JPH03121Y2 - - Google Patents

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JPH03121Y2
JPH03121Y2 JP1985041899U JP4189985U JPH03121Y2 JP H03121 Y2 JPH03121 Y2 JP H03121Y2 JP 1985041899 U JP1985041899 U JP 1985041899U JP 4189985 U JP4189985 U JP 4189985U JP H03121 Y2 JPH03121 Y2 JP H03121Y2
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JP
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hose
sheets
pad
air
back pad
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JP1985041899U
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JPS61158249U (ja
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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 《考案の技術分野》 この考案は、車両用シートに関し、特にシート
パツドの背部にホース,ハーネスを固定するため
の構造に関する。
《従来技術とその問題点》 たとえば、エアバツグ方式のサイドサポートを
備えた車両用シートでは、従来は第3図に示す構
造となつていた。
図において、シートバツク1は表装材3を表面
に配設したバツクパツド2と、バツクパツド2の
背部に設けたバツクフレーム4と、バツクパツド
2とバツクフレーム4の後面を覆うガーニツシユ
5とから概略構成されている。
そして、バツクパツド2の両側部(図では片側
のみを示してある)にはサイドサポート部2aが
形成されている。このサイドサポート部2aの表
面には、エアバツグ6が装着され、さらにエアバ
ツグ6に空気を供給するためのエアホース7を挿
通孔2bを通じてバツクパツド2の背部に引き廻
してある。
そして、左右のエアホース7はチー8に集合さ
れ、エア供給源に通ずる供給用エアホース7aに
連結している。
以上の構成のエアホースは、そのままではぶら
ついてしまうために、バツクフレーム4間に懸架
されたスプリング9に樹脂バンド10あるいは樹
脂クリツプなどにより複数箇所固定されている。
しかしながら、この構造では、バンド10ある
いはクリツプを多数必要とし、取付作業性が悪い
上に、スプリング9が伸縮を繰返すことにより、
エアホース7の外周部がスプリング9とパツド2
との間、あるいはスプリング9とガーニツシユ5
との間に挟まれてしまい、エアの流通が悪くなる
などの不具合があるほか、固定圧力や曲げの曲率
が小さい部分では、ホースが折れ曲る惧れがあつ
た。
また、ハーネス類についても同様に複数箇所で
固定されるものなので同様な不具合が生ずること
があつた。
《考案の目的》 この考案は以上のごとき不具合を解消し、前記
ホースやハーネスが他の部品と直接接触すること
なくパツドの後部に保護状態に保持できるように
すること、および取付作業性の向上を図ることを
目的とする。
《考案の構成》 前記目的を達成するために、この考案は、バツ
クパツドの背面下縁に一対の保護シートの端部を
連結し、バツクパツドの背部に装着されるホース
またはハーネス類を両シート間に挟持するととも
に、両シートの他端部を、バツクパツドの背面に
配置されたスプリングにクリツプを介して一体に
接合すると同時にシート同士を閉じ合わせたこと
を特徴とする。
《実施例の説明》 第1図および第2図はこの考案の一実施例を示
すものである。
なお、図において、従来と同一箇所には同一符
号を付して説明する。
図において、シートバツク1の背面開口部の下
縁には一対の保護シート20,21の一端縁が幅
方向に沿つて発泡時に一体あるいは縫製またはウ
エルダ加工により固定されている。
この保護シート20,21はホース7およびチ
ー8、供給用ホース7aを一体的に包み込むもの
で、まず保護シート20,21間にチー8の部分
を包み込んだ状態で、エアホース7の端部をバツ
クパツド2の背面に形成された一対の挿通孔2b
に挿通し、また供給用エアホース7aをバツクパ
ツド2の下端に形成された挿通孔2cに挿通して
下部に引出し、次いで第2図に示すように両保護
シート20,21の他端縁部を閉じ合わせた状態
でオームクリツプ22を介してバツクスプリング
9に固定する。
図においては保護シート20,21間の間隙は
誇張して描かれているが、実際にはチー8および
ホース7の厚み分の空隙が開いているだけであ
り、ホース7,7aおよびチー8は両シート2
0,21間に適当な挟持力で固定されることにな
る。
そして、エアホース7の前記挿通孔2bからの
引出し端にエアバツクを接合し、バツクパツド2
の表面を表装材で覆い、さらにはバツクパツド2
の背面開口部にガーニツシユ5を装着すればシー
トバツク1の組立を完了するのである。
なお、実施例ではエアホースを装着する場合に
ついて説明したが、同一要領でハーネスを保護シ
ート間に挟持し、これを外力から保護することも
可能であることは勿論である。
《考案の効果》 以上の実施例で明らかなように、ホースあるい
はハーネスは、両保護シート間に挟持された状態
で固定されるので、表面に露出する部分がなく、
また他の部品と干渉することもないのでホースの
つぶれ、疵つきあるいはハーネス類にあつては断
線などのおそれがなく、しかもクリツプで2か所
固定すれば、シートの閉じ合わせと同時にシート
バツクに対する固定も行えるので取付作業性も向
上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るシートバツクの背面部
の構成を示す分解斜視図、第2図はエアホースの
取付完了状態を示す斜視図、第3図は従来の車両
用シートにエアホースを挿着した状態を示す部分
断面図である。 2……バツクパツド、2b……挿通孔、2c…
…挿通孔、7,7a……エアホース、8……チ
ー、9……スプリング、20,21……保護シー
ト、22……オームクリツプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バツクパツドの背面下縁に一対の保護シートの
    端部を連結し、バツクパツドの背部に装着される
    ホースまたはハーネス類を両シート間に挟持する
    とともに、両シートの他端部を、バツクパツドの
    背面に配置されたスプリングにクリツプを介して
    一体に接合すると同時にシート同士を閉じ合わせ
    たことを特徴とする車両用シート。
JP1985041899U 1985-03-23 1985-03-23 Expired JPH03121Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985041899U JPH03121Y2 (ja) 1985-03-23 1985-03-23

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JP1985041899U JPH03121Y2 (ja) 1985-03-23 1985-03-23

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Publication Number Publication Date
JPS61158249U JPS61158249U (ja) 1986-10-01
JPH03121Y2 true JPH03121Y2 (ja) 1991-01-07

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ID=30552149

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JP1985041899U Expired JPH03121Y2 (ja) 1985-03-23 1985-03-23

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02224383A (ja) * 1989-02-27 1990-09-06 Toshiba Corp 狭帯域レーザ装置
JP3868749B2 (ja) * 2001-03-08 2007-01-17 矢崎総業株式会社 車両シート用ワイヤハーネス

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Publication number Publication date
JPS61158249U (ja) 1986-10-01

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