JPH0313058A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

Info

Publication number
JPH0313058A
JPH0313058A JP1147481A JP14748189A JPH0313058A JP H0313058 A JPH0313058 A JP H0313058A JP 1147481 A JP1147481 A JP 1147481A JP 14748189 A JP14748189 A JP 14748189A JP H0313058 A JPH0313058 A JP H0313058A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line sensor
image reading
ccd line
reading device
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1147481A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2513316B2 (ja
Inventor
Izumi Takashima
泉 高島
Shinichiro Taga
慎一郎 多賀
Mitsuo Otaki
大滝 三男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP1147481A priority Critical patent/JP2513316B2/ja
Priority to US07/533,849 priority patent/US5140445A/en
Publication of JPH0313058A publication Critical patent/JPH0313058A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2513316B2 publication Critical patent/JP2513316B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00885Power supply means, e.g. arrangements for the control of power supply to the apparatus or components thereof
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00885Power supply means, e.g. arrangements for the control of power supply to the apparatus or components thereof
    • H04N1/00888Control thereof
    • H04N1/00891Switching on or off, e.g. for saving power when not in use
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00885Power supply means, e.g. arrangements for the control of power supply to the apparatus or components thereof
    • H04N1/00888Control thereof
    • H04N1/00896Control thereof using a low-power mode, e.g. standby
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00912Arrangements for controlling a still picture apparatus or components thereof not otherwise provided for

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Facsimile Heads (AREA)
  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の記録装
置の画像読取装置に係り、特に、画像読取装置における
センサの予熱方式に関するものである。
〔従来の技術] 複写機に限らず、ファクシミリ、画像ファイル装置等の
原稿の画像を電気信号に変換する装置においては、画像
読取装置としてCCDラインセンサが広く」いられてい
る。
CCDラインセンサとしては、短尺のCCDラインセン
サを複数個−直線状あるいは千鳥状に配置することによ
り長尺のラインセンサを構成して、大きなサイズの原稿
にも対応できるようにし、当該ラインセンサを原稿に密
着させて読み取りを行うものや、縮小光学系により原稿
の投影像を縮小して小型のCCDラインセンサに結像さ
せて読み取りを行うものなどが知られている。
そして、CCDラインセンサは、従来は、電源投入時以
降は常時通電されると共に、駆動状態となされており、
読み取った画像データを送出するか否かの制御が行われ
ているだけであった。
[発明が解決しようとする課題] 確かに、常時通電、駆動されることにより、CCDライ
ンセンサの特性は安定し、従って読み取りの結果得られ
る画像データは濃度の変動も少なく、安定したものとな
るが、CCDラインセンサは通電、駆動され続けること
により発熱して高温になり、放熱の対策が施されている
としても寿命が短縮することは避けられないものであり
、そのために信頼性にも欠けるものであった。
また、常時通電しておくことは電力の無駄でもあった。
そこで、電力の消費を抑え、マシンの無用の温度上昇を
防止するために、画像読み取りを行わない時には、画像
形成のための駆動クロックを停止させることが提案され
ている(特開昭[13−198158号公報参照)。
しかしながら、このように画像読み取り時以外に駆動ク
ロックを停止させるものにおいては、読み取りの結果得
られる画像データに変動が生じることがあるという問題
がある。つまり、画像読み取りが行われていない期間が
長くなるとCCDラインセンサの冷却が進み、その後、
急に読み取りが開始された時には、その特性が安定しな
い状態で画像読み取り、およびプリントが行われ、特に
プリントを連続して行う場合には、同じ原稿からのプリ
ントであっても濃度の変化を生じ、やはり信頼性が劣る
ものであった。
本発明は、上記の課題を解決するものであって、寿命を
短縮させることなく、常にCCDラインセンサの特性が
安定した状態で読み取りを行うことができ、以て信頼性
を向上させることができる画像読取装置を提供すること
を目的とするものである。
[課題を解決するための手段および作用コ上記の目的を
達成するために、本発明の画像読取装置は、第1図(a
)に示すような構成になされている。第1図(a)にお
いて、マシン全体の動作を統括するシステム(SYS)
1は、画像読取装置2のCCDラインセンサ4を駆動す
るためのドライブ回路3に対して、画像読み取りの開始
、終了を制御する制御信号を通知する。これにより、画
像読取装置2は所定の動作を行うのであるが、SYS 
1からドライブ回路3に通知される制御信号は、第1図
(b)に示すような0N10FF信号であり、画像読み
取りが行われる場合には図中5で示すようにデユーティ
は100%となされるが、それ以外の画像読み取りが行
われない期間は、図中6で示すような100%でない所
定のデユーティを存するパルスとなされる。これにより
、CCDラインセンサ4は、画像読み取りが行われる期
間は通電状態となされ、画像読み取りが行われない期間
は第1図(b)の6で示す制御信号のデユーティに従っ
て、通電状態と、非通電状態が繰り返される。
このことによって、CCDラインセンサ4は常時比較的
低い適当な温度で、しかも読み取り特性が安定した状態
に保たれるので、前回の画像読み取りから比較的長い時
間経過した後に画像読み取りが指示された場合であって
も、濃度変化が極めて小さい、安定した画像読み取りが
行われることになる。また、画像読み取りが行われない
期間はCCDラインセンサは、比較的低い温度に保持さ
れるので、寿命が短縮されるものではなく、全体として
信頼性を向上させることができるものである。
〔実施例コ 以下、実施例につき本発明の詳細な説明する。
且広 この実施例では、記録装置の1例として、カラー複写機
を取り上げて説明するが、これに限定されるものではな
く、プリンタやファクシミリ、その他の画像記録装置に
も適用できることは勿論である。
まず、実施例の説明に先立って、目次を示す。
なお、以下の説明において、 (I)は、本発明が適用
される複写機の全体構成の概要を説明する項であって、
その構成の中で本発明の詳細な説明する項が(II)で
ある。
I  4   の  。
(Iユ1)装置構成 (I−2)装置の特徴 (I−3)電気系制御システムの構成 Cl−4)イメージ処理システム(I PS)(I−5
)イメージ出力ターミナル(IOT)(I−8)ユーザ
インタフェース(U/I)(I−7)フィルム画像読取
装置 (IF)イメージ  ターミ ル  I(■−1)イメ
ージングユニット駆動機構(I[−2)ステッピングモ
ータの制御方式%式% (n−4)ビデオ信号処理回路 (n−5)I ITのコントロール方式第2図は本発明
が適用されるカラー複写機の全体構成の1例を示す図で
ある。
本発明が適用されるカラー複写機は、基本構成となるベ
ースマシン30が、上面に原稿を載置するプラテンガラ
ス31、イメージ入力ターミナル(IIT)32、電気
系制御収納部33、イメージ出力ターミナル(IOT)
34、用紙トレイ35、ユーザインタフェース(U/I
)3Bから構成され、オプシdンとして、エディットノ
ずラド61、オートドキュメントフィーダ(ADF)6
2、ソータ63およびフィルムプロンエクタ(F / 
P)64を備える。
前記I I T11 OT、  U/、1等の制御を行
うためには電気的ハードウェアが必要であるが、これら
のハードウェアは、llT1 IITの出力信号をイメ
ージ処理するIPSl U/I、F/P等の各処理の単
位毎に複数の基板に分けられており、更にそれらを制御
するSYS基板、およびl0T1ADF1 ソータ等を
制御するためのMCB基板(マスターコントロールボー
ド)等と共に電気制御系収納部33に収納されている。
さらに、本実施例における特徴は、プラテンガラス31
上にミラーユニット(M/U)85を載置し、これにF
/P84からフィルム画像を投射させ、11T32のイ
メージングユニット37で画像信号として読取ることに
より、カラーフィルムから直接カラーコピーをとること
を可能にしている。対象原稿としては、ネガフィルム、
ポジフィルム、スライドが可能であり、オートフォーカ
ス装置、補正フィルタ自動交換装置を備えている。
I−2の  ′ (イ)高画質フルカラーの達成 本装置においては、黒の画質再現、淡色再現性、ジェネ
レーンヨンコピー質、OHP画質、細線再現性、フィル
ムコピーの画質再現性、コピーの維持性を向上させ、カ
ラードキュメントを鮮明に再現できる高画質フルカラー
の達成を図っている。
(ロ)低コスト化 感光体、現像機、トナー等の画材原価・消耗品のコスト
を低減化し、UMRl パーツコスト等サービスコスト
を低減化すると共に、白黒コピー兼用機としても使用可
能にし、さらに白黒コピー速度も従来のものに比して3
倍程度の30枚/A4を達成することによりランニング
コストの低減、コピー単価の低減を図っている。
(ハ)生産性の改善 入出力装置にADFl ソータを設置(オプション)し
て多枚数原稿を処理可能とし、倍率は50〜400%選
択でき、最大原稿サイズA3、ペーパートレイは上段B
5〜B4、中段B5〜B4゜下段B5〜A3.5SIB
5〜A3とし、コピースピードは4色フルカラー A4
で4.8CPM。
B4で4.8CPM、A3で2.4CPM1 白黒、A
4で19.2CPM、B4で19.2CPM。
A3で9.8CPM、  ウオームアツプ時間8分以内
、FCOTは4色フ・ルカラーで28秒以下、白黒で7
秒以下を達成し、また、連続コピースピードは、フルカ
ラー7.5枚/A4、白黒30枚/A4を達成して高生
産性を図っている。
(ニ)操作性の改善 ハードコントロールパネルにおけるハードボタン、CR
7画面ソフトパネルのソフトボタンを併用し、初心者に
わかりやすく、熟紳者に煩わしくなく、機能の内容をダ
イレクトに選択でき、かつ操作をなるべく1ケ所に集中
するようにして操作性を向上させると共に、色を効果的
に用いることによりオペレータに必要な情報を正確に伝
えるようにしている。ハイファイコピーは、ハードコン
トロールパネルと基本画面の操作だけで行うようにし、
オペレーションフローで規定できないスタート、ストッ
プ、オールクリア、割り込み等はハードボタンの操作に
より行い、用紙選択、縮小拡大、コピー濃度、画質調整
、カラーモード、カラーバランス調整等は基本画面ソフ
トパネル操作により従来の単色コピーマシンのユーザー
が自然に使いこなせるようにしている。さらに、各種編
集機能等はソフトパネルのパスウェイ領域のバスウェイ
タブをタッチ操作するだけで、パスウェイをオーブンし
て各種編集機能を選択することができる。さらにメモリ
カードにコピーモードやその実行条件等を予め記憶して
おくことにより所定の操作の自動化を可能にしている。
(ホ)機能の充実 本発明は、ユーザインターフェイスにおいては、上記の
ように機能の選択、実行条件の選択およびその他のメニ
ュー等の表示をCRT等のデイスプレィで行い、誰もが
簡単に操作できるようにすると共に、ユーザのニーズに
対応した多種多彩な機能を備えつつ複写業務の入口から
出口までを全自動化したことを大きな特徴としている。
その主要な機能として、バートコトロールパネルの操作
