JPS6225417Y2 - - Google Patents

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JPS6225417Y2
JPS6225417Y2 JP1981114781U JP11478181U JPS6225417Y2 JP S6225417 Y2 JPS6225417 Y2 JP S6225417Y2 JP 1981114781 U JP1981114781 U JP 1981114781U JP 11478181 U JP11478181 U JP 11478181U JP S6225417 Y2 JPS6225417 Y2 JP S6225417Y2
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JP
Japan
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shaft
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engine
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JP1981114781U
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JPS5819876U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、農用トラクタ等の走行車両に適用
される操向伝達装置に関する。
(従来の技術) 例えば、トラクタ用操向伝達装置として実開昭
55−56764号公報に開示されたものがある。この
従来技術は、エンジンから突出した車軸受枠の枠
内に操向用車輪を駆動する入出力変換ボツクスを
配置し、この入出力変換ボツクスの入力軸にステ
アリングの操向回転を伝達する回転伝達軸を連結
して構成されている。
(考案が解決しようとする問題点) 前記従来技術では、入出力変換ボツクスを車軸
受枠内に納めるので、内部空間の有効利用と地上
高の確保を図ることができるが、入力軸も車軸受
枠内に納められているため、入力軸に連結される
回転伝達軸をエンジンの外側方に水平に配置する
ことが困難になり、エンジンに付属のセルモータ
及びゼネレータ等を回避しながら複雑に折曲させ
配置しなければならない。
(問題点を解決するための手段) この考案は、入出力変換ボツクスの入力軸を車
軸受枠の側壁を貫通して外側方へ突出し、且つ回
転伝達軸をエンジン及び車軸受枠の側壁の外側方
で且つそれらに略沿わせて配置することによつ
て、前記従来技術の問題点を解決できるようにし
たものである。
即ち、この考案における問題解決手段の具体的
構成の特徴とするところは、エンジン1から突出
した車軸受枠14の枠内に操向用車輪20を駆動
する入出力変換ボツクス37を配置し、この入出
力変換ボツクス37の入力軸36にステアリング
26の操向回転を伝達する回転伝達軸34を連結
した操向伝達装置において、 前記入力軸36を車軸受枠14の側壁を貫通し
て外側方へ突出させ、前記回転伝達軸34をエン
ジン1及び車軸受枠14の側壁の外側方でそれら
に略沿わせて配置した点にある。
以下、図示した実施例によつてこの考案を説明
する。
第1図乃至第3図はその一例を農用トラクタに
おいて示すものである。
まず、トラクタの概要について説明すると、1
は冷却器2を付属する前部のエンジンで、その後
部にはミツシヨンケース3が接結され、これらに
よつて機体4が構成されている。
機体4の中間に介装したクラツチハウジング5
からは門型で剛強な第1フレーム6が立設され、
その前方に水平な第2フレーム7を張出すと共
に、横開き式上ボンネツト8と脱着自在なフロン
トグリル9・安全カバー10を装備してボンネツ
ト11が構成されている。第1フレーム6の後部
には、バツテリを内装した固定パネル12が固設
され、その上部に起倒自在な上カバー13が設け
てある。
一方機体前部の下回りには、エンジン1の両側
に夫々ボルト止めされ前方へと張出す前車軸受枠
14が備えられその前端にコの字型連結板15を
固着して平面門型フレームを形造るものとされて
いる。又、前車軸受枠14は前記冷却器2を支持
すると共にその底部に前後一対の軸受16,16
を配して前車軸ケース17をセンタピボツトする
もので、この場合ミツシヨンケース3の底部に備
えた動力取出ボツクス18から取出された動力が
前輪デフ装置(内部機構は省略)内に伝達され前
車軸ヨーク19を通じて前輪20を駆動すべくな
してある。
これに対し機体4の後部には、三点リンク機構
21用の油圧装置22を乗設すると共にその上部
その他の個所を介して一体型のフロアシート23
を乗設固定してあり、この場合フロアシート23
は、左右のフエンダ24その他を全て一体化した
ものであつて通常はその上に座席25が設置され
るが必要に応じて第1図示仮想線の如く場所を変
えて後向きにもすることが可能である。そのため
実線で示したステアリング26も仮想線のように
位置替えでき、その際ポスト27を前後の切替ボ
ツクス28,28に脱着することで可能としたも
のであり、それだけでなく各ボツクス28,28
からの前進用ジヨイント軸29と後進用ジヨイン
ト30軸を共通ボツクス31に伝達自在となし、
こうして共通ボツクス31からの取出軸32にジ
ヨイント33を介して機体右脇の前車軸受枠14
右サイドに装架した第1入力伝達軸(回転伝達
軸)34に導き、更に他のジヨイント35を介し
て第2入力伝達軸(入力軸)36に伝達すること
によつてラツク・ピニオン型の入出力変換ボツク
ス(手段)37内に動力を伝え、このボツクス3
7から取出したシヤフトにセンタアーム38を取
着し左右のタイロツド39,39′を介してナツ
クルアーム40を応動自在としたものである。
こうしたトラクタにおいて本実施例では、前車
軸受枠14の前端内部空間が空いていることを利
用してここに前記入出力変換ボツクス37を収め
たのであり、それに伴なつて前記第2入力伝達軸
36を、前車軸受枠14の側壁に貫設した軸通穴
41に外側方へ挿通して配置し、且つ第2入力伝
達軸36の外端に連結された第1入力伝達軸34
をエンジン1及び前車軸受枠14の側壁の外側方
