JPH03126036A - 3層レジスト法用の中間層形成材 - Google Patents

3層レジスト法用の中間層形成材

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JPH03126036A JP26473589A JP26473589A JPH03126036A JP H03126036 A JPH03126036 A JP H03126036A JP 26473589 A JP26473589 A JP 26473589A JP 26473589 A JP26473589 A JP 26473589A JP H03126036 A JPH03126036 A JP H03126036A
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、半導体素子や光応用部品等の製造において
用いられる3層レジスト法の、中間層の形成材に間する
ものである。
(従来の技術) LSIの高集積化に伴いこれの製造を可能にする微細な
レジストパターンが必要になる。
0.5umルール以下の微細なレジストパターンを得る
ためのりソグラフィ技術として、電子線リソグラフィ、
高NA(開口数)の縮小投影型の光露光機を用いる光リ
ングラフィ等が知られている。
しかし、電子線リングラフィの場合、基板からのバック
スキャタリングが大きいため、単層レジストでは0.5
umルール以下の微細パターンの形成は困難であった。
また、光リングラフィの場合、解像度を向上させる目的
で高NA化が進められているため露光機の焦点深度がま
すます浅くなっており、よって、凹凸がある基板上に精
度良く微細パターンを形成することは困難であった。
そこで、上述の問題を解決する方法として、多層レジス
ト法が提案されていた。
特に3層レジスト法は、下層、中間層及び上層の各層で
レジストの役割を夫々分担することにより、所望の微細
なレジストパターンが得られる。
以下、この3層レジスト法について第2図(A)〜(F
)に断面図を以って示した工程図を参照して簡単に説明
する。
先ず、段差11aを有する基板11上に層厚が厚い下層
13が形成される(第2図(A))。下層13は、段差
11a%平坦化するための平坦化層としての機能及び基
板11をエツチングする際のマスク層としての機能を持
つ。
次に、下層13上に中間層15が形成される(第2図(
B))。中間層15は、下層I3をエツチングする際の
マスク層としての機能及び、下層13と上層とのミキシ
ングを防止する機能を持つ。
次に、中間層15上に上層17が形成される(第2図(
C))、上層17はイメージ層としての機能を持つ。
次に、上層17が好適なリングラフィ技術によって所定
形状にパターニングされて、上層パターン17aが形成
される(第2図(D)’)。
次に、上層パターン17aがマスクとされ中間層15が
パターニングされて、中間層パターン15aが形成され
る(第2図(E))。
次に、中間層パターン15aがマスクとされ下層13が
バターニングされて、下層パターン13aが形成される
(第2図(F))。
この結果、基板11ヲバターニシグするための、下層、
中間層及び上層パターン13a、 15a、 17aか
ら成る3層のレジストパターン19が得られる。
ところで3層レジスト法においては、下層13のバター
ニングは02−RIE (Reactive Ion 
Etching)によって行なわれる。従って、中間層
15は、0□−RIε耐性に優れる材料で構成される。
例えばMoran等は、中間層としで、真空蒸着法によ
り形成した5i02膜やSiN膜を用いていた(M、M
oran and D、Maydan、J、Vac、S
ci、Technol、(9F−ナル 耐ニウム サイ
