JPH0228137Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0228137Y2 JPH0228137Y2 JP1984091432U JP9143284U JPH0228137Y2 JP H0228137 Y2 JPH0228137 Y2 JP H0228137Y2 JP 1984091432 U JP1984091432 U JP 1984091432U JP 9143284 U JP9143284 U JP 9143284U JP H0228137 Y2 JPH0228137 Y2 JP H0228137Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steering
- steering handle
- shaft
- fuel tank
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 claims description 12
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 230000008093 supporting effect Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
- Steering Controls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は農用トラクタのステアリング部の支持
構造に関する。
構造に関する。
従来の農用トラクタのステアリング部の支持構
造としては、車体フレーム等にステアリング部の
下端を取付けると共に上方に向けて片持ち状にス
テアリングハンドル軸を延出したもの、あるいは
車体フレーム等からステアリング上部まで支持フ
レームを延出してステアリングハンドル軸の上部
も支持するもの等があつた。
造としては、車体フレーム等にステアリング部の
下端を取付けると共に上方に向けて片持ち状にス
テアリングハンドル軸を延出したもの、あるいは
車体フレーム等からステアリング上部まで支持フ
レームを延出してステアリングハンドル軸の上部
も支持するもの等があつた。
しかし、前者の例のように片持ち状にステアリ
ングハンドル軸を延出したものでは、支持強度が
低くなり易く、又、前記ハンドル軸の中間にジヨ
イントが介装されているものでは支持できない場
合があつた。
ングハンドル軸を延出したものでは、支持強度が
低くなり易く、又、前記ハンドル軸の中間にジヨ
イントが介装されているものでは支持できない場
合があつた。
又、後者の例のように車体フレーム等から支持
フレームを延出したものでは、その支持フレーム
の支持作用をもつてステアリング部の支持強度を
高く維持できるとともに、ハンドル軸の中間にジ
ヨイントが介装されたものであつても支持可能で
あるという利点を有する反面、専用の大掛りな支
持フレームを要するため、ステアリング部全体の
重量が大きくなり、そのうえ、支持フレームのた
めの専用の配設空間を必要とする等の問題があつ
た。
フレームを延出したものでは、その支持フレーム
の支持作用をもつてステアリング部の支持強度を
高く維持できるとともに、ハンドル軸の中間にジ
ヨイントが介装されたものであつても支持可能で
あるという利点を有する反面、専用の大掛りな支
持フレームを要するため、ステアリング部全体の
重量が大きくなり、そのうえ、支持フレームのた
めの専用の配設空間を必要とする等の問題があつ
た。
本考案は上記実情に鑑みて為されたものであつ
て、ステアリングハンドル軸を強度高く支持する
と共に、この支持構造をコンパクトで軽量に提供
する点に目的を有する。
て、ステアリングハンドル軸を強度高く支持する
と共に、この支持構造をコンパクトで軽量に提供
する点に目的を有する。
上記目的を達成するための本考案の技術手段
は、運転部の前方側の車体から立設されたステー
に燃料タンクを取付けるとともに、前記運転部の
ステアリングハンドルとステアリングボツクスへ
の入力軸とを、中間にジヨイントを備えて屈折自
在に構成されたステアリングハンドル軸を介して
連動連結し、さらに、前記ステアリングハンドル
軸のうちの、前記ステアリングハンドルと一体化
された上方側のステアリング軸部分を支承する軸
受を、前記燃料タンクの外面左右中央部に取付け
られた軸受ブラケツトに連設したことであり、そ
の構成による作用及び効果は次の通りである。
は、運転部の前方側の車体から立設されたステー
に燃料タンクを取付けるとともに、前記運転部の
