JPH03122919A - 細径薄肉絶縁電線の製造方法 - Google Patents
細径薄肉絶縁電線の製造方法Info
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- JPH03122919A JPH03122919A JP26233989A JP26233989A JPH03122919A JP H03122919 A JPH03122919 A JP H03122919A JP 26233989 A JP26233989 A JP 26233989A JP 26233989 A JP26233989 A JP 26233989A JP H03122919 A JPH03122919 A JP H03122919A
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- 238000009413 insulation Methods 0.000 title abstract description 9
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- Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は細径薄肉絶縁電線の製造方法に関するものであ
る。
る。
[従来の技術]
細径薄肉絶縁電線を得るためには微量、かつ定量吐出が
可能な押出方法が要求される。
可能な押出方法が要求される。
従来は、
(1)押出機のスクリューサイズを小さくして吐出量を
さげる (2)多本取り、クロスヘッドにして吐出量を分割する (3)オーバーフロー付、クロスヘッドにして吐出量の
一部を逃がす (4)スクリュー回転数を下げて吐出量をさげる(5)
スクリューの溝部の体積を小さくして吐出量をさげ
る 等の方法がとられている。
さげる (2)多本取り、クロスヘッドにして吐出量を分割する (3)オーバーフロー付、クロスヘッドにして吐出量の
一部を逃がす (4)スクリュー回転数を下げて吐出量をさげる(5)
スクリューの溝部の体積を小さくして吐出量をさげ
る 等の方法がとられている。
[発明が解決しようとする課題]
上記従来技術は次に述べるような欠点があった。
(1)はスクリューへの樹脂の食込みが不安定となる、
(2)は多本取りのため調整ロスが多く、生産性が低下
する、(3)はオーバーフローを出すため出屑が増加す
る、(4)は押出機内での樹脂の通過時間が長くなり、
樹脂の特性が劣化する、あまり低回転を狙うと電気的に
モーターが追従できなくなるので、機械的に解決するた
めに減速機構が複雑化する、(5)は押出機のホッパー
下樹脂供給部が狭くなり、吐出量が不安定となる。
(2)は多本取りのため調整ロスが多く、生産性が低下
する、(3)はオーバーフローを出すため出屑が増加す
る、(4)は押出機内での樹脂の通過時間が長くなり、
樹脂の特性が劣化する、あまり低回転を狙うと電気的に
モーターが追従できなくなるので、機械的に解決するた
めに減速機構が複雑化する、(5)は押出機のホッパー
下樹脂供給部が狭くなり、吐出量が不安定となる。
本発明は以上の点に鑑みなされたものであり、超低実着
量の絶縁押出被覆を可能とした細径薄肉絶縁電線の製造
方法を提供することを目的とするものである。
量の絶縁押出被覆を可能とした細径薄肉絶縁電線の製造
方法を提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段]
上記目的は、ペレットの大きさを1.5■以下、スクリ
ューの外径を20m+a以下とすることにより、達成さ
れる。
ューの外径を20m+a以下とすることにより、達成さ
れる。
[作用]
上記手段を設けたので、安定した低吐出量の樹脂押出し
が可能となって、超低実着量が押出被覆されるようにな
る。
が可能となって、超低実着量が押出被覆されるようにな
る。
[実施例]
以下、図示した実施例に基づいて本発明を説明する。第
1図から第3図および第1表、第2表には本発明の夫々
異なる実施例が示され一括表示されている。これら実施
例はペレットの大きさを1.51以下、スクリューの外
径を20mm以下とした。このようにすることにより、
安定した低吐出量の樹脂押出しが可能となって、超低実
着量が押出被覆されるようになり、超低実着量の絶縁押
出被覆を可能とした細径薄肉絶縁電線の製造方法を得る
ことができる。
