JPH02125049A - 横葺き屋根板の接合部構造 - Google Patents

横葺き屋根板の接合部構造

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JPH02125049A
JPH02125049A JP63277384A JP27738488A JPH02125049A JP H02125049 A JPH02125049 A JP H02125049A JP 63277384 A JP63277384 A JP 63277384A JP 27738488 A JP27738488 A JP 27738488A JP H02125049 A JPH02125049 A JP H02125049A
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JP
Japan
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roof
folded
folded edge
molded part
side molded
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JP63277384A
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Gantan Funaki
元旦 舩木
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Funaki Shoji KK
Original Assignee
Funaki Shoji KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、建築物における横葺き屋根板の接合部構造
に関し、さらに詳しくは、防錆用焼付は塗装などを施し
た所定幅の長尺金属薄鋼板、またはアルミニウムなどの
金属材料、プラスチックなどの高分子化合物材料を用い
、ルーフ面板部の両側端部にあって、係合接続のための
所定断面形状をした軒側1棟側成形部をそれぞれに賦形
成形させた横葺き屋根板を設け、前段側の横葺き屋根板
の棟側成形部に対し、次段側の横葺き屋根板の軒側成形
部を相η−に係止接合させて屋根構造を葺き上げるよう
にした横葺き屋根板の接合部構造、特にこれらの軒側1
線側相互の各成形部形状の改良に係るものである。
〔従来の技術〕
従来から、この種の横葺き形式での屋根構造に適用する
ところの、それぞれに軒側9棟側各成形部を形成させた
横葺き屋根板については、様々な形式、態様のものが数
多く提案されており、なかでも長尺金属薄鋼板を用いて
なる横葺き屋根板においては、主として雨仕舞い、すな
わち隣接される前段側と次段側各部間で相互に係止して
接合される軒側1棟側の各成形部からの雨水などの浸入
防止を意図した組合せ可能な成形部形状の開発が盛んで
ある。
こ\で例えば、このような長尺金属薄鋼板を用いてなる
横葺き屋根板にあって、従来から一般的に採用されてき
た軒側1株制各成形部における保合接続形状の各別の構
造を第25図(a) 、 (b)および第26図に示し
、また、同上第25図(a) 、 (b)での係合接続
部における風雨圧の作用を第27図(a) 、 (b)
にそれぞれ示しである。
すなわち、TrJ25図(a)は第1の従来例構成によ
る横葺き屋根板を示す断面斜視図、同図(b)は同上横
罫き屋根板での軒側9株制各係合部の接続係合状態を拡
大して示す断面図であり、また、第26図は第2の従来
例構成による横葺き屋根板での軒側9株制各係合部の接
続係合状態を拡大して示す断面図である。
これらの各従来例構成において、前者の第1の従来例の
場合、第25図(a)に示されているように、横葺き屋
根板(1)は、例えば、防錆用焼付は塗装などを施した
所定幅の長尺金属薄鋼板を用いて、この金属薄鋼板をロ
ール成形などにより、長手方向に沿った中央部にルーフ
面板部(2)を残して、その−側部側に軒側成形部(3
) と、他側部側に棟側成形部(4)とをそれぞれに連
続して賦形成形させると共に、これをその長手方向で所
定の争位長さに切断して使用するもので、こへでは、こ
の発明の趣旨に特に関係しないので図示省略したが、通
常の場合、この長手方向での切断端部の相互は、その屋
根構造の葺き上げ時にあって、従来からよく知られてい
るように、これらの各横葺き屋根板(1)での個々の切
断端部を受け入れる接続部材、いわゆる捨て板部材と、
接続部分に外部から被嵌係合する接続カバ一部材とで、
あらためて接続結合させるものである。
しかして、前記軒側成形部(3)にあっては、葭記ルー
フ面板部(2)の−側部側から、頭頂部(5)をや1斜
め外側下方に所定の長さで折曲させてあり、また、その
突端部から下方に垂下部(6)を垂下させると共に、下
端縁(7)を内側に上向き弧状に折り返し飛開させて折
り返し部(8)とし、かつこの折り返し端に縁曲げ部(
9)を形成することで構成し”Cある。
そして、前記棟側成形部(4)にあっては、前記ルーフ
面板部(2)の他側部側から、前記縁曲げ部(9)を抱
持し得るようにして、抱持部(10)を斜め内側上方に
折曲させてあり、また、その突端部から上方に突出片部
(11)を立上らせた上で、その突縁(12)を内側下
方に突出させることで構成しである。
従って、この第1の従来例構成では、第23図(b)に
示されているように、被J)き上げ対象部としての適宜
の垂木(13)面もしくは野地板面上などにあって、ま
ず、軒先側、こ)では、前段側となる横葺き屋根板(1
)を、その内側の空間部内に適宜バックアツプ材として
の木毛板(I4)などを配した状態で、例えば、よく知
られているように、図示省略した吊子部材などにより、
予め、この前段側の横葺き屋根板(1)の棟側成形部(
4)での突縁(I2)を引掛けるように係止して取付け
ておき、ついで、この前段側の横葺き屋根板(1)での
棟側成形部(4)の抱持部(10)内に対して、株制、
こSでは、次段側となる横葺き屋根板(1)での軒側成
形部(3)の折り返し部(8)から延びる縁曲げ部(9
)を装入係合させて、図示通りに接続組み上げをなし、
この係止接続による組みヒげを、対象屋根面での軒側か
ら株制、つまり、下方から上方へ順次に繰返すことによ
り、所期通りの横葺き屋根構造を1)き上げ構成させる
のである。
すなわち、より一層具体的には、前段側棟側成形部(4
)に次段側軒側成形部(3)を被嵌させるようにして、
抱持部(lO)内に折り返し部(8)の一部を含む縁曲
げ部(9)を装入係止させることで接続させるものであ
り、このように係止接続させた状態では、縁曲げ部(9
)が抱持部(10)内に抱持されて、折り返し部(8)
での上向き彎曲により第1の減圧空間部(I5)が形成
され、抱持部(10)内にあって、第2の減圧空間部(
16)が形成され、かつまた重ド部(6)および突出片
部(11)、突縁(12)部内にあって、第3の減圧空
間部(I7)が形成されるのである。
次に、後者の第2の従来例構成の場合、第24図に示さ
れているように、軒側成形部(3)については、前記と
同様にして頭頂部(5)および垂下部(6)を形成させ
、その下端縁(7)を内側に折り返して折り返し部(1
8)にすると共に、この折り返し端を縁曲げ部(19)
に形成してあり、また、棟側成形部(4)についても、
前記と同様に抱持部(lO)を形成させ、かつその突端
部を折り返して折り返し部(19) 、およびこれを上
方に立上げて屈曲させた屈曲部(20)とし、さらに、
これを下側に垂下させた後、取付は座(21)を外側に
延長させたものである。
そして、この第2の従来例構成の場合においても、被葺
き上げ対象部としての適宜の垂木(I3)もしくは野地
板面」二などにあって、重殺側の横葺き屋根板(1)で
の棟側成形部(4)の取付は座(21)を適宜に止め釘
などにより止着させる。つまり、前例とは異なって吊子
部材などを用いずに止着させておき、この而段側の横葺
き屋根板(1)での棟側成形部(4)の抱持部(10)
内に、後段側の横葺き屋根板(1)での軒側成形部(5
)の縁曲げ部(19)を含む折り返し部(I8)を装入
して係止させると共に、垂′F一部(6)の内面を折り
返し部(19)の突端部に突き当てるようにして接続さ
せるものであり、こ工でも、このように係止接続させた
状態では、抱持部(10)内に第1の減圧空間部(22
)が形成され、かつ折り返し部(19)の上方内部に第
2の減圧空間部(23)が形成されるのである。
つまり、これらの第1.第2の各従来例構成から明らか
なように、従来での軒側1株制各成形部における接続構
造の基本的な概念としては、前段側の横葺き屋根板(1
)でのルーフ面板部(2)からケ上げた棟側成形部(4
)に対して、次段側のルーフ面板部(2)から垂下させ
た軒側成形部(3)を、その外部に露出される下端縁(
7)、つまり、係合突き合せ部が、ルーフ面板部(2)
の面上に位置されるように被嵌して係止接続させ、軒側
9棟側での各成形部(3)、(4)の相互の係止部、ひ
いては、係合突き合せ部からの雨水などの浸入阻止、お
よび各減圧空間部での雨水などの浸入圧の減圧を図るよ
うにしているのである。
(発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、前記のように構成される各従来例での長
尺金属薄鋼板を用いた横葺き屋根板(1)の接合部構造
においては、例えばこ)で、第1の従来例構成の場合を
例にとると、第27図(a)にボされているように、軒
側1棟側の各成形部(3)。
(4)の係合突き合せ部(31)が、ルーフ面板部(2
)の面上に直接、接触するように位置して構成されてお
り、しかも、この係合突き合せ部(3I)は、必然的に
同ルーフ面板部(2)からはメ直角に立りっだ内角部の
隅角に存在するために、強い風雨時などにあっては、同
図(a)に矢印で示す通り、ルーフ面板部(2)に与え
られている屋根勾配に沿って吹き上げられる風雨が、至
極当然のことではあるが、この内角部の隅角に露出され
ている係合突き合せ部(31)に集中して吹き当てられ
るもので、特に、この係合突き合せ部(31)に強力な
風雨圧が加えられることになって、同係合突き合せ部(
31)における毛細管現象に基すいた浸水圧が大きく高
められ、かつ吹き当てられた風雨圧は、この係合突き合
せ部(3りに続く垂下部(6)に沿い上方に跳ねトげら
れて飛散し、かつ左右長手方向に流れることになる。
そして、このときの風雨圧の吹き当てに伴なう前記係合
突き合せ部(3I)への影響を検討してみると、この係
合突き合せ部(31)においては、直接。
吹き当てられる風雨圧(32)と、上方に跳ねトがる風
雨圧(33)と、これらの谷風両正(32) 、 (3
3)の分圧(34)とが、共々にそれぞれに作用される
ことになる。
従って、この場合、前記係合突き合せ部(31)に加え
られるこれらの各作用力により、結果的に虞らされる詩
作用は、次の通りであるものと考えられる。
すなわち、一方で、極めて単純に考えられる作用として
は、前記した風雨圧(32)によって口らされるところ
の、先にも述べたように、係合突き合せ部(31)に対
する浸水圧の増加に伴なった毛細管現象に基ずく屋根構
造での内部への浸水の助長がある。そこで、従来の場合
、この係合突き合せ部(31)においては、この毛細管
現象を可及的に抑制する必要上、また一つには、前記し
た軒側1棟側の各成形部(3)、(4)での加工精度上
の誤差を吸収して組み上げを容易にするため、一般的に
、こ\での面接触を避けて、前記のような線接触による
突き合せ構造を採用しているのであるが、他方。
このような比較的単純な線接触による突き合せ構造であ
ることも一つの原因になって、面接触の場合に比較する
とき、その剛性強度もまた低下することから、前記した
風雨圧(33)と分圧(34)とによっては、この係合
突き合せ部(31)に対して、垂下部(6)を上方に浮
き上らせる作用を生じ、第27図(b)に示すように、
同係合突き合せ部(31)が押し開かれて、その突き合
せの隙間が大きくなり、層、屋根構造の内部への浸水の
惧れが増加すると云う不都合がある。
そしてまた、前記した係合突き合せ部(3I)に集中し
て吹き当てられる強力な風雨は、一般的な傾向として、
その多くのものが、通常、砂とか泥。
ないしは、塵埃などを伴なっていることが多く、山水と
一緒にこれらもまた屋根構造の内部に浸入し、例えば、
砂に含まれた鉄分による赤銹の発生とか、のちにこれが
流れ出してルーフ面板部(2)での面上、ひいては、屋
根面を汚損する惧れがあり、また、特に寒冷地などでは
、浸入した雨水。
雪片などが凍結して膨張し、係合部の隙間をより層大き
くして、益々雨水の浸入の機会を高めるなどの問題点を
有するものであり、これはまた、第2の従来例構成の場
合にあっても全く同様であった。
従って、この発明の目的とするところは、従来例装置で
のこのような問題点に鑑み、軒側9棟側の各成形部での
外部に露出される係合突き合せ部からの雨水、ならびに
砂、泥、塵埃などの浸入を効果的に防止し得る係合接続
形状を備えた。この種の横葺き屋根板の接合部構造を提
供することである。
〔問題点を解決するための手段) 前記目的を達成させるために、この発明の第1の発明に
係る横葺き屋根板の接合部構造は、長手方向の中央部に
ルーフ面板部、このルーフ面板部の一側部に垂下させた
軒側成形部、同他側部に立ち上げた棟側成形部をそれぞ
れに形成した横葺き屋根板を有し、航段側の横葺き屋根
板の軒側成形部に、次段側の横葺き屋根板の棟側成形部
を相互に係合させて接続する横葺き屋根板の接合部構造
であって、前記軒側成形部には、少なくとも垂下部の下
部に上部折り返し縁を形成させ、かつこの上部折り返し
縁を内側に折り返して折り返し部を形成させ、また、前
記棟側成形部には、少なくとも立上り部を立上げて、前
記上部折り返し縁に直接突き当てる下部折り返し縁を形
成させ、かつこの下部折り返し縁を外側に折り曲げて、
前記折り返し部を受け入れて係合する受け入れ部、およ
びこの受け入れ部を上方に折り返した抱持部を形成させ
ると共に、必要に応じて受け入れ部、および抱持部を含
む内部に減圧空間部を形成し得るようにさせ、かつこの
抱持部側にあって、直接または間接的に屋根下地側に取
付ける手段を配し得るようにしたことを特徴とするもの
である。
また、この発明の第2の発明は、前記構成において、萌
記棟側成形部には、少なくとも立上り部を立上げて、前
記上部折り返し縁に所定の間隔を介して対向させる下部
折り返し縁を形成させ、かつこの下部折り返し縁を外側
に折り曲げて、前記折り返し部を受け入れて係合する受
け入れ部を形成させたことを特徴とするものであり、ま
た、この発明の第3の発明は、前記構成において、航記
棟側成形部には、少なくとも立上り部を立上げて、前記
上部折り返し縁から隔てられた位置で前記折り返し部に
突き当てる下部折り返し縁を形成させ、かつこの下部折
り返し縁を外側に折り曲げて、前記折り返し部を受け入
れて係合する受け入九部を形成させたことを特徴とする
ものである。
そしてまた、この発明の第4の発明は、前記構成におい
て、前記立上り部を、斜め上方に向う傾斜状、もしくは
、コーンケーブ状に立上げたことを特徴とするものであ
り、また、この発明の第5および第6の発明は、前記構
成において、前記立上げられる立上り部での下部折り返
し縁の下部にあって、段部状に内側へ凹陥された凹陥部
、もしくは、段部状に外側へ凸出された凸出部を形成さ
せたことを特徴とするものである。
さらに、この発明の第7の発明は、前記構成において、
前記上部折り返し縁と下部折り返し縁とを、下向きにし
て直接突き当てるようにしたことを特徴とするものであ
り、また、この発明の第8の発明は、前記構成において
、前記上部折り返し縁を含む部分を下向きにしてルーフ
面板部に直接突き当てるようにすると共に、下部折り返
し縁の下部にあって、段部状に内側へ凹陥された凹陥部
を形成した上で、この下部折り返し縁を上部折り返し縁
から隔てられた内側位置に突き当てるようにしたことを
特徴とするものである。
〔作   用〕
すなわち、この発明の第1の発明に係る横葺き屋根板の
接合部構造においては、前段軒側の横葺き屋根板の棟側
成形部に対し、次段線側の横葺き屋根板の軒側成形部を
被嵌させるようにして、縁曲げ部を含む折り返し部を受
け入れ部から抱持部内に嵌挿させると共に、立上り部で
の下部折り返し縁と垂下部での上部折り返し縁とを直接
突き当て)係合接続させることで、これらの下部折り返
し縁と−下部折り返し縁との突き合せ接合部が、ルーフ
面板部から立上つだ部分に位置されるため、ルーフ面板
部に沿って吹き上げられる風雨は、この突き合せ接合部
に直接吹き当てられず、同時にこれらの立ち上り部と垂
下部とが可及的に面一になって、吹き当てられる風雨を
適切に捌き得るのであり、かつ受け入れ部、および抱持
部を含む内部に減圧空間部を形成させるときは、突き合
せ接合部を通した雨水の浸入圧を効果的に減圧できるの
である。
また、この発明の第2ないし第8の発明においては、前
記第1の発明での作用、効果に併せて、第2の発明では
、突き合せ接合部での微小な間隙の介在により、その間
隙内部に保持されている空気層の存在によって雨水の浸
入を一層防止でき、?;3の発明では、突き合せ接合部
での面方上部に垂下部がオーバーハングされることから
、吹き当てられる風雨の水捌きを有効になし得ると共に
、外形々状に陰の部分を形成できて、その外観が良好に
なる。
さらに、第4ないし第6の発明においても、前記第3の
発明と同様でかつ有用な作用、効果が得られ、第7の発
明では、突き合せ接合部が下向きにされていることから
、より一層効果的な雨水の浸入防止を図ることができ、
第8の発明では、オーバーハングされた垂下部により、
立ち上り部。
ならびに突き合せ接合部が区分されるために、なお−層
の効果的な雨水の浸入防止が果されるのである。
(実 施 例) 以下、この発明に係る横葺き屋根板の接合部構造の各別
の実施例につき、第1図ないし第24図を参照して詳細
に説明する。
こNで、第1図ないし第3図(a)〜(J2)は第1の
基本的な形態(第1の発明)による各実施例構成を、第
4図および第5図(a) 、 (b)は第2の基本的な
形態(第2の発明)による各実施例構成を、第6図ない
し第9図(a) 、 (b)は第3の基本的な形態(第
3の発明)による各実施例構成を、第10図ないし第1
2図(a)〜(c)は第4の基本的な形!!3(第4の
発明)による各実施例構成を、第13図(a) 、 (
b)は第5の基本的な形態(第5の発明)による各実施
例構成を、第14図は第6の基本的な形態(第6の発明
)による各実施例構成を、第15図および第16図は第
7の基本的な形態(第7の発明)による各実施例構成を
、第17図ないし第19図(a)〜(c)は第8の基本
的な形態(第8の発明)による各実施例構成をそれぞれ
に示し、第20図ないし第24図は屋根下地側への取付
は形態の一例を示している。
*[第1の基本的な形態(第1の発明)による横葺き屋
根板] 第1図は横葺き屋根構造を葺き上げるための第1の基本
的な形態(第1の発明)による第1実施例としての横葺
き屋根板の構成を示す全体斜視図であり、また、第2図
はこの第1実施例構成による横葺き屋根板での軒側1株
制各成形部の係合接続状態を拡大して示す断面図である
これらの第1図、第2図に示す第1の基本的な形態によ
る第1実施例構成において、横葺き屋根板(+01)は
、前記した第1の従来例構成の場合と同様に、例えば、
防錆用焼付は塗装などを施した所定幅の長尺金属薄鋼板
を用いて、この金属薄鋼板をロール成形などにより、長
手方向に沿った中央部にルーフ面板部(+02)を残し
て、その−側部側に軒側成形部(103)と、他側部側
に棟側成形部(104)とをそれぞれに連続して賦形成
形させると共に、これをその長手方向で所定の単位長さ
に切断して使用するもので、こ\では、この発明の趣旨
に特に関係しないので図示省略したが、通常の場合、こ
の長手方向での切断端部の相互は、その屋根構造の葺き
上げ時にあって、従来からよく知られている通り、これ
らの各横葺き屋根板(101)での個々の切断端部を受
け大わる接続部材、いわゆる捨て板部材と、接続状態で
外部から被嵌係合される接続カバ一部材とにより、あら
ためて接続結合される。
しかして、前記軒側成形部(103)にあっては、前記
ルーフ面板部(102)の−側部側から、頭頂部(10
5)をや工斜め外側下方に所定の長さで折曲させ、また
、その突端部から下方に垂下部(106)を垂下させる
と共に、この垂下された下部の上部折り返し縁(107
)を内側に上向き山形弧状に折り返し1曲させて折り返
し部(108)とし、かつこの折り返し端に上向きとし
た縁曲げ部(109)を形成しである。
そして、前記棟側成形部(104)にあっては、前記ル
ーフ面板部(102)の他側部側から立ち上り部(11
0)を立ち上らせた上で、その上部をして、接合時に前
記上部折り返し縁(107)に突き当て得るようにした
下部折り返し縁(11りとしておき、かつこの下部折り
返し縁(■1)を外側に折り曲げて受け入わ部(112
)とすると共に、この受け入れ部(+12)の端部を上
方に折曲させることによって、nH前記曲げ部(109
)を含む折り返し部(ioa)をして、この受け入れ部
(112)に併せて受け入れるための抱持部ともなる二
つの山形部(113) 、 (114)を形成させ、ま
た、その端縁(114a)を内側下方に突出させたもの
である。
しかして、この第1実施例構成による横葺き屋根板(t
oe)を屋根構造に葺き上げるのには、図示省略したが
、前記第1の従来例構成の場合と同様に、被葺きFげ対
象部としての適宜の垂木もしくは野地板面上などにあっ
て、まず、軒先側、こNでは、垂設側となる横葺き屋根
板(101)を、その内側の空間部内に図示省略した適
宜バックアツプ材としての木毛板などを配した状態で、
例えば、よく知られているように、吊子部材などを用い
ることにより、前段側の横葺き屋根板(101)での棟
側成形部(104)の端縁(114a)を引掛は係止す
るようにして取付けておく。
ついで、この垂設側の横葺き屋根板(101)における
棟側成形部(104)に対し、線側、こ工では、次段側
となる横葺き屋根板(101)での軒側成形部(103
)を被嵌させるようにして、この棟側成形部(+04)
の受け入れ部012)に併せて抱持部としての山形部(
113)内に、軒側成形部(103)の縁曲げ部(+0
9)を含む折り返し部(108)を嵌挿して受け入れさ
せることにより、同時にこれらの各部におけるそねぞれ
の立ちトリ部(110)と垂下部(106)とが一連に
されると共に、かつ立ち上げられた下部折り返し縁(m
)と垂下された上部折り返し縁(107)とが相〃に線
接触で突き当てられて係合接続されるのである。
そして、このようにしてなされる保合接続を、軒側から
線側、つまり、下方から上方へ順次に繰返すことによっ
て、所期通りの横葺き屋根構造を葺き上げ得るのであり
、葺き上げた状態では、受け入れ部(112)と折り返
し部(108)との間に第1の減圧空間部(115a)
が、折り返し部(ioa)と二つの各山形部(113)
 、 (114)との間に第2.第3の減圧空間部(1
15b) 、 (115c)がそれぞれに形成されるの
である。
従って、このように葺き上げられる第1図および第2図
に示した第1実施例構成の場合、相互に係合接続される
軒側前段2棟側次段でのそれぞれの各横罫き屋根板(1
01) 、 (+01>においては、そのルーフ面板部
(102)面に沿って吹き上げられる風雨に伴なった各
受圧部での関係が、次のようになる。
すなわち、こNでの受圧面としてのルーフ面板部(10
2)上での風雨圧の影響下に曝されることになる突出部
高さ、ひいては、相互に保合接続される軒側前段1棟側
次段での各成形部(+ 03) 、 (+oa)の全体
の高さは、一連にされた立ち上り部(110)と垂下部
(+06)との高さに等しく、また、これらの各成形部
(103) 、 (104)での内部に連通されること
になる外部への露出部は、立ち上り部010)での上部
における下部折り返し縁(111)と、垂下部(106
)での下部における上部折り返し縁(+07)との線接
触で突き当てられた係合突き合せ部(116)に該当し
、かつこの保合突き合せ部(+16)については、前記
第1.第2の従来例構成の場合に見られるように、これ
がルーフ面板部(102)上に接して直角に立ち上る内
角部での隅角には存在せず、全体としての立ち上り受圧
面の中程に位置されることになるのである。
価って、このためにルーフ面板部(+02)面に沿って
吹き−Fげられる風雨は、従来例構成の場合について述
べたのと同様に、必然的にこのルーフ面板部(+02>
面から立ち上った内角部での隅角に集中して吹き当てら
れることになるが、こ工では、この隅角が、第2図から
も明らかなように、棟側成形部(+04)での立ち上り
部(110)の基部に該当しており、かつこの立ち上り
部(110)の基部にあっては、内部に連通される何等
の露出部も存在していないために、この基部に吹き当て
られる風雨は、弔にその立ち上り部(+ 10)に突き
当って」一方に跳ね返り、かつ左右−長手方向に流れる
ことになる。
つまり、このようにして、この第1実施例構成の場合に
おいては、軒側前段2棟側次段での各成形部(103)
 、 (104)の係合突き合せ部(116)に対する
風雨圧の影響が十分に緩和され、まして、この係合突き
合せ部(+16)が、それぞれの下部、−上部の各折り
返し縁(1! +) 、 (107)を相互に線接触さ
せて形成してあって、しかも、その内側に第1ないし第
3の減圧空間部(115a)ないしく+ 15a)が形
成されていることから、その係合突き合せ部(116)
からの毛細管現象を含めた雨水、ならびに、砂。
泥、塵埃などの浸入を良好かつ効果的に阻止できるので
あり、また併せて、立ち上り部(110)の基部には、
風雨時に雨水が集中して流れるために、同基部へのこれ
らの砂、泥、塵埃などの堆積もなく、このために屋根面
の汚れについてもまた、これを良好に防止できるのであ
る。
また、第3図(a)ないしく2)には、前記?;1実施
例構成を種々各別に変形した第2ないしyJf3実施例
構成を、それぞれに断面図として示しである。
すなわち、第3図(a)および(b)による第2および
第3の各実施例構成は、前記上向き山形弧状に折り返し
彎曲させた折り返し部(108)をして、−山からなる
上向き山形弧状に折り返し彎曲させたそれぞれの折り返
し部(108a) 、 (108a)と、やS変形態様
による山形弧状に折り返し彎曲させた折り返し部(+0
8b)、および同様に変形態様とした抱持部としての山
形部(lI4a)とにした場合をそれぞれに示し、同図
(C)による第4実施例構成は、二つの山形部(113
)、(IN)を逆位置に配した場合を示し、同図(d)
による第5実施例構成は、前記同図(b)の第3実施例
構成において、抱持部としての一つの山形部(113)
のみにした場合を示しており、これらの第2ないし第5
の各実施例構成の場合には、首記第1実施例構成の場合
と殆んど同様な作用、効果が得られる。
また、同図(e)による第6実施例構成は、受け入れ部
(112)の端部に抱持部(117)を折り返すと共に
、扁平に延長した折り返し部(108c)とし、かつ抱
持部(+17)から、上方に突出片部(118a)を立
ち上げ区分して再度、折り返した上で、これを下方に垂
下した後、外側に延長して取付は部(+19)とした場
合を示し、同図(f) 、 (g)および(h)による
第7.第8および第9実施例構成は、同図(e)の第6
実施例構成において、変形態様によるそれぞれの各突出
片部(118b)、 (118c)および(118d)
とした場合を示しており、これらの第6.第7.第8お
よび第9の各実施例構成の場合には、前記受け入れ部(
112)と各折り返し部(108c)とが相互に面接触
にされて、毛細管現象防止の点において幾分かの低下こ
そみられるもの\、前記第1実施例構成の場合とは輩同
様な作用、効果が得られるほかに、こへでは、取付は部
(119)によって吊子部材を兼ねさせることができる
さらに、同図(i)による第10実施例構成は、受け入
れ部(+121の中間部にあって、立ち上り段差部(1
21)を形成させ、かつ折り返し部(tOa)の中間部
に対しても、これに対応した立ち上り段差部(+20)
を形成すると共に、折り返し部(tOa)の折り返し端
に下向きとした縁曲げ部(109a)を形成させ、かつ
受け入れ部(+12)には、この縁曲げ部(]09a)
をすっかり包み込んで面接触的に抱持する抱持部(11
7a)を折り返し形成させた場合を示しており、この第
10実施例構成の場合にあっては、前記した線接触によ
る下部、上部の各折り返し縁(I l 1) 、 (1
07)と、第1の減圧空間部(II5a)を介した1−
での]17r記した面接触による縁曲げ部(I09a)
および抱持部(117a)とにより、毛細管現象による
層の浸人助東をなし得られ、また同時に、各立ちトリ段
差部(+20)、(121)によって、軒側2棟側での
各成形部(+03) 、 (+04)における成形精度
上の誤差を効果的に吸収させることができる。
さらにまた、同図(j) 、 (k)および(iL)に
よる第11.第12および第13実施例構成は、その第
it実施例構成において、前記抱持部(+17)の上部
に頭頂部(105)の内面側に突き当てる頭頂部支持部
(117b)を立ちヒげ形成すると共に、前記取付は部
(+19)の端部を立ち上げて、その上部にルーフ面板
部(+02)の内面側に突き当てる面板部支持部(12
2)を立ち七げ形成し、かつその内部を別の減圧空間部
(I]5d)とした場合を示し、また、第12および第
13実施例構成において、この面板部支持部(+22)
に続き、さらに凹部(123)による減圧空間部(l1
5c)を介した上で別の面板部支持部(+24)を形成
した場合を示しており、これらの第11、第12および
第13実施例構成の場合にあっては、支持%(II7b
)によって頭頂部(+05)の内面側を、各支持部(+
22) 、 (124)によってルーフ面板部(1,0
2)の内面側をそれぞれ確実に支持でき、併せて雨水の
浸入阻止を一層効果的になし得るのである。
*[第2の基本的な形態(第2の発明)による横葺き屋
根板] 第4図は第2の基本的な形態(第2の発明)による第1
4実施例としての横葺き屋根板における軒側1株制各成
形部の係合接続状態を拡大して示す断面図である。
この第4図に示す第2の基本的な形態(第2の発明)に
よる第14実施例構成においては、前記した第1の基本
的な形態(第1の発明)による各実施例での、特に第3
図(i>の第10実施例の類型的な構成として、前記立
ち上り部(+10)での下部における下部折り返し縁(
111>と、前記垂下部(106)での下部における上
部折り返し縁(107)とのそれぞれ、ひいては、それ
ぞれの各立ちLり段差部(120) 、 (+21)を
含む受け入れ部(+12)と折り返し部(+08)とを
僅かな間隙(実質的に約In+m程度) (+25)を
介して相互に対向させ、このようにして、これらの下部
折り返し縁(111)と上部折り返し縁(1(17)と
の対向部分にあって、僅かな間隙を介した係合突き合せ
部(116)を形成させたものであり、この第14実施
例構成の場合にあっては、前記第1の形態による各実施
例構成の場合と殆んど同様な作用、効果が得られるほか
に、間隙(+25)の存在によって、ルーフ面板部(+
02)面から立ち上げた立ち上り部(110)の内角部
での隅角部に吹き当てられることで、成る程度までその
勢力を失なった雨水などが、この間隙(125)内に予
め存在している空気層を排除してまで、その内部側に浸
入する惧れを効果的かつ完全に排除できるのである。
また、第5図(a) 、 (b)は前記第14実施例構
成を各別に変形した第15および第16実施例構成を示
し、前者第15実施例構成においては、反対側に弯曲形
成した山形部(113a)とし、かつ後者第16実施例
構成においては、同様な山形部(113a)とすると共
に、同第14実施例構成での各立ちトり段差部(+20
) 、 (121)間をもまた面接触させたもので、こ
れらの第15および第16の各実施例構成の場合には、
前記第14実施例構成の場合と殆んど同様な作用、効果
が得られる。
*[第3の基本的な形態(第3の発明)による横罫き屋
根板] 第6図は第3の基本的な形態(第3の発明)による第1
7実施例構成としての横罫き屋根板における軒側2株制
各成形部の係合接続状態を拡大して示す断面図である。
この第6図に示す第3の基本的な形態(第3の発明)に
よる第17実施例構成においては、前記した第1の基本
的な形態(第1の発明)による各実施例構成での、特に
第3図(d)の第5実施例構成での類型的な形態として
、首記上部折り返し縁(107)から隔てられた位置で
の折り返し部(108)に対して、前記下部折り返し縁
(111)を突き当てることにより、その突き当て部分
に前記各実施例構成の場合と同様に係合突き合せ部(1
16)を形成させたものであり、この第17実施例構成
の場合にあっては、前記第1の形態による各実施例構成
の場合と殆んど同様な作用、効果が得られるほかに、こ
のように上部折り返し縁(107)から隔てられた位置
での折り返し部(+08)に、下部折り返し縁(Ill
)を突き当てることで、その該当部分がオーバーハング
状にされているために、一方では、ルーフ面板部(10
2)面から立ち1げた立ち上り部(110)の内角部で
の隅角部に吹き当てられる風雨の浸入を効果的かつ完全
に排除できると共に、他方、オーバーハング状部分の存
在で、結果的に、立ち一ヒリ部(110)が凹陥されて
、この部分に陰影による変化を生じ、外観上、深みのあ
る屋根形状を現出させることができるのである。
また、以上の第1ないし第17の各実施例構成の場合、
その使用材料については、それぞれに防錆用焼付は塗装
などを施した所定幅の長尺金属薄鋼板を用い、これをロ
ール成形などによって形成させているが、その他2例え
ば、アルミニウムなどの金属材料、プラスチックなどの
高分子化合物材料により、金型による押出し成形などで
形成させることもできる。
第7図はアルミニウムなどの金属材料の押出し型材を構
成素材に用いた場合の第18実施例構成による横罫き屋
根板を示す断面斜視図、第8図は同上実施例構成での横
罫き屋根板における軒側。
株制各成形部での接続係合状態を拡大して示す断面図で
ある。
すなわち、これらの第7図、第8図に示す第18実施例
構成において、横罫き屋根板(201)においても、長
手方向に沿った中央部に所定幅のルーフ面板部(202
)を残して、その−側部側に軒側成形部(203)と、
他側部側に棟側成形部(204)とを、アルミニウムな
どの押出し型材によりそれぞれに連続して成形させると
共に、これを所定の単位長さに切断して用いる。
しかして、前記軒側成形部(203)には、前記ルーフ
面板部(202)の−側部側に垂下部(205)を垂下
させ、かつその下部の上部折り返し縁(205a)を内
側に折り返して折り返し部(206)を形成しである。
続いて、前記棟側成形部(204)には、前記ルーフ面
板部(202)の他側部に取付は部(207)を延長さ
せると共に、この他側部側から立上り部(208)をi
’f iらせてあって、その上部の下部折り返し縁(2
08a)を外側に折り曲げて、前記折り返し係合部(2
06)を受け入れるための受け入れ部(209)とし、
さらに、この受け入れ部(209)の端部から起)1部
(210)を立上げて、そのはズ中間部の位置から受け
入れ部(209)の1部側に中間突出部(211)を突
出させると共に、この中間突出部(211)にあって、
前記折り返し部(201i)との間に間隙を距で1対向
する中間垂下部(212)および端部垂下部(213)
をそれぞれに突出させ、かつ前記取付は部(207)か
ら立ちヒげた上部、および起立部(210)の上部をそ
れぞれ内側に折り曲げて1部突出部(214) 、 (
215)を形成したものである。
そして、この第18実施例構成の場合、各横罫き屋根板
(201)を屋根構造に組み上げるのには、前記と同様
に、被■き上げ対象部としての垂木もしくは野地板面上
にあって、まず、軒先側、こ\では、重設側となる横葺
き屋根板(201)の取付は部(207)を、その内側
空間部内に適宜バックアツプ材としての木毛板などを配
した状態で、適宜。
釘止めなどにより取付けておき、ついで、この前役作横
罫き屋根板(201)の棟側成形部(204)に対し、
線側、こNでは、次段側横罫き屋根板(201)の軒側
成形部(203)を被嵌させるようにして、棟側成形部
(204)での立上り部(208)の下部折り返し縁(
208a)と端部垂下部(213)の下端との対向間隙
の間から、軒側成形部、(203)での垂下部(205
)の折り返し部(206)を、その受け入れ部(209
)面上に嵌挿させることで、これらの両者を係合接続さ
せて、この係合接続を軒側から線側、つまり下方から上
方へ順次に葺き上げて、所期の横葺き屋根構造を得るの
である。
また、このようにして紺み」二げた状態では、+’+f
記突き合せ接合部(216)の内部にあって、受け入れ
部(209)面に嵌挿されている折り返し部(208)
と、中間突出部(211)から突出された中間垂下部(
212)、および端部垂下部(213)との間に、第1
゜および第2の減圧空間部(217) 、 (218)
が、かつまた、その内部にL部突出部(215)で区分
された第3の減圧空間部(219)かそれぞれに形成さ
れることになる。
そして、この第18実施例構成の横葺き屋根構造におい
ては、棟側成形部(204)での立上り部(208)の
下部折り返し縁(208a)に対するところの1軒側成
形部(203)での垂下部(205)の4二部折り返し
部(206)の突き合せ接合部(21,8)が、こ\で
もルーフ面板部(202)から立上った部分に位置され
て、前記各実施例構成の場合と全く同様な作用、効果を
得ることができるのであり、また一方で、線側9棟側各
成形部(203) 、 (204)自体がそれぞれにア
ルミニウムなどの押出し型材で−・体的に形成されてい
て、個々に十分な剛性を有することから、垂下部(20
5)に上方への押し開き作用をケ4える惧れがなく、他
方、各成形部(203) 、 (204)の成形精度を
格段に高められるので、その嵌挿係合を十分な挟圧力の
もとに正確に葺き上げ得て、この状態を継続して確実に
保持できると共に、外部気温の寒暖差に基すいた各部で
の幅方向の伸縮をも十分に吸収できて、各横葺き屋根板
(201)の相互間に剥がれなどを生じたすせず、かつ
横葺き屋根板(201)自体の剛性が高く、肉厚を任意
に設定できるため、葺き上げに際して下地材などを省略
することも可能である。
また、第9図(a) 、 (b)は前記第18実施例構
成を各別に変形した第19および第20実施例構成を示
し、前者第19実施例構成は、第18実施例構成を前記
第4図での第14実施例構成に対応するように変形させ
たもので、棟側成形部(204)での立上り部(208
)の下部折り返し縁(208a)と中間型下部(212
)、端部垂下部(213)の下端との対向間隙を広くさ
せると共に、軒側成形PIS(203)での垂下部(2
05)からの受け入れ部(209)の端部に下方への折
曲部(206a)を突出形成させることにより、受け入
れ部(209)と折り返し部(206)との間に対向間
隙(220)を形成できるようにして、第14および第
18実施例構成と同様な作用、効果を得ており、かつま
た、後者第16実施例構成においては、軒側成形部(2
03)での垂下部(205)の下部を11−1内側に折
曲した上で、その上部折り返し縁(205a)との間に
段差のある受け入れ部(209)を形成させ、この段差
部に下部折り返し縁(208a)を突き当てるようにし
たもので、第18実施例構成と同様な作用、効果を得ら
れるほかに、下向きにされた係合突き合せ部(216)
であることから、雨水などの浸入を一層、防止できる。
*[第4の基本的な形態(第4の発明)による横葺き屋
根板] 第10図は第4の基本的な形態(第4の発明)による第
21実施例構成による横葺き屋根板を示1−断面斜視図
、第11図は同上実施例構成での横葺き屋根板における
軒側1株制各成形部での接続係合状態を拡大して示す断
面図である。
これらの第10図および第11図に示す第4の基本的な
形態(第4の発明)による第21実施例構成においては
、前記した第1の基本的な形態く第1の発明)による各
実施例構成での、特に第3図(k)の第12実施例構成
の類型的な構成として、前記立ちトリ部(110)を、
その下部折り返し縁(111)が前方にオーバーハング
気味に突出されるようにコーンケーブ状に弯曲形成させ
たものであり、この第21実施例構成の場合には、前記
第12実施例構成と同様な作用、効果を得られるほかに
、立ち上り部(ito)がコーンケーブ状に形成されて
いることから、ルーフ面板部(102)から立ち上げた
立ち上り部(110)の基部に吹き当てられる風雨の水
捌きを一層、良好になし得るのである。
さらに、第12図(a)ないしくC)は前記第21実施
例構成を各別に変形した第22.第23および第24実
施例構成を示し、第22実施例構成においては、立ち上
り部(110)をして、その下部折り返し縁(Ill)
が前方にオーバーハング気味に突出されるように斜め上
方に傾斜させており、第23実施例構成においては、こ
れに加えて、垂下部(106a)をもまた、その上部折
り返し縁(107)が前方にオーバーハング気味に突出
されるように斜め上方に傾斜させており、第24実施例
構成においては、これに加えて、中間部を膨出させた上
部。
下部の各垂下部(+06a) 、 (106b)とした
ものであって、これらの第22.第23および第24実
施例構成の場合にあっても、前記第12および第21実
施例構成とはメ同様な作用、効果が得られるほか、その
外観形状に変化を与えることができるのである。
*[第5の基本的な形態(第5の発明)による横葺き屋
根板] 第13図(a) 、 (b)は第5の基本的な形態(第
5の発明)による第25および第26実施例構成として
の横葺き屋根板における軒側2株制各成形部の係合接続
状態を拡大して示す断面図である。
まず、この第13図(a)に示す第5の基本的な形態(
第5の発明)による第25実施例構成においては、前記
した第1の基本的な形態(第1の発明)による各実施例
構成での、特に第3図(k)の第12実施例構成の類型
的な構成として、前記下部折り返し縁(III)での下
方の上部立ちトリ部(lloc)を残し、段部によって
内側へ凹陥された下部立ち上り部、こ\では、下部凹陥
部(110d)を形成させたものであり、ついで、同図
(b)の第26実施例構成においては、これに加えて、
中間部にも中間凹陥部(lloe)と中間立ち上り部(
11Of)とをそれぞれに形成させたものであって、こ
れらの第25および第26実施例構成の場合には、前記
第12実施例構成と同様な作用、効果を得られるほかに
、本来の立ち上り部(110)にあって、外部から凹陥
された下部凹陥部(+10d)、または、下部凹陥部(
110d)と中間凹陥部(l 1oe)が形成されてい
るために、ルーフ面板部(+02)から立ち上げたこの
本来の立ち上り部(110)での基部に吹き当てられる
風雨の水捌きをより一層、良好にでき、かつその外観形
状に対しても効果的な変化を与え得るのである。
*[第6の基本的な形態(第6の発明)による横葺き屋
根板] 第14図は第6の基本的な形態(第6の発明)による第
27実施例構成としての横葺き屋根板における軒側2株
制各成形部の係合接続状態を拡大して示す断面図である
この第14図に示す第6の基本的な形態(第3の発明)
による第27実施例構成においては、前記した第1の基
本的な形態(第1の発明)による各実施例構成での、特
に第3図(k)の第12実施例構成の類型的な構成とし
て、前記垂下部(+06)の下方部分(106C)を内
側、前記立ち上り部(110)のL方部分(+ 1Of
)を外側にそれぞれ折曲させておき、この状態で上部折
り返し縁(107)と下部折り返し縁(+11)とを下
向きに直接突き当て)、オーバーハングされた下向きの
係合突き合せ部(116)を形成させるようにしたもの
であり、この第27実施例構成の場合にあっては、前記
第12実施例構成と同様な作用、効果が得られるほかに
、係合突き合せ部(116)が下向きに突き合されて、
凹部か全体的な立ち上り部(110)に対してオーバー
ハング状に形成されることから、前記前記第3の基本的
な形態(第3の発明)による第6図に示す第17実施例
構成の場合とも同様な作用、効果が得られる。
*[第7の基本的な形態(第7の発明)による横葺き屋
根板] 第15図は第7の基本的な形態(第7の発明)による第
28実施例構成による横葺き屋根板を示す断面斜視図、
第16図は同上実施例構成での横葺き屋根板における軒
側1株制各成形部での接続係合状態を拡大して示す断面
図である。
これらの第15図および第16図に示す第7の基本的な
形態(第7の発明)による第28実施例構成においては
、前記第1の基本的な形態(第1の発明)による各実施
例構成での、特に第3図(g)の第8実施例構成の類型
的な構成として、前記下部折り返し・縁(I ] 1)
での下方の下部立ちトり部(110g)を残し、段部に
よって外側へ凸出された下部立ち上り部、こNでは、下
部凸出部(IIOh)を形成させたものであって、この
第28実施例構成の場合には、前記第8実施例構成の場
合と同様な作用、効果を得られるほかに、本来の立ち上
り部(110)にあって、外側へ向けて凸出された下部
凸出部(I l0h)が形成されているために、ルーフ
面板部(+02)から立ち上げたこの本来の立ち上り部
Ho>での基部に吹きXIIIてられる風雨の水捌きを
より一層、良好にでき、かつその外観形状に対しても効
果的な変化を与え得るのである。
*[第8の基本的な形態(第8の発明)による横葺き屋
根板] 第17図は第8の基本的な形態(第8の発明)による第
29実施例構成による横葺き屋根板を示す断面斜視図、
第18図は同上実施例構成での横葺き屋根板における軒
側1株制各成形部での接続係合状態を拡大して示す断面
図である。
これらの第17図および第18図に示す第8の基本的な
形態(第8の発明)による第29実施例構成においては
、前記した第1の基本的な形態(第1の発明)による各
実施例構成での、特に第3図(d) 、 (g)での第
5.第8実施例構成の変則的な構成として、上部折り返
し縁(107)を内側に折り返した折り返し部(+08
d) 、これを上方に立ちトげた折り返し部(+08e
) 、これを内側に延長した折り返し部(108f)と
し、ルーフ面板部(102)から立ちトげた立ち上り部
(lIOi)、これを内側に折り返した立ちFり部(l
Ioj)として、間部に下部折り返し縁(Ill)を形
成させた上で受け入れ部(112)としたものである。
そして、この第29実施例構成の組み上げは、ルーフ面
板部(+02)面に上部折り返し縁(107)を含む折
り返し部(+08d)を当接させると共に、折り返し部
(!08e)に下部折り返し縁(IIりを当接させるこ
とにより、これらによって囲まれた内部空間(+26)
を形成させたものであって、こ)では、ルーフ面板部(
102)面に上部折り返し縁(107)を含む折り返し
部(108d)が当接されているため、これらの間に前
記した従来例構成の場合とは異なった強力な当接力かむ
らなく働いて、基部、この場合には、垂下部(+06)
での上部折り返し縁(+07)の基部に吹き当てられる
風雨の水捌きが容易に行なわれると共に、たとえ、従来
例構成の場合に述べたように、この部分が浮き上って内
部空間(+26)内に少々の雨水が浸入したとしても、
この内部空間(+26)内には、あらためて折り返し部
(108e)に対する下部折り返し縁(Ill)の当接
部分が控えていることから、前記それぞれの各実施例構
成の場合と同様に、より以上、内部への雨水の浸入を防
止し得るのである。
また、第19図(a)に示す第30実施例構成において
は、前記第29実施例構成での折り返し部(108e)
の一部(108g)を内部空間(126)内に喰い込ま
せたもので、同第29実施例構成での作用、効果を一層
、助長できるのであり、さらに、同図(b)に示す第3
1実施例構成においては、この構成を第3図(d)に幾
分か変形して、同図(b)に示す第31実施例構成にお
いては、この構成を第3図(d)に示す第5実施例構成
のものに幾分か変形して、同図(C)に示す第32実施
例構成においては、この構成を第5図(a)に示す第1
5実施例構成のものに幾分か変形して、同図(d)およ
び(e)に示す第33および第34実施例構成において
は、この構成を第3図(Il)に示す第13実施例構成
のものに幾分か変形して、それぞれに適用した場合であ
って、こSでも全く同様な作用、効果が得られるのであ
る。
*[前記実施例構成、こSでは、第17実施例構成での
横葺き屋根板の具体的な葺き上げ構造。
および手順] 第20図および第21図(a) 、 (b)と第22図
とには、前記第1ないし第34実施例構成、この場合、
首記第17実施例構成での横葺き屋根板の具体的な葺き
上げ構造、およびその葺き上げ手順の第1の用例を示し
、また、第23図および第24図(a) 、 (b)に
は、同上第2の用例をそれぞれに示しである。
第20図は第1の用例による横葺き屋根構造を示す断面
図であり、また、第21図(a) 、 (b)は同上屋
根構造に適用される吊子部材の斜視図、およびその縦断
面図、第22図は同上屋根構造における垂木部材の斜視
図である。
これらの各図において、適宜に組み上げられる屋根組み
(図示省略)上にあって、屋根勾配に沿い所定のピッチ
間隔で差し掛けて固定される個々の垂木部材(311)
は、左右両側の下部にフランジを有する横断面チャンネ
ル状をなしており、この垂木部材(311)の頂面部(
312)上には、その長手方向に沿い所定間隔で次のよ
うな取付は部を形成する。すなわち、下部側にあって、
挿入部(314)。
および平面楔状をした係止部(315)からなる係合穴
(:]+3)を穿孔させ、かつ上部側にあって、切り起
された係止爪片(316)、およびサイズの異なるもの
Sための未だ切り起されていない予備としての係止爪片
(317)をそれぞれに形成してあり、これらを1組に
してこの取付は部の所要組数を順次に形成させである。
また、吊子部材(:I2])は、首記係止爪片(316
)による係止点を確定して位置決めするための係止凹部
(323)を上部側の一側部分に切り欠いた基板部(:
]I22と、この基板部(322)の下部側を立ち一ト
げると共に、折曲凹部(324a)を経てや)航傾させ
た立ち上り部(324)と、この立ち上り部(324)
のト端縁を下方に屈曲させた係合鉤部(325)とを有
しており、前記基板部(322)での立ち上り縁の中央
部にあっては、前記挿入部(314)よりも小さ目の幅
で垂下され、かつ下部側へ折り返し折曲して前記係止部
(315)、ひいては、首記係合穴(313)に挿入係
合される係合舌片(326)を形成したものである。
しかして、この吊子部材(321)を用い、航記垂木部
材(311)上に対して、I4記した第6図に示す第3
の基本的な形態(第3の発明)による第17実施例構成
での横葺き屋根板(101)と呼ぶ)を係合しかつ取付
は重着して、所期の横葺き屋根構造を葺き上げるのには
、次のように組み付は作業する。
こ\では、説明の便宜上、屋根組み構体面にあって、個
々の各垂木部材(311)が屋根勾配に沿い所定のピッ
チ間隔で差し掛は固定されているものとし、かつこれら
の各垂木部材(311)上に、下部側となる軒側対応の
横葺き屋根板(101)、つまり換言すると、前段側の
第17実施例構成での横葺き屋根板(10+) (以下
、単に横葺き屋根板(101)と呼ぶ)が、同位置該当
の横断面楔状をなす下地断熱材(343)を介在して、
既に航段階で葺き込まれた状態にあるものとする。
そして、このように航段側での横葺き屋根板(toe)
を葺き込んだ場合、各垂木部材(3+1)の頂面部(:
]I2)上にあっては、前記下地断熱材(343)での
線側となる上部の狭くされた楔断面端縁部(:I43b
)と、この前段側での横葺き屋根板(+01)での上部
側の棟側成形部(+04)とが解放されたされた状態に
おかれていて、それぞれの端部が頂面部(312)−)
1での、係合穴(313)の下方に向う平面楔状をしだ
係止部(:I15)の一部に重ねられるようにして位置
されており、この状態から、先に述べたように、首記前
段側での横葺き屋根板(+01)の上部側の棟側成形部
(+04) 、および下地断熱材(:I4:l)の上部
側の狭くされた楔断面端縁部(343b)のそれぞわに
対するところの、吊子部材(32])による保型固定と
、同位置該当の下地断熱材(:I43)を介在した次段
側での横葺き屋根板(+01)の下部側の軒側成形部(
+03)の組み付は葺き上げとが、順次に行なわれる。
すなわち、まず最初に、前記吊子部材(321)を用い
、この吊子部材(321)の係合鉤部(,325)を、
前記した解放状態にある前段側での横葺き屋根板(10
1)の山形部(113)の下向きになった端部に被嵌係
合させ、かつ同被嵌部分を中心にして時計回りに回動さ
せることで、その係合舌片(:126)をして、前記垂
木部材(311)に形成した係合穴(313)の挿入部
(314)から、下方に向けて次第に狭められた楔状を
なす係止部(315)に挿入係合させると共に、その位
置で係止凹部(:12’J)をして、係止爪片(316
)の下部側面に摺接させるようにして嵌挿させ、かつそ
の基板部(:]22)の全面を垂木部材(:111)の
頂面部(:]l+2 hに強く圧接させた上で、この係
止爪片(316)を下部側、つまり、こ工では同頂面部
(312)面に向け、適宜、ハンマーなどの工具により
叩打してかしめ付は固定させるのである。
このため、この場合には、吊子部材(321)の係合鉤
部(325)を、前段側での横葺き屋根板(101)の
山形部(113)の端部に被嵌係合して回動させ、かつ
係止凹部(32:l)を係止爪片(316)によってか
しめ付けるだけの、極めて簡単な作業によるのみで、例
えば、従来のように取付はボールド・ナツトなどを一切
、使用せずに、これらの前段側での横葺き屋根板(to
e)、および下地断熱材(343)を、垂木部材(31
1)上に効率的に組み付は固定し得るのである。
そして、このように垂木部材(311)での頂面部(:
l+2)  トに、吊子部材(321)での基板部(3
22)を取付けた状態では、この吊子部材(32])の
係合鉤部(325)が、前段側での横葺き屋根板(10
1)の山形部(113)の端部を、しっかりと咥え込ん
で鉤止めすると共に、抱持部(117a)として突出さ
れている部分を、立ちトリ部(324)の折曲凹部(:
I24a)により合弁性的に受け止めて正確に位置付け
し、この作業によって、前段側での横葺き屋根板(+0
1)を強固に葺き込み、かつそのルーフ面板部(+02
)により、前段側での下地断熱材(343)の全体を挟
圧して保持できることになる。
続いて、その後1次段側での下地断熱材(343)をし
て、その下部側の広くされた楔断面端縁部(343a)
を、先の吊子部材(321)での基板部(:]22)上
に載置、支承して介在させた上で、次段側での横葺き屋
根板(+01)をして、その下部側の軒側成形部(10
3)の折り返し部(108)を、先の前段側での横葺き
屋根板(toe)の軒側成形部(104)の受け入れ部
(+12)、および抱持部(117a)内に嵌挿させる
と共に、そのルーフ面板部(102)によって押え付け
るようにして装着させる。
つまり、この状態は、当初に設定させた状態と同一の形
態であり、以下、同様の操作2作業を繰り返して行なう
ことで、これらの各横葺き屋根板(101)をして、軒
側該当の下部側から線側該当の上部側へ組み付は葺き上
げして、目的とする所期の横葺き屋根構造を構成し得る
のである。
そして、こXでもまた、この場合、前段側での横葺き屋
根板(lot)の棟側成形部(+04)と次段側での横
葺き屋根板(101)の軒側成形部(tO3)との相互
は、それぞれに吊子部材(:121)によって、前段側
の棟側成形部(+04)が合弁性的に受け止められ、か
つ次段側の軒側成形部(103)が加圧されることにな
るために、双方の突き当て該当部が加えられている弾力
とその反力とにより、平面的に強力に密着圧接されて、
所期通りの水密性を発揮できることになるのである。
また次に、第23図は第2の用例による横葺き屋根構造
を示す断面図であり、そして、第24図(a) 、 (
b)は同一ヒ屋根構造に適用される吊子部材の斜視図、
およびその縦断面図である。
この第2の用例による横葺き屋根構造は、前記吊子部材
(321)として、第24図(a) 、 (b)に示さ
れているように、前記立ち上り部(324)の途上に中
間載置段部(327)を形成させ、また、下地断熱材(
343)として、前記第1の用例における横断面楔状の
ものとは異なって、横断面平板状にさせたものである。
しかして、この第2の用例による横葺き屋根構造におい
ては、葭記第1の用例と同様にして、前段側での横葺き
屋根板(101)の棟側成形部(104)に対し、次段
側での横葺き屋根板(101)の軒側成形部(10:J
)を係合接続させる際にあって、+i7f段側ての吊子
部材(321)の中間載置段部(327)の上面には、
次段側での下地断熱材(34:J)の下部側の軒側端縁
部(343a)を載置、支承させて、これを次段側での
横葺き屋根板(+01)のルーフ面板部(102)によ
り挟圧させ、また、同中間載置段部(327)の1面に
は、顔役側での下地断熱材(343)の上部側の軒側端
縁部(34:lb)を挿入させて、これを前記垂木部材
(311)での頂面部(312)との間で挟圧させるの
である。
イ乃って、この第2の用例の場合にあっては、首記第1
の用例と同様な作用、効果のほかに、下地断熱材(34
3)の−層9強力な挟圧支持をなし得ると共に、この下
地断熱材(343)が横断面平板状であってよいことか
ら、本来、平板状であるところの下地断熱材(:’14
3)をして−々横断面楔状に成形加工しなくて済ませ得
るのである。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、この発明の第1の発明によるとき
は、長手方向の中央部に面板部を残して、この面板部の
一側部に軒側成形部を、同他側部に棟側成形部をそれぞ
れに形成した横葺き屋根板を有し、重設側横罫き屋根板
の棟側成形部に、次段側横罫き屋根板の軒側成形部を相
互に係合接続させて構成する横葺き屋根の接合部構造に
おいて、軒側成形部には、少なくとも垂下部を垂下させ
て、その下部の上部折り返し縁を内側に折り返して折り
返し部を形成させ、また、棟側成形部には、少なくとも
立上り部をゲ上げて、その上部に上部折り返し縁に直接
突き当てる下部折り返し縁を形成させた上で、この下部
折り返し縁を外側に折り曲げて、折り返し部を受け入れ
て係合する受け入れ部、およびこの受け入れ部を上方に
折り返した抱持部を形成させると共に、必要に応じて受
け入れ部、および抱持部を含む内部に減圧空間部を形成
し得るようにさせ、かつこの抱持部側にあって、直接ま
たは間接的に屋根下地側に取付ける手段を配し得るよう
に構成したのて、何段軒側の横葺き屋根板の棟側成形部
に対して、次段線側の横葺き屋根板の軒側成形部を被嵌
させるようにして、縁曲げ部を含む折り返し部を受け入
れ部から抱持部内に嵌挿させ、かつ立上り部での下部折
り返し縁と垂下部での上部折り返し縁とを直接突き当て
\係合接続させるだけの極めて簡単な操作手順による作
業によって5強靭な横葺き屋根構造を所期通りに容易か
つ効果的に葺き上げることができるのであり、また、こ
のようにして葺き上げた状態ては、これらの棟側成形部
での立ち上り部の下部折り返し縁と、軒側成形部での垂
下部の上部折り返し縁との接合突き合せ部か、ルーフ面
板部からq上った部分に位置されるために、このルーフ
面板部に沿って吹き一層げられる風雨が、直接。
突き合せ接合部に吹き当てられることはなく、価って、
従来2問題とされていたす、接合突き合せ部からの風雨
、それに、この風雨に伴なった砂。
泥、塵埃などの浸入を効果的に排除でき、同時にこれら
の立ちトリ部と垂下部とが可及的に面一にされるので、
吹き当てられる風雨を適切に捌き得て、これらの砂、泥
、塵埃などの堆積、ならびにその堆積に伴なう扁食の進
行、汚れなどをもまた良好に防止できるほか、受け人わ
部、および抱持部を含む内部にあって2減圧室間部を形
成させるときは、接合突き合せ部を通した雨水の浸入圧
を効果的に減圧できるのである。
また、この発明の第2の発明によるときは、111「記
構成において、棟側成形部に、少なくとも立上り部を立
上げて、上部折り返し縁に所定の間隔を介して対向させ
る下部折り返し縁を形成させ、かつこの下部折り返し縁
を外側に折り曲げて、首記折り返し部を受け入れて係合
する受け入れ部を形成させたから、この第2の発明の場
合、第1の発明での作用、効果に併せて、突き合せ接合
部での微小な間隙の介在により、その間隙内部に保持さ
れている空気層の存在によって雨水の浸入を一層防止で
き、そして、この発明の第3の発明によるときは、前記
構成において、棟側成形部に、少なくとも立上り部を立
上げて、首記上部折り返し縁から隔てられた位置で折り
返し部に突き当てる下部折り返し縁を形成させ、かつこ
の下部折り返し縁を外側に折り曲げて、折り返し部を受
け入れて係合する受け入れ部を形成させたから、この第
3の発明の場合、同様に、第1の発明での作用、効果に
併せて、突き合せ接合部での何方上部に小下部がオーバ
ーハングされることから、吹き当てられる風雨の水捌き
を有効になし得ると共に、外形々状に陰の部分を形成で
きて、全体的な外観形状が良好になる。
さらに、この発明の第4の発明によるときは、首記構成
において、立上り部を斜め上方に向う傾斜状、もしくは
、コーンケーブ状に立上げて形成したので、こ\でも同
様に、先の第1.第3および第4の発明での作用、効果
に併せて、吹き当てられる風雨の水捌きを有効になし、
保合付き合せ部からの雨水などの浸入を防市し得るので
あり、かつまた、この発明の第5および第6の発明によ
るときは、前記構成において、ηトげられる立上り部で
の下部折り返し縁の下部に、段部状に内側へ凹陥された
凹陥部、もしくは、段部状に外側へ凸出された凸出部を
形成させたので、同様に、第1、第2.第4および第5
の発明での作用、効果を一層、助長できる。
さらにまた、この発明の第7の発明によるときは、首記
構成において、−L部折り返し縁と下部折り返し縁とを
、下向きにして直接突き当てるようにしたから、突き合
せ接合部が下向きyされることで、こ1でも同様に、第
1.第2.および第4の発明での作用、効果に併せて、
より一層効果的な雨水の浸入防IFを図ることができ、
かつまた、この発明の第8の発明によるときは、前記構
成において、上部折り返し縁を含む部分を下向きにして
ルーフ面板部に直接突き当てるようにすると共に、下部
折り返し縁の下部にあって、段部状に内側へ凹陥された
凹陥部を形成した上で、この下部折り返し縁を上部折り
返し縁から隔てられた内側位置に突き当てるようにした
ので、オーバーハングされた垂下部により、立ち上り部
、ならびに係合突き合せ部が外部から区分されるために
、同様に、第1.および第2の発明での作用、効果をな
お一層、確実化し11て、屋根板に剥がれなどの作用を
生ずる惧れがなく、しかも、全体構造自体についても、
比較的簡単で製造が容易であり、併せて十分な剛性を与
え得るために、相当程度までの負荷々重にも強く、従来
と変りない価格で提供できるなどの優れた特長かある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第24図(a) 、 (b)はこの発明に
係る横葺き屋根板の接合部構造の各別の実施例構成を示
すものであって、第1図は第1の発明における第1実施
例構成による横葺き屋根板の全体斜視図、第2図は同上
横1き屋根板での軒側1線側各成形部の接続係合状態を
拡大し、た断面図、第3図(a)ないしく2)は同上第
2ないし第13実施例構成による横葺き屋根板での軒側
1線側各成形部の接続係合状態を拡大したそれぞれに断
面図であり、また、第4図は第2の発明における第14
実施例構成による横葺き屋根板での軒側1線側各成形部
の保合接続状態を拡大した断面図、第5図(a)Fよび
(b)は同上第15および第16実施例構成による横葺
き屋根板での軒側2線側各成形部の接続係合状態を拡大
したそれぞれに断面図であり、また、第6図は第3の発
明における第17実施例構成による横葺き屋根板での軒
側9線側各成形部の接続係合状態を拡大した断面図、第
7図は同上第18実施例構成による横葺き屋根板の断面
斜視図、第8図は同上第18実施例構成による横葺き屋
根板での軒側1線側各成形部の接続係合状態を拡大した
断面図、第9図(a)および(b)は同−F第19およ
び第20実施例構成による横葺き屋根板での軒側9線側
各成形部の接続係合状態を拡大したそれぞれに断面図で
あり、また、第10図は第4の発明における第21実施
例構成による横葺き屋根板の断面斜視図、第11図は同
上第21実施例構成による横葺き屋根板での軒側1線側
各係合部の接続係合状態を拡大した断面図、第12図(
a)ないしくC)は同上第22ないし第24実施例構成
による横葺き屋根板での軒側2線側各成形部の接続係合
状態を拡大したそれぞれに断面図であり、また、第13
図(a)および(b)は第5の発明における第25およ
び第26実施例構成による横11き屋根板での軒側1線
側各成形部の接続係合状態を拡大したそれぞれに断面図
であり、また、第14図は第6の発明における第27実
施例構成による横葺き屋根板での軒側9線側各成形部の
係合接続状態を拡大した断面図であり、また、第15図
は第7の発明における第28実施例構成による横葺き屋
根板の断面斜視図、第16図は同上実施例構成による横
葺き屋根板での軒側1線側各成形部の接続係合状態を拡
大した断面図であり、第17図は第8の発明における第
29実施例構成による横葺き屋根板の断面斜視図、第1
8図は同上実施例構成による横葺き屋根板での軒側1線
側各成形部の接続係合状態を拡大した断面図、第19図
(a)ないしくe)は同上第30ないし第34実施例構
成による横葺き屋根板での軒側1線側各成形部の接続係
合状態を拡大したそれぞれに断面図であり、さらに、第
20図は首記第17実施例構成による横葺き屋根板を葺
き上げた第1の用例での具体的な横葺き屋根構造の断面
図、第21図(a)および(b)は同上横罫き屋根構造
に併用する吊子部材の斜視図および中央断面図、第22
図は同上横罫き屋根構造のための屋根組み構体として適
用する市水部材の一部斜視図であり、第23図は同上第
17実施例構成による横葺き屋根板を葺き上げた第2の
用例での具体的な横葺き屋根構造の断面図、第24図(
a)および(b)は同上横罫き屋根構造に併用する吊子
部材の斜視図および中央断面図である。 そして、第25図(a) 、 (b)ないし第27図(
a)。 (b)は従来例による各別の横葺き屋根板の接合部構造
と、その作用とを示すものであって、第25図(a)お
よび(b)は第1従来例構成による横葺き屋根板の全体
斜視図および同上横罫き屋根板での軒側1線側各成形部
の接続係合状態を拡大した断面図であり、また、第26
図は第2従来例構成による横葺き屋根板での軒側9線側
各成形部の接続係合状態を拡大した断面図であり、また
第27図(a)および(b)は前記第1従来例構成によ
る横葺き屋根板での一体化される軒側1棟側の各係合接
続部に加えられる風雨圧の影響を説明するそわぞれに作
用説明図である。 な右、前記各実施例および従来例での各図の構成におい
て、同一符号は同一または相当部分を示している。 (101) 、 (201)・・・・横葺き屋根板、(
102) 、 (202)・・・・ルーフ面板部、(1
03) 、 (203)・・・・軒側係合部、(+04
) 、 (204)・・・・線側係合部、(105)・
・・・頭頂部、 (106) 、 (106a) 、 (+06b) 、
 (205) = ・−垂下部、(106c)・・・・
垂下部の下方部分、(107) 、 (205a) −
−−−下部折’)返1.縁、(108) 、 (108
a) 、 (+08b) 、 (108c) 、 (1
08d) 、 (+08e) 。 (108f) 、 (108g) 、 (206)・・
・・折り返し部、(109)、(119a)、(+09
b) =縁曲げ部、(110) 、 (110a) 、
 (110b) 、 (110c) 、 (110i)
 、(110j) 。 (20B)・・・・立上り部、 (110d)・・・・下部凹陥部、 (floe)・・・・中間凹陥部、 (110f)・・・・中間立ちトり部、(llOg)・
・・・上部立ち上り部、(I 1Oh)・・・・下部凸
出部、 (I I 1) 、 (208a) ” ・・下部折り
返し縁、(+12) 、 (209)・・・・受け入れ
部、(+13) 、 (114)・・・・山形部、(+
 15a) 、 (217) 、 (115b) 、 
(2+8) 、 (l15c) (219) 。 (II5d)、(+15e)−−−−第1.第2.第3
.第4゜第5の減圧空間部、 (116)・・・・係合突き合せ部、 (117)、(117a)、(117b) −−−−抱
持部、(+18a)、(+18b)、(lI8c)、(
118d) ・・・−突出片部、(+ 19> 、 (
207)・・・・取付は部、(120) 、 (+21
)・・・・立ち上り段差部、(+22)・・・・面板部
支持部、 (+2:l)・・・・凹部、 (124)・・・・中間垂下部、 (125)・・・・間隙、 (+26)・・・・内部空間、 (206a)・・・・折曲部、 (210)・・・・起立部、 (211)・・・・中間突出部、 (212)・・・・中間重下部、 (21:l)・・・・端部垂下部、 (214)、(215)・・・・上部突出部(311)
・・・・垂木部材、 (312)・・・・頂面部、 (313)・・・・係合穴、 (:1I4)・・・・挿入部、 (315)・・・・係止部、 (316) 、(317)・・・・係止爪片、(321
・・・・吊子部材、 (322・・・・基板部、 (323・・・・係止凹部、 (324・・・・立ち−Fり部、 (324a)・・・・折曲凹部、 (325)・・・・係合鉤部、 (326)・・・・係合舌片、 (327)・・・・中間載置段部、 (343)・・・・下地断熱材、 (:J4:la) ++ ++ −JJS端縁部、(3
43b)・・・・下部端縁部。 弔 図 (b)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)長手方向の中央部にルーフ面板部、このルーフ面
    板部の一側部に垂下させた軒側成形部、同他側部に立ち
    上げた棟側成形部をそれぞれに形成した横葺き屋根板を
    有し、前段側の横葺き屋根板の軒側成形部に、次段側の
    横葺き屋根板の棟側成形部を相互に係合させて接続する
    横葺き屋根板の接合部構造であつて、前記軒側成形部に
    は、少なくとも垂下部の下部に上部折り返し縁を形成さ
    せ、かつこの上部折り返し縁を内側に折り返して折り返
    し部を形成させ、また、前記棟側成形部には、少なくと
    も立上り部を立上げて、前記上部折り返し縁に直接突き
    当てる下部折り返し縁を形成させ、かつこの下部折り返
    し縁を外側に折り曲げて、前記折り返し部を受け入れて
    係合する受け入れ部、およびこの受け入れ部を上方に折
    り返した抱持部を形成させると共に、必要に応じて受け
    入れ部、および抱持部を含む内部に減圧空間部を形成し
    得るようにさせ、かつこの抱持部側にあつて、直接また
    は間接的に屋根下地側に取付ける手段を配し得るように
    したことを特徴とする横葺き屋根板の接合部構造。
  2. (2)長手方向の中央部にルーフ面板部、このルーフ面
    板部の一側部に垂下させた軒側成形部、同他側部に立ち
    上げた棟側成形部をそれぞれに形成した横葺き屋根板を
    有し、前段側の横葺き屋根板の軒側成形部に、次段側の
    横葺き屋根板の棟側成形部を相互に係合させて接続する
    横葺き屋根板の接合部構造であつて、前記軒側成形部に
    は、少なくとも垂下部の下部に上部折り返し縁を形成さ
    せ、かつこの上部折り返し緑を内側に折り返して折り返
    し部を形成させ、また、前記棟側成形部には、少なくと
    も立上り部を立上げて、前記上部折り返し縁に所定の間
    隔を介して対向させる下部折り返し縁を形成させ、かつ
    この下部折り返し縁を外側に折り曲げて、前記折り返し
    部を受け入れて係合する受け入れ部、およびこの受け入
    れ部を上方に折り返した抱持部を形成させると共に、必
    要に応じて受け入れ部、および抱持部を含む内部に減圧
    空間部を形成し得るようにさせ、かつこの抱持部側にあ
    つて、直接または間接的に屋根下地側に取付ける手段を
    配し得るようにしたことを特徴とする横葺き屋根板の接
    合部構造。
  3. (3)長手方向の中央部にルーフ面板部、このルーフ面
    板部の一側部に垂下させた軒側成形部、同他側部に立ち
    上げた棟側成形部をそれぞれに形成した横葺き屋根板を
    有し、前段側の横葺き屋根板の軒側成形部に、次段側の
    横葺き屋根板の棟側成形部を相互に係合させて接続する
    横葺き屋根板の接合部構造であつて、前記軒側成形部に
    は、少なくとも垂下部の下部に上部折り返し縁を形成さ
    せ、かつこの上部折り返し縁を内側に折り返して折り返
    し部を形成させ、また、前記棟側成形部には、少なくと
    も立上り部を立上げて、前記上部折り返し縁から隔てら
    れた位置で前記折り返し部に突き当てる下部折り返し縁
    を形成させ、かつこの下部折り返し縁を外側に折り曲げ
    て、前記折り返し部を受け入れて係合する受け入れ部、
    およびこの受け入れ部を上方に折り返した抱持部を形成
    させると共に、必要に応じて受け入れ部、および抱持部
    を含む内部に減圧空間部を形成し得るようにさせ、かつ
    この抱持部側にあつて、直接または間接的に屋根下地側
    に取付ける手段を配し得るようにしたことを特徴とする
    横葺き屋根板の接合部構造。
  4. (4)棟側成形部には、立上り部を、斜め上方に向う傾
    斜状、もしくは、コーンケーブ状に立上げたことを特徴
    とする請求項1ないし3の何れかに記載の横葺き屋根板
    の接合部構造。
  5. (5)棟側成形部には、少なくとも立上り部を立上げる
    と共に、この立上り部での下部折り返し縁の下部にあつ
    て、段部状に内側へ凹陥される凹陥部を形成させるよう
    にしたことを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記
    載の横葺き屋根板の接合部構造。
  6. (6)棟側成形部には、少なくとも立上り部を立上げる
    と共に、この立上り部での下部折り返し縁の下部にあつ
    て、段部状に外側へ凸出される凸出部を形成させるよう
    にしたことを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記
    載の横葺き屋根板の接合部構造。
  7. (7)軒側成形部での上部折り返し縁と、棟側成形部で
    の下部折り返し縁とを、下向きにして直接突き当てるよ
    うにしたことを特徴とする請求項1に記載の横葺き屋根
    板の接合部構造。
  8. (8)軒側成形部での上部折り返し縁を含む部分を下向
    きにしてルーフ面板部に直接突き当てるようにすると共
    に、棟側成形部での下部折り返し縁の下部にあつて、段
    部状に内側へ凹陥された凹陥部を形成した上で、この下
    部折り返し縁を上部折り返し緑から隔てられた内側位置
    に突き当てるようにしたことを特徴とする請求項3に記
    載の横葺き屋根板の接合部構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5393173A (en) * 1992-07-22 1995-02-28 M.I.C. Industries, Inc. Tunnel liner building method and building panels therefor
JP2002097758A (ja) * 2000-09-26 2002-04-05 Sanyo Electric Co Ltd 建材用太陽電池パネル

Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6225656A (ja) * 1985-07-24 1987-02-03 舩木商事有限会社 横葺き屋根板を用いた屋根構造,および横葺き屋根板
JPS6233964A (ja) * 1985-07-29 1987-02-13 元旦ビユーティ工業株式会社 横葺き屋根板

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