ステアリングハンドルとステアリングボツクスへ
の入力軸とを、中間にジヨイントを備えて屈折自
在に構成されたステアリングハンドル軸を介して
連動連結し、さらに、前記ステアリングハンドル
軸のうちの、前記ステアリングハンドルと一体化
された上方側のステアリング軸部分を支承する軸
受を、前記燃料タンクの外面左右中央部に取付け
られた軸受ブラケツトに連設したことであり、そ
の構成による作用及び効果は次の通りである。
つまり、上記の如く、ステーによつて比較的強
度高く支持される燃料タンクにステアリングハン
ドル軸の軸受ブラケツトを取付けるため、中間に
ジヨイントを備えて屈折自在に構成されたステア
リングハンドル軸を強度高く支持できる。
度高く支持される燃料タンクにステアリングハン
ドル軸の軸受ブラケツトを取付けるため、中間に
ジヨイントを備えて屈折自在に構成されたステア
リングハンドル軸を強度高く支持できる。
又、ステアリングハンドル軸のみを支持する支
持フレームを必要としない。
持フレームを必要としない。
又、軸受ブラケツトが燃料タンクの外面左右中
央部に取付けられているため、一般に車体の左右
中央にステアリングハンドルが設けられる農用ト
ラクタでは軸受ブラケツトが小さくて済む。
央部に取付けられているため、一般に車体の左右
中央にステアリングハンドルが設けられる農用ト
ラクタでは軸受ブラケツトが小さくて済む。
従つて、燃料タンクの外面に軸ブラケツトを取
付けるという、比較的簡単な構成で、ステアリン
グハンドルに対する振動の伝達が少ない点で有利
であるところの、中間にジヨイントが介装されて
いるステアリングハンドル軸を、強度高く支持す
ることができると共に、この支持のために大型の
支持フレームを必要としないため、この支持フレ
ームの配設空間を省略でき、ステアリング部の支
持構造がコンパクトで軽量に提供されるに至つ
た。
付けるという、比較的簡単な構成で、ステアリン
グハンドルに対する振動の伝達が少ない点で有利
であるところの、中間にジヨイントが介装されて
いるステアリングハンドル軸を、強度高く支持す
ることができると共に、この支持のために大型の
支持フレームを必要としないため、この支持フレ
ームの配設空間を省略でき、ステアリング部の支
持構造がコンパクトで軽量に提供されるに至つ
た。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第２図に示すように、操向用前車輪１及び駆動
後車輪２が軸架された走行車体の前部にエンジン
３及びクラツチハウジング４、車体の後部にミツ
シヨンケース５が搭載され、車体の中央部にはス
テアリングハンドル６、座席７等で成る運転部Ａ
が設けられ農用トラクタが構成されている。
後車輪２が軸架された走行車体の前部にエンジン
３及びクラツチハウジング４、車体の後部にミツ
シヨンケース５が搭載され、車体の中央部にはス
テアリングハンドル６、座席７等で成る運転部Ａ
が設けられ農用トラクタが構成されている。
第１図乃至第３図に示すように、エンジン３ク
ラツチハウジング４、ミツシヨンケース５は車体
の前後方向に配設された左右フレーム８ａ，８ｂ
に取付けられ、エンジン３の出力はクラツチハウ
ジング４及び伝動軸９を介してミツシヨンケース
５に伝えられるよう構成されている。
ラツチハウジング４、ミツシヨンケース５は車体
の前後方向に配設された左右フレーム８ａ，８ｂ
に取付けられ、エンジン３の出力はクラツチハウ
ジング４及び伝動軸９を介してミツシヨンケース
５に伝えられるよう構成されている。
又、エンジン３の上部からステアリングハンド
ル６の下方に亘つて燃料タンク１０が配設され、
この燃料タンク１０は前記フレーム８ａ，８ｂか
ら上方に延設されたステー１１にブラケツト１
２，１２及びボルト１３…を介して取付けられて
いる。
ル６の下方に亘つて燃料タンク１０が配設され、
この燃料タンク１０は前記フレーム８ａ，８ｂか
ら上方に延設されたステー１１にブラケツト１
２，１２及びボルト１３…を介して取付けられて
いる。
ステアリングハンドル６はステアリングハンド
ル軸１４によつて、その回転操作がパワーステア
リングボツクス１５伝えられ、このボツクス１５
のピツトマンアーム１６の駆動揺動力がドラツグ
リンク１７を介して前車輪１のナツクルアーム
（図外）を操作するよう構成されている。
ル軸１４によつて、その回転操作がパワーステア
リングボツクス１５伝えられ、このボツクス１５
のピツトマンアーム１６の駆動揺動力がドラツグ
リンク１７を介して前車輪１のナツクルアーム
（図外）を操作するよう構成されている。
