JPH0313049Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0313049Y2 JPH0313049Y2 JP1986089339U JP8933986U JPH0313049Y2 JP H0313049 Y2 JPH0313049 Y2 JP H0313049Y2 JP 1986089339 U JP1986089339 U JP 1986089339U JP 8933986 U JP8933986 U JP 8933986U JP H0313049 Y2 JPH0313049 Y2 JP H0313049Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- liquid meter
- strainer
- flange
- tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 25
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 7
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Level Indicators Using A Float (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は自動車用等の燃料タンク内に固定す
るストレーナ用ハウジングを一体に備えたインタ
ンク式液量計用ハウジングユニツトに関する。
るストレーナ用ハウジングを一体に備えたインタ
ンク式液量計用ハウジングユニツトに関する。
(従来の技術)
上記の様なハウジングユニツトは特公昭46−
6884号公報で公知であつて、これは上端が開放
し、下端が閉じた筒形の液量計用ハウジングの上
記下端部に液が内部に入る透孔を設け、前記上端
に着脱可能に取付けたフランジによりタンクの内
壁に固定する様になつている。
6884号公報で公知であつて、これは上端が開放
し、下端が閉じた筒形の液量計用ハウジングの上
記下端部に液が内部に入る透孔を設け、前記上端
に着脱可能に取付けたフランジによりタンクの内
壁に固定する様になつている。
(考案が解決しようとする問題点)
上記従来装置では液量計用ハウジングの下にス
トレーナ用ハウジングを延長状に設けてあるので
ハウジングユニツトの上下方向の長さは長くな
り、車高を低くするために燃料タンクを扁平にす
る場合に使用できない。又、ストレーナ用ハウジ
ング中の燃料を吸上げる吸引パイプは液量計用ハ
ウジング中を貫通するので、液量計用ハウジング
中を上下動するフロートには上記吸引パイプを避
ける切欠きを形成したり、液量計を組込むのが吸
引パイプで阻害されて手数がかかる。
トレーナ用ハウジングを延長状に設けてあるので
ハウジングユニツトの上下方向の長さは長くな
り、車高を低くするために燃料タンクを扁平にす
る場合に使用できない。又、ストレーナ用ハウジ
ング中の燃料を吸上げる吸引パイプは液量計用ハ
ウジング中を貫通するので、液量計用ハウジング
中を上下動するフロートには上記吸引パイプを避
ける切欠きを形成したり、液量計を組込むのが吸
引パイプで阻害されて手数がかかる。
(問題点を解決するための手段)
そこで本考案は上記液量計用ハウジングと一体
に上端が開放し、且つその上端が前記液量計用ハ
ウジングの上端と同じレベルのストレーナ用ハウ
ジングを並設し、このストレーナ用ハウジングの
下端部の壁面の開口にフイルタを張設すると共
に、前記フランジには上記ストレーナ用ハウジン
グの上面を塞ぐ閉塞部を一体に設け、且つこの閉
塞部には前記ストレーナ用ハウジングの内部に上
から突入し、該ハウジング内の燃料をエンジンに
供給する吸引管を貫通して取付けたことを特徴と
する。
に上端が開放し、且つその上端が前記液量計用ハ
ウジングの上端と同じレベルのストレーナ用ハウ
ジングを並設し、このストレーナ用ハウジングの
下端部の壁面の開口にフイルタを張設すると共
に、前記フランジには上記ストレーナ用ハウジン
グの上面を塞ぐ閉塞部を一体に設け、且つこの閉
塞部には前記ストレーナ用ハウジングの内部に上
から突入し、該ハウジング内の燃料をエンジンに
供給する吸引管を貫通して取付けたことを特徴と
する。
(実施例)
第1〜3図の第1実施例において、1は液量計
用ハウジング、2はストレーナ用ハウジングで、
両ハウジングは夫々のハウジング1,2の下端を
閉じる底板3と共に一体にプラスチツクで成形し
た円筒の内部を隔壁1′と2′で仕切つてほぼ半円
形断面の背中合せの筒形に形成され、上端は同レ
ベルで開放している。4は両ハウジング1,2を
タンクTの内壁に固定するためのフランジで、前
記両ハウジング1,2を合わせた形状より一回り
大きな相似の外形を有し、これにより液量計用ハ
ウジング1の内部に上端から突入してその上面を
閉塞する閉塞部5のほかに、同様にストレーナ用
ハウジング2の内部に上端から突入してその上面
を閉塞する閉塞部6を有する。そして、フランジ
4の周縁部にはタンクTの例えば上壁の開口7の
縁にリベツト、フアスナなどで取付けるための孔
が設けてある。
用ハウジング、2はストレーナ用ハウジングで、
両ハウジングは夫々のハウジング1,2の下端を
閉じる底板3と共に一体にプラスチツクで成形し
た円筒の内部を隔壁1′と2′で仕切つてほぼ半円
形断面の背中合せの筒形に形成され、上端は同レ
