JPH03115648A - 横葺き屋根用垂木と吊子の組合せ構造,および横葺き屋根構造 - Google Patents

横葺き屋根用垂木と吊子の組合せ構造,および横葺き屋根構造

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JPH03115648A
JPH03115648A JP11869890A JP11869890A JPH03115648A JP H03115648 A JPH03115648 A JP H03115648A JP 11869890 A JP11869890 A JP 11869890A JP 11869890 A JP11869890 A JP 11869890A JP H03115648 A JPH03115648 A JP H03115648A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、金属鋼板製の横葺き屋根板による横葺き屋
根用垂木と吊子の組合せ構造。
および横葺き屋根構造に関し、さらに詳細には、防錆用
焼付け塗装などを施した所定中による長尺金属鋼板の両
側端部に、予め相互係合のための所定断面形状による軒
側1株制係合部をそれぞれに賦形させた横葺き屋根板を
用い、特にこの横葺き屋根板を軒側から株制にかけて、
つまり屋根勾配の下方からF方へ葺くように構成した横
葺き屋根用垂木と吊子の組合せ構造、およびこの垂木と
吊子の組合せを適用した横葺き屋根構造に係るものであ
る。
(従来の技術) 従来から、この種の長尺金属鋼板を用いて、軒側から株
制へ葺くように構成した横葺き形式の屋根の全体構造に
ついては、個々の各構成部材、要素であるところの、屋
根板の形態構造を始めとして、垂木構造、吊子構造、そ
れに下地部材の介入構造などにつき、様々な形式、態様
のものが数多く提案されており、本発明者においても、
この種の長尺金属鋼板による軒側から株制へ葺くように
構成した横葺き屋根構造に関して種々の提案をしている
〔発明が解決しようとする間運点〕
しかし、従来の長尺金属鋼板製の軒側がら株制へ葺くよ
うに構成した横葺き屋根構造にあっては、個々の構成要
素に関して、それぞれに工夫された改良構造1組合せ構
造が、それなりに個別の作用、効果を奏し得るように提
案されているが、特に、この種の軒側から棟側へ葺くよ
うに構成した横葺き屋根構造についてみるとき、必ずし
も屋根自体、ならびにその付帯部材において、総合され
た全体に対するところの、屋根構造自体が備えなければ
ならない各種の特性1例えば、強靭性、耐候性とか水密
性などを過不足なく備えていて、しかも簡単かつ良好な
葺き上げ1組み立て作業性を有する優れた構造の提案が
未だなされていない現況にある。
従って、この発明の目的とするところは、屋根勾配に沿
って軒側から棟側へ葺くように構成した横葺き屋根構造
において、屋根自体、ならびにその付帯部材の総合され
た全体構造、殊に一般的な軒側1株制外孫合部形状とし
だ長尺横葺き屋根板を用いる場合での。
−層取扱いが容易で組上げ易く、かつ単純化された構成
による横葺き屋根用垂木と吊子の組合せ構造、およびこ
の垂木と吊子の組合せを適用する横葺き屋根構造を提供
することである。
〔問題点を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、この発明に係る第1の発明
は、長尺金属鋼板の長手方向中央部に面板部、この面板
部の両側部にあって、少なくとも係合片部を延長した軒
側成形部、および少なくとも一部に係合片部を内側で受
け止める係合凸部、上方端部に係着片部を設けた棟側成
形部をそれぞれ形成させてなる横葺き屋根板を存し、こ
の横葺き屋根板を垂木部材上に、下地部材を介して配設
させると共に、前段側棟側成形部の係合凸部の内側に、
次段側軒側成形部の係合片部の端部を係合接続させ、か
つこれらを吊子部材により係着固定させるようにした横
葺き屋根において、前記垂木部材の頂面部には、下部側
に開穿した係合穴と、上部側に切り起した係止爪片との
各組をそれぞれに形成させ、また、前記吊子部材には、
前記係合穴に挿入係合される係合舌片を立下げて、直配
係止爪片でかしめ付け固定される基板部と、この基板部
