JPH03117847A - 空気調和機の制御回路 - Google Patents

空気調和機の制御回路

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JPH03117847A
JPH03117847A JP1312056A JP31205689A JPH03117847A JP H03117847 A JPH03117847 A JP H03117847A JP 1312056 A JP1312056 A JP 1312056A JP 31205689 A JP31205689 A JP 31205689A JP H03117847 A JPH03117847 A JP H03117847A
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compressor
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喬 加藤
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富夫 吉川
Takaharu Sato
敬治 佐藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、室内機と室外機間に信号線を接続して運転制
御する空気調和機の制御回路に関するものである。
[従来の技術] 室内熱交換器および室内機用送風機等を内蔵した室内機
と、圧縮機、室外熱交換器、四方切換弁および室外機用
送風機等を内蔵した室外機を備えたセパレート型空気調
和機においては、室内外機に共通の交流三相電流を供給
すると共に、該交流三相電流の二相から操作回路用の線
を取り出し、高圧電源の場合はトランスにより低圧1岸
に落し、低圧電源の場合はそのまま、各機器の操作電源
として使用している。したがって、二相のうち一相をコ
モンラインとし、他のラインに圧縮機運転用電磁接触器
、送風機運転用電磁接触器、四方切換弁、各種電磁弁、
等を接続する。そして、これらの各機器は、コイルの電
圧降下を防ぐため並列に配線する必要がある。
冷房・暖房兼用ヒートポンプ式セパレート型空気調和機
では、このような室内外機内の各機器に信号を与え運転
する場合は、室内機側から室外機側へは、圧縮機の運転
信号を伝送する信号線と、四方切換弁の制御信号を伝送
する信号線を必要とし、室外機側から室内機側へは、圧
縮機の過電流に対する保護などの保護機器動作を示す信
号を伝送する信号線と、除霜動作中信号を伝送する信号
線を必要とし、計4木の信号線を必要とする。
上記の如く、従来の伝送回路では、室外機の機器を操作
するために室内機から室外機へ伝送する信号(操作信号
)と、室外機の機器の動作を示すために室外機から室内
機へ伝送する13号(情報信号)とは、信号−つが各別
に夫々信号線1本を専有し、かつ別にコモンラインを必
要としていたため信号の数に比例して信号線が増える。
このため、材料費・工事費のコスト高を招いたり、配線
工事での接続ミスなどの確率も高いなどの欠点があった
上記の点に鑑みて、更に室内外機間の信号伝達線を減ら
す試みとして実公昭55−31478号、特開昭55−
20305号等がある。
前者の実公昭55−31478号のものは、半導体デア
イサー本体を室内外部分に分割して、この室内外間を直
流の信号線で接続し、この信号線に出力レベルによる意
味あり信号を伝送するものである。したがって、意味あ
り信号の発信受信のための装置が複雑化する。
後者の特開昭55−20305号のものは、空気調和機
を室内ユニットと室外ユニットに分割し、この室内外ユ
ニット間を2木の直流信号線で接続し、パルス信号によ
る意味あり信号を伝送するものである。したがって、こ
のものも前者のものと同様に意味あり信号の発信受信の
ための装置が複雑化する。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来技術は三相電源の一相を信号線のコモンライン
とし、操作信号と情報信号という異なった信号の双方向
