JPH03191655A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH03191655A
JPH03191655A JP1331946A JP33194689A JPH03191655A JP H03191655 A JPH03191655 A JP H03191655A JP 1331946 A JP1331946 A JP 1331946A JP 33194689 A JP33194689 A JP 33194689A JP H03191655 A JPH03191655 A JP H03191655A
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color
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board
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の記録装
置におけるチエツク、調整等を行う記録装置の自己診断
システム(Diagnostlcs System:以
下、ダイアグと称す)に係り、特に、サービスマンによ
るチエツク工数、調整工数を削減し、サービスタイムを
低減することができる記録装置の自己診断システムに関
するものである。
[従来の技術] 近年、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の記録装置に
おいては、コンピュータの導入により高度な制御技術、
画像データ処理技術等を駆使することによって、高画質
化、多機能化が図られてきている。また、信頼性の向上
もめざましく、各方面に広く普及してきている。
しかし、何等かの原因によりトラブルが発生し、マシン
が停止したり、画質が低下したりすることがある。その
原因としては、経時変化、寿命による使用部品の破損、
パラメータ設定の誤り、紙詰まり(ジャム)、あるいは
トナー切れ等積々のものがあるが、記録装置のハードウ
ェアおよびソフトウェアの制御内容が高度化、且つ複雑
化しているがゆえに、ジャムクリア、トナー補給等簡単
に解消できるトラブルを除いて、ユーザはトラブルの解
消をサービスマンに頼らざるを得ないのが現実であり、
サービスマンはテスタ等の各種の測定器を使用して各種
のチエツクを行っている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、ディジタル画像処理を採用し、種々の編
集機能を有しているカラー複写機においては、ハードウ
ェアおよびソフトウェアの制御内容は高度化、複雑化し
ており、従って、トラブルの解消、マシンの調整等のサ
ービスを行うサービスマンにも高度な技術が要求される
ことになるが、これを求めることは非常に難しく、現実
的ではない。例えば、これまでの光学レンズによる感光
体への直接露光を行うアナログ方式を採用した複写機に
おいては、原稿の潜像が現像装置に形成される過程では
殆ど何等の制御もなされていないが、これに対して、C
CDラインセンサで原稿のイメージを分解し、ディジタ
ル化して種々の画像処理を行うカラー複写機の場合、イ
メージデータを抽出してマシンの動作をチエツクするこ
とも可能ではあるが、そのためにはチエツクのための新
たな機器も必要であるし、イメージデータからマシンの
動作の状態を判断する能力も要求されることになり、従
来のアナログの複写機の場合とは全く異なることは明か
であろう。
また、通常の技術を有するサービスマンが高機能化され
たカラー複写機をサービスするには非常な時間がかかり
、マシンのダウンタイム、即ち使用不能時間が長くなる
ことになるが、サービスに要する時間を短縮することが
重要である。これによりマシンのダウンタイムを短縮で
きると共に、サービスマンの担当できるマシン数を増や
すことができ、結果的にサービスコストを低下させるこ
とができ、ひいてはユーザのコスト負担を低減させるこ
とができるからである。
本発明は、上記の課題を解決するものであって、通常の
技術を存するサービスマンが、30分程度の短い時間で
サービスを完了できるような記録装置の自己診断システ
ムを提供することを主たる目的とするものである。
また、本発明は、記録装置のトラブルの原因を容易に発
見できる手段を提供することを目的とするものである。
更に本発明は、記録装置の調整を容易に行える手段を提
供することを目的とするものである。
更にまた本発明は、記録装置の自己診断システムを安価
に提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段および作用]上記の課題を
解決するために、本発明の記録装置の自己診断システム
は、第1図に示すように、イメージングユニット(以下
、IUと称す)1、アナログ基板2、CPU基板3、C
PU4、イメージ処理システム(以下、IPSと称す)
A基板5、IPS−B基板6、イメージ出力ターミナル
(以下、IOTと称す)7、フィルムプロジェクタ(以
下、FPと称す)8、およびユーザインターフェース(
以下、U■と称す)8で構成されている。なお、図中、
実線は制御信号の流れを示し、白抜きの線はアナログま
たはデジタルのビデオ信号の流れを示す。
第1図に示す構成の動作は概路次のようである。
IUlは、光源、原稿からの反射光を電気信号に変換し
、反射率データとしてのB、  G、  Hの3原色の
点順次カラービデオ信号を出力するCCDラインセンサ
、該CCDラインセンサを駆動するための駆動回路、お
よび該CCDラインセンサを副走査方向(SLOW 5
CAN:以下、SS方向と称す)に移動させるための駆
動機構等を備えており、CCDラインセンサの出力であ
る点順次カラービデオ信号はアナログ基板2に導入され
る。なお、後述するように本記録装置においてはCCD
ラインセンサは、5個の短尺のCCDラインセンサが千
鳥状に配置されて構成されており、これによりA3サイ
ズの原稿に対応できる長尺のCCDラインセンサとなさ
れている。
アナログ基板2は、IUIから出力される各チャンネル
のCCDラインセンサ毎に、アナログの点順次カラービ
デオ信号をサンプルホールド(S/H)し、自動利得制
御(ムutomatlc Ga1n Control=
以下、AGCと称す)、自動オフセット制御(Auto
watlc 0ffset Control: 以下、
AOCと称す)を行い、A/D変換を行う回路を搭載し
ている。
アナログ基板2でデジタル化された点順次カラービデオ
信号はCPU基板3に導入されて、千鳥補正が行われた
後に色分離/合成が行われて3原色の同時信号となされ
、更にシェーディング補正が施されて、IPS−A基板
5に導入される。また、CPU基板3には、本記録装置
全体の動作を統括して管理すると共に、本発明に係るダ
イアグを実行するCPU4が搭載されている。
CPU基板3の出力である同時カラービデオ信号はIP
S−A基板5、I PS−B基板6に導入されて種々の
所望の画像処理が施され、l0T7に導入されてコピー
が行われる。なお、IPSは種々の画像処理を行うため
に膨大なハードウェアを備える必要があり、そのために
物理的にIPS−A基板5およびI PS−B基板6と
いう二つの基板で構成されている。つまり、回路が故障
した場合には、通常、基板毎に交換するようになされる
が、IPSを一枚の基板で構成すれば大きな基板で構成
されることになり、故障により交換する場合には非常な
コストがかかることになるが、このように二枚の基板と
して構成すれば各基板のコストもそれだけ安価になるも
のである。勿論、IPSをより多くの基板に分割するこ
とは可能であるが、その場合には故障を生じている基板
を特定するためのトラブル分離に時間を要することにな
り、また、基板を収納するスペースをも勘案して第1図
に示すように二枚の基板で構成されているものである。
FP8はプラテン上にフィルムの画像を投影する装置で
あり、これによりフィルム画像をコピーすることができ
るようになされている。また、UI9は、カラーCRT
、  カラー液晶表示装置等の適当なデイスプレィ装置
およびテンキー等のボタンを備えるコントロールパネル
とで構成され、ユーザはUI9を操作することによって
所望のコピーモード、所望の編集機能等を設定すること
ができる。
さて、このような構成の記録装置において、CPU4は
、UI9により所定の操作がなされたことを条件として
、IUIを含むイメージ入力ターミナル(以下、IIT
と称す)、IPSに関して、少なくとも次のダイアグを
行うソフトウェアモジュールを備えている。
■AGC,AOCを行うためのD/A変換器が正常に動
作するか否かをチエツクするD/A変換器チエツク ■基板のトラブル分離を行うためにパターンジェネレー
タ(以下、PGと称す)を使用してコピーするPGコピ
ーモード ■I PS−A基板とIPS−B基板のトラブル分離を
行うためのIPSA/Bバイパスモード0コピーを行う
際に必要な制御信号が発生されているか否かをチエツク
するビデオインターフェース信号チエツク (!i)I PSの故障の有無を判断するためのフェイ
ルバイパスモード ■原稿のサイズおよび位置を検知するための閾値レベル
を調整するD OD (Document Detec
tor)レベル調整 ■AGC1AOCにおけるゲイン、オフセットの調整を
手動で行うゲイン/オフセット手動調整■色変換時の色
検知の閾値の調整を行うカラーマージン調整 ■肌色濃度補正を行うか行わないかを設定する肌色濃度
補正モード選択 [相]FPを使用してコピーを行う際のレジストレーシ
ョン調整を行うFPレジストレージロン調整■FPが正
常に機能するか否かをチエツクするFPコントロールチ
エツク @FPのランプが故障しているか否かをチエツクするF
Pランプチエツク 以上のダイアグを行うことによって、サービスマンは、
トラブル分離あるいは調整を容易に、しかも短時間でサ
ービスを終了させることができるものである。
[実施例] 以下、実施例につき本発明の詳細な説明する。
目次 この実施例では、カラー複写機を記録装置の1例として
説明するが、これに限定されるものではなく、プリンタ
やファクシミリ、その他の画像記録装置にも適用できる
ことは勿論である。
まず、実施例の説明に先立って、目次を示す。
なお、以下の説明において、 (I)は、本発明が適用
されるカラー複写機の全体構成の概要を説明する項であ
って、その構成の中で本発明の詳細な説明する項が(I
I)である。
工1と11匝II (I−1)装置構成 (I−2)装置の特徴 (I−3)電気系制御システムの構成 Cl−4)イメージ入力ターミナル(IIT)(I−5
)イメージ処理システム(IPS)(I−8)イメージ
出力ターミナル(IOT)(I−7)ユーザインターフ
ェース(UI)(I−8)フィルム画像読取装置 替 システム(本発明の要部) 第2図は本発明が適用されるカラー複写機の全体構成の
1例を示す図である。
本発明が適用されるカラー複写機は、基本構成となるベ
ースマシン30が、上面に原稿を載置するプラテンガラ
ス31、イメージ入力ターミナル(IIT)32、電気
系制御収納部33、イメージ出力ターミナル(IOT)
34、用紙トレイ35、ユーザインタフェース(U/I
)3Bから構成され、オプシ目ンとして、エデイツトパ
ッド61、オートドキュメントフィーダ(ADF)62
、ソータ63およびフィルムプロジェクタ(F / P
)64を備える。
前記llT110T、U/I等の制御を行うためには電
気的ハードウェアが必要であるが、これらのハードウェ
アは、IIT、IITの出力信号をイメージ処理するI
PS、U/I、F/P等の各処理の単位毎に複数の基板
に分けられており、更にそれらを制御するSYS基板、
およびIOT。
ADF、  ソータ等を制御するためのMCB基板(マ
スターコントロールボード)等と共に電気制御系収納部
33に収納されている。
さらに、本実施例における特徴は、プラテンガラス31
上にミラーユニット(M/U)85を載置し、これにF
/P84からフィルム画像を投射させ、IIT32のイ
メージングユニット37で画像信号として読取ることに
より、カラーフィルムから直接カラーコピーをとること
を可能にしている。対象原稿としては、ネガフィルム、
ポジフィルム、スライドが可能であり、オートフォーカ
ス装置、補正フィルタ自動交換装置を備えている。
−の (イ)高画質フルカラーの達成 本装置においては、黒の画質再現、淡色再現性、ジェネ
レーシ罰ンコピー質、OHP画質、細線再現性、フィル
ムコピーの画質再現性、コピーの維持性を向上させ、カ
ラードキュメントを鮮明に再現できる高画質フルカラー
の達成を図っている。
(ロ)低コスト化 感光体、現像機、トナー等の画材原価・消耗品のコスト
を低減化し、UMRl パーツコスト等サービスコスト
を低減化すると共に、白黒コピー兼用機としても使用可
能にし、さらに白黒コピー速度も従来のものに比して3
倍程度の30枚/A4を達成することによりランニング
コストの低減、コピー単価の低減を図っている。
(ハ)生産性の改善 入出力装置にADF、  ソータを設置(オプシ冒ン)
して多枚数原稿を処理可能とし、倍率は50〜400%
選択でき、最大原稿サイズA3、ペーパートレイは上段
B5〜B4、中段B5〜B4、下段B5〜A3.5SI
B5〜A3とし、コピースピードは4色フルカラー A
4で4.8CPM。
B4で4.8CPM1 A3で2.4CPM1 白黒、
A4で19.2CPM、B4で19.2CPM1A3で
9.8CPM、  ウオームアツプ時間8分以内、FC
OTは4色フルカラーで28秒以下、白黒で7秒以下を
達成し、また、連続コピースピードは、フルカラー7.
5枚/A4、白黒30枚/A4を達成して高生産性を図
うている。
(ニ)操作性の改善 ハードコントロールパネルにおけるハードボタン、CR
T画面ソフトパネルのソフトボタンを併用し、初心者に
わかりやすく、熟練者に煩わしくなく、機能の内容をダ
イレクトに選択でき、かつ操作をなるべく1ケ所に集中
す、るようにして操作性を向上させると共に、色有効果
的に用いることによりオペレータに必要な情報を正確に
伝えるようにしている。ハイファイコピーは、ハードコ
ントロールパネルと基本画面の操作だけで行うようにし
、オペレージロンフローで規定できないスタート、スト
ップ、オールクリア、割り込み等はハードボタンの操作
により行い、用紙選択、縮小拡大、コピー濃度、画質調
整、カラーモード、カラーバランス調整等は基本画面ソ
フトパネル操作により従来の単色コピーマシンのユーザ
ーが自然に使いこなせるようにしている。さらに、各種
編集機能等はソフトパネルのパスウェイ領域のパスウェ
イタブをタッチ操作するだけで、パスウェイをオープン
して各種編集機能を選択することができる。さらにメモ
リカードにコピーモードやその実行条件等を予め記憶し
ておくことにより所定の操作の自動化を可能にしている
(ホ)機能の充実 本発明は、ユーザインターフェイスにおいては、上記の
ように機能の選択、実行条件の選択およびその他のメニ
ュー等の表示をCRT等のデイスプレィで行い、誰もが
簡単に操作できるようにするト共に、ユーザのニーズに
対応した多種多彩な機能を備えつつ複写業務の入口から
出口までを全自動化したことを大きな特徴としている。
その主要な機能として、バートコトロールパネルの操作
により、オペレージ欝ンフローで規定できないスタート
、ストップ、オールクリア、テンキー インタラブド、
インフォメーション、言語切り換え等を行い、各種機能
を基本画面のソフトボタンをタッチ操作することにより
選択できるようにしている。また機能選択領域であるバ
スウェイに対応したパスウェイタブをタッチすることに
よりバスウェイをオープンしてマーカー編集、ビジネス
編集、クリエイティブ編集等各種編集機能を選択できる
ようにし、従来のコピー感覚で使える簡単な操作でフル
カラー、白黒兼用のコピーを行うことができる。さらに
、編集機能において指定した領域はピットマツプエリア
により表示され、指定した領域を確認できる。このよう
に、豊富な編集機能とカラークリエージ1ンにより文章
表現力を大幅にアップすることができる。
(へ)省電力化の達成 1.5kVAで4色フルカラー、高性能の複写機を実現
している。そのため、各動作モードにおける1、5kV
A実現のためのコントロール方式を決定し、また、目標
値を設定するための機能別電力配分を決定している。ま
た、エネルギー伝達経路の確定のためのエネルギー系統
表の作成、エネルギー系統による管理、検証を行うよう
にしている。
システムの この項では、本複写機の電気的制御システムとして、ハ
ードウェアアーキテクチャ−およびソフトウェアアーキ
テクチャ−について説明する。
第3図はハードウェアアーキテクチャ−を示す図、第4
図はソフトウェアアーキテクチャ−を示す図である。
本複写機のようにUIとしてカラーCRTを使用すると
、モノクロのCRTを使用する場合に比較してカラー表
示のためのデータが増え、また、表示画面の構成、画面
遷移を工夫してよりフレンドリ−なUIを構築しようと
するとデータ量が増える。
これに対して、大容量のメモリを搭載したCPUを使用
することはできるが、基板が大きくなるので複写機本体
に収納するのが困難である、仕様の変更に対して柔軟な
対応が困難である、コストが高(なる、等の問題がある
そこで、本複写機においては、CRTコントローラ等の
他の機種あるいは装置との共通化が可能な技術をリモー
トとしてCPUを分散させることでデータ量の増加に対
応するようにしたのである。
電気系のハードウェアは第3図に示されているように、
UI系、SYS系およびMCB系の3種の系に大別され
ている。UI系はUIリモート70を含み、SYS系に
おいては、F/Pの制御を行うF/Pリモート72、原
稿読み取りを行うIITリモート73、種々の画像処理
を行うIPSリモート74を分散している。IITリモ
ート73はイメージングユニットを制御するためのII
Tコントローラ73aと、読み取った画像信号をデジタ
ル化してIPSリモート74に送るVIDEO回路73
bを有し、IPSリモート74と共にVCPUT4aに
より制御される。前記及び後述する各リモートを統括し
て管理するものとしてS Y S (System)リ
モート71が設けられている。
SYSリモート71はUIの画面遷移をコントロールす
るためのプログラム等のために膨大なメモリ容量を必要
とするので、16ビツトマイクロコンビユータを搭載し
た808Bを使用している。なお、808Bの他に例え
ば88000等を使用することもできるものである。
また、MCB系においては、感材ベルトにレーザで潜像
を形成するために使用するビデオ信号をIPSリモート
74から受は取り、IOTに送出するためのラスター出
カスキャン(Raster 0utput 5can:
 RO8)インターフェースであるVCB(Vldeo
 Control Board )リモート76、転写
装置(タードル)のサーボのためのRCBリモート77
、更にはIOT、ADFl ソータ、アクセサリ−のた
めのI10ポートとしてのIOBリモート78、   
およびアクセサリ−リモート79を分散させ、それらを
統括して管理するためにMCB(Master Con
trol Board)リモート75が設けられている
なお、図中の各リモートはそれぞれ1枚の基板で構成さ
れている。また、図中の太い実線は187゜5kbps
のLNET高速通信網、太い破線ハ96oob p s
のマスター/スレーブ方式シリアル通信網をそれぞれ示
し、細い実線はコントロール信号の伝送路であるホット
ラインを示す。また、図中7G、8kbpsとあるのは
、エデイツトパッドに描かれた図形情報、メモリカード
から入力されたコピーモード情報、編集領域の図形情報
をUIリモート70からIPSリモート74に通知する
ための専用回線である。更に、図中CCC(Commu
nlcatl。
n Control Chip)とあるのは、高速通信
回線LNETのプロトコルをサポートするICである。
以上のようにハードウェアアーキテクチャ−は、UI系
、SYS系、MCB系の3つに大別されるが、これらの
処理の分担を第4図のソフトウェアアーキテクチャ−を
参照して説明すると次のようである。なお、図中の矢印
は第3図に示す187.5kbりsのLNET高速通信
網、1IBOOb I) 877)?スター/スレーブ
方式シリアル通信網を介して行われるデータの授受また
はホットラインを介して行われる制御信号の伝送関係を
示している。
UIリモート70は、L LU I  (Low Le
vel Ul)モジュール80と、エデイツトパッドお
よびメモリカードについての処理を行うモジュール(図
示せず)から構成されている。LLUIモジュール80
は通常CRTコントローラとして知られているものと同
様であって、カラーCRTに画面を表示するためのソフ
トウェアモジュールであり、その時々でどのような絵の
画面を表示するかは、5YSUIモジニール81または
MCBUIモジュール86により制御される。これによ
りUIリモートを他の機種または装置と共通化すること
ができることは明かである。なぜなら、どのような画面
構成とするか、画面遷移をどうするかは機種によって異
なるが、CRTコントローラはCRTと一体で使用され
るものであるからである。
SYSリモート71は、5YSUIモジユール81と、
SYSTEMモジュール82、およびSYS、DIAG
モジュール83の3つのモジュールで構成されている。
5YSUIモジユール81は画面遷移をコントロールす
るソフトウェアモジニールであり、SYSTEMモジュ
ール82は、どの画面でソフトパネルのどの座標が選択
されたか、つまりどのようなジョブが選択されたかを認
識するF / F (Feature Functio
n)選択のソフトウェア、コピー実行条件に矛盾が無い
かどうか等最終的にジョブをチエツクするジョブ確認の
ソフトウェア、および、他のモジュールとの間でF/F
選択、シロブリカバリ−マシンステート等の種々の情報
の授受を行うための通信を制御するソフトウェアを含む
モジュールである。
SYS、DIAGモジュール83は、自己診断を行うダ
イアグノスティックステートでコピー動作を行うカスタ
マーシミュレーシlンモードの場合に動作するモジュー
ルである。カスタマ−シミニレ−シロンモードは通常の
コピーと同じ動作をするので、SYS、DIAGモジュ
ール83は実質的にはSYSTEMモジュール82と同
じなのであるが、ダイアグノスティックという特別なス
テートで使用されるので、SYSTEMモジュール82
とは別に、しかし一部が重畳されて記載されているもの
である。
また、IITリモート73にはイメージングユニットに
使用されているステッピングモータの制御を行うIIT
モジュール84が、IPSリモート74にはIPSに関
する種々の処理を行うIPSモジュール85がそれぞれ
格納されており、これらのモジュールはSYSTEMモ
ジュール82によって制御される。
一方、MCBリモート75には、ダイアグノスティック
、オーデイトロン(Audltron)およびジャム等
のフォールトの場合に画面遷移をコントロールするソフ
トウェアであるMCBUIモジュール86、感材ベルト
の制御、現像機の制御、フユーザの制御等コピーを行う
際に必要な処理を行うIOTモジュール90、ADFを
制御するためのADFモジュール91、ソータを制御す
るための5ORTERモジユール92の各ソフトウェア
モジュールとそれらを管理するコピアエグゼクティブモ
ジュール87、および各種診断を行うダイアグエグゼク
ティブモジュール88、暗唱番号で電子カウンターにア
クセスして料金処理を行うオーデイトロンモジュール8
9を格納している。
また、RCBリモート77には転写装置の動作を制御す
るタードルサーボモジュール93が格納されており、当
該タードルサーボモジニール93はゼログラフィーサイ
クルの転写工程を司るために、IOTモジュール90の
管理の下に置かれている。なお、図中、コビアエグゼク
ティブモジェール87とダイアグエグゼクティブモジュ
ール88が重複しているのは、SYSTEMモジュール
82とSYS、DIAGモジュール83が重複している
理由と同様である。
第5図はシステムと他のリモートとの関係を示す図であ
る。
前述したように、リモート71には5YSUIモジユー
ル81とSYSTEMモジュール82が搭載され、5Y
SUI81とSYSTEMモジュール82間はモジュー
ル間インタフェースによりデータの授受が行われ、また
SYSTEMモジュール82とllT73、IPS74
との間はシリアル通信インターフェースで接続され、M
CB75、RO876、RAIB79との間はLNET
高速通信網で接続されている。
次にシステムのモジュール構成について説明する。
第6図はシステムのモジュール構成を示す図である。
本複写機においては、llT1 IPSl IOT等の
各モジュールは部品のように考え、これらをコントロー
ルするシステムの各モジュールは頭脳を持つように考え
ている。そして、分散CPU方式を採用し、システム側
ではパーオリジナル処理およびジ1ブプログラミング処
理を担当し、これに対応してイニシャライズステート、
スタンバイステート、セットアツプステート、サイクル
ステートを管理するコントロール権、およびこれらのス
