JPH03259864A - 長尺材巻取機の張力制御装置 - Google Patents

長尺材巻取機の張力制御装置

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JPH03259864A
JPH03259864A JP5721790A JP5721790A JPH03259864A JP H03259864 A JPH03259864 A JP H03259864A JP 5721790 A JP5721790 A JP 5721790A JP 5721790 A JP5721790 A JP 5721790A JP H03259864 A JPH03259864 A JP H03259864A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「M楽土の利用分野」 本発明は化学繊維、電線、紙、各種シート、テープ等の
ロール巻き取り及びロール繰り出し工程に於ける長尺材
巻取機の張力制御装置に関する。
「従来の技術」 電熱線及び細帯等の長尺材料を伸線、圧延、熱処理等の
加工処理した後に再びドラムに巻き取る作業工程がある
が、その工程に於いて材料に過剰な張力が加わるとその
部分にのみ強い伸張力が働く為品質の劣化、または最悪
の場合断線等の製品欠陥が生じることとなる。
そこで製品のロール巻き取り工程に於いては、常に製品
に加わる張力を一定に保つ絶対的条件を必要としている
そこで長尺材料巻き取り」[程に於ける材料に加わる張
力を−・定に保つ張力制御装置が従来よりあるが、その
例を第3図に示す。
同図において、繰り出し用直流電動モータ2の回転軸に
固嵌した繰り出しドラム11から送り出された材料4は
、巻き取り用直流電動モータ1の回転軸に固嵌した巻き
取りドラム3に順次巻き取られれるようになされており
、しかもこの材料4の途中にはダンサローラ7のプーリ
5及びプーリ6が懸けてあり、このダンサローラ7の回
転支持棒8にはコイルスプリング9とボアンションメー
タ10が連結せしめである。
またトラム3の巻き取りで材料4に牽引力が働くとこの
ダンサローラ7は左回転させられ、さらにこの牽引力と
一]−記コイルスプリング9の復元力とが釣合う点P2
でダンサローラ7は係止する。
このダンサローラ7の中立線P1からの回転角度T1を
前記ポテンションメータ10で計測し、そのポテンショ
ンメータ10の抵抗値に基づき速度制御回路12はモー
タ2の回転速度を調整増加させダンサローラ7を点P2
から中立線P1方向に回帰させるようにしている。
しかしてこのモータ2による繰り出しドラム11からの
製品4の繰り出し速度が巻き取りドラム3の巻き取り速
度に追従すると、製品4に加わっている牽引力が減少す
るためダンサローラ7はコイルスプリング9の復元力で
上記とは逆に右回転することになる。
また逆に、巻き取りドラム3の巻き取り速度が何等かの
理由により低下すると、材料4に加わる牽引力が減少す
る為、ダンサローラ7のコイルスプリングの復元力が優
勢となりダンサローラ7は点線S3に逆回動係止するこ
とになる。
そこで再びこの変化した回転角r2をボテンシせンメー
タlOで計411シその角度r2に比例したポテンショ
ンメータlOの示す抵抗値より速度制御回路12はモー
タ2の回転速度を減少させるように制御している。
以上のように、従来の張力制御装置はダンサローラ7を
用いて巻き取りドラム3の回転速度に対する繰り出しド
ラム11の回転速度を調整することで材料4に加わる張
力を調整するようにしている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記の従来装置では材料4に加わる張力
はコイルスプリング9の復元弾性力で定められるもので
あり、張力を調整するにはこのコイルスプリング9の弾
性力を調整するか、またはこのコイルスプリング9その
ものを交換ぜねばならない。
