JPH03113800A - 半導体不揮発性記憶装置 - Google Patents

半導体不揮発性記憶装置

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JPH03113800A
JPH03113800A JP1246277A JP24627789A JPH03113800A JP H03113800 A JPH03113800 A JP H03113800A JP 1246277 A JP1246277 A JP 1246277A JP 24627789 A JP24627789 A JP 24627789A JP H03113800 A JPH03113800 A JP H03113800A
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JP
Japan
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memory cell
voltage
power supply
supply voltage
gate
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JP1246277A
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Toshihiro Tanaka
利広 田中
Koichi Seki
浩一 関
Kazuto Izawa
伊澤 和人
Katsuhiro Shimohigashi
下東 勝博
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】 本発明は電気的に情報の消去を行なう半導体不揮発性記
憶装置に係り、メモリアレイの各メモリセルのしきい値
電圧を読み取るのに好適な半導体不揮発性記憶装置に関
する。 【従来の技術1 半導体不揮発性記憶装置としては紫外線により情報の消
去が可能なE P ROM (Erasable an
dProgrammable Read 0nly M
emory)、電気的に消去が可能なE E P RO
M (Electrically Erasablea
nd Programmable Read 0nly
 Memory)が従来よりプログラムやデータの格納
用として用いられてきた。EPROMはメモリセル面積
が小さく、大容量化に適しているが、紫外線照射で消去
するため窓付きパッケージを必要とする事、プログラマ
にて書込みを行なう故、S換時にシステムから取り外す
必要がある事などの問題がある。一方、EEPROMは
システム内で電気的に書換が可能であるが、メモリセル
の大きさがEPROMの1.5倍から2倍程度と大きい
ため、大容量化には適していない。 そこで最近では両者の中間的な記憶装置としてフラッシ
ュEEPROMと呼ばれるものが開発されている。フラ
ッシュEEPROMはチップ−括。 またはあるひとまとまりのメモリセルを一括して電気的
に消去する機能をもつ不揮発性半導体記憶装置である。 メモリセルの大きさはEPROM並の大きさを実現でき
る。 第2図は1987年国際電子デバイス会議(Inter
national Electron Device 
Meetj、ng)おいて発表されたフラッシュE E
 P ROMのメモリセルである。通常のEPROMと
よく似た2層ゲート構造である。書き込みはEPROM
と同様にドレイン3接合近傍で発生させたホットキャリ
アを浮遊ゲート4に注入することにより行なう。書き込
みによりメモリセルの制御ゲート6からみたしきい値は
高くなる。一方、消去は制御ゲート6を接地し、ソース
5に高電圧を印加する事により浮遊ゲート4とソース5
の間に高電界を発生させ。 薄い酸化膜7をとおしたトンネル現象を利用して浮遊ゲ
ート4に蓄積された電子をソース5に引き抜くことによ
って行なう。 消去により、制御ゲート6からみたしきい値は低くなる
。読み出しはドレイン3(こ弱い書き込みが起こりにく
いよう1v程度の低電圧を印加し。 制御ゲート6に5V程度を印加し、流れるチャネル電流
の大小を情報の′0″とII I IIに対応させる。 なお2図中8はp型シリコン基板、9はn型拡散層、1
0は低濃度のn型拡散層、11はn型拡散層である。 一般に電気的消去では消去を長時間続けたときのしきい
値は熱平衡状態のしきい値とは異なり。 負の値となりうる。EPROMのように紫外線で消去し
た場合にはその記憶装置を作製した時のしきい値に落ち
着き2作製法により制御しうるのとは対照的である。 第3図を用いて、上記メモリセルではしきい値が負にな
ると読み出しに悪影響があることを説明する。 今、@き込まれた状態のメモリセルM1を読みだす場合
を考える。図中SAはセンスアンプを表わす。この時メ
モリセルM1に対応するワード線W1にはVccが印加
され、他のメモリセルM2は非選択状態、即ちワード!