テートでUlを使用するUIマスター権を有しているの
で、それに対応するモジュールでシステムを構成してい
る。
システムメイン100は、5YSUIやMCB等からの
受信データを内部バッファに取り込み、また内部バッフ
ァに格納したデータをクリアし、システムメイン100
の下位の各モジュールをコールして処理を渡し、システ
ムステートの更新処理を行っている。
M/Cイニシャライズコントロールモジニール101は
、パワーオンしてからシステムがスタンバイ状態になる
までのイニシャライズシーケンスをコントロールしてお
り、MCBによるパワーオン後の各種テストを行うパワ
ーオン処理が終了すると起動される。
M/Cセットアツプコントロールモジュール1O3はス
タートキーが押されてから、コビーレイアーの処理を行
うMCBを起動するまでのセットアツプシーケンスをコ
ントロールし、具体的には5YSU Iから指示された
FEATURE (使用者の要求を達成するためのM/
Cに対する指示項目)に基づいてジ1ブモードを作成し
、作成したジロブモードに従ってセットアツプシーケン
スを決定する。
M/Cスタンバイコントロールモジュール2はM/Cス
タンバイ中のシーケンスをコントロールし、具体的には
スタートキーの受付、色登録のコントロール、ダイアグ
モードのエントリー等を行っている。
M/Cコピーサイクルコントロールモジュール104は
MCBが起動されてから停止するまでのコピーシーケン
スをコントロールし、具体的には用紙フィードカウント
の通知、JOBの終了を判断してIITの立ち上げ要求
、MCBの停止を判断してIPSの立ち下げ要求を行う
また、M/C停止中、あるいは動作中に発生するスルー
コマンドを相手先リモートに通知する機能を果たしてい
る。
フォールトコントロールモジュール108はIIT,I
PSからの立ち下げ要因を監視し、要因発生時にMCB
に対して立ち下げ要求し、具体的にはIITl IPS
からのフェイルコマンドによる立ち下げを行い、またM
CBからの立ち下げ要求が発生後、M/C停止時のりカ
バリ−を判断して決定し、例えばMCBからのジャムコ
マンドによりリカバリーを行っている。
コミニュケーシ1ンコントロールモジュール107はI
ITからのIITレディ信号の設定、イメージエリアに
おける通信のイネーブル/ディスエイプルを設定してい
る。
DIAGコントロールモジュール108は、DIAGモ
ードにおいて、入力チエツクモード、出力チエツクモー
ド中のコントロールを行っている。
I−4  イメージ  ターミナル 第7図はイメージングユニット37の断面図を示し、原
稿220は読み取られるべき画像面がプラテンガラス3
1上に下向きにセットされ、イメージングユニット37
がその下面を図示矢印方向へ移動し、昼光色蛍光灯22
2および反射鏡223により原稿面を露光する。そして
、原稿220からの反射光をセルフォックレンズ224
、シアンフィルタ225を通過させることにより、CC
Dラインセンサ228の受光面に正立等倍像を結像させ
る。セルフォックレンズ224は4列のファイバーレン
ズからなる複眼レンズであり、明るく解像度が高いため
に、光源の電力を低く抑えることができ、またコンパク
トになるという利点を育する。また、イメージングユニ
ット37には、CCDセンサドライブ回路、CCDセン
サ出力8771回路等を含む回路基板227が搭載され
る。
なお、228はランプヒータ、229は制御信号用フレ
キシブルケーブル、230は照明電源用フレキシブルケ
ーブル センサ228が固定されたハウジング37aには、その
下部に回路基板227が取付けられると共に、回路基板
227とハウジング37a間に突出部250bを有する
放熱板250が取付けられ、さらに放熱板250を覆う
ように電磁シールド用のパンチングメタル251が取付
けられている。回路基板227には、ドライブ用ICチ
ップ252が配設され、CCDラインセンサ228は、
接続用ピン228aにより回路基板227に電気的に接
続されている。
第7図(b)は前記昼光色蛍光灯222の詳細図を示し
、ガラス管222aの内面には、反射膜222bがアパ
ーチャ角α(50度程度)の面を除いて形成され、さら
にその内面に蛍光膜222cが形成された反射形蛍光ラ
ンプを示している。これにより、蛍光灯222の光量有
効率良く原稿面に照射させることで、消費電力の低減を
図っている。
なお、内面全面に蛍光膜222cを形成し、アパーチャ
角の面を除いた面に反射膜222bを形成する理由は、
アパーチャ角の面を除いて蛍光膜をつけたタイプ(アパ
ーチャ形)に比べ光量は減少するものの水銀蒸気が発す
る輝線を蛍光膜が吸収することで照明光の分光スペクト
ルの分布における輝線の強さと蛍光体発光分との比を小
さくするためである。また、蛍光灯222の外周面には
ランプヒータ228、ヒートシンク(放熱部材)222
dが設けられ、サーミスタ222eの温度検知により、
ランプヒータ228およびクーりングファンの制御を行
っている。
次にCCDラインセンサ228を用いてカラー原稿をR
lG、  Hに色分解した反射率信号として読み取り、
これをデジタル値の濃度信号に変換するためのビデオ信
号処理回路を第8図により説明する。
第8図において、読取データ調整・変換回路232は、
アナログのビデオ信号をサンプルホールドし、ゲイン調
整、オフセット調整してデジタル信号に変換するもので
あり、サンプルホールド回路232 al  ゲイン調
整回路A G C(AUTOMATICGAIN C0
NTR0L) 232 b、  オフセット調整回路A
OC(AUTOMAYIC0FSET C0NTR0L
 ) 232 c1A/D変換回路232dからなる。
CCDラインセンサの白色信号(白色基準板の読み取り
信号)と黒色信号(暗時の出力信号)は、通常各チップ
により、また、チップ内の各画素によりバラツキがある
。ゲイン調整回路AGC232bでは、各チャンネルの
白色信号の最大値(ピーク値)を基準値、例えば256
階調でr200Jに揃え、オフセット調整回路AOC2
32cでは、黒色信号の最小値を基準値、例えば256
階調で「10」に揃えるようにしている。
I  TG  (I  I  T   Timing 
 Generator)  238は、千鳥補正を行う
遅延量設定回路233及び分離合成回路234の制御を
行うものであり、vCP074aにより設定されたレジ
スタの内容に応じて千鳥補正の遅延量を制御して5ラヤ
ンネルのCCDラインセンサ228の出力のタイミング
を調整し、B、  GlRの色分解信号に分配するため
の制御を行う。
遅延量設定回路233は、CCDラインセンサ228の
副走査方向の取り付けずれ量を補正する、所謂千鳥補正
回路である。FIFO構成のラインメモリからなり、原
稿を先行して走査する第1列のCCDラインセンサから
の信号を記憶し、それに続く第2列のCCDラインセン
サからの信号出力に同期して出力するものであり、IT
G238における縮拡倍率に応じた遅延量の設定にした
がって遅延ライン数を制御する・ものである。
分離合成回路234は、各チャンネルのBGRBGR・
・・・・・と連なる8ビツトデータ列をR,GlBに分
離してラインメモリに格納した後、各チャンネルの信号
をR,G、  B別にシリアルに合成して出力するもの
である。
変換テーブル236は、反射信号から濃度信号に変換す
るための対数変換テーブルLUTとスルーの変換テーブ
ルLUTの2枚のテーブルを有し、例えばROMに格納
したものである。そして、原覆を読み取った反射率のR
,G、  B信号を記録材料の量(例えばトナー量)に
対応する濃度のR1G1 B信号に変換する。
シェーディング補正部235.237は、シェーディン
グ補正回路235 a、  237 aとSRAM23
5b1237bからなり、画素ずれ補正や、シェーディ
ング補正、画像データ入力調整等を行うものである。画
素ずれ補正は、画素データ間の加重平均を行う処理であ
り、前述したように信号処理回路においては、R1G1
 Bのデータをパラレルに取り込んでいるが、R,Gl
Bのフィルタ位置がずれているため、重みづけ平均化処
理を行っている。シェーディング補正は、画素ずれ補正
後の画像人力データから基準データとしてSRAMに書
き込まれた画像データを減算して出力する処理であり、
光源の配光特性や光源の経年変化によるバラツキ、反射
鏡等の汚れ等に起因する光学系のバラツキ、CCDライ
ンセンサの各ピット間の感度のバラツキを補正する。シ
ェーディング補正回路235aは、変換テーブル236
の前段に接続されてダークレベル(蛍光灯を消灯したと
きの暗時出力)に対する補正を行い、シェーディング補
正回路237aは、変換テーブル236の後段に接続さ
れて白色基準板の読み取り出力に対する補正を行ってい
る。
I−5イメージ  システム   S 第9図はIPSのモジュール構成の概要を示す図である
IPSは、IITからB1 G1 Rのカラー分解信号
について、それぞれ8ビツトデータ(286階調)を入
力し、YlM、  C,Kのトナー信号に変換した後、
プロセスカラーのトナー信号Xをセレクトし、これを2
値化してプロセスカラーのトナー信号のオン/、オフデ
ータにしてIOTに出力するものである。そして、この
間に色の再現性、階調の再現性、精細度の再現性等を高
めるために種々のデータ処理を行う。
END変換(Equlvalent Neutral 
 Denslty;等価中性濃度変換)モジュール30
1は、IITで得られたカラー原稿の光学読み取り信号
をグレーバランスしたカラー信号に調整(変換)するた
めのモジュールであり、グレイ原稿を読み取った場合に
そのレベル(黒→白)に対応して常に等しい階調でB、
  GlRのカラー分解信号に変換して出力する変換テ
ーブルが16面用意されている。
カラーマスキングモジュール302は、BlGlRの色
分解信号をY、 M、  Cのトナー信号に変換するの
ものであり、マトリクス演算を行い、或いはテーブルを
用いて求める。
原稿サイズ検出モジュール303は、プリスキャン時の
原稿サイズ検出と原稿読み取りスキャン時のプラテンカ
ラーの消去(枠消し)処理とを行うものである。原稿が
傾いている場合や矩形でない場合には、上下左右の最大
値と最小値(xl、x2、Yl、Y2)が検出、記憶さ
れる。
カラー変換モジュール305は、特定の領域において指
定された色による変換処理を行うものであり、領域画像
制御モジニールから入力されるエリア信号にしたがって
カラー変換エリアでない場合には原稿のYl Ml C
をそのまま送出し、カラー変換エリアに入ると、指定さ
れた色を検出して変換色のYlM、  Cを送出する。
UCR(Under  Co1or  Re5oval
;下色除去)&熱生成モジュール305は、色の濁りが
生じないように適量のKを生成し、その量に応じてYl
Ml Cを等量減する(下色除去)処理を行うものであ
り、墨の混入および低明度高彩度色の彩度低下を防ぐよ
うにしている。
空間フィルターモジュール306は、デジタルフィルタ
、モジニレ−シーンテーブルによす網点除去情報及びエ
ツジ強調情報を生成し、写真や網点印刷の原稿の場合に
は平滑化し、文字や線画の原稿の場合にはエツジ強調を
行うものである。
IOTは、IPSからのオン/オフ信号にしたがってY
、  M、  C,Kの各プロセスカラーにより4回の
コピーサイクル(4フルカラーコピーの場合)を実行し
、フルカラー原稿の再生を可能にしているが、実際には
、信号処理により理論的に求めたカラーを忠実に再生す
るには、IOTの特性を考慮した微妙な調整が必要であ
る。
T RC(Tone Reproductlon Co
ntrol;色調補正制御)モジュール307は、再現
性の向上を図るためのものであり、エリア信号に従った
濃度調整、コントラスト調整、ネガポジ反転、カラーバ
ランス調整、文字モード、すかし合成等の編集機能を持
っている。
縮拡処理モジュール308は、ラインバッファを用いて
データを読み/書きする際に間引き補完、付加補完する
ことによって主走査方向の縮拡処理を行うものである。
また、ラインバッファに書き込んだデータを途中から読
み出したり、タイミングを遅らせて読み出したりするこ
とによって主走査方向のシフトイメージ処理することが
でき、繰り返し読み出すことによって繰り返し処理する
ことができ、反対の方から読み出すことによって鏡像処
理することもできる。副走査方向にはIITのスキャン
のスピードを2倍速から1/4倍速まで変化させ50%
から400%までの縮拡を行う。
スクリーンジェネレータ309は、プロセスカラーの階
調トナー信号をオン/オフの2値化トナ一信号に変換し
出力するものであり、閾値マトリクスと階調表現された
データ値との比較による2値化処理とエラー拡散処理を
行っている。IOTでは、この2値化トナ一信号を入力
し、18ドツ)/mmに対応するようにほぼ縦80μm
φ、幅60μmφの楕円形状のレーザビームをオン/オ
フして中間調の画像を再現する。また、スクリーンジェ
ネレータで生成されたオン/オフの2値化信号と入力の
階調信号との量子化誤差を検出し、フィードバックする
ことによってエラー拡散処理を行い、マクロ的にみたと
きの階調の再現性を良くしている。
領域画像制御モジュール311は、7つの矩形領域およ
びその優先順位が設定可能なものであり、それぞれの領
域に対応して領域の制御情報が設定される。制御情報と
しては、カラー変換やモノカラーかフルカラーか等のカ
ラーモード、写真や文字等のモジュレーシーンセレクト
情19、TRCのセレクト情報、スクリーンジェネレー
タのセレクト情報等があり、カラーマスキングモジニー
ル302、カラー変換モジュール304.UCRモジュ
ール305、空間フィルター308、TRCモジュール
307の制御に用いられる。
編集制御モジニールは、矩形でなく例えば円グラフ等の
原稿を読み取り、形状の限定されない指定領域を指定の
色で塗りつぶすようなぬりえ処理を可能にするものであ
り、コマンド0〜コマンド15をフィルパターン、フィ
ルロジック、ロゴ等の処理を行うコマンドとして設定し
処理している。
本発明のIPSでは、以上のようにIITの原稿読み取
り信号について、まずEND変換した後カラーマスキン
グし、フルカラーデータでの処理の方が効率的な原稿サ
イズや枠消し、カラー変換の処理を行ってから下色除去
および墨の生成をして、プロセスカラーに絞っている。
しかし、空間フィルターやカラー変調、TRC,縮拡等
の処理は、プロセスカラーのデータを処理することによ
って、フルカラーのデータで処理する場合より処理量を
少なりシ、使用する変換テーブルの数を173にすると
共に、その分、種類を多くして調整の柔軟性、色の再現
性、階調の再現性、精細度の再現性を高めている。
−8イメージ  ′ターミナル 第10図はイメージ出力ターミナルの概略構成を示す図
である。
本装置は感光体として有機感材ベル)(Phot。
Recepterベルト)を使用し、4色フルカラー用
にに、  MlC,Yからなる現像機404、用紙を転
写部に搬送する転写装置(Toy  Roll Tra
nsfer Loop)40 B、転写装置404から
定着装置408へ用紙を搬送する真空搬送装置(V a
cuumTransfer)407、用紙トレイ410
1412、用紙搬送路411が備えられ、感材ベルト、
現像機、転写装置の3つのユニットはフロント側へ弓き
出せる構成となっている。
レーザー光源40からのレーザ光を変調して得られた情
報光はミラー40dを介して感材41上に照射されて露
光が行ねれ、潜像が形成される。
感材上に形成されたイメージは、現像機404で現像さ
れてトナー像が形成される。現像機404はに、  M
lC,Yからなり、図示するような位置関係で配置され
る。これは、例えば暗減衰と各トナーの特性との関係、
ブラックトナーへの他のトナーの混色による影響の違い
といったようなことを考慮して配置している。但し、フ
ルカラーコピーの場合の駆動順序は、Y→C→M4にで
ある。
一方、2段のエレベータトレイからなる410、他の2
段のトレイ412から供給される用紙は、搬送路411
を通して転写装置408に供給される。転写装置406
は転写部に配置され、タイミングチェーンまたはベルト
で結合された2つのロールと、後述するようなグリッパ
−バーからなり、グリッパ−バーで用紙をくわえ込んで
用紙搬送し、感材上のトナー像を用紙に転写させる。4
色フルカラーの場合、用紙は転写装置部で4回転し、Y
lC,M、  Kの像がこの順序で転写される。転写後
の用紙はグリッパ−バーから解放されて転写装置から真
空搬送装置407に渡され、定着装置408で定着され
て排出される。
真空搬送装置407は、転写部fi!406と定着Hi
t40Bとの速度差を吸収して同期をとっている。本装
置においては、転写速度(プロセススピード)は190
mm/seaで設定されており、フルカラーコピー等の
場合には定着速度は90−m/secであるので、転写
速度と定着速度とは異なる。
定着度を確保するために、プロセススピードを落として
おり、一方1.5kVA達成のため、パワーをフユーザ
にさくことができない。
そこで、B5、A4等の小さい用紙の場合、転写された
用紙が転写装置t406から解放されて真空搬送装置4
07に載った瞬間に真空搬送装置の速度を19−Omm
 / seaから90 mm / seaに落として定
着速度と同じにしている。しかし、本装置では転写装置
と定着装置間をなるべく短くして装置をコンパクト化す
るようにしているので、A3用紙の場合は転写ポイント
と定着装置間に納まらず、真空搬送装置の速度を落とし
てしまうと、A3の後端は転写中であるので用紙にブレ
ーキがかかり色ズレを生じてしまうことになる。そこで
、定着装置と真空搬送装置との間にバッフル板409を
設け、A3用紙の場合にはバッフル板を下側に倒して用
紙にループを描かせて搬送路を長(シ、真空搬送装置は
転写速度と同一速度として転写が終わってから用紙先端
が定着装置に到達するようにして速度差を吸収するよう
にしている。また、OHPの場合も熱伝導が悪いのでへ
3用紙の場合と同様にしている。
なお、本装置ではフルカラーだけでなく黒でも生産性を
落とさずにコピーできるようにしており、黒の場合には
トナー層が少なく熱量が小さくても定着可能であるので
、定着速度は190■−/secのまま行い、真空搬送
装置でのスピードダウンは行わない。これは黒以外にも
シングルカラーのようにトナー層が1層の場合は定着速
度は落とさずにすむので同様にしている。そして、転写
が終了するとクリーナ406で感材上に残っているトナ
ーが掻き落とされる。
−7ユーザインターフ −ス U/Iは、操作性の向上を図るため、第2図に示すよう
に12インチのカラーデイスプレィ51のモニターとそ
の横にハードコントロールパネル52を備えている。そ
して1.カラー表示の工夫によりユーザへ見やすく判り
やすいメニューを提供すると共に、カラーデイスプレィ
51に赤外線タッチボード53を組み合わせて画面のソ
フトボタンで直接アクセスできるようにしている。また
、ハードコントロールパネル52のハードボタンとカラ
ーデイスプレィ51の画面に表示したソフトボタンに操
作内容有効率的に配分することにより操作の簡素化、メ
ニュー画面の効率的な構成を可能にしている。
第11図はU/Iのハードウェア構成を示す図である。
U/Iの基板は、第11図に示すようにUICB521
とEPIB522の2枚からなっている。
そして、UICB521には、UIのハードをコントロ
ールしエデイツトパッド513とメモリカード514を
ドライブするために、また、タッチスクリーン503の
入力を処理してCRTに書くために2つのCPU (例
えばインテル社の8085相当と6845相当)を使用
し、さらに、EPIB522には、ピットマツプエリア
に描画する機能が8ビツトでは不充分であるので16ビ
ツトのCPU(例えばインテル社の80C198KA)
を使用し、ピットマツプエリアの描画データをDMAで
UICB521に転送するように構成することによって
機能分散を図っている。
本発明のU/Iでは、デイスプレィにコンパクトなサイ
ズのものを採用して、その中で表示画面、その制御に工
夫をしている。例えば画面に表示する情報を大きく分類
して複数の画面に分割し、さらに1画面単位では、詳細
な情報をポツプアップ展開にして一次画面から省くこと
によって必要最小限の情報で簡潔に画面を構成するよう
に工夫している。そして、複数の情報が盛り込まれた画
面では、カラー表示の特徴、強調表示の特徴を出すこと
によって画面画面での必要な情報の認識、識別が容易に
できるように工夫している。
第12図はデイスプレィ画面の構成例を示す図であり、
同図(a)はベーシックコピー画面の構成を示す図、同
図(b)はベーシックコピー画面にポツプアップ画面を
展開した例を示す図である。
本発明のU/Iでは、初期画面として、第12図に示す
ようなコピーモードを設定するベーシックコピー画面が
表示される。コピーモードを設定する画面は、ソフトコ
ントロールパネルを構成し、メツセージエリアAとパス
ウェイBに2分したものである。
メツセージエリアAは、スクリーンの上部3行を用い、
第1ラインはステートメツセージ用、第2ラインから第
3ラインは機能選択に矛盾がある場合のその案内メツセ
ージ用、装置の異常状態に関するメツセージ用、警告情
報メツセージ用として所定のメツセージが表示される。
また、メツセージエリアAの右端は、枚数表示エリアと
し、テンキーにより入力されたコピーの設定枚数や複写
中枚数が表示される。
パスウェイBは、各種機能の選択を行う領域であって、
ベーシックフビー アットフィーチャー、マーカー編集
、ビジネス編集、フリーハンド編集、クリエイティブ編
集、ツールの各パスウェイを持ち、各パスウェイに対応
してパスウェイタブCが表示される。また、各パスウェ
イには、操作性を向上させるためにポツプアップを持つ
。パスウェイBには、選択肢であってタッチすると機能
の選択を行うソフトボタンD1  選択された機能に応
じて変化しその機能を表示するアイコン(絵)E1縮拡
率を表示するインジケーターF等が表示され、ソフトボ
タンDでポツプアップされるものにΔのポツプアップマ
ークGが付けられている。そして、パスウェイタブCを
タッチすることによってそのパスウェイがオープンでき
、ソフトボタンDをタッチすることによってその機能が
選択できる。ソフトボタンDのタッチによる機能の選択
は、操作性を考慮して左上から右下の方向へ向けて順に
操作するような設計となっている。
上記のように他機種との共通性、ハードコンソールパネ
ルとの共通性を最大限時たせるようにベーシックコピー
画面とその他を分け、また編集画面は、オペレータの熟
練度に合わせた画面、機能を提供するように複数の層構
造としている。さらに、このような画面構成とポツプア
ップ機能とを組み合わせることにより、1画面の中でも
機能の高度なものや複雑なもの等をポツプアップで表示
する等、多彩に利用しやすい画面を提供している。
縮小拡大機能において、変倍のソフトボタンをタッチし
てポツプアップをオープンした画面の様子を示したのが
第12図(b)である。
なお、画面の表示は、ピットマツプエリアを除いて幅3
mm(8ビクセル)、高さ8mm (18ピクセル)の
タイル表示を採用しており、横が80タイル、縦が25
タイルである。ピットマツプエリアは縦151ピクセル
、横216ピクセルで表示される。
ハードコントロールパネルは、第20図に示すようにカ
ラーデイスプレィの右側に画面よりもさらに中央を向く
ような角度で取り付けられ、テンキー、テンキークリア
、オールクリア、ストップ、割り込み、スタート、イン
フォメーシーン、オーデイトロン、言語の各ボタンが取
り付けられる。
また上記の各ボタンの他、ボタンの操作状態を表示する
ために適宜LED (発光ダイオード)ランプが取り付
けられる。
フ ルム 第2図に示されているように、フィルム画像読取り装置
は、フィルムプロジェクタ(F/P)64およびミラー
ユニット(M/U)85から構成されている。
第13図はF/Pの斜視図、第14図・はM/Uの斜視
図、第15図はF/Pの概略構成およびF/P、M/U
とIITとの関係を示す図である。
F/P84は、第13図に示すようにハウジング601
を備えており、このハウジング601に動作確認ランプ
602、マニュアルランプスイッチ603、オートフォ
ーカス/マニュアルフォーカス切り換えスイッチ(AF
/MF切り換えスイッチ)804、およびマニュアルフ
ォーカス操作スイッチ(M/F操作スイッチ)805a
、e05bが設けられている。また、ハウジング601
は開閉自在な開閉部606を備えている。この開閉部6
06の上面と側面とには、原稿フィルム633を保持し
たフィルム保持ケース607をその原稿フィルム633
に記録されている被写体の写し方に応じて縦または横方
向からハウジング601内に挿入することができる大き
さの孔608゜809がそれぞれ穿設されている。これ
ら孔608.809の反対側にもフィルム保持ケース6
07が突出することができる孔(図示されない)が穿設
されている。開閉部606は蝶番によって71ウジング
θ01に回動可能に取り付けられるか、あるいはハウジ
ング601に着脱自在に取り付けるようになっている。
開閉部806を開閉自在にすることにより、孔808.