従って、材料4に加わっている実際の張力を自由に増減
させることはその機構」−1巻き取り作業中にはできな
いし、さらには経時変化によるコイルスプリング9の弾
性方劣化が発生した場合には、目的とする張力を材料4
に加えること自体も困難どなっているし、実際の張力が
如伺様であるのかも明確ではない。
また、このコイルスプリング9の弾性力がある為材料4
に微少振動か生ずると、ダンサローラ7の揺動が増大す
ることとなり、ポテンションメータ10の出力が安定し
ない為正しくモータ2の回転速度を制御することが困難
になる6しかもこのダンサロール7の揺動による制御回
路12の誤動作を防止するためにポテンションメータ1
0の感度を下げると、逆に巻き取りトラム3の回転変化
に対する繰り出しドラム11の回転変化追従性が悪くな
ることになる、その結果材料4に加わる張力にむらが発
生する。
本発明は、材料に加わる張力を直接に測定し、その張力
変動に応答して材料の巻き取り速aを調整することで常
に最適な張力を材料に加えられる張力制御装置を提供す
るものである。
[課題を解決するための手段」 」―記の課題を解決する為に、本発明の長尺材巻取機の
張力制御装置では繰り出し用モータで回転せられるドラ
ムから巻き取り用モータで回転せられるドラムに巻き取
られる長尺材料に加わる張力を、直接的に検知する圧力
センサを備え、この圧力センサからの張力検知出力信号
を比較増幅回路を備える張力検出部に入力し、さらに動
作電圧設定回路と不感帯調整回路と第1の上下限値比較
回路と論理演算回路と可変周波数発振器を接続したカウ
ンタ回路とデジタルアナログ変換回路と第2の上下値比
較回路とを備える補償回路部に上記張力検出部出力を入
力し、可変電圧発生器の出力に前記張力検出部出力を第
1の可変抵抗器に通した信号と前記補償回路部出力を第
2の可変抵抗器に通した信号とを重畳回路にて重畳した
信号をモータサーボドライバ回路に入力し、このモータ
サーボドライバ回路で前記モータの回転速度を制御する
ことで前記長尺材料に加わる張力を一定に調整するよう
にした。
「作 用」 長尺材料に加わる張力を圧力センサで直接検出し、張力
検出部はこの検出した圧力センサ出力を予め与えた所望
張力と比較しその差を増幅して出力する。
また、未制御側モータの回転速度に応じて可変電圧発生
器の出力電圧値を調整する。
補償回路部では、上記張力検出部の出力変化に応じてア
ップダウンカウンタ回路のカウント制御を行ないさらに
そのカウンタ回路の出力データをデジタルアナログ変換
回路でアナログ信号に変換し、このアナログ信号を上記
張力検出部の出力変化を補償する補正信号とする。
しかして可変電圧発生器の出力信号に、上記張力検出部
の出力と上記補正信号を各々に設けた可変抵抗器を介し
て重畳して速度指令信号を合成する。この速度指令信号
をモータサーボドライバ回路に入力し、モータの速度制
御を行なうことで材料に加わる張力を調整するようにし
た。
[実施例] 以下本発明の実施例を第1図に基づき詳細に説明する。
直流サーボモータ13の回転軸には繰り出しドラム12
とタコメータ発電機(T、G)39が連結せしめである
また、上記繰り出しドラム12から送り出された長尺材
料14はガイドローラー5でガイドされてダンサローラ
ー7に懸かり、さらにガイドローラ18にガイドされて
巻き取りドラム18に巻き取もれるようになされている
この巻き取りドラム18は直流サーボモータ20の回転
軸に連結せしめであるとともに、この回転軸にはタコメ
ータ発電機(T、G)43をも連結せしめである。
上記ダンサローラー7は台21に立設した支点21aで
回動可能に支承されたダンサアーム16の一端に取り付
けてあり、しかもこのダンサアーム18の他端には圧力
センサ22が取り付けである。
しかしてこの圧力センサ22の出力信号Slは張力変化
検出部100の圧力センサアンプ23にて入力増幅せら
れ、このアンプ23の出力信号S2は比較増幅回路24
の一方の端子に入力せしめである。