!W2はOvになっている。もし読み出されるメモリセ
ルに対応するデータ線D1につながる非選択状態のメモ
リセルでしきい値が負のメモリセルが存在するとワード
gw2の電圧、即ちゲート電圧がOvであってもデータ
線D1に電流(非選択リーク電流)が流れて読み出し時
間の遅れ、ひいては誤読み出しを引き起こす。 またメモリセルのしきい値が負になると、書込み時にも
悪影響がある。 通常ホットキャリアを利用した書込み時には外部から与
えられた電圧(高電圧Vpp)からMOSFETを介し
てメモリセルのドレインに印加される。MOSFETで
の電圧降下は流れる電流によって変わる。しきい値が負
となるような条件下では電圧降下が大きすぎてメモリセ
ルのドレインにかかる電圧が低くなり、@込み時間の増
加を引き起こす。このためにも消去後のしきい電圧は精
度良く制御しなければならない。ただし、書き込みもト
ンネル現象を利用して行なう場合には、この問題はない
。 よって電気的消去を実現しようとする場合には記憶用の
トランジスタと非選択リーク電流を阻止するための選択
トランジスタを直列に接続し、これを1つのメモリセル
とするのが一般的であり。 従来のE E P ROMはそのようになっている。例
えば、1980年国際固体回路会議(ISSCC80)
 。 第152頁。また、フラッシュEEPROMとして19
87年国際固体回路会議(ISSCC87)で発表され
たメモリのメモリセルは第4図に示す新面構造をしてい
る。このメモリセルの動作は第2図のメモリセルの場合
とほぼ同じであるが、消去もドレイン側で行なう点が異
なる。ゲート端子は1つしかないが、実質的に2つのト
ランジスタからなり、読出し時の非選択リーク電流の問
題を解決している。しかし、書込みへの影響については
ホットキャリアを利用している以上、改善されない。 また、フラッシュEEPROMを電気的消去した後のメ
モリアレイの各メモリセルのしきい値電圧は装置内であ
る分布をもっている。このしきい値電圧のばらつきの大
きさは、約1v〜3■である。したがって、消去した後
において、メモリアレイ内の全てのメモリセルのしきい
値電圧が負の電圧にならないように精度良く制御する必
要がある。 すなわち、第2図、第4図のような1面積がEPROM
並に小さなメモリセルで電気的−括消去機能を実現する
ためには消去後のしきい電圧$制御が不可欠である。こ
れには消去を何回かに分割して行ない、消去するたびに
読出しを行ない、消去が十分であるかどうか確認し、十
分でなければ再度消去するという動作を繰り返す必要が
ある。アイ・イー・イー・イー、ジャーナル オブ ソ
リッドステート サーキッツ、第23巻、第5号(19
88年)第1157頁から第1163頁(IEEE、 
J、 5olid−3tate C1cuits、 v
ol、23(1988)ρρ、1157−1163)に
は上記のような消去アルゴリズムが提案されている。通
常読出し時における動作可能電源電圧下限V ccmi
nを確保するためこのアルゴリズム中の読出し時(消去
ベイファイ時)にはメモリチップ中でベリファイ電圧を
発生させると述べている。しきい値電圧のばらつきの最
大値はこの動作可能電源電圧下限VCCIlllntす
なわちベリファイ電圧で決まる。確かにこの時、装置内
のm−りい値電圧のばらつきが小さければ装置内のしき
い値電圧の最小値は07以上となるが、この点を確かめ
ているわけではない。この意味において、負のしきい値
電圧までのマージンおよびプロセスの安定性等を知るう
えで各メモリセルのしきい値電圧の分布を調べる必要が
あるが、以下に述べる理由で低いしきい値電圧を知るこ
とは困難である。 半導体不揮発性記憶装置の読み出し回路(センスアンプ
回N)を第5図に示す。回路は1988年国際固体回路
会議(ISSCC88) 、第123頁に示される図と
同等の回路である。この回路はEPROM用であるが、
フラッシュE E P ROM用としても使うことがで
きる。 メモリセルをドライバとし、pチャネルMOSFETQ
6を負荷とするインバータ構成である。 メモリセルのしきい値電圧が高ければ電流は流れずPチ
ャネルMOSFETQ6での電圧降下はほとんど起きな
