JPH0313666Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0313666Y2
JPH0313666Y2 JP1984200390U JP20039084U JPH0313666Y2 JP H0313666 Y2 JPH0313666 Y2 JP H0313666Y2 JP 1984200390 U JP1984200390 U JP 1984200390U JP 20039084 U JP20039084 U JP 20039084U JP H0313666 Y2 JPH0313666 Y2 JP H0313666Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conversion
solenoid valve
manifold
circuit
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984200390U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61116275U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1984200390U priority Critical patent/JPH0313666Y2/ja
Publication of JPS61116275U publication Critical patent/JPS61116275U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0313666Y2 publication Critical patent/JPH0313666Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は電磁弁マニホールドに関し、一層詳細
には、マニホールド内の電磁弁の付勢・減勢のた
めの駆動信号の伝送を直列データによつて行うよ
う構成した電磁弁マニホールドに関する。
[従来の技術] 従来から流体制御系において、装置や機械に多
数の電磁弁を使用する時、可及的に配管作業の簡
易化を図り、しかも、取付スペースの狭小化を達
成するためにマニホールドを構成して一つのブロ
ツクにまとめ、これに電磁弁を連設することが行
われている。所謂、電磁弁マニホールドがそれで
ある。この場合、各電磁弁を構成するソレノイド
コイルへ通電するための配線は、通常、夫々の電
磁弁に対し2本から4本の電線を用いて行われて
いる。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、前記の従来技術においては、マ
ニホールドに連設される電磁弁の数が多くなるに
つれて配線スペースや配線コストが大きくなり、
有効な空間の活用が促進されないばかりか保守点
検が煩雑になる等の欠点がある。さらに、マニホ
ールドによつてベース上に装着される電磁弁の設
定数が制約されてしまうために、その増減の変更
を容易に行うことができない等の不都合が指摘さ
れてきた。
本考案の目的は、電磁弁群を構成する夫々の電
磁弁の制御を行うための制御用各種配線の本数が
少なく且つマニホールドに対する電磁弁の連設数
の増減も極めて簡単に行うことが可能な電磁弁マ
ニホールドを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 前記の課題を解決するために、本考案はマニホ
ールド本体に複数個の電磁弁を連設した電磁弁マ
ニホールドにおいて、外部からの電磁弁制御信号
を受けるコントロール回路を組み込むコントロー
ルユニツトと前記コントロール回路からの直列の
制御信号を並列の制御信号に変換する変換回路を
組み込む変換ユニツトを夫々別体に形成し、少な
くとも前記変換ユニツトはマニホールド本体に対
して着脱自在に設けるとともに、前記変換ユニツ
ト間および変換ユニツトとコントロールユニツト
の間に夫々の電路を結ぶ中継ブロツクを介装する
ことを特徴とする。
[作用] コントロールユニツトのコトロール回路は変換
ユニツトの変換回路に直列の電磁弁制御信号を送
り、該変換回路は前記直列の制御信号を並列の制
御信号に変換し、対応する電磁弁へと制御信号が
送られ、電磁弁のオン/オフ動作等が行われる。
変換ユニツト相互間、コントロールユニツトと変
換ユニツトを中継ブロツクで電気的に接続してい
