JPH0313623B2 - - Google Patents

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JPH0313623B2
JPH0313623B2 JP2019981A JP2019981A JPH0313623B2 JP H0313623 B2 JPH0313623 B2 JP H0313623B2 JP 2019981 A JP2019981 A JP 2019981A JP 2019981 A JP2019981 A JP 2019981A JP H0313623 B2 JPH0313623 B2 JP H0313623B2
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JP2019981A
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Kazumi Chiba
Masashi Inoe
Hideo Yakushijin
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS57136274A publication Critical patent/JPS57136274A/ja
Publication of JPH0313623B2 publication Critical patent/JPH0313623B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K17/00Methods or arrangements for effecting co-operative working between equipments covered by two or more of main groups G06K1/00 - G06K15/00, e.g. automatic card files incorporating conveying and reading operations

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は通帳類取扱装置に関し、更に詳しく言
えば、利用者が通帳を用いて現金の取引きを行な
う現金自動預金装置、現金自動預金支払装置、或
いは預金データを通帳に自動的に印字する自動記
帳装置等の所謂通帳印字機能を有する銀行業務処
理装置における通帳類取扱装置に関するものであ
る。
銀行の利用客が通帳を用いて、現金の預け入
れ、或いは残高照会を行なえる様な銀行業務処理
装置が知られている。この種の装置には印字機能
が設けられ、現金の預け入れ、或いは残高照会の
都度、今までの取引きの経過が通帳に印字される
様になつている。
ここで使用される通帳としては、預金データ等
を印字するための複数ページと、更に通帳裏面に
取引きのために必要なデータが記録された磁気ス
トライプを有するものが一般的である。また、通
帳の形態としては通帳のページを上下方向に開い
て使用される通帳(上下開き通帳)と、左右方向
に開いて使用される通帳(左右開き通帳)とがあ
るが、一般的には上下開き通帳が銀行業界の上記
処理装置に使用されている。
而して、利用者はこの様な通帳を印字すべきペ
ージに開いて上記装置に挿入する。勿論、この操
作の過程においては、取引種目を設定したり、預
金データを入力したり、更には利用者を認証する
ために秘密番号を入力する様な公知の操作が行な
われるが、いずれにしても、挿入された通帳は搬
送路を通つて印字部まで送られる。印字部では、
前回までに印字された行の次の行が印字ヘツドの
前に設定され、以下1行毎に行送りされながら預
貯金データが印字される。この様にしてあるペー
ジの最終行まで印字が施されると通帳は搬送路を
逆送して一旦装置外に排出される。そして更に印
字すべき預貯金データが残されているときには、
利用者に対して、通帳の次のページを開いて再挿
入させる旨の指示が出される。利用者はその指示
に従つて通帳を再挿入すると上述の様な動作が引
き続いて行なわれ、今まで行なわれた取引きデー
タがすべて印字されるのである。
最近では、特に上述の様な利用者による通帳の
ページ替えの煩しさを解消するために、特開54−