から立上げて、前記係合凸部を受け止める折曲凹部を配
した立上り部と、この立上り部の上端縁に、直配係着片
部を被嵌係着させる係合鉤部とをそれぞれに形成させた
ことを特徴とする横葺き屋根用垂木と吊子の組合せ構造
である。
また、第2の発明は、長尺金属鋼板の長手方向中央部に
面板部、この面板部の両側部にあって、少なくとも係合
片部を延長した軒側成形部、および少なくとも一部に係
合片部を内側で受け止める係合凸部、上方端部に係着片
部を設けた棟側成形部をそれぞれに形成させた横葺き屋
根板と、頂面部上にあって、下部側に開穿した係合穴、
および上部側に切り起した係止爪片との各組をそれぞわ
に形成させ、かつ下地部材を介して、前記横葺き屋根板
を配設させる垂木部材と、前記係合穴に挿入係合される
係合舌片を立下げ、かつ前記係止爪片でかしめ付け固定
される基板部、このノ、(板部から立−ヒげられて、前
記係合凸部を受け止める折曲凹部を配した立上り部、お
よびこの立上り部の一ト端縁に、直配係着片部を被嵌係
着させる係合鉤部をそれぞれに形成した吊子部材とを備
え、前記横葺き屋根板を軒側から棟側へ葺き上げるよう
にしたことを特徴とする横葺き屋根構造である。
〔作  用〕
すなわち、この発明の第1の発明に係る横葺き屋根用垂
木と吊子の組合せ構造では、垂木部材の下部側に開穿し
た係合穴に、吊子部材から立下げた基板部の係合舌片を
挿入係合させ、また、上部側に切り起した係止爪片で、
同基板部をかしめ付け固定でき、しかも同時に、垂木部
材とに下地部材を介して配設された曲段側横葺き屋根板
の棟側成形部、ひいては屋根構造全体を、極めて簡単な
操作ににす、充分な強度を維持して、良好かつ効果的に
係着固定し得るのであり、併せて、吊子部材の基板部上
に下地部材の下部側端縁部を載置支承できる。
そしてまた、この発明の第2の発明に係る横葺き屋根構
造では、前記第1の発明による垂木と吊子の組合せ構造
の適用によって、横葺き屋根板での前段住棟側成形部に
、次段側軒側成形部を、吊子部材の基板部上、または中
間載置段部上への下地部材の載置、介在のもとに、極め
て簡単な操作により、屋根自体、ならびにその付帯部材
の総合された全体構造を、充分な強度、水密性を有して
良好かつ効果的に組み付け葺き上げ得るのである。
〔実 施 例〕
以下、この発明に係る横葺き屋根用垂木と吊子の組合せ
構造、および横葺き屋根構造の実施例につき、第1図な
いし第6図を参照して詳細に説明する。
第1図ないし第6図はこの発明の一実施例の構造を示し
ており、第1図はこの実施例による横葺き屋根構造の組
み上げ状態を示す断面図、第2図、第3図および第6図
は同上垂木部材、吊子部材および屋根板のそれぞれ形態
を詳細に示す斜視図、第4図および第5図は第3図IV
−IVおよび■−■線部のそ九ぞわ断面図である。なお
、以下の説明では、棟対応側を上部側1軒対応側を下部
側として述べることメする。
これらの各図に示す実施例の構成において、よく知られ
ているように2適宜に組み上げられる屋根組み(図示省
略)上にあって、屋根勾配に沿い所定のピッチ間隔で差
し架けられる個々の垂木部材(11)は、第2図に示さ
れているように、やj厚手の金属鋼板を、左右下部フラ
ンジ付きの横断面チャンネル状にロールフォーミング成
形してなり、この垂木部材(11)の頂面部(12)上
には、その長子方向に沿い所定間隔によって、次に述べ
る吊子部材を係着させるために、下部側に係合穴(13
)を開穿させ、かつ上部側に係止爪片(16)を切り起
してあり、これらを−組として所要組数を順次に形成さ
せる。
そして5前記係合穴(13)は、頂面部(12)を開穿
させて、所定幅とした挿入部(14)と、この挿入部(
14)から下方に向けて次第に狭められた楔状をなす係
合部(15)とを、相互に連接させた状態に形成させて
あり、また、前記係止爪片(16)は、頂面部(12)
を上方から下方に切り起して形成させる。なおこ工で、
前記係止爪片(16)の上部側にあって、打ち抜かれた
ま工で切り起されていない係止爪片(17)は、この垂
木部材(11)をして、別途提案するところの2棟側か
ら軒側へ葺くように構成する横葺き屋根構造に兼用させ
るためのもので、この実施例構造には直接関係しないの