るので、電磁弁群に対する配線本数の低減、配線
スペースの縮小等が達成される。
[実施例] 次に、本考案に係る電磁弁マニホールドについ
て好適な実施例を挙げ、添付の図面を参照しなが
ら以下詳細に説明する。
先ず、第1図に電磁弁群を駆動制御する電気回
路を示す。すなわち、第1図において、参照符号
10はコントロール回路を示し、このコントロー
ル回路10の入力側にはデータ入力用のバス線1
2と電源ライン14とが接続されている。コント
ロール回路10はその内部にデータ変換部16と
制御部18と電源部20とを含む。マニホールド
のベース上に5個連設される電磁弁の駆動制御を
図るための変換回路22a,22b,22c,2
2dおよび22eは前記コントロール回路10よ
り分離構成され、夫々の電磁弁に対応して組み込
まれるよう構成されている。
基本的には前記変換回路22a乃至22eは同
一の回路構成からなり、各変換回路には夫々の電
磁弁のソレノイドコイルを付勢乃至減勢するため
の二つの電磁弁駆動出力端子を設けている。すな
わち、変換回路22aはその出力端子として
OUT1、OUT2を有し、また、回路22bは出
力端子OUT3、OUT4を有し、変換回路22c
はOUT5、OUT6を有し、変換回路22dは
OUT7、OUT8を有し、さらに、変換回路22
eはOUT9、OUT10を有する。
そこで、コントロール回路10を構成するデー
タ変換部16はバス線12から送給されて来る電
磁弁制御信号をパラレル信号からシリアル信号
に、また、シリアル信号はシリアル信号として出
力端子DTから前記変換回路22a乃至22eに
送給する機能を果たす。一方、制御部18は、基
本的には、前記変換回路22a乃至22eの動作
を制御する2種類の信号、すなわち、クロツク信
号とラツチ信号とを出力する。クロツク信号は出
力端子CKTから出力し、またラツチ信号は出力
端子LUTから出力される。なお、コントロール
回路10はさらに夫々の変換回路22a乃至22
eに接続される電磁弁に所定の電源を供給するた
めの電源線24a,24bおよび24cを有す
る。
一方、夫々の変換回路22a乃至22eはデー
タ入力端子DIとデータ出力端子DOとを有し、
夫々の変換回路22a乃至22eはデータの伝送
に関しては直列に接続されるために、変換回路2
2aのデータ入力端子DIは変換回路22bのデ
ータ出力端子DOと、また、この変換回路22b
のデータ入力端子DIは変換回路22cのデータ
出力端子DOと接続される。次いで、データ変換
回路22cのデータ入力端子DIは変換回路22
dのデータ出力端子DOと接続し、また、この変
換回路22dのデータ入力端子DIは変換回路2
2eのデータ出力端子DOと接続されている。こ
の場合、前記変換回路22eのデータ入力端子
DIはコントロール回路10のデータ出力端子DT
と接続されている。なお、夫々の変換回路22a
乃至22eの間および変換回路22eのデータ入
力端子DIとコントロール回路10の出力端子DT
との間には夫々データ信号線26a乃至26eが
介装される。
次に、前記変換回路22a乃至22eの夫々は
制御部18からのクロツク信号とラツチ信号とを
受けるための端子CKと端子LUとを有する。これ
らの端子CKおよび端子LUは制御部18の出力端
子CKTと出力端子LUTから延在する線28およ
び30に接続する。
前記のように、変換回路22a乃至22eは
夫々同一の回路構成をとるものであり、従つて、
第2図にこれらの変換回路を代表して変換回路2
2eの電気的内部構成を示す。
図から容易に諒解されるように、変換回路22
eは2ビツトからなるシフトレジスタ32とこの
シフトレジスタ32の第1ビツト、第2ビツトの
出力信号を導出する並列の出力端子Q1,Q2を
有し、これらの出力端子Q1,Q2に夫々接続さ
れるラツチ回路34a,34bを含む。前記ラツ
チ回路34a,34bの出力側はドライバ36
a,36bに接続されている。従つて、変換回路
22eのデータ入力端子DIはシフトレジスタ3
2の直列データ信号入力端子SIと接続し、また、
クロツク信号線28からのクロツク信号を導入す
るためのCK端子はシフトレジスタ32のCK端子
と接続している。一方、変換回路22eのラツチ
端子LUはラツチ回路34a,34bの夫々のCK
端子に接続し、また、シフトレジスタ32の端子
Q2は分岐してデータ出力端子DOと接続されて
いる。
本考案に係る電磁弁マニホールドに組み込まれ
る電気回路は基本的には以上のように構成される