123324号公報に開示されている如く、通帳のある
ページの最終行まで印字が施され、更に印字すべ
きデータが残つている場合には、次のページを自
動的にめくり、印字する所謂通帳の自動ページ替
えの技術が提唱されている。而して、この技術に
よれば、印字すべきデータが残つている限り、順
次通帳のページ替えが行なわれ、逐一印字が施さ
れるので、この種の銀行業務取引装置の操作性、
処理速度の向上に大きく寄与する。
然し乍ら、例え上述の様な通帳の最終ページの
最終行まで印字が行なわれ、更にまだ印字すべき
データがある場合には、従来の公知の銀行業務処
理装置では、すべてのページに印字し終つた通帳
を排出し、利用者に対して銀行の窓口に行つて新
規の通帳を発行してもらう様に要求する旨を指示
するのみである。これにより銀行員は、利用者か
らの要求に従い、新規通帳を発行する手続きを行
なうことになる。勿論、窓口の銀行員は始めてそ
の銀行と取引きを行なう利用者に対しても通帳を
発行する業務を持つているわけであり、少なくと
も既にその銀行と取引きのある利用者に対して、
上述の様に通帳を更新して新規通帳を発行する業
務から除去されれば、銀行業務の能率化、省力化
に大きく貢献することになる。
従つて、本発明の目的は、銀行業務のより一層
の能率化、省力化を図るべく、ある銀行の銀行業
務処理装置を利用して既に取引きを行なつている
客の通帳の更新処理を自動的に行ない得る通帳類
取扱装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、発行された新規通帳の置
き忘れに伴うトラブルの防止を図つた通帳類取扱
装置を提供することにある。
而して、本発明は旧通帳の処理済みによつて新
規通帳を発行する様にしたものである。即ち、本
発明は、複数のページから成り、かつ各ページが
複数の印字行を有すると共に、取引きに必要な情
報を磁気的に記録する磁気ストライプを有する通
帳を取り扱う通帳類取扱い装置において、該通帳
が挿入される挿入口と、該挿入口に連通され、通
帳を搬送する通帳搬送手段と、該搬送手段によつ
て送られてくる通帳のあるページのある行より取
引き情報を逐次印字する印字手段と、前記通帳と
同種の通帳であつて、未だ使用されていない新規
通帳を収納する通帳収納部を有し、該印字手段に
より最終ページの所定行まで印字が成されたこと
に応答して、該通帳収納部より新規通帳を前記搬
送手段に送り出し、所定の処理を行なつて、挿入
口より排出する様にしたものである。新規通帳の
所定の処理とは、印字手段により旧通帳の最終ペ
ージの最終行まで印字され、かつ印字すべき情報
が残つている場合に、前記通帳収納部より新規通
帳を印字手段に給送し、該通帳の第1ページ目よ
り行単位に残りの取引情報を逐次、印字すること
である。本発明の通帳取扱装置は、通帳の磁気ス
トライプに記録された情報の読み取り及び該磁気
ストライプに、ある情報を書き込む磁気読み取
り・書き込み手段を有し、新規通帳の発行に際
し、所定の取引情報を新規通帳の磁気ストライプ
に書き込む様にしたものである。更に、最終ペー
ジの所定行まで印字された通帳(旧通帳)の磁気
ストライプには前記磁気読み取り・書き込み手段
にて該通帳の再使用が不可能な状態に磁気記録を
施し、前記搬送手段に搬送されて挿入口より排出
される。本発明の注目すべき点として、前記挿入
口より排出される旧通帳と新規通帳の時間的前後
関係があげられる。即ち、新規通帳に対して前記
所定の処理が行なわれる場合、その処理時間の大
部分は、新規通帳の磁気ストライプへの取引情報
の書き込み、及び残りの取引情報の印字のために
費される。従つて、旧通帳収納部への印字が終了
したからと言つて、即この旧通帳を挿入口より排
出してしまうと、利用者はこの旧通帳を手にし、
かつ通帳への印字が終了したものと思い込んで、
新規通帳が排出されるのを待たずに帰つてしまう
おそれがある。
本発明は、この様な利用者による、新規通帳の
置き忘れに伴う各種のトラブルを防止することに
ある。この為、通帳の排出に際してはまず新規通
帳から行い、次に印字が満了している旧通帳を排
出する様にしたものである。即ち、本発明におい
ては、通帳搬送路に連通して通帳待避部を設け、
処理が終了した旧通帳を一旦この待避部に給送し
て待避させる。そして通帳収納部から給送された
新規通帳に所定の処理を施し、この新規通帳は搬
送手段に搬送されて挿入口より排出される。その
後、前記待避部に待避されている旧通帳を搬送手
段に搬送し、新規通帳に引き続いて旧通帳も挿入
口より排出される。この様に、新規通帳に引き続
いて旧通帳を挿入口より排出する様にしたので、
新規通帳の置き忘れを防止することができる。例
え、新規通帳のみ持ち帰り、旧通帳が置き忘れら
れたとしても、この通帳は不要であり、しかも前
述した様に再使用が不可能な状態に磁気記録が施
されているため、置き忘れに伴う各種のトラブル
が防止される。
以下、図面を参照して本発明の一実施例につい
て詳説する。
第1図は一実施例による通帳類取扱い装置の側
断面図を示す。この実施例において使用される通
帳9は、第2図に示される様な上下開きの通帳
(以下、単に通帳と記す)である。即ち、複数の
印字用ページを有し、各ページは24行の印字行か
ら成つている。各ページの左上角にはページ数に
対応してバーコードから成るページマーク26が
付されている。また、通帳9の裏面側には印字行
に直角に磁気ストライプ27が設けられ、この通
帳9を用いて取引を行なうために必要とされる情
報、即ち、利用者個人を認証するための秘密番
号、口座番号等の固定情報、及び通帳の印字ペー
ジ、印字済み行等の可変情報が磁気的に記録され
ている。
この通帳9は印字が行なわれるべきページに開
かれた状態で通帳挿入口1より挿入される。通帳
挿入口1には搬送路23が連通され、この搬送路
23上には、開かれた状態での通帳9の長さより
も短い間隔で搬送ローラ2,3,4,5が設けら
れる。また、この搬送路23には、挿入された通
帳9の有無の検知を行なうための検出器22,2
2′,39,40及び、通帳9のページマークを
検出するための検出器10が配置される。これら
の検出器は、例えば光学センサーであり、特に検
出器10は第2図aの如く開かれた状態における
通帳9のページマーク26の位置に対応した位置
の搬送路23上に設けられ、検出器10によつて
検出されたページマーク26は増幅器18に送ら
れる。
搬送路23には、印字部24が設けられる。印
字部24には公知のプラテン7及び印字ヘツド8
が備えられる。印字ヘツド8は、例えばワイヤマ
トリツクス形のものであり、この印字ヘツド8が
公知の手段により通帳9の印字行方向に摺動され
乍ら、ワイヤが選択的に駆動され、印字すべきペ
ージに開かれた通帳91のあるページにドツトの
組み合せから成る情報をインパクト印字するもの
である。そして、1行の印字ヘが終了すると、ロ
ーラ4の駆動により、通帳91は1行分移動さ
れ、次の行が印字ヘツド8の前にセツトされ、印
字処理動作が進行する。
通帳挿入口1から挿入された通帳9の下端は検
出器39によつて検出される。その検出信号は搬
送ローラ制御回路17に送られ、これにより、搬
送ローラ2,3,4が回転起動され、通帳9は搬
送路23内を印字部24の下方へ給送される。そ
して通帳91の下端91eが検出器22によつて
検出されると、その検出された位置で通帳91の
搬送が停止される。この様な搬送途中において、
通帳91の磁気ストライプ27に磁気記録、読み
取りするために磁気ヘツド11が搬送路23上に
設置される。磁気ヘツド11により通帳91の磁
気ストライプ27の情報が読み取られるとこの情
報は磁気制御回路16に送られる。これとは反対
に磁気ヘツド11は、磁気制御回路16から送ら
れる可変情報、例えば印字済ページ数、印字済行
数等の情報を磁気ストライプ27に書き込む。
搬送路23の上部及び下部に設置された検出器
22,22′,39,40は公知の発光素子と受
光素子で構成される。検出器22は搬送されて来
る通帳91の基準位置、例えば通帳91の第1行
目を検出すべく、印字ヘツド8の印字中心を基準
にして、通帳91の第1行目から通帳91の下端
までの距離だけ離れた位置に設置される。即ち、
検出器22によつて検出されて停止された通帳9
1の第1行目は印字ヘツド8の前にセツトされ
る。
搬送路23の下端には通帳収納部25が設けら
れる。この通帳収納部25は、第2図の様に開か
れた複数冊の新規発行用通帳92を収納するカセ
ツト12を有する。例えば通帳92はすべて第1
ページ目に開かれた状態でこのカセツト12に収
納される。これらの通帳92は押し板13に支持
され、スプリング14の力によつて常に矢印a方
向に押されている。カセツト12の開口方向には
ピツクアツプローラ6が設けられ、最上層の通帳
92はこのピツクアツプローラ6に接している。
押し板13の裏側にはレバー28が固定され、こ
のレバー28は押し板13と共に矢印a方向に移
動する。そして、カセツト12内に残つている通
帳92の冊数が規定の冊数に達したときその旨を
検知するために検出器15が設けられる。この検
出器15は公知の発光素子、受光素子から成り、
カセツト12内に通帳92が規定の冊数以上ある
ときにはレバー28が検出器15をしや断してい
るが、通帳92の残りの冊数が規定の冊数以下に
なるとレバー28が検出器15をしや断しなくな
り、その旨が検出され、その検出出力はローラ制
御回路17に送られる。
搬送路23に連結されて、本実施例に特徴的な
通帳待避部38が設けられる。この通帳待避部3
8は待避路33を有し、この待避路33には通帳
91を搬送するために搬送ローラ34,35が設
けられる。搬送ローラ4とローラ34、及びロー
ラ34とローラ35の距離は、第2図aに示され
た開頁された状態の通帳9の長さlよりも短い間
隔になる様にこれらのローラが設置される。これ
らのローラ34,35は、搬送ローラ2,3,
4,5と同様にローラ制御回路17からの指令に
よつて駆動される。通帳待避部38に設けられた
通帳待避部33と、搬送路23とは、ピン37を
中心にして揺動可能なインサータ31を介して連
通される。このインサータ31を揺動運動させる
ためにこのインサータ31にレレバー36を介し
てDCソレノイド30が連結され、レバー36の
一端にはスプリング32が接続されている。通
常、新規通帳92を発行する場合における旧通帳
91の待避時以外の時にはインサータ31は通帳
待避部38とは隔絶され、第1図の実線で示す様
な状態になつている。
前述した検出器10によりページマーク26が
読み取られる。その検出出力は増幅器18に送ら
れ、ここで増幅及び波形成形されてページ情報と
してレジスタ19にセツトされる。また、磁気ヘ
ツド11により読み取られた磁気記録情報は磁気
制御回路16に送られる。読み取られた磁気記録
情報には前述した秘密番号、口座番号、印字ペー
ジ、印字済み行等々の情報が含まれるが、これら
の情報は磁気制御回路16で増幅及び波形成形さ
れ、図示しない記憶手段に一時セツトされる。そ
れらの情報のうち、特にページ情報は、ジスタ2
0に送られ、セツトされる。演算回路21は、レ
ジスタ19にセツトされるページ情報即ち現に開
かれたページの情報と、レジスタ20にセツトさ
れる情報、即ち本来印字すべきページの情報とを
入力とし、両情報が一致しているか否かを公知の
手法により比較チエツクする。この比較の結果、
一致していれば、印字部24を駆動し、通帳91
の当該ページに印字を行なわせる。もし、一致し
ていなければ、ローラ制御回路17に信号を送
り、通帳91を挿入口1より排出すべくローラ
2,3,4,5を駆動させる。ローラ制御回路1
17は、演算回路21、検出器15,22,2
2′,29,39,40からの信号を入力とし、
ローラ2,3,4,5,34,35及びピツクア
ツプローラ6の駆動制御を行なう。
次に、この様な構成から成る通帳類取扱装置の
動作について説明する。
印字すべきページに開かれた通帳9が通帳挿入
口1から挿入されることにより、通帳9の下端が
搬送路23上に設けられた検出器39によつて検
出されると、その検出信号はローラ制御回路17
に送られ、ローラ2,3,4,5が駆動される。
このローラ2,3,4,5の回転により通帳9は
印字部24方向に給送される。この給送途中で搬
送路23上に設けられた検出器10によりページ
マーク26が光学的に検出される。検出器10の
検出信号は増幅器18に送られ、ここで、増幅・
波形成形され、レジスタ19にセツトされる。ロ
ーラ4,5の駆動により、通帳91が搬送路23
を更に進むと、検出器22に通帳91の下端部9
1eが検出され、この検出信号がローラ制御回路
17に与えられる。すると、ローラ制御回路17
は信号dを出力し、ローラ2,3,4,5の回転