伝送を、ヒートポンプ式空調機において、4本でなくて
2木の信号線で行なうようにして信号線の本数を少なく
するという点については充分な配慮がされていなかった
本発明の目的は、2本の信号線で操作信号と情、和信号
とを室内外両機関で双方向伝送するようにして信号線の
本数を少なくしたヒートポンプ式空気調和機の制御回路
を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明による空気調和機の
制御回路は、室内熱交換器および室内機用送風機を含む
室内機と、圧縮機、室外熱交換器、四方切換弁および室
外機用送風機を含む室外機とを備えてなるセパレートタ
イプの空気調和機の制御回路において、前記室内機およ
び室外機には、それぞれ各別に三相電源線端子R,S、
T、を設けるとともに、室内機には2つの信分線端子4
および101を、また室外機には2つの信号線端子5お
よび102を設け、これらの信号線端子4と5とを及び
101と102とを室内外両機間においてそれぞれ各1
本の信号線7および100で接続し、前記室内機におい
ては、該室内機の電源線端子R2と前記信号線端子4と
の間に圧縮機運転用の電磁リレーコイル用接点6と、前
記信号線7を流れる電流の有無を検出する電流検出器8
とを直列に接続して設け、また電源線端子R2と前記信
号線端子101との間に四方切換弁作動用の電磁リレー
コイル用接点80と前記信号線100を流れる電流の有
無を検出する電流検出器90とを直列に接続して設ける
とともに、前記電流検出器8および90によってそれぞ
れ検出された電流の有無の情報が人力される室内機用制
御装置91を設け、前記室外機においては、該室外機の
電源線端子S3と前記信号線端子5との間に圧縮機保護
用接点10と圧縮機運転用電磁リレーコイル12とを直
列に接続して設け、また電源線端子S3と前記信号線端
子102との間に除霜用接点110と四方切換弁用電磁
リレーコイル130とを直列に接続して設けるとともに
、前記圧縮機保護用接点10および前記除霜用接点11
0を作動させる室外機用制御装置140を設けた、こと
を特徴とするものである。
[作   用コ 三相電源の一相をコモンラインとする信号回路が形成さ
れ、1本の信号線により圧縮機の運転制御がされ、もう
1本の信号線により四方切換弁が制御され、合計2本の
信号線で運転制御される。
すなわち、本発明の上記構成により、1木の信号線で圧
縮機運転用の操作信号と圧縮機運転状態把握用の情報信
号という2f!!類の異なった信号の双方向伝送ができ
、他方、もう1本の信号線で四方切換弁操作用の操作信
号と除霜動作中であることを把握するための情報信号と
いう二種類の異なった信号の双方向伝送ができ、しかも
伝送信号は信号レベルの大きさやパルス等による特別な
意味あり信号ではないので、信号変換器などの特別な装
置は必要とせず簡、!l−な制御回路とすることができ
る。
パルスなどにより意味あり信号を伝送する場合は、電源
は直流電源とすることが必要であるが、本発明のものは
意味あり信号ではないので、交流でよく、夫々1本の信
号線で操作信号と情報信号という異なった信号の双方向
伝送ができる。
したがって、四方切換弁を用いたヒートポンプサイクル
の空気調和機であって三相交流電源を使った空気調和機
において、三相交流電源の例えばR相をコモンラインと
して共用することにより室内外機間の信号線は、圧縮機
制御用と四方切換弁制御用の2木でよいことになる。
[発明の実施例コ 実施例の説明に入るまえに、冷房・暖房切換用の四方切
換弁を用いていない空気調和機の制御回路について、第
1図乃至第3図を参照して説明する。
第1図において、セパレート型空気調和機は室内器20
と室外器30に分離されており、室内外両機は共通の交
流三相電源1を電源回路として接続されている。そして
、室内機20の信号線端子4と室外機30の信号線端子
5との間には1本の信号線7が接続されている。そして
、室内機20のR相端子2と信号線端子4との間知は圧
縮機運転用電磁リレーコイル12を動作させる直流リン