エンス テクノロジ) 1旦 (1979)  p、l
620)。
しかし、真空蒸着法により中間層を形成する方法は、手
間がかかるため大量処理には適さない。
そこで、中間層の形成を簡易なスピンコード法により形
成する方法が、例えば文献(J、Vac、Sci。
Technol、(ジル−ナル バキュウム サイエン
ス テクノロジ)  83  (+)  (1985)
 pp、335〜338)に開示されている。
この文献では、各tiのスどンオングラス(以下SOG
と略称することもある。)の中間層としての特性評価が
行なわれている。
中間層!SOGで構成する場合、コーティング徒の加熱
処理においでSOGにクラックが発生したり、上層現像
時にSOGにクラックが発生したり、上層用現像液によ
ってSOGが溶解しては問題である。また、SOG皮膜
の膜厚が不均一であったり、この皮膜にどンホール等の
欠陥があったり、上層コーティングによってSOGが劣
化したり、上層の皮膜へ悪影1Fを与えたり(例えば上
層の膜厚を不均一にする) 、SOG皮膜のo2−RI
E耐性が低くては、問題である。
上述の文献においては、クラック発生を防止するために
、SOGにレジスト等を添加することが行なわれていた
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、SOGにレジスト等を添加する方法は、
SOGのクラック発生を完全には防止出来ないという問
題点があった。
また、クラックの発生を非常fこ少なくするためにはS
OGへのレジスト等の添加量及びSOGのべ一り条件を
非常に厳しく管理しなければならないため、プロセスマ
ージンが非常(こ小さいという問題点があった。
また、SOGにレジスト等を添加するため、o2−RI
E耐性の劣化も懸念される。
この発明はこのような点に鑑みなされたものであり、従
ってこの発明の目的は、熱処理及び上層現像時にクラッ
クが発生することなく、02−RIE耐性も高く、然も
スピンコード出来る、3層レジスト法用の中間層形成材
を提供することにある。
(課題を解決するための手段) この目的の達成を図るため、この発明によれば、3層レ
ジスト法用の中間層形成材を粘度鉱物のシリル化生成物
で構成したことを特徴とする。
なおこの発明の実施に当たり、前述のシリル化生成物を
、粘度鉱物のジメチルビニルクロロシラン又はトリメチ
ルクロロシランによるシリル化生成物とするのが好適で
ある。
(作用) このような構成によれば、シリコン含有量が高い中間層
形成材が得られる。ざらにこの中間層形成材は、後述す
る実験結果からも明らかなように、熱処理に伴う熱変化
があっても、また、上層用現像液に浸漬しでも、クラッ
クが発生することがない、ざらに、所定温度以上の温度
で熱処理することにより、有機溶媒やアルカリ性溶媒に
不溶になる。
(実施例) 以下、この発明の3層レジスト法用の中間層形成材(以
下、単に中間層形成材と称することもある。)の実施例
につき説明する。
■8ン合 〈実施例1〉 粘度鉱物の一例として蛇紋岩を用いこれをジメチルビニ
ルクロロシランにより以下に説明するような方法でシリ
ル化して、実施例1の中間層形成材(以下、SCMR−
1と云う、)を合成した。
先ず、蛇紋岩809を6M(モル)のHCI(塩酸)6
00ml中に入れ、これを50℃の温度で12時間攪拌
して蛇紋岩を分解した。その後、遠心分離によって未分
解物を回収しこれを水洗し乾燥して329の残渣を得た
次に、室温においで、この残渣89を0.8MのNaO
H(水酸化ナト1ノウム) 100m1中に入れ、その
後このNaOHを約5時間攪拌した。
次に、不溶部を濾別し、濾液を中和した0次いで、この
中和物を、I 00m1のTHE  (テトラヒドロフ
ラン)と、0.233Mのジメチルビニルクロロシラン
との混合液中に滴下した。その後この混合液を1時間攪