により、オペレーションフローで規定できないスタート
、ストップ、オールクリア、テンキー インタラブド、
インフォメーシロン、言語切り換え等を行い、各種機能
を基本画面のソフトボタンをタッチ操作することにより
選択できるようにしている。また機能選択領域であるパ
スウェイに対応したバスウェイタブをタッチすることに
よりパスウェイをオープンしてマーカー編集、ビジネス
編集、クリエイティブ編集等各種編集機能を選択できる
ようにし、従来のコピー感覚で使える簡単な操作でフル
カラー 白黒兼用のコピーを行うことができる。さらに
、編集機能において指定した領域はビットマツプエリア
により表示され、指定した領域を確認できる。このよう
に、豊富な編集機能とカラークリエージジンにより文章
表現力を大幅にアップすることができる。
(へ)省電力化の達成 1.5kVAで4色フルカラー、高性能の複写機を実現
している。そのため、各動作モードにおけるL  5k
VA実現のためのコントロール方式を決定し、また、目
標値を設定するための機能別電力配分を決定している。
また、エネルギー伝達経路の確定のためのエネルギー系
統表の作成、エネルギー系統による管理、検証を行うよ
うにしている。
I−3システムの この項では、本複写機の電気的制御システムとして、ハ
ードウェアアーキテクチャ−およびソフトウェアアーキ
テクチャ−について説明する。
第3図はハードウェアアーキテクチャーヲ示ス図、第4
図はソフトウェアアーキテクチャ−を示す図である。
本複写機のようにUIとしてカラーCRTを使用すると
、モノクロのCRTを使用する場合に比較してカラー表
示のためのデータが増え、また、表示画面の構成、画面
遷移を工夫してよりフレンドリ−なUIを構築しようと
するとデータ量が増える。
これに対して、大容量のメモリを搭載したCPUを使用
することはできるが、基板が大きくなるので複写機本体
に収納するのが困難である、仕様の変更に対して柔軟な
対応が困難である、コストが高くなる、等の問題がある
そこで、本複写機においては、CRTコントローラ等の
他の機種あるいは装置との共通化が可能な技術をリモー
トとしてCPUを分散させることでデータ量の増加に対
応するようにしたのである。
電気系のハードウェアは第3図に示されているように、
UI系、SYS系およびMCB系の3種の系に大別され
ている。UI系はUIリモート70を含み、SYS系に
おいては、F/Pの制御を行うF/Pリモート72.原
稿読み取りを行うII T Jモート73、種々の画像
処理を行うIPSリモート74を分散している。IIT
リモート73はイメージングユニットを制御するための
IITコントローラ73aと、読み取った画像信号をデ
ジタル化してIPSリモート74に送るVIDEO回路
73bを有し、IPSリモート74と共にVCPUT4
aにより制御される。前記及び後述する各リモートを統
括して管理するものとしてS Y S (System
)リモート71が設けられている。
SYSリモート71はUIの画面遷移をコントロールす
るためのプログラム等のために膨大なメモリ容量を必要
とするので、16ビツトマイクロコンピユータを搭載し
た8086を使用している。なお、808Gの他に例え
ば88000等を使用することもできるものである。
また、MCB系においては、感材ベルトにレーザで潜像
を形成するために使用するビデオ信号をIPSリモート
74から受は取り、IOTに送出するためのラスター出
カスキャン(Raster 0utput 5can:
 RO8)インターフェースであるVCB(Video
 Control Board )リモート76、転写
装置(タードル)のサーボのためのRCBリモート77
、更にはl0T1 ADFl ソータ、アクセサリ−の
ためのI10ボートとしてのJOBリモート78、  
 およびアクセサリ−リモート79を分散させ、それら
を統括して管理するためにMCB(Master Co
ntrol Board)リモート75が設けられてい
る。
なお、図中の各リモートはそれぞれ1枚の基板で構成さ
れている。また、図中の太い実線は187゜5icbp
sのLNET高速通信網、太い破線は96oob p 
sのマスター/スレーブ方式シリアル通信網をそれぞれ
示し、細い実線はコントロール信号の伝送路であるホッ
トラインを示す。また、図中78.8kbpsとあるの
は、エデイツトパッドに描かれた図形情報、メモリカー
ドから人力されたコピーモード情報、編集領域の図形情
報をU I IJモート70からIPSリモート74に
通知するための専用回線である。更に、図中CCC(C
ommualcatl。
n Control Chip)とあるのは、高速通信
回線LNETのプロトコルをサポートするICである。
以上のようにハードウェアアーキテクチャ−は、UI系
、SYS系、MCB系の3つに大別されるが、これらの
処理の分担を第4図のソフトウェアアーキテクチャ−を
参照して説明すると次のようである。なお、図中の矢印
は第3図に示す187.5kbpsのLNET高速通信
網、98OOb p B (D マスター/スレーブ方
式シリアル通信網を介して行われるデータの授受または
ホットラインを介して行われる制御信号の伝送関係を示
している。
UI リモート70は、L LU I  (Low L
evel  旧)モジュール80と、エデイツトパッド
およびメモリカードについての処理を行うモジュール(
図示せず)から構成されている。LLUIモジュール8
0は通常CRTコントローラとして知られているものと
同様であって、カラーCRTに画面を表示するためのソ
フトウェアモジュールであり、その時々でどのような絵
の画面を表示するかは、5YSU Iモジュール81ま
たはMCBUIモジュール86により制御される。これ
によりUIリモートを他の機種または装置と共通化する
ことができることは明かである。なぜなら、どのような
画面構成とするか、画面遷移をどうするかは機種によっ
て異なるが、CRTコントローラはCRTと一体で使用
されるものであるからである。
SYSリモート71は、5YSUIモジユール81と、
SYSTEMモジュール82、およびSYS、D−IA
Gモジュール83の3つのモジュールで構成されている
5YSU Iモジュール81は画面遷移をフントロール
するソフトウェアモジュールであす、SYSTEMモジ
ュール82は、どの画面でソフトパネルのどの座標が選
択されたか、つまりどのようなジョブが選択されたかを
認識するF / F (Feature Functi
on)選択のソフトウェア、コピー実行条件に矛盾が無
いかどうか等最終的にジョブをチエツクするジョブ確認
のソフトウェア、および、他のモジュールとの間でF/
F選択、ジ日ブリカバリ−マシンステート等の種々の情
報のtlit受を行うための通信を制御するソフトウェ
アを含むモジュールである。
SYS、DIAGモジュール83は、自己診断を行うダ
イアグノスティックステートでコピー動作を行うカスタ
マーシミュレーシ日ンモードの場合に動作するモジュー
ルである。カスタマ−シミュレーションモードは通常の
コピーと同じ動作をするので、SYS、DIAGモジュ
ール83は実質的にはSYSTEMモジュール82と同
じなのであるが、ダイアグ/スティックという特別なス
テートで使用されるので、SYSTEMモジュール82
とは別に、しかし一部が重畳されて記載されているもの
である。
また、IITリモート73にはイメージングユニットに
使用されているステッピングモータの制御を行うIIT
モジュール84が、IPSリモート74にはIPSに関
する種々の処理を行うIPSモジュール85がそれぞれ
格納されており、これらのモジュールはSYSTEMモ
ジュール82によって制御される。
一方、MCBリモート75には、ダイアグノスティック
、オーデイトロン(Audltron)およびジャム等
のフォールトの場合に画面遷移をコントロールするソフ
トウェアであるMCBUIモジュール86、感材ベルト
の制御、現像機の制御、フユーザの制御等コピーを行う
際に必要な処理を行うIOTモジュール90、ADFを
制御するためのADFモジュール91、ソータを制御す
るための5ORTERモジユール92の各ソフトウェア
モジュールとそれらを管理するコピアエグゼクティブモ
ソユール87、および各種診断を行うダイアグエグゼク
ティブモジュール88、暗唱を号で電子カウンターにア
クセスして料金処理を行うオーデイトロンモジュール8
9を格納している。
また、RCBリモート77には転写装置の動作を制御す
るタードルサーボモジュール93が格納されており、当
該タードルサーボモジュール93はゼログラフィーサイ
クルの転写工程を司るために、IOTモジュール90の
管理の下に置かれている。なお、図中、コピアエグゼク
ティブモジュール87とダイアグエグゼクティブモジュ
ール88が重複しているのは、SYSTEMモジュール
82とSYS、DIAGモジュール83が重複している
理由と同様である。
第5図はシステムと他のリモートとの関係を示す図であ
る。
前述したように、リモート71には5YSUIモジユー
ル81とSYSTEMモジュール82が搭載され、5Y
SUI81とSYSTEMモジュール82間はモジュー
ル間インタフェースによりデータの授受が行われ、また
SYSTEMモジュール82とIIT73、IPS74
との間はシリアル通信インターフェースで接続され、M
CB75、ROS76、RAIB79との間はLNET
高速通信網で接続されている。
次にシステムのモジュール構成について説明する。
第6図はシステムのモジュール構成を示す図である。
本複写機においては、IIT、IPSl IOT等の各
モジュールは部品のように考え、これらをコントロール
するシステムの各モジュールは頭脳を持つように考えて
いる。そして、分散CPU方式を採用し、システム側で
はパーオリジナル処理およびジョブプログラミング処理
を担当し、これに対応してイニンヤライズステート、ス
タンバイステート、セットアツプステート、サイクルス
テートを管理するコントロール権、およびこれらのステ
ートでUIを使用するUIマスター権を有しているので
、それに対応するモジュールでシステムを構成している
システムメイン100は、5YSUIやMCB等からの
受信データを内部バッファに取り込み、また内部バッフ
ァに格納したデータをクリアし、システムメイン100
の下位の各モジュールをコールして処理を渡し、システ
ムステートの更新処理を行っている。
M/Cイニシャライズコントロールモジュール101は
、パワーオンしてからシステムがスタンバイ状態になる
までのイニシャライズシーケンスをコントロールしてお
り、MCBによるパワーオン後の各種テストを行うパワ
ーオン処理が終了すると起動される。
M/Cセットアツプコントロールモジュール103はス
タートキーが押されてから、コピーレイアーの処理を行
うMCBを起動するまでのセットアツプシーケンスをコ
ントロールし、具体的には5YSUIから指示されたF
EATURE (使用者の要求を達成するためのM/C
に対する指示項目)に基づいてジョブモードを作成し、
作成したジョブモードに従ってセットアツプシーケンス
を決定する。
M/Cスグンバイコントロールモジュール10241M
/Cスタンバイ中のシーケンスをコントロールし、具体
的にはスタートキーの受付、色登録のコントロール、ダ
イアグモードのエントリー等を行っている。
M/Cコピーサイクルコントロールモジュール104は
MCBが起動されてから停止するまでのコピーシーケン
スをコントロールし、具体的には用紙フィードカウント
の通知、JOBの終了を判断してIITの立ち上げ要求
、MCBの停止を判断してIPSの立ち下げ要求を行う
また、M/C停止中、あるいは動作中に発生するスルー
コマンドを相手先リモートに通知する機能を果たしてい
る。
フォールトコントロールモジュール106はllT11
PSからの立ち下げ要因を監視し、要因発生時にMCB
に対して立ち下げ要求し、具体的にはIIT、IPSか
らのフェイルコマンドによる立ち下げを行い、またMC
Bからの立ち下げ要求が発生後、M/C停止時のりカバ
リ−を判断して決定し、例えばMCBからのジャムコマ
ンドによりリカバリーを行っている。
コミニュケーションコントロールモジュール107はI
ITからのIITレディ信号の設定、イメージエリアに
おける通信のイネーブル/ディスエイプルを設定してい
る。
DIAGコントロールモジュール108は、DIAGモ
ードにおいて、入力チエツクモード、出力チエツクモー
ド中のコントロールを行っている。
イメージ  システム   S 第7図はIPSのモジュール構成の概要を示す図である
IPSは、IITからBlG、  Rのカラー分解信号
について、それぞれ8ビツトデータ(256階調)を入
力し、Yl Ml C1Kのトナー信号に変換した後、
プロセスカラーのトナー信号Xをセレクトし、これを2
値化してプロセスカラーのトナー信号のオン/オフデー
タにしてIOTに出力するものである。そして、この間
に色の再現性、階調の再現性、精細度の再現性等を高め
るために種々のデータ処理を行う。
END変換(EqulvalentNeutral  
Denslty;等価中性濃度変換)モジュール301
は、IITで得られたカラー原稿の光学読み取り信号を
グレーバランスしたカラー信号に調整(変換)するため
のモジュールであり、グレイ原稿を読み取った場合にそ
のレベル(黒→白)に対応して常に等しい階調でB、G
lRのカラー分解信号に変換して出力する変換テーブル
が16面用意されている。
カラーマスキングモジュール302は、BlG。
Rの色分解信号をY、  M、  Cのトナー信号に変
換するのものであり、マトリクス演算を行い、或いはテ
ーブルを用いて求める。
原稿サイズ検出モジュール303は、プリスキャン時の
原稿サイズ検出と原稿読み取りスキャン時のプラテンカ
ラーの消去(枠消し)処理とを行うものである。原稿が
傾いている場合や矩形でない場合には、上下左右の最大