いのに対し、メモリセルのしきい値電圧が低い場合には
、電流が流れ、PチャネルMO3FETQ6で電圧降下
を生じる。これをM0SFETQ8.Q9で構成するイ
ンバータ回路により判定する。MO5FETQ4〜Q7
で構成されている回路Aはメモリのドレイン電圧を約1
■の電圧に設定する回路であり、同時にデータ線D1あ
るいはD2.共通データ線CDの信号振幅を小さくシ、
高速に読み出せるようにしたものである。このような低
電圧にバイアスするのは、読み出し動作中の弱い書込み
を防ぐためである。長時間にわたり、ドレインに電圧が
加わると通常の書込み条件以下であっても弱い書込みが
起こる。これを許容範囲内におさめるためには約1V程
度にする必要がある。また、MO3FETQI〜Q3で
構成する回路Pは1列選択スイッチMO3FETQ12
あるいはQ i 3で選択されたデータ線D1あるいは
D2を高速にプリチャージする回路である。 第6図は、第5図のセンスアンプ回路においてII O
IIの書き込まれた状態 (d l IIの消去された
状態のメモリセルを読み出した場合の静特性を示す。縦
軸はセンスアンプのノードBの電位VB。 横軸は電源電圧Vccである。図中にMO8FETQ8
.Q9で構成するインバータ回路の論理しきい値を同時
に示した。この論理しきい値とIt 1 +7の場合の
実線の交わる点が動作可能電源電圧下限V ccmin
である。すなわち、このような読み出し方式ではメモリ
セルのしきい値電圧はVccminと1対1に対応して
いる。この関係を利用して、IWIJ作可能電源電圧下
限Vccminを測定することにより、メモリセルのし
きい値電圧を知ることができる。 第7図には 111 Itのメモリのしきい値電圧Vt
hとV ccminの関係を示す。′1′″のしきい値
電圧vthが低すぎると、センスアンプの動作限界をこ
えてしまう。すなわち、あるしきい値電圧1■〜2v以
下については、この動作可能電源電圧下限V ccmi
nからしきい値電圧vthを求めることができない。 したがって、フラッシュEEPROMを消去した後の各
メモリセルの低いしきい値電圧の分布を知ることができ
ない。これは、先に述べた誤読み出しの原因となる負の
しきい値電圧までのマージンおよびプロセスの安定性等
を知るうえで不都合となる。 [発明が解決しようとする課Ml 上記従来技術の電気的消去を行なう半導体不揮発性記憶
装置は、電気的消去後のメモリセルしきい値電圧が低い
場合の読み出しに配慮がなされておらず、各メモリセル
の低いしきい値電圧の分布を測定できないという問題点
があった。 本発明は上述した消去後のメモリセルの低いしきい値電
圧等の任意のしきい値電圧を持つメモリアレイの各メモ
リセルのしきい値電圧の分布を測定することができる半
導体不揮発性記憶装置を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段] 半導体不揮発性記憶装置の各メモリセルのしきい値電圧
の分布を知るためには、メモリセルの制御ゲートの電位
をセンスアンプに供給する電圧と異なる。読み出し専用
電圧を印加する。第1図のおいてXDCRはメモリセル
M1の制御ゲートに接続されているワード線Wに電圧を
供給する行アドレスデコーダであり、制御ゲートの電位
を決める回路の電源電圧はセンスアンプSA等に用いる
電g電圧Vccと異なる専用読み出し電源電圧Verを
用いる。 電源電圧Vccを変えて、読み出し専用電圧Verはそ
の間、一定の電圧に保つ。このような場合。 しきい値電圧は動作可能電源電圧上限Vccmaxと関
係づけられる。 第8図にメモリセルの低いしきい値電圧vthを読み出
す場合の静特性を示す。縦軸はセンスアンプのノードB
の電圧VB、横軸は電源電圧Vccである。図中にMO
8FETQ8.Q9で構成するインバータ回路の論理し
きい値を同時しこ示した。 この論理しきい値とメモリセルのしきい値電圧vthの
実線の交わる点が動作可能電源電圧上限■ccmaxで
ある。すなわち、このような読み出し方式ではメモリセ
ルのしきい値電圧vthはVccmaxと1対1に対応
している。この関係を利用して。 動作可能電源電圧上限Vccmaxを測定することによ