809からハウジング601内に小さな異物が侵入した
ときに容易にこの異物を取り除くことができるようにし
ている。
このフィルム保持ケース607は35mmネガフィルム
用のケースとポジフィルム用のケースとが準備されてい
る。したがって、F/P84はこれらのフィルムに対応
することができるようにしている。また、 F/PE3
4は8cmX6cmや41nchX51nchのネガフ
ィルムにも対応することができるようにしている。その
場合、このネガフィルムをM/Uθ5とプラテンガラス
31との間でプラテンガラス31上に密着するようにし
ている。
ハウジング601の図において右側面には映写レンズ6
10を保持する映写レンズ保持部材611が摺動自在に
支持されている。
また、ハウジング801内にはりフレフタ612および
ハロゲンランプ等からなる光源ランプ613が映写レン
ズ610と同軸上に配設されている。ランプ613の近
傍には、このランプ613を冷却するための冷却用ファ
ン614が設けられている。更に、ランプ613の右方
には、このランプ613からの光を収束するための非球
面レンズ615、所定の波長の光線をカットするための
熱線吸収フィルタ616および凸レンズ617がそれぞ
れ映写レンズ610と同軸上に配設されている。
凸レンズ617の右方には、例えば35閣■ネガフイル
ム用およびポジフィルム用のフィルム濃度を調整するた
めの補正フィルタ635(図では一方のフィルム用の補
正フィルタが示されている)を支持する補正フィルタ保
持部材618と、この補正フィルタ保持部材618の駆
動用モータ619と、補正フィルタ保持部材618の回
転位置を検出する第1および第2位置検出センサ620
゜621と駆動用モータ618を制御するコントロール
装置(F/P64内に設けられるが図示されていない)
とをそれぞれ備えた補正フィルタ自動交換装置が設けら
れている。そして、補正フィルタ保持部材618に支持
された補正フィルタ635のうち、原稿フィルム633
に対応した補正フィルタ635を自動的に選択して映写
レンズ610等の各レンズと同軸上の使用位置に整合す
るようにしている。この補正フィルタ自動交換装置の補
正フィルタ635は、例えばプラテンガラス31とイメ
ージングユニット37との間等、投影光の光軸上であれ
ばどの場所にも配設することができる。
更に、映写レンズ保持部材611に連動するオートフォ
ーカスセンサ用発光器623および受光器624と、映
写レンズ810の映写レンズ保持1[tE311をハウ
ジング801に対して摺動させる摺動用モータ625と
を備えたオートフォーカス装置が設けられている。フィ
ルム保持ケース607が孔608または孔609から/
Xウジング601内に挿入されたとき、このフィルム保
持ケース607に支持された原稿フィルム633は補正
フィルタ保持部材618と発光器623および受光器6
24との間に位置するようにされている。
原稿フィルム635のセット位置の近傍には、この原稿
フィルム633を冷却するためのフィルム冷却用ファン
628が設けられている。
このF/P84の電源はベースマシン3oの電源とは別
に設けられるが、このベースマシン3゜内に収納されて
いる。
M/U65は、第14図に示すように底板627とこの
底板627に一端が回動可能に取り付けられたカバー6
28とを備えている。底板627とカバー628との間
には、一対の支持片629゜629が枢着されており、
これら支持片629゜629は、カバー628を最大に
開いたときこのカバー628と底板627とのなす角度
が45度となるようにカバー628を支持するようにな
っている。
カバー628の裏面にはミラー630が設けられている
。また底板827には大きな開口が形成されていて、こ
の開口を塞ぐようにしてフレネルレンズ631と拡散板
632とが設けられている。
これらフレネルレンズ631と拡散板632とは、第1
5図に示すように一枚のアクリル板からなっており、こ
のアクリル板の表面にフレネルレンズ631が形成され
ているとともに、裏面に拡散板632が形成されている
。フレネルレンズ631はミラー630によって反射さ
れ、拡散しようとする映写光を平行な光に変えることに
より、画像の周辺部が暗くなるのを防止する機能を有し
ている。また拡散板632は、フレネルレンズ631か
らの平行光によって形成される、イメージングユニット
37内のセルフォックレンズ224の影をラインセンサ
228が検知し得ないようにするために平行光を微小量
拡散する機能を存している。
このM/U85はF/P 84によるカラーコピーを行
わないときには、折畳まれて所定の保管場所に保管され
る。そして、M/U85は使用する時に開かれてベース
マシン30のプラテンガラス31上の所定の場所に載置
される。
フィルム画像読取り装置は、主な機能として補正フィル
タ自動交換機能、原稿フィルム挿入方向検知機能、オー
トフォーカス機能(AF機能)、マニュアルフォーカス
機能(MF機能)、光源ランプのマニニアル点灯機能、
倍率自動変更およびスキャンエリア自動変更機能、自動
シェーディング補正機能、自動画質調整機能を有してい
る。
システム    の 以上説明したところから明らかなように、本複写機は高
度な制御技術を採用して構成されているものであるから
、トラブルが発生した場合、その原因を追求し、解決策
を見いだすには、非常な時間を要することになる。特に
、IC,LSI等の回路部品の故障に際しては、故障し
た部品を特定することが非常な困難を伴うものとなる。
勿論、交換は部品毎に行われるのではなく、通常基板毎
に行われるものであるから、サービス時においては故障
を生じている基板を特定すれば足り、必ずしも故障して
いる部品を特定する必要はないが、複写機全体の信頼性
という観点からいえば部品の故障率は重要なファクター
となるから、主要な部品に対しては、当該部品が正常に
機能しているか否かの判断を行えるダイアグを具備する
ことは非常に重要である。しかし当該ダイアグは、容易
に行えるものであって、しかもコストの上昇を最小限に
とどめるものでなければならないのは当然である。
また、このようなことはコピー条件を決定するパラメー
タの設定についても同様である。つまり、コピーを行う
には動作のタイミングを設定するためのパラメータ、画
質、色調を設定するためのパラメータ等積々のパラメー
タが必要であり、これらのパラメータは工場出荷の際に
標準値に設定されているが、ユーザは必ずしも標準値で
満足するとは限らないし、また、−旦ユーザの希望する
条件通りに設定したとしても経時変化等により画質、色
調等のコピー条件の変化は避けられないものである。従
って、サービスマンは再度パラメータの設定を行う必要
があるが、制御が高度であるが故に、時間を要すること
になる。
しかし、一つのマシンに長い時間をかけることはサービ
スコストの点から好ましくない。トラブル解決、あるい
は調整に長時間を有することは、そのままマシンのダウ
ンタイムが長くなることを意味し、ユーザはその間使用
することができないからである。また、複写機の台数が
多いので、人のサービスマンは何台もの複写機を担当し
なければならないが、−台に長時間かかっていては同時
にトラブルが生じたときには対応しきれない状態になる
従って、故障箇所の特定、あるいは調整のサービスを短
時間で行えれば、ダウンタイムも短くなり、−人のサー
ビスマンの担当できる台数も増え、ひいてはサービスコ
ストの低減、信頼性の向上につながることになる。
そこで、サービスマンが30分程度の短時間の内に、し
かも容易にトラブル原因、およびその解決策を見いだせ
、且つ、各種調整を容易に行えるようにすることが重要
であり、本発明の記録装置の自己診断システムはそのた
めの手段を提供するものである。
以下に、本発明に係る記録装置の自己診断システムにつ
いて詳述する。
チエツク 第1図、第8図に示すように、各チャンネルのCCDラ
インセンサから出力されたアナログの点順次カラービデ
オ信号はアナログ基板2に導入されてデジタル化される
が、デジタル化される前にAGC232bにおいてゲイ
ン調整が行われ、AOC232cにおいてオフセット調
整が行われる。
これらは白レベルおよび黒レベルがチャンネル間で一定
になるように行われるものであって、AGC232bで
はCCDラインセンサで読み取った白色濃度、即ち白レ
ベルが全てのチャンネルで所定の目標値となるように増
幅器のゲインの制御が行われ、AOC232cではCC
Dラインセンサで読み取った暗濃度、即ち黒レベルが全
てのチャンネルで所定の目標値となるように増幅器のオ
フセットが制御される。従って、コピーを行って得られ
た画像にチャンネル間の濃度差が生じていた場合にはA
GC232bあるいはAOC232cに異常が発生して
いることが考えられる。そこで行われるのが当該D/A
変換器チエツクであるが、まず、AGC232b、AO
C232cの構成および動作について説明する。
第16図(a)はAGC232bおよびAOC232c
の回路構成を示す図であり、AGC232bは電圧制御
型可変抵抗素子700を有し、そのゲートにはD/A*
702から制御電圧VGSが供給され、電圧制御型可変
抵抗素子700のドレイン−ソース間の抵抗値が可変さ
れる。いま、ドレイン−ソース間の抵抗値をR2とする
と、ゲインは、 VOUT /VIN=R2/ (R1+R2)で与えら
れる。従って、VCPU4からD/Aa702に与える
データのピット数を8ビツトとすると、ゲインは258
段階に調節することが可能である。また、AOC232
Cは演算増幅器701を備え、その非反転端子側には抵
抗R1を介してビデオ信号V CCDが、抵抗R2を介
してD / A u703からのオフセット制御電圧V
 0FFSETがそれぞれ供給され、反転端子側には図
示の如く抵抗Rs1 R2の接続点の電圧が供給されて
いる。従って、AOCの出力は、 VOUT = (R2/R1) VCCD +VOFF
SETとなり、VCPU4からD/Aa703に与エル
データのピット数を8ビツトとすると、ビデオ信号が固
定倍率で増幅されると共に、オフセット電圧を258段
階に調節することができる。このAOC232cの出力
は、最終的に、読み取る原稿濃度に対して出力濃度が規
定値になるように調整している。
第16図(a)の構成において、VCPU4は通常次の
ような動作を行う。不揮発性メモリ(以下、NVMと称
す)705には予め各チャンネル毎のゲイン値およびオ
フセット値が格納されており、また、白シェーディング
補正回路237(第8図)の緑色補正のためのラインメ
モリ237 baには、コピーの実行に先立ってIUI
のホームポジシ日ンの位置に配置されている白色基準板
(図示せず)を読み取って得られた白リファレンスデー
タが各画素毎に書き込まれている。VCPU4は、コピ
ースタートが指示されると、まず、NVM705に格納
されている各チャンネルのゲイン値およびオフセット値
を読み出し、それぞれ所定の演算を施してその結果を初
期ゲイン値、初期オフセット値として、各チャンネルの
D/A^702およびD/ A @703 ニ供給スル
。次に、vCPU4は、ゲインに関して、ラインメモリ
237 boの特定の画素の白リファレンスデータの最
大値を求め、該最大値が予め定められている目標値内か
を判定し、目標値内であればそのゲインをNVM705
に格納し、目標値外であれば前記最大値から所定の演算
式によりゲインを再設定した後、再度白リファレンスデ
ータの最大値を求め上記の処理を繰り返す。オフセット
に関しては、VCPU4は、ラインメモリ237 ba
の特定の画素の白リファレンスデータの最小値を求め、
該最小値が予め定められている目標値内かを判定し、目
標値内であればそのオフセットをNVM705に格納し
、目標値外であれば前記最小値から所定の演算式により
オフセットを再設定した後、再度白リファレンスデータ
の最小値を求め上記の処理を繰り返す。
以上のようにしてAGC,AOCが行われるのであるが
、アナログ基板2とVCPU4とのインターフェースは
、例えば、第16図(b)に示すように、各チャンネル
のD/A変換器702,703には、VCPU4から、
チャンネルの選択を指示するためのかf訂〜もで[信号
、D/A11702を選択するかD/A1703を選択
するかを指示するD/A SEL信号、データバスを介
して通知される8ビツトの設定値、およびD/A変換器
702.703に対する書き込みを指示するWR倍信号
481類のデータが通知されるようになされている。そ
して、いま、D/A SEL信号がハイ(H)レベルの
ときD/A自702が選択され、ロー(L)レベルのと
きD/As703が選択されるものとし、D/A変換器
の書き込みモードがC3CH信号およびi信号が共にL
レベルのときに有効となるものとすると、D/A変換器
への書き込みは第1θ図(C)に示すような手順で行わ
れる。チャンネル1に対してゲイン値およびオフセット
値を設定する場合には、VCPU4は、まず、蔀扮汀信
号およびD/ムSEL信号をLレベルとする(■)。次
に、WR倍信号Lレベルとし、所定のアドレスにオフセ
ット値を設定すると、D/As703は書き込みモード
となり、当該オフセット値の書き込みが行われる(■)
。次に、VCPU4はD/A+702にゲイン値を設定
するためにD/A SEL信号をHレベルとしく■)、
上述したと同様に、WR倍信号Lレベルとし、所定のア
ドレスにゲイン値を設定することにより、当該ゲイン値
はD/Aa702に書き込まれる(■)。以上の処理を
チャンネル2〜チヤンネル5について行うことにより、
各チャンネルのD/A^702には所定のゲイン値が、
D/A1703には所定のオフセット値がそれぞれ設定
される。
通常は上述したようにしてAGC,AOCが行われてい
るのであるが、上記の説明から明らかなように、D/A
変換器に異常が発生してAGCおよび/またはAOCが
正常に機能しない場合には、チャンネル間で濃度差が生
じたコピーが得られることになる。逆に言えば、チャン
ネル間で濃度差があるコピーが得られた場合には、D/
A変換器の異常が考えられることになり、D/A変換器
が正常に機能しているか否かを確認する必要が生じる。
そのために設けられているのがD/A変換器チエツクで
ある。
第16図(d)はD/A変換器チエツクを行うための1
構成例を示す図であり、比較器708の一方の入力端子
にはD/A変換器707の出力が、他方の端子には所定
の閾値電圧VT11がそれぞれ印加され、また、比較器
708の出力端子は、例えば、LED等の発光素子70
9に接続されており、D/A変換器707の出力が閾値
vTHより高ければ発光素子708が点灯し、低ければ
消灯するようになされている。このような回路構成にお
いて、UI9により予め定められた所定の操作が行われ
、ダイアグモードのD/A変換器チエツクが指示される
と、UI9の画面には、例えば第16図(f)に示すよ
うな表示がなされ、当該画面でr 5TARTTHE 
TESTJのソフトボタンが押下されると、ダイアグモ
ードはMCBが管理するから、当該指示はまずMCBの
ダイアグエズセキューシ■ンモジュール(DIAC,E
XEC,) 8 B (第4図参照)に通知される。そ
こでIPSモジュール85が行うべきダイアグであるこ
とが識別されて、DIAC,EXEC,モジニール88
は、システムダイアグ(SYS、DIAC)モジュール
83を介してIPSモジュール85に対してD/A変換
器チエツクを実行する旨の指示を行う。
このことにより、VCPU4に格納されている IPS
モジュール85はD/A変換器チエツクの処理を起動さ
せる。当該D/A変換器チエツクが開始されると、IP
Sモジュール85は指示されたチャンネルのD/A変換
器707に対して、所定の周期で00H1とFF11を
交互に設定する。閾値VT14はOOHとFFIIIの
中間に設定されているから、発光素子709は、D/A
変換器707にOOHが設定されたときには消灯し、F
FBが設定されたときには発光する。従って、D/A変
換器707が正常に機能していれば、発光素子709は
所定の周期で点滅を繰り返すことになり、サービスマン
は発光素子709の点滅を視認するだけでD/A変換器
707の動作をチエツクすることができる。なお、発光
素子709の点滅の周期をどの程度にするかは任意であ
るが、サービスマンが容易に視認できるように、1〜2
秒程度とするのがよい。第16図(g)に発光素子70
9を2秒の周期で点滅させた場合の例を示す。なお、D
/A変換器707へのデータの設定は上述した手順で行
われることは当然である。また、第16図(f)中のE
)[ITボタンは当該ダイアグを抜は出るときに使用す
るボタンである。
以上のように、各D/A変換器に対して比較器および発
送素子を追加するだけで容易にD/A変換器のチエツク
を行うことができ、しかも比較的安価に構成することが
できる。しかし、第16図(d)に示す構成では発光素
子が10個必要になり、コストが高くなるので、AGC
,AOCのそれぞれについて、第16図(e)に示すよ
うに、各チャンネルの比較器の出力をワイヤードオアす
るようにすれば発光素子はAGC用とAGC用の2個で
済むことになり、コストを低減することができる。
通常、D/A変換器をチエツクするには、各ピット毎に
テスタでH/Lを検知する必要があり、従ってサービス
マンの作業も面倒で時間を要するのであるが、上記のチ
エツクによれば目で確認するだけであるので、チエツク
も容易であり、しかも比較器、発光素子等を付加するだ
けでよいので、比較的安価に構成できるものである。
2  Gコピーモード 第1図に示すように、本複写機においては、IUlとI
 OT7との間には、アナログ基板2、CPU基板3、
IPS−A基板5およびI PS−B基板6の4枚の基
板が配置されている。そして、交換が基板毎に行われる
ものとした場合、チャンネル間で濃度差を生じている、
あるいは、コピー画像にいわゆる白抜けが生じている等
のトラブルが生じた場合には、どの基板でトラブルが生
じているのかを特定する、即ちトラブル分離を行う必要
がある。そこで、本記録装置の自己診断システムにおい
ては、アナログ基板2とCPU基板3とのトラブル分離
を行うために、アナログ基板2の入力端、CPU基板3
の入力端および出力端に計3個のPGを配置し、これら
のPGにより予め定められた所定のパターンを発生させ
、当該パターンをコピーすることによってトラブル分離
を行うと共に、コピー品質をチエツクできるようにして
いる。その概略構成を第17図(a)に示す。
第17図(a)において、アナログ基板2の入力端には
スイッチ713が設けられ、端子aにはlUlからのビ
デオ信号が供給され、端子すには第1のPGであるPG
A710からのビデオ信号が供給されるようになされて
いる。スイッチ713は、通常、図の実線で示すように
端子aに接続されており、IUlから供給されたビデオ
信号はその後、S/H回路、AGC回路、AOC回路等
を経てA/D変換器でディジタル化され、アナログ基板
2の出力端からCPU基板3に導かれる。CPU基板3
の入力端には、スイッチ714が設けられており、アナ
ログ基板2から供給される8ビツトのビデオ信号と、第
2のPGであるPGV711からのディジタルパターン
信号を切り替え可能となされている。スイッチ714は
、通常、図の実線で示すような接続状態になされ、アナ
ログ基板2から供給されたビデオ信号は、色分離/合成
回路、黒シエーデイング補正回路、変換テーブル、白シ
ェーディング補正回路を経て、スイッチ715の端子a
に供給される。スイッチ715の端子すには、第3のP
Gである5HCPG712からのパターン信号が供給さ
れるようになされている。通常、スイッチ715は図の
実線で示すように、端子a側に接続されており、CPU
基板3から出力されるビデオ信号は、図示しないIPS
−A基板に供給され、所定の画像処理が行われる。
このような構成において、VCPU4は、サービスマン
によりUI9で所定の操作が行われたことを条件として
、スイッチ713.714、または715の切り替えを
行う。なお、アナログ基板2は、5チヤンネルのCCD
ラインセンサの各チャンネルに対応した5系統の信号処
理回路を備えているが、第17図(a)では代表して1
系統のみを図示しており、他のチャンネルについても同
様に構成されていることは当然である。
さて、第17図(a)の構成において、トラブル分離は
次のようにして行われる。
サービスマンがUI9により、ダイアグモードを指示し
、5HCPG712からのパターンをコピーする旨の指
示を行うと、当該指示はDIAC,EXEC,モジュー
ル88に通知され、そこで、当該5HCPGコピーモー
ドは IPSモジュール85が行うべきジョブであるこ
とが認識され、DIAC,EXEC,モジュール88は
SYS、DIAG、モジュール83を介してIPSモジ
ュール85に対して5HCPGコピーモードの実行を指
示する。このことにより、VCPU4に格納されている
IPSモジュール85は5HCPGコピーモードを実行
するモジュールを起動させる。このことによって、スイ
ッチ715は図の破線で示すように端子す側に切り替え
られると共に、5HCPG712が〜動作を開始する。
またこのとき、IPSモジュール85は、スイッチ71
3およびスイッチ714を共に端子a側に接続する。5
HCPGコピーモードにおいてはこれらのスイッチ71
3,714は端子a、端子すのどちら側に接続されてい
てもよいが、通常の状態である端子a側に接続されるよ
うになされているものである。これは変換テーブル23
6(第8図参照)についても同様であり、スルー変換テ
ーブルまたは対数変換テーブルが選択される。これらの
設定が終了すると、IPSモジュール85はSYSTE
Mモジュール82に対して設定完了の通知を行う。当該
通知を受けると5TSTEIIモジユール82はl0T
7等の各リモートに対してコピーの実行を指示する。こ
のことにより、5HCPG712に設定されている所定
のパターンをコピーすることができ、当該コピー画像に
異常がなければ、■PS−A基板以降には何等問題はな
く、IUI、アナログ基板2またはCPU基板3の何れ
かにトラブルが発生していることになる。
いま、5HCPG712のパターンが正常に得られたと
し、次に、サービスマンはUI9によりPGV711か
らのパターンをコピーするためにPGVコピーモードを
指示したとすると、上述したと同様にして、IPSモジ
ュール85はPGVコピーモードを実行するモジュール
を起動させ、スイッチ714を図の破線で示すように端
子す側に切り替えると共に、PGV711を動作させる
このときスイッチ713および715は端子a側に切り
替えられる。更に、PGvコピーモードにおいてはPG
V711からのパターンがそのままコピーされるように