また上記比較増幅回路24の他入力端子には定電圧を出
力する基阜電圧発生器25に接続した可変抵抗器VRI
のスライドタップ端子が接続せしめである。この可変抵
抗器VRIは図示しない制御盤に取り付けてあり、操作
者により自由に上記スライドタップを移動せられるよう
になされている。この可変抵抗器VRIは材料14の張
力値を設定する為のものである。
しかして上記比較増幅回路24の出力信号S4を入力保
護用の抵抗器R1を介して補償回路部102の動作電圧
設定回路26に入力せしめるとともに、可変抵抗器VR
2を介して重畳回路部101のオペアンプ35の一方の
入力端子に入力せしめである・ またこのオペアンプ35の他方の入力端子は抵抗器R2
を介してグランドに接続せしめである。
しかして、上記動作電圧設定回路2Bの出力は不感帯調
整回路27に接続してあり、さらに不感帯調整回路27
の出力はリミットコンパレータ回路28に入力しである
。このリミットコンパレータ回路28の出力端子は論理
演算回路29の第1の 0 入力端子に接続しである。
この論理演算回路29の出力端子はアップタウン(U/
D)カウンタ回路30に接続してあり、さらにこのU/
Dカウンタ回路30には可変周波数発振器32の出力が
入力しである。またこの発振器32には可変抵抗器VR
4が接続してるが、この可変抵抗器VR4は制御盤」−
に設けてあり、操作者により自由に抵抗値を変化せられ
るようになされている。この可変抵抗器VR4は」二記
の可変周波数発振器32の発振周波数を変更させるもの
である。
また、U/Dカウンタ回路30、発振器32及びD/A
変換回路31は4000BシリーズC−MOS IGで
構成してあり他のアナログ回路とのインタフェース回路
を必要としていない。
しかして、」二記U/Dカウンタ回路30の出力はデジ
タルアナログ(D/A)変換回路31に入力し、D/A
変換回路31の出力はアンプ40の入力端子に入力しで
ある。
このアンプ40の出力は制御盤上に設けてなる1 可変抵抗器VR3を通して重畳回路部101のリミッタ
回路37の入力端子に入力しであるとともに、リミット
コンパレータ回路33の入力端子にも人力せしめである
。このリミ・ントコンパレータ回路33の出力は前記論
理演算回路29の第2の入力端子に入力しである。
また、上記リミッタ回路37の入力端子にはオペアンプ
3Gの出力端子とツェナーダイオードZD1のアノード
端子と抵抗器R6の一端子とが同様に接続してあり、こ
のリミッタ回路37の出力端子には上記抵抗器R6の他
端子とツェナータイオードZD1のカソード端子とモー
タサーボトライバ回路38の入力端子とがそれぞれ接続
せしめである。
このトライバ回路38には前記したT、039の出力信
号が入力してあり、トライバ回路38の出力は直流サー
ボモータ13の駆動電圧入力端子に入力せしめである。
さらに前記したオペアンプ35の出力信号S18は可変
電圧発生回路34の出力信号S19を抵抗器2 R4を介して重畳せしめた後に、抵抗器R3を介してオ
ペアンプ36の一端子に入力せしめである。
またこのオペアンプ36の他入力端子は抵抗器R5を介
してグランドに接続しである。
次に、巻き取り用モータ20についてであるが、その駆
動電圧入力端子にはモータサーボトライム回路41の出
力か入力してあり、このトライバ回路41には前記した
T、G43の出力か入力しである。
またこのトライバ回路41は前記した可変電圧発生回路
34に信号S17を出力しているとともに、この可変電
圧発生回路34には繰り出しドラム12近傍に設けた光
センサ42の残存材料14の径を測定した検知信号S1
5が入力せしめである。
以−]−の各回路素子をその機能別に大別すると、圧力
センサアンプ23、基準電圧発生器25及び比較増幅回
路24のグループは張力変化検出部100で、オペアン
プ35.!及びリミッタ回路37等のグループは重畳回
路部+01で、動作電圧設定回路26、不感帯調整回路
