JPH03127374A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH03127374A
JPH03127374A JP1265200A JP26520089A JPH03127374A JP H03127374 A JPH03127374 A JP H03127374A JP 1265200 A JP1265200 A JP 1265200A JP 26520089 A JP26520089 A JP 26520089A JP H03127374 A JPH03127374 A JP H03127374A
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JP
Japan
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tape
reel
guide member
completion position
magnetic
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Application number
JP1265200A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Watanabe
達哉 渡辺
Michihisa Arakawa
道久 荒川
Masami Murakami
村上 昌巳
Nobuyuki Suzuki
信行 鈴木
Sadao Hirose
貞夫 広瀬
Satoshi Fujino
聡 藤野
Katsuhiko Yabe
雄彦 矢部
Noriaki Masuda
益田 憲明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、テープカセットを用いる回転ヘッド形の磁気
記録再生装置に係わり、特に、そのローディング機能に
関する。
[従来の技術] 回転ヘッド形の磁気記録再生装置(以下、単に磁気記録
再生装置という)においては、たとえば特開昭63−1
31360号公報に開示されるように、テープローディ
ング機構が設けられ、テープカセットに収納された磁気
テープの使用を可能として、テープ装着などの手間が省
けるようにしている。
これによると、テープカセットを挿入して所定の操作が
行なわれると、テープローディング機構が動作し、テー
プカセット内の巻取リールが固定されて供給リールがフ
リーとなった状態で、テープガイド部材により、テープ
カセットから磁気テープが引き出されるテープローディ
ングが開始する。このテープローディングは、磁気テー
プが磁気ヘッドを搭載した回転シリンダに所定の角度に
わたって当接して所定のテープ走行路が形成されたとき
に終了する。また、このようにローディングされた磁気
テープをテープカセットに戻すアンローディングは、ガ
イド部材を元の位置に戻すとともに、テープカセット内
の巻取リールを固定し。
供給リールを回転駆動して引き出されていた分の磁気テ
ープを供給リールに巻き取る動作からなっている。
このようなテープローディング機構における1つの問題
としてアンローディングの誤動作がある。
これは、アンローディング時には、一定のトルクで供給
リールが駆動されて磁気テープが巻き取られるが、この
トルクが大きすぎると、移動するガイド部に引掛ってい
る磁気テープを強く引張って巻き取ることにより、磁気
テープを介して固定された巻取リールが無理に回転させ
られ、テープローディングによって引き出された分より
も条目に供給リールが磁気テープを巻き取ってしまうも
のである。これによると、再度テープローディングを行
なった場合、回転シリンダでのテープ位置がずれてしま
い1種々の不都合が生ずる。
これを防止するために、特開昭63−131360号公
報においては、固定される側のリール(この場合、上記
とは逆に供給リールとなっている)の回転の有無を検出
し、そのわずかな回転も検出されると、巻き取っている
側のリールの駆動トルクを低減するようにした技術が開
示されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、テープローディング機構に関する問題と
しては、上記の問題ばかりでなく、リールモータやその
ドライバの故障、ガイド部材の移動不能などの事故が生
ずることもあるという問題もある。
このような故障が生ずる場合、テープカセットを挿入し
てもテープローディングが行なわれなければ、それだけ
で済むのであるが、こればかりでなく、テープローディ
ングは開始されるが、途中で止まったり、アンローディ
ングが開始されなかったりする場合もあり、このような
場合には、テープカセットを取り出せない。また、アン
ローディングが開始されても、巻き取っている側のリー
ルがテープローディングで引き出された分の磁気テープ
を巻き取れないといったような事態も起る場合もあり、
この場合にも、テープカセットを取り出せない。
しかも、このような故障は起って始めてユーザが知るこ
とができるものであって、回避できないものであった。
本発明の目的は、かかる問題点を解消し、テープカセッ