で、その説明を省略する。
また、吊子部材(21)は、第3図および第4図、第5
図に示されているように、前記係止爪片(16)による
係止点を確定して位置決めするための係止部(23)を
上部側の一端縁に切り欠いた基板部(22)と、この基
板部(22)の下部側の他端縁を立上げると共に、折曲
凹部(24a)を経てや)前傾させた立上り部(24)
と、この立上り部(24)の上端縁を下方に屈曲させた
係合鉤部(25)とを有し、基板部(22)からの立上
り部(24)の立上り縁中央部には、前記挿入部(14
)よりも小さ目の幅で立下げられ、かつ下部側へ折り返
し折曲してなるところの、前記係合穴(13)に挿入係
合される係合舌片(26)を形成してあり、また、各折
曲部にあっては、適宜にリブなどを打ち出すことで、そ
れぞれの補強手段を請じである。なおこ)て、前記係止
部(23)よりも下部側寄りの基板部(22)上に穿孔
した取付け孔(28)は、この吊子部材(21)をして
、前記垂木部材(11)とは異なる垂木部材9例えば、
木製などの垂木部材を用いる場合に、針孔として適用す
るためのもので、この実施例構造には直接関係しないの
で、その説明を省略する。
さらに、横葺き屋根板(31)は、さきに本発明者が数
次に亘って提案したもので、第6図に示されているよう
に、例えば、防錆用焼付け塗装などを施して強靭性、耐
候性を与えた所定巾、所定単位長さの長尺金属鋼板を用
い、この金属鋼板をロール成形機などによって、長手方
向に沿う中央部に面板部(32)を残し、その下部側に
軒側成形部(33)を、上部側に棟側成形部(34)を
それぞれ連続的に成形させて構成する。
こ工で、前記軒側成形部(33)には、前記面板部(3
2)の下部側端縁を外側下方に所定の長さで折曲して端
縁部(35)を立下らせると共に、その下@縁を内側に
折曲して突き当て片部(36)とし、かつこの突き当て
片部(36)の端部を一旦上方に折り返した上で、係合
片部(37)として内側に延長させ、その端部を縁曲げ
部(38)に形成しである。
そして、前記棟側成形部(34)には、前記面板部(3
2)の上部側線縁から、立上り部(39)を所定の長さ
で一旦立上らせると共に、上端縁を外側に折曲して前記
突き当て片部(36)に突き唱てる突き当て片部(40
)とし、こ工でもこの突き当て片部(40)の端部を一
旦上方に折り返して外側に延長させ、がっ内側に折り返
し折曲させて、前記縁曲・げ部(38)を含む保合片部
(37)を抱持し得るようにした。係合凸部(41a)
のある抱持部(41)を形成させ、かつその下部突端を
再度内側に折曲して係着片部(42)に形成しである。
しかして、この実施例の構成による横葺き屋根構造は、
次のように組み付け作業して、第1図に示す通りに葺き
上げる。
こXでは、説明の便宜上2図示省略した適当する屋根組
み上に、各垂木部材(11)を、その屋根勾配に沿わせ
て、所定のピッチ間隔で差し架は配置させであるものと
し、かっこの垂木部材(11)上にあフて、下部側とな
る軒対応側、つまり換言すると、置設側の横葺き屋根板
(31)が、同位置該当の横断面楔状をなす下地部材(
(3)を介在して、既に前段階で葺き込まれた状急にあ
るものとして述べる。
しかして、このように前段側横葺き屋根板(31)を葺
き込んだ場合には、各垂木部材(11)の頂面部(I2
)上にあって、前記下地部材(43)でのL部側の狭く
された楔断面端縁部(43b)と、この前段側横葺き屋
根板(31)の上部何棟側成形部(34)とが解放され
た状態におかれて、それぞれの端部が頂面部(12)上
での、係合穴(13)の下方に向う平面楔状の係合部(
15)の一部に重ねられるように位置されており、この
状態から、前記した前段側横葺き屋根板(31)の上部
何棟側成形部(34ゝ、および航記下地部材(43)の
狭くされた楔断面端縁部(43b)のそれぞれに対する
ところの、吊子部材(21)による係止固定と、同位置
該当の下地部材(43)を介在した次段側横葺き屋根板
(31)の組み付け葺き上げとが、順次に行われる。
すなわち、まず最初に、前記吊子部材(21)を用い、
この吊子部材(21)の係合鉤部(25)を、前記した
解放状態にある。前段側横葺き屋根板(31)の係着片