27、論理演算回路 3 29、U/Dカウンタ回路30、D/A変換回路31及
びアンプ40等のグループは補償回路部102である。
以上の構成において各機能動作について以下説明する。
操作者が、図示しない制御盤を操作して巻き取りドラム
19の巻き取り回転速度を設定すると、ドライバ回路4
1はモータ20に出力している速度制御電圧信号S14
をT、G43の回転指示信号5lf(と比較しつつ調整
してモータ20を制御する。それとともにトライバ回路
41はモータ20の回転数に基づいた信号S17を可変
電圧発生回路34に出力する。
この可変電圧発生回路34は、繰り出しドラム12を回
転させている直流サーボモータ13の回転数を制御して
いるモータサーボドライバ回路38へのコントロール信
号Sllの最低指示回転数を表わす基本電圧信号S19
を出力しており、この基本電圧信号S19は上記信号S
17と、ドラム12の残存材料14外径を測定した光セ
ンサ42の検知4 信号S15とに基づいて定められる。
それは材料14が繰り出しドラム12より送り出される
ことでドラム12の残存外径が減少するか、または操作
者によってモータ20の回転数を増加させられた場合な
どに電圧信号S19の電圧レベルを上げてモータサーボ
ドライハロ¥838の制御するモータ13の回転数を適
度に上昇させるようにしている。
これとは逆に、ドラム12に於ける残存材料14の外径
が大きいか、またはモータ20の回転数が低い場合など
ではモータ13の回転数を下げるように可変電圧発生回
路36は信号S19の電圧レベルを下げている。
しかしてモータ20の回転で巻き取りドラム19が順次
材料14を巻き取ると、材料14に張力が加わる為、材
料14途上のダンサローラ17はト向せられダンサアー
ム16が回動し、圧力センサ22に圧力が加わる。
そして、この圧力センサ22の検知信号S1を圧力セン
サアンプ23は増幅し、信号S2を比較増幅5 回路24に出力しているが、この信号S2の増幅する電
圧レベルは材料14の張力が0のときにOVとし、材料
14の張力が最大の時にIOVとしである。
さらにこの信号S2は操作者によって設定せられた材料
14の設定張力を示す信号S3と比較増幅回路24にて
比較せられ、この比較増幅回路24は2つの信号S2.
S3の差分を増幅して5v電圧に重畳し、この重畳した
信号S4を重畳回路部101と補償回路部102にそれ
ぞれ出力している。
つまり、信号S4は次式 %式%] で表わされる。ただし、αは増幅率を示している。
以下補償回路部102の機能動作について詳述する。
この補償回路部102にある動作設定回路26は、入力
される信号S4により操作者に指示せられた材料14の
所望張力と実際に加わっている張力とのずれ量が許容値
以内か否を判別し信号S56 を不感帯調整回路27に出力している。
さらにこの不感帯調整回路27は材料14の実張力が所
望張力より大きくずれたことを示す上記の信号S5が微
少振動している場合にその振動を取り除いた信号S6を
リミットコンパレータ回路28に出力している。これは
材料14の持つ弾力性でダンサアーム16が微少揺蕩し
た場合、圧カセンサアンブ23の出力する実張力値が微
少振動することになり、その実張力の微少振動を補正す
るようにこの補償回路部102が常に動作すると以下に
述べる方法によりモータ13の回転速度が微少変化を繰
り返す為、材料14の張力にハンチングが発生すること
になる。不感帯調整回路27はこのハンチングを防止す
るために入力信号S5の微少振動を吸収するように働い
ている。つまりはフィードバックループによるハウリン
グ防止の働きをしていることになる。
しかしてこの不感帯調整回路27は次のリミットコンパ
レータ回路28に信号S6を出力しており、このリミッ
トコンパレータ回路28はこの信 7 号S6の電圧レベルが所定の上限、下限値内に在るか否
かを判別した上で出力信号S7を論理演算回路28に出
力している。
さらに論理演算回路29は、上記とは別のリミットコン
