JPH03111347A - マガジンの自動充填装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、引渡し端がマガジンの通孔の所で馴わってい
て厚紙ブランクの複数の積み重ねを受ぞする水平運搬ゾ
ーンを持ち且つ該マガジン内に置かれた厚紙ブランクの
積み重ねの上縁に対するセンサーを介してスイッチオン
され父上配積み重ね領域に積み重ねを位置決めした後ス
イッチオフされ得る駆動装置を備えたコンベヤーと、上
記通孔領域内へ回動可能で上記コンベヤーにより通孔領
域内へ運ばれた積み重ねを担持するようにされた支持板
とを備えた、実質上垂直な通孔内に特に巻きタバコの包
装紙の如き厚紙ブランクの積み重ねを収容し、底部から
その厚紙ブランクを引き出すことができるマガジンの自
動充填装置に関する。

〔従来の技術〕

包装業では、そこから引き出された後包装されるべき品
物の周囲で包装線に沿って折りたたまれる厚紙ブランク
を積み重ねた状態で収納するマガジンが使用される。従
来、このマガジンへの充填は、手操作で在庫品から−積
み重ねの厚紙ブランクを引き出してマガジン内へ挿入す
ることにより行われている。

又、冒頭で述べた形式の自動充填装置は独乙特許第２４
２３８８号により既に知られている。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところで、マガジンへの充填を手操作で行う方式の場合
には、包装速度が極めて早く而もマガジンの通孔は所望
の高さを持つことができないので、極めて高い頻度で再
充填することが必要であり、従って、作業員は、普通他
のマガジンの再充填を行なったり包装作業を監視したり
しなければならないこともあって、極端に忙しい。この
ため、しばしばマガジンは空になり、その結果包装ライ
ン全体が休止状態になることが起こり得る。又、上記従
来の自動充填装置では、厚紙ブランクの各積み重ねは複
雑で且つ互いに調整された駆動機構によって水平方向と
垂直方向へ案内されるようになっているため、構造は高
価なものとなり且つ大きなスペースを必要とするという
欠点があった。

従って、本発明の目的は、構造簡単な冒頭で述べた形式
のマガジンの自動充填装置を提供することにある。

〔課題を解決するための手段及び作用〕上記目的は、マ
ガジンの通孔が、コンベヤーの引渡し端に隣接する側が
該引渡し端から始まる側部ガイドにより、反対側が該引
渡し端の上方へ少なくとも積み重ねの高さ分だけ突出し
ている壁により夫々限定され、センサーがコンベヤーの
水平運搬ゾーンより若干低い位置に配設され、支持板が
コンベヤーの搬送方向に対しこれを横切って回動するこ
とができ且つ積み重ねが上記壁に達した後コンベヤーに
よりマガジン内へ運び込まれた該積み重ねによって通孔
内から外へ回動され得るようにすることにより、達成さ
れる。

本発明によれば、マガジン用として大量の厚紙ブランク
を在庫しておいて必要に応じこれらをマガジン内へ自動
的に導入することが可能であって、作業員がマガジンの
充填度や厚紙ブランクの在庫量には殆ど注意を払う必要
がなく他の仕事をする時間を持つことができるようにな
る。更に、本装置は構造が簡単であり且つ如何なる費用
増加もなしに従来のマガジンに連結され得る。特に、こ
の種形式の装置は巻きタバコ包装機とそれに用いられる
マガジンに適する。

本発明の他の構成及び作用は、以下の説明と特許請求の
範囲の従属項の記載から明らかになるであろう。

〔実施例〕

以下、図示した一実施例に基づき本発明の詳細な説明す
る。

図面において、マガジン１は、二重マガジンとして、中
間垂直壁２と、収納されるべき厚紙ブランク３の幅に応
じて中間垂直壁から成る距離だけ離れた位置に配置され
た垂直な側部ガイド４とを装備している。この中間壁２
と側部ガイド４は、マガジン１の下部引出し端に、厚紙
ブランク３の各積み重ね６のための停止縁５を持ってい
る。又、前側には、中間壁２と側部ガイド４との間の成
る距離の所に垂直方向に延びるガイド７が設けられてお
り、後側には、上記マガジンを使用する包装機械の本体
フレームによっても構成され得る後壁８が設けられてい
る。従って、そこには厚紙ブランクの積み重ね６を受は
入れる通孔が形成され、その通孔から厚紙ブランク３が
引き出されて、重力により滑り落ちるようになっており
、そして厚紙ブランクは上方から再び充填することがで
きる。