値と最小値(xLx2、l、72)が検出、記憶される
カラー変換モジュール305は、特定の領域において指
定された色による変換処理を行うものであり、領域画像
制御モジュールから入力されるエリア信号にしたがって
カラー変換エリアでない場合には原稿のY、  MlC
をそのまま送出し、カラー変換エリアに入ると、指定さ
れた色を検出して変換色のY、  MlCを送出する。
UCR(Under  Co1or  Removal
:下色除去)&熱生成モジュール805は、色の濁りが
生じないように適量のKを生成し、その量に応じてY1
M、  Cを等量減する(下色除去)処理を行うもので
あり、墨の混入および低明度高彩度色の彩度低下を防ぐ
ようにしている。
空間フィルターモジュール306は、デジタルフィルタ
、モジェレーションテーブルにより網点除去情報及びエ
ツジ強調情報を生成し、写真や網点印刷の原稿の場合に
は平滑化し、文字や線画の原稿の場合にはエツジ強調を
行うものである。
IOTは、IPSからのオン/オフ信号にしたがってY
lMlC,Kの各プロセスカラーにより4回のコピーサ
イクル(4フルカラーコピーの場合)を実行、シ、フル
カラー原稿の再生を可能にしているが、実際には、信号
処理により理論的に求めたカラーを忠実に再生するには
、IOTの特性を考慮した微妙な調整が必要である。
TRC(Tone Reproduction Con
trol;色調補正制御)モジュール307は、再現性
の向上を図るためのものであり、エリア信号に従った濃
度調整、コントラスト調整、ネガポジ反転、カラーバラ
ンス調整、文字モード、すかし合成等の編集機能を持っ
ている。
縮拡処理モジュール308は、ラインバッファを用いて
データを読み/書きする際に間引き補完、付加補完する
ことによって主走査方向の縮拡処理を行うものである。
また、ラインバッフ1に書き込んだデータを途中から読
み出したり、タイミングを遅らせて読み出したりするこ
とによって主走査方向のシフトイメージ処理することが
でき、繰り返し読み出すことによって繰り返し処理する
ことができ、反対の方から読み出すことによって鏡像処
理することもできる。副走査方向にはIITのスキャン
のスピードを2倍速から174倍速まで変化させ50%
から400%までの縮拡を行う。
スクリーンジェネレータ309は、プロセスカラーの階
調トナー信号をオン/オフの2値化トナ一信号に変換し
出力するものであり、閾値マトリクスと階調表現された
データ値との比較にょる2値化処理とエラー拡散処理を
行っている。IOTでは、この2値化トナ一信号を入力
し、16ドツト/mmに対応するようにほぼ縦80μm
φ、幅60μmφの楕円形状のレーザビームをオン/オ
フして中間調の画像を再現する。また、スクリーンジェ
ネレータで生成されたオン/オフの2値化信号と入力の
階調信号との量子化誤差を検出し、フィードバックする
ことによってエラー拡散処理を行い、マクロ的にみたと
きの階調の再現性を良くしている。
領域画像制御モジュール311は、7つの矩形領域およ
びその優先順位が設定可能なものであり、それぞれの領
域に対応して領域の制御情報が設定される。制御情報と
しては、カラー変換やモノカラーかフルカラーか等のカ
ラーモード、写真や文字等のモジュレーシdンセレクト
情報、TRCのセレクト情報、スクリーンジェネレータ
のセレクト情報等があり、カラーマスキングモジュール
302、カラー変換モジュール304、UCRモジュー
ル305、空間フィルター306、TRCモジュール3
07の制御に用いられる。
編集制御モジュールは、矩形でなく例えば円グラフ等の
原稿を読み取り、形状の限定されない指定領域を指定の
色で塗りつぶすようなぬりえ処理を可能にするものであ
り、コマンドO〜コマンド15をフィルパターン、フィ
ルロジック、ロゴ等の処理を行うコマンドとして設定し
処理している。
本発明のIPSでは、以上のようにIITの原稿読み取
り信号について、まずEND変換した後カラーマスキン
グし、フルカラーデータでの処理の方が効率的な原稿サ
イズや枠消し、カラー変換の処理を行ってから下色除去
および墨の生成をして、プロセスカラーに絞っている。
しかし、空間フィルターやカラー変調、TRC1縮拡等
の処理は、プロセスカラーのデータを処理することによ
って、フルカラーのデータで処理する場合より処理量を
少なくシ、使用する変換テーブルの数を173にすると
共に、その分、種類を多くして調整の柔軟性、色の再現
性、階調の再現性、精細度の再現性を高めている。
I−5イメージ  ターミナル 第8図はイメージ出力ターミナルの概略構成を示す図で
ある。
本装置は感光体として有機感材ベル)(Phot。
Recepterベルト)を使用し、4色フルカラー用
にに、  M、  C1Yからなる現像機404、用紙
を転写部に:!111送する転写装置(Tow  Ro
ll Transfar L oop) 40 B、転
写装置404から定着装置408へ用紙を搬送する真空
搬送装置(V acuuIIITransfer)40
7、用紙トレイ410.412、用紙搬送路411が備
えられ、感材ベルト、現像機、転写装置の3つのユニッ
トはフロント化へ引き出せる構成となっている。
レーザー光源40からのレーザ光を変調して得られた情
報光はミラー40dを介して感材41上に照射されて露
光が行われ、潜像が形成される。
感材上に形成されたイメージは、現像機404で現像さ
れてトナー像が形成される。現像機404はに、  M
lC,Yからなり、図示するような位置関係で配置され
る。これは、例えば暗減衰と各トナーの特性との関係、
ブラックトナーへの他のトナーの混色による影響の違い
といったようなことを考慮して配置している。但し、フ
ルカラーコピーの場合の駆動順序は、Y→C→M→にで
ある。
一方、2段のエレベータトレイからなる410、他の2
段のトレイ412から供給される用紙は、搬送路411
を通して転写装置406に供給される。転写装置406
は転写部に配置され、タイミングチェーンまたはベルト
で結合された2つのロールと、後述するようなグリッパ
−バーからなり、グリッパ−バーで用紙をくわえ込んで
用紙搬送し、感材上のトナー像を用紙に転写させる。4
色フルカラーの場合、用紙は転写装置部で4回転し、Y
%C,M、  Kの像がこの順序で転写される。転写後
の用紙はグリッパ−バーから解放されて転写装置から真
空搬送装置407に渡され、定着装置408で定着され
て排出される。
真空搬送装置407は、転写装置406と定着装置40
8との速度差を吸収して同期をとっている。本装置にお
いては、転写速度(プロセススピード)は1901■/
seaで設定されており、フルカラーコピー等の場合に
は定着速度は90嘗嘗/seCであるので、転写速度と
定着速度とは異なる。
定着度を確保するために、プロセススピードを落として
おり、一方1.5に’VA達成のため、パワーをフユー
ザにさくことができない。
そこで、B5、A4等の小さい用紙の場合、転写された
用紙が転写装置408から解放されて真空搬送装置40
7に載った瞬間に真空搬送装置の速度を190ms/s
eaから90 sn / seeに落として定着速度と
同じにしている。しかし、本装置では転写装置と定着装
置間をなるべく短くして装置をコンパクト化するように
しているので、A3用紙の場合は転写ポイントと定着装
置間に納まらず、真空搬送装置の速度を落としてしまう
と、A3の後端は転写中であるので用紙にブレーキがか
かり色ズレを生じてしまうことになる。そこで、定着装
置と真空搬送装置との間にバッフル板409を設け、A
3用紙の場合にはバッフル板を下側に倒して用紙にルー
プを描かせて搬送路を長クシ、真空搬送装置は転写速度
と同一速度として転写が終わってから用紙先端が定着装
置に到達するようにして速度差を吸収するようにしてい
る。また、0HPの場合も熱伝導が悲いのでA3用紙の
場合と同様にしている。
なお、本装置ではフルカラーだけでなく黒でも生産性を
落とさずにコピーできるようにしており、黒の場合には
トナー届が少なく熱量が小さくても定性可能であるので
、定着速度は190 mm / seeのまま行い、真
空搬送装置でのスピードダウンは行わない。これは黒以
外にもシングルカラーのようにトナー届が1層の場合は
定着速度は落とさずにすむので同様にしている。そして
、転写が終了するとクリーナ405で感材上に残ってい
るトナーが掻き落とされる。
l−6t  ユーザインターフェース UIU/Iは、
操作性の向上を図るため、第2図にボすように12イン
チのカラーデイスプレィ51のモニターとその横にハー
ドコントロールパネル52を備えている。そして、カラ
ー表示の工夫によりユーザへ見やすく判りやすいメニュ
ーを提供すると共に、カラーデイスプレィ51に赤外線
タッチボード53を組み合わせて画面のソフトボタンで
直接アクセスできるようにしている。また、ハードコン
トロールパネル52のハードボタンとカラーデイスプレ
ィ51の画面に表示したソフトボタンに操作内容を効率
的に配分することにより操作の簡素化、メニュー画面の
効率的な構成を可能にしている。
第9図はU/Iのハードウェア構成を示す図である。
U/Iの基板は、第9図に示すようにUICB521と
EPIB522の2枚からなっている。
そして讐 UICB521には、Ulのハードをコント
ロールしエデイツトパッド513とメモリカード514
をドライブするために、また、タッチスクリーン503
の入力を処理してCRTに書くために2つのCPU(例
えばインテル社の8085相当と6845相当)を使用
し、さらに、EPIB522には、ビットマツプエリア
に描画する機能が8ビツトでは不充分であるので16ビ
ツトのCPU(例えばインテル社の80C198KA)
を使用し、ビットマツプエリアの描画データをDMAで
UICB521に転送するように構成することによって
機能分散を図っている。
本発明のtJ/1では、デイスプレィにコンパクトなサ
イズのものを採用して、その中で表示画面、その制御に
工夫をしている。例えば画面に表示する情報を大きく分
類して複数の画面に分割し、さらに1画面単位では、詳
細な情報をポツプアップ展開にして一次画面から省くこ
とによって必要最小限の情報で簡潔に画面を構成するよ
うに工夫している。そして、複数の情報が盛り込まれた
画面では、カラー表示の特徴、強調表示の特徴を出すこ
とによって画面画面での必要な情報の認識、識別が容易
にできるように工夫している。
第10図はデイスプレィ画面の構成例を示す図であり、
同図(a)はベーシックコピー画面の構成を示す図、同
図(b)はベーシックコピー画面にポツプアップ画面を
展開した例を示す図である。
本発明のU/Iでは、初期画面として、第10図に示す
ようなコピーモードを設定するベーシックコピー画面が
表示される。コピーモードを設定する画面は、ソフトコ
ントロールパネルを構成し、メツセージエリアAとバス
ウェイBに2分したものである。
メツセージエリアAは、スクリーンの上部3行を用い、
第1ラインはステートメツセージ用、第2ラインから第
3ラインは機能選択に矛盾がある場合のその案内メツセ
ージ用、装置の異常状態に関するメツセージ用、警告情
報メツセージ用として所定のメツセージが表示され′る
。また、メツセージエリアAの右端は、枚数表示エリア
とし、テンキーにより入力されたコピーの設定枚数や複
写中枚数が表示される。
バスウェイBは、各種機能の選択を行う領域であって、
ベーシックコピー、アットフィーチャーマーカー編集、
ビジネス編集、フリーハンド編集、クリエイティブ編集
、ツールの各バスウェイを片ち、各バスウェイに対応し
てバスウェイタブCが表示される。また、各バスウェイ
には、操作性を向上させるためにポツプアップを持つ。
バスウェイBには、選択肢であってタッチすると機能の
選択を行うソフトボタンD1  選択された機能に応じ
て変化しその機能を表示するアイコン(絵)E1縮拡率
を表示するインジケーターF等が表示され、ソフトボタ
ンDでポツプアップされるものにΔのポツプアップマー
クGが付けられている。そして、パスウェイタブCをタ
ッチすることによってそのバスウェイがオープンでき、
ソフトボタンDをタッチすることによってその機能が選
択できる。ソフトボタンDのタッチによる機能の選択は
、操作性を考處して左上から右下の方向へ向けて順に操
作するような設計となっている。
上記のように他機種との共通性、ハードコンソールパネ
ルとの共通性を最大限持たせるようにベーシックコピー
画面とその他を分け、また編集画面は、オペレータの熟
練度に合わせた画面、機能を提供するように複数の層構
造としている。さらに、このような画面構成とポツプア
ップ機能とを組み合わせることにより、1画面の中でも
機能の品度なものや複雑なもの等をポツプアップで表示
する等、多彩に利用しやすい画面を提供している。
縮小拡大機能において、変倍のソフトボタンをタッチし
てポツプアップをオープンした画面の様子を示したのが
第10図(b)である。
なお、画面の表示は、ビットマツプエリアを除いて幅3
mm (8ピクセル)、高さ6mm(16ビクセル)の
タイル表示を採用しており、横が80タイル、縦が25
タイルである。ビットマツプエリアは縦151ビクセル
、横216ピクセルで表示される。
ハードコントロールパネルは、第2図に示すように、カ
ラーデイスプレィの右側に画面よりもさらに中央を向く
ような角度で取り付けられ、テンキー テンキークリア
、オールクリア、ストップ、割り込み、スタート、イン
フォメーション、オーデイトロン、言語の各ボタンが取
り付けられる。
また上記の各ボタンの他、ボタンの操作状態を表示する
ために適宜LED (発光ダイオード)ランプが取り付
けられる。
−7フ ルム 第2図に示されているように、フィルム画像読取り装置
は、フィルムプロジェクタ(F/P)84およびミラー
ユニット(M/U)85から構成されている。
第11図はF/Pの斜視図、第12図はM/Uの斜視図
、第13図はF/Pの概略構成およびF/P1 M/U
とIITとの関係を示す図である。
