回転力は巻取りリール軸R1に伝達
され、磁気テープTの早送りが行われる。また、
巻戻し操作のときには、モータM2は反時計回り
方向に回転する。よつて、回転軸131も同方向
に回転し、これにより、アイドラ歯車153は供
給リール軸R2の歯車81と噛み合い、供給リー
ル軸R2を反時計方向に回転させ、磁気テープT
の巻戻しが行われる。そして、上記の如き、早送
り操作、あるいは巻戻し操作釦を復帰させると、
モータM2が停止して巻取りリール軸R1、あるい
は供給リール軸R2の回転動力は断たれる。これ
とほぼ同時にモータM1が逆転し、外側ローデイ
ングリング37は反時計回り方向に回動して初期
の位置に戻る。そのため、ローラ93は凹部37
bに嵌入し、摺動レバー25が上方向にスライド
し、係止片25fがブレーキベース104から外
れ、ブレーキ107が巻取りリール軸R1の歯車
108に、また他のブレーキも供給リール軸R2
の歯車82に当接する。よつて早送り、巻戻し後
に各リール軸R1,R2は直ちに停止する。
以上の機構において、図示の実施例では、外側
ローデイングリング37の外周面に、変形面とし
て凹部37bを形成したが、逆にこの変形面を凸
部に成形し、各ローラホルダ92,122を逆方
向に回動させて、摺動レバー25やローラ板12
8などの各機構の動作方向に変換させることもで
きる。また、この変形面に当接させる部材はロー
ラ93,123に限らず、単なる板材の突体など
であつても良い。
ローデイングリング37の外周面に、変形面とし
て凹部37bを形成したが、逆にこの変形面を凸
部に成形し、各ローラホルダ92,122を逆方
向に回動させて、摺動レバー25やローラ板12
8などの各機構の動作方向に変換させることもで
きる。また、この変形面に当接させる部材はロー
ラ93,123に限らず、単なる板材の突体など
であつても良い。
以上のように、本考案によれば、引出し部材を
移動させるための外側ローデイングリングに凹部
などの変形面を設け、この変形面の移動によつて
ローラなどの当接部材を移動させ、且つ摺動レバ
ーを動かし、これにより巻取りリール軸、供給リ
ール軸を制動するブレーキを操作している。よつ
て、このブレーキ操作のためのソレノイドなど駆
動源が不要となり、装置の小型軽量化が図られ
る。また、ソレノイドを用いないので消費電力も
低下する。さらに、外側ローデイングリングが初
期位置に移動したとき、すなわち、装置停止時に
は必ずブレーキが作用するので、ローデイング動
作終了時のみならず磁気テープの早送り、巻戻し
操作終了時に確実にリール軸を止めることがで
き、磁気テープの切断などの事故が発生しなくな
る効果がある。
移動させるための外側ローデイングリングに凹部
などの変形面を設け、この変形面の移動によつて
ローラなどの当接部材を移動させ、且つ摺動レバ
ーを動かし、これにより巻取りリール軸、供給リ
ール軸を制動するブレーキを操作している。よつ
て、このブレーキ操作のためのソレノイドなど駆
動源が不要となり、装置の小型軽量化が図られ
る。また、ソレノイドを用いないので消費電力も
低下する。さらに、外側ローデイングリングが初
期位置に移動したとき、すなわち、装置停止時に
は必ずブレーキが作用するので、ローデイング動
作終了時のみならず磁気テープの早送り、巻戻し
操作終了時に確実にリール軸を止めることがで
き、磁気テープの切断などの事故が発生しなくな
る効果がある。
図面は本考案の実施例を示すものであり、第1
図はカセツトの平面図、第2図はカセツトの底面
図、第3図以下は磁気記録再生装置を示すもので
あり、第3図は平面図、第4図は右側面図、第5
図は左側面図、第6図はカバーを取つた状態の平
面図、第7図はローデイング機構部分の平面図、
第8図はA−A断面図、第9図は引出し部材の斜
視図、第10図は他の引出し部材の斜視図、第1
1図は回転ヘツド装置の右側面図、第12図はB
−B断面図、第13図は摺動レバー駆動部の分解
図、第14図はD−D断面図、第15図はリール
軸駆動部の斜視図、第16図はE−E断面図、第
17図はモータ駆動系を示す平面図、第18図は
F−F断面図、第19図は第17図の部分動作
図、第20図、第21図は動作状態を示す平面
図、第22図はローデイング動作説明図である。 11……シヤーシ、25……摺動レバー、36
……内側ローデイングリング、37……外側ロー
デイングリング、37b……変形面、51,5
2,55,57……引出し部材、93……当接部
材、104……ブレーキベース、107……ブレ
ーキ、M1……モータ、R1,R2……リール軸、T
……磁気テープ。
図はカセツトの平面図、第2図はカセツトの底面
図、第3図以下は磁気記録再生装置を示すもので
あり、第3図は平面図、第4図は右側面図、第5
図は左側面図、第6図はカバーを取つた状態の平
面図、第7図はローデイング機構部分の平面図、
第8図はA−A断面図、第9図は引出し部材の斜
視図、第10図は他の引出し部材の斜視図、第1
1図は回転ヘツド装置の右側面図、第12図はB
−B断面図、第13図は摺動レバー駆動部の分解
図、第14図はD−D断面図、第15図はリール
軸駆動部の斜視図、第16図はE−E断面図、第
17図はモータ駆動系を示す平面図、第18図は
F−F断面図、第19図は第17図の部分動作
図、第20図、第21図は動作状態を示す平面