部(42)に被嵌係合させ、かつ同被嵌部分を中心にし
て時計回りに回動させることで、その係合舌片(26)
をして、直配垂木部材(11)に形成した係合穴(I3
)の挿入部(14)から、下方に向けて次第に狭められ
た楔状をなす係合部(15)に挿入係合させると共に、
その係止部(23)をして、係止爪片(1G)の下部側
面に摺接させるようにして嵌装させ、基板部(22)の
全面を垂木部材(11)の頂面部(12)に接圧させた
上で、この係止爪片(16)を下部側、つまりこ工では
頂面部(12)面に、適宜、ハンマーなどで叩打してか
しめ付け固定させるのである。
つまりこ工では、吊子部材(21)の係合鉤部(25)
を、係着片部(42)に被嵌係合して回動させ、かつ係
止爪片(16)をかしめ付けるだけの、極めて簡単な作
業によるのみで、例えば、取付けボールド・ナツトなど
を一切便用せずに、これらの横葺き屋根板(31ゝ、お
よび下地部材(43)を、垂木部材(Il、)上に組み
付け固定し得るのである。
そして、このように垂木部材(11)の頂面部(12)
に、吊子部材(21)の基板部(22)を取付けた状態
では、吊子部材(21)の係合鉤部(25)が、前段側
横罫き屋根板(31)の係着片部(42)を、しっかり
と咥え込んで鉤止めすると共に、抱持部(41)の屈曲
部として突出されている係合凸部(41a)を、立上り
部(24)の折曲凹部(24a)により、含弾性的に受
け止めて正確に位置付けし、この操作によって、前段側
横罫き屋根板(31)を強固に葺き上げ、かつその面板
部(32)により、前段側下地部材(43)のほぼ全体
を挟圧保持し得るのである。
続いて、その後1次段側下地部材(43)をして、その
広くされた楔断面端縁部(43a)を、先の吊子部材(
21)の基板部(22)に載置、支承して介在させた上
で、次段側横葺き屋根板(31)をして、その下部側軒
側成形部(33)の係合片部(37)を、前段棟側成形
部(34)の抱持部(41)内に嵌挿させると共に、同
係合片部(37)の端部の縁曲げ部(38)を、前記吊
子部材(21)の折曲凹部(24a)で外側から保持さ
れている前段側係合凸部(4Ia)の内側に突き当て、
かつ面板部(32)てこの次段側下地部材(43)を被
覆するようにして装着させる。
つまり、この状態は当初に設定させた状態と同一の形態
であり、以下、以−にの操作9作文を繰り返して行なう
ことにより、横(1き屋根板を軒側該当の下部側から線
側該当のに部側へ組み付け葺き1−げして、目的と′1
−るところの横葺き屋根構造を構成し得るのである。
そしてこ\ても、この場合、横葺き屋根板(31)の+
1f段側棟側成形部(3・I)と次段側軒側成形部(3
3)との相互は、それぞれ吊子部材(旧)によ−)て、
+iir段側棟側成形部(34)か含弾性的に受け止め
られ、かつ次段側軒側成形部(3:l)か加圧されるこ
とになるために、双方の突き当て片部(36) 、 (
40)が、加えられる弾力とそ0反力とにより、ヅ面的
に強力に密着接圧されて、所期の水密性を発揮できるの
である。
また、この実施例の構成による114段側棟側成形部(
34)と次段側軒側成形部り33)との接続係合では、
一つの役割として、先に本発明者か提案した面板Pi 
(:12)上での立上り部(39)の存在によって、各
突き当て片部(36) 、 (4(1)の4&圧部が、
同面握部(32)に接した内角部の隅角から立上って位
置されることになり、このため面板部(32)に沿って
吹きLげられる風雨が、この接圧部に直接吹き当てられ
ないので、その風雨圧の影響を充分に緩和し得て、同接
圧部からの山水の浸入を可及的に排除でき、かつ風雨に
伴なった砂、泥、その他の塵埃の侵入をも効果的に阻止
でき、さらに、たとえこの接圧部から、毛細管現象など
で雨水が一部浸入したとしても、殆んど圧力をもたない
滲み込む程度の浸入であるために、この接圧部での平面
的でかつ強力な係合突き合せ保持とも根伐って、抱持部
(41)内に従前から存在している空気を排除してまで
、内部に到達する加能性が極めて少なく、こSに一層有
効な防水作用を得ることができるのである。
なお、この実施例の構造では、横断面楔状の一ド地部材