ものであり、次に、前記コントロール回路10お
よび変換回路22a乃至22eを組み込む電磁弁
マニホールドについて第3図Aおよび第3図Bを
参照して説明する。
第3図Aおよび第3図Bにおいて、参照符号4
0はマニホールド本体を示し、また、参照符号4
2は電磁弁群を示し、さらに、参照符号44はコ
ントロールユニツトを示す。さらにまた、参照符
号46は変換ユニツト群を示すとともに、参照符
号48a乃至48eは中継ブロツクを示す。
前記マニホールド本体40は6個の略直方体状
のブロツク体40a乃至40fから構成される。
この場合、これらのブロツク体40a乃至40f
は図示しないタイロツドを介して連設され、夫々
のブロツク体40a乃至40fには互いに隣接す
るブロツク体を横断して連通する空気通路50a
乃至50cが画成される。図において最も左側に
位置するブロツク体40fの正面一側部と残余の
5個のブロツク体40a乃至40eの夫々の正面
両側部には図において垂直方向に延在する段部5
2が形成される。すなわち、ブロツク体40a乃
至40fが連設された際には、前記した夫々の段
部52により各ブロツク体40a乃至40f間の
正面に5個の直方体状の凹部が画成され、前記段
部52には図において垂直方向に所定間隔離間し
て複数個の長孔53が形成される。また、前記5
個のブロツク体40a乃至40eの正面の上端部
近傍には3個の棒状の端子54a乃至54cを有
する雄形のコネクター54が形成されるとともに
ブロツク体40a乃至40eの上面には同様にし
て3個の棒状の端子56a乃至56cを有する雄
形のコネクター56が形成される。前記コネクタ
ー54,56は互いにブロツク体40a乃至40
eの内部において図示しない導線により接続され
ている。
前記電磁弁群42を構成する電磁弁42a乃至
42eは直方体状のブロツク体で形成され、前記
マニホールド本体40の5個のブロツク体40a
乃至40eの上面に夫々載置固定するよう構成さ
れる。また、各電磁弁42a乃至42eの下面に
は前記ブロツク体40a乃至40eの雄形のコネ
クター56と嵌合する雌形のコネクター58が配
設される。実際、雌形のコネクター58は雄形の
コネクター56の棒状の端子56a乃至56cを
受容するための筒状の端子58a乃至58cを有
する。
前記コントロールユニツト44は略L字形のブ
ロツク体で形成され、その内部に前記コントロー
ル回路10を含む。また、コントロールユニツト
44は前記マニホールド本体40のブロツク体4
0fの上面に載置固定される。この場合、コント
ロールユニツト44の本体から屈曲して下方に延
在するブロツク部分44aは前記ブロツク体40
fの正面に位置決めされる。さらに、前記ブロツ
ク部分44aの背面には6個の筒状の端子60a
乃至60fを有する雄形のコネクター60が突設
される。前記6個の端子60a乃至60fには前
記コントロール回路10から延在する直列データ
信号線26、クロツク信号線28、ラツチ信号線
30および電源線24a乃至24cの端子が夫々
接続する。なお、参照符号62は前記コントロー
ル回路10の入力側に接続されるデータ入力用の
バス線12と電源ライン14とを集束するケーブ
ルを示す。
変換ユニツト群46を構成する変換ユニツト4
6a乃至46eは直方体状のブロツタ体で構成さ
れ、その内部に夫々前記変換回路22a乃至22
eを含む。この場合、変換ユニツト46a乃至4
6eは前記マニホールド本体40の5個のブロツ
ク体40a乃至40eの正面に着脱自在に取り付
けるよう構成しておく。すなわち、夫々の変換ユ
ニツト46a乃至46eはその背面両側に前記コ
ントロール回路10の直列データ信号線26、ク
ロツク信号線28、ラツチ信号線30および電源
線24a乃至24cと接続するための端子を有す
る雄形のコネクター64,66を突設する。雄形
のコネクター64は6個の棒状の端子64a乃至
64fを含み、一方、他方の雄形コネクター66
は6個の棒状の端子66乃至66fを含む。さら
に、これらの雄形のコネクター64,66の上部
には前記電磁弁42a乃至42eのソレノイドに
接続して制御信号並びに電力を送給する3個の筒
状の端子68a乃至68cからなる雌形のコネク
ター68が配設される。
中継ブロツク48a乃至48eは、第3図Aお
よび第3図Bから容易に諒解されるように、前記
マニホールド本体40の各ブロツク体40a乃至
40f間に画成された凹部に嵌合固定するように
構成される。すなわち、中継ブロツク48a乃至
48eの背面両側に前記ブロツク体40a乃至4