−のa接点6と電流検出装置8が直流に接続されており
、他方、室外機3oの信号線端子5とS相端子3との間
には圧縮機用保護接点1oと圧縮機運転用電磁リレーコ
イル12が直列に接続されている。9は室内機側制御装
置、11は室外機側制御装置である。
第2図は、冷房のための冷凍サイクル配管系統図で、室
内機20と室外機3oに分離されたセパレート型である
。21は蒸発器で、人口側には膨張弁22が冷媒配管2
3により接続されている。24は室内機用送風機である
。また、室外機3o内には、レシプロ型、スクリュー型
あるいはスクロール型の圧縮機31が配設されており、
該圧縮機31の吐出側は配管25により凝縮器32に接
続されている。33は室外機用送風機である。そして、
前記圧縮機31の吸入側と室内機側蒸発器21とは配管
26により接続され、全体として冷凍サイクルを形成し
ている。
第3図は、室内機20内の制御装置9と電流検出装置8
の内部を詳細に示したものである。
制御装置9は、マイクロコンピュータ51と、該マイク
ロコンピュータ51の出力端子52に接続した抵抗53
、トランジスタ54、そして、直流リレー55とダイオ
ード56の並列回路から構成されている。電流検出装置
8は入力端子57に接続したフォトカブラ60、整流器
70から構成されている。このフォトカブラ60は、フ
ォトトランジスタ61、抵抗62およびコンデンサ63
からなり、整流器70は、整流ブリッジ71とダイオー
ド72゜73、74、抵抗75、および発光ダイオード
76と抵抗77の直列回路から構成されている。
次に前述の如く構成された制御回路の作用について説明
する。
空気調和機の運転をマイクロコンピュータ51により指
示すると、その信号はトランジスタ54を経て直流リレ
ー55を励磁し、そのa接点6は閉じる。該a接点6が
閉じることにより、R相をコモンラインとする信号回路
が形成される。
圧縮機用保護接点10は通常時は閉じているから、電流
検出装置8、圧縮機運転用電磁リレーニイル12に通電
し、圧縮機31が起動する。
該圧縮機31の運転により、圧縮された高圧高温冷媒ガ
スは配管25により凝縮器32へ送られ、ここで送風機
33により送風される外気と熱交換作用を行い放熱して
凝縮液化する。凝縮した中温高圧の液化ガスは配管23
により室内機20側へ送られ、膨張弁22により減圧膨
張して低温低圧ガスとなって蒸発器21へ送られる。
蒸発器21内では送風機24により送風される室内空気
と熱交換し、室内空気から吸熱して空気を冷却する。冷
却された空気は送風機24によって再び室内に送風され
冷房に利用される。
方、冷媒ガスは配管26により再び室外機30内の圧縮
機31に吸引され圧縮される。
このような冷媒の循環作用を繰返して冷房運転が行われ
る。
もし、冷房運転中に室外機側制御装置11により圧縮機
の過電流を検出すると、接点10は開き、信号線7には
電流が流れなくなり、圧縮機運転用電磁リレーコイル1
2は消磁され、圧縮機31は運転を停止する。一方、マ
イクロコンピュータ51は電流検出装置8内の発光ダイ
オード76からの発光がなくなったことにより、フォト
カブラ60からの信号を受けて、今まで運転信号を発信
していた(すなわち接点6がオンしていた)にもかから
れず信号線7に電流が流れていないことを検出して異常
状態と判断し、パネル上に異常であることの表示を行い
、また所定の制御動作を行う。
しかし、人間がパネル上のスイッチを操作してマイクロ
コンピュータ51に運転停止の指示を与えれば、そのと
きは、マイクロコンピュータ51からの出力信号により
直流リレー55を介してa接点6を開き、圧縮機運転用
電磁リレーコイル12を消磁させ圧縮機31の運転を停
止させるので、異常とは判断されない。
このように、コモンラインを交流三相電源回路の例えば
R相とし、圧縮機運転用操作信号と圧縮機運転状態把握
用の情報信号としての電流信号とを組合せることにより
、室内外機間の1本の信号線で運転制御できる。
このことは、単に材料費、工事費のコストを低減させる
だけでなく、配線工事がきわめて容易となり配線ミスが
なくなる。