(43)を用いたので、垂木部材(11)に屋根の厚さ
が比較的薄くても、横葺き屋根板(31)の面板部(コ
2)はぼ全体に前記下地部材(43)を密接して配置す
ることができ、屋根板(:ll)および吊子部材(21
)を小形にすることができ、これらを安価にできる。
(発明の効果) 以−に詳述したように、この発明によるときは、長尺金
属鋼板の長手方向中央部に面板部、この面板部の両側部
にあって、少なくとも係合片部を延長した軒側成形部、
および少なくとも一部に係合片部を内側で受け止める係
合凸部、上方端部に係着片部を設けた棟側成形部をそれ
ぞれに形成させてなる横葺き屋根板を有し、この横葺き
屋根板を垂木部材トに、下地部材を介して配設させてお
き、垂木部材の頂面部には、−ト部側に係合穴を開穿さ
せ、1一部側に係止爪片を切り起して、吊f一部材から
ガ下げた基板部の係合舌片を係合穴に4 挿入係合させ、かつこの基板部を係止爪片てか1ノめ付
け固定させるようにしたから、垂木部材りに一ト地部材
を介して配設された111段側横j1き屋根板の棟側成
形部、ひいては屋根自体とその付帯部材の総合された全
体構造を、取イ・jけボールド・ナツトなどを何等用い
ずに、極めて簡mな操作で組み付けて葺き1−げ得るの
であり、また、このように葺き−Fげた状態では、軒側
成形部の係合片部が、棟側成形部の係合凸部に内側で受
け止められていて、かつこの係合凸部自体もまた、吊f
一部相の折曲凹部により外側から効果的に保持され、同
時に棟側成形部の係着片部か、吊子部材の係合鉤部で、
しっかりと係着されているために、この柚の屋根構造を
して、充分な強度、水密性などを維持して、良好な、態
様で、強固に組み付けて葺き上げ得られ、しかも全体構
造自体も簡弔で、容易かつ安価に実施できるなどの優れ
た特長を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による横葺き屋根構造の組
み−Lげ状態を小す断面r、Kl、第2図、第3図およ
び第6図は同」−垂木部材、吊f一部材および屋根板の
それぞれバε態を計則に示す斜視[メ1、第4し1およ
び第5図は第3図rV−IVおよび■−■線部のそれぞ
れ断面図である。 (11)・・・垂木部材、(12・・・頂面部、(13
)・・・係合穴、  (I4)・・・挿入部、(15)
・・・係合部、  (16)・・・係止爪片。 (21)・・・吊子部材、(22・・・基板部、(23
)・・・係止部、  (24)・・・q」−り部、(2
4a)・・・存1ニリ部の折曲凹部、(25)・・・係
合鉤部、(26)・・・係合舌月。 31)・・・横葺き屋根板、(32)・・・面板部。 33)・・・軒側成形部、(35ン・・・端縁部、36
・・・突き当て片部、(J7)・・・係合片部、:(8
・・・縁曲げ部。 34)・・・棟側成形部、(39)・・・立りり部、4
0)・・・突き当て片部、(41)・・・抱持部、(4
1a)・・・抱持部の係合凸部、 (42)・・・係着へ部。 (43)・・・横断面模状の下地部材、(4:la)・
・・下地部材の広くされた楔断面端縁部、 (43b)・・・下地部材の状〈ざわた楔断面端縁部。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)長尺金属鋼板の長手方向中央部に面板部、この面
    板部の両側部にあって、少なくとも係合片部を延長した
    軒側成形部、および少なくとも一部に係合片部を内側で
    受け止める係合凸部、上方端部に係着片部を設けた棟側
    成形部をそれぞれに形成させてなる横葺き屋根板を有し
    、この横葺き屋根板を垂木部材上に、下地部材を介して
    配設させると共に、前段側棟側成形部の係合凸部の内側
    に、次段側軒側成形部の係合片部の端部を係合接続さ せ、かつこれらを吊子部材により係着固定させるように
    した横葺き屋根に用いる垂木と吊子の組合せ構造であっ
    て、前記垂木部材の頂面部には、下部側に開穿した係合
    穴と、上部側に切り起した係止爪片との各組をそれぞれ
    に形成させ、また、前記吊子部材には、前記係合穴に挿
    入係合される係合舌片を立下げ て、前記係止爪片でかしめ付け固定される基板部と、こ