F/P84は、第11図に示すようにハウジング601
を備えており、このハウジング801に動作確認ランプ
602、マニュアルランプスイッチ803、オートフォ
ーカス/マニュアルフォーカス切り換えスイッチ(AF
/MF切り換えスイッチ)604、およびマニュアルフ
ォーカス操作スイッチ(M/F操作スイッチ)605a
、805bが設けられている。また、ハウジング601
は開閉自在な開閉部606を備えている。この開閉部6
06の上面と側面とには、原稿フィルム633を保持し
たフィルム保持ケース607をその原稿フィルム633
に記録されている被写体の写し方に応じて縦または横方
向からハウジング601内に挿入することができる大き
さの孔608゜609がそれぞれ穿設されている。これ
ら孔608.809の反対側にもフィルム保持ケース6
07が突出することができる孔(図示されない)が穿設
されている。開閉部606は蝶番によってハウジング6
01に回動可能に取り付けられるか、あるいはハウジン
グ601に着脱自在に取り付けるようになっている。開
閉部606を開閉自在にすることにより、孔808.6
09からハウジング601内に小さな異物が侵入したと
きに容易にこの異物を取り除くことができるようにして
いる。
このフィルム保持ケース607は35mmネガフィルム
用のケースとポジフィルム用のケースとが準備されてい
る。したがって、F/P84はこれらのフィルムに対応
することができるようにしている。また、 F/P64
は6c11×6011や41nchX51nchのネガ
フィルムにも対応することができるようにしている。そ
の場合、このネガフィルムをM/U85とプラテンガラ
ス31との間でプラテンガラス31上に密着するように
している。
ハウジング601の図において右側面には映写レンズ8
10を保持する映写レンズ保持部材611が摺動自在に
支持されている。
また、ハウジング601内にはりフレフタ612および
ハロゲンランプ等からなる光源ランプ613が映写レン
ズ610と同軸上に配設されている。ランプ613の近
傍には、このランプ613を冷却するための冷却用ファ
ン614が設けられている。更に、ランプ613の右方
には、このランプ613からの光を収束するための非球
面レンズ615、所定の波長の光線をカットするための
熱線吸収フィルタ616および凸レンズ617がそれぞ
れ映写レンズ610と同軸上に配設されている。
凸レンズ617の右方には、例えば35IIIIffi
ネガフイルム用およびポジフィルム用のフィルム濃度を
調整するための補正フィルタ635(図では一方のフィ
ルム用の補正フィルタが示されている)を支持する補正
フィルタ保持部材618と、この補正フィルタ保持部材
618の駆動用モータ619と、補正フィルタ保持部材
618の回転位置を検出する第1および第2位置検出セ
ンサ620゜621と駆動用モータ619を制御するフ
ントロール装置(F/PE1d内に設けられるが図示さ
れていない)とをそれぞれ備えた補正フィルタ自動交換
装置が設けられている。そして、補正フィルタ保持部材
618に支持された補正フィルタ635のうち、原稿フ
ィルム633に対応した補正フィルタ635を自動的に
選択して映写レンズ810等の各レンズと同軸上の使用
位置に整合するようにしている。この補正フィルタ自動
交換装置の補正フィルタ635は、例えばプラテンガラ
ス31とイメージングユニット37との間等、投影光の
光軸上であればどの場所にも配設することができる。
更に、映写レンズ保持部材611に連動するオートフォ
ーカスセンサ用発光器623および受光器624と、映
写レンズ610の映写レンズ保持部材611をハウジン
グ801に対して摺動させる摺動用モータ625とを備
えたオートフォーカス装置が設けられている。フィルム
保持ケース607が孔608または孔609からハウジ
ング601内に挿入されたとき、このフィルム保持ケー
ス607に支持された原稿フィルム633は補正フィル
タ保持部材618と発光器623および受光器624と
の間に位置するようにされている。
原稿フィルム635のセット位置の近傍には、この原稿
フィルム633を冷却するためのフィルム冷却用ファン
626が設けられている。
このF/Pf34の電源はベースマシン30の電源とは
別に設けられるが、このベースマシン30内に収納され
ている。
M/U65は、第12図に示すように底板627とこの
底板627に一端が回動可能に取り付けられたカバー6
28とを備えている。底板627とカバー628との間
には、一対の支持片628゜629が枢着されており、
これら支持片629゜629は、カバー628を最大に
開いたときこのカバー628と底板627とのなす角度
が45度となるようにカバー628を支持するようにな
っている。
カバー628の裏面にはミラー630が設けられている
。また底板627には大きな開口が形成されていて、こ
の開口を塞ぐようにしてフレネルレンズ631と拡散板
632とが設けられている。
これらフレネルレンズ831と拡散板632とは、第1
3図に示すように一枚のアクリル板から、なっており、
このアクリル板の表面にフレネルレンズθ31が形成さ
れているとともに、裏面に拡散板632が形成されてい
る。フレネルレンズ631はミラー630によって反射
され、拡散しようとする映写光を平行な光に変えること
により、画像の周辺部が暗くなるのを防止する機能を有
している。また拡散板632は、フレネルレンズ631
からの平行光によって形成される、イメージングユニッ
ト37内のセルフォックレンズ224の影をラインセン
サ226が検知し得ないようにするために平行光を微小
量拡散する機能を有している。
このM/U85はF/P84によるカラーコピーを行わ
ないときには、折畳まれて所定の保管場所に保管される
。そして、M/U65は使用する時に開かれてベースマ
シン30のプラテンガラス31上の所定の場所に載置さ
れる。
フィルム画像読取り装置(ま、主な機能として補正フィ
ルタ自動交換機能、原稿フィルム挿入方向検知機能、オ
ートフォーカス機能(AF機能)、マニュアルフォーカ
ス機能(MF種機能、光源ランプのマニュアル点灯機能
、倍率自動変更およびスキャンエリア自動変更機能、自
動シェーディング補正機能、自動画質調整機能を有して
いる。
■ イメージ  ターミナル(I IT本発明の実施例
を複写機のイメージ入力ターミナルを例にして説明する
イメージングユニット 第14図は、イメージングユニット駆動機構の斜視図を
示す。
イメージングユニット37は、2本のスライドシャフト
202.203上に移動自在に載置されると共に、その
両端はワイヤ204.205に固定されている。このワ
イヤ204.205はドライブプーリ206.207と
テンシaンプーU 208.209に巻回され、テンシ
ジンプーリ208.209には、図示矢印方向にテンシ
ョンがかけられている。前記ドライブプーリ208.2
07が取付けられるドライブ軸210には、減速プーリ
211が取付られ、タイミングベルト212を介してス
テッピングモータ213の出力軸214に接続されてい
る。なお、リミットスイ・ソチ215.216は、イメ
ージングユニット37の異常動作を検出するためのセン
サであり、レジセンサ217は、原稿読取開始位置の基
準点を設定するためのセンサである。
上記のようにイメージングユニット37を駆動するため
にステッピングモータ213を採用する理由は次のとり
である。
即ち、1枚のY、  M、  C,Kによる4色フルカ
ラーコピーを得るためには、イメージングユニット37
は4回のスキャンを繰り返す必要があり、この場合、4
回のスキャンでの同期ずれ、位置ずれをいかに少なくさ
せるかが大きな課題であり、そのためには、イメージン
グユニット37の停止位置の変動を抑え、ホームポジシ
ョンからレジ位置までの到達時間の変動を抑えること、
およびスキャン速度変動に再現性があることが重要であ
る。
DCサーボモータを使用した場合には、このようなイメ
ージングユニット37の停止位置の変動や、ホームポジ
シーンからレジ位置までの到達時間の変動等を抑えるこ
とが困難であるが、ステ・ノピングモータはDCサーボ
モータに比してこれらの変動を抑えるのに優れているか
ら、ステッピングモータを採用しているのである。
しかながら、ステッピングモータ213はDCサーボモ
ータに比較して振動、騒音が大きく、また、タイミング
ベルト212、ワイヤ204.205の経時変化、スラ
イドパッドとスライドレール202.203間の粘性抵
抗等の機械的な不安定要因によっても振動が生じる。従
って、画像記録装置の高画質化、高速化のためにはその
対策が必要である。
そのために、本実施例においては、2本のスライドシャ
フト202 (203)を平行に設け、第15図に示す
ように、イメージングユニットの71ウジング37aと
スライドシャフト202 (203)との間には、アン
グル37b1 板ノ(ネ37cにより含油パッドPを介
在させることにより、イメージングユニット37の主走
査方向の振動を規制している。
n−)ステッピングモータの 718図(a)はステッピングモータ213のドライブ
回路を示している。このドライブ回路はペンタゴン結線
を採用したものであり、モータ巻線を5角形に結線し、
その接続点をそれぞれ2個のトランジスタにより、電源
のプラス側またはマイナス側に接続して10個のスイッ
チングトランジスタでバイポーラ駆動を行うようにした
ものである。また、モータに流れる電流をフィードバッ
クすることにより、モータに供給される電流が一定にな
るようにコントロールされている。励磁シーケンスは第
16図(b)に示すように、4つの相が励磁されている
ときに残りの1相がプラスまたはマイナスの同電位で短
絡される。
次に、第16図(C)により上記ドライバの制御回路に
ついて説明する。第16図(C)において、5TART
信号および正転クロックCWまたは逆転クロックCCW
が5相パルスデバイダ271に入力されると、5相パル
スデバイダ271は、入力クロックに応じてドライバ2
72にパルスを分配し、ドライバ272は、ステッピン
グモータ213に電流を流してこれを駆動する。ステッ
ピングモータ213に流れる電流iは、電流検出527
8で検出され電圧Vに変換される。この前記電圧Vと、
基準電圧発生器275で予め設定された基準電圧Vlま
たはV2とを比較器274において比較上、電圧Vが基
準電圧VtまたはV2よりも大きくなると、チョッパー
276をオフにしてドライバ272をオフにし、ステッ
ピングモータ213に供給する電流を一定にするように
フントロールする。
基準電圧発生器275で予め設定される基準電圧は、高
い電圧Vl(FULL)とその半分程度の電圧V2(I
IALF)があり、高い電圧Vlは、ステッピングモー
タ213が加速中でトルクが必要なときとリターンでク
ロック周波数が高いときに設定され、電圧V2は加速が
終了して定常スキャンのときに設定される。なお、パル
スデバイダ271に5TART信号が入力されているが
、正転クロックCWまたは逆転クロックCCWが入力さ
れなII)場合には、ドライバー272の成るトランジ
スタだけに電流が流れ破壊するため、低周波検出器は、
これを検出して基準電圧発生器275に信号を送り、基
準電圧をv3に下げるようにしている。
第17図(a)はステッピングモータ213により駆動
されるイメージングユニット37のスキャンサイクルを
示し、倍率50%すなわち最大移動速度でスキャン動作
、リターン動作させる場合に、イメージングユニット3
7の速度すなわちステッピングモータに加えられる周波
数と時間の関係を示している。ステッピングモータに加
える周波数は、加速時には同図(b)に示すように、例
えば259Hzを逓倍しつつ1サイクルずつ増していき
、最大11〜12KH2程度にまで増加させる。このよ
うにパルス列に規則性を持たせることによりパルス生成
をlTr単にすることができる。
また、このようにすると、同図(a)に示すように、2
59+)I) s/3. 9m5ecで階段状に規則的
な加速を行う台形プロファイルを作ることができる。ま
た、スキャン動作とリターン動作の間およびリターン動
作とスキャン動作の間には、休止時間を設け、IITメ
カニズム系の振動が減少するのを待ち、またIOTにお
ける画像出力と同期させるようにしている。
一方、カラー原稿を読み取る場合には、イメージングユ
ニー/ ト37を4回走査させて4色の信号を読み出し
ているため、4色間の色ずれをいかに少なくするかが大
きな課題であり、そのためには、イメージングユニット
37の停止位置の変動を抑え、ホームポジシ式ンからレ
ジ位置までの到達時間の変動を抑えることおよびスキャ
ン速度の変動を抑えることが重要である。
第18図は上記振動の発生により生じる色ずれの原因を
説明するための図で、同図(a)に示すように、イメー
ジングユニットがスキャン終了後リターンして停止する
位置が振動の発生によりΔLだけ異なると、次にスター
トするときにレジ位置までの時間がずれて色ずれが発生
する。また、同図(b)に示すように、4スキヤン内で
のステッピングモータの過渡振動、即ち定常速度に至る
までの速度変動があると、レジ位置に到達するまでの時
間がΔtずれて色ずれが発生する。また、レジ位置を通
過した後のテールエツジまでの定速走査特性のバラツキ
は、同図(C)に示すように、1回目のスキャンの速度
変動のバラツキが2〜4回目のスキャンの速度変動のバ
ラツキよりも大きい。以上のことを勘案して、本実施例
においては、1回目のスキャン時には、色ずれの目立た
ないイエローを現像させるようにしている。
イメージングユニット (A)全体構成 第19図はイメージングユニット37の断面図を示す。
原稿220は、プラテンガラス31上に読み取られるべ
き画像面が下向きになるようにセットされ、イメージン
グユニット37は、その下面を図示矢印方向へ移動して
昼光色替光灯222および反射鏡223により原稿面を
露光する。そして、原稿220からの反射光を、セルフ
ォックレンズ224、シアンフィルタ225を介して、