0fの段部52に形成した長孔53に係合するフ
ツク69が複数個形成される。また、夫々の中継
ブロツク48a乃至48eの正面には前記変換ユ
ニツト46a乃至46eの雄形のコネクター6
4,66およびコントロールユニツト44の雄形
のコネクター60を受容するための雌形のコネク
ター70,72を有する。雌形のコネクター72
は6個の筒状の端子72a乃至72fを含み、一
方、雌形のコネクター70は同様にして6個の筒
状の端子70a乃至70fを含む。雌形のコネク
ター70,72は互いに各中継ブロツク48a乃
至48e内において図示しない導線により接続さ
れている。
以上のような構成において、先ず、マニホール
ド本体40の各ブロツク体40a乃至40f間に
画成された凹部に中継ブロツク48a乃至48e
を嵌合する。この嵌合に際しては、各ブロツク体
40a乃至40fの段部52に形成した長孔53
に中継ブロツク48a乃至48eのフツク69を
上方から挿入した後押し下げて係合させる。これ
によつて、中継ブロツク48a乃至48eは前記
凹部に確実に嵌合固定される。この後、コントロ
ールユニツト44の雄形のコネクター60を中継
ブロツク48eの雌形のコネクター70に嵌入す
る。さらに、変換ユニツト46eの雄形のコネク
ター64を中継ブロツク48eの雌形のコネクタ
ー72に嵌入し、一方、変換ユニツト46eの雄
形のコネクター66を中継ブロツク48dの雌形
のコネクター70に嵌入する。このようにして5
個の変換ユニツト46a乃至46eを順次中継ブ
ロツク48a乃至48eに嵌入することによつ
て、変換ユニツト46a乃至46eの雌形のコネ
クター68はマニホールド本体40の雄形のコネ
クター54に嵌合することができる。
以上のようにマニホールド本体40の各ブロツ
ク体40a乃至40eに当該変換ユニツト46a
乃至46eを夫々装着しておけば、第1図に示す
コントロール回路10が延在する直列データ信号
線26、クロツク信号線28、ラツチ信号線3
0、電源線24a乃至24cが互いに接続される
ことになる。さらにまた、電磁弁42a乃至42
eの雌形のコネクター58をマニホールド本体4
0の雄形のコネクター56に嵌合接続すれば、変
換ユニツト46a乃至46eにおける変換路22
a乃至22eの夫々の出力並びに電源がコネクタ
ー68,54,56および58を介して個々の電
磁弁42a乃至42eに送給されるようになる。
このように構成されるマニホールド本体40、
電磁弁群42、コントロールユニツト44、変換
ユニツト群46および中継ブロツク48a乃至4
8eの電気的な接続関係を第4図に示す。なお、
図において、参照符号43a,43bは電磁弁4
2a乃至42eを構成するソレノイドを示す。
本考案に係る電磁弁マニホールドは基本的には
以上のように構成されるものであつて、次にその
作用並びに効果について説明する。
先ず、データバス線12から電磁弁制御信号が
コントロール回路10に送給され、一方、電源ラ
イン14からは電源部20に対して所定の電力が
供給される。電源部20では電源線24a乃至2
4cを介して変換回路22a乃至22eと電磁弁
42a乃至42eにそれを送給する。この場合、
例えば、電源線24aからは直流5Vの電源を、
また、電源線24cからは直流24Vの電源を、一
方、電源線24bは接地用として活用すればよ
い。実際、この電源は組立構成することによつて
互いに接続されるコネクター68,54,56お
よび58を介して個々の電磁弁42a乃至42e
に送給されることになる。一方、データ変換部1
6はデータバス線12からの前記電磁弁制御信号
を受けてそれがパラレル信号であるならばシリア
ル信号に変換する。すなわち、前記コントロール
回路10は変換された電磁弁42a乃至42eを
制御するための直列データ信号を端子DTよりデ
ータ信号線26eを介して変換回路22eのデー
タ入力端子DIに導出する。また、これと同時に
前記信号に同期して変換回路22e内におけるシ
フトレジスタ32をシフトさせるためのクロツク
信号が制御部18のクロツク信号出力端子CKT
より送出される。前記直列データ信号はシフトレ
ジスタ32のデータ信号入力端子SIに導入される
毎にQ1端子からQ2端子へシフトし、さらに次
のクロツク信号によつてQ2端子から出力される
信号は隣接するシフトレジスタ32の上段の入力
端子SIに導入される。このようにして直列データ
信号は前記クロツク信号が送り出される毎に右側
へシフトして行き、クロツク信号が10回送り出さ
