JPH0112985Y2 - - Google Patents

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JPH0112985Y2
JPH0112985Y2 JP1984046497U JP4649784U JPH0112985Y2 JP H0112985 Y2 JPH0112985 Y2 JP H0112985Y2 JP 1984046497 U JP1984046497 U JP 1984046497U JP 4649784 U JP4649784 U JP 4649784U JP H0112985 Y2 JPH0112985 Y2 JP H0112985Y2
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JP
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transmission
case
transmission case
engine
output
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JP1984046497U
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  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、左右一対の前車輪並びに左右一対の
後車輪をサスペンシヨン支持した車体の前後中
間、かつ略左右中心に位置させて前後軸心型のエ
ンジンを車体下腹部に配設して、車体上部を有効
利用しながら、車体の重量バランスを良好に維持
できるようにした四輪駆動型運搬車に関する。
従来、上記運搬車において、荷台高さを低くし
て積載物の積み降ろしを容易にすべく、かつ、最
低地上高を高く維持して地面等の他物との衝突を
回避すべく、第4図に示すように、エンジン6の
後端に連結したミツシヨンケース10からの、前
車輪1,1に対する伝動系Bを、エンジン6の横
側に配設し、車体一側方に片寄つて配置した前輪
用デフケース17′にミツシヨンケース10の変
送出力の一部を伝達し、前輪用デフケース17′
からの出力を、ユニバーサルジヨイント18a,
18bと前輪用伝動軸19を介して左右の前輪
1,1に伝達していた。
又、この種の構造のものは、例えば、特開昭59
−20731号公報に開示された四輪駆動装置のよう
なものにおいても知られている。
従来の欠点は以下の通りである。つまり、第5
図に示すように、左右の車輪1,1の走行特性を
揃えるべく、左右のユニバーサルジヨイント18
a,18b間の距離を等しくして前輪用伝動軸1
9の軸交差角θ′が等しくなるように構成していた
が、前輪用デフケース17′が車体の一側方に片
寄つているために軸交差角θ′が大きくなり、伝達
損失が大きくなると共にユニバーサルジヨイント
18a,18bや前輪用伝動軸19の摩損を早め
たり、騒音が発生したりする傾向が大きつた。
本考案の目的は、上記実情に鑑み、伝動系に対
する合理的改良でもつて、最低地上高を高く維持
しながら、ユニバーサルジヨイント間の伝動軸の
軸交差角を小さくする事にある。
本考案の特徴構成は、冒記四輪駆動型運搬車に
おいて、前記エンジンの出力側端部にミツシヨン
ケースを直結し、このミツシヨンケースの変速出
力の一部を、前記ミツシヨンケースから前後方向
で延出した軸を介して、前記前車輪及び後車輪の
うちの一方における車軸の中央部に位置する中央
デフケースに軸伝達するとともに、前記前車輪及
び後車輪のうちの他方における車軸の中央部に位
置する中央デフケースの入力側の伝動ケースの入
力部と、前記ミツシヨンケースから延出した前記
軸にギア伝動するギア伝動部を内装したケースの
出力部とを、前記エンジン及び前記ミツシヨンケ
ースよりも左右方向での一方側へ突出させ、か
つ、前記ケースの出力部と前記伝動ケースの入力
部とを、プロペラシヤフトで連動連結して、前記
エンジン及び前記ミツシヨンケースの横側を平面
視でコの字形に迂回する伝動系を構成し、この伝
動系を介して前記変速出力の他の一部を、前記前
車輪及び後車輪のうちの他方における車軸の中央
部に位置する中央デフケースに伝達するよう構成
してある点にある。
その作用効果は次の通りである。
つまり、車輪用デフケースが左右の車輪の中央
に配置されているから、ユニバーサルジヨイント
間の距離を左右等しく最も大きくする事ができ
て、その間を連結する伝動軸の軸交差角を小さく
できるようになつた。
しかも、ミツシヨンケースから車輪用デフケー
スに至る伝動系が、エンジンの横側を平面視コの
字状に迂回してるから、エンジンより下方への突
出部分がなく、車体の最低地上高を高く維持でき
るのである。
その結果、最低地上高を高く維持して、車体の
一部が地面等の他物と衝突する事を防止しなが
ら、ユニバーサルジヨイント間の伝動軸の軸交差
角を小さくして伝達損失、伝動部材の損傷、及び
騒音等を少なくする事のできる、走行性能の優れ
た四輪駆動型の運搬車を提供できるようになつ
た。
以下に、図面に基づいて、本考案の実施例を説
明する。
第1図に示すように、左右一対の操向可能な駆
動前輪1,1、及び左右一対の駆動後輪2,2を
夫々リーフサスペンシヨンン機構Sを用いて支持
し、上部に運転キヤビン3及び荷台4等を備えた
車体フレーム5の下腹部に、前後軸心型のエンジ
ン6を、車体の前後中間、かつ、略左右中心に配
設し、車体フレーム5上部を有効利用しながら車
体の重量バランスを良好に維持できるようにした
四輪駆動型運搬車を構成してある。そして、第2
図に示すように、燃料タンク7、バツテリー8、
及びエアクリーナー9を、車体外方に面して車体
フレーム5に取付け、それらの整備及び点検を車