トを取り出せないような事故を確実に回避することがで
きるようにした磁気記録再生装置を提供することにある
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために1本発明は、電源投入ととも
にテープカセットから磁気テープを引き出すガイド部材
の駆動手段を動作させ、該ガイド部材の動作の有無を検
出する第1の手段と、電源投入とともにリールモータの
駆動手段を動作させ、該リールモータの動作の有無を検
出する第2の手段と、該ガイド部材が動作しないか、該
リールモータが動作しないのかの少なくともいずれか一
方のとき、テープカセットの挿入もしくはテープローデ
ィングを禁止する第3の手段とを設ける。
また、本発明は、テープアンローディング時の磁気テー
プを巻き取る側の第1のリールのリールモータの回転量
を検出し、該回転量が所定値以上であるか否かを判定す
る第4の手段と、該回転量が該所定値以上でないとき、
固定されていた第2のリールを磁気テープを巻き取る方
向に回転させる第5の手段とを設ける。
[作用] 電源投入時には、テープカセットは挿入されていない。
かかる状態において、ガイド部材やその駆動手段、リー
ルモータやその駆動手段が故障していなければ、第1、
第2の手段により、これらが正常に動作してその旨判定
される。これにより、第3の手段はテープカセットの挿
入やテープローディングを可能とする。勿論テープアン
ローディングも支障なく行なわれる。
しかし、上記のいずれか1つでも故障していると、これ
を第1または第2の手段が検出し、第3の手段はテープ
カセットの挿入もしくはテープローディングを禁止する
このように、テープローディング機構の故障が事前に検
出され、少なくともテープローディングが禁止されるこ
とになる。したがって、テープカセットが取り出せない
という事態が回避できる。
また、テープアンローディングの途中でテープ巻き取り
側のり−ル駆動系が故障した場合、従来では、テープ巻
き取りを一方のリール側のみで行なわれるため、これ以
上のテープ巻き取りができず、テープカセットを取り出
すことができなかった。
しかし1本発明では、この故障を第4の手段で検出し、
これとともに、第5の手段により、本来テープ巻き取り
をしない方のリールで残りの磁気テープの巻き取りを行
なわせる。これにより、磁気テープは全てテープカセッ
トに収納され、テープカセットの取り出しが可能となる
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面によって説明する。
第1図は本発明による磁気記録再生装置の一実施例を示
す構成図であって、1は磁気テープ、2は供給リール、
3は巻取リール、4,5はリールモータ、6,7は回転
センサ、8,9は回転検出器、10.11はリールモー
タドライバ、12はマイコン(マイクロコンピュータ)
、13.14はD/A (ディジタル/アナログ)変換
器、15はテープカセット、16は回転シリンダ、17
aはテープアンローディング完了位置、17bはテープ
ローディング完了位置、18.19はガイド部材、20
は駆動ギヤ、21はモードモータ、22はモードモータ
ドライバ、23はモード位置検出器である。
同図において、テープカセット15には、供給リール2
と巻取り−ル3とが内蔵され、磁気テープlがこれら間
に張られて収納されている。かかるテープカセット15
が図示しないカセット挿入口から挿入されて所定位置に
設置されると、ガイド部材18は、−点鎖線で示すテー
プアンローディング完了位置17aにあって、テープカ
セット1に設けられた開口部内の磁気テープ1よりも奥
側に位置している。
かかる状態において、テープローディングの指令がある
と、マイコン12はモードモータドライバ22に制御信
号を送り、モードモータ21を回転駆動する。これによ
り、能動ギヤ20が動作し。
ガイド部材18.19は、テープアンローディング完了
位置17aから二点鎖線で示すテープローディング完了
位置17bの方に移動して、この移動とともに磁気テー
プ1を引掛けてテープカセット15から引き出す。
このとき、巻取リール3は図示しない手段によって回転
しないように固定され、供給リール2は回転自在となっ
ている。したがって、磁気テープlは供給リール2から
引き出される。
このようにしてテープローディングが行なわれるが、こ
の間モータ位置検出器23は、ガイド部材18.19の
位置と一対一に対応するモードモータ21の回転を検出
しており、この検出位置情報がマイコン12に送られる
。これにより、マイコン12はガイド部材18.19の
位置を常時監視している。
ガイド部材18.19がテープローディング完了位置1
7bに達すると、マイコン12はモードモータドライバ
22がモードモータ21を能動するのを停止させる。こ
れによってテープローディングが完了し、このとき、磁
気テープエは回転シリンダ16に所定の角度にわたって
当接するなどして所定のテープ走行路が形成される。
通常のテープアンローディングでは、マイコン工2はモ
ードモータドライバ22を制御し、モードモータ21を
テープローディングのときとは反対方向に回転させる。
これにより、能動ギヤ20が動作してガイド部材18.