又、ステアリングハンドル軸１４は上下２の軸
部分１４ａ，１４ｂによつて成り、２つのジヨイ
ント１８，１８が介装されている。上方の軸１４
ａ部分は軸受１９によつて回動自在に軸支される
と共に、この軸受１９は前記燃料タンク１０の外
面中央部に立設した軸受ブラケツト２０の上端に
取付けられステアリングハンドル６の回動軸心を
安定保持している。
部分１４ａ，１４ｂによつて成り、２つのジヨイ
ント１８，１８が介装されている。上方の軸１４
ａ部分は軸受１９によつて回動自在に軸支される
と共に、この軸受１９は前記燃料タンク１０の外
面中央部に立設した軸受ブラケツト２０の上端に
取付けられステアリングハンドル６の回動軸心を
安定保持している。
図面は本考案に係る農用トラクタのステアリン
グ部構造の実施例を示し、第１図はステアリング
部及びその周囲の詳細を示す縦断側面図、第２図
はトラクタの全体側面図、第３図はステアリング
部の支持構造を示す縦断背面図である。 ６……ステアリングハンドル、１０……燃料タ
ンク、１１……ステー、１４……ステアリングハ
ンドル軸、１４ａ……ステアリング軸部分、１５
……ステアリングボツクス、１８……ジヨイン
ト、１９……軸受、２０……軸受ブラケツト、Ａ
……運転部。
グ部構造の実施例を示し、第１図はステアリング
部及びその周囲の詳細を示す縦断側面図、第２図
はトラクタの全体側面図、第３図はステアリング
部の支持構造を示す縦断背面図である。 ６……ステアリングハンドル、１０……燃料タ
ンク、１１……ステー、１４……ステアリングハ
ンドル軸、１４ａ……ステアリング軸部分、１５
……ステアリングボツクス、１８……ジヨイン
ト、１９……軸受、２０……軸受ブラケツト、Ａ
……運転部。
Claims (1)
- 運転部Ａの前方側の車体から立設されたステー
１１に燃料タンク１０を取付けるとともに、前記
運転部Ａのステアリングハンドル６とステアリン
グボツクス１５への入力軸とを、中間にジヨイン
ト１８を備えて屈折自在に構成されたステアリン
グハンドル軸１４を介して連動連結し、さらに、
前記ステアリングハンドル軸１４のうちの、前記
ステアリングハンドル６と一体化された上方側の
ステアリング軸部分１４ａを支承する軸受１９
を、前記燃料タンク１０の外面左右中央部に取付
けられた軸受ブラケツト２０に連設してある農用
トラクタのステアリング部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9143284U JPS616465U (ja) | 1984-06-18 | 1984-06-18 | 農用トラクタのステアリング部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9143284U JPS616465U (ja) | 1984-06-18 | 1984-06-18 | 農用トラクタのステアリング部構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS616465U JPS616465U (ja) | 1986-01-16 |
| JPH0228137Y2 true JPH0228137Y2 (ja) | 1990-07-27 |
Family
ID=30647310
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9143284U Granted JPS616465U (ja) | 1984-06-18 | 1984-06-18 | 農用トラクタのステアリング部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS616465U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0534299Y2 (ja) * | 1986-08-25 | 1993-08-31 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52157123U (ja) * | 1976-05-21 | 1977-11-29 |
-
1984
- 1984-06-18 JP JP9143284U patent/JPS616465U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS616465U (ja) | 1986-01-16 |
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