ccDラインセンサ226の受光面に王立等倍像を結像
させる。セルフォックレンズ224は4列のファイバー
レンズからなる複眼レンズであり、明るく、解像度が高
いために、光源の電力を低く抑えることができ、またフ
ンバクトになるという利点を有する。また、イメージン
グユニット37には、CCDセンサドライブ回路、cC
Dセンサ出力バッファ回路等を含む回路基板227が搭
載される。
なお、228はランプヒータ、229は制御信号用フレ
キシブルケーブル、23oは照明電源用フレキシブルケ
ーブルを示している。ラインセンサ226が固定された
ハウジング37aには、その下部に回路基板227が取
付けられると共に、回路基板227とハウジング37a
間に突出部250bを有する放熱板250が取付けられ
、さらに放熱板250を覆うように電磁シールド用のパ
ンチングメタル251が取付けられている。回路基板2
27には、ドライブ用ICチップ252が配設され、ラ
インセンサ226は、接続用ピン226aにより回路基
板227に電気的に接続されている。
第20図は前記昼光色替光灯222の詳細図を示し、ガ
ラス管222aの内面には、反射膜222bがアパーチ
ャ角α(50度程度)の面を除いて形成され、さらにそ
の内面に螢光膜222Cが形成されている。これにより
、螢光膜222の光量を効率良く原稿面に照射させるこ
とで、消費電力の低減を図っている。なお、内面全面に
螢光膜222cを形成し、アパーチャ角の面を除いた面
に反射膜222bを形成する理由は、光量は減少するも
のの水銀の輝線のピークを減少させるためである。また
、螢光膜222の外周面にはランプヒータ228、ヒー
トシンク(放熱部材)222dが設けられ、サーミスタ
222eの温度検知により、ランプヒータ228および
クーリングファンの制御を行っている。
(B)CCDラインセンサ 第21図は前記CCDラインセンサ226の配置例を示
し、同図(a)に示すように、5個のラインセンサ22
6a〜2′2°6eを主走査方向Xに千鳥状に配置して
いる。これは−本のラインセンサにより、多数の受光素
子を欠落なく且つ感度を均一に形成することが、ウェハ
ーのサイズ、歩留まり、コスト的に困難であり、また、
複数のラインセンサを1ライン上に並べた場合には、ラ
インセンサの両端まで画素を構成することが困難で、読
取不能領域が発生するからである。
このラインセンサ226のセンサ部は、同図(b)に示
すように、ラインセンサ226の各画素の表面にR(レ
ッド)、G(グリーン)’、B(ブルー)の3色フィル
タをこの順に繰り返して配列し、隣りあった3ビツトで
読取時の1画素を構成している。各色の読取画素密度を
16ドツト/1■、1チツプ当たりの画素数を2928
とすると、1チツプの長さが2928/ (IBX3)
=61−1となり、5チップ全体で81X5=3051
mの長さとなる。従って、これによりA3版の読取りが
可能な等倍系のラインセンサが得られる。また、RlG
、  Bの各画素を45度傾けて配置し、モアレを低減
している。
このように、複数のラインセンサ226a〜228eを
千鳥状に配置した場合、隣接したラインセンサが相異な
る原稿面を走査することになる。
すなわち、ラインセンサの主走査方向Xと直交する副走
査方向Yにラインセンサを移動して原稿を読み取ると、
原稿を先行して走査する第1列のラインセンサ226b
、228dからの信号と、それに続く第2列のラインセ
ンサ228 a、  228ct226eからの信号と
の間には、隣接するラインセンサ間の位置ずれに相当す
る時間的なずれを生じる。
(C)千鳥補正 った画像信号から1ラインの連続信号を得るためには、
少なくとも原稿を先行して走査する第1列のラインセン
サ226b122E3dからの信号を記憶せしめ、これ
を第2列のラインセンサ226a1228 c1228
 eからの信号出力に同期して読み出す、千鳥補正が必
要となる。この場合、例えば、ずれ量が250μmで、
解像度が16ドツト/冒■であるとすると、4ライン分
の遅延が必要となる。
また、一般に画像読取装置における縮小拡大は、主走査
方向はビデオ回路中での間引き水増し、その他の処理に
より行い、副走査方向はイメージングユニット37の移
動速度の増減により行っている。そこで、画像読取装置
における読取速度(単位時間当たりの読取ライン数)は
固定とし、移動速度を変えることにより副走査方向の解
像度を変えることになる。すなわち、例えば縮拡率10
0%時に16ドツト/嘗箇の解像度であれば、そこで、
複数のラインセンナで分割して読み取の如き関係点なる
。従って縮拡率の増加につれて解像度が上がることにな
り、よって、前記の千鳥配列の差250μmを補正する
ための必要ラインメモリ数も増大することになる。第2
2図は縮拡率とずれ量との関係を示し、縮拡率の変化に
より1画素ずれる毎に1ラインを補正している。1ライ
ン毎の補正に最大31μmのずれ量を生じるが、出力さ
れる画像に影響は見られない。
ll−4ビデオ   理 (A)ビデオ信号処理系の構成概要 次に第23図によりCCDラインセンサ226を用いて
、カラー原稿をR,G1B毎に反射率信号として読み取
り、これをデジタル値の濃度信号に変換するためのビデ
オ信号処理回路について説明する。
第23図において、読取データ調整φ変換回路232は
、アナログのビデオ信号をサンプルホールドし、ゲイン
調整、オフセット調整してデジタル信号に変換するもの
であり、サンプルホールド回路232 aw  自動ゲ
イン調整回路AGC(Aut。
matic Ga1n Control) 232 b
t  自動オフセット調整回路A OC(Automa
tlc 0fset Control) 232c、A
/D変換回路232dからなる。CCDラインセンサの
白色信号(白色基準板の読み取り信号)と黒色信号(暗
時の出力信号)は、通常台チップにより、またチップ内
の各画素によりばらつきがある。AGC232bでは、
各チャンネルの白色信号の最大値(ピーク値)を基準値
、例えば256階調でr200Jに揃え、AOC232
Cでは、黒色信号の最小値を基準値、例えば258階調
で「10」に揃えるようにしている。つまり、AOC2
32cでは、最小値がA/D出力レベルの基準値より大
きいとその基準値まで下げ、最小値がA/D出力レベル
の基準値より小さいとその基準値まで上げる。
I T G  (IIT Tlmlng Genera
tor)  238は1.千鳥補正を行う遅延量設定回
路233および分離合成回路234の制御を行うもので
あり、VCPU74aにより設定されたレジスタの内容
に応じて千鳥補正の遅延量を制御し、5チヤンネルのC
CDラインセンサ226の出力のタイミングを調整し、
B、  G、  Rの色分解信号に分配するための制御
を行う。ITG23Bには、倍率値に対応した千鳥補正
量を設定するレジスタ、IPSパイプラインの遅延補正
値を設定するレジスタ、主走査方向レジ補正値を設定す
るレジスタ、主走査方向の有効画素幅を設定するレジス
タ、千鳥補正調整値を設定するレジスタ、ダーク出力タ
イミング調整値を設定するレジスタ、等が用意されてい
る。そして、パワーオン時に倍率100%に対応する「
4」が千鳥補正量としてレジスタに設定され、スタート
時に選択倍率に応じた千鳥補正量が決定され、設定され
る。
遅延量設定回路233は、第21図、第22図で説明し
たようなCCDラインセンサ226の副走査方向の取り
付けずれ量を補正する、いわゆる千鳥補正回路である。
FIFO構成のラインメモリからなり、原稿を先行して
走査する第1列のCCDラインセンサ226b、226
dからの信号を記憶し、それに続く第2列のCCDライ
ンセンサ228 al  226 CI  228 e
からの信号出力に同期して出力するものであり、ITG
238における縮拡倍率に応じた遅延量の設定に従うて
遅延ライン数を制御するものである。
分離合成回路234は、各チャンネルのBGRBGR・
・・・・・と連なる8ビツトデータ列をR,G。
Bに分離してラインメモリに格納した後、各チャンネル
の信号をR,G、  B別にシリアルに合成して出力す
るものである。
変換テーブル236は、第24図(a)に示すような反
射信号から濃度信号に変換するための対数変換テーブル
LUT (Look Up Table)  r IJ
と、同図(b)に示すようなスルーの変換テーブルLU
T「0」の2枚のテーブルを存し、例えばROMに格納
したものである。そして、原稿を読み取つ−た反射率の
R,G、  B信号を記録材料の量、例えばトナー量、
に対応する濃度のR,G、  B信号に変換する。
シェーディング補正部235.237は、シェーディン
グ補正回路235 a1237 aと、SRAM235
b、237bからなり、画素ずれ補正や、シェーディン
グ補正、画像データ入力調整等を行うものである。
画素ずれ補正は、画素データ間の加重平均を行う処理で
あり、前述したように信号処理回路においては、R,G
、  Bのデータをパラレルに取り込んでいるが、第2
1図(b)に示すようにR,G。
Bのフィルタ位置がずれているために、同一画素におけ
るR、  G、  Bの出力は、第25図(a)に示す
ようにずれが生じ、黒線Kを読み込んだときこれがずれ
てしまう。そのために重み付は平均化処理により、Rを
2/3画素分右方向ヘシフトさせ、Bを1/3画素分右
方向ヘシフトさせることにより、同図(b)に示すよう
に黒1;!Kを一致させる。
例えば、n画素目の入力データをD n N  出力デ
ータをdnとすると、第25図に示すようにR,G。
B信号に応じて、 dn=Dn(補正しない) dn = (r’)n−1+2Dn ) /3dn =
 (2Dn−1+Dn ) /3のパターンを選択する
シェーディング補正は、画素ずれ補正後の画像入力デー
タから基準データとしてSRAMに書き込まれた画像デ
ータを減算して出力する処理であり、光源の配光特性や
光源の経年変化によるバラツキ、反射鏡等の汚れ等に起
因する光学系のバラツキ、CCDラインセンサの各ビッ
ト間の感度のバラツキを補正する。シェーディング補正
回路235aは、変換テーブル236の前段に接続され
てダークレベル(蛍光灯を消灯したときの暗時出力)に
対する補正を行い、シェーディング補正回路237aは
、変換テーブル236の後段に接続されて白色基準板の
読み取り出力に対する補正を行っている。したがって、
基準データとしては、暗時出力データと白色基準板の読
み取りデータがそれぞれのSRAMに書き込まれる。
(B)ビデオ信号処理系の動作概要 次に、画像信号の流れに沿って回路の動作概要を説明す
る。
゛まず、原稿がイメージングユニット37内の5個のC
CDラインセンサ226によりCI(1〜CH5からな
る5チヤンネルに分割して読み取られ、それぞれのチャ
ンネルから第2θ図に示すようなGBRGBR・・・・
・・のシリアル権号が送出される。
このシリアル信号は、前段増幅回路231で所定レベル
に増幅された後、サンプルホールド回路5H232aに
おいて、サンプルホールドパルスSHPでホールドされ
ノイズが除去される。このホールドされた信号は、ゲイ
ン調整回路AGC232b1 オフセット調整回路AO
C232cを通してゲイン及びオフセットが調整されA
/D変換回路232dでデジタル信号に変換される。そ
して、シリアルのデジタル信号GBRGBR・・・・・
・は、遅延量設定回路233で各チャンネルでライン同
期し、分離合成回路234で各チャンネル毎にRGBが
分離された後、各チャンネルのRを合成したシリアルの
デジタル信号、各チャンネルのGを合成したシリアルの
デジタル信号、各チャンネル毎Bを合成したシリアルの
デジタル信号が生成されシェーディング補正回路に送出
される。シェーディング補正回路では、その時々のモー
ドに応じて画像入力データに対する処理を行う。
また、上記のようなコピースキャンモードとは別に色検
知サンプルスキャンモードがあるが、このモードでは、
まず、色検知指定点にIITキャリッジを移動させ、原
稿読み取り濃度データをSRAMに書き込む。そして、
指定画素のデータをVCPU74aに取り込む。この色
検知シーケンスをもう少し詳しく説明すると、色検知シ
ーケンスでは、IITキャリッジを指定点まで移動して
5 Q m5ec経過するとITG785にWHTRE
Fが発行され、I−PSのラインシンク信号I PS−
LSに同期してSRAMへの書き込み処理が行われる。
そして、次のラインシンク信号IPS−LSでITGか
らWHTINT信号が発行されてVCPU784のRA
Mへ指定点の画素データが転送される。上記50III
SeCは、■ITキャリッジの振動が止まり静止するま
での時間である。この色検知は、指定点から主走査方向
に5画素、]す走査方向に5画素が対象となる。したが
って、SRAMへ書き込、まれた主走査方向1ラインの
画素データから指定点とそれに続く5点の画素データを
VCPU74aのRAMに読み込み、さらにIITキャ
リッジを1パルスずつ4回移動して同様に5点ずつ画素
データの読み込み処理を行う。以上は指定点が1点の場
合の処理である。したがって、指定点が複数ある場合に
は、それぞれの指定点について同様の処理が繰り返し行
われることになる。
(C)読取データの調整 CCDラインセンサで読み取った信号レベルは、光源か
ら原稿に光を照射しその反射信号を読み取るため、反射
率に対応し白くなる程高くなる。したがって、例えばA
/D変換回路における入力レンジがO〜2.5vに対し
1バイト、8ピツトの0〜255に変換される場合には
、白色基準板を読み取った信号レベルを2.5Vに近い
値とすることにより原稿の読み取り精度を上げることが
できる。そこで、白色基準板を読み取った信号レベルを
2.0v程度になるようにゲインを調整し、これを25
6等分してデジタル信号に変換するようにしているが、
蛍光灯の光皿が使用とともに低下してくると、同じ白色
基準板を読み取った信号でも徐々にレベルが低下し、1
ビツト当たりの分解能が落ちてくることになる。白色基
準板の反射率は、80%程度であるので、この読み取り