19がテープローディング完了位117bからテープア
ンローディング完了位置17aの方へ移動する。これと
ともに、マイコン12はD/A変換器13を介してリー
ルモータドライバ10に電圧を送り、リールモータ4を
回転駆動する。これにより、供給リール2は回転し、ガ
イド部材18,19が移動することによって弛む分の磁
気テープ1を巻き取る。このときも1巻取リール3は回
転しないように固定されている。
ガイド部材18.19がテープアンローディング位置1
7aに達すると、マイコン12はモードモータ21を停
止させる。また、回転センサ6はリールモータ4の回転
に同期した信号を発生し、この信号は回転検出器8で増
幅、2値化されてマイコン12に供給される。マイコン
12はこの回転検出器8の出力信号によってリールモー
タ4の回転量を計測する。リールモータ4がテープロー
ディングによって引き出された分磁気テープ1を供給リ
ールが巻き取るのに要する所定回転量以上回転したとき
、マイコン10はリールモータドライバ10への電圧印
加を停止し、リールモータ4を停止させる。
以上によってテープアンローディングが完了し、磁気テ
ープ1は完全にテープカセット15に収納される。
以上のようにテープローディング、テープアンローディ
ングが行なわれるので、モードモータ21やモードドラ
イバ22が故障したり、王台が悪かったりすると、テー
プローディングが途中で終ったり、テープアンローディ
ングができなくなったりし、テープカセット15が取り
出せなくなるし、リールモータ4やリールモータドライ
バ10.D/A変換器13が故障したり、王台が悪かっ
たりすると、テープアンローディング時での磁気テープ
の巻取りができなくなり、この場合でも、テープカセッ
ト15を取り出すことができなくなる。
この実施例は、モードモータ21やモードモータドライ
バ22、リールモータ4やリールモータドライバ10.
D/A変換器13が正常であるか否かを確認し、上記の
事故を回避できなるようにしたものであるが、以下、こ
のためこの実施例の動作を第2図を用いて説明する。
この実施例においては、s源投入とともに上記の確認動
作が開始させるのであるが、このとき。
テープカセット15は挿入されていない。つまり。
テープカセット15が挿入されていない状態で上記の確
認動作が行なわれる。したがって、テープカセットが挿
入された状態で電源が投入されたときには、上記の確認
動作は行なわれない。また、電源が投入されたとき必ず
上記の確認動作が行なわれるようにするためには、電源
をオフするとき、挿入されているテープカセットが必ず
自動的に排出されるような手段などを講ずればよい。
第1図および第2図において、電源が投入されると、ま
ず、マイコン12は、テープアンローディング時に与え
る制御値と同一制御値をD/A変換器13とともに、D
/A変換器14にも与え、リールモータドライバ10.
11を制御してり−ルモータ4,5を回転駆動する(ス
テップ200)。
これとともに、マイコン12は1回転検出器8の出力値
を検出し、リールモータ4が正常に回転したか否かを判
断するが、同様にして、回転センサ7の出力信号を増幅
、2値化する回転検出器9の出力値により、リールモー
タ5が正常に回転したか否かも判断する(ステップ20
1)。
なお、リールモータ4,5の回転駆動期間はマイコン1
2がこれらリールモータ4,5の回転の可否を判断でき
る程度の短かい期間でよい。また、テープローディング
、テープアンローディング動作の確認からすると、リー
ルモータ5の回転の可否判断は不要であるが、この際つ
いでに、通常時にリールモータ5が正常に回転するか否
かを検出しているのである。
リールモータ4,5が正常に回転しないときには、これ
らやり−ルモータドライバ10,11゜D/A変換器1
3.14の少なくとも1つが故障もしくは王台が悪いと
し、確認動作が完了してテープローディング(もしくは
テープカセット15の挿入)を禁止する(ステップ20
7)。
リールモータ4,5が正常に回転したときには、マイコ
ン12は、モードモータ21を回転隙動してガイド部材
1B、19をテープアンローディング完了位置17aか
らテープローディング完了位・置17bの方へ移動させ
(ステップ202)、通常のテープローディングに要す
る所定時間以上経過したとき、これらガイド部材18.
