JPH0312031B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0312031B2 JPH0312031B2 JP61057971A JP5797186A JPH0312031B2 JP H0312031 B2 JPH0312031 B2 JP H0312031B2 JP 61057971 A JP61057971 A JP 61057971A JP 5797186 A JP5797186 A JP 5797186A JP H0312031 B2 JPH0312031 B2 JP H0312031B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- signal
- cable
- setting
- layers
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 48
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は船舶に用いる液圧ウインチ等における
ケーブル速度制御装置に関する。
ケーブル速度制御装置に関する。
上記液圧ウインチにおいてそのケーブルの巻取
ドラムは油圧モータに連結し、その油圧モータを
回転数制御して駆動していた。
ドラムは油圧モータに連結し、その油圧モータを
回転数制御して駆動していた。
しかしこれでは巻取ドラムにケーブルが多数層
巻かれているときはケーブルの速度は速く、また
巻取ドラムにケーブルが少ししか巻かれていない
とき、即ち、だんだん繰出していくに従つてケー
ブル速度が遅くなる欠点が、また逆に巻込んでい
く場合にはだんだん速くなる欠点があつた。
巻かれているときはケーブルの速度は速く、また
巻取ドラムにケーブルが少ししか巻かれていない
とき、即ち、だんだん繰出していくに従つてケー
ブル速度が遅くなる欠点が、また逆に巻込んでい
く場合にはだんだん速くなる欠点があつた。
本発明はケーブルの速度を設定する設定信号を
巻取ドラムにおけるケーブルの巻層数で補正する
ことによりケーブルの速度を制御するものであ
る。
巻取ドラムにおけるケーブルの巻層数で補正する
ことによりケーブルの速度を制御するものであ
る。
すなわち、本発明はケーブル7の速度を設定す
る設定信号a1を発生する設定装置20と、この設
定信号a1をケーブル巻層数nに応じて補正する演
算器23と、巻取機軸3の回転を検出するロータ
リエンコーダ40とよりなり、このロータリエン
コーダ40の信号dを弁別器41で巻取/繰出信
号d1とし、演算器23はこの巻取/繰出信号d
1に応じて、巻取ドラム2の巻層数nを判断し、
この演算器23の出力信号で巻取ドラム2を駆動
する回転速度制御装置30を制御してなるもので
ある。
る設定信号a1を発生する設定装置20と、この設
定信号a1をケーブル巻層数nに応じて補正する演
算器23と、巻取機軸3の回転を検出するロータ
リエンコーダ40とよりなり、このロータリエン
コーダ40の信号dを弁別器41で巻取/繰出信
号d1とし、演算器23はこの巻取/繰出信号d
1に応じて、巻取ドラム2の巻層数nを判断し、
この演算器23の出力信号で巻取ドラム2を駆動
する回転速度制御装置30を制御してなるもので
ある。
設定装置20で発生するケーブル速度を設定す
る設定信号a1は、演算器23により巻取ドラム2
上のケーブル巻層数に応じて補正されるので、巻
取ドラム2におけるケーブルの巻取量に関係なく
常に正しくケーブル速度を制御することができる
ものである。
る設定信号a1は、演算器23により巻取ドラム2
上のケーブル巻層数に応じて補正されるので、巻
取ドラム2におけるケーブルの巻取量に関係なく
常に正しくケーブル速度を制御することができる
ものである。
第1図のように液圧ウインチ1の巻取ドラム2
は軸3により支持され、この軸3は油圧モータ4
に機械的に連結し、この油圧モータ4は油圧ポン
プ5に油圧パイプ6で連結する。
は軸3により支持され、この軸3は油圧モータ4
に機械的に連結し、この油圧モータ4は油圧ポン
プ5に油圧パイプ6で連結する。
上記巻取ドラム2にはケーブル7を巻き着け
る。8は油圧ポンプ5を駆動する電動機である。
る。8は油圧ポンプ5を駆動する電動機である。
第1図につきケーブル速度制御動作を説明す
る。
る。
設定装置20のコントロールレバー21の動作
によりポテンシヨメータ19が作動し、電圧Aの
設定信号a1が発生する。その信号a1はA/D変換
器22でデジタル信号a2に変換され、マイコン、
ハードロジツク回路或いはアナログ・デジタル等
の演算器23に送られて C=A・(1−D/D+n・E) Dをウインチ1層目の巻径とすれば、 E;1層あたりの巻太り値 n;巻層数(0、1、2…、n) Dをウインチm層目の巻径としてもよい。この
とき、(m=0、1、2、…) E;1層あたりの巻太り値 n;巻層数(−m、m+1、…、n−m) の計算すなわち巻層補正を行い、電圧値Cの信号
