JPH0313718B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0313718B2
JPH0313718B2 JP58207867A JP20786783A JPH0313718B2 JP H0313718 B2 JPH0313718 B2 JP H0313718B2 JP 58207867 A JP58207867 A JP 58207867A JP 20786783 A JP20786783 A JP 20786783A JP H0313718 B2 JPH0313718 B2 JP H0313718B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
extension part
operation button
coil spring
grounding device
circuit board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58207867A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60100400A (ja
Inventor
Shuji Sakamoto
Soichi Kimura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP20786783A priority Critical patent/JPS60100400A/ja
Publication of JPS60100400A publication Critical patent/JPS60100400A/ja
Publication of JPH0313718B2 publication Critical patent/JPH0313718B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Elimination Of Static Electricity (AREA)
  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は操作ボタンの接地装置に関し、特に、
アンプ、テープレコーダ、レコードプレヤなどの
ステレオ装置における操作ボタンの接地装置に関
するものである。
従来例の構成とその問題点 近年、ステレオ業界のどの分野においても、電
子回路はIC化が進められており、装置の操作性
や特性の改善のためにマイクロコンピユータが搭
載されている。しかし、このマイクロコンピユー
タは外部からの静電気に非常に弱く、その入口と
なる操作ボタンは完全にアースに接続する必要が
ある。以下に一例として、レコードプレヤにおけ
る従来の操作ボタンの接地装置を、第1図に基づ
いて説明する。
第1図において、1はアルミまたはステンレス
鋼からなる操作ボタンで、薄肉部2を備えてお
り、この薄肉部2を中心として弾性復帰可能に揺
動することができる。操作ボタン1には、突起4
を備えると共に、操作ボタン1の薄肉部2と対応
する位置に薄肉部5を備えたABS樹脂等からな
る背面板3を貼り合わせている。背面板3は、そ
の一端の折曲部6において、ねじ8によりレコー
ドプレヤの本体7に固定されている。背面板3の
突起4に対向してスイツチ9がプリント基板10
上に配設されている。従つて、操作ボタン2を押
圧することにより、背面板3を介してスイツチ9
を操作することができる。また、背面板3には開
口部11が形成されており、この開口部11を介
して、ねじ13により本体7に固定された接地板
12の一端が操作ボタン1に接触させられてい
る。一方、接地板12の他端にはリード線14の
一端が半田付けされており、リード線14の他端
はプリント基板10の裏面に形成したアース回路
に半田付けされている。従つて、操作ボタン1
は、接地板12およびリード線14を介してアー
ス回路と導通状態になつている。
しかしながら、以上のような構成の接地装置で
は、接地板12の取付け位置のずれによつて、操
作ボタン1に接触しない場合が生じ、導通不良の
ためにアースできないことがある。また、リード
線14を、接地板12とプリント基板10との2
箇所で半田付けしなければならず、しかもその際
にリード線14を外的に保持する必要があるた
め、製造に手間がかかり、製品単価や製造コスト
が増大するという問題もあつた。
発明の目的 本発明は、上記従来の問題点を解消するもの
で、操作ボタンとアース回路との安定した導通状
態が得られると共に、製造工数やその際の手間を
削減することにより製造コストを低減することが
できる操作ボタンの接地装置を提供することを目
的としている。
発明の構成 本発明は、上記目的を達成するために、コイル
ばねの両端にそれぞれ第1の延出部と第2の延出
部とを有し、第1の延出部を略円形に形成して、
プリント基板のアース回路部に設けた係合穴に弾
性変形して挿通することにより係合保持させて、
半田付して固定し、かつ、第2の延出部を直線状
または「く」の字状あるいは湾曲状に形成して自
然状態からある角度をもつてひずませた状態で操
作ボタンの裏面に弾性的に圧接させるように構成
した操作ボタンの接地装置を提供するものであ
る。
実施例の説明 以下、第2図および第3図に基づいて、本発明
の一実施例を説明する。なお、同図において、第
1図のものと同一の部材には同一の参照番号を付
して、説明を省略する。
第2図および第3図に示す接地装置では、接地