マガジンｌには、その両側に円筒ローラー１０により案
内されたベルト１１を有する水平ベルトコンベヤー９が
隣接配置されていて、該ローラー１０の一方はモーター
１２と継ぎ手１３を介して駆動されるようになっている
。ベルト１１の上側部分は支持板１４上を走行する。側
部ガイド４はベルト１１即ちマガジン１に隣接して設置
された円筒ローラー１０に対し基本的には接線をなすよ
うな関係で終わっているので、ベルトコンベヤー９によ
り搬送される積み重ね６′は、ベルト１１と側部ガイド
４の斜面１５に沿ってマガジン１の通孔内へずり落ちる
。

マガジンｌの後壁８は又、ベルト１１の上側部分から上
方へ少なくとも積み重ねの最大高さに対応する高さ位置
においてベルトコンベヤー９の全長に亘って延びている
。従って、在庫用の積み重ね６′、６’は、作業員によ
ってベルトｌｌ上に順次積み込まれ得、その積み重ね６
′、６’は後壁８に押し付けられることによってマガジ
ン１の通孔に対し適当に揃えられる。

マガジン１の前側の上部領域には、ベルト１１の下側部
分の位置から後壁８の頂縁の高さ位置までほぼマガジン
の幅に亘って延びている壁１６が設けられていて、中間
壁２と後壁８と共に、ベルトコンベヤー９に向かって開
いていて積み重ね６′を収容できるような大きさの通孔
を形成するようになっている。

積み重ねの幅分だけ基本的に離れて配置されている二枚
の壁８，１６の、ベル１−１１の上側部分の高さ位置の
所には、水平なスロット１７が穿設されており、又壁８
，１６の外側には・軸１９のための軸受ブツシュ１８が
夫々設置されている。二本の軸１９は夫々レバー２０を
担持している。二つのレバー２０は、自由端に、スロッ
ト１７に挿通されてマガジン１の内部へ達し且つ夫々通
孔の深さの何分の−例えば通孔の深さの部分の−の所ま
で延びている支持板２１を持っている。軸１９は（図示
しない）駆動手段を介し正逆転可能であって、支持板２
１を通孔内へ入れたり通孔から出したりするため回動さ
せるようになっている。支持板２１が通孔内へ挿入され
た状態にある時は、支持板はベルト１１の上側部分の高
さ位置に厚紙ブランク３の積み重ね６′を支持するため
の支持体となるべく、積み重ね６′がベルト１１によっ
て支持板２１上へ運び込まれ得るようになる。支持板２
１が回動して通孔から脱出することにより、支持板上に
置かれていた積み重ね６′は垂直に落下して、通孔内に
既に置かれている積み重ね６の上に揃えられる。

ベルト１１の上側部分の高さ位置の僅か下方の位置には
光学センサー２２が設置されていて、マガジン１の通孔
内にある積み重ね６の上縁２３が光学センサー２２の位
置より下に落ちたか否かを検出できるようになっている
。この光学センサー２２は、モーター１２に接続されて
いて、積み重ね６の上級が光学センサー２２の高さ位置
より下方へ落ちた時モーター１２を作動させる。ベルト
コンベヤー９上に置かれた積み重ね６′、６’は、それ
によって、マガジン１の中間垂直壁２に向かって運ばれ
て支持板２１上へ到り、最後に積み重ね６′は中間垂直
壁２に達して、支持板２１がマガジンの通孔から引き出
された後、通孔内にある積み重ね６上に重ねられる。

モーター１２はタイマーにより駆動可能であり、その時
定数は、積み重ね６′が中間垂直壁２まで運ばれるよう
に計算されている。但し、これに加えて、別の光学セン
サー２４が又積み重ね６′が中間壁２に達したかどうか
を検出できるようになっていて、到達した瞬間モーター
１２への給電を遮断する。

積み重ね６′、６’は手操作でベルトコンベヤー９上に
載せられるため積み重ね６′、６’間の間隔は不揃いで
あるので、次の積み重ね６′から起こり得る離間距離を
越えるまで第一のタイマーを介してモーター１２を駆動
し、その後第二のタイマーを介してモーター１２を反対
方向へ駆動させて、積み重ね６′が特定の初期位置へ戻
されるようにするのが好ましい。