体外方から容易に行なえるように構成してある。
エンジン6から各駆動輪1,1,2,2に対す
る動力伝達機構について説明すると、第2図に示
すように、エンジン6の後端に連結したミツシヨ
ンケース10内の走行変速装置10aによつて適
宜変速した出力の一部を、後輪用プロペラシヤフ
ト11、中央デフケースとしての後輪用デフケー
ス12内のデフ装置12a、及び後輪用伝動軸1
3を介して、後車輪2,2に伝動し、一方、ミツ
シヨンケース10に付設したケースとしてのトラ
ンスフアケース14内のギアー伝動部14aに分
岐伝達されたミツシヨンケース10の変速出力
を、前輪用プロペラシヤフト15、伝動ケース1
6内のギアー伝動部16aを介して中央デフケー
スとしての前輪用デフケース17に伝達し、さら
に前輪用デフケース17の出力を左右夫々のユニ
バーサルジヨイント18a,18bと前輪用伝動
軸19を介して前車輪1,1に伝達している。
そして、トランスフアケース14内のギアー伝
動部14a、前輪用プロペラシヤフト15、伝動
ケース16内のギアー伝動部16aからなる前車
輪1,1に対する伝動系Aを、エンジン6の横側
を平面視コの字形に迂回するように配置し、エン
ジン6下方への突出がないようにして車体の最低
地上高を高く維持し、地面等の他物との衝突によ
る車体の損傷を防止するように構成すると共に、
前輪用デフケース17を左右の前車輪の中央に配
置し、第3図に示すように、ユニバーサルジヨイ
ント18a,18b間を連結する前輪用伝動軸1
9の軸交差角θが小さくなるようにして、前車輪
1,1に対する伝達損失を少なくすると共に伝動
部材の摩損を少なくするように、さらに、騒音の
発生を抑制するように構成してある。
次に、別の実施例を説明する。
前後車輪1,2が共に独立懸架されたものにあ
つては、エンジン6の前端にミツシヨンケース1
0を連結し、前輪用デフケース17にミツシヨン
ケース10の変速出力の一部を伝達し、後輪用デ
フケース12に対する伝動系を、エンジン6の横
側を平面視コの字形に迂回させてもよい。また、
伝動系Aを構成する各部材の形状、取付構造等の
具体的構成は適宜変更可能である。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の実施例を示し、第
1図は四輪駆動型運搬車の全体側面図、第2図は
伝動系統を示す平面図、第3図は前車輪駆動構造
の正面図である。第4図及び第5図は従来例を示
し、第4図は第2図に相当する平面図、第5図は
第3図に相当する正面図である。 1……前車輪、2……後車輪、6……エンジ
ン、10……ミツシヨンケース、12,17……
中央デフケース、14……ケース、14a……ギ
ア伝動部、15……プロペラシヤフト、16……
伝動ケース、A……伝動系。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右一対の前車輪1,1並びに左右一対の後車
    輪2,2をサスペンシヨン支持した車体の前後中
    間、かつ略左右中心に位置させて前後軸心型のエ
    ンジン6を車体下腹部に配設した四輪駆動型運搬
    車であつて、前記エンジン6の出力側端部にミツ
    シヨンケース10を直結し、このミツシヨンケー
    ス10の変速出力の一部を、前記ミツシヨンケー
    ス10から前後方向で延出した軸を介して、前記
    前車輪1,1及び後車輪2のうちの一方における
    車軸の中央部に位置する中央デフケース12に軸
    伝達するとともに、前記前車輪1,1及び後車輪
    2,2のうちの他方における車軸の中央部に位置
    する中央デフケース12の入力部の伝動ケース1
    6の入力部と、前記ミツシヨンケース10から延
    出した前記軸にギア伝動するギア伝動部14aを
    内装したケース14の出力部とを、前記エンジン
    6及び前記ミツシヨンケース10よりも左右方向
    での一方側へ突出させ、かつ、前記ケース14の
    出力部と前記伝動ケース16の入力部とを、プロ
    ペラシヤフト15で連動連結して、前記エンジン
    6及び前記ミツシヨンケース10の横側を平面視
    でコの字形に迂回する伝動系Aを構成し、この伝
    動系Aを介して前記変速出力の他の一部を、前記
    前車輪1,1及び後車輪2,2のうちの他方にお
    ける車軸の中央部に位置する中央デフケースに伝
    達するよう構成してあることを特徴とする四輪駆
    動型運搬車。
JP4649784U 1984-03-29 1984-03-29 四輪駆動型運搬車 Granted JPS60157432U (ja)

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JPS60157432U JPS60157432U (ja) 1985-10-19
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5920731A (ja) * 1982-07-24 1984-02-02 Honda Motor Co Ltd 4輪駆動装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58100130U (ja) * 1981-12-28 1983-07-07 セイレイ工業株式会社 4輪駆動車における動力取出装置

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5920731A (ja) * 1982-07-24 1984-02-02 Honda Motor Co Ltd 4輪駆動装置

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