板とリードとの組合せを用いる代りに、コイルば
ね20を用いている。コイルばね20は、その両
端にそれぞれ略円形の第1の延出部20aと直線
状の第2の延出部20bとを有している。アース
回路を含む電子回路がパターン状に印刷されてい
るプリント基板10には、コイルばね20の第1
の延出部20aの直径よりも長さが小さく、幅が
コイルばね20のコイル太さよりも若干大き目の
係合穴10aが形成されており、第1の延出部2
0aを弾性変形してこの係合穴10aに挿通した
後には、第3図に示すように、第1の延出部20
aが弾性復帰しようとして、矢印AおよびB方向
に力を作用し、コイルばね20が自立することが
できる。この状態で、第1の延出部20aを他の
電子回路部品と半田デツプにより半田付けして固
定することができる。一方、コイルばね20の第
2の延出部20bは、仮想線で示すその自然状態
からある角度Cをもつてひずまされた状態で、背
面板3の開口部11を通して操作ボタン1の裏面
に圧接されている。従つて、ある程度の製造およ
び取付誤差があつても、操作ボタン1はコイルば
ね20を介してプリント基板10上のアース回路
に導通されるものである。
なお、コイルばね20の第2の延出部20bは
必ずしも直線状に形成する必要はなく、例えば、
「く」の字形や湾曲状に形成できることはいうま
でもない。
発明の効果 以上説明したように、本発明の操作ボタンの接
地装置では、第1の延出部を略円形に形成してプ
リント基板のアース回路部に設けた係合穴に弾性
変形して挿入することにより係合保持させて、半
田付して固定するようにしたので、コイルばねが
自立した状態で他の電気回路部品と同時に半田デ
ツプにより半田付できるので特別な工程を必要と
せずとも確実に電気的にアース回路に接続され、
また、第2の延出部を直線状または「く」の字状
あるいは湾曲状に形成して自然状態からある角度
をもつてひずませた状態で操作ボタンに弾性的に
圧接させるようにしたので、製造および組立誤差
があつても安定な導通状態が得られ、しかも製造
コストも低減できるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の操作ボタンの接地装置を示す断
面図、第2図は本発明の一実施例にかかる操作ボ
タンの接地装置を示す斜視図、第3図は同装置の
要部拡大断面図である。 1……操作ボタン、10……プリント基板、1
0a……係合穴、20……コイルばね、20a…
…第1の延出部、20b……第2の延出部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 コイルばねの両端にそれぞれ第1の延出部と
    第2の延出部とを有し、第1の延出部を略円形に
    形成して、プリント基板のアース回路部に設けた
    係合穴に弾性変形して挿通することにより係合保
    持させて、半田付して固定し、かつ、第2の延出
    部を直線状または「く」の字状あるいは湾曲状に
    形成して自然状態からある角度をもつてひずませ
    た状態で操作ボタンの裏面に弾性的に圧接させる
    ように構成した操作ボタンの接地装置。
JP20786783A 1983-11-04 1983-11-04 操作ボタンの接地装置 Granted JPS60100400A (ja)

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JP20786783A JPS60100400A (ja) 1983-11-04 1983-11-04 操作ボタンの接地装置

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JP20786783A JPS60100400A (ja) 1983-11-04 1983-11-04 操作ボタンの接地装置

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Publication Number Publication Date
JPS60100400A JPS60100400A (ja) 1985-06-04
JPH0313718B2 true JPH0313718B2 (ja) 1991-02-25

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JP20786783A Granted JPS60100400A (ja) 1983-11-04 1983-11-04 操作ボタンの接地装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62116416U (ja) * 1986-01-16 1987-07-24

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS41486Y1 (ja) * 1964-08-18 1966-01-20

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JPS41486Y1 (ja) * 1964-08-18 1966-01-20

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JPS60100400A (ja) 1985-06-04

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