信号レベルをもっと上げて例えば2.3Vにすると、原
稿の明るい白で飽和してしまうという問題かある。
ゲイン調整AGCは、このような場合にも安定した分解
能が得られるようにするものであり、白色基準板を読み
取った信号のレベルを例えば2゜0vにした場合には、
常にこの値に維持されるようにゲインを調整し、センサ
感度のバラツキのあるチップにおいて最適なゲインを設
定するものである。
また、蛍光灯を消した状態においてCCDラインセンサ
から出力される信号レベル(暗時出力レベル、ダークレ
ベル)は最低値を示すことになる。
このダークレベルは、1チツプでもフラットではなく種
々のカーブを描き、また、チップ間でも最低レベルが異
なっている。そこで、ゲタをはかせてこのダークレベル
の最低値を一定の値まで持ち上げ保証するのがオフセッ
ト調整AOCである。
ゲイン調整では、まず、白色基準板の読み取りデータを
例えば白色シェーディング回路のSRAMに書き込む。
しかる後VCPU74aは、このSRAMから所定の画
素間隔で読み取りデータをサンプリングし、各チップ毎
に最大値を求める。
そして、この最大値が所定の出力、例えば256階調で
200になるようなゲインを設定する。また、オフセッ
ト調整では、同様に、暗時出力を白色シェーディング補
正回路のSRAMに書き込んだ後、VCPU74aがこ
のSRAMから所定の画素間隔で読み取りデータをサン
プリングし、各チップ毎に最小値を求める。そして、こ
の最小値が所定の出力、例えば258階調で10になる
ようなオフセット値を設定する。
しかし、これだけでは、各画素間、チップ端でのレベル
が揃わず、また、濃度の高い領域で画像が粗くなったり
、線が入ったりする。ΔVダーク補正は、このようなダ
ークレベルでの画素単位のバラツキを補正するものであ
り、ホワイトシェーディング補正は、ホワイトレベルで
の画素単位のバラツキを補正するものである。
ΔVダーク捕正では、暗時出力を白色シェーディング補
正回路のSRAMに書き込んだ後、vCPUT4aがこ
のSRAMのデータを読み込み、これを4回繰り返して
行い積算して平均値を求めることにより、これをダーク
シェーディング補正回路のSRAMに書き込む。したが
って、これらの調整時には、VCPU74aにより第2
4図(b)に示すスルーの変換テーブルが選択、設定さ
れていることになる。
さらに、上記のようにしてゲイン調整、オフセット調整
、Δ■ダーク補正を行うと、コピー動作に移行可能とな
る。コピー動作では、対数変換テーブルを選択し、まず
、コピーサイクルへの移行に先立って白色シェーディン
グ補正回路のSRAMに対する基準データの書き込み処
理が行われる。
これは、上記各調整が行われた状態でかつΔVダーク補
正を行った上での白色基準板の読み取りデータを書き込
む処理である。したがって、このSRAMに書き込まれ
たデータは、白色基準板の読み取りデータをDW、ダー
クシェーディング補正回路のSRAMに書き込まれた補
正データをDDとすると、 log(Dll −DD ) となる。
そこで、白色シェーディング補正回路でこのSRAMに
設定したデータと実際のコピーサイクルで原稿読み取り
データとの差をとると、原稿読み取りデータDXは、ま
ず、ダークシェーディング補正回路でΔVダーク補正さ
れるので、log(DX −DD )−log(DW 
−DD )となる。つまり、ダークシェーディング補正
回路、白色シェーディング補正回路による補正の結果、
濃度信号としては、 log(DX −DD )−log(DIl −DD 
)= log ((DX −DD ) / (DW −
DD )=10gR の補正処理をすることになり、反射信号では、R= (
DX −DD )/ (DW −DO)の補正処理をす
ることになる。
このように黒色信号に基づいて補正を行うΔVダーク補
正は、対数変換前の反射信号に対して行い、白色に基づ
いて補正を行うシェーディング補正は、対数変換後の濃
度データに対して行うことにより、補正値を少なくし補
正効率をよくしている。また、SRAMを用いて1ライ
ン分の補正データを格納し、このデータを減算して補正
処理を行うことによって、汎用の全加算器ICを用いる
ことができ、演算処理を簡単に行うことができる。
したがって、従来のように複雑かつ大規模な回路でハー
ドロジック除算器を組む必要もない。
−5のコントロール (A)IITコントロールの全体概要 IITリモートは、各皿コピー動作のためのシーケンス
制御、サービスサポート機能、自己診断機能、フェイル
セーフ機能を有している。そして、IITのシーケンス
制御は、通常スキャン、サンプルスキャン、イニシャラ
イズに分けられる。工IT制御のための各種コマンド、
パラメータは、SYSリモート71よりシリアル通信で
送られてくる。
第27図(a)は通常スキャンのタイミングチャートを
示している。
通常スキャンでは、スキャン長データとして用紙長と倍
率がO〜4321*(1−mステップ)により設定され
、スキャン速度が倍率(50%〜400%)により設定
され、プリスキャン長(停止位置からレジ位置までの距
離)データも倍率(50%〜400%)により設定され
る。
通常スキャンは、まず、スキャンコマンドを受信すると
、FL−ON信号により蛍光灯を点灯させると共に、5
CN−RDY信号によりモータドライバをオンさせ、所
定のタイミング後ンエーディング補正パルスWHT−R
EFを発生させてスキャンを開始する。レジ位置に達す
ると、イメージエリア信号IMG−AREAが所定のス
キャン長分ローレベルとなり、これと同期してITT−
PS信号をIPSに出力する。
第27図(b)はサンプルスキャンのタイミングチャー
トを示している。
サンプルスキャンは、色変換時の色検知、F/Pを使用
する時の色バランス補正およびシェーディング補正に使
用される。このサンプルスキャンでは、レジ位置からの
停止位置、移動速度、微小動作回数、ステップ間隔のデ
ータにより、まず、イメージングユニットを目的のサン
プル位置まで移動して一時停止させ、または微小動作を
複数回繰り返した後、停止させてサンプルデータの採取
を行う。
第27図(C)はイニシャライズのタイミングチャート
を示している。
IITのイニシャライズでは、電源オン時にSYSリモ
ートよりコマンドを受信すると、レジセンサの確認、レ
ジセンサによるイメージングユニット動作の確認、レジ
センサによるイメージングユニットのホーム位置の補正
を行う。
(B)CCDラインセンサの予熱(本発明の要部)原稿
の読み取りを行う場合には、CCDラインセンサの読み
取り特性の安定性が問題となる。この読み取り特性は、
CCDラインセンサの温度に大きく依存することが知ら
れており、従って、読み取り特性を常に安定した状態に
保つためには、CCDう°インセンサの温度を適性に保
つことが重要となる。これが予熱(プリヒート)である
そこで、まず、予熱の必要性について考察する。
CCDラインセンサは自己の発熱あるいは外部の熱源の
影響等種々の原因により高温にさらされる。CCDライ
ンセンサ内部での発熱は駆動クロックの周波数に依存し
、駆動クロツクの周波数が訪くなればなるほど発熱量が
多くなることが知られており、一般に、複写機、ファク
シミリ等では駆動クロックは3〜10MHz弱であるか
ら、相当な発熱量となる。また、CCDラインセンサの
出力端には電荷を電圧に変換する増幅素子が形成されて
いるが、当該増幅素子も熱源となる。また、外的要因と
しては、CCDラインセンサのドライブ回路等を挙げる
ことができる。第19図にも示されているように、CC
Dラインセンサ226の近傍には、CCDラインセンサ
1941回路等を搭載した回路基板227が配置されて
おり、当該回路基板227に配置されているIC等が発
熱する。特に、CCDラインセンサ1941回路の発熱
nは大きく、CCDラインセンサ226にも大きな影響
を与えるものである。
このように、CCDラインセンサは種々の要因により発
熱するのであるが、従来、CCDラインセンサは常時通
電状態になされていたので、CCDラインセンサが高温
になって寿命が短くなるばかりでなく、熱抵抗が大きい
場合には破壊してしまう危険性があった。
また、CCDラインセンサの出力レベルは温度上昇に伴
って上昇するので、CCDラインセンサ内部の温度分布
が一様でな(、箇所によって異なる場合には、同じ2二
度の原稿を読み取っても出力される濃度データが異なる
という現象が生じる。
これは、一つには、CCDラインセンサの製造のばらつ
きによって生じるものであり、特に、本複写機のように
、5チヤンネルのCCDラインセンサを使用するものに
おいては、チャンネル間のばらつきも生じることになる
。また、当該温度分布の不均一は次のような理由によっ
ても生じる。即ち、第28図(a)はCCDラインセン
サの概略構成を示す図であるが、を効画素701および
遮蔽画素705からなる電荷蓄積部で蓄積された電荷は
電荷転送部702に転送され、駆動クロックにより矢印
703で示す方向にンリアルに転送され、増幅素子70
4で電圧に変換されて濃度データとして出力される。こ
の構成においては、上述したように、増幅素子704が
熱源となり、従って、遮蔽画素705の近傍は熱せられ
てセンサ出力レベルが増加するが、増幅素子704から
離れている素子はそれほど熱せられず、センサ出力の増
加も多くない。従って、暗時出力時は、本来、第28図
(b)の実線で示すように、を効画素701の出力レベ
ルは遮蔽画素705の出力レベルと同じでなければなら
ないが、増幅素子704の放熱等により4度分布が一様
でなく、遮蔽画素705およびその近傍の画素の温度が
上昇すると第28図(b)の破線で示すような出力レベ
ルの差が生じる。
遮蔽画素705の出力レベルは、後段のクランプ回路に
より接地され、黒の基準レベルとして使用されるが、上
述したように温度分布が一様でない場合には、濃度の変
動が生じるのである。
以上のように、CCDラインセンサを常時動作状態とし
ておくことは問題がある。そこで、CCDラインセンサ
を画像読み取り時だけ通電し、動作させるようにするこ
とが考えられる。しかし、この方式にも次のような問題
がある。
第29図(a)はCCDラインセンサをオンしてからの
温度上昇の様子を示す図であるが、待機時間、つまり、
前回の画像読み取りから次の画像読み取りまでの時間が
長い場合には、CCDラインセンサは放熱して温度が下
がり、比較的低い温度TLとなっている。TLは室温よ
り10°C程度高い温度であり、室温が20°Cのとき
はTLは30℃程度である。このとき画像読み取りが指
示され、通電されて動作状態になされるとCCDライン
センサの温度は徐々に上昇し、約3分後には温度はTM
  (約50″C)となって画像読み取り特性が安定す
る領域に入る。その後もCCDラインセンサの温度は上
昇するが、放熱対策が施されていることもあって、最終
的にはT)+  (約70℃)の温度に保たれる。第2
9図(a)から容易に理解できるように、CCDライン
センサの画像読み取り特性が安定領域にはいるまでの約
3分間は画像読み取り特性は安定せず、変動している。
画像読み取り特性の変動の実例を第29図(b)に示す
。第29図(b)は、CCDラインセンサの動作開始直
後、3分後、5分後、10分後および20分後にイエロ
ー(黄色)原稿読み取り時の青色濃度DBの出力を、室
温をパラメータとしてプロットした図であるが、この図
から、画像読み取り指示があったときに始めてCCDラ
インセンサを動作させるようにすると、はじめのうちは
画像読み取り特性が変動し、同じ原稿を読み取った場合
でも出力濃度が変動することが容易に理解できる。
以上のように、CCDラインセンサを常時動作状態とす
る場合には寿命の点で問題があり、読み取り指示があっ
てはじめて動作させるようにする場合には画像読み取り
特性の安定性の点で問題があり、いずれにしても信顆性
が劣るものであった。
以上のことから、これらの問題を解決するためには、待
機時においてはCCDラインセンサを、寿命に影響を与
えず、しかも画像読み取り特性の安定領域にある温度に
保っておけばよいことが分かる。これが本発明に係るC
CDラインセンサの予熱である。
以下、本発明の第1の実施例を図面を参照して説明する
。本複写機においては、第30図に示すように、SYS
リモート(第3図の71)のCPU710は、CCDラ
インセンサを駆動するためにIITリモート(第3図の
73)のセンサドライブ回路711に対して制御信号セ
ンサイネーブル(SNSREN)を供給している。そし
て、センサドライブ回路711は、5NSRENがハイ
(H:旧gh)の期間のみ、CCDラインセンサ712
に通電し、動作状態とする。
5NSREN信号の形態は第31図に示すようになされ
る。まず、パワーオンでHとなり、所定時間T1だけ継
続する。この間CCDラインセンサは通電され、加熱さ
れる。T1時間経過後、所定の12時間だけロー(L:
Lov)となり休止状態に入る。この間はCCDライン
センサは通電されない。その後は所定のデユーティを有
する周期T3のパルスが繰り返され、待機状態に入る。
このJtll 間にCCDラインセンサは予熱されるの
である。
画像読み取りが行われている間は5NSREN信号はH
の状態に保たれるが、画像読み取りが終了すると所定の
T4時間だけLとなり、CCDラインセンサには通電さ
れず、休止状態となされる。
その後は待機状態となるから、次の画像読み取りの指示
がなされるまで、所定のデユーティををする周期T3の
パルスが繰り返し供給される。
5NSREN信号の形態は以上のようであるが、次に、
上記のTl、T2.T3およびT4の各時間の長さにつ
いて説明する。CCDラインセンサは電源が没入される
ときには冷えきっており、室温程度の温度になっている
から、パワーオン時にはCCDラインセンサをある程度
の温度まで加熱し、画像読み取り指示があった場合には
安定した画像読み取りが行えるようにしておく必要があ
る。
しかし、上述したようにあまり長時間加熱するとCCD