これに加えて、積み重ね６′、６’間のギャップ用とし
て更に別の光学センサー２５が設けられてもよい。この
光学センサーは、前記光学センサー２４が積み重ね６′
が中間垂直壁２に達したということを表示した場合で、
次の積み重ね６′がその視野内に達した時のみモーター
１２を停止させるのに役立つ。

厚紙ブランク３のマガジンｌからの引出しは非常な高速
度（−分間に数百枚）で行なわれるので、マガジンの通
孔内へ運ばれる積み重ね６′の下縁と積み重ね６の上縁
との間の距離及び前壁１６の上記下縁より下方への延長
長さは最小に保持されて、故障を防ぐように保証されて
いる。

更に、積み重ね６′がマガジン１内へ運ばれるのを待つ
正規の待機位置にある範囲に、更に別の光学センサー２
６が設けられている。この光学センサーは、積み重ね６
′がない場合に、作業員に音響及び／又は光信号を発し
てベルトコンベヤー９に新しい積み重ね６′、６’が充
填されるべきであることを表示するようになっている。

ガイド７と中間垂直壁２及び側部ガイド４との間の空所
は、個々の厚紙ブランク３を押しつぶされたり傾けられ
たりすることなしに、空のマガジン１に手操作で積み重
ねを充填するのを容易にするのに役立つ。

ベルトコンベヤー９の代わりに、例えば積み重ね６′、
６’がその間に入られた時該積み重ね６′、６’に係合
する一連の側壁を有するスライドコンベヤーを使用する
ことも可能である。その場合には、常に単一の特定のス
トロークが実行されるだけで済むから、光センサ−２５
は必要ないであろう。

レバー２０に設けられた支持板２１の代わりに、マガジ
ンの通孔に出入することができ且つその幅が、積み重ね
６′が釈放された時に、積み重ね６′の下縁と積み重ね
６の上縁２３との間の距離よりも短い積み重ね６′用の
担持片を使用することが可能である。