り、メモリセルのしきい値電圧vthを測定することが
できる。 第9図には、メモリセルのしきい値電圧vthとV c
cmaxの関係を示す。メモリセルの制御ゲートの電位
を読み出し専用の電源電圧Verとすることにより、メ
モリセルの任意のしきい値電圧の読み出しがVccma
xで読み取ることができる。読み出し専用の電源電圧V
erを3■とした場合、電源電圧Vccの範囲2v〜I
OVにおいて、メモリセルのしきい値電圧vthI71
読み出す範囲がOv〜2゜5■程度である。この読み出
し専用の電源電圧Verを変えることにより、現実的な
電源電圧Vccの範囲において、ある範囲の各メモリセ
ルのしきい値電圧vthを知ることができる。 この専用読み出し電源電圧Verは、外部からの供給、
もしくは内部で電源電圧Vccに依存しない一定電圧で
あれば良い。 [作用] 上述した手段によれば、半導体不揮発性記憶装置のメモ
リセルの制御ゲートの電位をセンスアンプに供給する電
圧と異なる。読み出し専用電圧とし、@原電圧を変えて
動作可能な電源電圧の上限Vccmaxを求めることに
より、電気的消去を行なった後のメモリセルの低いしき
い値電圧等の任意のしきい値電圧を持つメモリアレイの
各メモリセルのしきい値電圧の分布を知ることができる
。 〔実施例] 第10図(a)、(b)は2本発明の一実施例の半導体
不揮発性記憶装置の回路図である。 同図の各回路素子は、特に制限されないが、公知のCM
O5(相補型MO8)集積回路の製造技術により、1個
の単結晶シリコンのような半導体基板上において形成さ
れる。 特に制限されないが、集積回路は単結晶p型シリコンか
らなる半導体基板上に形成される。nチャネルMO5F
ETはかかる半導体基板表面に形成されたソース領域、
ドレイン領域およびソース領域とドレイン領域との間の
半導体基板上に薄い厚さのゲート絶縁膜を介して形成さ
れたポリシリベンなどからなるゲート電極から構成され
る・pチャネルMO3FETは、上記半導体基板表面に
形成されたn型ウェル領域に形成される。これによって
半導体基板はその上に形成された複数のnチャネルMO
5FETの共通の基板ゲートを構成し2回路の接地電位
が供給される。pチャネル間O8FETの共通の基板ゲ
ート、すなわちn型ウェル領域は電源電圧Vccに接続
される。あるいは。 高電圧回路であれば外部から与えられた高電圧■PP+
内部発生高電圧等に接続される。あるいは。 集積回路は単結晶n型シリコンからなる半導体基板上に
形成しても良い。この場合nチャネルMO3FETはn
型ウェル領域に形成される。 特に制限されないが、この実施例の半導体不揮発性記憶
装置は、外部端子から供給される行2列アドレス信号A
X、AYを受けるアドレスバッファXADB、YADB
を通して形成された相補アドレス信号が行2列アドレス
デコーダXDCR。 YDCRに供給される。特に制限されないが、上記行2
列アドレスバッファXADB、YADBは、5内部の選
択信号ceにより活性化され、外部端子からのアドレス
信号AX、AYを取り込み。 外部端子から供給されたアドレス信号と同相の内部アド
レス信号と逆相のアドレス信号とからなる相補アドレス
信号を形成する。 行アドレスデコーダXDCRは、アドレスバッファXA
DBの相補アドレス信号に従ったメモリアレイのワード
線Wの選択信号を形成し2列アドレスデコーダYDCR
は、アドレスバッファYADBの相補アドレス信号に従
ったメモリアレイのデータ線りの選択信号を形成する。 特に制限されないが、メモリセルの選択は8ビツトある
いは16ビツト単位等での書込み、読み出しを行なうた
め2行アドレスデコーダXDCRと列アドレスデコーダ
YDCRによりメモリセルは8個あるいは16個等が選
択される。一つのデータブロックのメモリセルはワード
線方向(行方向)にn個、データ線方向(列方向)にm
個とした。言い替えると、メモリアレイはnXm個のメ
モリセル群のデータブロックが8個に分かれている。 上記メモリアレイは、制御ゲートと浮遊ゲートを有する
スタックドゲート構造のメモリセルM○SFETMI 
〜M9と、ワードaWおよびデータ線りおよびソース線
C8とにより構成されている。 ソース線CSは、消去mfI御@MERCに接続さ九で