れた後は1番目の直列データは変換回路22aの
出力端子OUT1に対応するシフトレジスタ32
の並列出力端子Q2から出力され、一方、2番目
の直列出力は変換回路22aの出力端子OUT2
に対応するシフトレジスタ32の並列出力端子Q
1から出力され、以下同様に夫々の直列データ信
号は個々のシフトレジスタ32から出力される。
すなわち、10番目の直列データ信号は変換回路2
2eの出力端子OUT10に対応するシフトレジ
スタ32の並列出力端子Q1から出力される。そ
こで、コントロール回路10の制御部18を介し
てラツチ信号が出力端子LUTより出力されると、
夫々の変換回路22a乃至22eのシフトレジス
タ32のQ1端子、Q2端子から出される並列出
力信号はラツチ回路34a,34bにより夫々ラ
ツチされ、ドライバ36a,36bを介して電磁
弁駆動出力端子OUT1乃至OUT10より出力さ
れる。このようにして直列データ信号は制御部1
8からのラツチ信号が出される毎に並列的な出力
として電磁弁駆動出力端子OUT1乃至OUT10
より出力され、夫々の電磁弁42a乃至42eを
構成するソレノイド43aおよび43bを付勢
し、弁の開閉を行うことができる。
次に、第5図に本考案に係る電磁弁マニホール
ドの別の実施例を示す。この実施例において、前
記実施例と同一の参照符号は同一の構成要素を示
すものとする。
この実施例は前記実施例と近似しているが、特
に相違する点はコントロールユニツト44および
変換ユニツト46a乃至46eの正面部分に段部
52が形成され、これによつて中継ブロツク48
a乃至48eが各変換ユニツト46a乃至46e
間および変換ユニツト46eとコントロールコデ
ツト44との間の正面凹部に嵌合される構成にあ
る。また、この場合、変換ユニツト46a乃至4
6eのコネクターとコントロールユニツト44の
コネクターは雌形で構成され、これらのコネクタ
ーに嵌入接続する中継ブロツク48a乃至48e
のコネクター72および70は雄形で構成され
る。
この実施例によれば、マニホールド本体40の
各ブロツク体40a乃至40fを直方体状に形成
すればよく、従つて、マニホールド本体40の形
状の変更を図ることなく配線本数の減少が達成さ
れる利点がある。
第6図に本考案に係る電磁弁マニホールドのさ
らに別の実施例を示す。
この実施例はマニホールド本体40の各ブロツ
ク体40a乃至40eの上面に段部80を形成
し、この段部80の上面に中継ブロツク48a乃
至48fを介して変換ユニツト46a乃至46d
およびコントロールユニツト44を着脱自在に載
置している。そのため、上記段部80の両側に、
さらに、前記中継ブロツク48a乃至48fを嵌
合するための段部52が形成される。また、この
実施例では変換ユニツト46a乃至46dの上面
に雄形のコネクター68Aが配設され、このコネ
クター68Aが第3図Bに示す構造を有する電磁
弁42a乃至42dの雌形のコネクター58に直
接嵌合接続している。なお、図において参照符号
82aおよび82bはマニホールド本体40のカ
バーブロツクを示す。
この実施例によれば、マニホールド本体40に
コネクターを設けなくてよいので第5図に示した
実施例と同様にマニホールド本体40の構造の変
更がより少なくて済むとともに、変換ユニツト4
6a乃至46dがマニホールド本体40と電磁弁
42a乃至42eとに挟持されることになるので
その脱落が阻止されて組立構成において安定性が
向上するという利点がある。
[考案の効果] 本考案によれば、以上のように夫々の電磁弁に
対応してそれを制御するための直列信号を並列信
号に変換する変換回路を設けておき、しかも、こ
の変換回路とコントロール回路とをブロツク化さ
れたユニツトによつて電気的に接合するよう構成
し、コントロール回路からは直列データ信号を
夫々の変換回路に送給し、一方、制御部からはク
ロツク信号とラツチ信号とを送給する。従つて、
これらによつて電磁弁の制御出力信号の伝送を容
易に行うことが可能となるばかりか、電磁弁群に
対する配線本数の低減が達成され、この結果、配
線スペースを縮小することができるとともに配線
に係るコストの低減が大幅に達成されるという効
果が得られる。さらに、変換ユニツトおよびコン
トロールユニツト等はマニホールド本体に対して
着脱自在であるため保守管理が容易となるととも
にマニホールド本体におけるブロツク体の連設数
の制約もなくなるために装置全体として種々のニ
ーズに対応することができる電磁弁マニホールド