なされる必要があるので、変換テーブル236はスルー
変換テーブルが選択され、黒シエーデイング補正回路2
35のラインメモリ235bおよび白シェーディング補
正回路237のラインメモリ237bは共にクリアされ
る。
SYSTEMモジュール82は、IPSモジュール85
からの通知によりこれらの設定が終了したことを確認す
ると、各リモートに対してコピーの実行を指示する。こ
れによりPGV711に設定された所定のパターン信号
に対応した画像が出力されるが、コピー出力として当該
所定のパターンが得られればCPU基板3には異常が無
いことになり、所定のパターンが出力されなければ、C
PU基板3に何等かのトラブルが発生していることが確
認される。
CPU基板3に異常がないことが確認された場合、サー
ビスマンは次にPGA710からのパターンのコピーを
行うためにUI9によりPGAコピーモードを選択する
。これによりVCPU4に格納されているIPSモジュ
ール85はPGAコピーモードを実行するモジュールを
起動させ、スイッチ713を端子す側に、スイッチ71
4.715をそれぞれ端子a側に接続すると共に、PG
A710を動作させる。このとき、PGA710からの
パターン信号がそのままコピーされるように、PGVフ
ビーモードと同様に、変換テーブル23Bはスルー変換
テーブルが選択され、また、黒シエーデイング補正回路
235のラインメモリ235bおよび白シェーディング
補正回路237のラインメモリ237bは共にクリアさ
れる。これらの設定が終了したことが確認されると、S
YSTEMモジュール82は各リモートに対してコピー
の実行を指示する。当該コピーの結果、PGA710で
設定されている所定のパターンが得られればアナログ基
板2には異常が無<、IUIにトラブルが発生している
ことが確認され、コピー出力に異常があればアナログ基
板2にトラブルが生じていることが確認される。
なお、以上述べた操作手順は飽くまでも一例であって、
上記の手順とは逆に、PGA710の側からチエツクを
行ってもよいことは明らかである。
ビデオ信号系のトラブル分離を行うには、−船釣には、
ビデオ信号自体をチエツクすることが行われているが、
そのためには、サービスマンはオシロスコープ等の測定
器を持ち歩かなければならない。これに対して、上述し
たように、本発明の記録装置の自己診断システムによれ
ば、サービスマンはコピーを行ってPGのパターンを目
視するだけでよいので、特別な測定器を使用することな
く、簡単に、短時間でトラブル分離を行うことができる
。しかも、そのために追加するハードウェアも、スイッ
チが3個とPGが3個であるからコストの上昇も最小限
にとどめられているものである。
各PG710,711.712をどのように構成するか
は、各基板の入力信号、出力信号の形態によって異なる
が、以下に具体例を説明する。
工人Lヱ亙」 第17図(b)に示すように、PGA710は各チャン
ネルに共通に使用されるようになされている。なお、図
中717.〜717sは、第8図のS/H回路232a
からA/D変換器232dまでの信号処理回路を一つの
ブロックとして示しているものである。
第17図(b)において、PGAコピーモードが指示さ
れると、IPSモジュール85はVCPU4の所定の出
力ポートからPGA/SEL信号を出力する。
これによりスイッチ73+ 〜7131は図の接続状態
から、端子すと端子Cが接続される状態に切り替わる。
また、PGA710はPGA/SEL信号により動作状
態になされ、予め設定された所定の信号がPGA710
から信号処理回路7171〜7176に同時に供給され
る。各チャンネルのCCDラインセンサの読み出しは同
時に行われるから、PGA710からの信号も各チャン
ネルに同時に供給する必要があるからである。
アナログ基板2の入力端の信号はアナログ信号であるか
ら、PGA710は適当な形態のアナログ発振器で構成
することができる。PGA710でどのような信号を発
生させるようにするかは任意であるが、トラブル分離だ
けでなく、中間調表示の良否も同時に判断できるように
するとよい。
以上の観点から、PGA710としては、コピー出力画
像で見て、第17図(C)の718で示すように、濃度
が主走査方向に沿って白から黒へ略直線的に変化するパ
ターンとなる信号を発生するようにする。なお、濃度範
囲としては、非常に使用頚度が高いO−1,5程度とす
るのがよい。また、図中Tは1チヤンネルのCCDライ
ンセンサの読み出しに必要な時間を示す。
PGA710はCCDラインセンサの主走査と同期して
ライン毎に所定の信号を発生しなければならないことは
明らかである。第17図(C)の718で示す濃度変化
となるパターンを発生するものとすると、本複写機では
CCDラインセンサの出力信号レベルが低い場合に黒と
なり、高い場合に白となるから、PGA710は第17
図(d)に示すような信号を発生する必要があることに
なるが、このような信号波形は適当な構成の鋸歯状波発
生回路で得ることができる。なお、図中T客協は走査線
の周期、即ちラインシンク(LS)の周期を示す。
上記のPGを使用した場合のコピー出力画像を第17図
(e)、  (f)に示す。第17図(e)はへ3サイ
ズの用紙にコピーした場合を示す図であるが、各チャン
ネルに対応する5本のストライプが主走査方向に配列さ
れたパターンが得られ、各ストライプは、第1711i
!1(f)に示すように、濃度が主走査方向に沿って白
から黒へ変化している。
従って、当該コピー出力を目視することで、アナログ基
板2以降のトラブルの有無ばかりでなく、どのチャンネ
ルでトラブルが生じているかを確認することができる。
例えば、通常のコピーを行った結果、ある部分が極端に
薄い、あるいは色が出ない等という場合には、当該チャ
ンネルのCCDラインセンサが故障しているか、当該チ
ャンネルの信号処理系が故障しているかの何れかである
が、当該チャンネルのパターン出力が正常であれば故障
はCCDラインセンサ側に生じていることが確認される
のである。
なお、アナログ基板2に入力されるビデオ信号は、G、
  B、  Hのカラー点順次信号であり、当該点順次
信号に代えてPGA710から信号を供給するのである
から、G、  B、  Rは共に同じ値となり、従って
、白黒の画像となることは明らかである。
以上述べたように、アナログ基板2のPGA710を用
いるこ七により、白から黒へのグラデーシーン(Gra
datlon)パターンを出力することができるので、
容易にトラブル分離が行えるだけでなく、IUlの駆動
機構の確認、中間調表現の良否の判定等も行えるもので
ある。
工lLヱ旦N PGV711Gt、例、t!f第17図(g)k:示t
、にうに構成される。
アナログ基板2の最終段のA/D変換器232dで8ピ
ツトのディジタル信号に変換された各チャンネル毎のビ
デオ信号は、CPUu板3に供給され、まずバッフ17
20に入力される。なお、図ではチャンネル1(CHl
)とチャンネル2(CH2)だけを示しているが、これ
はCH2−CH2についても同様な構成であるので記載
を省略しているものである。
バッファ?20の8ビツト出力の内、適当なピットの線
にはプルダウン抵抗Reが接続されている。また、バッ
ファ720は制御端子または割り込み端子722.72
3を育し、当該端子にはVCPU4からPGV/SEL
信号が入力されるようになされている。通常、PGV/
SEL信号はロー(L)レベルであり、このときバッフ
ァ720に入力されたビデオ信号はそのまま通過するが
、pH;V/SEL信号カハイ(H)レベルになると、
バッファ720の出力はハイインピーダンスになるよう
になされている。
このような構成において、PGvコピーモードが指示さ
れると、IPS %ジs−ル85はPGV/SEL信号
をHとする。その結果、バッフ1720の出力はハイイ
ンピーダンスとなるから、次の段の入力はHとなるが、
バッフy720+ は最上位ピッ)(MSB)にプルダ
ウン抵抗Rtr + が接続されているので、バッファ
720+の出力の内MSBだけはLレベルとなり、その
他のピットはHレベルとなる。従って、CHIのビデオ
信号の値は7F闘となる。また、CH2に関しては、プ
ルダウン抵抗Resはバッフy720eの出力の内、第
2(2nd)MSBに接続されているので、ビデオ信号
の値はBFHとなる。他のチャンネルについても同様で
あって、バッファ出力の所定のピットにプルダウン抵抗
を接続することにより、所望の値のビデオ信号を後段の
処理回路に供給することができる。なお、プルダウン抵
抗の値としては、通常の動作に影響を与えない値が選択
されることは当然である。また、各バッファ720はP
GV/SEL信号を受は取ると、その旨をVCPU4に
通知する。これにより IPSモジュール85はPGV
コピーモードの設定が完了したことを確認することがで
きる。
このようなビデオ信号を用いてA3サイズの用紙にコピ
ーを行うと、その出力画像は第17図(h)に示すよう
なチャンネル毎のストライプパターンとなるが、各チャ
ンネルのビデオ信号の値は一定であるから、G、  B
、  Rの値は一定となり、従って、濃度のグラデージ
1ンが無い、いわゆるベタ塗りのグレーのストライプパ
ターンとなる。その濃度パターンの例を第17図(i)
、(j)に示す。
第17図(i)の例ではCHl、CH3,CH5の濃度
は第1の濃度となされ、また、CH2とCH4の濃度は
第1の濃度とは異なる第2の濃度となされている。第1
7図(j)においては、CHlから次第に濃度が濃くな
るパターンとなされている。
第17図(g)では、各チャンネルにはプルダウン抵抗
が1本しか接続されていないが、2本以上のプルダウン
抵抗を接続してもよいことは明らかであり、例えば、第
17図(k)に示すように2本のプルダウン抵抗を接続
した場合には、ビデオ信号の値は3F11となる。この
ようにして所望の濃度のストライプパターンを得ること
ができる。
ストライプの濃度を設定するについては、見やすいスト
ライプパターンとなることは当然として、トナーの使用
量を必要最小限にすることも重要であるから、プルダウ
ン抵抗は上位ピットから接続するのが好ましい。
また、上記の例ではストライプパターンが得られるもの
としたが、全てのチャンネルについて同じピットにプル
ダウン抵抗を設けることによって全面が所定の濃度とな
されたグレーの画像を得ることも可能であることは明ら
かである。
上述したように、PGV711は、本複写様のCPU基
板3の入力が点順次のディジタルビデオ信号であり、初
段にバッファ720が配置されていることを利用して第
17図(g)の構成を採用したの、バッファ720の出
力端の所望のピットにプルダウン抵抗を設け、バッフ1
720にPGV/SEL信号を供給するだけでよく、安
価に構成することができる。
エエl」口り艷2ぶ 5HCPG712は、白シェーディング補正回路237
をそのまま利用して所定のパターンを発生させるもので
あり、その構成例を第17図(1)に示す。なお、第1
7図(1)にはG、  B、  Rの3チヤンネル内の
一つのチャンネルしか示されていないが、他のチャンネ
ルも同様な構成となされていることは当然である。
第17図(1)の構成において、まず、通常の動作につ
いて説明する。8ピツトのディジタルビデオ信号は、画
素ずれ補正回路832で画素ずれの補正がなされて加算
器833のB端子に入力される。加算器833のA端子
には濃度調整用のデータがVCPU4から与えられてお
り、両者の値の加算が行われる。これで濃度調整が行わ
れる。
減算器834の端子Aには加算器833の出力が、端子
Bにはラインメモリ237bから読み出されたシェーデ
ィング補正用のデータが方向性結合器838を介してそ
れぞれ入力され、ビデオ信号からシェーディング補正用
データが減算される。
これがシェーディング補正であるが、シェーディング補
正用のデータとしては、コピーに先立って読み取った白
リファレンスのデータが用いられる。
つまり、IUIは原稿の読み込みの前に白色基準板から
白リファレンスデータを読み取り、当該臼リファレンス
データが画素ずれ補正回路832、セレクタ836、方
向性結合器837を介してラインメモリ237bに格納
される。このとき、セレクタ841ではVCPU4から
与えられるライト信号が選択され、アドレスカウンタ8
42では当該ライト信号に基づいてアドレスデータを生
成し、ラインメモリ237bに与える。ラインメモリ2
37bは当該アドレスデータに基づいて書き込みを行う
。なお、アドレスカウンタ842の端子Aに入力されて
いるプリセット信号は、ラインメモリ237bの初期ア
ドレスを設定するための信号である。
ラインメモリ237bからシェーディング補正データを
読み出す際には、セレクタ841はビデオクロックを選
択するようになされており、アドレスカウンタ842は
ビデオクロックに基づいてアドレスデータを生成し、ラ
インメモリ237bに供給する。これにより、シェーデ
ィング補正用データはビデオクロックに同期して読み出
されることになる。
以上のようにしてシェーディング補正がなされたビデオ
信号は、セレクタ835の端子Aに入力される。当該セ
レクタ835は、通常は端子Aに入力される信号を選択
するようになされているので、減算器834の出力はそ
のままIPS−A基板5に出力される。
なお、以上の動作は全てVCPU4の制御の基に行われ
るものである。
以上が通常のコピー動作におけるシェーディング補正時
の信号の流れであるが、次にこの構成で所定のパターン
を出力する場合の動作について説明する。
サービスマンがUI9により5HCPGコピーモードを
選択すると、当該ボタン情報はMCBのDIAC,EX
EC,−E−ジs −/l/ 88ニ通知され、ソコテ
IPsモジュール85が行うべきジープであることが解
釈されテ、DIAC,EXEC,%ジs −ル88はS
YS、DIAC,eジ、−/1783を介しテlPsモ
ジュール85に対して5HCPGコピーモードの実行を
指示する。これによりVCPU4に格納されているIP
Sモジニール85は5HCPGコピーそ−ドを実行する
モジュールを起動する。5HOPGコピーモードにおい
て、まず、IPSモジュール85は、主走査方向の画素
毎のパターンデータを方向性結合器839、セレクタ8
36、方向性結合器837を介してラインメモリ237
bに書き込む。
当該パターンデータは任意に設定できるが、l0T7に
おいて現像が正常に行われているか否かをも確認できる
ようにするために、純粋なR,G。
B、  Y、  M、  C,Bl (黒)をコピーで
きるパターンデータとする。そのためには、例えば% 
 LG、  Hの各ラインメモリ237bに第17図(
m)に示すようなデータを書き込むようにすればよい。
またこのとき、IPSモジュール85は5HOPG/S
EL信号を発生してセレクタ835を端子B側に選択し
、ラインメモリ237bから読み出されたパターンデー
タがそのままIPS−A基板に供給されるようにする。
更に、IPSモジュール85は、IPSの各部を次のよ
うに設定する。END変換301(第9図参照)におい
てはy=xの変換テーブルを選択する。カラーマスキン
グ302においては単位行列を選択する。即ち、Y用行
列ではB用補正係数のみを1とし、M用行列ではG用補
正係数のみを1とし、C用行列ではR用補正係数のみを
1とする。原稿サイズ検出303では全面コピーを選択
する。UCR&黒生成305ではy=Xを選択する。空
間フィルタ306ではビデオデータのみを出力させるよ
うにする。TRC307はy=xを選択する。拡縮処理
308では倍率は設定された倍率、用紙サイズに合わせ
られる。スクリーンジェネレータ309は、精細度と階
調の再現性がバランスよく行われるスクリーンが選択さ
れる。また、カラーモードは4色フルカラーが選択され
る。
IPSをこのように設定することより、ラインメモリ2
37bから出力される理想的なR,G。
B33色信号に基づいて、理想的なR,G、  B。
Y、  M、  C,Blの7色のトナー信号を生成し
てl0T7に供給することができる。
IPSモジエール85は、各箇所からのSHCフピーモ
ード設定終了の返答を確認すると、その旨をSYSTE
M %ジ、S −k 82に通知し、SYSTEM モ
ジュール82は各リモートに対してコピーの実行を指示
し、コピーが開始される。このとき、ラインメモリ23
7bに格納されたパターンデータは、ビデオクロックに
同期して読み出され、方向性結合器838、セレクタ8
35を介してIPS−A以降の回路に供給され、コピー
が行われる。なお、ラインメモリ237bに供給される
、書き込み、読み出しのためのアドレスデータは、上述
したと同様にして生成される。また、上記の全ての動作
がCPUの制御の基に行われることは言うまでもない。
このようにして第17図(n)に示す画像が出力される
。ラインメモリ237bには主走査方向の各画素に対応
してパターンデータが与えられ、当該パターンデータが
走査線毎に繰り返し読み出されるだけであるので、第1
7図(n)のようなストライプパターンが得られるので
ある。各ストライプの幅、色、濃度をどのようにするか
はラインメモリ237bに書き込むデータで任意に設定
することができるが、第17図(m)では256画素毎
にことなるデータを書き込むようになされているので、
出力される画像の各ストライプの幅は約1θ−嘗 とな
る。
以上のようにして出力されたパターンの色が純粋な色で
あればIPS−A基板5以降の回路が正常に機能してい
ること、およびl0T7が正常に機能していることが確
認できるし、色は出ているが純粋な色ではなく濁りがあ
るという場合にはIPSの回路はおよび/またはl0T
7に何等かの異常があることが確認できる。
以上、5HCPGについて説明したが、第17図(1)
の構成は白シェーディング補正回路の構成をそのまま使
用しており、新たに追加するハードウェアはセレクタと
セレクタの切り替えを行う信号線程度であり、その他に
はダイアグのためのソフトウェアをVCPU4に追加す
ればよいので、非常に安価に構成することができる。
以上の説明では、オペレータはUI9により所定のダイ
アグモードを指示するとだけ述べたが、画面表示の具体
例については次のようである。U■9で所定の操作を行
うことによりダイアグモードに入り、PGコピーモード
を選択すると、第17図(0)に示すような画面が表示
される。当該画面において、PGを示すソフトボタンは
所定の色、例えば青色で表示され、また、後述するIP
Sバイパスヲ行うためのソフトボタンは、他の所定の色
、例えば黄色で表示され、その他のソフトボタンはその
他の所定の色、例えば白色で表示されている。そして、
例えばPGAコピーモードを行うときにはrANALO
G PGJのボタンを押下すればよいようになされてい
る。PGVコピーモード、5HCPGコピーモードにつ
いても同様である。
また、 rJOB PROGRAMJボタンは、当該P
Gコピーモードにおけるコピー実行条件を設定するため
のボタンであり、当該ボタンが押下されると画面は第1
7図(p)に示す画面に遷移し、コピー用紙の選択、カ
ラーモードを設定できるようになされている。これらの
パラメータの設定が終了した後、スタートボタンを押下
すれば、上述した動作が行われ、PGからのパターンを
コピーすることができる。
バイパスモード 以下に説明するIPSA/Bバイパスモードは、IPS
−A基板5とIPS−゛B基板6とのトラブルを分離す
るためのダイアグモードである。つまり、上述したよう
にしてアナログ基板2とCPU基板3とのトラブル分離
を行うことができるが、何れのPGコピーモードにおい
ても得られるコピー画像に異常が生じていた場合にはI
PSの異常が考えられ墨が、IPSはIPS−Aおよび
IPS−Bという2枚の基板で構成されているので、交
換のためにはどちらの基板にトラブルを生じているのか
を特定しなければならず、そのための手段がIPs  
A/Bバイパスモードでなのである。
ある基板にトラブルが生じているか否かを確認するため
には、当該基板に配置されているI C。
LSI等の素子の一つ一つについて入出力のレベルある
いは信号波形をチエツクすればよいが、第9図に示すよ
うにIPSは種々の画像処理を行うために多くのIC,
LSIを備えており、素子の一つ一つについて入力チエ
ツクおよび出力チエツクを行っていたのではチエツクに
長時間を要することになる。しかも、交換が基板単位に
行われるものであることを考慮すると、各素子について
チエツクを行うことは得策でもない。
そこで、このIPSA/Bバイパスモードにおいては、
画像データをIPSの基板を通過させずにコピーするこ
とでIP8基板のトラブルの有無を判断するようにする
が、IPSAバイパスモード、IPSBバイパスモード
の二つのモードを有している。その概略は次のようであ
る。即ち、画像データをIPS−A基板5およびIPS
−B基板6の双方をバイパスさせてコピーした結果、コ
ピー画像に異常があればIPS以外の箇所にトラブルを
生じていることが確認され、異常がなければトラブルは
IPS−A基板5またはIPS−B基板6のいずれかで
生じていることが確認できる。
これがIPSAバイパスモードである。また、IPSに
トラブルが生じていることが考えられるときに、IPS
−B基板6のみをバイパスさせてコピーを行い、その結
果に異常があればトラブルはIPS−A基板5に生じて
おり、異常がなければI PS−B基板6に生じている
ことが確認できる。
これがI PSBバイパスである。
第18図にIPSA/Bバイパスモードを行うための構
成例を示す。なお、図中、第9図と同じものに対しては
同じ番号を付しであるが、エリアメモリ730は第9図
のエリアコマンドメモリ312、カラーパレットビデオ
スイッチ313およびフォントバッファ314が含まれ
ているものである。
IPSで行われる各機能については第9図に関して説明
したのでここでは省略するが、IPS−B基板6には、
カラー変換304、領域画像制御311、およびエリア
メモリ730という編集を行う回路が搭載され、その他
の通常のコピーに必要な処理を行う回路はIPS−A基
板5に搭載されている。このように機能により基板を分
割することによって、IPS−B基板6をオプションと
し、編集機能を必要とするユーザに対してのみ■PS−
B基板6を供給するようにすることができる。
さて、END変換301の直前、およびl0TI/F3
10の後段には、それぞれI PSAバイパスを行うた
めのスイッチ731および732が配置されており、こ
れらのスイッチにはVCPU4の所定の出力ポートから
NIPSABYPS信号が供給されるようになされてい
る。また、カラー変換304の前後、エリアメモリ73
0の前後、および領域画像制御311の出力側には、そ
れぞれIPSBバイパスを行うためのスイッチ733.