おり、消去時には高電圧Vρρに接続され、消去時以外
の書込み、読み出し等では回路の接地電位に接続される
。同図のメモリアレイにおいて、同じ行に配置されたメ
モリセル例えばMl、M4.。 Mlの制御ゲートはワード線W1に接続され、同じ列に
配置されたメモリセル例えばM1〜M3のドレインはデ
ータ、IDIに接続されている。 データ1IJAD l ” D mは、上記アドレスデ
コーダYDCRによって形成された選択信号を受ける列
選択スイッチMO8FETQユ2〜Q14を介して共通
データgcDに接続される。共通データ線CDには外部
端子I10から入力される書込み信号を受ける書込み用
データ人カバッファDIBの出力端子が、書込み時オン
となる書込み制御信号weを受けるMO5FETQ16
を介して接続される。また、共通データaCDは、読み
出し時オンとなる読み出し制御信号scを受けるスイッ
チM OS F E T Q 15を介してセンスアン
プSAに結合され、さらに読み出し用データ呂カバッフ
ァDOBを通り外部端子■/○に接続される。 第10図(b)のタイミング制御回路C0NTは、特に
制限されないが、外部端子CF、○E。 WE、EEおよびVppに供給されるチップイネーブル
信号、アウトプットイネーブル信号、ライトイネーブル
信号、イレーズイネーブル信号および書込み、消去用高
電圧とに応じて、内部制御信号Qe、SC,We、 e
r等のタイミング信号、およびアドレスデコーダ等に選
択的に供給する読み出し相電源電圧Vcc、書込み円高
電圧VPP等を発生する。 上記メモリセルは特に制限されないが、EPROM (
erasable 2rogrammab1.e re
ad only memory)のメモリセルと類似の
構成とされる。ただし、その消去動作が浮遊ゲートとソ
ース線に結合されるソース間のトンネル現象を利用して
電気的に行なねれる点が、従来の紫外線を用いたEPR
OMの消去方法と異なる。 書込み時には、上記内部信号ceおよびweはハイレベ
ルにされる。行9列アドレスデコーダ回路XDCR,Y
DCRおよびデータ入力回路DIBには、その動作電圧
として高電圧VPPが供給される。書込みが行なわれる
ワード線Wはその電圧が上記高電圧VPPになる。浮遊
ゲートに電子を注入すべきメモリセルが接続されたデー
タ線りは。 上記同様な高電圧VPPに接続される。これにより。 メモリセルに書込みが行なわれる。書込まれた(″O″
′状m>メモリセルはその浮遊ゲートに電子が蓄積され
る。 消去時には、上記内部信号aeおよびerはハイレベル
にされる。なお、外部端子から消去動作を指示する制御
信号を供給することにより消去時を指定しても良い。こ
の時、全ワードaWは接地電位のような非選択レベルで
ある。タイミング制御回路C0NTから発生された消去
信号erがハイレベルの時は、消去制御回路ERCが消
去のための高電圧VPPを供給される。これにより、消
去が行なわれる。この時、制御ゲートからソースに向か
う高電界が作用し、メモリセルの浮遊ゲートに蓄積され
た電子がトンネル現象によりソース線側に引き抜かれる
(“1″状態)ことによって消去動作が行なわれる。 通常の読み出し時には、上記内部信号scおよびceは
ハイレベルにされる。行2列アドレスデコーダ回路XD
CR,YDCRおよびデータ入力回路DIRには、その
動作電圧として電源電圧Vccが供給される。読み出し
が行なわれるメモリセルに接続されたワード、WWはそ
の電圧が電源電圧Vccになる。データ線りには2弱い
書き込みが起こりにくいよう1v程度の低電圧をセンス
アンプSAより供給される。書込まれた46011状態
のメモリセルは、その浮遊ゲートに電子がN積され。 しきい値電圧は高くなり、読み出し時にワード線Wを選
択してもドレイン電流は流れない。電子の注入が行なわ
れていない111 jj状態の′メモリセルのしきい値
電圧は低く、ワードSWを選択すると電流が流れる。こ
の電流をセンスアンプSAで受け、データ出力口MDO
Bを通り外部端子110に出力される。これにより、メ
モリアレイの通常の読み出しが行なわれる。 同図においてメモリセルの制御ゲートはワード線Wに接