ベルで開放している。4は両ハウジング1,2を
タンクTの内壁に固定するためのフランジで、前
記両ハウジング1,2を合わせた形状より一回り
大きな相似の外形を有し、これにより液量計用ハ
ウジング1の内部に上端から突入してその上面を
閉塞する閉塞部5のほかに、同様にストレーナ用
ハウジング2の内部に上端から突入してその上面
を閉塞する閉塞部6を有する。そして、フランジ
4の周縁部にはタンクTの例えば上壁の開口7の
縁にリベツト、フアスナなどで取付けるための孔
が設けてある。
各閉塞部5,6の半円形の外周面と、各ハウジン
グ1,2の半円形の内周面には互いに嵌合する凸
条8aと凹条8bからなるスナツプ係合装置8を
設け、両ハウジング1,2の上面をフランジ4で
塞いだ状態に留め、タンクTの例えば上壁の開口
7の回りから吊下げることができる。
グ1,2の半円形の内周面には互いに嵌合する凸
条8aと凹条8bからなるスナツプ係合装置8を
設け、両ハウジング1,2の上面をフランジ4で
塞いだ状態に留め、タンクTの例えば上壁の開口
7の回りから吊下げることができる。
液量計用ハウジング1中には図示していないが相
似の半円形のフロートを含む液量計用の付属部品
(ガイドバー、抵抗体、端子等)を設備し、下端
部には内部に燃料を取入れる取入口9、上端部に
はタンク内部と連通する空気孔10を開設する。
似の半円形のフロートを含む液量計用の付属部品
(ガイドバー、抵抗体、端子等)を設備し、下端
部には内部に燃料を取入れる取入口9、上端部に
はタンク内部と連通する空気孔10を開設する。
又、ストレーナ用ハウジング2の下部壁面にはフ
イルタ用網材11を張設した燃料を取入れる開口
11′を格子状に設け、内部にフイルタ用網材1
1でろかして燃料を取入れる。そして、フランジ
4の閉塞部6で囲まれた上面にはボス筒12を設
けて燃料の吸引管13を貫通して取付け、必要に
応じ、空気抜き用のパイプ14を貫通して取付け
るボス筒15を設ける。
イルタ用網材11を張設した燃料を取入れる開口
11′を格子状に設け、内部にフイルタ用網材1
1でろかして燃料を取入れる。そして、フランジ
4の閉塞部6で囲まれた上面にはボス筒12を設
けて燃料の吸引管13を貫通して取付け、必要に
応じ、空気抜き用のパイプ14を貫通して取付け
るボス筒15を設ける。
第4,5図は本考案の他の一実施例であり、これ
が上記第1実施例と異なるのは両ハウジング1,
2とフランジ4の関係だけである。従つてそれ以
外の第1実施例と対応する構成部分には同じ符号
を付して説明を省略する。尚、液量計及び吸引パ
イプは図示を省略したが、当然に組込む。
が上記第1実施例と異なるのは両ハウジング1,
2とフランジ4の関係だけである。従つてそれ以
外の第1実施例と対応する構成部分には同じ符号
を付して説明を省略する。尚、液量計及び吸引パ
イプは図示を省略したが、当然に組込む。
第1実施例ではフランジ4に両ハウジング1と2
を塞ぐ閉塞部5,6を備えさせ、両ハウジングの
上蓋と、ハウジングユニツトをタンク内に固定す
る役目を兼ねさせたが、この第2実施例はフラン
ジに両ハウジングと1,2を塞ぐ上蓋16を着脱
可能に取付け、この上蓋16で両ハウジング1,
2を塞ぎ、フランジ4により上蓋16を介してタ
ンクにハウジングユニツトを固定する様にしたの
である。
を塞ぐ閉塞部5,6を備えさせ、両ハウジングの
上蓋と、ハウジングユニツトをタンク内に固定す
る役目を兼ねさせたが、この第2実施例はフラン
ジに両ハウジングと1,2を塞ぐ上蓋16を着脱
可能に取付け、この上蓋16で両ハウジング1,
2を塞ぎ、フランジ4により上蓋16を介してタ
ンクにハウジングユニツトを固定する様にしたの
である。
これを説明すると、上蓋16はハウジング上端に
被さる円板状部分中の外周から垂下し、両ハウジ
ング1と2の上端外周縁を覆う外リング部分16
aと、各ハウジング上端内周縁に沿う内リング部
分16bとからなる閉塞部5と6を有し、この上
蓋16とハウジング1,2との係合はハウジング
外周面の突起環8aと蓋の外リング部分内面の溝
8bからなるスナツプ係合装置8によつている。
被さる円板状部分中の外周から垂下し、両ハウジ
ング1と2の上端外周縁を覆う外リング部分16
aと、各ハウジング上端内周縁に沿う内リング部
分16bとからなる閉塞部5と6を有し、この上
蓋16とハウジング1,2との係合はハウジング
外周面の突起環8aと蓋の外リング部分内面の溝
8bからなるスナツプ係合装置8によつている。
しかして、この上蓋16を介してフランジ4に
ハウジングユニツトを取付けるのは、頭付きのス
タツド17を蓋上面に立て、一方、フランジの方
には上記スタツド17の頭17aをそのまま通す
透孔18aに引き続いて頚部18bのみを通す径
の細孔18bを有する取付孔18を穿つておく。
そして、第5図示のように、スタツド17の頭1
7aをフランジの透孔18a内に通してフランジ
裏面に蓋上面を密接させ、フランジとハウジング
ユニツトとに相対的な捻りを掛けてやれば、スタ
ツド17は頚部17bのみを通す細孔18bに移
行し、頭17aの抜けが阻止されてフランジ、ハ
ウジングユニツトの取付けが完了し、ハウジング
ユニツトはタンク内に固定される。
ハウジングユニツトを取付けるのは、頭付きのス
タツド17を蓋上面に立て、一方、フランジの方
には上記スタツド17の頭17aをそのまま通す
透孔18aに引き続いて頚部18bのみを通す径
の細孔18bを有する取付孔18を穿つておく。
そして、第5図示のように、スタツド17の頭1