拌した。
次に、攪拌の終了した混合液中にベキサンを加え、その
後有機層を分取しこれを水洗し有機溶媒を留去して粗生
成物を得た。
次に、この粗生成物をアセトンに溶解した後これに水を
加えて再沈殿させて精製した。このような精製操作を数
回繰り返しで、SCMR−1を得た。
このようにしで得たSCMR−1は、白♂の粉末であっ
た。また、元素分析の結果は、 5i=45重量%、 C=27.2重量% 1−1=5.1重■% 0=22.7重量% であった。
〈実施例2〉 ジメチルビニルクロロシランの代わりにトリメチルクロ
ロシランを用いたこと以外は、実施例1と全く同様にし
て、実施例2の中間層形成材(以下、SCMR−2と云
う、)を合成した。
て夫々形成した。このような試料tscMR−1、SC
MR−2夫々複数作成し、各試料に対し試料毎で下記第
1表に示すようにベーキング条件を変えて熱処理を行な
った。
次に、これら試料をアセトン中に浸漬し、SCMR−1
の皮膜及びSCMR−2の皮膜夫々のアセトンに対する
溶解性を調べた。
第1表 ■            につい SCMR−1及びSCMR−2それぞれのアセトンに対
する溶解性について、以下に説明するような手順で調べ
た。
先ず、SCMR−I!酢酸イソアミルに10重量%の割
合で溶解させて塗布溶液を調製した。また、SCMR−
2についてもSCMR−+と同様にして塗布溶液を調製
した。
次に、これら塗布溶液を用いシリコン基板上にSCMR
−1又はSCMR−2の皮膜をスピンコード法によっ第
1表からも明らかなように、SCMR−1の皮膜及びS
CMR−2の皮膜は、これを250’C以上の温度でベ
ーキングした場合、アセトンに対し不溶化することが分
る。従って、SCMR−1及びSCMR−2を中間層形
成剤として用いる場合、これらが上層の塗布溶液中の溶
媒等に溶解されないようにするには、Stl:MR−1
及びSCMR−2は250℃以上の温度でベーキングす
れば良いことが分る。
■       O−RIE   についSCMR−1
の皮膜の0□−RIE耐性について、以下に説明するよ
うな手順で調べた。なお、実験試料は、シリコン基板上
に上述のSCMR−1の塗布溶液を用いて所定膜厚の皮
膜を形成し250°C2分間のベーキングを行なって作
製した。
この試料を、平行平板型リアクティブイオンエツチング
装ffi[用い、0□ガス流量@ 20secmとし、
ガス圧a I Paとし、電力密度を0.08W/cm
2及び0.16W/cm2の2種類とした条件によりエ
ツチングし、エツチング時間に対するエツチング深さを
(エツチング量)を調べた。また、比較例として、3層
レジスト法の下層用或いは上層用の材料として多用され
ているMP−1400(シラブレー社製のホトレジスト
)について、SCMRIと同様な方法により0□−RI
E耐性を調べた。
この結果を、横軸にエツチング時間(分)をとり、縦軸
にエツチング深さ(un)をとり第1図に示した。なお
、第1図においで、O印は、SCMR−1の特性を示し
、Δ印はMP−1400の特性を示し、ざらに、破線は
電力密度が0.08W/am2の場合の特性を示し、実
線は電力密度が0.16W/cm2の場合の特性を示す
菓1図からも明らかなよう1こ、SCMR−1の、MP
−1400との選択比は50以上であることが分る。
3層レジスト法における上層レジストの現像液に対する
中間層形成材の溶解性及び現像時のクラック発生の有無
につき以下1こ説明するような手順で調べた。
先ず、シリコン基板上に下層としてMP−1400を所
定の膜厚に形成した。このような試料を複数作製した。
次に、これら試料を、試料毎で第2表に示すようにベー
キング条件を変えてそれぞれベーキングした。なお、こ
のように下層のベーキング条件を変えた理由は、ベーキ
