JPH0311057Y2 - - Google Patents

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JPH0311057Y2
JPH0311057Y2 JP18443384U JP18443384U JPH0311057Y2 JP H0311057 Y2 JPH0311057 Y2 JP H0311057Y2 JP 18443384 U JP18443384 U JP 18443384U JP 18443384 U JP18443384 U JP 18443384U JP H0311057 Y2 JPH0311057 Y2 JP H0311057Y2
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JP
Japan
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propulsion shaft
flywheel housing
flywheel
engine
transmission case
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JP18443384U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はトラクタ等の車輌におけるフライホイ
ールハウジング構造に関する。
(従来の技術) 従来、トラクタの車体はエンジン、フライホイ
ールハウジング、ミツシヨンケースを順次連設し
てなり、四輪駆動型のトラクタにおいては、前輪
駆動用の推進軸がミツシヨンケースの下部より突
出して、ミツシヨンケース、フライホイールハウ
ジング及びエンジンの下方を通つて前後方向に設
けられ、前輪に動力を伝達するよう構成されてい
た。例えば、実開昭53−79637号公報に示される
ものがある。
(考案が解決しようとする問題点) 上記構造によれば、第4図に示される如く、フ
ライホイールハウジング101の下方を推進軸1
02を通つており、従つてフライホイールハウジ
ング101の大きさが制限されるため、エンジン
103のクランク軸に設けられたフライホイール
104の直径rに制限があり、現状では直径rの
増大が図れなかつた。また推進軸102は前後両
端軸部のみで軸支されているため、中央部にたわ
みが生じ、回転に伴なつて振れが発生する欠点が
あつた。
尚、105はミツシヨンケース、106は推進
軸カバーである。そしてフライホイールハウジン
グ101内後部もしくはミツシヨンケース5内前
部にクラツチ装置が具備されている。そこで、本
考案は上記問題点に鑑み、フライホイール径の増
大を図り、フライホイールの慣性重量を大とし
て、エンジンの負荷変動を緩和すると共に、推進
軸の振れ防止を図ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) その技術的手段は、エンジン2、フライホイー
ルハウジング3、ミツシヨンケース4を順次連設
してなる車体1の下部に、前輪5駆動用の推進軸
11が前後方向に設けられたものにおいて、前記
フライホイールハウジング3の下部が推進軸11
の下方まで延設され、前記推進軸11がフライホ
イールハウジング3を嵌通すると共に、フライホ
イールハウジング3に軸支された点にある。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
ると、第1図乃至第3図において、1はトラクタ
車体で、エンジン2と、フライホイールハウジン
グ3と、ミツシヨンケース4と順次連設すること
で構成されている。5は前輪、6は後輪である。
7はボンネツト、8は運転席、9はハンドルであ
る。
ミツシヨンケース4内には後輪6に連動する走
行系と、PTO系との動力伝達装置が組込まれる
と共に、下側面には前輪5駆動用の動力取出装置
10が設けられている。
11は前輪5駆動用の推進軸であり、該推進軸
11はミツシヨンケース4の下方で前後方向に設
けられており、後端部は動力取出装置10内の出
力軸に連結されている。また前端部は前輪デフ装
置側の入力軸に連結されている。前記フライホイ
ールハウジング3の下部は推進軸11の下方まで
延設状とされた構成とされ、推進軸11はフライ
ホイールハウジング3の下端部を前後方向に嵌通
して設けられている。そしてフライホイールハウ
ジング3の後側の嵌通部12で、推進軸11の中
途部がベアリング13を介して軸支されている。
14はシール部材である。また推進軸11は前後
に分割された構成とされており、カツプリング1
5を介して互いに連結されている。フライホイー
ルハウジング3の前側及び後側に夫々突出状とさ
れた推進軸11を覆つて夫々、推進軸カバー1
6,17が着脱自在に設けられている。また前側
の推進軸11及び推進軸カバー16はエンジン2
下面の凹部18内を挿通しており、支持ブラケツ
ト19を介して、推進軸カバー16が支持されて
いる。
フライホイールハウジング3内にはエンジン2
のクランク軸に固定されたフライホイール20が
回転自在に備えられており、フライホイール20
の後部側にクラツチ装置が具備されている。また
フライホイール20の外周端を推進軸11に僅か
の間隙を有して近接させた構成としている。Pは
クランク軸の回転軸心である。
本考案の実施例は以上のように構成されてお
り、クランク軸の回転軸心Pと推進軸11の位置
とが一定な場合、フライホイール20と推進軸1
1との間に、従来の如く、フライホイールハウジ
ング101の下面壁や推進軸カバー106が存在
しないため、フライホイール20の直径Rを、推
進軸11に近接する大径に構成でき、従つて、フ
ライホイール20の慣性重量を増大でき、エンジ
ン2の負荷変動を緩和することができる。また推
進軸11の中途部がフライホイールハウジング3
に軸支されているため、従来の如く、推進軸10
2を前後、両端部のみで軸支した構造のものと比
較して、スパンを短かく構成でき、推進軸11の
たわみが防止できる。従つて、推進軸11の回転
に伴なう振れも防止でき、各推進軸カバー16,
17やフライホイール20との接触も防止でき
る。また各推進軸カバー16,17も短かく構成
できるため、各カバー16,17のたわみも防止
できる。
(考案の効果) 本考案によれば、前輪駆動用の推進軸がフライ
ホイールハウジングを嵌通すると共に、フライホ
イールハウジングに軸支された構成であるため、
フライホイールハウジング内に設けられたフライ
ホイールの径を、推進軸に近接する大径に構成で
き、フライホイールの慣性重量の増大が図れ、エ
ンジンの負荷変動を緩和することができる。また
推進軸の中途部が軸支されるため、推進軸のたわ
みが防止でき、回転に伴なう振れが防止できると
う利点を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図本考案の実施例を示す要部断面図、第2
図は同全体側面図、第3図は第1図−線断面
矢視図、第4図は従来例の要部断面図である。 1……トラクタ車体、2……エンジン、3……
フライホイールハウジング、4………ミツシヨン
ケース、5……前輪、11……推進軸、13……
ベアリング、20……フライホイール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジン2、フライホイールハウジング3、ミ
    ツシヨンケース4を順次連設してなる車体1の下
    部に、前輪5駆動用の推進軸11が前後方向に設
    けられたものにおいて、前記フライホイールハウ
    ジング3の下部が推進軸11の下方まで延設さ
    れ、前記推進軸11がフライホイールハウジング
    3を嵌通すると共に、フライホイールハウジング
    3に軸支されたことを特微とする車輌におけるフ
    ライホイールハウジング構造。
JP18443384U 1984-12-04 1984-12-04 Expired JPH0311057Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18443384U JPH0311057Y2 (ja) 1984-12-04 1984-12-04

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JP18443384U JPH0311057Y2 (ja) 1984-12-04 1984-12-04

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Publication Number Publication Date
JPS6198624U JPS6198624U (ja) 1986-06-24
JPH0311057Y2 true JPH0311057Y2 (ja) 1991-03-18

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JP18443384U Expired JPH0311057Y2 (ja) 1984-12-04 1984-12-04

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