を得ることが可能となる。しかも、本考案では各
変換ユニツト間を結ぶバス線を中継ブロツクを用
いて効果的に接続するようにしたため、マニホー
ルド本体の大きな構造の変更を伴うことなく配線
本数の減少という所期の目的を達成できる利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る電磁弁マニホールドのコ
ントロール回路と夫々の電磁弁に付設される変換
回路の接続関係を示す電気回路ブロツク図、第2
図は第1図に示す変換回路の内部構成を示すブロ
ツク回路図、第3図Aは電磁弁とマニホールド本
体と中継ブロツクと変換ユニツトとコントロール
ユニツトの組み合わせ状態を示す概略斜視説明
図、第3図Bは第3図Aの要部分解斜視図、第4
図は第3図Aに示す組み合わせ関係をさらに電気
的接合関係に置き換えた場合のブロツク説明図、
第5図は第3図Aの組み合わせ状態の別の実施例
を示す概略斜視説明図、第6図は第3図Aの組み
合わせ状態のさらに別の実施例を示す概略斜視説
明図である。 10……コントロール回路、12……バス線、
14……電源ライン、16……データ変換部、1
8……制御部、20……電源部、22a〜22e
……変換回路、24a〜24c……電源線、26
……直列データ信号、28……クロツク信号線、
30……ラツチ信号線、32……シフトレジス
タ、34a,34b……ラツチ回路、36a,3
6b……ドライバ、40……マニホールド本体、
42……電磁弁群、42a〜42e……電磁弁、
43a,43b……ソレノイド、44……コント
ロールユニツト、46……変換ユニツト群、46
a〜46e……変換ユニツト、48a〜48f…
…中継ブロツク、50a〜50c……空気通路、
52……段部、53……長孔、54,56,5
8,60……コネクター、62……ケーブル、6
4,66,68,68A……コネクター、69…
…フツク、70,72……コネクター、80……
段部、82a,82b……カバーブロツク。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) マニホールド本体に複数個の電磁弁を連設し
    た電磁弁マニホールドにおいて、外部からの電
    磁弁制御信号を受けるコントロール回路を組み
    込むコントロールユニツトと前記コントロール
    回路からの直列の制御信号を並列の制御信号に
    変換する変換回路を組み込む変換ユニツトを
    夫々別体に形成し、少なくとも前記変換ユニツ
    トはマニホールド本体に対して着脱自在に設け
    るとともに、前記変換ユニツト間および変換ユ
    ニツトとコントロールユニツトの間に夫々の電
    路を結ぶ中継ブロツクを介装することを特徴と
    する電磁弁マニホールド。 (2) 請求項1記載の電磁弁マニホールドにおい
    て、中継ブロツクはマニホールド本体を構成す
    る各ブロツク間に形成された凹部に埋設される
    よう構成することを特徴とする電磁弁マニホー
    ルド。 (3) 請求項1記載の電磁弁マニホールドにおい
    て、中継ブロツクは変換ユニツト間および変換
    ユニツトとコントロールユニツトの間に形成さ
    れた凹部に埋設されるよう構成することを特徴
    とする電磁弁マニホールド。
JP1984200390U 1984-12-29 1984-12-29 Expired JPH0313666Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984200390U JPH0313666Y2 (ja) 1984-12-29 1984-12-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984200390U JPH0313666Y2 (ja) 1984-12-29 1984-12-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61116275U JPS61116275U (ja) 1986-07-22
JPH0313666Y2 true JPH0313666Y2 (ja) 1991-03-28

Family

ID=30761194

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984200390U Expired JPH0313666Y2 (ja) 1984-12-29 1984-12-29