続されており、さらに行アドレスデコーダXDCRに接
続されている。 第11図に行アドレスデコーダXDCRを示す。 図中のax、axpは外部から供給される行アドレス信
号AXを受けるアドレスバッファXADBを通して形成
されたデコーディング信号である。 デコーディング信号ax、axpがハイレベルの時、ワ
ード線Wの電位はMO8FETQ28〜Q31のインバ
ータ回路の電g電圧が供給される。 なお、MO8FETQ28〜Q31で構成されるインバ
ータ回路の電源電圧の端子はVpp1である。 このMl源端子VpP1は通常の読み出し時には電源電
圧Vccに接続され、書込み時には先に述べたように高
電圧VPPに接続されている。また、MO5FETQ2
1とQ22.Q25とQ26とで構成されるインバータ
回路の電源電圧の端子はVpp2である。この電源端子
Vpp2は通常の読み出し時および書込み時には電源電
圧Vccに接続されている。 電気的消去を行なった後のメモリアレイの各メモリセル
の低いしきい値電圧vthの分布を知るためには、メモ
リセルの制御ゲートにセンスアンプSAに供給する電源
電圧Vccと異なる読み出し専用電圧Verを印加し、
電源電圧Vccを変えて電源電圧Vccの動作可能上限
Vccmaxを測定する・これは電源端子Vpp1およ
びVpp2に読み出し専用電源電圧Verを供給するこ
とにより可能となる。 メモリセルに流れる電流は、制御ゲートに印加されてい
る読み出し専用電源電圧Verとメモリセルのしきい値
電圧vthの差によってほぼ決まる。 電源電圧Vccを変えていても読み出し専用電源電圧V
erは一定であるからメモリセルに流れる電流は常に一
定の電流である。しかし、センスアンプ回路の電源電圧
vCCは変化させているので、電源電圧Vccがある高
い値となるとノードBの電位が上がる。この電位がMO
5FETQ8とQ9で構成されるインバータ回路の論理
しきい値を超えるため動作可能電源電圧上限Vccma
xとして測定できる。 これにより、上述したように電源電圧Vccを変えて動
作可能な電源電圧の上限Vccmaxを測定することに
より、メモリアレイの各メモリセルのしきい値電圧vt
hの分布がわかる。 現実的には、動作可能電源電圧上限Vccmaxの値す
なわち電源電圧Vccを変化させる値はIOV以内にな
るように読み出し専用電圧Verを設定する。−例とし
て読み出し専用電圧Verを3vとするとメモリセルの
しきい値電圧vthの分布はOv〜2.5■の範囲で読
み出すことができる。 また、広範囲のしきい値電圧分布を読み出す場合には、
電源電圧を変化させて電源電圧の動作可能上限Vccm
axを測定する方法と、メモリセルの制御ゲートに電源
電圧を供給し電′g電圧の動作可能下限V ccmin
を測定する方法とを組み合わせることにより、広範囲の
しきい値電圧を知ることができる。 フラッシュEEPROMにおいては誤読み出しの原因と
なるメモリセルのしきい値電圧が負の電圧にならないよ
うに精度良く制御しなければならないため、消去を何回
かに分割し、消去するたびに読出しを行ない、消去が十
分であるかどうか確認し、十分でなければ消去するとい
う動作を繰り返す必要がある。この読出し時(消去ベイ
ファイ時)の制御ゲートのベリファイ電圧を読み出し専
用電源電圧Verとすることにより、しきい値電圧のば
らつきの最小値で制御することができるため。 メモリアレイの全てのメモリセルは負のしきい値電圧に
なることがない。実際には、電源電圧はある少ない範囲
でばらつくため、ばらつきの高い電圧状態でメモリセル
のしきい値電圧がOvとなるような読み出し電圧Ver
を設定し、これをメモリセルの制御ゲートに供給する。 この専用読み出し電源電圧Verは、外部から供給して
も良いし、内部で電源電圧Vccに依存しない一定電圧
を発生しても良い。こような読み出し専用電圧Verを
外部から供給する場合、取り呂し用のポンディングパッ
ドを必要とする。一般にパッケージ状態では電源電圧v
ccのピンは1つしか存在しないので2以上のしきい値
電圧vthの測定が終了し、パッケージに組み込む時に
は電源電圧Vccおよび専用読み出し電源電圧Verの
バットを同じパッケージ上のVccのピンに接続するよ
