JPS63135251A - 印刷機の往復動する着けローラのための支承機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は特許請求の範囲第１項載の上位概念に基づく印
刷機の往復動する着けローラ、有利にはオフセット印刷
機のインキ層はローラ、ワニス着けローラ又は湿し水着
けローラのための支承１！Ａ−に関する。

従来の技術 西独国特許第３０３４６４４号明細誉によれば、４つの
層はローラがそれぞれ摩擦ローラによって平歯車を介し
て駆動され、着けローラの軸に配置された円筒カムを介
して軸方向の運動が行なわれるようなインキ装置が開示
されている。版胴の回転方向でみて最後の着けローラは
インキ装置のモツトリングを改善するために往復動可能
に構成されている。

この構成の欠点とするところは、版胴から離反可能なイ
ンキ層はローラを付加的な平歯車を介して摩擦ローラに
よって駆動するために大きな費用がかかり、その上、イ
ンキ層はローラの軸に回転可能かつ旋回可能な支承部材
を備えなければならず、かつ、インキ層はローラの円筒
カムの内部に、側方向運動を可能ならしめるためにカム
ローラを備えなげればならないことにある。

さらにヨーロッパ特許ｇｐ−、Ａ０１４３２４０号明細
書によれば、版胴の均一なインキングを保証すると共に
版板もしくは印像へのモツトリング現象が簡単に回避さ
れるようなインキ装置が公知である。往復動するインキ
層はローラは摩擦ローラに対して非対称的な側方向運動
を行ない、この摩擦ローラからインキ層はローラの駆動
が摩擦によって導入される。往復動するインキ層はロー
ラの外套は、支承部材に回転不能に配置されたローラ軸
に、回転可能かつ軸方向移動可能に支承されており、軸
方向の行程が両側で２つのブツシュによって制限されて
おり、両ブツシュ間には各ローラ側に圧縮ばねが設けら
れている。

この構成の欠点とするところは、行程の調節が行なわれ
ないために、往復動の効果を被印刷物に十分に適合させ
てモツトリングを回避することができないことにある。

さらに往復動を完全には排除することができない。しか
るに、大多数の場合には、インキ層はローラの往復動は
不要である。

実地においてはいわゆるアンチモットリングローラが公
知であり、これは軸方向の行程に関して調節可能であり
、かつ、同様に摩擦によって′簡単に、接触した摩擦ロ
ーラによって駆動される。このアンチモットリングロー
ラは、版胴の回転方向で見て最後のインキ層はローラの
代りにローラロック内に挿入される。軸方向の行程は調
節可能であるが、軸方向の行程の完全な排除のだめの可
能性がまったく存在しない。このアンチモットリングロ
ーラはさらに従来公知の前述した往復動するインキ層は
ローラと同様に、インキ層はローラに軸方向の行程を与
えるためにローラ外套に常時係合が行なわれなければな
らないため、各使用例と、とに特別なローラ構造が必要
でちるという欠点を有している。

本発明が解決しようとする間勉点 公知技術から出発して本発明の課題とするところは、ロ
ーラ軸を軸方向で固定することなく、かつ、ローラ外套
に係合を行なう必要なく、接触した摩擦ローラによって
摩擦によって駆動される圧意の着けローラに、導入及び
排除可能な練り行程を間単に与えることができるような
、印刷機の往復動する漸ゆローラのための支承機構を提
供することにある。

問題点を解決するための手段 上記課題は特許請求の範囲′＃Ｊ１項の下位概念に記載
の特徴によって解決される。

本発明の作用・効果 本発明の主たる利点とするところは、インキ若はローラ
、ワニス着けローラ又は湿し水着けローラのローラ軸の
ジャーナルを本発明に基づくアンチモツトリング・ロー
ラロック内に挿入すればよいことにある。それゆえ各印
刷機の変更に困難がない。従来では常に特別なローラ構
造が必要でめった。練り駆動が無段に又は段階的に調節
可能であることによって、行程の調節が行なわれない練
り駆動時に比して、被印刷物への改善された適合が生じ
、これによって被印刷物に依存した筋が排除される。往
復動可能な着けロー２の小さな間欠的な行程によって、
版板若しくはゴム胴を痛めない処理が行な行れる。

行程の調節によって、往復動する着けローラの練り機能
が簡単に完全に排除される。アンチモツトリング・ロー
ラロックは機械の停止状態又は運転状態でも手によって
又は自動的に公知の調整伝動機構によって実施されるこ
とができ、これによって、調節の親サービス性が簡単に
向上する。

実施例 第１図に示すオフセット印刷機のローラ式インキ装置に
おいて、湿し水及びインキが公知形式通り版胴１７に供
給される。このことのために、湿しローラ及びインキロ
ーラの他に、複数のインキ若はロー２９．１及び湿し水
着けロー２９．２にそれぞれ摩擦ロー２１２が対置され
ている。