a3を発生する。その出力信号a3はD/A変換器2
4で再びアナグロ信号a4となり、この信号a4は減
算回路25で信号a1より減算され、 B=A−C=A・D/D+n・E の計算が行われ、電圧値Bの信号a5となる。
によりポテンシヨメータ19が作動し、電圧Aの
設定信号a1が発生する。その信号a1はA/D変換
器22でデジタル信号a2に変換され、マイコン、
ハードロジツク回路或いはアナログ・デジタル等
の演算器23に送られて C=A・(1−D/D+n・E) Dをウインチ1層目の巻径とすれば、 E;1層あたりの巻太り値 n;巻層数(0、1、2…、n) Dをウインチm層目の巻径としてもよい。この
とき、(m=0、1、2、…) E;1層あたりの巻太り値 n;巻層数(−m、m+1、…、n−m) の計算すなわち巻層補正を行い、電圧値Cの信号
a3を発生する。その出力信号a3はD/A変換器2
4で再びアナグロ信号a4となり、この信号a4は減
算回路25で信号a1より減算され、 B=A−C=A・D/D+n・E の計算が行われ、電圧値Bの信号a5となる。
この信号a5の電圧値Bは巻層が増えた場合には
ケーブル巻取径の増大に反比例して小さくなり、
結果として、ケーブル速度を一定に維持する設定
信号となる。
ケーブル巻取径の増大に反比例して小さくなり、
結果として、ケーブル速度を一定に維持する設定
信号となる。
次にこの信号a5は回転速度制御装置30の減算
回路26を介してサーボアンプ27に入力されか
つ増幅され、油圧ポンプ5の斜板の傾斜角制御装
置28を駆動し、またその斜板の傾斜角はポテン
シヨメータ29により検出され、その信号bは上
記減算回路26にフイードバツクされる。したが
つて油圧ポンプ5の吐出量を信号a5の電圧値Bに
比例して制御し、油圧モータ4で駆動される巻取
ドラム2におけるケーブル速度を一定に制御す
る。またこの速度は上記コントロールレバー21
で設定信号a1の値を変えることにより任意に制御
することができるものである。
回路26を介してサーボアンプ27に入力されか
つ増幅され、油圧ポンプ5の斜板の傾斜角制御装
置28を駆動し、またその斜板の傾斜角はポテン
シヨメータ29により検出され、その信号bは上
記減算回路26にフイードバツクされる。したが
つて油圧ポンプ5の吐出量を信号a5の電圧値Bに
比例して制御し、油圧モータ4で駆動される巻取
ドラム2におけるケーブル速度を一定に制御す
る。またこの速度は上記コントロールレバー21
で設定信号a1の値を変えることにより任意に制御
することができるものである。
なお上記装置において、演算器23が故障した
場合には、図示しないスイツチによりそれを不作
動にするとその出力信号a4は0となるので、設定
信号a1がそのままドラム回転の設定となつて動作
する。
場合には、図示しないスイツチによりそれを不作
動にするとその出力信号a4は0となるので、設定
信号a1がそのままドラム回転の設定となつて動作
する。
演算器23の故障を側定しない場合には第1図
は第3図のような構成がとれる。即ち、減算回路
25の機能をも演算器23に持たせて直接次の演
算を行うものである。
は第3図のような構成がとれる。即ち、減算回路
25の機能をも演算器23に持たせて直接次の演
算を行うものである。
B=A・D/D+n・E
ここに、D、n、Eは前出の式に同じである。
次に、巻層補正を行うためには巻層数を検出す
る必要がある。これを第2図により説明すれば、
ロータリエンコーダ40は第1図の巻取機軸3の
回転を検出するよう結合されている。
る必要がある。これを第2図により説明すれば、
ロータリエンコーダ40は第1図の巻取機軸3の
回転を検出するよう結合されている。
ロータリエンコーダ40の信号dは2相信号
(90゜位相差)であるので弁別器41で巻取/繰出
信号d1になる。演算器23は巻取/繰出信号d
1に応じて、図示しないその内部カウンターを増
(d1が巻取信号の場合)、または減(d1が繰出
信号の場合)する。巻取ドラム2の層毎の列数は
一定ゆえ、ロータリエンコーダ40の発生パルス
数も層毎に一定なので該内部カウンタの値により
巻層数nが判断できることになる。
(90゜位相差)であるので弁別器41で巻取/繰出
信号d1になる。演算器23は巻取/繰出信号d
1に応じて、図示しないその内部カウンターを増
(d1が巻取信号の場合)、または減(d1が繰出
信号の場合)する。巻取ドラム2の層毎の列数は
一定ゆえ、ロータリエンコーダ40の発生パルス
数も層毎に一定なので該内部カウンタの値により
巻層数nが判断できることになる。
該内部カウンタは巻量が既知な状態でリセツト
する必要がある。この用途のためにリセツト釦4
2があり、この信号fを演算器23が受けると、
該内部カウンタを既知な巻量に相当する値にプリ
セツトするものである。
する必要がある。この用途のためにリセツト釦4
2があり、この信号fを演算器23が受けると、
該内部カウンタを既知な巻量に相当する値にプリ
セツトするものである。