う、ワイヤボンディングを行なえば、記憶装置としての
動作にはまったく問題はない。 また、第5図のセンスアンプ回路の負荷pチャネルMO
8FETQ6のゲートを接地した形式から第12図に示
すような負荷pチャネルMO8FETQ6のゲートをノ
ードBに接続した形式であっても良い。 【発明の効果1 以上述べたように本発明によればEPROM並の小さな
メモリセルで電気的に消去可能な半導体不運発性記憶装
置において、電気的消去を行なった後の各メモリセルの
低いしきい値電圧のばらつきの分布を測定できるため、
誤読み出しの原因となる負のしきい値電圧までのマージ
ン確保およびプロセスの安定性等を知ることができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の詳細な説明するための回路図。 第2図、第4図はメモリセルを構成する半導体素子断面
図、第3図はメモリセルアレイを示す回路ブロック図、
第5図は従来のセンスアンプの回路図、第6図は第5図
の回路の特性図、第7図はメモリのしきい値電圧とVc
cminの関係を示す特性図、第8図は第5図のセンス
アンプのノードBのε 電圧と電源電圧の関係を示す特性図、第9図メモリセル
のしきい値電圧とVccmaxの関係を示す特性図、第
10図、第12図は本発明の実施例の半導体装置の回路
図、第11図は本発明の実施例のアドレスデコーダの回
路図である。 符号の説明 M1〜M9・・・メモリセル XDCR・・・行アドレスデコーダ SA・・・センスアンプ W・・ ワード線。 ppl ・・テスト用読み出し電源電圧Ver端子第1121 第5(21 第6図 第7図 ”1” V t h 第8図 第9図 th

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、不揮発性半導体記憶素子(メモリセル)に流れる電
    流の大小を2値の情報に対応させる半導体不揮発性記憶
    装置において、そのメモリセルのゲートに他の回路部分
    とは異なる電圧を印加する手段を備えたことを特徴とす
    る半導体不揮発性記憶装置。 2、特許請求範囲第1項記載の半導体不揮発性記憶装置
    はメモリセルが浮遊ゲートと制御ゲートの2層ゲート構
    造を持つMOSFETであることを特徴とする半導体不
    揮発性記憶装置。 3、特許請求範囲第1項記載の半導体不揮発性記憶装置
    の電圧が装置の内蔵電源電圧であることを特徴とする半
    導体不揮発性記憶装置。 4、半導体不揮発性記憶装置の電源電圧を変化させて、
    メモリセルのゲートに電源電圧と異なる一定の読み出し
    電圧を供給し電源電圧の動作可能上限Vccmaxを測
    定する手段と、ゲートに電源電圧を供給し電源電圧の動
    作可能下限Vccminを測定する手段とを備えたこと
    を特徴とする半導体不揮発性記憶装置。 5、半導体不揮発性記憶装置の電気的消去動作を行なっ
    た後、メモリセルの状態を読み出しその情報に基づいて
    さらに消去の継続、停止を制御する半導体不揮発性記憶
    装置においてその読み出し時にメモリセルのゲートに他
    の回路部分とは異なる電圧を印加する手段を備えたこと
    を特徴とする半導体不揮発性記憶装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5594697A (en) * 1994-06-28 1997-01-14 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Semiconductor device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5594697A (en) * 1994-06-28 1997-01-14 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Semiconductor device

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