19がテープローディング完了位置17bに達したか否
かを判定する(ステップ203)。
ガイド部材18.19がこのテープローディング完了位
置17bに達していないときには、確認動作を終了し、
テープローディング(もしくはテープカセット15の挿
入)を禁止する(ステップ207)が、達したときには
、次に、マイコン12はモードモータ21を逆方向に回
転能動し、ガイド部材18.19をテープローディング
完了位置17bからテープアンローディング完了位置1
7aの方へ移動させる(ステップ204)。そして、マ
イコン12は1通常のテープアンローディングに要する
所定時間以上経過したとき、ガイド部材18.19がテ
ープアンローディング位置17 aに達したか否かを判
定する(ステップ205)。
ガイド部材18.19がテープアンローディング完了位
lit l 7 aに達していないときには、テープロ
ーディング(もしくはテープカセット15の挿入)を禁
止する(ステップ207)が、達していれば、テープロ
ーディングを可能とする(ステップ206)。
このように、ステップ202〜205の一連の動作によ
り、モードモータ21やモードモータドライバ22が正
常か否かが判断できる。
以上の動作により、少なくともテープローディングが開
始する以前に、リール2,3の除動系やガイド部材18
,19の能動系が正常であるか否かを確認することがで
き、テープカセット15を取り出すことができない事態
を回避することができる。
ところで、上記確認では正常と判断されたので。
テープカセット15を挿入してテープローディングし、
磁気テープ1を使用したが、テープアンローディングの
途中で供給リール2の能動系でモータロックなどの故障
が起り、テープアンローディングが停止してテープカセ
ット15が取り出せない場合もある。これを防止するた
めのこの実施例の動作を第3図によって説明する。
テープローディングが完了した状態でテープアンローデ
ィングの指令があると、マイコン12はD/A変換器1
3に制御値を出力してリールモータドライバ10を制御
し、リールモータ4を回転駆動して供給リール2に磁気
テープ1を巻き取らせるとともに(ステップ300)、
モードモータ21を回転駆動してガイド部材18,19
をテープローディング完了値it!17bからテープア
ンローディング完了位置17aの方へ移動させる(ステ
ップ301)。
このとき、マイコン12は回転検出器8の出力を用いて
リールモータ4の回転量を計測しており、ガイド部材1
8.19がテープアンローディング位置17aに達した
とき、リールモータ4の回転駆動を終了するとともに、
計測された回転量とテープローディングによって引き出
された分の磁気テープ1を全て巻き取るのに要するリー
ルモータ4の回転量(以下、所要巻取回転量という)と
を比較する(ステップ302)。計測回転量が所要巻取
回転量以上のときには、磁気テープ1が完全にテープカ
セット15に収納されたとして、テープアンローディン
グを終了する(305)。
しかし、計測回転量が所要巻取回転量に達していないと
きには、磁気テープ1の一部が巻き取られず弛みとして
残っている。そこで、マイコン12は、D/A変換器1
4を介してリールモータドライバ11に電圧を印加し、
リールモータ5を回転駆動して巻取リール3に残りの磁
気テープ1を巻き取らせるにれとともに、マイコン12
は回転検出器9の出力を用いてリールモータ5の回転量
を計測する(ステップ303)。
そして、マイコン12は、供給リール2が巻き取りきれ
ずに残した分の磁気テープ1を巻取り−ル3が巻き取る
に要する時間経過すると、リールモータ5の回転駆動を
終了し、この経過時間計測されたリールモータ5の回転
量とこの残り分の磁気テープ1を全て巻取リール3が巻
き取るのに要するリールモータ5の回転量(以下、残留
テープ巻取回転量という)とを比較する(ステップ30
4)リールモータ5の計測回転量が残留テープ巻取回転
量以上のときには、残りの磁気テープ1が巻取り−ル3
に全て巻き取られてテープカセット15の取り出しが可
能な状態であり、テープアンローディングが終了したこ
とになる(ステップ305)これに対し、リールモータ
5の計測回転量が残留テープ巻取回転量に達していない
ときには、巻取リール3の駆動系にモータロックなどの