前記した室外機30側の制御装置11には、逆転防止リ
レーを備えて、上記接点1oと接続しておけば、例えば
スクロール圧縮機のように逆転を絶対不可とするものに
おいては有効である。また、一般に冷凍装置においては
、圧力の異常高圧、異常低圧に備えてのデュアルプレッ
シャスイッチ、ロープレッシャスイッチを設けているの
で、これらのスイッチと上記接点10と接続しておくこ
とにより、より安全な運転管理ができる。
さて第4図および第5図は、本発明の実施例を示すもの
で、ヒートポンプ式空気調和機の制御回路と冷凍サイク
ル配管系統図である。
第4図および第5図において、第1図乃至第2図と同一
部分は同一の符号で表わし、その説明を省略する。
室内機200室外機300との間には、信号線7と並列
に、もう1本の信号線100が端子101と端子102
の間を接続している。そして、室内機200の信号線端
子lotとR相端子2との間には四方切換弁用電磁リレ
ーコイル130を動作させる直流リレーのa接点80と
電流検出装置9oが直列に接続されている。また、室外
機300の信号線端子102とS相端子3との間には四
方切換弁用電磁リレーコイル130と除霜用接点110
が直列に接続されている。91は室内機内の制御装置で
、第3図で説明した電流検出装置8と制御装置9、およ
びこれと同様のものが並列に設けられており、この後者
は電流検出装置9oと接続されている。140は室外機
内の制御装置で、圧縮機用保護接点lOを作動させる過
電流検出手段、逆転防止リレー デュアルプレッシャス
イッチ、ロープレッシャスイッチなどの保護リレーと並
列に接続されている除霜指示装置を内蔵しており、この
除霜指示装置によって除霜用接点110が作動するよう
になっている。
、302は四方切換弁で、圧縮機31の吐出側に接続さ
れている。301は室外機側の熱交換器で、冷房運転の
ときは凝縮器として作用し、暖房運転のときは蒸発器と
して作用する。303は暖房運転用膨張弁で、逆止弁3
04と並列に接続されており、配管305により室外機
300から室内機200内の冷房用膨張弁22および逆
止弁204に接続されている。201は室内機側の熱交
換器で、冷房運転のときは蒸発器として作用し、暖房運
転のときは凝縮器として作用する。202は配管で、前
記四方切換弁302と接続されている。
冷房運転のときの冷凍サイクルは、四方切換弁302の
実線方向に冷媒を流し、熱交換器301、逆止弁304
、配管3o5、冷房用膨張弁、熱交換器201、配管2
02、および四方切換弁302を経て圧縮機31に戻る
。暖房運転のときは冷媒は逆方向に流れ、四方切換弁の
点線方向に流れ、配管202、熱交換器201、逆止弁
2o4、配管305、暖房用膨張弁303、熱交換器3
01および四方切換弁302を経て圧縮機31に戻る。
次に上記ヒートポンプ式空気調和機に関する本実施例の
作用を説明する。
空気調和機が暖房運転する場合の動作を例にとって説明
すると、正常運転時においては、圧縮機、四方切換弁と
も、室内機側制御装置91からの信号で接点6と接点8
oがオン又はオフすることにより動作することになる。
つまり、接点6は設定温度に未達の場合はオンになって
圧縮機を運転し、設定温度に達したらオフになって圧縮
機を停止する。四方切換弁については、冷凍サイクルが
暖房運転中は、接点8oがオンされて四方切換弁用電磁
リレーコイル130が励磁されて四方切換弁302は暖
房側に切換えられている。室外機用制御装置140によ
り除霜用接点11Gがオフとされて除霜運転になった時
は上記電磁リレーコイル130が消磁されて四方切換弁
302は冷房側に切換ゎるということになる。
今、暖房運転の場合を例にとって述べると、2木の信号
線7.100に対して夫々直列の電流検出装置8と90
は該各信号線に流れる電流の有無を夫々検出して、これ
を室内機用制御装置91に入力する。室内機用制御装置
91では、圧縮機の運転信号が出ていて(つまり、接点
6がオンであって)且つ電流検出装置8で検出した電流
信号が有ることを付ぎ合せて、又、四方切換弁の作動信