パレータ回路33の出力信号S8とこの信号S7との論
理演算を行い、その結果からU/Dカウンタ回路30の
カウント動作を制御する信号D1を出力している。
それは、材料14の実張力が設定張力より減少したこと
を示す信号S7が入力された場合にUlDカウンタ回路
30をカウントUPさせる命令信号[11を、逆に材料
14の実張力が設定張力より上昇したことを示す信号S
7が入力された場合にはU/Dカウンタ回路30をカラ
ン) Downさせる命令信号D1を論理演算回路29
は出力している。
さらにまた上記U/Dカウンタ回路30に入力しである
発振器32のクロック信号D2の周波数は可変抵抗器V
R4で変化させられるが、高い周波数のクロック信号D
2ではU/Dカウンタ回路30のカウント変化が速くな
るし、低い周波数のグロ。
 8 り信号D2ではカウント変化がどくなっている。
これは材料14の張力の補正速度を調整するもので、U
/Dカウンタ回路30のカウント変化か速ければ材料1
4の実張力変化をより速く補止しようとするものであり
、逆に11/D力ウンタ回路30のカウント変化が遅け
れば材料14の実張力変化の補正を緩やかに行うもので
ある。
さらに、U/Dカウンタ回路30の出力データD3をD
/A変換回路31にてアナログ信号D4に変換した後ア
ンプ40にて増幅して補償信号S8となし、重畳回路1
01に出力している。
またリミットコンパレータ回路33はこの補償信号S9
が予め与えられた」二限、下限伯内の電圧レベルか否か
を判別し、その結果を信号S8として前記した論理演算
回路29に出力しているが、これはU/Dカウンタ30
が8bitカウンタの場合、カウント変化タ03がFF
()IEX)を越えると00()IEX)になることで
、補償信号S8の電圧が最大値から最小値に急変するこ
とを防止する目的で備えたものである。
 9 期様にして月pH4の実張力と所望する張力との変位を
張力変化検出部100で検出し、その検出した信号S4
に応じて補償回路部102が補償信号S9を生成してい
る。
次に重畳回路部101の機能について以下説明する。
この重畳回路部101は可変電圧発生回路34の出力信
号S19と上記の張力変化検出部100の出力信号S4
と補償回路部102の出力する補償信号S9とを重畳し
繰り出し側モータ13を制御しているモータサーボドラ
イバ回路38に速度指令信号Stt として出力してい
るが、この重畳する場合に上記信号S4と補償信号S9
との重畳量を調整するために可変抵抗器VR2及びVR
3を用いている。
それは、可変抵抗器VR2の抵抗値を下げると張力変化
検出部100の出力信号S4を多くドライバ回路38に
入力せしめることになり、材料14の実張力変化を直ち
にモータ13の回転速度にフィードバックすることにな
る。
0 また逆に、可変抵抗器VR2の抵抗値をトげ、可変抵抗
器VR3の抵抗値を下げると、材料I4の実張力変化を
補償回路部102の生成する補償信号S9によってのみ
モータ13の回転速度を補正するようになさしめること
になる。
さらにこの重畳回路部+01のリミッタ回路37はモー
タサーボドライバ回路38の入力保護用のもので、トラ
イバ回路38の入力端子にIOV以」二〇v以下の信号
が人力されないようにするものである。
さらにまたこのドライバ回路38は速度指令値13sl
+ に従って直流サーボモータ13の回転数を、T、G
39にて検出した信号913と比較しつつ制御電圧信号
S12をモータ13に出力している。
以下総合的機能動作につき第2図を用いて説明する。
第2図上部のグラフは動作電圧設定回路2Bの出力信号
S5の電圧変化を表したもので、近似的に材料14の所
望張力からの差分を表している。
さらに、第2図下部のグラフはモータサーホド1 ライバ回路38に対する速度指令信号Sllの電圧変化
を表わしたものであり、間隔し3は不感帯調整回路27
の不感帯幅を表わしている。
時刻t1に於いて材料14の張力が急激に低下したとす