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0313666Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1993005326A1 (en) * 1991-09-10 1993-03-18 Smc Kabushiki Kaisha Fluid pressure machine

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012074586A (ja) * 2010-09-29 2012-04-12 Ebara Corp 電磁石制御装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6188081A (ja) * 1984-10-04 1986-05-06 Shoketsu Kinzoku Kogyo Co Ltd 電磁弁マニホ−ルド

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0313664Y2 (ja) * 1984-12-21 1991-03-28
JPH0313663Y2 (ja) * 1984-12-21 1991-03-28
JPH0313665Y2 (ja) * 1984-12-28 1991-03-28

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6188081A (ja) * 1984-10-04 1986-05-06 Shoketsu Kinzoku Kogyo Co Ltd 電磁弁マニホ−ルド

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1993005326A1 (en) * 1991-09-10 1993-03-18 Smc Kabushiki Kaisha Fluid pressure machine
EP0728970A2 (en) * 1991-09-10 1996-08-28 Smc Kabushiki Kaisha Fluid pressure device
EP0728970A3 (ja) * 1991-09-10 1996-09-11 Smc Kk

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61116275U (ja) 1986-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
USRE41299E1 (en) Solenoid valve control system
JP5004049B2 (ja) 空気圧機器用制御システム
EP1041327B2 (en) Manifold solenoid valve driven by serial signals
KR100282075B1 (ko) 구동밸브용제어장치
WO2021169694A1 (zh) 一种模块化拼接的mcu应用电路板
JPH0313666Y2 (ja)
JPH0313664Y2 (ja)
US6513547B2 (en) Solenoid-operated valve manifold
JPH0313663Y2 (ja)
JPH0313665Y2 (ja)
JPS60143284A (ja) コントロ−ルタ−ミナル付電磁弁マニホ−ルド
JPH0259347B2 (ja)
JPH06123374A (ja) 電磁弁マニホールド
JPS6057078A (ja) 電磁弁マニホ−ルド
JPH06123375A (ja) 電磁弁マニホールド
JPH0313465B2 (ja)
JPH0772594B2 (ja) 電磁弁マニホールド
JPH0342288Y2 (ja)
JPH05209693A (ja) 電磁弁マニホールド
JPH03144178A (ja) コントロールターミナル付電磁弁マニホールド
JP3965096B2 (ja) 電磁弁マニホールド
CN220171427U (zh) 一种可拓展的输入输出模块
CN215121329U (zh) 一种三层式控制电路板结构
US6073191A (en) I/O unit and distribution board for numerical control apparatus
JPH0348078A (ja) 電磁弁駆動制御装置