734.735.738.737が配置されて詔り、こ
れらのスイッチには、VCPU4の所定の出力ポートか
らl0PTN信号が供給されるようになされている。
第18図の構成において、通常のコピーが行われる場合
には、 NIPSABYPS信号およびfOPT肩信号
は共にHレベルとなされて各スイッチ731〜737は
図の実線の接続状態になされている。これにより所望の
コピーを行うことができる。
いま、出力されたコピー画像に異常が生じており、当該
異常がIPSでのトラブルによるものと推定されたとす
る。そして、サービスマンがUI9で所定の操作を行う
ことによりダイアグモードに入り、プラテン上に適当な
原稿を載置し、■PSAバイパスモードを指示したとす
ると、当該ボタン情報はMCB/−トノDIAC,EX
EC,%ジュール88に通知され、そこで当該ダイアグ
モードはIPSモジニール85で行うべきジ関ブである
と解釈され、DIAC,EXEC,モジx−k 88 
ハSYS −D IAGモジュール83を介してIPS
モジュール85に対して当該ダイアグを実行する旨の指
示を行う。
これにより、VCPU4に格納されている IPSモジ
ュール85のIPSAバイパスモードを実行するモジュ
ールが起動し、NIPSABYPS信号を−Lレベルと
する。当該設定が完了すると、IPSモジュール85は
SYSTEMモジュール82にその旨を通知し、5YS
TEIIモジユール82は各リモートに対してコピーを
実行させる。これにより、スイッチ731およびスイッ
チ732は図の破線で示す接続状態となり、G信号だけ
がl0T7に供給されるようになる。勿論、R,G、 
 Bの3急信号をバイパスさせることも可能ではあるが
、当該ダイアグはIPSでのトラブルの有無を識別する
だけであるから短時間で終了させる必要があり、そのた
め1回の現像だけで終了させるためにG信号のみをバイ
パスさせるようにしているのである。
このようにして得られたコピー画像に何等の異常もなけ
ればIPSにトラブルが生じていることが確認され、ま
た、コピー画像に異常が生じていれば、他のIPS以外
の箇所においてもトラブルが生じていることが確認され
る。
以上がI PSAバイパスモードであるが、IPSBバ
イパスモードについては次のようである。
い*、IPSAバイパスモードで得られたコピーに何等
の異常もなかった場合、サービスマンがUI9で所定の
操作を行うことによりダイアグモードに入り、プラテン
上に適当な原稿を載置し、I PSBバイパスモードを
指示したとすると、当該ボタン情報はMCB/−ド(7
) DIAC,EXEC,モジュール88に通知され、
そこで当該ダイアグモードは IPSモジュール85で
行うべきジeブであると解釈され、DIAG、EXEC
,−1−ジュール88はSYS、DIACモジュール8
3を介してIPSモジュール85に対して当該ダイアグ
を実行する旨の指示を行う。これによりVCPU4に格
納されている IPSモジュール85のI PSAバイ
パスモードを実行するモジュールが起動し、  WOP
TN信号をLレベルとする。当該設定が完了すると1.
 IPSモジュール85は5YSTEI+モジユール8
2にその旨を通知し、SYSTEMモジュール82は各
リモートに対してコピーを実行させる。これにより、ス
イッチ733.734.735.736および737は
図の破線で示す接続状態となり、IPS−B基板6は信
号経路から切り離される。
このような状態で得られたコピー画像に何等の異常もな
ければトラブルはI PS−B基板6で生じていると確
認されるし、コピー画像に異常があればIPS−A基板
5にトラブルが生じていることが確認される。これがI
PSBバイパスモードであり、これらのI PSAバイ
パスモード、IPSBバイパスモードを行うことによっ
て、IPS−A基板5とI PS−B基板6のトラブル
分離を行うことができるものである。
なお、以上の説明では原稿をコピーするものとしたが、
上述したPGを使用してもよいことは当業者に明らかで
あろう。
オペレータの行う操作については次のようである。UI
9で所定の操作を行い、IPSバイパスモードを指示す
ると、画面には第17図(0)に示すような表示がなさ
れ、当該画面で、rlPs−ムBYPASSJボタンま
たはrlPs−B BYPASSJボタンを押下するこ
とにより当該IPSバイパスモードを実行させることが
できる。なお、ジaブプログラムボタンでコピー事項条
件を設定することはPGコピーモードで述べたと同様で
ある。
4 ビデオインターフェース  チエツクコピーを行う
場合には、IIT、)PSおよび10Tが互いに同期し
て動作することが必要である。そのために本複写機にお
いては、種々の同期信号が所定のタイミングで生成され
、使用されている。これらの同期信号が一つでも欠如し
た場合には、コピーは正常に行われなくなるから、フォ
ールトとなって複写機は動作を停止するようになされて
いる。従って、コピー実行中に複写機の動作が停止した
場合、これらの同期信号が実際に発生されたか否かを確
認する必要がある。
さて、信号の有無あるいは信号相互間のタイミング関係
をチエツクする場合には通常オシロスコープ等の測定器
等が使用されるが、同期信号は一般にパルス幅が短く、
測定するのは必ずしも容易ではなく、シかも、多くの同
期信号のタイミングをも確認するためには熟練を要する
ものである。
また、サービスマンが測定器を持ち運ぶのは煩わしいこ
とでもある。そこで、全ての同期信号について、その発
生の有無を容易に行えるようにしたのが当該ビデオイン
ターフェース信号チエツクである。
第19図(a)はビデオインターフェース信号チエツク
を行うための構成の例を示す図であり、同図(b)は各
同期信号のタイミングを示す図であるが、まず、これら
の図を参照して■〜[相]の番号が付された14種類の
同期信号について説明する。
ネガティブ−PR−TRIBE  (以下、N−PR−
TRUEと称す)信号■は、第3図のPRO−TRUE
信号、第4図のPRO信号と同じ信号であるが、IIT
の走査の開始のタイミングを定める同期信号であり、M
CBノードのV CB (Vldeo C1rcult
 Board)基板76(第3図参照)で生成されて、
IPS−A基板5のラッチ回路740に供給されると共
に、IUlの内部に収納されているIITコントロール
基板743に供給される。
IOTページシンクロナス(以下、l0T−PSと称す
)信号■は、レーザ光源40が感材41に2値化された
イメージデータを書き込む際の副走査方向の長さ、即ち
原稿の長さに対応したパルス幅を有する同期信号であり
、IOTのみで使用され、IITおよびIPSでは使用
されないが、当該ビデオインターフェース信号チエツク
のためにラッチ回路740に供給されているものである
IOTラインシンクロナス(以下、l0T−LSと称す
)信号■は、第19図(b)に示すように、コピースタ
ートと同時に立ち上がり、レーザ光源40のライン走査
毎に発生される同期信号であり、周波数は3048 H
z、 周期は328.048 usec、  Hレベル
の期間は218.644 u secである。該107
−LS信号■は、ラッチ回路740に供給されると共に
、CPU基板3に配置されているITG238に供給さ
れ、所定の遅延が与えられて、ネガティブIITライン
シンクロナス(以下、N−117−LSAと称す)信号
■となされてIPS−A基板5に供給されると共に、ネ
ガティブIPSラインシンクロナス(以下、N−IPS
−LSと称す)信号となされてIITコントロール基板
743に供給される。
IOTバイトクロック(以下、l0T−Byte−CL
Kと称す)信号■は、レーザ光源40が感材41に2値
化されたイメージデータを書き込む際に使用される同期
信号であり、周波数は10.988 MHz 、周期は
91 n5ec 、デユーティは50%となされている
。該107−Byte−CLK信号■はIIT、IPS
では使用されないが、当該チエツクのためにラッチ回路
740に供給されているものである。
ネガティブIITページシンクロナス(以下、ト117
−PSと称す)信号■は、原稿を走査している間Lレベ
ルとなされる同期信号、即ち、IITがレジ位置を通過
したときに立ち下がり、原稿の走査を終了するまでLレ
ベルが持続する同期信号であり、IITコントロール基
板743から発生されるネガティブイメージエリア(以
下、N−1mage−Areaと称す)信号をITG2
38で所定時間遅延することで生成されるようになされ
ている。該■−IIT−PS信号■はIPS−A基板5
に供給されて画像処理に使用されると共に、ラッチ回路
740に供給される。また、該N−+1T−PS信号O
はIPS−A基板5からI PS−B基板6に供給され
、画像処理に使用される。
ネガティブIITラインシンクロナスA(以下層N−1
17−LS−Aと称す)信号■は、IITのライン走査
同期した同期信号であり、上述したように、■0T−L
S信号■をITG238により所定時間遅延することで
得られ、画像処理を同期して行うためにIPS−A基板
5に供給され使用されると共に、当該チエツクのために
ラッチ回路740に供給される。従って、周波数、周期
、Hレベルの期間は10T−LSS信号色同じである。
また、該11− + 1T−LS−A信号■はI PS
−B基板6にも供給されるが、これがネガティブIIT
ラインシンクロナスB(以下、N−117−LS−Bと
称す)信号■であり、IIT−B基板6における画像処
理を他のリモートの動作と同期して行うために使用され
ると共に当該チエツクのためにラッチ回路742に供給
されている。
ネガティブIITビデオクロックA(以下、ト11T−
V−CLK−Aと称す)信号■は、画素データを転送す
るために使用される同期信号であり、CPU基板3に配
置されている基準発振器741により生成され、IPS
−A基板5に供給され、画像処理に使用されると共に、
当該チエツクのためにラッチ回路740にも供給される
。第19図(b)に示すように、その周波数は15 M
Hz 、周期は6618eo rデユーティは50%と
なされている。なお、基準発振器741の出力はアナロ
グ基板2にも供給され、サンプル/ホールド、A/D変
換等に使用される。
N−+1T4−CLK−A信号■は、IPS−A基板5
からIPS−B基板6に供給されて、IPS/B基板6
における画像処理のために使用されると共に、当該チエ
ツクのためにラッチ回路742に供給される。これがネ
ガティブIITビデオクロ、りB(以下、N−11T−
V−CLK−8と称す)信号■である。
リードエツジレジ(以下、LE@REGと称す)信号[
相]は、IITが走査を開始し、原稿の読み取りを開始
したときにIITコントロール基板743から出力され
る同期信号であり、Hレベルの期間が328μSecの
パルスである。該LE@REG信号[相]は、VCPU
4に取り込まれると共に、IITが原稿の読み取りを開
始した旨を知らせるためにVCB基板76にも通知され
る。
ネガティブスキャンレディ(以下、N−5CAN−RD
Tと称す)信号■は、IITが走査を開始したときに発
生され、再びホームポジションに戻るまで持続する同期
信号であり、IITコントロール基板743からVCP
U4の割り込み端子に入力されるようになされている。
ネガティブイメージエリア(以下、N−IMAGE−A
REAと称す)信号[相]は、IITが原稿の読み取り
を行っている間持続する同期信号で、IITコントロー
ル基板743!pらVcPU4の所定(7)I10ポー
トに入力されている。
ネガティブセンサイネーブル(以下、N−5NSR−E
llABLEと称す)信号@は、CCDラインセンサを
駆動するクロック信号をエネーブルするための同期信号
で、IITコントロール基板743からVCPU4の所
定のI10ポートに入力されている。
ネガティブホワイトリファレンス(以下、N−WHT−
REFと称す)信号[相]は、シェーディングのために
白色基準板から白リファレンスデータを読み取る際のト
リガとなる同期信号であり、IITコントロール基板7
43からVCPU4の所定の割り込み端子に入力されて
いる。
なお、第19図(a)の構成において、ラッチ回路74
0および742は、例えばフリップ/フロップあるいは
ラッチ機能を有するLSI等で構成することができる。
さて、UI9により所定の操作が行われ、当該ビデオイ
ンターフェース信号チエツクが指示されると、当該ボタ
ン情報はMCBノードのDIAG、EXEC,モジュー
ル88で解釈され、SYS、DIAG、モジュール83
を介して、VCPU4に格納されている IPSモジュ
ール85に対してビデオインターフェース信号チエツク
が指示された旨通知される。
これにより、IPSモジュール85は、ラッチ回路74
0および742をリセットし、待機状態に入ると共に、
SYSTEMモジュール82に対してレディ(RDY)
信号を通知して当該チエツクの準備が整った旨を通知す
る。このことによって、SYSTEMモジュール82は
各リモートに対してコピーを実行させる。第19図(b
)の750で示す時刻にコピー動作が開始されると、同
図に示すタイミングで14種類の同期信号が発生され、
753の矢印で示すタイミングでラッチされ、図中75
2で示す第1コピーサイクルの終了時点、即ち、マゼン
タ色の現像サイクルが終了した時点でIPSモジニール
85は各同期信号の有無をチエツクする。つまり、IP
Sモジュール85はラッチ回路740,742をアクセ
スし、当該ラッチ回路の入力ポートのレベルが「1」な
らば正常、 「0」ならば異常とすることで、N−PR
−TRUE信号■、l0T−PS信号■、■0T−LS
信号■、l0T−BYTE−CLK信号■、N−117
−PS信号■、N−11T−LS−A信号@、 N−1
1T−V−CLK−A信号■、N−11T−LS−8信
号■、N−1174−CLK−8信号■が入力されてい
るか否かをチエツクすることができ、また、VCPU4
に対する割り込みの有無、あるい!t V CP U 
4のI10ポートのレベルを検知することで、LE@R
EG信号[相]、ll−5CAN−RDY信号@、トI
MAGE−AREA信号■、N−5NSR−ENABL
E信号[相]、およびN−WIT−REF信号■の各同
期信号が発生しているか否かをチエツクすることができ
る。これらのチエツクの結果は図中751で示すマシン
停止時まで IPSモジュール85に保持され、マシン
が停止したらSYSTEMモジュール82はIPSモジ
ュール85に対してチエツクの結果の報告を求める。
これにより IPSモジュール85はチエツクの結果を
SYSTEMモジュール82に報告するが、当該報告は
そのままSYSTEMモジュール82からDIAC。
EXEC、モジュール88に通知され、MCB旧モジュ
−ル86を介してDI9の表示画面に表示される。
第18図(C)はチエツクの結果を示す画面表示の例を
示す図であるが、14種類の同期信号名と、チエツクの
結果が表示される。IPSモジュール85が行ったチエ
ツクの結果、ラッチされていれば、当該同期信号は生成
されていることになるから「GOODJの表示が行われ
、そうでなければrho co。
D」の表示が行われる。従って、当該表示画面からどの
同期信号が発生していないのかを確認することができ、
以てトラブルの発生箇所を特定することができるもので
ある。
なお、IPSモジュール85は、ダイアグモード時に限
らず、通常のコピー動作時においても当該ビデオインタ
ーフェース信号チエツクを行っており、チエツクの結果
、一つでも同期信号が欠如した場合にはSYSTEMモ
ジュール82に対してフォールトを通知するようになさ
れ、当該フォールトの通知によりマシンはその動作を停
止するようになされている。つまり、ダイアグモード時
におけるチエツクにおいては、マシンが停止することな
く一連の動作を行う点、および、チエツクの結果が画面
に表示される点で通常のコピー動作時におけるチエツク
と相違しているのである。
以上のようにしてコピーを行うに必要な同期信号が生成
されているか否かを確認することができる。このように
、ビデオインターフェース信号チエツクではコピーのタ
イミングに使用される同期信号が発生されたか否かを確
認するだけであり、各信号のタイミングをチエツクして
いる訳ではないが、全ての同期信号が発生されていれば
、各信号は定められた通りのタイミングで発生されてい
るであろうことが高い確率で推測されるから、短時間で
チエツクを行うことができるものである。
しかも、当該チエツクを行うために追加するハードウェ
アは同期信号をラッチするためのラッチ回路程度である
ので、大幅なコスト上昇を招くことはないものである。
フェイルバイパスモード 第4図に示す、各モジュールは、通常、フォールト検知
を行っており、フォールトが発生した場合にはその上位
のモジュールに対して通知を行い、最終的ニMCB D
I モジ3−に8BよりLOW LEVELUlモジュ
ール80を介して、DI9の画面にどのようなフォール
トが発生したかが表示される。
例えば、上述したように、IPSモジュール85はコピ
ー実行中にビデオインターフェース信号チエツクを行っ
て、全ての同期信号が発生されているか否かをチエツク
しており、ある同期信号が発生されない場合には、5Y
STENモジユール82に対して当該同期信号が欠如し
た旨を通知する。そして、SYSTEMモジュール82
は、当該通知をそのままフォールトに関する処理を統括
するC0PIEREXEC。
モジュール87に通知する。 C0PIEREXEC,
−1:ジュール87は当該通知により同期信号が欠如し
ているフォールトが発生したと判断して、各リモートに
対して動作の停止を指示すると共に、当該フォールトに
対応するコード番号をMCB旧モクモジュール88知す
る。MCB旧モクモジュール88該コード番号に対応す
るフォールト画面を表示するためにLot LEVEL
旧モジュール80に対して指示を行う。LOW LEV
EL旧モジュール80は当該フォールト画面を作成して
画面上に表示する。サービスマンは、当該表示画面から
どの同期信号が欠如しているのかを確認することができ
る。
このように、通常は一つでもフォールトが発生した場合
には、マシンの動作が停止すると共に、DI9の画面に
はどのようなフォールトが生じているかが表示され、こ
れによってサービスを短時間で終了させることができる
のであるが、動作が停止してしまうために不都合が生じ
ることがある。
例えば、ある箇所でフォールトが生じていることは確認
できるが、その他の箇所についても異常が生じていない
かどうかチエツクしたいという場合があり、また、複写
機の開発途中においては、ソフトウェアのバグ等により
偽のフォールトが発生し、動作が停止してしまって他の
リモートの動作が確認できないという場合がある。
フォールトが検知された場合、当該フォールトの発生が
C0PIEREXEC,モジュール87に通知されなけ
ればマシンは停止することなくコピー動作を続行する。
従って、あるフォールトが発生しているときにも他のリ
モートの動作を確認したい場合には、当該フォールトの
発生をC0PIEREXEC。
モジュール87に通知しないようにすればよい。
これがフェイルバイパスモードである。
いま、’ U I 9で所定の操作が行われ、IPSの
フェイルバイパスが選択されてスタートボタンが押下さ
れたとすると、当該ボタン情報は、Lot LEVEL
 Ul モジs −)L’ 80からNCB DI %
ジュール86を介してDIAC,EXEC,モジュール
88に通知され、そこでIPSモジュール85が行うべ
きダイアグであることが判断されて、SYS、DIAC
,モジュール83を介してIPSモジュール85に当該
ダイアグの実行が指示される。これによりSYS、DI
AC,モジュール83は各リモートに対してコピーを実
行させると共に、IPSモジュール85はIPSフェイ
ルバイパスモードを実行するが、このダイアグモードに
おいては、フォールトを検知しても上位のモジュールで
あるSYS、DIAC,モジュール83に通知しない。
例えば、IPSモジュール85は種々の同期信号が生成
されているか否かを検知するが、もし、ある同期信号が
欠如していることが確認されてもSYS、DIAC,モ
ジュール83には何等の報告も行わない。これによりM
CBはフォールトが発生していることを認識できないの
で、マシンは停止することなくコピー動作を続行する。
以上の動作は他のフォールト検知においても同様である
。例えば、IPSモジュール85は、通常のコピー時に
おいて、AGC補正、AOC補正およびΔVダーク補正
を行っており、これらの補正によりAGCl AOC,
△Vダークが予め定められた範囲内に収束しない場合に
はフォールトとして検知する動作を行っているが、IP
Sフェイルバイパスモードが選択された場合には、これ
らのフォールト検知も無効とされ、DIAC,EXEC
,モジュール88にはフォールトの発生は通知されず、
例えばAGC補正により所定の範囲内に収束しない場合
であってもフォールトとはなされないので、マシンは停
止することなく動作する。また、IPSモジュール85
はFP8のフォールト検知も行うており、FPのフィル
タがユーザの意志とは関わりなく動いた場合にはフォー
ルトとするが、IPSフェイルバイパスモードが指示さ
れた場合には当該フォールトも無視され、フィルタが自
然に動いた場合においてもフォールトとは認識されず、
マシンは動作を続ける。
このように、フェイルバイパスモードにおいては、フォ
ールトが生じたとしてもフォールトとは認識されないの
でマシンは停止することなく動作するので、当該動作を
確認することによって、トラブルが生じているリモート
以外のリモートの動作確認、あるいはトラブル分離等に
利用することができる。
フェイルバイパスモードを選択する場合の画面の例を第
20図に示す。当該画面はDI9により所定の操作を行
うことで表示され、当該画面で、例えば、 r V/C
PU BYPASSJ ホ9 yを押下スルト、上述し
た IPSモード85が行っているフォールト検知の全
てを無効とすることができ、また、「IIT BYPA
SSJボタンを押下すると、IITモジエール84で検
知されるフォールトの全てを無効とすることができる。
0 レベル 本複写機においては、IUlの走査範囲を決定するため
に、および自動用紙選択が選択されている場合の用紙サ
イズ決定のために、あるいは用紙サイズが指定されたと
きに倍率を決定するために、プラテン上の原稿位置およ
びサイズを検知するようにしている。当該原稿検知(D
OD)はIPS−A基板に搭載されている原稿サイズ検
出回路(以下、DOD回路と称す)303で行われ、ま
た、DOD回路303では、枠消し処理も行われるが、
その処理は概路次のようである。
第21図(a)はDOD回路303のインターフェース
を説明するための図であり、DOD回路303は、LS
I等の適当なハードウェアで構成されるが、その制御は
VCPU4に格納されているIPSモジュール85によ
って行われる。DOD回路303には、IPSモジュー
ル85から通知される制御コマンドを格納するための制
御コマンド用レジスタ7601 および、DODを行う
ために必要なデータおよびDODの結果得られるデータ
を格納するためのデータレジスタ761が備えられてい
る。当該データレジスタ761は、第21図(b)に示