る。ただしこの場合第2図の速度補正は可変抵抗器VR
2の抵抗値を最大にし、可変抵抗器VR3の抵抗値を0
とした補償回路部102によるもののみとしである。
材料14の張力が低下すると補償回路102の論理演算
回路28はU/Dカウンタ回路30にカウントUp動作
を指令し、その結果補償信号S8の電圧レベルが段階的
に上昇する。そのレベル上昇した補償信号S8で速度指
令信号Sllは第2図左下の様に電圧上昇することにな
る。
これにより繰り出し側のモータ13は回転速度が上昇せ
られ、時刻t2で所定張力に復帰するとU/Dカウンタ
回路30はカラン)Upを停止し、定常状態になる。
また」二記とは逆に、時刻t3に於いて材料14の張力
が上昇すると論理演算回路28はU/Dカウン 2 夕回路30にカウントDown動作を指令し、その結果
補償信号S8の電圧レベルは段階的に下降し、速度指令
信号Sllは第2図右下の様に電圧低下することになる
これにより繰り出し側のモータ13はその回転速度を丁
げられ時刻t4で所定張力に復帰することになる。
またこの第2図に於ける時間間隔Llが発振器32の発
振周波数により足まる値であり、周波数を高めればこの
間隔L1は短くなるし、周波数を下げれば間隔Llは長
くなり補正動作が遅くなることを表わしている。
また電圧間隔L2は可変抵抗器VR3による補償信号S
9の速度指令信号Sllに対する加算量を表わし、可変
抵抗器VR3の抵抗値を低い値とすれば速度指令信号S
llの電圧はより速く上昇することになる。
以上のように材料14の設定張力を繰り出しドラム12
を回転させているモータ13の回転速度を調整し、巻き
取りトラム19に於ける材料14の巻 3 き取り周速度と繰り出しドラム12に於ける材料14の
繰り出し周を等しくしているが、その調整方法として材
料14途中に懸けたダンサロール17を備えるダンサア
ーム16の圧力センサ22で実張力を直接測定するとと
もに、所望張力とその測定張力との゛ずれ量を張力変化
検出部100で検出し、補償回路部102にてその変位
量を補正する補償信号S8を生成し、重畳回路部101
にて可変電圧発生回路34の出力信号S19と上記張力
変化検出部100の出力信号S4とこの補償信号S8と
を可変抵抗器VR2,VR3で適度に減衰させて重畳し
て繰り出し側のモータサーボドライバ回路38への速度
指令信号Sllを変化させて繰り出し側モータ13の回
転速度を調整するようにしている。
これにより材料14の実張力と設定張力とのずれを直に
繰り出し用モータ13の回転速度の調整にフィードバッ
クできるとともに、設定張力からの揺るやかで大きなず
れは補償回路部102の働きでモータ13の回転速度を
調整するため、巻4 き取すモータ20の回転速度がOからモータ20の有効
回転速度限度までのいかなる回転速度であっても、常に
材料14の張力を所定値に保てるように繰り出し用モー
タ13の回転速度を制御することができる。
また上例においては、繰り出し側モータ13の速度を制
御するようにしたが、巻き取り側モータ20の速度制御
するようにしてもよい。
つまり、モータサーボドライバ回路41の制御するモー
タを繰り出し用のモータ13とし、モータサーボドライ
バ回路38の制御するモータを巻き取り用モータ20と
したものでもよい。
さらにUlDカウンタ回路30及びEl/Aコンバータ
回路31を上例では8bitとしたが16bitのU/
Dカウンタ回路及びD/Aコンバータ回路としてもよい
[発明の効果] 以上述べたごとく、本発明によれば、材料に加わる張力
の調整を、材料途中に懸けたダンサロールで動作せられ
る圧力センサで直接材料の5 張力を測定するとともに、材料を送り又は巻き取ってい
るモータの回転速度を制御することで材料に加わる張力
を調整している。しかも制御するモータの回転速度指示
信号を3種の信号を重畳して生成しており、一つは制御
していない他のモータの回転速度に応じた信号で、他の
