JPS634045Y2 - - Google Patents

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JPS634045Y2
JPS634045Y2 JP12644683U JP12644683U JPS634045Y2 JP S634045 Y2 JPS634045 Y2 JP S634045Y2 JP 12644683 U JP12644683 U JP 12644683U JP 12644683 U JP12644683 U JP 12644683U JP S634045 Y2 JPS634045 Y2 JP S634045Y2
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JP
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paper sheet
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JP12644683U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は紙葉類処理機、例えば、紙幣の分類計
数機などのように分類や計数処理を行なつたのち
その紙幣を収納するに用いる紙葉類収納装置の改
良に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
従来、上記のような紙葉類処理機における紙葉
類収納装置としては、例えば特開昭57−41781号
公報にみられるように、上面に開口部を有し、内
部に受板を有する紙葉類収納箱を処理機本体に着
脱自在に設け、該本体側には前記受板に係合して
これを変位させる昇降体を備え、この昇降体を、
収納される紙葉類の量に応じて駆動することによ
り受板を変位させるようになされたものがある。
しかして上記従来の装置では、同公報中第12
図および第13図にみられるように、昇降体と受
板との係合部は凹状をなして昇降体に固定して設
けられ、この凹状をなす係合部に受板の端部が係
合されるようになつている。
これは、通常収納箱が処理機本体から抜きとら
れているとき受板は最下降位置におかれており、
昇降体が最下降位置にあるときにのみ収納箱を装
填したときに受板が昇降体の係合部に係合が可能
となることを意味し、したがつて収納箱を装填し
たとき昇降体の係合部と受板とが高さ方向におい
て一致していない場合には係合されない構造とな
つている。
そのため、収納箱の内部の紙葉類収納状態を確
認したり、1つの収納箱が一杯になつて新しい収
納箱と交換する場合、誤つて他の収納箱を引抜い
たとき、あるいは一日の処理が終了し新しい収納
箱を装填するときなどのように、収納箱を引抜く
と昇降体は自動的に下方へ移動するが、その移動
中に収納箱が再び装填されると昇降体の係合部の
位置が受板より上方にあることが生じ、その結果
昇降体の係合部が受板に激突して昇降体や受板を
破損させたり、あるいは昇降体の駆動モータを過
熱させるような不都合をもたらすなどの問題があ
る。
〔考案の目的〕
本考案は上記の点に鑑み、収納箱を昇降体のお
かれている位置にかゝわらず装填することがで
き、仮に昇降体と受板との上下方向位置関係が逆
になつていても昇降体が受板と交差したとき支障
なく通過し得て昇降体および受板に破損をきたす
ことがないようにした紙葉類収納装置を提供する
ことを目的としてなされたものである。
〔考案の概要〕
上記目的を達成するため、本考案による紙葉類
収納装置は、紙葉類処理機本体に着脱自在であつ
て、上部に開口部を有するとともに内部に受板を
有し、分類、計数等の処理済紙葉類を収納する紙
葉類収納箱と、前記本体に設けられ、前記収納箱
から突出する受板の突出部に係合してこの受板を
紙葉類の収納量に応じ変位させる昇降体とを備え
た紙葉類収納装置において、前記昇降体に、前記
受板の突出部を支持する支持部を有し、この支持
部が該突出部と交差するときばね力に抗して退避
させる傾斜部を有する揺動可能な支持レバーを具
備せしめたことを特徴とするものである。
〔考案の実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例を参照して説
明する。
第1図は本考案を適用する一例として、紙幣P
を金種別に分類し、各金種別の収納箱11,12
…に収納する紙幣処理機の概略を示すもので、そ
の構成を動作と関連して説明すると、紙幣供給部
2に多金種混合紙幣Pを装填し、図示しないスタ
ートボタンを操作することにより繰出しローラ3
が矢印方向に回動されて供給部2上の紙幣Pを1
枚ずつ繰出し、繰出された紙幣Pは搬送体4によ
り搬送されて識別部5へ送られ、こゝで金種、正
券、損券の識別、あるいは2枚重ねの検出等の識
別が行なわれる。
上記識別部5における識別結果により、その紙
幣Pの金種に対応する収納箱11,12,13,14
に搬送体6,7,8,9,10を通じて搬送さ
れ、各収納箱への分岐部分に設けられる切換え部
材11,12,13の該当するものが切換えられ
てその収納箱の直上位置に設けられる集積部14
,142,143,144に一旦集積される。
前記供給部2に装填される紙幣Pがすべてなく
なると、各搬送体が停止され、図示しない表示部
に処理結果のデータ、例えば金種別枚数、金種、
合計額、リジエクト枚数等が表示され、照合結果
によつてその表示内容が正しければ図示しない取