すように、3種、10個のレジスタで構成され、原稿面
として認識した座標値を保持するレジスタとして、副走
査方向の最小値が1/811111単位で書き込まれる
X m l n レジスタ、コ11走査方向の最大値が
1/8■震単位で書き込まれるxl、8レジスタ、主走
査方向の最小値がI/IG−■単位で書き込まれるV 
@ l nレジスタ、主走査方向の最大値がl/16一
−単位で書き込まれるV mowレジスタが備えられ、
プラテンの背景色か否かを判定する基準を設定するレジ
スタとして、Y色の基準値を格納するプラテンスライス
レベルCレジスタ、M色の基準値を格納するプラテンス
ライスレベル量レジスタ、0色の基準値を格納するプラ
テンスライスレベルCレジスタが備えられ、DODの有
効範囲を設定するためのレジスタとして、DODを開始
する主走査方向および副走査方向の座標値を格納するD
ODスタートレジスタ、DODを終了する副走査方向の
座標値を格納するDOD終了Xレジスタ、DODを終了
する主走査方向の座標値を格納するDOD終了yレジス
タが備えられている。
また、NVM705の所定のアドレスには第21図(C
)に示すようなりODのための10のデータ、即ち、D
ODが有効となされる領域を設定する副走査方向および
主走査方向の座標値Xsl+++X @@X I Y@
IRI Y@81%  DODの閾値レベル、Y、  
M、  C各色の枠消しの閾値レベル、枠消しのための
ノイズフィルタのデータ、および、枠消し調整量データ
、が格納されている。なお、本複写機では最大A3サイ
ズの原稿をコピー可能としているので、DOD有効エリ
アは、副走査方向では最大432+n、主走査方向では
最大300−一となされており、通常、X−+−= 0
 、Xma−= 432、Y−+−= O、Y、−、=
 300と設定される。また、DOD閾値、各色の枠消
し閾値は、8ビツトで与えられるので、0〜255の2
58レベルの範囲内で設定可能となされている。
さて、スタートボタンが押下されると、vCPU4に格
納されているSYSTEMモジュール82は各リモート
に対してコピーの実行を指示し、IPSモジs−ル85
 !t、NVM 705からDOD(7)ためのデータ
を読み出してデータレジスタ761にセットする。その
際、Y、  M、  Cの各プラテンスライスレベルレ
ジスタには、NVM705のり。
D閾値の値がそのままスライスレベルとして設定される
。これによると、Y、  M、  Cのスライスレベル
は同じになるが、通常は何等不都合はないものである。
勿論、Y、  M、  Cそれぞれに別個のスライスレ
ベルを設定してもよいことは当然である。
また、DODスタートレジスタには有効エリアデータX
 sla + Ysl++が設定され、DOD終了Xレ
ジスタには有効エリアデータX、□が、DOD終了yレ
ジスタには有効エリアデータY1..がそれぞれ設定さ
れる。このようにしてデータレジスタ761に対するデ
ータ設定が終了すると、コピー動作が開始されるが、実
際のコピーサイクルに先立ってDODのためのプリスキ
ャン、即ち原稿検知スキャンが開始される。原稿検知ス
キャンでは、DODの処理を行うだけであるので、走査
は第21図(d)に示すように、DOD有効エリアとし
て設定されている範囲内に渡って、通常の2倍の速度、
即ち、縮拡率50%、で行われ、N−117−PS信号
がLレベルの期間、即ち、IUIがレジ位置を通過して
から走査を停止するまでの期間にデータレジスタ781
のX @ l I+レジスタ +Xm5xレジスタ +
Va+6レジスタおよびX、1.レジスタにはデータが
書き込まれ、リターンが開始されると、IPSモジュー
ル85はこれらのデータ、xlll。
X61M + Vallll Xmaxをデータレジス
タ761から読み出し、SYSTEMモジュール82に
通知する。
これにより、5YSTEIIモジユール82は、IUI
の走査範囲の決定、自動用紙選択が選択されている場合
には用紙サイズの決定、等の処理を行う。
原稿の位置、サイズの検知は次のように行われる。DO
D回路303は、プラテンカバーの背景色と不一致の色
の領域を原稿と認識し、その座標値を求めるのであるが
、そのために、1画素毎に原稿か、プラテン背面かの識
別を行う。この識別は、読み込まれた画素のY、  M
、  Cの3色のレベルが全てデータレジスタ761に
設定されたY。
M、  Cの3色のプラテンスライスレベル以上の場合
にプラテン背景色とし、それ以外の画素は原稿の画素と
判定するようになされている。また、本複写機は画像を
回転させる、いわゆるローティト機能を有していないの
で、原稿は主走査方向および副走査方向に平行に載置さ
れていると認識するようになされている。これらのこと
により、原稿サイズ検知、原稿位置検知および原稿範囲
外消し込みの機能が実現される。即ち、第21図(e)
に示すように、原稿220をプラテンガラス31上に傾
けて載置した場合においては、原稿検知スキャンにより
、図中のXm+n + Xasx r ”!man +
 X−xの4つの座標値がデータレジスタ761に得ら
れるので、原稿検知スキャン後にこれらのデータを読み
出すことによって、原稿220が載置されている位置お
よびサイズを判定することができ、第21図(e)の場
合、原稿は783の矩形で示されるサイズのものとして
認識される。なお、図中764で示す一点鎖線はNVM
705に格納されている有効エリアで設定されるDOD
の有効エリ。
アを示している。また、コピーサイクルのスキャン中に
は、1主走査毎に原稿範囲を読み出して、原稿の範囲外
を白に置換する原稿範囲外消し込み処理が行われる。例
えば、第21図(e)に示す状態でコピーが行われると
、図中P+  、P2 、Ps+Paで示す原稿範囲外
の点は白に置き換えられ、用紙には原稿220の画像以
外は白が出力されることになる。なお、原稿検知スキャ
ンが行われている期間中は、IPSモジュール85は制
御コマンド用レジスタ760の所定のレジスタ、DOC
−DET−CTRL−0−REGには、例えば第21図
(f)に示すような制御コマンドを設定する。D2ピッ
トは入力信号機能切り替えを示し、 「1」はDODモ
ード、rOJは入力枠消しモードを示す。またsDs 
ピットは枠消し機能切り替えを示し、 「1」は枠消し
有り、 「0」は枠消し無しを示す。従って、第21図
(f)のコマンドは枠消しを行わずにDODを行うコマ
ンドであることを示している。そして、IPSモジュー
ル85は、DODが終了したら、枠消しを行うために、
所定のレジスタ、DOC−DET−CTRL−0−RE
Gに、例えば、第21図(g)に示す制御コマンドを設
定し、続けて枠消し量を設定するために、制御コマンド
用レジスタ761の所定のレジスタ、DOC−DET−
CTRL−1−REGに、例えば第21図(h)に示す
制御コマンドを設定する。当該コマンドにおいては、D
s”Ds ピットには枠消し終了位置のオフセットが設
定され、D−〜D7ビツトには枠消し開始位置のオフセ
ット値が設定されている。なお、第21図(g)、(h
)において、ROMパラメータ値というのは、図示しな
いROMに設定されているパラメータ値が設定されるこ
とを示しているものである。
以上のようにしてDODが行われるのであるが、プラテ
ンカバーの背景色の劣化、あるいは傷等により、また、
使用する原稿によってDODが有効に機能しない場合が
ある。例えば、プラテンカバーの背景色が黒の場合、黒
っぽい原稿に対してはDODが有効に機能しないことが
考えられる。このような場合には、ダイアグモードのN
VMIJ−ド/ライトモードを使用することにより、N
VM705のDOD閾値の再設定を行うのが有効である
が、この再設定したDOD閾値で有効にDODを行うこ
とができるか否かを確認する必要がある。
これが当該DODレベル調整である。
NVMに書き込まれているDOD閾値を変更するために
操作について説明すると次のようである。
UI9により所定の操作を行ってダイアグモードに入り
、NVMリード/ライトモードを指示すると画面には、
例えば第21図(i)に示すような表示が行われ、当該
画面テrNVN READ/WRITEJボタンを押下
すると、画面は例えば第21図(j)に示すような表示
に遷移する。そして、この画面において、テンキーもし
くはスクロールボタン765によりDOD閾値が格納さ
れているNVM705のロケータ1ン番号、即ちアドレ
スを入力し、NVMの当該アドレスの設定値を変更する
ために「CHANGE NVII VALUEJボタン
を押下する。このことにより画面は例えば第21図(k
)に示す表示に遷移する。この画面にはNVMのロケ−
シーン番号がrNYM LOCATIONJの欄に、当
該ロケ−シロンの現在の設定値がrcURRENT N
VM VALUEJ (7)欄ニソれぞれ表示されてお
り、また、テンキーで入力した新タナ設定値カrVAL
UE ENTERED WITHKEYPADJ 17
)欄に表示される。従って、この画面においてテンキー
により適当な数値を入力すれば当該設定値がrVALU
E ENTERED WITHKEYPADJ 17)
欄に表示され、ソノ状態テrENTERNEW VAL
UEJボタンを押下すると当該設定値が所定のNVMの
所定のロケーシロン(アドレス)に書き込まれる。
このようにしてDOD閾値を再設定した後、当該設定値
が適用か否かを確認する場合には、プラテン上に適当な
原稿を載置し、UI9により所定の操作を行ってDOD
レベル調整を選択し、コピーをスタートさせる。このこ
とにより、SYSTEMモジュール82はIUIに対し
て原稿検知スキャンを実行させ、IPSモジュール85
は通常のコピー時と同様に、NVM705に新たに設定
されたDOD閾値をデータレジスタ761にセットして
DODを行わせる。原稿検知スキャンが終了すると、I
PSモジュール85はデータレジスタ761のX17レ
ジスタ%  Xasxレジスタ、yl、レジスタおよび
yl、8レジスタに格納されている座標値、Xsl++
 + Xaax + Vale + y8@I、を読み
出し、第21図(1)に示すように、rDOc、INF
o COMMANDJというコマンドを付して、それぞ
れの座標値を2バイトでSYSTEMモジュール82に
対して報告する。なお、データレジスタ761に格納さ
れるデータ、即ち原稿検知スキャンで得られる座標値は
画素(ピクセル)単位のデータであるが、IPSモジュ
ール85は当該データをSYSTEMモジュール82に
通知する際、ピクセル単位のデータを1単位のデータに
変換するようになされている。そして、SYSTEMモ
ジュール82は当該データをその**MCB/−)’(
7) DIAC,EXEC,モジ!−ル88に通知し、
更ニDIAC,EXEC,eジュール88は阿CB U
lモジュール86に通知する。このことによって、UI
9の画面上には、DOD回路303が原稿として認識し
た座標値、X1llll + XIIIIX * Vs
ln + Vm*xが表示される。従って、サービスマ
ンは、実際のプラテン上の原稿位置と画面に表示された
座標値とを比較することによって、DODが正常に機能
しているか否かを判断することができる。
以上はDOD閾値を変更する例について説明したが、有
効エリアその他のDODに関する設定値についても当該
DODレベル調整を使用してコピーをとることによって
確認することができる。
以上説明したところから明らかなように、DODレベル
調整においては再設定が有効に機能するか否かの確認を
画面を見るだけで容易に確認することができ、しかも、
当該DODレベル調整はソフトウェアを追加するだけで
実現できるのでコストの上昇を最小限に抑えることがで
きるものである。
7 ゲイン オフセ ト 第16図(a)に示したように、AGC232b1AO
C232cにおいては、IUIの読み取りが開[レル、
!:、V CP U 4 ハ、NVM705 (7)所
定のアドレスに格納されている初期ゲイン値および初期
オフセット値と、当該コピーに先立って読み込まれた白
リファレンスデータとに基づいて最適なゲイン値および
オフセット値を算出してD/Aa702およびD/A嘗
703にそれぞれセットされ、これにより点順次ビデオ
信号に対するゲイン調整、オフセット調整が自動的に行
われる。
NVM705には、例えば、第22図(a)に示すよう
に、プラテンモード時の初期ゲイン値、初期オフセット
値がそれぞれ各チャンネル毎に格納されているが、これ
らの初期ゲイン値および初期オフセット値は、電源投入
時に読み込まれた白色基準板の白リファレンスデータに
基づいて設定されるようになされている。当該初期ゲイ
ン値、初期オフセット値によって通常のAGC,AOC
が行われるのであるが、得られるコピー画像からAGC
232b、AOC232cの動作が正常に行われていな
い可能性がある場合には、AGC232b、AOC23
2cが正常に機能するか否かの確認、あるいはAGC2
32b、AOC232cのトラブル分離を行う必要があ
り、そのためには、NVMの初期ゲイン値、初期オフセ
ット値を意図的に変更してコピーを行い、得られる画像
によって判断するようにすることが考えられる。これが
ゲイン/オフセット手動調整であり、上述したD/A変
換器チエツクがD/A変換器のみのチエツクであるのに
対して、このゲイン/オフセット手動調整はAGC回路
232b、AOC回路232Cの全体の動作をチエツク
するダイアグモードである点で相違するものである。
そのときの操作およびIPSモジュール85の動作は次
のようである。まず、サービスマンはUl9で所定の操
作を行うことによりダイアグモードに入り、ゲイン/オ
フセット手動調整を選択すると、画面には例えば第22
図(b)に示すような表示がなされる。当該画面には、
NVM705に現在格納さp ている値がrctlRR
ENT NVlil YALUEJの欄に、その上の欄
には新たに設定された値が表示される。従って、サービ
スマンがテンキーで所望の値を設定し、更に、ジロブプ
ログラムボタンを押下し、第17図(p)に示すと同様
な画面によって、所望のコピーモードを設定してスター
トボタンを押下してコピーを実行させる。以上の処理は
、DIAC,EXEC,モジュール88の制御の基にN
CB旧モジs−に8BおよびLot LEVEL Ul
 −1−ジュール80が行うものであることはこれまで
の説明から明らかである。
これらのボタン情報はD IAC、EXEC、モジュー
ルにおいて、システムノードのIPSモジュール85が
行うべきダイアグモードであると判断されて、当該ダイ
アグを実行する旨の指示が、新たに設定されたゲイン値
、オフセット値と共にIPSモジュール85に通知され
る。UPSモジュール85は、まず、現在格納されてい
る初期ゲイン値、初期オフセット値を他のNVMの所定
のアドレスにバックアップとして待避させ、次に新たに
設定されたゲイン値オフセット値をNVM705の所定
のアドレスに書き込む。これまで格納されていた設定値
を一旦待避させるのは、後述するように当該ダイアグが
終了した時点で再びNVM705に格納する必要がある
ためであり、また、このことにより、調整中にトラブル
が生じた場合には元の状態に復帰することが可能となる
ものである。新たな設定値の書き込みが終了すると、I
PSモジュール85は設定が完了した旨をSYS、DI
AG、モジュール83に通知する。このことを条件とし
てSYS、[1IAG、モジュール83は各リモートに
コピーの実行を1旨示する。
このようにして得られたコピー画像を観察することによ
って、サービスマンはAGC回路232bおよびAOC
232cが正常に機能しているか否かを確認することが
できる。
最後にサービスマンは画面中のrEXITjボタンによ
り当該ゲイン/オフセット手動調整モードを抜ける操作
を行うが、これにより IPSモジュール85は、先に
他のNVMに待避させておいたゲイン値、オフセット値
を再びNVM705の所定ノアドレスに書き込み、当該
ダイアグモードを終了する。このように再び元のゲイン
値、オフセット値をセットするのは次のような理由によ
る。つまり、当該ゲイン/オフセット手動調整は、AG
ClAOCが正常に機能するか否かを確認するためのダ
イアグモードで、そのためにゲイン値、オフセット値と
しては意図的に種々の実験的なデータがセットされるの
で、元のデータに戻さないと得られるコピー画像は不自
然なものとなるからである。
NVMに格納されているデータを変更するためには、第
21図(i) 〜(k)に示すように、87Mリード/
ライトモードを使用することも勿論可能であるが、当該
NVMリード/ライトモードにおいては、これまで書き
込まれていたデータは待避されることなく消去されて書
き換えられてしまう。
しかし、回路の動作の確認だけのためにこれまでのデー
タを消去することは非常に危険を伴うものであるので、
当該ゲイン/オフセット手動調整においてはこれまでの
データを一旦待避させ、終了した時点で元に戻すように
しているものである。
以上のように、ゲイン/オフセット手動調整においては
、ソフトウェアを追加するだけでAGC回路232b、
AOC回路232Cの動作を確認することができるので
、コストの上昇を最小限に抑えることができる。
(8カラーマージン 本複写機は種々の編集機能を宵しているが、その中に、
原稿中の所定の色の検知を伴う編集として、指示された
色を他の色に変換する色変換、原稿の所望の編集範囲を
所定の色のマーカーで囲み、当該閉領域の画像を抽出し
たり削除するマーカー編集、黒色と赤色の原稿を対象と
し、例えば赤色の部分のみを抽出したり削除する赤/黒
モードがある。これらの編集を行うに必要な色検知の閾
値は予めNVMに格納されているのであるが、ユーザの
使用する原稿によっては指示された色を検知できない場
合が生じる。例えば、同系統の色が使用されている原稿
の中のある色を検知する場合には色検知の閾値は狭くす
る必要があるし、原稿に汚れや濁りがある場合にも閾値
が広いと色検知が不正確になる可能性がある。そこで、
色検知の閾値、即ち、指示された色と同じ色と認識する
範囲を調整する必要が生じる。そのために設けられてい
るのが当該カラーマージン調整である。
まず、色検知について説明するが、以下では変換を例に
とる。色変換は、IPS−B基板6に搭載されているカ
ラー変換回路304(第9図参照)で行われるが、概略
第23図(a)に示すように構成される。本複写機にお
いては、一つの原稿中に設定された4つの領域に対して
同時に色変換を行えるようになされているために、図中
A、  B、  C。
Dで示す4つの同一構成の色変換回路が設けられている
。そして、設定された領域が重なった場合を考慮して、
例えば、A、  B、  C,Dの順に優先順位が設定
されている。即ち、いま、第23図(b)に示すように
、白色原稿780に3つの領域78L  782.78
3が設定され、領域a781は色変換回路Aにより白を
青に変換するようになされ、領域b782は色変換回路
Bにより白を緑に変換するようになされ、領域0783
は色変換回路Cにより白を黄に変換するようになされた
とすると、優先順の高い色変換回路が優先されるから、
色変換後の画像は第23図(C)に示すようになる。
なお、この優先度処理は、色変換を司る IPSモジュ
ール85により行われる。
原稿サイズ検出回路303の出力であるY、  M。
Cの濃度信号は、カラー変換回路304に導入され、比
較回路770の一方の入力端子およびスイッチ773の
a端子に入力される。比較回路770の他方の入力端子
には変換閾値レジスタ771から変換前の色データ、即
ち、検知すべき色を認識するためのY、  M、  C
の濃度データが入力され、またスイッチ773のb端子
には変換後色レジスタ772から変換後のY、  M、
  Cの色データが入力されている。
ここで、変換前の色、即ち検知すべき色、および、変換
後の色は、それぞれ、登録色、指定色、標準色として予
めNVM705に格納されている色データの中からUI
9により選択されるようになされている。登録色はユー
ザがY、  M、  Cの各色について、0〜255の
256階調の中から所望のレベルを設定することで得ら
れる色であり1登録色のデータは第23図(d)に示す
ように、つの登録色についてY、  M、  Cの成分
毎に設定されたレベルが書き込まれている。指定色は原
稿中の所望の色をエデイツトパッドで指示することによ
り得られる色であり、IUlの読み取りによって得られ
た色データをY、  M、  Cに変換した値が第23
図(e)に示すように書き込まれている。標準色は出荷
段階で予めNVM705に書き込まれている色であり、
第23図(f)に示すように一つの標準色についてY、
  M、  Cの濃度データが書き込まれている。なお
、登録可能な色数、指定可能な色数および標準色数をい
くつにするかは任意であるが、本複写機では登録色、指
定色、標準色は共に8色としている。従って、ユーザが
UI9によりこれら登録色、指定色、標準色の中から所
望の変換後色を選択すると、IPSモジュール85は当
該指定された変換後色のY、  M、  Cの濃度デー
タをNVM705から読み出して変換後色レジスタ77
2にセットする。また、NVM705には、第23図(
g)に示すように、色検知の閾値を定める色検知マージ
ンがY、  M、  Cの各色について設定されており
、IPSモジュール85は、DI9から変換前色が通知
されると、当該通知された変換前色のY、  M、  
Cの各色の濃度データに対してそれぞれ±aの範囲を定
め、変換閾値レジスタ771にセットする。具体的には
次のようである。いま、例えば、変換前色として、Y=
80.  M=100、C=120の1度を有する色が
指示されたとし、NVM705に設定されている色検知
マージンがY=±a=20. M=±a==25. C
=±a : 1Gであルトすルト、IPS モジュール
85は、NVM705から、通知された変換前色のY、
  M、  Cの各色の濃度データおよび色検知マージ
ンを読み出して各色について変換前色の濃度データに±
aの演算を施し、第23図(h)に示すように、Yにつ
いては60〜100を、Mについては75〜125を、
Cについては110〜+30を変換閾値レジスタ771
にセットする。
比較回路770は、入力されるビデオ信号のY。
M、  Cの3色の濃度が共に変換閾値レジスタ771
にセットされている濃度範囲にある場合に限り出力を発
生してスイッチ773を変換抜色レジスタ772側に切
り換える。つまり、第23図(h)の例でいえば、入力
ビデオ信号のYの濃度が60〜100の範囲内にあり、
且つ、Mの濃度が75〜+25の範囲内にあり、且つ、
Cの濃度が110〜!30の範囲内にあるときに入力ビ
デオ信号の色は変換前色として指示された色と同じ色で
あると判断されるのであり、一つでも変換閾値レジスタ
771にセットされている範囲外の色成分がある場合に
は、変換前色として指示された色と同じ色であるとは判
断されない。スイッチ773は比較回路770の出力で
切り替えが行われ、大力ビデオ信号が変換前色と一致し
ている場合には端子Cは端子すに接続され、一致してい
ない場合には端子Cは端子aに接続されるようになされ
ている。
以上のようにして変換前色は変換復色に変換されるが、
NVM705に設定されている色検知マージンが大きい
場合には変換前色と同一色と判断される色が多くなるか