一つは圧力センサの検出した張力変化信号であり、さら
に残りの一つはその張力変化をカウンタ回路等で構成し
た補償回路部で生成した補正信号としている。
さらには、上記の張力変化信号と補正信号とを重畳する
際にその重畳量を可変抵抗器で調整できるようにしたの
で、材料の弾力性及び硬性等の性質に応じて張力制御を
行うことができる。
例えば、材料の弾力性が富み圧力センサからの張力変化
信号が大きく振動するものでは、重畳される張力変化信
号の量を経らし、補正信号の重畳量を増やすようにする
。逆に硬性の高い材料では張力変化信号の重畳量を増し
、補正信6 号の重畳丑を減らすようにすればよい。
従って、従来のようなコイルスプリング等を必要としな
いため、材料に加わる張力を機械的制約なしに自由に設
定調整することができるし1作業工程中においても、機
械を停止させることなく張力変更が可能である。
また、張力そのものを測定しているため極めて正確に張
力設定を実施することができる。
さらにまた、張力の大きく縛るやかな変化に対しては補
償回路部の働きで補正するため 従来のように材料の巻
き取り開始時にはスプリング等の働きで十分に張力設定
できなかったものが、本発明では材料の移動速度のいか
なる速度変化に対いしても常に所望する張力に調整する
ことができることとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す回路図、第2図は本発明
の動作図、 第3図は従来例を示す図である。 図  中 7 12・ 13 ・ 5− 17・ 8− 20 ・ 1a 23拳 24・ 25・ 26 ・ 27 ・ 28・ 29 ・ 30 φ 1− 32拳 33 ・ 34中 38 ・ ・繰り出しドラム ・直流サーボモータ 14・・長尺材料Φガイドローラ
   18争Φ夕゛ンサアーム・ダンサロール   1
8a・ガイドローラー巻き取りドラム ・直流サーボモータ 21#・台 ・支点      2211・圧力センサ・圧カセンサ
ア、ブ φ比較増幅回路 ・基準電圧発生器 ・動作電圧設定回路 ・不感帯設定回路 ・リミットコンパレータ回路 ・論理演算回路 ・アップタウンカウンタ回路 ・デジタルアナログ変換回路 ・可変周波数発振器 ・リミットコンパレータ回路 ・可変電圧発生回路 35・・オペアンプ中オペアンプ
   37・・リミッタ回路 8 38 ・ 39 ・ 40 ・ 41 ・ 42 験 43 ・ 00 02 ・モータサーボドライバ回路 ・タコメータ発電機 ・アンプ ・モータサーボドライバ回路 9光センサ 拳タコメータ発電機 ・張力変化検出部 101  ・重畳回路部・補償回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 繰り出し用モータで回転せられるドラムから巻き取り用
    モータで回転せられるドラムに巻き取られる長尺材料に
    加わる張力を、直接的に検知する圧力センサを備え、こ
    の圧力センサからの張力検知出力信号が比較増幅回路を
    備える張力検出部に入力し、さらに動作電圧設定回路と
    不感帯調整回路と第1の上下限値比較回路と論理演算回
    路と可変周波数発振器を接続したカウンタ回路とデジタ
    ルアナログ変換回路と第2の上下値比較回路とを備える
    補償回路部に上記張力検出部出力が入力し、可変電圧発
    生器の出力に前記張力検出部出力を第1の可変抵抗器に
    通した信号と前記補償回路部出力を第2の可変抵抗器に
    通した信号とが重畳回路にて重畳した信号がモータサー
    ボドライバ回路に入力し、このモータサーボドライバ回
    路で前記モータいずれか一方の回転速度を制御すること
    により前記長尺材料に加わる張力を一定に調整するよう
    にしたことを特徴とする長尺材巻取機の張力制御装置。
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