〔発明の効果〕

上述の如く、本発明によれば、構造簡単で作動確実な極
めて高性能のこの種マガジンの自動充填装置を提供する
ことができる。又、本発明によれば、装置全体を比較的
コンパクトに構成することができて設置スペースは比較
的少なくて済み、而も従来のマガジンをそのまま使用で
きる等比較的廉′価に構成し得るという利点もある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明によるマガジンの自動充填装置の一実施例
の要部側面図である。 １・・・・マガジン、２・・・・中間壁、３・・・・厚
紙ブランク、４・・・・側部ガイド、６．６′、６’・
・・・厚紙ブランクの積み重ね、７・・・・ガイド、８
・・・・後壁、９・・・・水平コンベヤー　ｌＯ・・・
・円筒ローラー　１２・・・・モーター　１３・・・・
継ぎ手、１４゜２１・・・・支持板、１５・・・・斜面
、１６・・・・前壁、１８・・・・軸受プツシ２．１９
・・・・軸、２０・・・・レバー、２２，２４，２５．
２６・・・・センサー　２３・・・・積み重ねの上縁。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）引渡し端がマガジン（１）の通孔の所で終わって
   いて、厚紙ブランク（３）の複数の積み重ね（６′、６
   ″）を受容する水平運搬ゾーンを持ち、且つ該マガジン
   （１）内に置かれた厚紙ブランクの積み重ね（６）の上
   縁（２３）に対するセンサー（２２）を介してスイッチ
   オンされ又上記通孔領域に積み重ね（６′）を位置決め
   した後スイッチオフされ得る駆動装置（１２、１３）を
   備えたコンベヤー（９）と；上記通孔領域内へ回動可能
   で上記コンベヤー（９）により上記通孔領域内へ運ばれ
   た積み重ね（６′）を担持するようにされた支持板（２
   １）と；を備えた、実質上垂直な通孔内に特に巻きタバ
   コ用の包装紙の如き厚紙ブランク（３）の積み重ね（６
   ）を収容し、底部から該厚紙ブランク（３）を引き出す
   ことができるマガジンの自動充填装置において、上記マ
   ガジンの通孔が、上記コンベヤー（９）の引渡し端に隣
   接する側が該引渡し端から始まる側部ガイド（４）によ
   り、又反対側が該引渡し端の上方へ少なくとも積み重ね
   の高さ分だけ突出している壁（２）により夫々限定され
   ており、上記センサー（２２）が、コンベヤー（９）の
   水平運搬ゾーンより若干低い位置に配設されており、上
   記支持板（２１）がコンベヤー（９）の搬送方向に対し
   これを横切って回動することができ且つ積み重ね（６′
   ）が上記壁（２）に到達した後コンベヤー（９）により
   マガジン（１）内へ運び込まれた該積み重ね（６″）に
   よって上記通孔内から外へ回動され得るようになってい
   ることを特徴とする、マガジンの自動充填装置。 （２）前記通孔内へ回動可能の支持板（２１）はコンベ
   ヤー（９）によって該通孔内へ運び込まれた積み重ね（
   ６′）のために設けられていて、該積み重ね（６′）が
   該通孔内に収容され終わった後に該通孔領域外へ回動さ
   れ得るようになっていることを特徴とする、特許請求の
   範囲（１）に記載の装置。 （３）コンベヤー（９）はベルトコンベヤーであり、そ
   の運搬ゾーンは支持板（１４）によって支持されている
   ことを特徴とする、特許請求の範囲（１）又は（２）に
   記載の装置。 （４）マガジン（１）は、コンベヤー（９）の全長に亘
   って延び且つ水平な運搬ゾーンから所定の積み重ねの高
   さに対応する高さ位置まで延びた後壁（８）を有してい
   ることを特徴とする、特許請求の範囲（１）乃至（３）
   の何れかに記載の装置。 （５）マガジン（１）は、水平な運搬ゾーンから上方へ
   少なくとも所定の積み重ねの高さを越えた位置まで延び
   且つ積み重ね（６′）の既にマガジン内に置かれている
   積み重ね（６）上への許され得る最大落下距離を越えた
   位置まで延びた前壁（１６）を有していることを特徴と
   する、特許請求の範囲（１）乃至（４）の何れかに記載
   の装置。 （６）上記後壁（８）と前壁（１６）に夫々支持板（２
   １）の通路となるスロット（１７）が設けられているこ
   とを特徴とする、特許請求の範囲（４）又は（５）に記
   載の装置。（７）マガジン（１）は、その前側に、中間
   壁（２）と側部ガイド（４）から所定距離だけ離れた位
   置に配設されていて該マガジンの底端から垂直に延びた
   ガイド（７）を持っていることを特徴とする、特許請求
   の範囲（１）乃至（６）の何れかに記載の装置。 （８）前記駆動装置（１２、１３）はタイマーの制御に
   よりコンベヤーの搬送を操作できるようになっているこ
   とを特徴とする、特許請求の範囲（１）乃至（７）の何
   れかに記載の装置。 （９）前記駆動装置（１２、１３）は中間壁（２）に隣
   接したセンサー（２４）を介してスイッチオフされ得る
   ようになっていることを特徴とする、特許請求の範囲（
   １）乃至（７）の何れかに記載の装置。 （１０）コンベヤー（９）の引渡し端に隣接した領域の
   該コンベヤーの上方にマガジン（１）を再充填するため
   の積み重ね（６′）の存在を表示するセンサー（２６）
   が設けられていることを特徴とする、特許請求の範囲（
   １）乃至（９）に記載の装置。 （１１）駆動装置（１２、１３）は、二つの続く積み重
   ね（６′、６″）間の距離が実際上なくなるまでタイマ
   ーによって搬送方向へスイッチオン状態に維持され、そ
   の後次の積み重ね（６″）が所定位置へ到達するまで別
   のタイマーにより反対方向へ作動せしめられるようにな
   っている、特許請求の範囲（１）乃至（１０）の何れか
   に記載の装置。 （１２）コンベヤー（９）の引渡し端のほぼ直上位置に
   、駆動装置（１２、１３）に接続されていて積み重ね（
   ６′）が中間壁（２）に達した時該駆動装置（１２、１
   ３）が別の積み重ね（６″）がその領域内へ入るまでス
   イッチオン状態に維持されるように作用するセンサー（
   ２５）が設けられていることを特徴とする、特許請求の
   範囲（１）乃至（１０）の何れかに記載の装置。