ラインセンサの温度が上昇し過ぎて寿命が短くなること
も考えられるので、時間TIは3〜5分程度とするのが
よい。時間T2は、CCDラインセンサの温度が下がり
すぎず、且つ読み取り特性の安定領域にあるようにする
必要があり、1分程度とするのがよい。
時間T3については次のようである。周期T3のパルス
が供給される期間にはCCDラインセンサは通電、非通
電の状態が繰り返され、従ってCCDラインセンサの温
度も上昇、下降を繰り返すことになるが、CCDライン
センサの熱応答は比較的遅いので、当該時間T3は比較
的長くとることができるが、あまり長くすると温度変化
の幅が大キクなり、CCDラインセンサの寿命を縮める
ことにもなりかねないので、秒のオーダー 即ち1〜1
0秒、の範囲とするのがよい。また、デユーティは30
%程度とするのがよい。その根拠は次のようである。第
32図は、第29図(b)と同様に、室温をパラメータ
として、それぞれデユーティが0%、20%、30%、
50%、100%の場合について、20分間予熱した後
の黄色の原稿を読み取ったときの青色濃度DBの出力を
プロットしたものであるが、この図から、デユーティが
0〜30%の範囲では濃度の変動が見られ、30%以上
では安定していることが分かる。なお、図中713で示
す測定点は実験値から得られる特性曲線から外れている
が、これは何等かの原因で異常な値となったもので無視
してもよいものである。
このことから、デユーティを30%以上とすれば予熱の
効果が十分11 ?eできることになるが、デユーティ
を高くするということは通電時間が長くなることに外な
らないから、CCDラインセンサの発熱量は勿論のこと
、センサドライブ回路の発熱量も大きくなることになり
得策ではない。従って、デユーティは、安定した読み取
り特性が得られる最小値である30%程度とするのがよ
い。これにより、センサドライブ回路の発熱量、ひいて
は当該回路のパンケージの表面温度を最小限に抑えるこ
とができるので、信頓性を向上させることができるもの
である。
また、時間T4は、画像読み取り時に上昇した温度を低
下させるための時間であるから、CCDラインセンサの
温度が、比較的低い温度で、且つ読み取り特性が安定し
ている温度にする必要があるり、1分程度で十分である
第33図は、TI =5mlns  T3 =3sec
1  デユーティ33.3%(通電時間=lsec、 
 非通電時間=2sec)、T4 =1minとした場
合のCCDラインセンサの温度変化を示す図であるが、
CCDラインセンサは、待機状態にあるときにはTM(
約50″C)程度の温度に予熱されており、第29図(
a)との比較より、このときCCDラインセンサの読み
取り特性は安定した状態にあることが分かる。画像読み
取りが15ill姶されると、CCDラインセンサの温
度は上昇して行(が、ヒートシンクにより最亮温度はT
)I  (約70°C)に保たれている。画像読み取り
が終了すると休止期間に入り、通電が行われないのでC
CDラインセンサの温度は徐々に下がって行くが、温度
がTM程度まで下がったときに再び待機状態となり、予
熱されるので、以後もTM程度に保持される。
このように、CCDラインセンサは、寿命に悪影響を及
ぼさない程度の温度で、且つ画像読み取りを安定的に行
える温度に予熱されているので、濃度変動が非常に少な
い、品質のよい画像をコピーすることができるものであ
る。また、上記の予熱方式によればハードウェアは同等
変更を要さず、5YSCPU710のソフトウェアを変
更し、5NSREN信号の形態を上述したようにするだ
けでよいので、コストの大幅な上昇を招くことはなく、
安価に構成できるものである。
以上の実施例においては、デユーティおよび画像読み取
り後の休止時間T4は固定として説明したが、種々の要
因により変更するようにしてもよいものである。即ち、
CCDラインセンサの温度は室温に応じて変化するから
、室温が高ければそれだけCCDラインセンサの温度も
高くなり、その分、予熱の際の通電時間を短くすること
ができる。従って、室温を検知するセンサを配置し、当
該センサの検出値に応じてデユーティを変更することが
できる。
また、画像読み取り後のCCDラインセンサの温度は、
コピー枚数によって異なり、画像読み取り時間が長けれ
ばCCDラインセンサの温度もそれだけ上昇する。従っ
て、休止時間T4の長さをコピー設定枚数、即ち画像記
録枚数に応じて変更するようにしてもよい。このとき、
T4の設定時間は1単車位で設定するようにすることも
可能ではあるが、例えば、N枚コピーしたときと(N+
1)枚コピーしたときとで顕著な温度差が生じるもので
はないから、10枚単位で設定すれば足りるものであり
、例えば、コピー設定枚数が1〜10のときはT4 =
20sec、91”100枚の時にはT4:3mInと
することができる。このような処理を行うのは容易であ
る。なぜなら、5YSCPU710i4コピ一設定枚数
を認識しているから、コピー設定枚数に対応する休止時
間T4を格納したテーブルを用意しておけば、容易に休
止時間T4を設定することができることは明かである。
また、CCDラインセンサの温度は、CCDラインセン
サがどれだけの時間あるいは回数動作したかによって異
なり、動作時間が多い程あるいはスキャン回数が多い程
温度は上昇するから、当該時間T4は原稿画像の読取回
数またはCCDラインセンサのスキャン回数、あるいは
CCDラインセンサの動作時間を累計し、その累計値に
応じて設定してもよいものである。
また、上記の実施例ではパワーオン直後の11時間はデ
ユーティを100%としているが90%程度の、いわゆ
るヘビーデユーティとしてもよいことは明かである。
以上の説明では、いわゆる密着型のCCDラインセンサ
の場合をとりあげたが、本発明は、他のCCDラインセ
ンサ、例えば、縮小光学系と共に用いられる、いわゆる
縮小型CCDラインセンサにも同様に適用できるもので
ある。
縮小型CCDラインセンサの1例を第34図に示す。第
34図(a)は縮小型CCDラインセンサの構成例を示
す図であり、R,G、  Bの各色信号は、別個のライ
ンセンサで同時に得ることができるようになされている
。同図(b)は縮小型CCDラインセンサを用いた画像
読取系の例を示す図であり、原稿を照射するための蛍光
ランプ243、原稿面の反射光を伝達する複数のミラー
242.248.247、および光学レンズ248が配
置され、プラテンガラス241上に載置された原稿の反
射光がセンサ249に縮小して結像するように構成され
る。ミラー242は、原稿読み取りのために副走査方向
に移動し、この移動に同期してミラー24B、247も
ミラー242の移動速度に対して1/2の相対速度によ
り移動することにより光路長が一定になるように制御さ
れる。このようなCCDラインセンサにおいても、上述
したと同様に温度上昇による破壊の危険性があり、また
CCDラインセンサ内部の温度分布も必ずしも一様では
ないから、上記の実施例を適用することができるもので
ある。
次に本発明の第2の実施例について説明する。
上記の第1の実施例では、直接CCDラインセンサに対
する通電を制御したが、要するに、予熱と言うのはCC
Dラインセンサをある程度の温度に保持しておけばよい
のであるから、ヒーターを用いて加熱してもよいことは
明かである。
そこで、第35図に示すように、CCDラインセンサ7
12の近傍にヒーターを配置し、5NSREN信号に応
じてセンサドライブ回路711が当該ヒーター712に
対する通電、非通電を制御するようにする。5NSRE
N信号は上記の第1の実施例と同様に第31図に示す形
態となされ、Hのときにヒーターに通電され、Lのとき
には非通電状態となされる。また、セラミックヒータ−
の加熱時間を室温に応じて変更することができること、
画像読み取り後の休止時間をコピー枚数、画像読取回数
またはCCDラインセンサのスキャン回数、あるいはC
CDラインセンサの動作時間の累計値に応じて変更でき
ることも上記の第1の実施例と同様であることは言うま
でもない。
これにより、上記の第1の実施例と同様に、CCDライ
ンセンサは常時読み取り特性が安定した状態に予熱され
る。
ヒーター715としてはCCDラインセンサ712の近
傍に配置できるものであればどの様なものでも使用する
ことはできるが、CCDラインセンサは一般にセラミッ
ク基板上に搭載されるので、当該セラミック基板の裏面
側にセラミックヒータ−を形成するようにすると、特別
にヒーターの配置場所を考慮する必要もなく、ヒーター
との配線もCCDラインセンサとの配線と同じ経路で行
えばよいので便利である。
セラミックヒータ−は第36図に示すように、CCDラ
インセンサが搭載されるセラミック基板716の裏面側
に銀ペースト等を用いて所定のパターン717を形成す
ることで構成することができる。
〔発明の効果コ 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、CC
Dラインセンサは、待機状態時には、寿命に悪影響のな
い程度の温度で、且つ画像読み取り特性が安定している
温度に保たれるので、出力される画像の濃度変動も極め
て少なく、従来のものに比してCCDラインセンサの寿
命も長くなり、以て画像読取装置の信頼性を向上させる
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る画像読取装置を示す図、第2図は
本発明が適用されるカラー複写機の全体構成の1例を示
す図、第3図はハードウェアアーキテクチャ−を示す図
、第4図はソフトウェアアーキテクチャ−を示す図、第
5図はシステムと他のリモートとの関係を示す図、第6
図はシステムのモジュール構成を示す図、第7図はIP
Sのモジュール構成の概要を示す図、第8図はIOTの
概略構成を示す図、第9図はUIのハードウェア構成を
示す図、第10図はデイスプレィ画面の構成例を示す図
、第11図はF/Pの斜視図、第12図はM/Uの斜視
図、第13図はF/Pの構成を概略的に示すと共に、F
/PとM/UおよびIITとの関連を示す図、第14図
はイメージングユニット駆動機構の斜視図、第15図は
第14図の要部断面図、第16図(a)はステッピング
モータのドライブ回路図、同図(b)は励磁シーケンス
を示す図、同図(C)はドライバーの制御回路図、第1
7図はイメージングユニットによるスキャンサイクルを
説明するための図、第18図はカラーコピにおける色ズ
レの原因を説明するための図、第19図はイメージング
ユニットの断面図、第20図は蛍光灯の断面図、第21
図(a)はCCDラインセンサの配置例を示す図、同図
(b)はカラーフィルタの配置例を示す図、第22図は
縮拡率と読取ズレ量の関係を示す図、第23図はビデオ
信号処理回路図、第24図は変換テーブルを示す図、第
25図は画素ズレ補正を説明する図、第28図は出力波
形を示す図、第27図はIITのフントロールモードを
説明するための図、第28図はCCDラインセンサの温
度分布の非一様性を説明するための図、第29図は従来
の画像読取装置の問題点を説明するための図、第30図
はセンサ予熱方式の1実施例の構成を示す図、第31図
は5NSREN信号の1形態を示す図、第32図はデユ
ーティに対する出力濃度を示す図、第33図は本発明に
係るセンサ予熱を行った場合のCCDラインセンサの温
度変化を示す図、第34図は縮小型CCDラインセンサ
の構成例を示す図、第35図は本発明の第2の実施例を
説明するための図、第36図はCCDラインセンサが搭
載される基板の裏面側に形成されたセラミックヒータ−
を示を図である。 ■・・・システム、2・・・画像読取装置、3・・・ド
ライブ回路、4・・・CCDラインセンサ。

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)CCDラインセンサと、前記CCDラインセンサ
    を駆動するドライブ回路と、前記ドライブ回路に対して
    前記CCDラインセンサの動作を制御する制御信号を通
    知する制御装置を備えたことを特徴とする画像読取装置
  2. (2)前記制御信号は、少なくとも、電源投入後の第1
    の所定時間には第1のレベルとなされ、前記ドライブ回
    路は当該第1の所定時間には前記CCDラインセンサを
    動作状態とするものであることを特徴とする請求項1記
    載の画像読取装置。
  3. (3)前記制御信号は、少なくとも、画像読み取り後の
    第2の所定時間には第2のレベルとなされ、前記ドライ
    ブ回路は当該第2の所定時間には前記CCDラインセン
    サを不動作状態とするものであることを特徴とする請求
    項1または2記載の画像読取装置。
  4. (4)前記制御信号は、少なくとも、画像読み取りが行
    われない期間には、所定のデューティを有するパルス信
    号であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項
    に記載の画像読取装置。
  5. (5)前記デューティは30%以上であることを特徴と
    する請求項4記載の画像読取装置。
  6. (6)前記デューティは室温に応じて変更されるもので
    あることを特徴とする前記1乃至5の何れか1項に記載
    の画像読取装置。
  7. (7)前記デューティの変更は、室温が高くなるほどデ
    ューティが小さくなる態様であることを特徴とする請求
    項6に記載の画像読取装置。
  8. (8)前記第2の所定時間は画像記録枚数に応じて変更
    されるものであることを特徴とする請求項1乃至7の何
    れか1項に記載の画像読取装置。
  9. (9)前記第2の所定時間は画像読取回数または前記C
    CDラインセンサの走査回数に応じて変更されるもので
    あることを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記
    載の画像読取装置。
  10. (10)前記第2の所定時間は前記CCDラインセンサ