を一旦止める。この搬送途中において、搬送路2
3上に設けられた磁気ヘツド11によつて、通帳
91の裏面に設けられた磁気ストライプ27より
磁気記録情報が読み取られる。読み取られた情報
のうち、印字ページ、印字行等の情報は磁気制御
回路16よりレジスタ20に送られ、セツトされ
る。
ここで、実際に開かれた通帳のページが今回の
取引きで印字すべき適正なページであるか否かが
チエツクされる。それは、レジスタ19にセツト
されたページ情報とレジスタ20にセツトされた
ページ情報とを演算回路21にて比較チエツクす
ることにより行なわれる。比較の結果、一致すれ
ば、実際に開かれたページが正しいものとみな
し、レジスタ20にセツトされた印字行の情報に
基いて演算回路21にて今回印字すべき行を設定
すべく印字行を算出し、ローラ制御回路17を制
御する。ローラ制御回路17は信号dを出力し、
ローラ2,3,4,5を駆動し、通帳91の今回
印字すべき行を印字ヘツド8の前に設定する。
前記演算回路21にて、開かれたページが適正
なページでないと判定されると、ローラ制御回路
17の制御のもとにローラ2,3,4,5が駆動
され、通帳91は挿入口1より排出される。この
場合、利用客には適正なページに開き直して再挿
入すべき旨の指示がなされる。
さて、印字部24にセツトされた通帳91には
各行毎に順次印字が施される。この場合、1行印
字される毎に前記レジスタ20にセツトされた印
字行数は演算回路21にて更新される。そして、
あるページの最終行、例えば24行まで印字され、
更に印字すべきデータがある場合には、ローラ制
御回路17の制御により信号dが出力され、ロー
ラ2,3,4,5が駆動され、通帳91は挿入口
1より排出される。
この通帳91の排出動作に先立つて、演算回路
21にてページ数及び印字行数が更新されて、そ
の情報がレジスタ20にセツトされる。即ち、今
までのページ数がnページならば、n+1ページ
に更新され、印字行数については、このnページ
目が最終行、例えば24行まで印字されたので、0
行目に更新(リセツト)される。この更新された
情報は、磁気制御回路16に送られ、磁気ヘツド
11により磁気ストライプ27に書き込まれる。
通帳挿入口1より通帳91が排出されると、利
用者に対して、次のページをめくつて再挿入すべ
き指示がなされる。この指示に従つて、利用者は
ページを更新し、挿入口1より通帳91を挿入す
る。通帳91は前述した動作と同様の動作を行つ
て印字部24にセツトされる。勿論この場合、結
果的には第n+1ページ目の第1行目が印字ヘツ
ド8の前にセツトされることになる。
この様にして、今までの取引き情報が通帳91
の印字行に逐次印字される。この動作において、
あるページの途中の行で印字が終了すると、通帳
91は印字行のみが更新されて、前述と同様にし
て通帳91は挿入口1より排出される。また、印
字情報が多く、複数のページにわたるときには前
述と同様な動作が繰り返される。
ここで、通帳91の最終ページの最終行まで印
字が進み、なお印字すべき情報が残つている場合
に本実施例は特徴的な動作をする。以下、本実施
例の特徴的な動作について詳細に説明する。
即ち、演算回路21に通帳91の最終ページの
最終行まで印字された旨の信号が入力されると、
演算回路21はローラ制御回路17にその旨の信
号を送り、ローラ制御回路17の制御のもとに信
号dが出力され、ローラ2,3,4,5が駆動さ
れる。最終ページの最終ページまで印字が行なわ
れた通帳(旧通帳)91は再使用されることが不
要であるので、磁気制御回路16の制御により磁
気ヘツド11を介して磁気ストライプ27の磁気
記録情報が消去されるか、或いは再使用不可能な
情報が書き込まれる。そして、この処理が終了す
ると一旦通帳(旧通帳)91は通帳挿入口1方向
に搬送される。そして、この通帳(旧通帳)91
の上端91nが検出器40によつて検出される
と、その信号によつてローラ制御回路17は通帳
(旧通帳)91の搬送を停止する。次にこの検出
器40の検出出力信号によつてDCソレノイド3
0を駆動させ、ピン37を中心にしてインサータ
31を通帳待避部38側に切り替える。インサー
タ31は搬送路23と通帳待避路33を連結する
機能を有し、このインサータ31の切替えにより
通帳搬送路23と待避路33が連通状態となる。
検出器28によつて搬送途中で停止された通帳
(旧通帳)91はDCソレノイド30が駆動すると
同時にローラ制御回路17の指令によつて再びロ
ーラ2,3,4及び通帳待避部38のローラ3
4,35が駆動されて、通帳91は搬送路23か
らインサータ31を通過し、通帳待避部38の待
避路33へと案内される。通帳(旧通帳)91の
下端91eが検出器29により検出されると、そ
の検出出力はローラ制御回路17に伝送され、ロ
ーラ2,3,4,5及び34,35の回転が停止
する。そして、検出器29により通帳(旧通帳)
91の下端91eが検出されると同時に、DCソ
レノイド30がオフ状態になり、インサータ33
11はスプリング32によつて元の搬送路23の
一部に復旧することにより通帳搬送路23と通帳
待避部33は隔絶され、通帳(旧通帳)91は待
避完了となる。
旧通帳93が通帳待避部38の待避路33に待
避された後、ローラ制御回路17より信号C及び
bが出力され、ピツクアツプローラ6及びローラ
2,3,4,5が駆動される。通帳収納部25の
カセツト12には最初のページに開かれた通帳9
2が押し板13を介して、スプリング14の作用
で通帳ピツクアツプローラ6に押し付けられてい
るため、初めの一冊目の通帳92が通帳ピツクア
ツプローラ6にて搬送路23に送り出される。そ
して通帳92の先端がローラ5にかかつたことが
検出器22′により検知されると、これによりピ
ツクアツプローラ6の駆動が停止される。カセツ
ト12から搬送路23に送り出された通帳(新通
帳)92はローラ5,4,3に送られ、印字部2
4にセツトされる。この状態で、磁気制御回路1
6の制御により旧通帳36の磁気ストライプ27
から読み取られた秘密番号、口座番号等々の取引
きに必要な情報が新通帳92の磁気ストライプ2
7に書き込まれる。その後、ローラ3,4,5の
駆動により新通帳92の第1ページ目の第1行目
が印字ヘツド8の前にセツトされ、残りの印字す
べき情報が1行づつ新通帳92に印字される。
ここで、印字すべき情報が多くあり、新規通帳
92の第1ページ目に印字しきれないときには、
前述した旧通帳91の動作と同様に新通帳92は
一旦挿入口1より排出される。勿論、このとき、
磁気制御回路16の制御により、更新されたペー
ジ、印字行等の情報が新通帳992の磁気ストラ
イプ27に書き込まれる。
以上の様な動作により、印字すべき情報が新通
帳92にすべて印字されると、新通帳92は前述
した様な動作を行つて挿入口11側に排出され
る。そして、新通帳92の上端が検出器40によ
つて検知されると、この検知信号が制御回路17
に送られ、同時にDCソレノイド30が再び駆動
され、インサータ31を再び待避部38側に切替
え、搬送路23と待避部33を連通させる。そし
て、制御回路17の制御のもとにローラ34,3
5が駆動される。この様にして、待避部38に待
避されていた旧通帳36は待避部33から搬送路
23に送り出され、通帳挿入口1側へと排出され
る。そして、旧通帳93の下端93eが検出器4
0によつて検出されてから設定タイムの経過後、
即ち、旧通帳93の下端93eがローラ2から完
全に自由になつた状態で、制御回路17はローラ
2,3,4,5及び34,35の駆動を停止させ
ると共にDCソレノイド30もオフ状態にし、イ
ンサータ31はスプリング32によつて再び元の
状態、即ち、待避路33から搬送路23側に切れ
替り、一連の動作は終了する。通常、発行された
通帳の表紙には利用者の口座番号、氏名等が記載
されているので、本件装置により新規通帳が発行
されたときには、利用者に対して口座番号、氏
名、及び捺印をする旨の指示がなされる。
而して、使いかけの通帳(旧通帳)の印字行満
了に伴つて、新規通帳を旧通帳から自動的に、し
かも、旧通帳よりも先に利用客側に排出させるこ
とができるので、新規通帳の置き忘れを防止する
ことができる。
以上、本発明の一実施例について説明したが、
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
種々変形して実施され得る。
例えば、上記実施例において、あるページの最
終行まで印字が行なわれ、なお印字すべき情報が
残つている場合に、通帳は一旦挿入口より排出さ