号が出ていて(つまり、接点8oがオンであって)且つ
電流検出装置9oで検出した電流信号が有ることを付き
合せて、正常運転であることを確認しながら制御する。
次に、室外機側制御装置140から除霜制御信号が出る
と除霜用接点110がオフして、信号線100に流れて
いた電流が途絶え、四方切換弁用電磁リレーコイル13
0がオフし、四方切換弁は冷房側に切換わり、電流検出
装置90は室内制御装置91に信号線100に電流が流
れていないことを報らせる。この時、室内機制御装置9
1は四方切換弁用電磁リレーコイル130の動作信号を
出している(つまり接点80がオンである)のにもかか
わらず信号線100に電流が流れていないということで
除霜中という判断を行い、所定の制御を実施する。除霜
が終了すると室外機制御装置140により接点110が
オンにされ、四方切換弁が復帰して暖房運転を再開する
。室内機側制御装置91では電流検出装置90により電
流が検出され、除霜が完了したことを知る。
また、圧縮機に関しては、室外機側制御装置140によ
り圧縮機の過電流などを検出すると、接点10がオフし
て圧縮機運転用!磁すレーコイル12をオフし、圧縮機
は停止する。電流検出装置8により室内機側制御装置9
1は圧縮機運転信号を出している(つまり接点6がオン
になっている)のに信号線7に電流が流れていないこと
を検知して、異常と判断し所定の制御を行う。
冷房時については、接点80はオフとされ、四方切換弁
作動用電磁リレーコイル130に電流を流さないことに
よって四方切換弁は冷房側に切換えられ、圧縮機のみが
制御されるが、動作は前述した暖房時と同じである。
このように、ヒートポンプ式空気調和機において、圧縮
機運転用の操作信号を室内機側から室゛外機側へ、且つ
圧縮機運転状態把握用の情報信号を室外機側から室内機
側へ送る1木の信号線と、四方切換弁作動用の操作信号
を室内機側から室外機側へ、且つ除霜動作中であること
を示す情報信号を室外機側から室内機側へ送る1本の信
号線と、の合計2本の信号線(コモンラインを交流三相
電源回路のR相を使用する)でよい。
[発明の効果コ 本発明によれば、冷房・暖房兼用ヒートポンプ式セパレ
ート型空調機において、室内機と室外機間の信号線が2
木で良いため、従来より信号線本数が少なくなり、材料
費・工事費のコストを低減でき、配線工事が容易となり
配線ミスなども少なくできるなどの効果がある。
しかも、圧縮機運転のために室内機から室外機へ送る操
作信号と圧縮機が運転中か否かの状態を把握するために
室外機から室内機へ送る情報信号という空気調和機にと
って最も基本的な重要な二種類の信号の双方向伝達が、
および、四方切換弁作動用に室内機から室外機へ送る操
作信号と除霜中であることを示すために室外機から室内
機へ送る情報信号という二種類の信号の双方向伝達が、
夫々1本、計2本の信号線で可能であり、そしてこれら
の信号は信号レベルの大きさに応じた意味あり信号やパ
ルス信号による意味あり信号でなくオン・オフの形の信
号であるから、発信・受信装置構成が複雑化しない。
また、周知の如く、且つ前記実施例の説明にも見られる
如く、室内機制御装置91は室内機内に設けた、圧縮機
運転用電磁リレーコイル12励磁用の接点6の開閉状態
を示す情報を別途持つているので、これと電流検出装置
8の検出した電流有無の情報との付き合せによって、圧
縮機が正常運転中か否か、また、圧縮機の停止が上記接
点6の開による正常な停止か又は保護接点10の開によ
る異常停止かを判別できるように設計されることが可能
であり、且つ、この判別に応じて所定の制御動作を行な
うようにできる。
同様に、室内機制御装置g1は、四方切換弁作動用電磁
リレーコイル130励磁用の接点80の開閉状態を示す
情報を別途持っているので、これと電流検出装置90の
検出した電流の有無の情報との付ぎ合せによって、四方
切換弁が正規に冷房暖房いずれに切換っているか、又、
除霜中か否かの判別ができ、これに応じて所定の制御動
作を行うように設計し得る。
なお、四方切換弁は圧縮機で圧縮されたガスの一部を該
弁切換用操作ガスとして用いるのが一般に通例であり、