1図から第3図および第1表、第2表には本発明の夫々
異なる実施例が示され一括表示されている。これら実施
例はペレットの大きさを1.51以下、スクリューの外
径を20mm以下とした。このようにすることにより、
安定した低吐出量の樹脂押出しが可能となって、超低実
着量が押出被覆されるようになり、超低実着量の絶縁押
出被覆を可能とした細径薄肉絶縁電線の製造方法を得る
ことができる。
すなわち第1図には細径同軸多芯ケーブルに適用した実
施例(実施例1)が示されけており、第2図には高速信
号伝送同軸フラットケーブルに適用した実施例(実施例
2)が示されており、第3図にはフラットケーブルに適
用した実施例(実施例3)が示されている。第1図は本
押出方法により絶縁被覆を施した場合であり、第2図は
本押出方法によりスキン層による補強層を施した場合で
あり、第3図は本押出方法により方向性識別のためのサ
イドマークを施した場合である。第1図で1は内部導体
、2は絶縁体、3は外部導体、4はジャケット、5は絶
縁体2の被覆内径、6は絶縁体2の被覆外径であるが、
被覆内径5は0.15mat、被覆外径6は0.37I
Imで被覆厚が0.11厘厘である。
施例(実施例1)が示されけており、第2図には高速信
号伝送同軸フラットケーブルに適用した実施例(実施例
2)が示されており、第3図にはフラットケーブルに適
用した実施例(実施例3)が示されている。第1図は本
押出方法により絶縁被覆を施した場合であり、第2図は
本押出方法によりスキン層による補強層を施した場合で
あり、第3図は本押出方法により方向性識別のためのサ
イドマークを施した場合である。第1図で1は内部導体
、2は絶縁体、3は外部導体、4はジャケット、5は絶
縁体2の被覆内径、6は絶縁体2の被覆外径であるが、
被覆内径5は0.15mat、被覆外径6は0.37I
Imで被覆厚が0.11厘厘である。
第2図で1は内部導体、7は発泡絶縁体、8はスキン層
であるが、スキン層8の被覆内径5は0.60m、被覆
外径6は0.69mmで被覆厚が0.045m−である
。
であるが、スキン層8の被覆内径5は0.60m、被覆
外径6は0.69mmで被覆厚が0.045m−である
。
第3図で9はシグナル導体、10はグランド導体、11
は絶縁体、12はサイドマーク着色部、13はケーブル
厚であるが、ケーブル厚13は0.78mm、サイドマ
ーク着色部12の幅は0.5〜1.5m11である。
は絶縁体、12はサイドマーク着色部、13はケーブル
厚であるが、ケーブル厚13は0.78mm、サイドマ
ーク着色部12の幅は0.5〜1.5m11である。
このようなケーブル製造時の条件を第1表に示した。
すなわち、実施例1の多芯ケーブルの絶縁被覆を施した
場合の目付量は0.16 (g/m) 、押出速度15
(m7分)、必要な吐出量0.144(Kg/Hr)、
スクリュー15a+iφのときの適正回転数は5.Or
pmである。実施例2の発泡体上のスキン層による補強
層を施した場合の目付量は0゜14 (g/m) 、押
出速度30(m7分)、必要な吐出量0 、 25 (
Kg/Hr) 、スクリュー15mmφのときの適正回
転数は10 rpmである。実施例3のサイドマークを
施した場合の目付量は1.0(g/m) 、押出速度2
(m7分)、必要な吐出量0. 12 (Kg/Hr)
、スクリュー15■φのときの適正回転数は4.Or
pmである。
場合の目付量は0.16 (g/m) 、押出速度15
(m7分)、必要な吐出量0.144(Kg/Hr)、
スクリュー15a+iφのときの適正回転数は5.Or
pmである。実施例2の発泡体上のスキン層による補強
層を施した場合の目付量は0゜14 (g/m) 、押
出速度30(m7分)、必要な吐出量0 、 25 (
Kg/Hr) 、スクリュー15mmφのときの適正回
転数は10 rpmである。実施例3のサイドマークを
施した場合の目付量は1.0(g/m) 、押出速度2
(m7分)、必要な吐出量0. 12 (Kg/Hr)
、スクリュー15■φのときの適正回転数は4.Or
pmである。
本発明は特にふっ素樹脂に有効であり、実施例1はPF
A (パーフルオロアルコキシふっ素樹脂)、実施例2
はETFE (エチレン、四ふっ化エチレン共重合体)
、実施例3はFEP (四ふっ化エチレン六ふっ化プロ
ピレン共重合体)の例である。
A (パーフルオロアルコキシふっ素樹脂)、実施例2
はETFE (エチレン、四ふっ化エチレン共重合体)
、実施例3はFEP (四ふっ化エチレン六ふっ化プロ