インキ若はロー２９．１若しくは湿し水着けロー２９．
２はインキ若しくは湿し水の側方向の練りのために往復
運動を行なう。その場合、第２図に示すように着けロー
ラのローラ外套は摩擦によって、これと協動する摩擦ロ
ーラ１２によって駆動される。摩擦ロー２１２の側方向
の行程運動時にインキ若はロー２９．１若しくは湿し水
着けローラ９．２は値ａだけ摩擦ローラ１２に追従し、
かつ、摩擦ローラ１２がそのそれぞれの死点で運動の逆
転を行なうまで、それぞれの終端位置にとどまる。それ
ゆえ、インキ若はロー２９．１及び湿し水清げローラ９
．２はそれぞれこれに接触した摩擦ローラ１２に対して
、同期した側方向の運動を行なう。

第６図から第６図までに、往復動する着けローラ９．１
　、９．２のための本発明に基づく支承機構の複数の実
施例が示されている。印刷停止のために、インキ若はロ
ーラ９．１並びに湿し水着けローラ９．２は旋回可能な
支承部材２、例えば版胴１７の旋回軸受レバー内で公知
形式通り持上げ可能に支承されている。持上げと同時に
、ゴム胴及び版胴も互いに離反し、従ってその外套面に
互いに接触しない。

インキ若はロー２９．１若しくは湿し水着けロー２９．
２は、側方向の練りのために特別なローラ構造を要する
ことなく、対置されたアンチモツトリング・ローラロッ
ク１によって、旋回可能な支承部材２内に挿入されてい
る。インキ若げロー２９．１若しくは湿し水着げローラ
９．２のローラ軸１０はローラ外套の外部で両側で軸端
によってアンチモツトリング・ローラロック１内に回転
可能かつ軸方向移動可能に支承されている。このことの
ために、延長された内ブツシュ３を備えたニードル軸受
５ところがり軸受６とが互いに並んで、アンチモツトリ
ング・ローラロック１の内部でインキ若はロー２９．１
若しくは湿し水着けローラ９．２の両方の軸端に配置さ
れている。ころがり軸受６の内輪とニードル軸受５の延
長された内ブツシュ３とは第６図、第６ａ図及び第４図
、第４ａ図に示す４１実施例ではげねリング４によって
、第５図及び第６図に示す第２実施例では覆い板１３、
ねじ１４及び付加的な肩リング１５によって、インキ若
はローラ９．１若しくは湿し水着けローラ９．２の軸端
に軸方向で固定されている。

軸方向の移動運動は、種々の印刷委託要求に応じてアン
チモツトリング・ローラロック１の回動及び移動によっ
て、行程に関して調節されて導入かつ排除される。軸方
向の行程はころがり軸受６の外輪１９と協働する、アン
チモツトリング・ローラロック１の肩リング２１によっ
て制限されている。

第３図、第３ａ図及び第４図、第４ａ図によれば、半径
方向のロック装置７．８．１８の第１実施例が設けられ
ており、このロック装置はストツバ７　ト、アンチモツ
トリング・ローラロック１に設けた溝１８と協働する係
止味８とから成る。アンチモツトリング・ローラロック
１の移動及び角１８０°の調節によって、ストッパ７及
び溝１８は段階的に、第３図、第３ａ図に示す往復動排
除位置へ、さらに第４図、第４ａ図で示す往復動導入位
置の最大行程ａにおける中央位置、又はａ／２の行程量
を有する図示しない別の２つの往復動導入位置へ、左又
は右のストッパγの相互の回動によってもたらされる。

アンチモツトリング・ローラロック１をころがシ回転方
向で自縛位置へ移動及び回動させることによって、第２
実施例の半径方向のロック装置１７、２２と関連して、
第５図及び第６図、第６ａ図に基づく実施例の軸方向の
移動は行程に関して無段に調節されて導入及び排除きれ
る。

このことのために、半径方向のロック装置１７゜２２は
、旋回可能な支承部材２内の同軸的な転削部２２と協働
する、アンチモツトリング・ローラロック１内に設けた
偏心的な締付カム１７を備えている。旋回可能な支承部
材２内ではすべての孔２２．２３が同軸的に形成されて
おり、アンチモツトリング・ローラロック１内では偏心
的な締付カム１７の他に同様にすべての他の孔若しくは
外径が同軸的に形成されている。

第５図は練り機能を排除した状態で湿し水着けロー２９
．２を示し、第６図、第６ａ図は練り機能を導入した状
態で湿し水着けローラ９．２を往復動行程ａの中間位置
で示す。

第５図及び第６図で符号１６で示す、湿し水着けローラ
９．２のためのすべりクラッチを備えた駆動装置ｔは本
発明の構成にとって特別な意味を有せず、従って省かれ
てもよい。