図、第22図はローデイング動作説明図である。 11……シヤーシ、25……摺動レバー、36
……内側ローデイングリング、37……外側ロー
デイングリング、37b……変形面、51,5
2,55,57……引出し部材、93……当接部
材、104……ブレーキベース、107……ブレ
ーキ、M1……モータ、R1,R2……リール軸、T
……磁気テープ。
Claims (1)
- シヤーシ11上に、モータM1によつて回動駆
動されるローデイングリング37を設けて、この
ローデイングリング37にカセツト1内の磁気テ
ープTを引き出すための引出し部材51,52を
設け、前記ローデイングリング37の外周面には
変形面37bを形成し、また、前記シヤーシ11
上には、回動自在なホルダ92に保持され且つ前
記ローデイングリング37が初期停止位置のとき
に変形面37bに当たる方向に付勢されている当
接部材93を設け、且つ前記ローデイングリング
37の回動によつてこの当接部材93が変形面3
7bから外れるときの前記ホルダ92の回動動作
によつて直線的に摺動駆動される摺動レバー25
を設け、さらに、シヤーシ11上のリール軸R
1,R2に対向するブレーキ107を有し且つ、
前記ブレーキがリール軸R1,R2に圧接する方
向に付勢されたブレーキベース104を設け、前
記摺動レバー25には、前記当接部材93が変形
面37bから外れる際の摺動動作によつてブレー
キがリール軸から離れる方向へブレーキベース1
04を押圧する掛止部25fを設けて成る磁気記
録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6863481U JPH0119254Y2 (ja) | 1981-05-14 | 1981-05-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6863481U JPH0119254Y2 (ja) | 1981-05-14 | 1981-05-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57184558U JPS57184558U (ja) | 1982-11-24 |
JPH0119254Y2 true JPH0119254Y2 (ja) | 1989-06-05 |
Family
ID=29864558
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6863481U Expired JPH0119254Y2 (ja) | 1981-05-14 | 1981-05-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0119254Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59168857U (ja) * | 1983-04-25 | 1984-11-12 | 株式会社東芝 | 磁気記録再生装置 |
-
1981
- 1981-05-14 JP JP6863481U patent/JPH0119254Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57184558U (ja) | 1982-11-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA1094682A (en) | Magnetic-tape cassette apparatus | |
US4022402A (en) | Container for magnetic tape | |
JPH0119254Y2 (ja) | ||
JPS6129060B2 (ja) | ||
JPH0115010Y2 (ja) | ||
JPS6258058B2 (ja) | ||
JPH0119253Y2 (ja) | ||
GB2171473A (en) | One-way clutch | |
JPS583160A (ja) | 小型テ−プカセツト用アダプタ | |
JPS6128271Y2 (ja) | ||
EP0639831B1 (en) | recording/reproduction apparatus | |
JPS6120690Y2 (ja) | ||
JPS6120692Y2 (ja) | ||
JPS6120689Y2 (ja) | ||
JP2635060B2 (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JPS6034107Y2 (ja) | テ−プレコ−ダのテ−プ終端報知装置 | |
JPS6120691Y2 (ja) | ||
JPS6040977Y2 (ja) | カセツトテ−プレコ−ダに於けるヘツド基板の操作装置 | |
JP3567650B2 (ja) | 記録及び/又は再生装置 | |
JPS5830315Y2 (ja) | カセット式記録再生装置 | |
JPS5834602Y2 (ja) | テ−プレコ−ダ | |
JPS624910Y2 (ja) | ||
JPS6334149Y2 (ja) | ||
JP3575192B2 (ja) | 記録及び/又は再生装置 | |
JPH0753136Y2 (ja) | テープレコーダにおけるテープ終端検出の誤動作防止装置 |