故障が起きたことになり、磁気テープlの完全な巻き取
りが終っていないことになる。この場合には、マイコン
12はテープアンローディングのエラーと判定しくステ
ップ306)、この旨警告もしくは表示する。
以上のように、テープアンローディング時、供給リール
2の駆動系に故障が起きても1巻取り−ル3で残りの磁
気テープ1を巻き取ることができ。
テープカセット15が取り出せない事態を回避すること
ができるし、これでもテープカセット15が取り出せな
いときには、その原因を確実に知ることができる。
ここで、上記リールモータ4の所要巻取回転量、リール
モータ5の残留テープ巻取回転量について説明する。但
し、この実施例では、磁気テープ1が全て巻き戻されて
からアンローディングが行なわれるものとする。
いま、上記のように磁気テープ1が巻き戻されたときの
供給リール21巻取り−ル3でのテープ巻付半径をR8
,RTとすると、これらは既知である。そこで、テープ
アンローディング時、リールモータ4が回転量N3だけ
回転したとき、この回転によって供給リール2に巻き取
られるテープ量りは、 L=2πRs N s         ・・・・・・
・・・・・・(1)であるから、テープローディングに
よって引き出された磁気テープ1の長さをLoとすると
、この長さLoの磁気テープ1を全て供給リール2に巻
き取るのに要するリールモータ4の回転量、すなわち上
記所要巻取回転量N、。は、式(1)により。
となる。
同様にして、テープアンローディング時、リールモータ
5が回転量NTだけ回転したとき、この回転によって巻
取り−ル3に巻き取られるテープ量藍は、 Q = 27cRTNT       ・・・・・・・
・・・・・(3)である。そこで、アンローディング時
のリールモータ4の回転量NsがNs < Nsoとす
ると、これによって供給リール2に巻き取られた磁気テ
ープ1の長さLはL<L。であり、(Lo−L)の長さ
の磁気テープ1が巻き取られずに残ることになる。上記
残留テープ巻取回転量はこの分の磁気テープ1を巻取リ
ール3が全て巻き取るのに要するリールモータ5の回転
量であって、これをNTOとすると11式(2)、 (
1)により、2πR丁 となる。
なお、第3図に示した動作では、通常のテープアンロー
ディングに要する時間経過後に、供給リール2が磁気テ
ープ1を充分に巻き取っていなければ、残りを巻取リー
ル3で巻き取るようにしたが、マイコン12は、テープ
アンローディング中、回転検出器8の出力でリールモー
タ4が回転しているか否かも検出しており、テープアン
ローディングの途中で供給リール2による巻き取りがで
きなくなると、直ちに巻取り−ル3で巻取りを開始する
ようにしてもよい。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明においては、テープカセッ
トを挿入する前に、ローディング機構が正常に動作する
か否かの判定が行なわれ、異常の場合には、少なくとも
テープローディング禁止するから、テープアンローディ
ングができなくてテープカセットを取り出すことができ
ない事態を回避することができる。
また、テープアンローディング時に一方のリールによる
テープ巻取りができなくなっても、他方のリールで残り
を巻き取ることができ、同様に、テープカセットの取り
出しができなくなるという事態を回避できる。
このように、最悪の事態が回避できて、信頼性が大幅に
向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による磁気記録再生装置の一実施例を示
す構成図、第2図および第3図は夫々この実施例の動作
を示すフローチャートである。 1・・・・・・磁気テープ、2・・・・・・供給リール
、3・・・・・・巻取リール、4.5・・・・・・リー
ルモータ、6,7・・・・・・回転センサ、8,9・・
・・・・回転検出器、10,11・・・・・・リールモ
ータドライバ、工2・・・・・・マイコン、15・・・
・・・テープカセット、16・・・・・・回転シリンダ
、17a・・・・・・テープアンローディング完了位置
、17b・・・テープローディング完了位置、18.1
9・・・・・・ガイド部材、21・・・モードモータ、