ング条件の違いによって下層の状態が変わりこれによっ
て中間層でのクラ・ンク発生も1響を受けると云われて
いるからである。
次に、各試料上に、膜厚が0.2umのSCMR−+の
皮膜をそれぞれ形成した。なお、SCMR−1の皮膜の
べ−りは、250℃2分の条件で行なった。
次に、これら各試料をMF−312(シラプレー社製の
現像液)中に、試料毎で第2表に示すように峙+t++
変えて浸漬した。そして、各試料のSCMR−1の現像
液に対する溶解性と、現像液によってクラックが発生す
るか否かについて調べた。
第2表 第2表からも明らかなように、この発明の中間層形成材
は、下層のベーキング条件が変った場合また現像時間が
変った場合でも、これによってクラックが発生するよう
なことはなく、かつ、現像液によって溶解されるような
ことがない、従って、例えば上層のベーキング条件や上
層の現像時間を中間層について考慮することなく決定出
来るので、プロセスマージンが広い材料と云える。
■八り二二ニL1夾埜 実施例の中間層形成材を用い3層レジストパターンを以
下に説明するような手順で形成した。
く実験1〉 先ず、SCMR−+及び光リソグラフィを用いたバター
ニング実験の説明をする。
シリコン基板上に下層としてのMP−140081,5
1mの膜厚にコーティングし、次いでこのシリコン基板
をホットプレートを用い200℃の温度で2分間ベーキ
ングした。
次に、このMP−1400の皮膜上に、SCMR−1の
塗布溶液(酢酸イソアミルにSCMR−1をI 0wt
%溶解させたもの)の、孔径が0.2umのフィルタで
濾過したものをスピンコードして、中間層としての、膜
厚が0.2umのSCMR−1の皮膜を形成した。
次に、この試料をホットプレートを用い250°Cの温
度で2分間ベーキングした。
次に、SCMR−1の皮膜上に上層としてのMP−14
007a0.5umの膜厚にコーティングし、次いでホ
ットプレートを用い90℃の温度で1分間ベーキングを
行なった。
次に、この上層に対し9線を光源とする115縮小投影
型アライナ(NA・0.45)を用いドーズ量を150
 mJ/cm2とした条件で露光を行なった。その後、
この試料を現像液MF−312を用い23℃の温度で6
0秒間現像を行なった。
次に、現像の終了した試料をホットプレートを用い12
0℃の温度で2分間ベーキング後走査型電子顕微鏡で観
察したところ、上層は0.5umライン・アンド・スペ
ースまで解像されでいることが分った。ざらに、中間層
を構成しでいるSCMR−1の皮膜には、クラックは全
く発生していないことが分った。
次に、反応ガス! C1Mガスとした平行平板型リアク
ティブイオンエツチング装m+用い、SCMRIの皮膜
の上層パターンから露出している部分を、GFaガス流
量を40secmとし、ガス圧@ 2 Paとし、電力
凹度をO,IW/cm2とした条件により2分間エツチ
ングした。
次に、同一のエツチング装置ヲ用い反応ガスは0□ガス
とし、下層(MP−1400)のSCMR−1パターン
から露出している部分を、ガス流jl!20secmと
し、ガス圧11Paとし、電力肥度をO,IW/cm2
とした条件により30分間エツチングした。
このようにして得た3層構造のレジストパターンを、走
査型電子類a鏡を用いて観察したところ、0.5umの
ライン・アンド・スペースバクーンまで良好に解像され
でいることが分った。
〈実験2〉 次に、SCMR−2及び電子線リングラフィを用いたバ
ターニング実験の説明をする。
実験1と同様にシリコン基板上に下層としてのMP−1
400の皮膜を形成した。
次に、MP−1400の皮膜上に、SCMR−2の塗布
溶液(酢酸イソアミルにSCMR−2をl0wt%溶解
させたもの)の、孔径が0.2umのフィルタで濾過し
たものをスピンコードしで、中間層としての膜厚が0.
2umのSCMR−2の皮膜を形成した。
次に、この試料をホットプレートを用い250℃の温度
で2分間ベーキングした。
次に、SCMR−2の皮膜上に、ポリメチルメタクリレ
ート(PMMA)の塗布溶液(エチルセルソルブアセテ
ートにPMMAをI 0wt%溶解させたもの)をコー
ティングし、膜厚が0.5umのPMMAの皮膜を形成
した。その後、このPMMAの皮膜をホットプレートを
用い160℃の温度で30分間ベーキングを行なった。
次に、このPMMAの皮膜(上層)に対し電子線によつ
ドーズ量を50u c /cm2とした条件で露光を行
なった。その後、この試料をメチルイソブチルケトン(
MI8K)を用い23℃の温度で60秒間現像を行なっ
た。
次に、現像の終了した試料を走査型電子顕微鏡で観察し
たところ、上層は0.2umライン・アンド・スペース
まで解像されていることが分った。
ざらに、中間層を構成しているSCMR−2の皮膜には
、クラックは全く発生していないことが分った。
次にこの試料の中間層のエツチング及び下層のエツチン
グを実験1と同様な手順で行なった。
このようにしで得た3層構造のレジストバターンを、走
査型電子顕微鏡を用いて観察したところ、0.2層mの
ライン・アンド・スペースパターンまで良好に解像され
ていることが分った。
なお、実験1及び実験2で解像度に差が生じた理由は、
光露光か電子線露光かの違いに因るものであり、SCM
R−1とSCMR−2との差に因るものではないことは
理解されたい。
以上がこの発明の詳細な説明である。しかしこの発明は
上述の実施例に限られるものではなく以下に説明するよ
うな種々の変更を加えることが出来る。
上述の実施例では、粘度鉱物として蛇紋岩を用い、これ
のシリル化生成物を中間層形成材としていた。しかし粘
度鉱物を石綿とした場合も実施例と同様な効果が得られ
た。また、粘度鉱物を蛇紋岩、石綿以外のものとしても
実施例と同様な効果が期待出来る。蛇紋岩、石綿以外の
ものとしては例えば雲母等を挙げることが出来る。
また上述の実施例では、粘度鉱物のシリル化生成物を合
成するためのシリル化剤を、ジメチルビニルクロロシラ
ン又はトリメチルクロロシランとしていた。これは、ジ
メチルビニルクロロシラン及びトリメチルクロロシラン
を含む下記構造式で示される単座応性クロロシランが、
単座応性であるためゲル化等が起こりにくいことから、
シリル化剤として好適であるからであった。
日1 日2  Si  Cl 3 但し、式中日1、R2及びR3は、アルキル基、アルコ
キシ基、フェニル基、ビニル基、アリル基等であり、同
一でも異なっても良い。
しかし、シリル化剤は、この発明の目的を達成出来るも
のであれば、単座応性クロロシラン以外のものでも勿論
良い。
(発明の効果) 上述した説明からも明らかなように、この発明の3層レ
ジスト法用の中間層形成材によれば、シリコン含有量が
高いので優れた0、−RIEilFt性が得られる。
ざらに、熱処理に伴う熱変化があっても又上層用の現像
液に浸漬しでも、クラックが発生することがなく、さら
に、所定温度以上の温度で熱処理することにより、有機
溶媒やアルカリ性溶媒に不溶になる。従って、3層レジ
スト法において実施される例えば上層のベーキング条件
や現像時間を中間層について考慮することなく自由に決
定出来る等、プロセスマージンの拡大が図れる。
従ってこの発明の中間層形成材は、0.5層mルール以
下のレジストパターン形成するための光リングラフィや
電子線リソグラフィに広く利用出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例1の中間層形成材であるSCMR−1
の0□−RIE耐性を比較例と共に示す図、第2図(A
)〜(F)は、3層レジスト法の説明に供する工程図で
ある。 1・・・基板、       Ila”・段差3・・・
下層、       15・・・中間層7・・・上層、
      17a−・・上層パターン5a・・・中間
層パターン、13a・・・下層パターン9・・・3層の
レジストパターン。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)粘度鉱物のシリル化生成物から成ることを特徴と
    する3層レジスト法用の中間層形成材。
  2. (2)前記シリル化生成物を、粘度鉱物のジメチルビニ
    ルクロロシラン又はトリメチルクロロシランによるシリ
    ル化生成物とした請求項1に記載の3層レジスト法用の
    中間層形成材。
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