第６図に示すヤヤップ２０はａ／２の大きさに選ばれて
おり、従って、肩りング２１ところがり軸受６の外輪１
９との間の最大行程ａを妨げず調節することができるよ
うに軸方向の遊びが保たれている。

アンチモツトリング・ローラロック１の操作は手によっ
て行なわれるが、しかし例えば公知の図示しない調整駆
動機構に関連して機械化若しくは自動化することもでき
る。操作は機械の停止状態でも運転状態でも行なうこと
ができる。

本アンチモツトリング・ローラロック１　ｔ’！任意の
着けローラ、例えば湿し水着けローラ、インキ着けロー
ラ及びワニス着けローラに使用可能であり、その場合、
単数又は複数のローラが本アンチモツトリング・ローラ
ロック１を簡単に備えることができる。このようにして
得られた練りは版板又はコ９ムブランケット上での不規
則な媒体消費のために湿し装置、インキ装置及びフェス
装置内での処理媒体の堆積に起因する筋の形成を排除す
る。練り運動は所定の行程に調節されると共、付加的な
費用なく完全に排除される。練りは簡単に摩擦ローラ１
２の摩擦によって生じる。

【図面の簡単な説明】

第１図はインキ装置の側面図、第２図は摩擦ローラと一
緒に往復動する着けローラの略示図、第６図は本発明の
第１実施例のアンチモツトリング・ローラロックを備え
た往復動するインキ着けローラを練り機能排除状態で示
す部分縦断面図、第６ａ図は第３図の端面図、第４図は
第６図に示す実施例を練り機態導入状態でインキ着けロ
ーラの中間位置で示す図、第４ａ図は第４図の端面図、
第５図は本発明の第２実施例のアンチモツトリング・ロ
ーラロックを備えた往復動する湿し水着けローラを練り
機能排除状態で示す部分縦断面図、第６図は第５図に示
す実施例を練り機能導入状態で湿し水着けローラの中間
位置で示す図、第６１！Ｌ図は第６図の端面図である。 １・・・アンチモツトリング・ローラロック、２・・・
支承部材、３・・・内ブツシュ、４・・・ばねリング、
５・・・ニードル軸受、６・・・ころがり軸受、７・・
・ストッパ、８・・・係止法、９．１・・・インキ着け
ローラ、９．２・・・湿し水着けローラ、１０・・・ロ
ーラ軸、１７・・・版胴、１２・・・摩擦ローラ、１３
・・・覆い板、１４・・・ねじ、１５・・・肩リング、
１６・・・駆動装置、１７・・・締付カム、１８・・・
溝、１９・・・外輪、２０・・・ヤヤツプ、２１・・・
肩り／グ、２２・・・転削部、２３・・・支承孔

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、印刷機の往復動する着けローラのための支承機構で
   あつて、ローラ軸を両方の軸端のところで受容するロー
   ラロックから成り、このローラロックが印刷機の両サイ
   ドスタンド間の旋回可能な支承部材内に配置されている
   形式のものにおいて、接触した摩擦ローラ（１２）によ
   つて駆動される往復動する着けローラ（９．１、９．２
   ）が両側でローラ軸（１０）によつてアンチモツトリン
   グ・ローラロック（１）内に回転可能かつ軸方向移動可
   能に支承されており、かつ、アンチモツトリング・ロー
   ラロック（１）が半径方向のロック装置（７、８、１８
   ；１７、２２）によつて、種種のロック位置で、旋回可
   能な支承部材（２）内に軸方向で固定可能に支承されて
   いることを特徴とする印刷機の往復動する着けローラの
   ための支承機構。 ２、ローラ軸（１０）が、延長された内ブツシユ（３）
   を備えたニードル軸受（５）と、これの近くに位置する
   ころがり軸受（６）とによつてアンチモツトリング・ロ
   ーラロック（１）内に支承されている特許請求の範囲第
   １項記載の支承機構。 ３、半径方向のロック装置（７、８、１８）が、ストッ
   パ（７）と、アンチモツトリング・ローラロック（１）
   に設けた溝（１８）と協働する係止球（８）とから成る
   特許請求の範囲第２項記載の支承機構。 ４、半径方向のロック装置（１７、２２）が、旋回可能
   な支承部材（２）に設けた同軸的な転削部（２２）と協
   働する、アンチモツトリング・ローラロック（１）に設
   けた偏心的な締付カム（１７）から成る特許請求の範囲
   第２項記載の支承機構。 ５、軸方向の行程が、ころがり軸受（６）の外輪（１９
   ）と協働する、アンチモツトリング・ローラロック（１
   ）の肩リング（２１）によつて制限されている特許請求
   の範囲第４項記載の支承機構。 ６、機械の停止状態又は運転状態で手によつて又は自動
   的にアンチモツトリング・ローラロック（１）を操作す
   ることだけで、軸方向の移動運動が、行程に関して調節
   可能であると共に導入かつ排除可能である特許請求の範
   囲第５項記載の支承機構。