JPH0311852B2 - - Google Patents

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JPH0311852B2
JPH0311852B2 JP63148148A JP14814888A JPH0311852B2 JP H0311852 B2 JPH0311852 B2 JP H0311852B2 JP 63148148 A JP63148148 A JP 63148148A JP 14814888 A JP14814888 A JP 14814888A JP H0311852 B2 JPH0311852 B2 JP H0311852B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bulge
hydraulic
punch
slide
hydraulic pressure
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP63148148A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01317627A (ja
Inventor
Hiroyuki Amino
Hidehiro Saegusa
Susumu Tomita
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AMINO TEKKO KK
Original Assignee
AMINO TEKKO KK
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Publication date
Application filed by AMINO TEKKO KK filed Critical AMINO TEKKO KK
Priority to JP63148148A priority Critical patent/JPH01317627A/ja
Publication of JPH01317627A publication Critical patent/JPH01317627A/ja
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  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、液圧バルジ成形法に関するものであ
る。
〔従来の技術をその課題〕
従来、口が小さく胴部がふくらんだ成形品を得
る方法として、液圧バルジ成形法が知られてい
る。この方法は絞り加工後、被成形物内へ高圧を
作用させ、胴部の材料を伸ばすことで行われる。
しかし、この方法では、胴部の材料伸び分だけ
しかふくらますことができず、さらに絞り加工後
の加工となるため、材料の伸び量も多くなり、従
つて大きなふくらみを得ることができなかつた。
この欠点を解決する手段として、絞り加工とバ
ルジ加工の間に焼鈍工程を加える方法や、バルジ
加工時に被成形物のつば部または底部を軸方向に
圧縮するような方法がある。しかし、このような
方法は多工程となり、生産能率が悪くなる。後者
の方法において、一工程で成形する方法もある
が、軸方向圧縮を加える関係から非常に複雑な金
型を用いなければならず、製造コストが高くなる
という問題があつた。
本発明は前記問題点を解決するために創案され
たもので、その目的とするところは、絞り形状に
おける開口部より胴部の方が大きくふくらみ、こ
とに成形品フランジ近傍に内側方向に大きくくび
れた形状の成形品を1工程で、しかも簡単な金型
構造により作ることができる液圧バルジ成形法を
提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため本発明は、液圧バルジ
成形にあたり、側面が凹入したポンチを用いて素
材を凹入形状に対向液圧絞り成形した後、ポンチ
内から液圧を送給して凹入部分をバルジ成形する
ようにしたものである。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を添付図面に基いて説明す
る。
第1図は本発明の実施に用いる装置の概要を示
している。
1は周囲に上方に延びる支承部1aを備えた外
側バツクアツプブロツクである。該外側バツクア
ツプブロツク1の内側には、1組の割型ダイス
2,2′が配されている。それら割型ダイス2,
2′は上端に材料Wの載置面2c,2c′を有し、
内側には成形品形状に対応する凹入面2b,2
b′を備えている。そして、凹入面2b,2b′より
下部の対向側面には穴21,21′が形成されて
おり、該穴21,21′間にスプリング23が配
され、そのばね力によつて両割型ダイス2,2′
を外側バツクアツプブロツク1に付勢するように
なつている。また、割型ダイス2,2′と支承部
1aにはガイド用の勾配22,10が形成されて
いる。
3はポンチであり、平坦な底面3aを有すると
共に、側面3bにくびれ状の凹入部30が形成さ
れている。前記ポンチ3はインナスライドにより
昇降されるようになつていてもよいが、図示のも
のではスライド7に結合され、主プレス32によ
り昇降されるようになつている。
4はアウタースライドで、下部に材料Wのシワ
押えをするためのブランクホルダ5を有すると共
に、前記外側バツクアツプブロツク1と共に割型
ダイス2,2′の締付けを行うための内側バツク
アツプブロツク6を有している。アウタースライ
ド4は主プレス32のまわりを外囲するように設
けられた環状スライドに固定され、主プレス32
と独立したプレスにより昇降する構造としてもよ
いが、本実施例では主プレス32により作動され
るスライド7そのものの内部にシリンダ8,8を
内蔵固定し、このシリンダ8,8からスライド7
を貫いてプランジヤ81,81を伸出させ、プラ
ンジヤ81の下端にアウタースライド4を連結さ
せている。
そして、前記割型ダイス2,2′の少なくとも
一方には絞り液圧給排通路200が設けられ、外
部のポンプを含む液圧制御装置Aと配管210に