以上のように本発明によれば、制御装置で発生
するケーブル速度を設定する設定信号は、演算器
により巻取ドラム上のケーブル巻層数に応じて補
正されるので、巻取ドラムにおけるケーブルの巻
取量に関係なく常に正しくケーブル速度を制御す
ることができるものである。
するケーブル速度を設定する設定信号は、演算器
により巻取ドラム上のケーブル巻層数に応じて補
正されるので、巻取ドラムにおけるケーブルの巻
取量に関係なく常に正しくケーブル速度を制御す
ることができるものである。
第1図は本発明の一実施例の液圧ウインチのケ
ーブルの速度制御回路の説明図、第2図はその巻
取ドラムの巻層数検出回路のブロツク図、第3図
は演算器が故障した場合のケーブル速度制御回路
の説明図である。 7……ケーブル、2……巻取ドラム、5……油
圧ポンプ、a1……設定信号、20……設定装置、
n……ケーブル巻層数、23……演算器、30…
…回転速度制御装置。
ーブルの速度制御回路の説明図、第2図はその巻
取ドラムの巻層数検出回路のブロツク図、第3図
は演算器が故障した場合のケーブル速度制御回路
の説明図である。 7……ケーブル、2……巻取ドラム、5……油
圧ポンプ、a1……設定信号、20……設定装置、
n……ケーブル巻層数、23……演算器、30…
…回転速度制御装置。
Claims (1)
- 1 ケーブルの速度を設定する設定信号を発生す
る設定装置と、この設定信号をケーブル巻層数に
応じて補正する演算器と、巻取機軸の回転を検出
するロータリエンコーダとよりなり、このロータ
リエンコーダの信号を弁別器で巻取/繰出信号と
し、演算器はこの巻取/繰出信号に応じて、巻取
ドラムの巻層数を判断し、この演算器の出力信号
で巻取ドラムを駆動する回転速度制御装置を制御
してなる液圧ウインチ等におけるケーブル速度制
御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5797186A JPS62215475A (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 | 液圧ウインチ等におけるケ−ブル速度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5797186A JPS62215475A (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 | 液圧ウインチ等におけるケ−ブル速度制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62215475A JPS62215475A (ja) | 1987-09-22 |
JPH0312031B2 true JPH0312031B2 (ja) | 1991-02-19 |
Family
ID=13070898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5797186A Granted JPS62215475A (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 | 液圧ウインチ等におけるケ−ブル速度制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62215475A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01110476A (ja) * | 1987-10-22 | 1989-04-27 | Toray Eng Co Ltd | 巻取機の駆動制御方法 |
CN102390790B (zh) * | 2011-09-15 | 2013-09-11 | 中国海洋石油总公司 | 一种实现测井绞车运行保护的系统、装置及方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57112272A (en) * | 1980-12-30 | 1982-07-13 | Teijin Ltd | Method of taking up thermoplastic synthetic fiber |
-
1986
- 1986-03-14 JP JP5797186A patent/JPS62215475A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57112272A (en) * | 1980-12-30 | 1982-07-13 | Teijin Ltd | Method of taking up thermoplastic synthetic fiber |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62215475A (ja) | 1987-09-22 |
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