れるが、特開昭54−123324号公報に示されている
様な通帳の自動ページ替え機構部41を第1図の
搬送路23上に付加して、印字情報が残つている
限り、通帳のページめくりを自動的に行なわせ、
新規通帳の発行に際して、新規通帳の発行処理が
完全に終了するまでは利用客による通帳の操作は
一切ない様にしてもよい。また、通帳待避部へ待
避された旧通帳は利用客に返却することなく待避
部から一括収集する様にしても良い。
また、通帳待避部を延長して、通帳挿入口とは
別な通帳排出口まで連通させ、旧通帳及び新規通
帳を排出口より排出させる様にしてもよい。
更に他の変形例として、旧通帳の最終ページに
は必ずしも最終行まで印字してからこの旧通帳を
排出する様にしなくともよい。例えば、旧通帳の
最終行、或いは最終行前の数行には、利用客に対
するサービス情報を印字するための欄として残し
ておき、これらの行に、『この通帳は使用済みと
なりました。今後は新規通帳にてお取引き下さ
い。』等の旨の文言を印字する様にしてもよい。
また、上記実施例は上下開きの通帳の扱いにつ
いて述べたものであるが、公知の左右開き通帳に
対しても本発明は適用され得る。
更に、上記実施例は通帳挿入口より、新規通
帳、旧通帳の順に1つの口から通帳を排出させた
が、新規通帳、旧通帳をそれぞれ別々の排出口か
ら排出させたり、新規通帳、旧通帳を同時に1つ
の排出口から排出させる様にしてもよい。
以上の様に、本発明によれば、印字機能を有す
る通帳類取扱装置において、新規通帳を収納する
収納部を設け、旧通帳の処理が終了した場合、こ
の収納部より新規通帳を発行する様にしたので、
窓口の銀行員の手を煩わわせることなく、銀行業
務のより一層の能率化、省力化を図ることができ
る。また、新規通帳の発行に際しては、新規通帳
を旧通帳よりも先に利用客の前に排出させること
により、新規通帳の自動発行に伴う置き忘れを防
止でき、通帳の置き忘れに伴う各種のトラブルを
未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による通帳類取扱装
置の側断面図、第2図は本発明の一実施例におい
て使用される公知の上下開き通帳を示す図で、a
は平面図、bは側断面図である。 23……搬送路、24……印字部、25……通
帳収納部、38……通帳待避部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数ページから成り、かつ各ページが複数の
    印字行を有するとともに、取引に必要な情報を磁
    気的に記録する磁気ストライプを備えた通帳を取
    り扱う通帳取扱装置において、通帳を搬送する通
    帳搬送手段と、該通帳搬送手段に搬送された通帳
    のあるページのある行より取引き情報を印字する
    印字手段と、通帳の磁気ストライプに記録された
    情報の読み取り及び磁気ストライプにある情報を
    書き込む磁気読み取り・書き込み手段と、未だ使
    用されていない新規通帳を収納する通帳収納部
    と、該印字手段により最終ページの所定行まで印
    字され該通帳搬送手段を介して送られた使用済み
    の通帳を一時的に退避させる通帳退避部と、該通
    帳収納部又は該通帳退避部のいずれか一方を前記
    通帳搬送手段に連通せしめる切替手段を有し、該
    切替手段により該通帳退避部を該通帳搬送手段に
    連通させ、該印字手段によつて最終ページの最終
    行まで印字された使用済みの通帳を、該通帳退避
    部に搬送して一時退避させ、該切替手段により該
    通帳収納部を該通帳搬送手段に連通させ、該通帳
    収納部から新規通帳を該通帳搬送手段に給送し、
    該印字手段により印字を施すと共に該磁気読み取
    り・書き込み手段により該新規通帳の磁気ストラ
    イプに所定の情報を書き込んだ後、該新規通帳を
    装置外に排出し、該切替手段により再び該通帳退
    避部を該通帳搬送手段に連通させ、該新規通帳の
    排出後に該使用済の通帳を装置外に排出するよう
    にしたことを特徴とする通帳類取扱装置。
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