込みボタンを操作して収納箱に取込み、照合結果
が正しくない場合には集積部141,142,14
,144から返却されるものである。
前記集積部内には、紙幣Pを受けるための左右
一対の第1受部材15,15と、これら受部材間
の間隔を塞ぐようにして受面を構成する第2受部
材16とが設けられ、これら受部材はくし歯状に
形成されていて互いに入り組んで嵌り合えるよう
になつている。これら第1、第2受部材15,1
6は収納される紙幣Pの量に応じて下降され、そ
の最下降位置においては第2受部材16は支点1
7を中心に集積部外に回動退逃され、第1受部材
15,15は図示しない駆動手段によつて支点1
8,18を中心に集積部外に回動退逃して紙幣P
を下方の収納箱11,12,13,14内へ収納する
ようになつている。なお第1図において19はリ
ジエクトボツクス、20はその切換え部材、21
は計数装置である。
本考案による収納装置は、第1図において並列
されている各収納箱11〜14の紙面裏側に設けら
れるもので、その1つを第2図に斜視図として示
し、第4図A,B,C,にその動作状態を示して
いる。
収納箱1は上部が開放されて開口部1Aを有
し、内部には紙幣Pが載置される受板22が昇降
可能に設けられている。
収納箱1の側壁には縦方向に長孔23が形成さ
れており、この長孔23から前記受板22の端部
に突設されたピン状の突出部24が突出されてい
る。
前記収納箱1の左右側壁には透孔25,25,
26,26が上下に対をなして設けられ、これら
透孔25,25,26,26に対し投光器27,
28および受光器29,30がそれぞれ設けられ
ている。上記のうち下方に位置する投光器28お
よび受光器30は、後述するモータMの駆動を制
御するためのレベルを検出するもので、紙幣Pが
受板22上にあつて遮光されているときこれが透
光する位置まで受板22を下降させるように制御
されるものである。他の上方に位置する投光器2
7および受光器29は、受板22が最下降位置に
あつて前記下方に位置する投光器28および受光
器30が遮光状態にあるときさらに一定枚数の紙
幣Pを収納させるためのものである。これは紙幣
Pの収納数を可能な限り多くするためである。図
中SW1は収納箱1が装填されたときこれを検出す
るスイツチである。
一方、処理機本体側には、前記収納箱1の長孔
23の範囲にわたり昇降移動する昇降体31が上
下方向に配設されたベルト等の搬送体32に固定
して設けられ、この昇降体31はこれに挿通する
ガイドロツド33を案内して垂直方向に移動され
るようになつている。
上記昇降体31には前記受板22の突出部24
に係脱する支持レバー34が枢支されている。こ
の支持レバー34は、第3図に部分斜視図として
示しているように、基部に前記昇降体31に枢支
するための軸受35,35を有し、先端に平面か
らみてL字状に屈曲された支持部36を有するも
ので、この支持部36の上面は水平とされ、下面
は先端に向け上り傾斜する傾斜部37とされてお
り、前記支持部36が前記受板22の突出部24
に直交して干渉するよう基部の軸受35,35が
昇降体31に軸38により回動自在に支承され、
常時はばね39により昇降体31の側面に当接し
た状態を保つようになつている。
前記搬送体32は上下に配設されたプーリー4
0,40′に巻回されるベルトからなつており、
一方のプーリー40′がモータMにより駆動され
て昇降体31を昇降駆動させるようになつてい
る。図においてSW2は昇降体31が最下降位置に
到達したことを検出するスイツチである。
つぎに上記実施例の作用を説明する。
初期状態においては、第4図Aに示すように昇
降体31は一点鎖線で示す最下降安置(定位置)
にあつてスイツチSW2を投入している。
一方、収納箱1の受板22は一点鎖線で示す最
下降位置におかれており、この状態で収納箱1が
装填されると、受板22の突出部24は昇降体3
1の支持レバー34の支持部36上に乗つた状態
にセツトされる。
この収納箱1の装填がスイツチSW1により検出
されると、その信号によりモータMが正彫され、
搬送体32が矢印方向に帯動して昇降体31がガ
イドロツド33にそつて上昇する。この上昇によ
り支持レバー34の支持部36が突出部24を押
し上げ、受板22を上昇させる。受板22が下位
の透孔26,26を通じ投光器28と受光器30
とにより検出されると、その信号によりモータM
が停止され、ついで投光器28、受光器30間の
光を受板22が遮断しないようモータMを若干逆
転させて第4図Aの状態となる。
この状態において第4図Bの一点鎖線図示のよ
うに紙幣Pが収納されると、投光器28、受光器
30間の光路が遮断され、これを検出してモータ
Mが逆転を開始して受光器30が光を検出するま
で昇降体31が下降し、受光器30が投光器28
からの光を感知したときモータMが停止される
(第4図Bの実線図示状態)。
こうして順次紙幣Pを収納し、一日の業務が終
了したときなどに収納箱1を引き抜くと、スイツ
チSWがこれを検知し、昇降体31は下降してス
イツチSW2が投入され、モータMが停止される。
一方、収納箱1の受板22は自重により下方に降
下する(第4図C)。
以上は通常の動作であるが、上記操作中、仮に
昇降体31が下降動中に再度収納箱1を装填しな
おすか、あるいは新規の収納箱1を装填した場
合、収納箱1の受板22はすでに最下降位置に下
つてしまつて突出部24は昇降体31の支持レバ
ー34の支持部36より下位に位置されてしまう