ら、同系統色が多い原稿の場合にはカラーマージンが不
適当として変更が要求されることになる。また、カラー
マージンが狭い場合には検知される色の幅が狭くなるか
ら、必ずしもユーザが意図した色変換が行われない可能
性がある。
そこで、サービスマンはDI9で所定の操作を行うこと
によりダイアグモードに入り、当該カラーマージン調整
を指示すると、画面には、例えば第22図(b)に示す
と同様な表示がなされ、当該画面でY、  M、  C
の各色に対して新たなマージン、±aを設定すると共に
、ジョブプログラムボタンにより変換前色および変換復
色を設定してスタートボタンを押下する。このようにし
て設定された新たな設定値!i、LOW LEVEL 
Ul %ジ!−/1z80からMCB DI モジュー
ル86を介しテDIAC,E)[EC。
モジニール88に通知され、更にSYS、DIAC,モ
ジュール83を介してIPSモジュール85に通知され
る。これにより IPsモジュール85は新たな設定値
をNVM705の所定のアドレスに書き込む。
更に、IPSモジュール85は通知された変換復色を変
換復色レジスタ772にセットすると共に、変換前色お
よび色検知マージンに基づいて検知範囲のデータを変換
閾値レジスタ771にセットする。SYS、 DIAG
、モジュール83は以上の処理が終了したことを確認す
ると、各リモートに対してコピーの実行を命令する。こ
のようにして得られたコピー画像により、サービスマン
は所望の色変換が行われたか否かを判断することができ
るものである。
以上は色変換に関する説明であるが、赤/黒モードにお
ける赤色もしくは黒色の検知、そしてマーカー編集にお
けるマーカー色の検知も同様な回路で行うことができる
ことは当業者に明らかであろう。赤/黒モードは、第1
2図(a)、(b)において、左下に配置されているr
Red and BlackJボタンを押下することに
より選択でき、赤色の部分を削除したり、抽出したり、
または赤を黒に、黒を赤に変換する機能である。赤色を
検知するための閾値は、第23図(i)に示すようにY
、  M、  Cの各色毎の上限値と下限値とがNVM
705の所望のアドレスに格納されており、上述したと
同様な操作により設定値を変更することができるように
なされている。
また、マーカー編集は、原稿上に所定のマーカーにより
閉領域を描画し、当該閉領域内の画像を抽出したり、削
除したりする編集を行うことができるものであり、マー
カー色を検知する範囲が第23図(j)に示すような構
造でNVM705に格納されている。サービスマンは、
上述したと同様な操作により当該マーカー色検知範囲を
任意に設定し直すことができるものである。なお、第2
3図(j)には1色分のマーカー色検知レンジしか示さ
れていないが、マーカー色を複数色採用することができ
ることは当然であり、その場合にはNVM705にはマ
ーカー色数分の検知レンジが書き込まれることになる。
以上のように、カラーマージン調整用のソフトウェアを
追加するだけで、容易に色検知範囲を所望の値に設定す
ることができるので、コスト上昇を最小限にとどめるこ
とができる。
モード FPを使用してフィルム画像をコピーする場合には 度
補正およびカラーバランス調整が重要であり、そのため
にIPSモジュール85は濃度補正、カラーバランス調
整を行うようになされている。
その概略を説明すると次のようである。
第24図(a)は濃度調整およびカラーバランス調整の
フローチャートであり、まず、原稿フィルムのサンプリ
ングデータを抽出する。このデータサンプリングにあた
っては、1ラインからR,G。
B毎に16点のサンプリングデータをとる。そして、各
点毎に32個のデータをとり、その平均を求める。
1  111+ R11=□ Σ R++ 321・11 1   HI◆ll G11 =−Σ  G++ 321°」1 1   J+◆31 Bll  =−Σ  B In 321“」1 このサンプル点を16ラインについて合計256点のデ
ータを抽出する。
得られたR、  G、  Bの色分解信号毎のデータに
基づいてカラーコレクシ日ンを行い、色にごり補正及び
γ補正を行う。この補正は所定の係数を掛は合わせるこ
とにより行われる。すなわち、この補正により補正され
たR、  G、  Bは更に二次元の色座標に変換され
る。すなわち、 ここで、WはR,G、  Bの平均であり、白色を表す
。そして、この色座標を肌色領域が一つの軸(例えばX
軸)上に来るように色座標を回転させる。
すなわち、 このようにして得られた二次元座標X1 Yにおける2
56点のサンプリングデータ+XJ、Y1+が、第24
図(b)に示すグレー領域a1 肌色領域す及び彩色領
域Cのどの領域に入るかを判定し、以下のパラメータを
求める。
■全領域最大濃度  WX、  X、I、  Y。
■全領域最小濃度  WI ■肌色領域の 個数   np 平均色相 Xp、  YF 濃度   Wp ■グレー領域の 個数   n。
平均色相 Xo=  Y。
■彩色領域の 個数   nc 平均色相 Xc、  Yc ■全領域の 平均濃度 LATDW 平均色相 ΔX、ΔY ■全領域の平均コントラスト DB l  +s  +e DB=−Σ Σ(l W+、+−W+−+、+ 12n
l−21−2 + l W+、1−W+、+−+ I)■フィルムの 
上半分平均濃度 DU 下半分平均濃度 DL 右半分平均濃度 DRT 左半分平均濃度 DLF 中心部平均濃度 DC 周辺部平均濃度 DF なお、■の領域は第24図(C)〜(e)に示すように
設定される。
次に、得られたデータに基づいて、濃度補正量ΔWを決
定する。この濃度補正量△Wを決定するにあたっては、
まず、フィルムを次の5種類に分類する。、すなわち、 (イ)アンダー露光フィルム (ロ)オーバー露光フィルム (ハ)ローコントラストフィルム (ニ)ハイコントラストフィルム (ネ)標準フィルム に分類する。次いで、濃度補正項ΔW−を次のようにし
て求める。
ΔWb : k+ (1)+kt (1)41:+ks
 (1)41+ka(+)・LATDW+ks (1)
・CF+ka(1)・UL+kt(1)JB+ks(1
)・nG この補正項ΔW、に対し、 (a)肌色を検知した場合(すなわちnp≧npe)Δ
W、 = WF −WFIN (1)(WF: 肌色点
の平均濃度) (WFIN:肌色点の標準濃度) を使って、 ΔW=ΔW、・α(1)+ΔW、(1−α(1))(i
は、分類により別な数値とする) とし、 (b)肌色を検知できなかった場合、 ΔW=ΔW− このように濃度補正量ΔW(ΔW、、ΔW h )が求
められると、次にカラーバランス色相判定を行う。
通常の場合、第24図(f)に示すように、 (ΔX、
ΔY)を極座標(r+  θ)に変換して、第24図(
f)のrOJ印で示す各点の補正量CB(r。
θ)を基準に、その間のデータの補正を行う。すなわち
、 色バランス補正量  ΔX     ΔX=CB・ ΔY       ΔY (0,2≦CB:al、0) この場合の補正はローコレクシロンとして設定されてい
る。なお、本発明においては、上述の各rOJ印点の補
正量CB(r、  θ)の値のテーブルを準備している
また、カラーフエリアの条件が設定されており、この条
件に基づいてカラーフエリアを検知するようにしている
カラーフエリアの検知条件として、 ■   (X c ”ΔX+Yc・ΔY)ne・   
         ≧C+(定数)fΔ17TΣ■τ のときには、彩色が多く、その色相が偏っているととも
に、彩色データの平均彩度も高いと判断する。すなわち
、各サンプリング点毎に、彩度の高さによって彩色点か
どうかを判断し、彩色点と判断された点の個数をncs
  彩色点の平均色相を(Xc、  Yc)として評価
関数 (Xc”ΔX+Yc拳ΔY) ”ne拳                     
 COS θf1】T王AYI :fiC*   e”+Yc”  @cosθにおいて
、彩色と判定された個数ncが多いと、評価関数の数値
が大きくなり、カラーフエリアと判断する。また、極端
な彩色があっても、個数が少ないと、数値は小さくなり
カラーフエリアでないと判断する。なお、θは第24図
(g)に示すようにコマの平均色彩(ΔX、ΔY)と彩
色のみの平均色彩(X、、  Y、)との間のずれ角度
を表す。
しかしながら、彩色と判定された個数n、が多くとも、
彩色点の色相がバラバラで平均彩度、すなわちF■r弓
々klが小さければ、評価関数は大きくならずカーフエ
リアでないと判断する。
また全領域の平均色相ΔX、ΔYと彩色領域の平均色相
Xc、  Yeとが太き(ずれている場合、すなわちC
OSθが小さい場合にも、評価関数は小さくなりカラー
フエリアではないと判断する。これは例えばうすい水色
(彩色でない)の背景に鮮やかな黄色の花のように、彩
色が全領域の平均色相に影響を与えていないことを意味
している。
■ np>npca(設定定数) (XF−XFI) ”+ (YF  YFII) ”Q
1F*のときには、検出された肌色が色変わりしていな
いと判断する。
■ rll>noc。
Xa”+Ya”≦Gt のときには、グレーが検出されて色変わりしていないと
判断する。
■ XPl”+Yn”≦03 のときには、最高濃度点の色相が偏っていないと判断す
る。
モして■〜■の条件の論理和により、カラーフエリアを
検知し、カラーバランス自動補正を行いながらも、過補
正によるカラーフエリアの発生を極力防止している。
つまり、これらの条件によって、カラーサブジェクトフ
ェリアを積極的に検知し、このフェリアに対して、CB
=(1/2)CBとして色補正量を落とすようにしてい
る。しかし、カラーフエリア(被写体自身の色の偏りの
ためのLATDのカラーバランスの偏り)を積極的に検
知した結果、照明光色の偏りであるカラーキャストを補
正しきれないケースが出てくる。
この場合、オペレータが実コピーで、色味が異なってい
ることを判断して、ハイコレクシーンモードを設定する
キーを設けておき、LATDの偏り分、ΔX1  △Y
を無条件で補正するようにモードを切換える。
そして、求められたカラーバランス補正量ΔX。
ΔY及び濃度補正量ΔWから、各R,G、  B毎の濃
度補正量(ΔR9ΔG、ΔB)を演算する。すなわち、 ここで、 である。
この求められた濃度補正量(ΔR1ΔG、ΔB)に基づ
いて、シェーディング回路のレジスタ内のDs43値を
書き換えると共に、増幅器のゲイン及びランプ電圧を変
更する。なお、ランプ電圧変更はりバーサルフィルムの
み行う。また同時に、この補正1(ΔR9ΔG、ΔB)
に基づいて、IIT出力のENDカーブのテーブルを切
り換えるようにしている。
このようにしてF/Pモードにおけるフィルム画像コピ
ー時に、アンダー露光、オーバー霧光、濃度フェリアあ
るいはカラーフエリアが補正されて、コピーがされるよ
うになる。
以上のようにして濃度補正およびカラーバランス調整が
行われるのであるが、特に、肌色は一つの記憶色として
特別の意味を有する重要な色であり、従って、上述した
ように肌色濃度点の点数が予め定められた範囲にある場
合には肌色濃度補正を行うようになされているのである
が、しかしながら場合によっては肌色濃度補正が行われ
たがために肌の色が不自然になる場合もあり、そのよう
に肌色濃度補正を行うことが不適当な場合には、予め肌
色濃度補正を行わないようにする必要かある。
さて、NVM705の所定のアドレスには、第24図(
h)に示すように、肌色濃度補正を行うか行わないかを
定める1ビツトのデータが格納されており、例えば、当
該ピットが「0」のときは肌色濃度補正を行い、「1」
のときは肌色濃度補正は行わないようになされている。
つまり、FPコピーモードが指示された場合、IPSモ
ジュール85はまず当該ピットをアクセスし、 「O」
であれば上述した第24図(a)に示すフローチャート
に従って肌色濃度補正を行うが、 「1」であれば第2
4図(a)中の肌色濃度補正のルーチンをバイパスし、
肌色濃度補正は行わない。従って、必要に応じて当該ピ
ットを「0」または「1」に設定するようにするのが当
該肌色濃度補正モード選択であり、サービスマンは、U
I9で所定の操作を行ってダイアグモードに入り、肌色
濃度補正モード選択を指示すると表示装置の画面には現
在NVM705に格納されている値が表示されると共に
、「0」または「1」の入力が要求されるので、その状
態において、テンキー等により「0」または「1」を入
力すればよく、これにより肌色濃度補正を行うようにし
たり、行わないようにすることができる。なお、以上の
説明ではrOJのときに肌色濃度補正を行うこととした
が、「1」のときに肌色濃度補正を行うようにしてもよ
いことは当業者に明らかである。
以上のように、当該肌色濃度補正モード選択では、NV
M705の所定のアドレスをrOJにするか「1」にす
るだけで肌色濃度補正を可能、不可能にできるので、サ
ービスマンは容易に、短時間でサービスを終了させるこ
とができる。
レジストレーション 本複写機ではポジあるいはネガのカラーフィルムをFP
により投影して、あるいはプラテンガラス上に密着させ
ることによりコピーをとることができるようになされて
いる。そして、フィルムのサイズ、ネガ/ポジの別に応
じて、また、投影型か密着型かに応じて、第25図(a
)に示すようにスキャンエリアが設定されている。なお
、第25図(a)において、 「たて/よこ」はフィル
ムを縦置きにするか横置きにするかを示し、 「フリー
」は1枚のフィルムではなく、何枚かのフィルムが裁断
されることなくつながっているフィルムを対象としてい
るので、縦、横以外に斜めに置くことも可能とされてい
ることを意味している。また、メーカーの欄のA社、B
社、0社はそれぞれよく使用されるフィルムのメーカー
を示し、 「登録」は予め設定されているフィルム以外
のフィルムでユーザがよく使用するフィルムをマシンに
登録したものであることを示し、 「その他」はA、 
 B。
Cの3社以外のフィルムで、登録されてもいないフィル
ムを意味する。スキャンエリアのXs、Xlはそれぞれ
副走査方向の走査開始点、走査終了点、即ち、IUIの
走査開始位置、走査終了位置を示し、YII、Y、はそ
れぞれ主走査方向の走査開始点、走査終了点、即ち、C
ODラインセンサの出力のうちIPSで有効な画像とな
される出力開始位置、出力終了位置を示す。
FPコピーモードにおけるデータの流れは概路次のよう
である。いま、例えばユーザがA社の35 謳冒のネガ
フィルムをFPに縦置きにセットしてプラテンガラス上
に投影するモードでコピーを行うものとすると、ユーザ
はこれらの設定条件をUI9で入力し、スタートボタン
を押下するが、これらのボタン情報は、第25図(b)
に示すようニ、LOWLEvELUIモジ! −)L’
 80 カらSYSTEM Ulモジュール81を介し
て5YSTEにモジュール82に通知される。SYST
EMモジュール82は、IITモジュール84、IPS
モジュール85等の各リモートを制御するモジュールに
対して、ユーザの設定したコピーを行うために必要な情
報を通知する。
11Tモジユール84は、SYSTEMモジュール82
から通知されたコピー実行条件に基づいて走査開始位置
X−および走査終了位置X1を決定し、更にNVM70
5をアクセスしてスキャンエリアの補正量を得、最終的
な副走査方向の走査開始位置および走査終了位置を決定
する。IPSモジュール85も同様に、SYSTEMモ
ジュール82から通知されたコピー実行条件に基づいて
走査開始位置Y1および走査終了位置Y1を決定し、更
にNVM705をアクセスしてスキャンエリアの補正量
を得、最終的な主走査方向の出力開始位置および出力終
了位置を決定する。また、SYSTEMモジュール82
は、MCBノードの IOTモジュール90に対して、
高速通信回線を介して用紙サイズを通知する。なお、F
Pコピーモードにおいてはプラテンカバーは開けられた
ままの状態で行われるので原稿サイズ検出回路303は
機能せず、用紙サイズは、ユーザが所望のサイズを指定
した場合にはそのサイズの用紙が選択され、自動用紙選
択が設定されている場合には、SYSTEMモジュール
82がスキャンエリアをカバーする最小限のサイズの用
紙を選択してIOTモジュール90に通知するようにな
されている。また、図示しないが、FPに対しては使用
するフィルタの指示、ランプ光量の指示等必要な情報が
が通知される。これらの設定が完了すると、SYSTE
Mモジュール82は各リモートを動作させてコピーを実
行させる。
NVM705には、例えば、第25図(c)に示すよう
に、35嘗■縦置き投影モード、351■横置き投影モ
ード、6x6サイズ密着モード、4×5サイズ縦置きモ
ード、4X5サイズ横置きモードの5種類のモードに対
して、それぞれ、X−9X+ 、Ys 、Y+の補正量
が格納されている。従って、いま、35龍縦置き投影モ
ードの補正量が全て零であったとすると、IITモジュ
ール84は、Xs = 183 冒8、XI  ”34
8 璽vs  ト決定シ、IPs モジュール85は、
Ys =1300%  Y+  =240 m  と決
定するから、スキャンエリアは第25図(d)の790
で示す範囲となり、IPSにおける画像処理においては
当該スキャンエリア790の範囲内にある画素だけが有
効画素となされる。なお、第25図(d)において、X
 = Os  y = Oの位置はプラテンガラス31
の座標の原点、即ちレジ位置を示す。
このようにしてフィルム画像のコピーを得ることができ
る。
さて、FPは複写機本体の所定の位置に、また、ミラー
ユニットはプラテンガラス上の所定の位置にそれぞれ取
り付けられるようになされており、これにより、フィル
ム画像はプラテンガラス上の所定の位置に投影されるよ
うになされている。また、密着モードの際には、フィル
ムはガイドにより所定の位置に載置されるようになされ
ている。
しかし、FPl ミラーユニットおよび密着モードの際
に用いられるガイドは物理的に複写機に取り付けられる
ものであるから、機械的誤差あるいは機差は避けられず
、投影位置あるいは密着して載置される位置は必ずしも
設計値とは一致しない。
その場合の設計値からのずれに対応してレジストレージ
ロン位置、即ち、スキャンエリアを補正するためのデー
タがNVM705に格納されている補正量であり、出荷
時にマシン毎に設定されるが、経時変化等によりレジス
トレーシーンにずれが生じることがある。その際、補正
量の再設定を行うのが当該FPレジストレージeン調整
モードであり、次のような操作により行われる。
サービスマンは、UI9により所定の操作を行ってダイ
アグモードに入り、FPレジストレージ日ノン調整モー
ド指示すると、例えば、第22図(b)に示すと同様な
画面が表示され、現在設定されている補正量が表示され
ると共に、新たな補正量の入力が要求される。そこで、
テンキー等により新たな補正量を入力し、ジロブプログ
ラムボタンによりコピーモードを設定してスタートボタ
ンを押下する。このことによりNVM705には新たな
補正量が書き込まれ、当該補正量に基づいてスキャンエ
リアが決定されてコピーが行われる。
従って、サービスマンは得られたコピー画像により新た
な補正量が妥当なものであるかどうかを判断することが
できる。
当IFPレジストレージ2ン補正モードにおいてスキャ
ンエリアの補正量を設定する場合、x@+ XI + 
Ys + Y+ の全てのパラメータをそれぞれ独立に
設定可能としてもよく、スキャンエリアの原点を定める
XlおよびY−のみを設定可能とし、XIおよびYlは
自動的に設定された値と同じ量だけ移動させるようにし
てもよい。即ち、第25図(d)の例についていえば、
前者においては、± X ・ = −2嘗■、   ±
 X+=+1  嘗■、   ± Ys=+3m■、±
Y+=−111と設定したとすると、スキャンエリアは
、副走査方向は181〜349mm の範囲となり、主
走査方向では133〜239m■の範囲となる。
また、後者の場合には、±X @= −2mlJ  ±
Y m =+3龍 と設定したとすると、スキャンエリ
アは、副走査方向は181〜3481■の範囲となり、
主走査方向では133〜243曹■の範囲となる。
前者の補正の仕方は、スキャンエリアを自由に変更でき
るのでスキャンエリアの面積を変更できるという特徴が
あり、後者の補正の仕方は、投影される面積は同じであ
るから原点位置だけを変更し、走査終了位置は補正量と
同じ量だけ移動させればよいという考え方であり、いず
れの補正方法を採用するかは任意である。また、サービ
スマンがどちらの方法で設定するかを選択できるように
してもよいものである。
以上のように、当該FPレジストレージ、yil整モー
ドは、ソフトウェアを追加するだけでFPココピー時レ
ジストレーシヨンずれを補正することができるので、安
価に構成することができる。
1  、コントロールチエツク FPは複写機本体の端部に取り付けられるようになされ
ており、SYSTEMモジュール82、IITモジニー
ル84および[PSモジニール85によってコントロー
ルされるようになされている。従って、第28図に示す
ように、FPを動作させる回路を搭載するFPユニット
795と、IIT32およびCPU基板3との間には種
々のインターフェース信号の授受が行われている。これ
らのインターフェース信号が発生されない、あるいは発
生されても断線、コネクタの接触不良等の理由により相
手側へ伝達されない場合にはFPは正常に動作しないこ
とになる。そこで、何等かの異常によりFPが正常に動
作しない場合には、インターフェース信号、特に、FP
ユニット795からCPU基板3に対して発生されるイ
ンターフェース信号が正しく発生されているか否かを確
認し、トラブル分離を行う必要がある。これが当該FP
コントロールチエツクである。
まず、インターフェース信号について説明すると次のよ
うである。IIT32からFPユニット795に供給さ
れるLANP ON信号は、例えばハロゲンランプから
なるランプ613の点灯、消灯を制御する信号であり、
例えば、Lレベルで点灯、Hレベルで消灯となされる。
従って、FPユニット795はLANP ON信号がL
レベルになったことを検知するとランプ613に16ボ
ルト程度の電圧を供給して点灯させる。SYSTEMモ
ジュール82からは丁「1M注7信号、FCC3H7信
号の二つのインターフェース信号がFPユニット7θ5
に供給される。FP MODE信号は、UI9によって
FPコピーモードが選択された場合に発生される信号で
あり、選択されたときLレベル、非選択時はHレベルと
なる信号であり、FPユニット795は、当i FP 
MODE信号がLレベルになったことを検知すると、オ
ートフォーカスセンサ用発光器623、摺動用モータ8
25、駆動用モータ619、第1および第2位置検出セ
ンサ820.621等を起動させ、待機状態にする。補
正フィルタ635はターレットにネガフィルタとポジフ
ィルタが取り付けられた構成になっており、ネガフィル
タを選択するか、ポジフィルタを選択するかを設定する
のがFCC3H7信号である。当該FCC3H7信号は
例えば2ビツトからなる信号となされ、LLのときには
ポジフィルタがセットされ、HLのときにはネガフィル
タがセットされ、LH,HHのときには動作停止となさ
れる。従って、FPユニット795は、FCC3H7信
号がLLになったことを検知すると駆動用モータ619