    の動作時間の累計値に応じて変更されるものであること
    を特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の画像
    読取装置。
  11. (11)前記第1の所定時間はデューティ100%であ
    ることを特徴とする請求項1乃至10の何れか1項に記
    載の画像読取装置。
  12. (12)前記第1の所定時間はヘビーデューティとなさ
    れていることを特徴とする請求項1乃至10の何れか1
    項に記載の画像読取装置。
  13. (13)CCDラインセンサと、前記CCDラインセン
    サを加熱するヒーターと、前記ヒーターおよび前記CC
    Dラインセンサを駆動するドライブ回路と、前記ドライ
    ブ回路に対して少なくとも前記ヒーターの動作を制御す
    る制御信号を通知する制御装置を備えたことを特徴とす
    る画像読取装置。
  14. (14)前記制御信号は、少なくとも、電源投入後の第
    1の所定時間には第1のレベルとなされ、前記ドライブ
    回路は当該第1の所定時間には前記ヒーターに対して通
    電を行うものであることを特徴とする請求項13記載の
    画像読取装置。
  15. (15)前記制御信号は、少なくとも、画像読み取り後
    の第2の所定時間には第2のレベルとなされ、前記ドラ
    イブ回路は当該第2の所定時間には前記ヒーターに対し
    て通電を行わないものであることを特徴とする請求項1
    3または14記載の画像読取装置。
  16. (16)前記制御信号は、少なくとも、画像読み取りが
    行われない期間には、所定のデューティを有するパルス
    信号であることを特徴とする請求項13乃至14の何れ
    か1項に記載の画像読取装置。
  17. (17)前記デューティは30%以上であることを特徴
    とする請求項16記載の画像読取装置。
  18. (18)前記デューティは室温に応じて変更されるもの
    であることを特徴とする前記13乃至17の何れか1項
    に記載の画像読取装置。
  19. (19)前記デューティの変更は、室温が高くなるほど
    デューティが小さくなる態様であることを特徴とする請
    求項18に記載の画像読取装置。
  20. (20)前記第2の所定時間は画像記録枚数に応じて変
    更されるものであることを特徴とする請求項13乃至1
    9の何れか1項に記載の画像読取装置。
  21. (21)前記第2の所定時間は画像読取回数または前記
    CCDラインセンサの走査回数に応じて変更されるもの
    であることを特徴とする請求項13乃至19の何れか1
    項に記載の画像読取装置。
  22. (22)前記第2の所定時間は前記CCDラインセンサ
    の動作時間の累計値に応じて変更されるものであること
    を特徴とする請求項13乃至19の何れか1項に記載の
    画像読取装置。
  23. (23)前記第1の所定時間はデューティ100%であ
    ることを特徴とする請求項13乃至22の何れか1項に
    記載の画像読取装置。
  24. (24)前記第1の所定時間はヘビーデューティとなさ
    れていることを特徴とする請求項13乃至22の何れか
    1項に記載の画像読取装置。
  25. (25)前記ヒーターは、前記CCDラインセンサが搭
    載される基板の裏面に形成されることを特徴とする請求
    項13乃至24の何れか1項に記載の画像読取装置。
JP1147481A 1989-06-09 1989-06-09 画像読取装置 Expired - Fee Related JP2513316B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1147481A JP2513316B2 (ja) 1989-06-09 1989-06-09 画像読取装置
US07/533,849 US5140445A (en) 1989-06-09 1990-06-06 Imaging reading apparatus having a preheating system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1147481A JP2513316B2 (ja) 1989-06-09 1989-06-09 画像読取装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0313058A true JPH0313058A (ja) 1991-01-22
JP2513316B2 JP2513316B2 (ja) 1996-07-03

Family

ID=15431373

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1147481A Expired - Fee Related JP2513316B2 (ja) 1989-06-09 1989-06-09 画像読取装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5140445A (ja)
JP (1) JP2513316B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008241155A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Matsushita Electric Works Ltd 住宅向け換気システム用の給気グリル
JP2015173348A (ja) * 2014-03-11 2015-10-01 富士ゼロックス株式会社 画像の読取装置及び画像形成装置

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3130552B2 (ja) * 1990-06-25 2001-01-31 株式会社リコー 画像読取装置
EP0539695B1 (en) * 1991-09-05 1997-07-23 Canon Kabushiki Kaisha TV conference system and terminal equipment for use in the same
KR0141675B1 (ko) * 1993-12-30 1998-07-15 김광호 전자 사진 기록장치의 절전 프린팅방법
JPH08160556A (ja) * 1994-06-20 1996-06-21 Tomohiko Hattori 立体映像表示装置
US6191873B1 (en) * 1996-11-25 2001-02-20 Canon Kabushiki Kaisha Image reading device, image reading apparatus, and method therefor
JP3749332B2 (ja) * 1997-02-18 2006-02-22 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像読取装置
JP3837828B2 (ja) * 1997-05-12 2006-10-25 ブラザー工業株式会社 信号処理装置
US6008933A (en) * 1997-08-19 1999-12-28 Sdl, Inc. Multiple stage optical fiber amplifier
JPH11215367A (ja) * 1998-01-26 1999-08-06 Fuji Photo Film Co Ltd 画像再生装置
US7515317B2 (en) * 2001-12-10 2009-04-07 Chen-Hsiang Shih Compensating a zipper image by a K-value
US20050206974A1 (en) * 2004-03-22 2005-09-22 Kabushiki Kaisha Toshiba Image reading apparatus
JP5230402B2 (ja) * 2008-12-19 2013-07-10 キヤノン株式会社 撮像装置及び撮像システム
JP6890443B2 (ja) * 2017-03-22 2021-06-18 キヤノン株式会社 放射線撮影システム、放射線撮影方法、及びプログラム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61260758A (ja) * 1985-05-15 1986-11-18 Hitachi Ltd 混成集積回路の節電方法
JPS6213156A (ja) * 1985-07-10 1987-01-21 Fuji Electric Co Ltd イメ−ジセンサ

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5485730A (en) * 1977-12-20 1979-07-07 Canon Inc Control device for copying
JPS5738060A (en) * 1980-08-18 1982-03-02 Ricoh Co Ltd Input and output device
AU5293486A (en) * 1985-02-07 1986-08-14 Smithkline Beckman Corporation Malaria vaccine against plasmodium falciparum
US4739409A (en) * 1986-10-10 1988-04-19 Eastman Kodak Company Intelligent exposure control for electronic cameras
JPS63196158A (ja) * 1987-02-10 1988-08-15 Canon Inc 画像読取装置
US4887122A (en) * 1987-11-04 1989-12-12 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Copying machine
US4827313A (en) * 1988-07-11 1989-05-02 Xerox Corporation Mechanism and method for controlling the temperature and output of an amalgam fluorescent lamp
US5029311A (en) * 1990-09-28 1991-07-02 Xerox Corporation Stabilized fluorescent lamp for a document scanning system

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61260758A (ja) * 1985-05-15 1986-11-18 Hitachi Ltd 混成集積回路の節電方法
JPS6213156A (ja) * 1985-07-10 1987-01-21 Fuji Electric Co Ltd イメ−ジセンサ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008241155A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Matsushita Electric Works Ltd 住宅向け換気システム用の給気グリル
JP2015173348A (ja) * 2014-03-11 2015-10-01 富士ゼロックス株式会社 画像の読取装置及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2513316B2 (ja) 1996-07-03
US5140445A (en) 1992-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2513002B2 (ja) 中間調画像生成装置
JPH02298934A (ja) 画像記録装置における振動防止方式
JPH0286266A (ja) 画像読取装置
JPH02189073A (ja) 画像読取装置の画像データ調整方式
JPH02161872A (ja) 画像処理装置の縮拡処理方式
JPH02118680A (ja) 画像形成装置の下色除去方式
JPH02145085A (ja) フィルム画像読取装置
JPH02208646A (ja) フイルム画像読取装置の濃度補正方式
JPH07105857B2 (ja) 画像読取装置の自己診断システム
JPH02119466A (ja) 画像形成装置のグレイバランス制御方式
JPH0313058A (ja) 画像読取装置
JPH0341872A (ja) 画像読取装置
JPH03191655A (ja) 画像記録装置
JPH02122759A (ja) 画像記録装置の放熱装置
JPH02308667A (ja) 画像読取装置
JPH0313063A (ja) 画像読取装置
JPH02275938A (ja) フイルム画像読取装置におけるカラーキャスト補正方式
JPH02197862A (ja) 記録装置のユーザインターフェース
JP2861038B2 (ja) 画像読取装置
JP2581219B2 (ja) 画像読取装置
JPH0618424B2 (ja) 画像処理装置
JPH02137574A (ja) 画像読取装置
JPH0777413B2 (ja) 画像記録装置
JPH02202764A (ja) 画像読取装置
JPH0322677A (ja) 3色線順次センサを用いた画像読取装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees