JPH03114837A

JPH03114837A - オフセツト印刷機のインキ装置又は湿し装置におけるならしローラのための駆動装置

Info

Publication number: JPH03114837A
Application number: JP2185458A
Authority: JP
Inventors: Paul Abendroth; パウル・アーベントロート; Herbert Rebel; ヘルベルト・レーベル
Original assignee: MAN Roland Druckmaschinen AG
Current assignee: Manroland AG
Priority date: 1989-07-14
Filing date: 1990-07-16
Publication date: 1991-05-16
Anticipated expiration: 2010-01-25
Also published as: JPH074935B2; EP0407923A3; US5025723A; ATE93186T1; ES2044330T3; DE3923315A1; BR9003377A; EP0407923A2; DE3923315C2; DE59002372D1; EP0407923B1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕及び横方向往復運動させるための駆動装置であって、１上記両歯車のうちの第１歯車が、回転運ｗＪヲならし
ローラに伝達しており、第１歯車のボスに回転可能に支
承された第２歯車が、横方向往復運動をならしローラに
伝達しており、さらに、第１歯車がカム溝に固く駆動結
合されており、第２歯車が、このカム溝内で円を描きな
がら加速されて連行される、ローラを備えたピンと固く
駆動結合されており、第１及び第２歯車が、少なくとも
１つの歯車を介して、版胴と結合された歯車によって駆
動される形式のものに関する。

〔従来の技術〕

インキ装置又は湿し装置におけるならしローラの周壁に
は、３つの駆動機構が設けられている。まず第１の駆動
機構は、ならしローラにとって必然的なものであり、伝
動装置特に歯車伝動装置によってならしローラを回転運
動させるためのものである。次に第２の、駆動機構は、
ならしローラ乞横方向に往復運動させるためのものであ
る。最後に第３の駆動機構は、なうしローラを当付はロ
ーラと協働させるための圧着力に基づ（摩擦駆動装置か
ら成るものである。

原則的にＤＤ−ＰＳ第４１４７４号明細書から公知の、
はじめに述べた形式の駆動装置では、上述した３つの駆
動機構が設けられている。この駆動機構のために、上記
駆動装置は、ならしローラに横方向往復運動を伝達する
ルーズな歯車？有している。この歯車の歯数は、ならし
ローラの支承脚に固く結合されてならしローラに回転運
動を伝達する歯車の歯数よりも２個少ない。さらに、上
記ルーズな歯車は、この歯車のボスに取付けられてロー
ラを備えたビンによって、支承脚と固く結合されたスリ
ーブの溝付きカムと結合されている。ルーズな歯車が回
転すると、この歯車のピンが、溝付きカム内で円を描き
ながら加速されて連行される。これにより、支承脚と結
合されたスリーブひいてはならしローラが、ルーズな歯
車の歯数と回転運動を伝達する歯車の歯数との比に基づ
いて、溝付きカムのカムピッチの分だけ一回往復運動さ
せられる。

ローラを有するビンが、溝付きカム内で円を描きながら
加速されて連行されると、ルーズな歯車には振動が生じ
る。この振動は、機械から、例えば印刷機胴の駆動歯車
列から生じるものであり、及磁久はローラと胴との摩擦
駆動によって生じるものである。摩擦駆動から生じる振
動は、着はローラが版胴の胴溝内へ侵入することにより
引起こされる回転振動であり、及び／又は場合によって
は設けられた、着はローラのための駆動装置の周面スリ
ップ（ＤＥＬＴＡ）により引起こされる不利な振動であ
る。さらに、ルーズな歯車の振動は、溝付きカムの回転
運動に基づ（なうしローラの周期的な横振り運動によっ
て生じる。この場合、ビンを介してルーズな歯車のボス
と固く結合されたローラが、溝付きカム内で円を描きな
がら加速されて連行されている。

しρ）し、上記ルーズな歯車の質量が小さいので、重複
して生じる振動？減衰させるのに充分な慣性モーメント
ラ得ることはできない。

また、上記ルーズな歯車が、印刷機胴の駆動歯車列のう
ちで１つの歯車と固く駆動結合されているので、ルーズ
な歯車に生じた振動は、減衰されずに印刷機胴へ伝達さ
れてしまう。

さらに、上述した構成の駆動装置では、いわゆる歯形の
筋が版上に形成されてしまう。このような筋を工、歯面
の遊びによって生ぜしめられるものである。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明の課題は、はじめに述べた形式の駆動装置を改良
して、滑らρ）な版、特に歯形の筋の付いていない版を
得ることにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記課題は、本発明によればはじめに述べた形式の駆動
装置において、異なる速度で回転する上記２つの歯車の
うちの第１歯車だけか、版上胴と結合された歯車によって駆動されおり、第２歯軍が
、この第１歯車によって駆動されることによって解決さ
れている。

〔作用及び効果〕

本発明の利点は、ピン及びローラを備えたルーズな歯車
が、なうしローラに回転運動を伝達する歯車によって運
動させられる点にある。さらに、これによって生じたな
らしローラの振動は、インキ装置又は湿し装置の全駆動
機構の慣性モーメントによって減衰される。その結果、
印刷の質を低下させる、印刷シート上の歯形筋は、形成
されな（なる。

〔実施例〕

次に図示の実施例につき本発明を説明する。

湿し装置が、水着げローラ２、水ならしローラ３、中間
ローラ２６及び水出しローラ２７から構成されている。

水着げローラ２は、図示されていない印刷様の版胴１及
び水ならしローラ３に接しており、かつ歯車１２及び歯
車１１を介して水ならしローラ３によって駆動される。

この場合、水着はローラ２は水ならしロー２３に確実結
合されているので、即ち固く駆動結合されているので、
歯車１２と歯車１３との選定された歯数比に応じて、版
胴１と同期に又は非同期に駆動される。

また、水着はローラ２は支承しＡ−２５によって支承さ
れており、支承レノ々−２５は水ならしローラ３の軸を
中心として旋回可能に支承されている。

定置に支承された水ならしローラ３が、水出しローラ２
７と接している。この水出しローラ２７は水つぼ内に浸
されており、かつ調量ローラとして構成された中間ロー
ラ２６と接しているので、薄い湿し水フィルムを水なら
しローラ３に伝達することができる。この場合、水出し
ローラ２７は、水ならしロー２３と同様に定置に支承さ
れており、回転数を制御される伝動モータ２８によって
駆動される。さらに、中間ローラ２６が、水着はローラ
２と同様に、フレームに固定された軸を中心として旋回
可能に図示されていない支承レバーによって支承されて
いる。各ローラの調整もしくは圧着及び離反は公知であ
るので、ここでは詳しく述べない。

水ならしローラ３は歯車７と確実結合され、この歯車７
によって駆動される。歯車７は、版胴１に固定された歯
車６によって直接に、又は中間歯車６’、　　６’ｔ’
介して間接的に駆動される。

この場合、歯車６及び中間歯車６’、　　６’と歯車７
との歯数比は、水ならしローラ３が版胴１と同じ周速度
で回転するよ５に選定されている。また、水ならしロー
ラ３によって水着はローラ２乞駆動させるための歯数比
は、水ならしローラ３と水着はローラ２との間にスリッ
プが生じないように、はぼ１であってもよい。しρ）シ
、水ならしローラ３と水着はローラ２との間にスリップ
が生じるように、即ちこれら２つりローラが非同期に回
転するように、歯数比は選定されていてもよい。

水ならしローラ３ｙａ’支承する、中空状の支承膜１５
が、ねじ１３０回転によって、円錐部を介して水ならし
ローラ３の駆動ビンに結合されている。従って、水なら
しローラ３は支承膜１５及び駆動部材と共に、印刷機か
ら抜出されるようになっている。

円錐状に形成された支承膜１５は、軸受はブシュ５内に
案内されている。そして、水ならしローラ３は、公知形
式で支承膜１５の間に受容されている。また、支承膜１
５は、水ならしローラ３に回転運動を伝達する第１歯車
８にスプライン１４に介して結合されている。この場合
、支承膜１５と第１歯車８とは、軸方向に相対運動でき
るようになっているが、半径方向に相対的な回転運動を
行うことはできない。

水ならしローラ３に横方向往復運動を伝達する、ルーズ
な第２歯車９が、ピン１９及びローラ１８を介して、ス
リーブ１６の溝付きカム１７と結合されている。スリー
ブ１６は、円板？介して支承軸１５に固く結合されてい
る。

本発明によれば、水ならしローラ３に横方向往復運動を
伝達する第２歯車９の回転運動は、歯車１０によって生
ぜしめられる。この歯車１０は、第２歯車９と噛合う一
方で、水ならしローラ３に回転運動を伝達する第１歯車
δとも噛合っている。この場合、第１歯車８の回転運動
は、印刷機と確実結合された回転駆動装置の歯車６’に
よって歯車７を介して生ぜしめられている。この歯車７
は、歯車６′と噛合う一方で、水ならしローラ３に回転
運動を伝達する第１歯車δとも噛合っているのである。

上述したように、水ならしローラ３に横方向往復運動を
伝達する第２歯車９と、水ならしローラ３の支承脚１５
に固く固定された第１歯車８とが、歯車１０と噛合って
いる。従って、第１歯車８は共通の歯車１０を介して、
第１歯車８よりも歯数の２つ少ない第２歯車９へ回転運
動を伝達させる。第２歯車９の回転運動が湿し装置の慣
性モーメントによって安定させられるので、この第２歯
車９のボスに取付けられたビン１９も安定させられて、
振動を減衰されながら、スリーブ１６の溝付きカム１７
内で円を描きながら加速されて連行される。その結果、
支承脚１５に固定されたスリーブ１６か、溝付きカム１
７のカムピッチの分だケ、第１歯車８と第２歯車９との
歯数比及び回転に基づいて、回往復運動させられる。

このように、水ならしローラ３の横方向往復運動は、水
ならしロー２３の回転運動と平列にではな（直列に行わ
れる。この場合、水ならしローラ３は、版胴ｌによって
歯車６，７ヲ介して回転駆動されており、水ならしロー
ラ３に横方向往復運動を伝達する（ルーズな）第２歯車
９は、水ならしローラ３の支承脚１５に固定された第１
歯車８によって回転運動させられている。水ならしロー
ラ３の駆動機構において力かこのように伝達されている
と、版胴１、水着げローラ２及び水ならしローラ３の種
々異なる配置によって歯の間に遊びが生じても、また、
種々異なる周速夏によってローラの周面にスリップが生
じても、また、′版胴１の胴溝に水着はローラ２が侵入
しても、歯面の交番は回避される。

その結果、駆動装置により引起こされた振動が、印刷の
質を低下させる歯形の筋を印刷シートに付けてしまうと
いった現象は、生じなくなる。

駆動装置を完全に安定させるために、第１歯車８のメス
に回転可能に取付けられた第２歯車９が、軸方向の支持
部材２０に接しており、第１歯車８が軸受はブシュ５に
よって軸方向に支持されている。さらに１歯車７及び１
０が、自生 ρ）つ調節リング２３及び２４によって軸方向に固定さ
れている。

【図面の簡単な説明】

図面は、本発明による駆動装置の１実施例？示すもので
、第１図は駆動装置及び水ならしローラ馨備えた湿し装置
の概略的な断面図、第２図は第１図による湿し装置の側
面囚である。１・・・版胴、２・・・水清げローラ、３・・・水なら
しローラ、壬・・・フレーム壁、５・・・軸受はブシュ
、６・・・歯車、６’、　６’・・・中間歯車、７・・
・歯車、δ・・・第１歯車、９・・・第２歯車、１０，
１１．１２・・・歯車、１３・・・ねじ、１牛・・・ス
プライン、１５・・・支承脚、１６・・・スリーブ、１
７・・・溝付きカム、１８・・・ローラ、１９・・・ビ
ン、２０・・・支持部材、２１．２２・・・軸受はビン
、２３．２４・・・調節リング、２５・・・支承レバー
　２６・・・中間ローラ、２７・・・水出しローラ、８・・・伝動モータ第１図第２図６” ６゛

Claims

【特許請求の範囲】１、オフセット印刷機のインキ装置又は湿し装置におけ
るならしローラを、異なる速度で回転する２つの歯車に
よつて回転運動及び横方向往復運動させるための駆動装
置であつて、上記両歯車のうちの第１歯車が、回転運動
をならしローラに伝達しており、第１歯車のボスに回転
可能に支承された第２歯車が、横方向往復運動をならし
ローラに伝達しており、さらに、第１歯車がカム溝に固
く駆動結合されており、第２歯車が、このカム溝内で円
を描きながら加速されて連行される、ローラを備えたピ
ンと固く駆動結合されており、第１及び第２歯車が、少
なくとも１つの歯車を介して、版胴と結合された歯車に
よつて駆動される形式のものにおいて、異なる速度で回
転する上記２つの歯車（８、９）のうちの第１歯車（８
）だけが、版胴（１）と結合された歯車（６）によつて
駆動されており、第２歯車（９）が、この第１歯車（８
）によつて駆動されることを特徴とする、オフセット印
刷機のインキ装置又は湿し装置におけるならしローラの
ための駆動装置。２、第２歯車（９）が、第１及び第２歯車（８、９）と
噛合つている歯車（１０）を介して、第１歯車（８）に
よつて駆動される、請求項１記載の駆動装置。