でそれらに略沿わせ且つ略水平に配置したもので
ある。この場合軸通穴41は対象が小径の伝達軸
であるから小径化でき穴形成による受枠14の強
度ダウンは殆んどない。又、入出力変換ボツクス
37を安定に支持するため連結板15から後向き
に一対のステー42を突設し、こうしたボツクス
37の底部から出力伝達手段としてのシヤフトを
取出しこれに水平揺動型のセンタアーム38を可
及的に高く取着すると共に、該アーム38の前端
上面を介してタイロツド39,39′の各内端を
接結してある。尚、センタアーム38及び入出力
変換ボツクス37等は車両で示うと左寄りに偏寄
させてあるが第3図仮想線のように右偏り又は中
央などに配置することは自由であり、こうした場
合第1・第2入力伝達軸34,36の屈折角が小
さくなる利点がある。又、第1・第2入力伝達軸
34,36等は車両の左側から導くように配置す
ることは自由である。更に前記では前輪駆動型と
したが非駆動型とする場合もあり、又後輪系につ
いても具体化することがある。又、前記ではラツ
ク・ピニオン型としたが他の倍力機構、即ちボー
ルナツト型その他インテグラル等の油圧方式によ
るもの全てを含むものとする。更に第2入力伝達
軸36については軸通穴41によらず前車軸受枠
14の上又は下側を通じて導くこともできる。こ
の場合入出力変換ボツクス37の中心は横向きと
なることもある。又、前記ジヨイント35は伸縮
させる必要がないから第2図示の如くピン43で
固定してある。更にタイロツド39,39′につ
いては左右を共通に構成してもよい等諸点に変更
の予定がある。
この考案は以上の如くであり、車軸受枠14の
枠内に配置した入出力変換ボツクス37の入力軸
36を、車軸受枠14の側壁を貫通して外側へ突
出させ、この入力軸36に連結された回転伝達軸
34を、エンジン1及び車軸受枠13の側壁の外
側方でそれらに略沿わせて配置しているので、車
軸受枠14の内部空間の利用及び地上高の確保の
ために入出力変換ボツクス37を車軸受枠14内
に配置しても、エンジン1及びその付属機器と干
渉することなく、またそれらに妨害されることな
く、回転伝達軸34を配置することができ、回転
伝達軸34を従来技術のように折曲する必要がな
くなるので、回転もスムーズになり、ステアリン
グの操向性能を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一例を示すトラクタ右側面
全体図、第2図は第1図−線の拡大平面図、
第3図は第2図−線断面図である。 17……車軸ケース、20……操向車輪、26
……ステアリング、34,36……入力伝達手
段、37……入出力変換手段、38,39,3
9′,40……出力伝達手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 エンジン1から突出した車軸受枠14の枠内に
    操向用車輪20を駆動する入出力変換ボツクス3
    7を配置し、この入出力変換ボツクス37の入力
    軸36にステアリング26の操向回転を伝達する
    回転伝達軸34を連結した操向伝達装置におい
    て、 前記入力軸36を車軸受枠14の側壁を貫通し
    て外側方へ突出させ、前記回転伝達軸34をエン
    ジン1及び車軸受枠14の側壁の外側方でそれら
    に略沿わせて配置したことを特徴とする操向伝達
    装置。
JP11478181U 1981-07-31 1981-07-31 操向伝達装置 Granted JPS5819876U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11478181U JPS5819876U (ja) 1981-07-31 1981-07-31 操向伝達装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11478181U JPS5819876U (ja) 1981-07-31 1981-07-31 操向伝達装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5819876U JPS5819876U (ja) 1983-02-07
JPS6225417Y2 true JPS6225417Y2 (ja) 1987-06-29

Family

ID=29909053

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11478181U Granted JPS5819876U (ja) 1981-07-31 1981-07-31 操向伝達装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5819876U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2945395A (en) * 1959-01-19 1960-07-19 Int Harvester Co Adjustable steering mechanism
JPS56377B2 (ja) * 1978-02-21 1981-01-07

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS609097Y2 (ja) * 1978-10-13 1985-04-01 井関農機株式会社 乗用農機におけるステアリングシヤフトの支承構造
JPS56377U (ja) * 1979-06-14 1981-01-06

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2945395A (en) * 1959-01-19 1960-07-19 Int Harvester Co Adjustable steering mechanism
JPS56377B2 (ja) * 1978-02-21 1981-01-07

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5819876U (ja) 1983-02-07

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