ことがある。
しかし本考案においては、支持レバー34が下
降してその支持部36が突出部24に当ると、そ
の支持部36の下面は傾斜部37とされているの
で突出部24にならつて次第に逃げるように支持
レバー34全体が軸38を中心にばね39に抗し
て回動し、その結果、支持レバー34の支持部3
6は突出部24を乗り越えて通過することがで
き、通過後はばね39の付勢により再び昇降体3
1の側面に当接して突出部24を押し上げる状態
に戻る。
こうして昇降体31が最下降位置に到達したと
きスイツチSW2が押され、第4図Aと同一の状態
になつてモータMが正転を開始し、前述と同様の
動作を繰返す。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案による紙葉類収納
装置は、紙葉類処理機本体に着脱自在であつて、
上部に開口部を有するとともに内部に受板を有
し、分類、計数等の処理済紙葉類を収納する紙葉
類収納箱と、前記本体に設けられ、前記収納箱か
ら突出する受板の突出部に係合してこの受板を紙
葉類の収納量に応じて変位させる昇降体とを備え
た紙葉類収納装置において、前記昇降体に、前記
受板の突出部を支持する支持部、および該突出部
と交差するときばね力に抗して退避させる傾斜部
を有する揺動可能な支持レバーを具備せしめたの
で、昇降体が下降途上であるにもかゝわらず収納
箱が装填されても昇降体の支持レバーが受板の突
出部を乗り越えて通過させることができ、したが
つて昇降体や受板の突出部を破損させるような従
来の不都合がなく、しかも昇降体が下りきるのを
待つて収納箱を装填するような操作上の煩わしさ
がないなどの優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用する紙葉類処理機の一例
を示す略示説明図、第2図は本考案による紙葉類
収納装置の一実施例を示す斜視図、第3図は第2
図における支持レバーの構成および作動状態を示
す斜視説明図、第4図A〜Cは同紙葉類収納時の
動作状態を示す説明図である。 1(11〜14)……収納箱、2……供給部、3
……繰出しローラ、5……識別部、141〜144
……集積部、15……第1受部材、16……第2
受部材、22……受板、23……長孔、24……
突出部、27,29……投光器、28,30……
受光器、31……昇降体、32……搬送体、34
……支持レバー、36……支持部、37……傾斜
部、39……ばね、P…紙幣(紙葉類)、SW1
SW2……スイツチ、M……モータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 紙葉類処理機本体に着脱自在であつて、上部に
    開口部を有するとともに内部に受板を有し、分
    類、計数等の処理済紙葉類を収納する紙葉類収納
    箱と、前記本体に設けられ、前記収納箱から突出
    する受板の突出部に係合してこの受板を紙葉類の
    収納量に応じ変位させる昇降体とを備えた紙葉類
    収納装置において、前記昇降体に、前記受板の突
    出部を支持する支持部を有し、該支持部が前記突
    出部と交差するときばね力に抗して退避させる傾
    斜部を下面に有する揺動可能な支持レバーを具備
    せしめたことを特徴とする紙葉類収納装置。
JP12644683U 1983-08-17 1983-08-17 紙葉類収納装置 Granted JPS6036963U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12644683U JPS6036963U (ja) 1983-08-17 1983-08-17 紙葉類収納装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP12644683U JPS6036963U (ja) 1983-08-17 1983-08-17 紙葉類収納装置

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Publication Number Publication Date
JPS6036963U JPS6036963U (ja) 1985-03-14
JPS634045Y2 true JPS634045Y2 (ja) 1988-02-01

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ID=30287521

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JP12644683U Granted JPS6036963U (ja) 1983-08-17 1983-08-17 紙葉類収納装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5365295B2 (ja) * 2009-03-26 2013-12-11 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置および記録材積載装置

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JPS6036963U (ja) 1985-03-14

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