JP2508690Y2 - 大電流配線板 - Google Patents

大電流配線板

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JP2508690Y2
JP2508690Y2 JP905691U JP905691U JP2508690Y2 JP 2508690 Y2 JP2508690 Y2 JP 2508690Y2 JP 905691 U JP905691 U JP 905691U JP 905691 U JP905691 U JP 905691U JP 2508690 Y2 JP2508690 Y2 JP 2508690Y2
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JP
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wiring board
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flat
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勝明 大内
敏明 市毛
英夫 松尾
純一 青井
司 岩下
潔 仁平
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Hitachi Cable Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電気回路を形成したプ
リント配線板に大電流回路を有した大電流配線板に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般のプリント配線板は、ガラスエポキ
シ絶縁基板の上に厚さ5〜70μの銅箔を貼り合わせた
ものに無電解メッキ又は半田メッキを施してエッチンン
グを行い、配線パターンを形成している。
【0003】この配線パターンは、極薄銅箔を使用して
いるので、電流値が小さい電気回路または制御信号回路
に広く使用されている。
【0004】電子機器内部においては、このプリント配
線板が使用されているが、大電流が通電されている電気
器具接続用には一般の圧着端子付絶縁電線又は銅板を打
ち抜いたフラット銅バーを加工して器具接続用の穴をあ
け、プリント配線板とは別に配線するか又は銅板を打抜
き加工したフラット銅バーをプリント板と半田付け一体
化したものが使用されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところで最近の機器
は、コンパクト化、無配線化及び組み立ての合理化(自
動化)の要求があり、これに対応した配線合理化の要求
がある。
【0006】しかしながら、(1) 電線は機器のコンパク
ト化及び無配線化に逆行し電線を加工取付けするのに人
件費が大巾にかかり高価になる。(2) 銅バーは銅板を打
ち抜く工程が必要で銅バー相互が交差する場合に一方の
銅バーをU字型に曲げて交差させるなどの加工が大変で
ある。またフラット状のため横幅をとるのでコンパクト
化に難がある。
【0007】そこで、本考案の目的は、前記した従来技
術の欠点を解消し、電気機器の配線合理化,自動組み立
て及び機器のコンパクト化を可能とする新規な大電流配
線板を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案は、配線パターンが形成されているプリント配
線板の面と同一面に大電流回路を形成する大電流配線板
において、この大電流回路を銅棒で形成すると共にその
銅棒の両端をつぶしてフラット部を形成し、そのフラッ
ト部に、プリント配線板の下面で電気部品と電気的接続
するための接続部を形成したものである。
【0009】
【作用】上記構成によれば、大電流回路に銅棒を用いる
ことで、コンパクトにできると共に両端にフラット部を
形成することで電気的接続も簡単になる。
【0010】
【実施例】以下、本考案の一実施例を添付図面に基づい
て詳述する。
【0011】図1において、1はガラス,エポキシなど
の絶縁基板であり、この絶縁基板1の表面1aに銅箔又
は銅メッキにより電子回路の配線パターン2が形成され
てプリント配線板3が形成される。このプリント配線1
の表面1aには、大電流回路4が設けられる。この大電
流回路4は、銅棒又は外周が絶縁加工された銅棒5から
なり、その両端がツブシ加工によりフラット部6が形成
されると共にそのフラット部6に、プリント配線板3の
裏面で他の電気部品と電気的に接続するための接続部7
が形成される。先ず銅棒4の両端のフラット部6がプリ
ント配線板3に半田付けで取り付けたり、プリント配線
板3に穴を設けてその穴に係合したり、或いは絶縁銅棒
の場合は相互を縛り付けたりまた複数の裸銅棒5をプラ
スチック樹脂で一体成形してプリント配線板3に取り付
けられ、また銅棒5の中央は適宜コ字状やL字状に折り
曲げられる。
【0012】このフラット部6にはプリント配線板3の
裏面に位置する接続部7が形成される。
【0013】この接続部7は、図2に示すようにフラッ
ト部6に、バーリング加工にて、プリント配線板3に形
成した穴8より0〜1mm程度突出した筒状の接続部7
aから構成し、この筒状の接続部7aにて、プリント配
線板3の裏面などに配置された電気部品(図示せず)の
電気的接続部とボルトなどにより簡単に接続できるよう
になっている。
【0014】図3は、フラット部6の先端にツブシ歯形
状の接続部7bを形成し、これをプリント配線板3に形
成したスルーホールに挿入し、電気部品と半田付けする
ようにしたものである。
【0015】図4は、フラット部6に、アリ溝穴9を形
成し、そのアリ溝穴9にネジ穴を有する炭素鋼からなる
ナット部10を圧入したセルフクリンチ型の接続部7c
を形成し、そのナット部10に電気部品を接続すべくボ
ルトを螺入し、電気部品の保持と電気的接続の双方を同
時に行うようにしたものである。
【0016】以上より、大電流回路4は、銅棒5で形成
されるため任意の方向に折り曲げることができ、その両
端のフラット部6は、プリント配線板3の所定位置に簡
単に位置させることができその配線構造がコンパクトに
できる。
【0017】
【考案の効果】以上要するに本考案によれば、配線パタ
ーンと大電流回路を一枚のプリント配線板に設けること
で、機器の無配線化が可能となると共に大電流回路に銅
棒,絶縁銅棒を使用しているので配線スペースが小さく
てすみ、また丸銅棒なので配線の自由度が大きくでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1に示した大電流回路の一例を示す断面図で
ある。
【図3】図1に示した大電流回路の他の一例を示す断面
図である。
【図4】図1に示した大電流回路のさらに他の一例を示
す断面図である。
【符号の説明】
2 配線パターン 3 プリント配線板 4 大電流回路 5 銅棒 6 フラット部 7 接続部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 青井 純一 東京都千代田区丸の内二丁目1番2号 日立電線株式会社内 (72)考案者 岩下 司 茨城県日立市川尻町1500番地 日立電線 加工株式会社内 (72)考案者 仁平 潔 茨城県日立市川尻町1500番地 日立電線 加工株式会社内 (56)参考文献 実開 昭64−33769(JP,U) 実開 平2−45666(JP,U) 実開 平2−120861(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配線パターンが形成されているプリント
    配線板の面と同一面に大電流回路を形成する大電流配線
    板において、この大電流回路を銅棒で形成すると共にそ
    の銅棒の両端をつぶしてフラット部を形成し、そのフラ
    ット部にプリント配線板の下面で電気部品と電気的接続
    するための接続部を形成したことを特徴とした大電流配
    線基板。
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JP5801336B2 (ja) * 2013-03-15 2015-10-28 三菱電機株式会社 バスバー

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