より結ばれている。またポンチ3には凹入部30
に開孔するバルジ液圧給排通路300が設けら
れ、外部のバルジ液圧発生装置Bに接続されてい
る。
成形にあたつては、第1図のように分離状態に
ある割型ダイス2,2′の載置面2c,2c′に材
料Wを配置する。次いで主プレス32を作動して
スライド7を下降させる。これによりアウタース
ライド4が下降し、内側バツクアツプブロツク6
の先端6aが外側バツクアツプブロツク1の勾配
22と割型ダイスの勾配10によつて形成された
ガイド部を介して進入し、さらに内側バツクアツ
プブロツク6の側面が支承部内壁に接して下降す
ることにより、割型ダイス2,2′はスプリング
23に抗して接近させられ、第2図のように一体
化されるように締付けられ、凹入面2b,2b′に
よりドームCが形成される。この状態になつたと
きに液圧制御装置Aから非圧縮性流体が配管21
0、絞り液給排通路200を通してドームCに供
給される。一方、内側バツクアツプブロツク6の
下降と共に、ブランクホルダ5も下降するため、
これと載置面2c,2c′とにより材料Wのシワ押
えが行われる。
さらに、主プレスを介してスライド7を下降さ
せると、ポンチ3の底部3aが材料Wに接し、ポ
ンチ3がさらに下降して材料WがドームC内に押
込まれることにより、ドーム内に対向液圧Pcが
生じ、この対向液圧Pcにより材料Wはポンチ3
の底部3aおよび側面3bに巻付けられるように
絞り込まれるが、ポンチ3には側面3bに凹入部
30が形成されているため、この絞り成形時に材
料Wは、対向液圧Pcにより第3図のように凹入
部30の形状に倣うように変形される。この絞り
工程は成形体W′が割型ダイス2,2′のドーム底
に接するように底突きされることで終了し、対向
液圧制御装置AによりドームC内にあつた液は戻
される。
対向液圧絞り成形が完了したならば、第4図の
ように高圧のバルジ液圧発生装置Bからポンチ3
内のバルジ液圧給排孔300を経て成形体W′の
凹入成形部wに向かつて供給される。これにより
凹入成形wは強力なバルジ液Pbの作用でふくら
まされ、割型ダイス2,2′の凹入面2b,2
b′に沿う形状に塑性変形される。次いでバルジ液
圧発生装置Bによりバルジ液は成形体W′から排
出される。
これでバルジ成形は完了し、主プレス32によ
りスライド7は上昇限まで引き上げられ、アウタ
ースライド4も自動的に上昇するため、第5図の
ように割型ダイス2,2′はスプリング23の復
元力により拡開される。そこであとは割型ダイス
2,2′内に残されている製品W″を取出せばよ
い。
〔発明の効果〕
以上説明した本発明によれば、対向液圧絞り工
程において、成形物を直筒状でなく内方に凹入し
た形状に成形してから液圧バルジ成形を行うた
め、被成形物側面の表面積を大きくすることがで
き、バルジ液圧によりふくらますことのできる量
は材料の伸び分に加え、表面積増加分だけ増すこ
とができる。そのため、開口部下がくびれ、その
下に大きなふくらみを持つた成形品を、1工程で
しかも軸方向圧縮力を掛けずに簡単な金型構造で
成形することができるというすぐれた効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施に用いる装置の一例を示
す断面図、第2図ないし第5図は本発明による液
圧バルジ成形法を段階的に示す断面図である。 2,2′…割型ダイス、3……ポンチ、30…
…凹入部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 液圧バルジ成形にあたり、側面が凹入したポ
    ンチを用いて素材を凹入形状に対向液圧絞り成形
    した後、ポンチ内から液圧を送給して凹入部分を
    バルジ成形することを特徴とする液圧バルジ成形
    法。
JP63148148A 1988-06-17 1988-06-17 液圧バルジ成形法 Granted JPH01317627A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63148148A JPH01317627A (ja) 1988-06-17 1988-06-17 液圧バルジ成形法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63148148A JPH01317627A (ja) 1988-06-17 1988-06-17 液圧バルジ成形法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01317627A JPH01317627A (ja) 1989-12-22
JPH0311852B2 true JPH0311852B2 (ja) 1991-02-18

Family

ID=15446335

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63148148A Granted JPH01317627A (ja) 1988-06-17 1988-06-17 液圧バルジ成形法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20130085116A (ko) * 2012-01-19 2013-07-29 엘지전자 주식회사 디스플레이 장치
CN108136475A (zh) * 2015-09-15 2018-06-08 株式会社Posco 产品模压成型方法和设备以及产品

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WO2012039399A1 (ja) * 2010-09-21 2012-03-29 本田技研工業株式会社 プレス成形方法及びプレス成形装置
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JPH01317627A (ja) 1989-12-22

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