に対してFCMOTOR信号を発し、ポジフィルタをセ
ットさせ、FCCON丁信号がHLになったことを検知
すると駆動用モータ619に対してFCMOTOR信号
を発し、ネガフィルタをセットさせる。IPSモジュー
ル85はFPユニット795に対してAF C3H7信
号およびLAMP LEVEL信号を供給する。AF 
C3H7信号ハオートフォーカスを行うか行わないかを
指示する信号であり、例えば、Lレベルのときはオート
フォーカスを行い、Hレベルのときはオートフォーカス
を行わないようになされる。従って、FPユニット79
5はAF C3H7信号がLレベルになったことを検知
すると摺動用モータ625に対してAFMOTOR信号
を与えてオートフォーカスを行わせる。
また、LAMP LEVEL信号はランプ613の発光
量を制御するための信号であり、FPユニット795は
LAMP LEVEL信号で指示されたランプ電圧をラ
ンプ613に供給するようになされている。
PP POVER信号は、FPユニット795に対して
電源を供給するための信号である。即ち、FPユニット
795には通常は電源が供給されておらず、SYSTE
Mモジュール82がFP POIIIER信号を発し、
それにより電源スィッチ798が投入されることによっ
て始めて低電圧電源回路(LVPS)798から所定の
電源電圧が供給されるようになされている。なお、PP
 POVER信号が発生される条件をどのように定める
かは任意であり、例えば、UI9によりFPコピーモー
ドが選択されたことを条件としてもよいし、複写機の主
電源が投入され、SYSTEMモジュール82が起動さ
れたことを条件としてもよいものである。
以上がIIT32もしくは5YSTE翼モジユール82
、IPSモジュール85からFPユニット795に供給
されるインターフェース信号であり、FPユニット79
5から5YSTEIモジユール82に対しては、FP 
CO?1IIECT信号、FP RDY信号、BKLT
]■信号、V/HSIG信号、$5ヨ(F FCSET
信号)5種類のインターフェース信号が通知されるよう
になされている。FP C0NNECT信号はFP本体
が複写機本体に取り付けられているか否かを示す信号で
あり、例えば、FPがセットされているときにはLレベ
ル、セットされていないときにはHレベルとなされる。
従って、5YSTEIIモジユール82は、FP C0
NNECT信号がLレベルであればFPがセットされて
いると判断し、HレベルであればFPはセットされてい
ないと判断することができる。FP■信号は投影モード
時におけるフィルムの有無およびオートフォーカスが終
了したか否かを示す信号であり、例えば、フィルムが装
着されており、且つ、オートフォーカスが終了したとき
、または、フィルムが装着されており、且つ、マニュア
ルフォーカスが選択されていることにはLレベルとなり
、それ以外のときにはHレベルとなされる。従って、S
YSTEMモジュール82はFP RDY信号がLレベ
ルであればFPが待機状態になされたことを認識するこ
とができる。m−信号は、通常原稿モード時において手
動によりランプ613が点灯されたか否かを示す信号で
あり、例えば、野10DE信号がHレベル、即ちUIに
よりFPが選択されておらず、且つ、手動によりランプ
613が点灯されたときに限りLレベルとなり、それ以
外のときにはHレベルとなされる。当該BKLT SI
G信号の意味は次のようである。投影モードではプラテ
ンガラス上にフィルムの画像を投影するのであるが、ど
のような大きさに投影されるのか、正しくフォーカスさ
れているか等を確認するために、FPコピーモードでは
なく、通常の原稿コピーモード時において、FPおよび
ミラーユニットを配置し、更にプラテンガラスとミラー
ユニットとの間に白色原稿を載置して、当該白色原稿に
フィルムを投影することが行われる。その際、フィルム
を白色原稿に投影するためにランプ613を点灯させる
必要があり、そのためにFPの所定の位置にはバックラ
イトボタンが設けられており、当該バックライトボタン
が押されるとBKLT SIG信号が発生されると共に
ランプ613が点灯されるようになされている。これに
より、バックライトボタンが正常に機能するか否か、ラ
ンプ613が点灯するか否か、フィルム画像がどのよう
に投影されるか、フォーカスが正しくとれているか否か
等を確認することができるものである。
V/HSIG信号は、フィルムがフィルム保持ケースに
縦置きにセットされたか、横置きにセットされたかを示
す信号であり、例えば、横置きの場合にはLレベル、縦
置きの場合にはHレベルとなされる。当該V/H5l(
i信号は、SYSTEMモジニール82においてスキャ
ンエリアを決定するための信号として用いられる。なお
、縦置き、横置きの検知は次のようにして行われる。F
Pには、その上部と側面にフィルムの挿入孔が設けられ
ており、縦置きの場合には上部から、横置きの場合には
側面からそれぞれフィルムを挿入するようになされてい
る。そこで、それぞれの挿入孔に配置し、これらのセン
サ出力により縦置き、横置きを検出するようになされて
いるものである。FCSET信号はネガまたはポジの補
正フィルタがセットされているか否かを示す信号であり
、例えば、補正フィルタのセットが完了した場合にはL
レベル、それ以外の時にはHレベルとなされる。
以上がFPユニット795からSYSTEMモジュール
82に通知されるインターフェース信号であるが、以上
の説明から明らかなように、これらのインターフェース
信号は、FPコピーが行える状態にあるか否かを示す信
号であるので、これらの信号が欠如するとFPコピーを
行うことはできなくなる。従って、何等かの理由により
FPコピーができない場合には、これらのインターフェ
ース信号が発生されているかどうかを確認する必要があ
り、そのために当該ダイアグが設けられているものであ
る。
当mFPコントロールチエツクの動作は次のようである
。サービスマンがUIで所定の操作を行うことによりダ
イアグモードに入り、そこでFPコントロールチエツク
を指示すると、当該情報は、Lot LEVEL DI
 モジs −ル80からMCB Ul モジニール86
を介り、テDIAC,EXEC,モジs −7L’ 8
 Bに通知され、そこで当該ダイアグはSYS、DIA
C,モジュール83が行うべきダイアグであると判断さ
れて、SYS、DIAC,モジュール83に対してFP
コントロールチエツクが指示されている旨を通知する。
これにより、SYS、DIAG、モジュール83は、F
PP■「信号を発生してFPユ= ツ) 795にLV
PS798から電源を供給すると共に、FPユニット7
95から通知される5種類のインターフェース信号の入
力ポートのレベルを検知し、その結果をDIAC,EX
EC,モジュール88に通知する。これによりDI9の
表示装置には、例えば、第19図(C)に示すと同様な
画面が表示され、FP C0NNECT信号、FP R
DY信号、BKLT SIG信号、Y/II SIG信
号、およびFCSET信号の581類のインターフェー
ス信号のレベルが表示される。この画面においてサービ
スマンは、FP C0NNECT信号のレベルからFP
が正しく装着されているか否かを知ることができる。ま
た、フィルム保持ケースからフィルムを出し入れし、そ
のときのFP RDY信号のレベル変化からFP RD
Y信号が正しく発生されているか否かを知ることができ
る。また、サービスマンはバックライトボタンをオン/
オフさせ、そのときのBKLT SIG信号のレベルの
変化を確認することで、■■ゴH信号が正しく発生され
ているか否かを知ることができる。更に、サービスマン
はフィルムを縦置きあるいは横置きにセットしたときの
V/HSIG信号のレベル変化から、V/II SIG
信号が正しく発生されているか否かを確認することがで
きる。また更に、サービスマンは、UIを操作してネガ
、ポジの補正フィルタを交互にセットし、そのときのF
CSET信号のレベル変化から、丁σ]7T「信号が正
しく発生されているか否かを確認することができる。
以上のようであるから、当該FPコントロールチエツク
によれば、FPユニット795から通知されるインター
フェース信号が正常か否かを容易に確認することができ
るものであり、サービス時間の短縮化に寄与するもので
ある。
ランブチ  り 当該ダイアグはFPにおいてフィルムを投影するために
使用されるランプ613が、IITから通知されるLA
NP ON信号によって点灯されるか否かを確認するも
のであって、これによりランプ613自体に故障を生じ
ているかどうか、ランプ613を点灯させるための回路
系に異常が無いかどうかを知ることができる。
サービスマンがUIにより所定の操作を行ってダイアグ
モードに入り、そこでFPランプチエツクを指示すると
、当該情報は、LOW LEVEL Ulモジュール8
0からMOB旧モジュール86を介してDIAC,EX
ECo−1−ジューAt8Bに通知され、そこで当該ダ
イアグはSYS、DIAC,モジュール83が行うべき
ダイアグであると判断されて、SYS、DIAC,モジ
ュール83に対してFPコントロールチエツクが指示さ
れている旨を通知する。これにより、SYS、DIAG
、モジュール83は、FP POWER信号を発生しT
:、 F P ユ= ツ) 795 ニL V P S
 79 B カラ電源を供給すると共に、IITモジュ
ール84に対して、所定の形態のLAIIP ON信号
を発生させる。このことによりランプ613が点灯すれ
ば、ランプ613をも含めたランプの信号系が正常に機
能していることを確認することができ、従って、トラブ
ル分離を行うことができるものである。
LANP ON信号の形態としては、例えば、第27図
(a)に示すように、当該ダイアグが開始されたときに
点灯し、当該ダイアグが終了したときに消灯させるよう
にする。しかし、点灯時間が長くなるとランプ613は
非常な高温となり危険な状態になり、しかも、当該ダイ
アグはランプ系が正常に機能するか否かを確認できれば
よいので、第27図(b)に示すように、所定の周期で
、所定回数N回だけ点滅させるようにしてもよく、また
、第27図(C)に示すように、所定の時間1時間だけ
点灯させるようにしてもよい。
以上のように、当該ダイアグによれば、ランプ系が正常
か否かを容易に確認することができるものである。
[発明の効果コ 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、SY
Sノードが管理する回路基板および制御信号のチエツク
あるいは各種の調整を容易に行うことができるのでサー
ビス時間が短くて済み、しかも、追加するハードウェア
は必要最小限になされているので、安価に構成できるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る画像記録装置の1実施例の構成を
示す図、第2図は本発明が適用されるカラー複写機の全
体構成の1例を示す図、第3図はハードウェアアーキテ
クチャ−を示す図、第4図はソフトウェアアーキテクチ
ャ−を示す図、第5図はシステムと他のリモートとの関
係を示す図、第6図はシステムのモジュール構成を示す
図、第7図はイメージングユニットを示す図、第8図は
ビデオ信号処理回路を示す図、第9図はIPSのモジュ
ール構成の概要を示す図、第10図はIOTの概略構成
を示す図、第11図はUIのハードウェア構成を示す図
、第12図はデイスプレィ画面の構成例を示す図、第1
3図はF/Pの斜視図、第14図はM/Uの斜視図、第
15図はF/Pの構成を概略的に示すと共に1.F/P
とM/UおよびIITとの関連を示す図、第18図はD
/A変換器チエツクを説明するための図、第17図はP
Gコピーモードを説明するための図、第18図はIPS
A/Bバイパスモードを説明するための図、第19図は
ビデオインターフェース信号チエツクを説明するための
図、第20図はフェイルバイパスモードを説明するため
の図、第21図はDODレベル調整を説明するための図
、第22図はゲイン/オフセット手動調整を説明するた
めの図、第23図はカラーマージン調整を説明するため
の図、第24図は肌色濃度補正モード選択を説明すため
の図、第25図はFPレジストレージロン調整を説明す
るための図、第28図はFPコントロールチエツクを説
明するための図、第27図はFPクランプエツクを説明
するための図である。 1・・・イメージングユニット(IU)、2・・・アナ
ログ基板、3・・・CPU基板、4・・・CPU15・
・・IPA−A基板、6・・・I PA−B基板、7・
・・イメージ出力ターミナル(IOT)、8・・・フィ
ルムプロジェクタ(FP)、 9・・・ユーザインターフェース (UI)。 出 願 大 富士ゼロックス株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)CCDラインセンサを搭載するイメージングユニ
    ットと、前記CCDラインセンサから出力される点順次
    カラービデオ信号を処理してデジタル信号として出力す
    る第1の基板と、前記第1の基板の出力である点順次カ
    ラービデオ信号を同時式カラービデオ信号に変換し、且
    つ、シェーディング補正を行う第2の基板と、前記第2
    の基板の出力に対して所定の画像処理を行う第3の基板
    と、前記第3の基板の所定の位置から分岐されたビデオ
    信号を入力し、所定の編集処理を施して再び前記第3の
    基板の所定の位置に入力させる第4の基板と、前記第3
    の基板の出力が入力されるイメージ出力ターミナルと、
    フィルム画像を投影するフィルムプロジェクタと、ユー
    ザインターフェースとを備える記録装置において、前記
    第2の基板にはCPUが搭載され、該CPUは前記ユー
    ザインターフェースにおいて所定の操作がなされたこと
    を条件として、前記第1の基板、第2の基板、第3の基
    板、第4の基板およびフィルムプロジェクタに対する自
    己診断または調整を行うことを特徴とする記録装置の自
    己診断システム。 (2)前記第1の基板には制御電圧がD/A変換器によ
    り与えられる自動利得制御回路と、制御電圧がD/A変
    換器により与えられる自動オフセット制御回路が備えら
    れており、前記CPUは前記ユーザインターフェースに
    おいて所定の操作がなされたことを条件として前記自動
    利得制御回路に対する制御電圧を与えるD/A変換器お
    よび前記自動オフセット制御回路に対する制御電圧を与
    えるD/A変換器に対して所定のデータをセットするこ
    とを特徴とする請求項1記載の記録装置の自己診断シス
    テム。 (3)前記自動利得制御回路に対する制御電圧を与える
    D/A変換器の出力端および前記自動オフセット制御回
    路に対する制御電圧を与えるD/A変換器の出力端には
    発光素子が接続されており、該発光素子はそれぞれのD
    /A変換器の出力が所定以上の場合に発光するように設
    定されていることを特徴とする請求項2記載の記録装置
    の自己診断システム。 (4)前記D/A変換器にセットされるデータは前記発
    光素子が所定の周期で点滅するようになされる形態であ
    ることを特徴とする請求項3記載の記録装置の自己診断
    システム。 (5)前記第1の基板の入力段、前記第2の基板の入力
    段および出力段にはそれぞれ所定のパターン信号を発生
    する第1、第2および第3のパターンジェネレータが備
    えられており、前記CPUは前記ユーザインターフェー
    スにおいて所定の操作が行われたことを条件として前記
    第1のパターンジェネレータ、または前記第2のパター
    ンジェネレータ、もしくは前記第3のパターンジェネレ
    ータから所定のパターン信号を発生させ、当該パターン
    信号をコピーすることを特徴とする請求項1記載の記録
    装置の自己診断システム。 (6)前記第1のパターンジェネレータは鋸歯状波発振
    回路で構成されることを特徴とする請求項5記載の記録
    装置の自己診断システム。 (7)前記第2のパターンジェネレータは前記第2の基
    板の初段に配置されているバッファ回路の出力端の所定
    のピットにプルダウン抵抗を接続することで構成されて
    いることを特徴とする請求項5または6記載の記録装置
    の自己診断システム。 (8)前記第3のパターンジェネレータは前記第2の基
    板の最終段に配置されているシェーディング補正回路の
    ラインメモリに所定のデータを与えることで所定のパタ
    ーン信号が発生されるようになされていることを特徴と
    する請求項5、6または7記載の記録装置の自己診断シ
    ステム。 (9)前記ラインメモリに与えられる所定のデータは純
    粋な色をコピーできるデータとなされていることを特徴
    とする請求項8記載の記録装置の自己診断システム。 (10)前記第3の基板には入力端と出力端とを接続す
    る第1のバイパス回路、および前記第4の基板をバイパ
    スさせる第2のバイパス回路が備えられ、前記CPUは
    前記ユーザインターフェースにおいて所定の操作が行わ
    れたことを条件として、前記第1のバイパス回路または
    前記第2のバイパス回路を有効とすることを特徴とする
    請求項1記載の記録装置の自己診断システム。 (11)前記第3の基板にはコピー実行時に発生される
    同期信号をラッチするラッチ回路が搭載されており、前
    記CPUは前記ユーザインターフェースにおいて所定の
    操作が行われたことを条件として前記ラッチ回路の各ポ
    ートのレベルを検知するようになされていることを特徴
    とする請求項1記載の記録装置の自己診断システム。 (12)前記CPUは前記ユーザインターフェースにお
    いて所定の操作が行われたことを条件としてフォールト
    を検知しないようになされていることを特徴とする請求
    項1記載の記録装置の自己診断システム。 (13)前記CPUは不揮発性メモリを管理し、且つ、
    前記ユーザインターフェースにおいて所定の操作が行わ
    れたことを条件として、前記不揮発性メモリに格納され
    ている原稿サイズ検出のための閾値データを変更するも
    のであることを特徴とする請求項1記載の記録装置の自
    己診断システム。 (14)前記不揮発性メモリには前記自動利得制御のた
    めのゲイン値および前記自動オフセット制御のためのオ
    フセット値が格納されており、前記CPUは前記ユーザ
    インターフェースにおいて所定の操作が行われたことを
    条件として前記ゲイン値および/またはオフセット値を
    変更するものであることを特徴とする請求項1記載の記
    録装置の自己診断システム。 (15)前記CPUは前記変更されたゲイン値、オフセ
    ット値に基づいてコピーを実行させ、当該ダイアグモー
    ドが終了した時点で前記不揮発性メモリに対して待避さ
    せておいた変更前のゲイン値およびオフセット値を格納
    することを特徴とする請求項14記載の記録装置の自己
    診断システム。 (16)前記不揮発性メモリには色検知のための閾値デ
    ータが格納されており、前記CPUは前記ユーザインタ
    ーフェースにおいて所定の操作が行われたことを条件と
    して前記色検知のための閾値データを変更するものであ
    ることを特徴とする請求項1記載の記録装置の自己診断
    システム。 (17)前記色検知のための閾値データは所定の数の登
    録色、所定の数の指定色、所定の数の標準色の各色につ
    いてそれぞれ黄色濃度、シアン濃度、マゼンタ濃度が設
    定されており、且つ、赤色検知およびマーカー色検知の
    ために黄色濃度、シアン濃度、マゼンタ濃度のそれぞれ
    について上限および下限が設定されていることを特徴と
    する請求項18記載の記録装置の自己診断システム。 (18)前記不揮発性メモリには肌色濃度補正を行うか
    否かを定めるデータが格納されており、前記CPUは前
    記ユーザインターフェースにおいて所定の操作が行われ
    たことを条件として前記肌色濃度補正を行うか否かを定
    めるデータを変更するものであることを特徴とする請求
    項1記載の記録装置の自己診断システム。 (19)前記不揮発性メモリには前記フィルムプロジェ
    クタによる投影コピーモード時におけるスキャンエリア
    の補正量を定める補正量データが格納されており、前記
    CPUは前記ユーザインターフェースにおいて所定の操
    作が行われたことを条件として前記補正量データを変更
    するものであることを特徴とする請求項1記載の記録装
    置の自己診断システム。 (20)前記補正量データの変更は、主走査の開始位置
    と終了位置および副走査の開始位置と終了位置について
    行われるようになされていることを特徴とする請求項1
    9記載の記録装置の自己診断システム。 (21)前記補正量データの変更は、主走査の開始位置
    および副走査の開始位置について行われ、主走査の終了
    位置および副走査の終了位置は当該変更された量と同じ
    量だけ自動的に変更されるようになされていることを特
    徴とする請求項19記載の記録装置の自己診断システム
    。 (22)前記フィルムプロジェクタにはフィルムプロジ
    ェクタを動作させるための回路を有し、且つ前記CPU
    との間でインターフェース信号の授受を行うフィルムプ
    ロジェクタユニットが備えられており、前記CPUは前
    記ユーザインターフェースにおいて所定の操作が行われ
    たことを条件として前記フィルムプロジェクタユニット
    から前記CPUに通知されるインターフェース信号の入
    力ポートにおけるレベルを検知するものであることを特
    徴とする請求項1記載の記録装置の自己診断システム。 (23)前記CPUは前記ユーザインターフェースにお
    いて所定の操作が行われたことを条件として前記フィル
    ムプロジェクタに対してランプを点灯させるインターフ
    ェース信号を発生することを特徴とする請求項1記載の
    記録装置の自己診断システム。 (24)前記ランプを点灯させるインターフェース信号
    の形態はランプの点灯が当該ダイアグの開始から終了ま
    で持続されるようになされていることを特徴とする請求
    項23記載の記録装置の自己診断システム。 (25)前記ランプを点灯させるインターフェース信号
    の形態はランプの点滅が所定周期で所定回数繰り返され
    るようになされていることを特徴とする請求項23記載
    の記録装置の自己診断システム。 (28)前記ランプを点灯させるインターフェース信号
    の形態はランプの点灯が所定時間だけ継続するようにな
    されていることを特徴とする請求項23記載の記録装置
    の自己診断システム。
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