22・・・・・モードモータドライバ。 第 1 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、挿入されたテープカセットの第1のリールを回転自
    在として第2のリールを固定とし、ガイド部材をアンロ
    ーディング完了位置からテープローディング完了位置ま
    で移動させ、該ガイド部材の移動とともに該テープカセ
    ットから磁気テープを引き出して磁気ヘッドを搭載した
    回転シリンダに所定の角度にわたつて当接させるテープ
    ローディング動作と、該テープローディング完了位置に
    ある該ガイド部材を該テープアンローディング完了位置
    まで移動させ、該ガイド部材の移動とともに該第1のリ
    ールを回転駆動して該磁気テープを該第1のリールで巻
    き取り、該テープローディング動作によつて引き出され
    た分の該磁気テープを該テープカセットに収納するテー
    プアンローディング動作 とを行なうテープローディング機構を備えた磁気記録再
    生装置において、 電源投入とともに該ガイド部材の駆動手段を動作させ、
    該ガイド部材の動作の有無を検出する第1の手段と、 電源投入とともにリールモータの駆動手段を動作させ、
    該リールモータの動作の有無を検出する第2の手段と、 該第1の手段による該ガイド部材の動作不能の検出、該
    第2の手段による該リールモータの動作不能の検出の少
    なくとも一方があつたとき、テープカセットの挿入もし
    くはテープローディングを禁止する第3の手段 とを設けたことを特徴とする磁気記録再生装置。 2、請求項1において、前記第1の手段は、前記ガイド
    部材が前記テープアンローディング完了位置から前記テ
    ープローディング完了位置まで移動し、さらに、前記テ
    ープローディング完了位置から前記テープアンローディ
    ング完了位置まで移動したとき、前記ガイド部材が動作
    可能とすることを特徴とする磁気記録再生装置。 3、挿入されたテープカセットの第1のリールを回転自
    在として第2のリールを固定とし、ガイド部材をアンロ
    ーディング完了位置からテープローディング完了位置ま
    で移動させ、該ガイド部材の移動とともに該テープカセ
    ットから磁気テープを引き出して磁気ヘッドを搭載した
    回転シリンダに所定の角度にわたつて当接させるテープ
    ローディング動作と、該テープローディング完了位置に
    ある該ガイド部材を該テープアンローディング完了位置
    まで移動させ、該ガイド部材の移動とともに該第1のリ
    ールを回転駆動して該磁気テープを該第1のリールで巻
    き取り、該テープローディング動作によつて引き出され
    た分の該磁気テープを該テープカセットに収納するテー
    プアンローディング動作 とを行なうテープローディング機構を備えた磁気記録再
    生装置において、 テープアンローディング時の該第1のリールのリールモ
    ータの回転量を検出し、該回転量が、所定値以上である
    か否かを判定する第1の手段と、 該第1の手段による該回転量が該所定値以上でないとい
    う判定とともに、該第2のリールのリールモータで該第
    2のリールを磁気テープを巻き取る方向に回転させる第
    2の手段 とを設け、該第1のリールで巻き取れなかつた分の該磁
    気テープを該第2のリールで巻き取るように構成したこ
    とを特徴とする磁気記録再生装置。
JP1265200A 1989-10-13 1989-10-13 磁気記録再生装置 Pending JPH03127374A (ja)

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JP1265200A JPH03127374A (ja) 1989-10-13 1989-10-13 磁気記録再生装置

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JP (1) JPH03127374A (ja)

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