従って該弁の切換は圧縮機の回転中に行なうことが必要
であるが、本発明によれば、室内機側制御装置91は、
電流検出装置8により圧縮機運転中という情報を得た後
に四方切換弁の切換用の操作信号を出すように設計すれ
ば、上記のことを容易になし得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は交流電源を用いた冷房専用機の制御回路図、第
2図は室内機と室外機に分離させたセパレート型の冷房
専用冷凍サイクル配管系統図、第3図は室内機側の制御
装置、電流検出装置部分の詳細図、第4図は本発明の実
施例であるヒートポンプ式空気調和機の制御回路図、第
5図はセパレート型のヒートポンプ式空気調和機の冷凍
サイクル配管系統図である。 1・・・交流三相電源   2・・・R相端子3・・・
S相端子     4,5・・・信号線端子7・・・信
号線      8・・・電流検出装置9・・・室内機
側制御装置 10・・・圧縮機用保護接点11・・・室
外機側制御装置 12・・・圧縮機運転用電磁リレーコイル20・・・室
内機      21・・・蒸発器22・・・膨張弁 
     23・・・冷媒配管24・・・室内機用送風
機  32・・・凝縮器33・・・室外機用送風機 51・・・マイクロコンピュータ 54・・・トランジスタ   60・・・フォトカプラ
70・・・整流器      80・・・四方切換弁用
接点90・・・電流検出器    91・・・室内機側
制御装置100・・・信号線    101・・・信号
線端子102・・・信号線端子  110・・・除霜用
接点130・・・四方切換弁用電磁リレーコイル140
・・・室外機側制御装置 200・・・室内機    300・・・室外機302
・・・四方切換弁 他1名 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 室内熱交換器および室内機用送風機を含む室内機と、圧
    縮機、室外熱交換器、四方切換弁および室外機用送風機
    を含む室外機とを備えてなるセパレートタイプの空気調
    和機の制御回路において、 前記室内機および室外機には、それぞれ各別に三相電源
    線端子R.S.T.を設けるとともに、室内機には2つ
    の信号線端子(4)および(101)を、また室外機に
    は2つの信号線端子(5)および(102)を設け、こ
    れらの信号線端子(4)と(5)とを及び(101)と
    (102)とを室内外両機間においてそれぞれ各1本の
    信号線(7)および(100)で接続し、 前記室内機においては、該室内機の電源線端子R(2)
    と前記信号線端子(4)との間に圧縮機運転用の電磁リ
    レーコイル用接点(6)と前記信号線(7)を流れる電
    流の有無を検出する電流検出器(8)とを直列に接続し
    て設け、また電源線端子R(2)と前記信号線端子(1
    01)との間に四方切換弁作動用の電磁リレーコイル用
    接点(80)と前記信号線(100)を流れる電流の有
    無を検出する電流検出器(90)とを直列に接続して設
    けるとともに、前記電流検出器(8)および(90)に
    よってそれぞれ検出された電流の有無の情報が入力され
    る室内機用制御装置(91)を設け、前記室外機におい
    ては、該室外機の電源線端子S(3)と前記信号線端子
    (5)との間に圧縮機保護用接点(10)と圧縮機運転
    用電磁リレーコイル(12)とを直列に接続して設け、
    また電源線端子S(3)と前記信号線端子(102)と
    の間に除霜用接点(110)と四方切換弁用電磁リレー
    コイル(130)とを直列に接続して設けるとともに、
    前記圧縮機保護用接点(10)および前記除霜用接点(
    110)を作動させる室外機用制御装置(140)を設
    けた、 ことを特徴とする空気調和機の制御回路。
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