    の基板部から立上げて、前記係合凸部を受け止める折曲
    凹部を配した立上り部と、この立上り部の上端縁に、前
    記係着片部を被嵌係着させる係合鉤部とをそれぞれに形
    成させたことを特徴とする横葺き屋根用垂木と吊子の組
    合せ構造。
  2. (2)垂木部材の係合穴が、挿入部、およびこの挿入部
    から下方に向けて次第に狭められた楔状をなして連接さ
    せた係合部により形成され、また、吊子部材の係合舌片
    が、前記挿入部を通して係合部に挿入係合し得るよう に、折り返し折曲されていることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項に記載の横葺き屋根用垂木と吊子の組合せ
    構造。
  3. (3)吊子部材の基板部の端縁部に係止部を切り欠き、
    この係止部に垂木部材の係止爪片を係合させた状態で、
    係止爪片をかしめ付け固定し得るようにしたことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項、または第2項に記載の横
    葺き屋根用垂木と吊子の組合せ構造。
  4. (4)吊子部材の基板部上に、下地部材の下部側端縁部
    を載置させて、横葺き屋根板の面板部との間で挟着させ
    るようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項、
    第2項、または第3項に記載の横葺き屋根用垂木と吊子
    の組合せ構造。
  5. (5)長尺金属鋼板の長手方向中央部に面板部、この面
    板部の両側部にあって、少なくとも係合片部を延長した
    軒側成形部、および少なくとも一部に係合片部を内側で
    受け止める係合凸部、上方端部に係着片部を設けた棟側
    成形部をそれぞれ形成させた横葺き屋根板 と、頂面部上にあって、下部側に開穿した係合穴、およ
    び上部側に切り起した係止爪片との各組をそれぞれに形
    成させ、かつ下地部材を介して前記横葺き屋根板を配設
    させる垂木部材と、前記係合穴に挿入係合される係合舌
    片を立下げ、かつ前記係止爪片でかしめ付け固定される
    基板部、この基板部から立上げられて、前記係合凸部を
    受け止める折曲凹部を配した立上り部、およびこの立上
    り部の上端縁に、前記係着片部を被嵌係着させる係合鉤
    部をそれぞれに形成した吊子部材とを備え、前記横葺き
    屋根板を軒側から棟側へ葺き上げるようにしたことを特
    徴とする横葺き屋根構造。
  6. (6)横葺き屋根板の棟側成形部には、少なくとも面板
    部から立上る立上り部と、この立上り部を外側に折曲し
    た突き当て片部とを、また、軒側成形部には、立下り端
    縁部を内側に折曲した突き当て片部をそれぞれに形成さ
    せ、前段側棟側成形部の突き当て片部に、次段側軒側成
    形部の突き当て片部を接圧させるようにしたことを特徴
    とする特許請求の範囲第5項に記載の横葺き屋根構造。
  7. (7)横葺き屋根板の棟側成形部には、折り返し部とし
    ての係合凸部を含む抱持部を、また、軒側成形部には、
    端部に縁曲げ部を有する係合片部をそれぞれに形成させ
    、前段側棟側成形部の抱持部内に、次段側軒側成形部の
    係合片部を受け入れ、かつ係合凸部の内側に縁曲げ部を
    突き当てゝ、これらの両部を係合接続させるようにした
    ことを特徴とする特許請求の範囲第5項、または第6項
    に記載の横葺き屋根構造。
JP11869890A 1990-05-10 1990-05-10 横葺き屋根用垂木と吊子の組合せ構造,および横葺き屋根構造 Granted JPH03115648A (ja)

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JP2008063633A (ja) * 2006-09-08 2008-03-21 Kurosaki Harima Corp 浸漬管

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