ピレン共重合体)の例である。
第2表には実施例1,2.3の吐出量(Kg/Hr。
rpa+ )が示されている。この表は押出機で実際に
押出された樹脂の重量を測定し、1時間・1回転当りに
換算して得た実験値を用いたものである。
押出された樹脂の重量を測定し、1時間・1回転当りに
換算して得た実験値を用いたものである。
同表から明らかなようにスクリュー外径が15■φの場
合の吐出量は28IIIIIφスクリユーの場合に比べ
、いずれの場合も吐出量が非常に小さい。
合の吐出量は28IIIIIφスクリユーの場合に比べ
、いずれの場合も吐出量が非常に小さい。
このように本実施例によれば第3表に示されているよう
な効果を奏することができる。
な効果を奏することができる。
第3表
すなわち同表から明らかなようにスクリュー外径15■
φスクリユーの場合は28+++aφスクリユーの場合
に比べ、オーバーフローはいずれの場合も0となって、
オーバーフローが低減する。因みにオーバーフローとは
ダイ出口あるいは、クロスヘッド中間部で材料を逃がす
穴を設け、そこから材料をタレ流しで吐出させることを
言い、その材料は被覆する目的ではなく、樹脂の吐出を
安定させる目的で使用し、クラップとなる。但し、再利
用は可能である。また、外径変動はスクリュー外径15
m5φスクリニーの場合は28mmφスクリューの場合
に比べ、いずれの場合も小さかった。因みに外径変動と
は実施例1.2の場合番よ樹脂被覆後の丸いワイヤーの
外径の変動値であり、実施例3の場合は樹脂被覆後のフ
ラットケーブルの幅寸法の変動である。なおこれら外径
変動は実施例1〜3のワイヤおよびケーブルについて実
際に押出した際の実験値である。このように本実施例の
スクリュー外径15avφの特性が優れていたが、これ
はスクリュー外径を20a+m以下としたのと、ペレッ
トの大きさを1.5■以下としたためである。
φスクリユーの場合は28+++aφスクリユーの場合
に比べ、オーバーフローはいずれの場合も0となって、
オーバーフローが低減する。因みにオーバーフローとは
ダイ出口あるいは、クロスヘッド中間部で材料を逃がす
穴を設け、そこから材料をタレ流しで吐出させることを
言い、その材料は被覆する目的ではなく、樹脂の吐出を
安定させる目的で使用し、クラップとなる。但し、再利
用は可能である。また、外径変動はスクリュー外径15
m5φスクリニーの場合は28mmφスクリューの場合
に比べ、いずれの場合も小さかった。因みに外径変動と
は実施例1.2の場合番よ樹脂被覆後の丸いワイヤーの
外径の変動値であり、実施例3の場合は樹脂被覆後のフ
ラットケーブルの幅寸法の変動である。なおこれら外径
変動は実施例1〜3のワイヤおよびケーブルについて実
際に押出した際の実験値である。このように本実施例の
スクリュー外径15avφの特性が優れていたが、これ
はスクリュー外径を20a+m以下としたのと、ペレッ
トの大きさを1.5■以下としたためである。
なお、20mm以下のスクリュー外径としたのはそれよ
り大きいとスクリュー回転数が3 rpm以下となり適
性な制御範囲からはずれて外径変動幅が大きくなるので
、外径変動幅を小さくするためである。ペレットの大き
さを1.51以下としたのは、スクリュー外径20av
以下のスクリューに食い込ませるためである。
り大きいとスクリュー回転数が3 rpm以下となり適
性な制御範囲からはずれて外径変動幅が大きくなるので
、外径変動幅を小さくするためである。ペレットの大き
さを1.51以下としたのは、スクリュー外径20av
以下のスクリューに食い込ませるためである。
[発明の効果〕
上述のように本発明はペレットの大きさを1.5ffl
I8以下、スクリューの外径を20mn+以下としたの
で、安定した低吐出量の樹脂押出しが可能となって、超
低実着量が押出被覆されるようになり、超低実着量の絶
縁押出被覆を可能とした細径薄肉絶縁電線の製造方法を
得ることができる。
I8以下、スクリューの外径を20mn+以下としたの
で、安定した低吐出量の樹脂押出しが可能となって、超
低実着量が押出被覆されるようになり、超低実着量の絶
縁押出被覆を可能とした細径薄肉絶縁電線の製造方法を
得ることができる。
第1図は本発明の細径薄肉絶縁電線の製造方法の一実施
例による絶縁被覆を施した医療機器に用いる超音波診断
装置用細径同軸多芯ケーブルの横断面図、第2図は本発
明の細径薄肉絶縁電線の製造方法の他の実施例によるス