7aをフランジの透孔18a内に通してフランジ
裏面に蓋上面を密接させ、フランジとハウジング
ユニツトとに相対的な捻りを掛けてやれば、スタ
ツド17は頚部17bのみを通す細孔18bに移
行し、頭17aの抜けが阻止されてフランジ、ハ
ウジングユニツトの取付けが完了し、ハウジング
ユニツトはタンク内に固定される。
ハウジング1と2は、例えば円筒形の内部を一枚
の仕切壁で二分して構成することもできるし、底
3から個々に半円形の筒を背中合せに直立させて
構成することもできる。又、ハウジング1,2の
断面形状は半円形であることに限定されず、多角
形等任意である。
の仕切壁で二分して構成することもできるし、底
3から個々に半円形の筒を背中合せに直立させて
構成することもできる。又、ハウジング1,2の
断面形状は半円形であることに限定されず、多角
形等任意である。
(考案の効果)
本考案では液量計用ハウジングがストレーナ用
ハウジングを並列に一体に備えているため、スト
レーナ用ハウジングを下に連設する従来例に比し
高さは低くなり、燃料タンクの扁平化に対応でき
ると共に、液量計用ハウジング中には吸引パイプ
がないので液量計は吸引パイプと無関係に液量計
ハウジング中に組込むことができ、作業性がよ
い。
ハウジングを並列に一体に備えているため、スト
レーナ用ハウジングを下に連設する従来例に比し
高さは低くなり、燃料タンクの扁平化に対応でき
ると共に、液量計用ハウジング中には吸引パイプ
がないので液量計は吸引パイプと無関係に液量計
ハウジング中に組込むことができ、作業性がよ
い。
第1図は本考案の一実施例の液量計用ハウジン
グとストレーナ用ハウジング及びフランジの斜視
図、第2図は第1図の組立状態の断面図、第3図
は第1図の両ハウジングの平面図、第4図は本考
案の他の一実施例の組立状態の断面図、第5図は
第4図の平面図で、 図中、1は液量計用ハウジング、2はストレー
ナ用ハウジング、4はフランジ、5と6は各ハウ
ジングの閉塞部を示す。
グとストレーナ用ハウジング及びフランジの斜視
図、第2図は第1図の組立状態の断面図、第3図
は第1図の両ハウジングの平面図、第4図は本考
案の他の一実施例の組立状態の断面図、第5図は
第4図の平面図で、 図中、1は液量計用ハウジング、2はストレー
ナ用ハウジング、4はフランジ、5と6は各ハウ
ジングの閉塞部を示す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 上端が開放し、下端が閉じた筒形の液量計用ハ
イジングの上記下端部に液が内部に入る透孔を設
け、前記上端に着脱可能に取付けたフランジによ
りタンクの内壁に固定するインタンク式液量計用
ハウジングユニツトにおいて、 上記液量計用ハウジングと一体に、上端が開放
し、且つその上端が前記液量計用ハウジングの上
端と同じレベルのストレーナ用ハウジングを並設
し、このストレーナ用ハウジングの下端部の壁面
の開口にフイルタを張設すると共に、前記フラン
ジには上記ストレーナ用ハウジングの上面を塞ぐ
閉塞部を一体に設け、且つこの閉塞部には前記ス
トレーナ用ハウジングの内部に上から突入し、該
ハウジング内の燃料をエンジンに供給する吸引管
を貫通して取付けたことを特徴とするインタンク
式液量計用ハウジングユニツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986089339U JPH0313049Y2 (ja) | 1986-06-13 | 1986-06-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986089339U JPH0313049Y2 (ja) | 1986-06-13 | 1986-06-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62143218U JPS62143218U (ja) | 1987-09-09 |
JPH0313049Y2 true JPH0313049Y2 (ja) | 1991-03-26 |
Family
ID=30948241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986089339U Expired JPH0313049Y2 (ja) | 1986-06-13 | 1986-06-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0313049Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6797149B2 (ja) * | 2018-04-25 | 2020-12-09 | ヤマシンフィルタ株式会社 | ストレーナ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5285012U (ja) * | 1975-12-20 | 1977-06-24 |
-
1986
- 1986-06-13 JP JP1986089339U patent/JPH0313049Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62143218U (ja) | 1987-09-09 |
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