キン層の補強層を施したコンピュータ用高速信号伝送同
軸フラットケーブルの横断面図、第3図は本発明の細径
薄肉絶縁電線の製造方法の更に他の実施例による方向性
識別のサイドマークを施したコンピュータ等の信号伝送
用フラットケーブルの横断面図である。 1:内部導体、 2:絶縁体、 8ニスキン層、 12:サイドマーク着色部。
例による絶縁被覆を施した医療機器に用いる超音波診断
装置用細径同軸多芯ケーブルの横断面図、第2図は本発
明の細径薄肉絶縁電線の製造方法の他の実施例によるス
キン層の補強層を施したコンピュータ用高速信号伝送同
軸フラットケーブルの横断面図、第3図は本発明の細径
薄肉絶縁電線の製造方法の更に他の実施例による方向性
識別のサイドマークを施したコンピュータ等の信号伝送
用フラットケーブルの横断面図である。 1:内部導体、 2:絶縁体、 8ニスキン層、 12:サイドマーク着色部。
Claims (1)
- 1、ホッパ、スクリュー、クロスヘッドを有する押出機
を備え、ホッパに絶縁用樹脂のペレットを投入し、スク
リュー、クロスヘッドを通して電線に押出被覆する細径
薄肉絶縁電線の製造方法において、前記ペレットの大き
さが1.5mm以下、前記スクリューの外径が20mm
以下にされていることを特徴とする細径薄肉絶縁電線の
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1262339A JP2556149B2 (ja) | 1989-10-06 | 1989-10-06 | 細径薄肉絶縁電線の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1262339A JP2556149B2 (ja) | 1989-10-06 | 1989-10-06 | 細径薄肉絶縁電線の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03122919A true JPH03122919A (ja) | 1991-05-24 |
JP2556149B2 JP2556149B2 (ja) | 1996-11-20 |
Family
ID=17374383
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1262339A Expired - Fee Related JP2556149B2 (ja) | 1989-10-06 | 1989-10-06 | 細径薄肉絶縁電線の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2556149B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017128119A (ja) * | 2016-01-18 | 2017-07-27 | ダイキン工業株式会社 | フッ素樹脂のペレット、電線及びその製造方法 |
-
1989
- 1989-10-06 JP JP1262339A patent/JP2556149B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017128119A (ja) * | 2016-01-18 | 2017-07-27 | ダイキン工業株式会社 | フッ素樹脂のペレット、電線及びその製造方法 |
WO2017126499A1 (ja) | 2016-01-18 | 2017-07-27 | ダイキン工業株式会社 | フッ素樹脂のペレット、電線及びその製造方法 |
KR20180031794A (ko) | 2016-01-18 | 2018-03-28 | 다이킨 고교 가부시키가이샤 | 불소 수지의 펠릿, 전선 및 그의 제조 방법 |
EP3825087A1 (en) | 2016-01-18 | 2021-05-26 | Daikin Industries, Ltd. | Pellets comprising a fluororesin, their use and method for producing an electric wire therewith |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2556149B2 (ja) | 1996-11-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |