JPH0311045A - ベンズアミド誘導体 - Google Patents

ベンズアミド誘導体

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JPH0311045A
JPH0311045A JP14424889A JP14424889A JPH0311045A JP H0311045 A JPH0311045 A JP H0311045A JP 14424889 A JP14424889 A JP 14424889A JP 14424889 A JP14424889 A JP 14424889A JP H0311045 A JPH0311045 A JP H0311045A
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JP
Japan
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compound
acid
water
dichlorophenylcarbamoyl
plant
Prior art date
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Pending
Application number
JP14424889A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Iguchi
裕之 井口
Iku Kasahara
笠原 郁
Shinichi Matsuno
松野 眞一
Norimasa Yokoyama
紀昌 横山
Takeo Mogi
茂木 武雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hodogaya Chemical Co Ltd
Original Assignee
Hodogaya Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は特定のベンズアミド誘導体およびそれを含有す
る植物生長調節剤に関するものである。
従来の技術 植物生長調節剤としては、植物ホルモンそのものの作用
を持つ化合物の利用、ジベレリンやオーキシンに拮抗的
に働く化合物の利用などが知られている。後者は、茎葉
処理剤と土壌処理剤とく分けられる。茎葉処理剤は古く
から開発されたものが多く、マレイン酸ヒドラジッド(
MH)、2−クロルエテルトリメチルアンモニウム(C
CC)、N−ジメチルスクシンアミド酸(8ADH)が
代表的なものである。MHはタバコの側芽抑制、タマネ
ギなどの貯蔵性向上などに、CCCはコムギの倒伏軽減
剤、園芸の分野での燻化剤などに、8ADHは園芸や果
樹の燻化、伸長抑制、花芽の誘導と言った分野で匣用さ
れている。
土壌処理剤は比較的近年開発されたものが多く、トリア
ゾール系など非常に強力で持続効果も長い。
園芸の分野を中心に爆死、伸長抑制、花芽誘導、草丈抑
制など(資)用されている。
一般に植物生長調節剤は植物種や生育ステージあるいは
気象、土壌条件によ)効果が大きく異なり、各々の分野
で数多くの薬剤が使い分けられている。本発明の化合物
は、植物ホルモンに拮抗的に働く茎葉処理剤に属する。
発明が解決しようとする問題点 従来の茎葉処理剤は一般に効果が弱く、薬量を多く要す
る。また、各植物の感受性の時期が限られ、処理適期幅
が狭い。さらに、効果を高めるため高濃度のものを施用
すると、葉枯れなど薬害をまねくほか、植物種による感
受性の幅が非常にせまいなど欠点が多い。たとえば、M
Hは一1作用が強く、白化、葉枯れなど薬害が出易い。
CCCは倒伏軽減剤として、コムギで線処理適期が狭く
、オオムギや稲では効果がとほしいなどあげられる。
8ADHも含め園芸の鉢物では茎葉葦土壊処理剤として
の適用が可能なので、薬効の弱さを補うことができるが
、他種では適用が難かしいことが多い。
一方、土壊処理剤は土壌の質や降雨量の影響を受は易く
、全く効果が無かったり、多過ぎると、花や実に悪影響
が出たシ、数年間も生長が停止したり非常K(l!用方
法が難かしい欠点がある。
以上の欠点は、フェノキシ酢酸(プロピオン酸)ベンズ
アきド誘導体 (特開昭65−216803号、同64
−29548号公報記載)の強力な茎葉処理剤で副作用
も少なく、しかも、かなシの汎用性があり、従来の問題
点をかなり解決している。
しかしながら、さらに便い易さや高度な技術を求めると
なお問題点がおる。たとえば、稲の倒伏軽減剤として筐
用する場合、薬効の薬量間差が大きく、散布ムラが出易
く、見目が悪いあるいは刈取がしにくいなど問題点も生
じている。
植物種の感受性の面からは、コムギ、オオムギでは感受
性かにふく、稲よりかなり多くの薬量を要する。寒地型
の芝草でも同じことが言える。広葉植物でも、キク、ラ
ックの場合、燐化効果と開花への影響のコントロールが
難かしいなど、あるいはナス科植物では感受性かにぶい
などがある。
問題点を解決するための手段 本発明者らは新規のベンズアミド系化合物の植物活性に
ついて研究するなかで、化合物の構造と植物活性の変化
に重要なポイントがあることを見い出した。すなわち、
餌述の一般式中、Xの部分を適切に変換することにより
基本的な活性1に損うことなく、植物種に対する感受性
や作用性の変化をもたらす。
具体的にはXが−NH−の場合、全般に効果がマイルド
になるが、稲の倒伏軽減剤としての適用では散布ム2に
よる生育の不揃い、場合によっては穂への悪影響を大幅
に取除くことが可能となった。
Xが Sの場合、コムギ、オオムギあるいは寒地型芝草
での感受性が高ま夛、倒伏軽減剤や抑草剤として濠用す
る場合、薬量を低減することができる。XがCH雪の場
合も麦類で薬量間差を少なくできる。tた、ナス科植物
での活性が上がった。
Xが 80% sow %の場合は特に広葉植物での花
や実に対する悪影響が高濃度でも出にくくなり、緩化、
過繁茂防止、花芽の誘導、摘果と言った分野で非常に筐
い易くすることができた。
Xが一〇(CHzへの場合、マイルドな効果を持続させ
ることができるようになシ、矯化、抑草などに大きなメ
リットをもたらした。
本発明のベンズアミド誘導体を製造するには、前記−最
大(1)で示される化合物群に於いて、XがNH又はS
である化合物については、2′、3′−ジクロル−4−
アミノベンズアニリド又は、2′。
3′−ジクロル−4−メルカプトベンズアニリドと、各
種のハロ酢酸エステルもしくはハロ酢酸アミド又は、2
−ハロプロピオ/酸エステルもしくは2−ハロプロピオ
ン酸アミドを、炭酸カリウム、水素化ナトリウム、ナト
リウムアルコラード等の塩基性物質の存在下に、アセト
ン、トルエン、ジオキサン、塩化メチレン、N、N−ジ
メチルホルムアミド等の有機溶媒中゛で反応させるとと
くより得ることができる。
さらに、得られた酢酸及びプロピオン酸エステル誘導体
を−、ジオキサン、メタノール、アセトン等の有機溶媒
中、またはそれらと水との混合溶媒中で、水酸化ナトリ
ウム等の無機塩基の存在下に、室温で加水分解し、得ら
れたカルボン酸誘導体を、塩化チオニル等で、酸クロラ
イド誘導体とし、各種のアルコール、アルコキシアルコ
ール、モノアルキルアミン、ジアルキルアミン等と反応
することにより製造することができる。
次に、−最大(1)で示される本発明化合物において、
XがSO或いはSO2である化合物については、萌述の
方法で合成した相当するS誘導体のNa0cttたは過
酸化水素水による酸化によシ合成することができる。
また、Mfi!、本発明化合物において、XがCH意で
ある化合物については、下記反応式で示される方法によ
り、すなわち 21 、51−ジクロル−4−クロルメ
チルベンズアニリドとマロン酸ジエチルとの縮合、次い
で、アルカリ加水分解、脱炭酸を経て、カルボン酸誘導
体を得た後に、これを塩化チオニル等で酸クロライド誘
導体とし、各種のアルコール、アミン類と反応すること
により製造することができる。
さらに、本発明化合物において、Xが −0−(CH雪)n−である化合物については、2/ 
、 31−ジクロル−4−ヒドロキシベンズアニリドと
、各種のω−ハロアルキルカルボン酸エステル及びアミ
ド誘導体を、炭酸カリウム等の塩基性物質存在下に、ジ
オキサン、メチルイソブチルケトン等の不活性溶媒中で
反応させることにより得ることができる。
本発明の植物生長調節剤は、有効成分化合物をその物理
化学的な性質によシ各種担体と混合して水利剤、乳剤、
液剤、微粒剤、粉剤、フロアブル剤、水溶剤などの形に
製剤化して得られる。担体のうち、液状担体としては通
常の有機溶媒、または水、固体担体としては通常の鉱物
質微粉が1!!用される。
製剤製造に際して乳化性、分散性、展着性等を付与する
ために界面活性剤を添加できる。
担体としては、不活性な無機物、たとえばベントナイト
、クレー ゼオライト、メルク等があげ5足 られ、有機剤としては各々の化合物がよく溶けるハ 溶剤、たと、tばキシレン、トルエン、シクロヘキサノ
ン、グリコール類等があげられる。また、分散剤、乳化
剤、展着剤等には、アニオン系やノニオン系の界面活性
剤、たとえばアルキルベンゼンスルホン酸塩、ナフタレ
ンスルホン酸塩、ジアルキルスルホサクシネート、ポリ
オキシエチレンノニルフェールエーテル、ホリオキシエ
チレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンドデシ
ルエーテル等がある。さらに、必要に応じて、肥料、除
草剤、殺虫剤、殺菌剤とタンクミックス、あるいは一体
製剤して施用してもよい。
本発明の化合物の施用に際しては、植物の茎葉に十分付
着するように注意し、その施用量は作吻種や化合物、処
理時期によっても異なるが、有効成分0.1〜100f
/a(aye)の範囲内、通常は1〜50 f/aで施
用されるのが望ましい。有効成分化合物をα1〜80重
量部、望ましくは1〜60重量部含む水利剤、乳剤、粉
剤、微粒剤等の形態に製剤化して用いる。
施用量は、稲、コムギ、オオムギの倒伏軽減剤としては
、有効成分1〜51/aを出穂の50日館から出穂時ま
でに散布する。
芝草類の抑草には、有効成分(以下同じ)5〜201/
aを刈取が必要となる直餌に散布する。
広葉草本類の暖化あるいは過繁茂防止には、2〜501
/aを伸長期直餌から伸長初期に散布する。
樹木類の暖化あるいは徒長防止には10〜100I/a
を刈込−准間前か刈込後新芽が数センチ伸びた時期に散
布する。
花芽誘導、着蕾増加にはα1〜5 f/aを、花芽形成
1iiTtたは摘果には同量を満開から1ケ月の間に散
布する。
根菜類の油だい抑制、あるいは増挑には柚だい直餌に5
〜201/a散布するか、スポット処理する。
根菜類の貯麓性向上には、10〜30 f/aを収穫3
〜18間餌に散布する。
サトウキビの増粘には、10〜501/aを出穂4〜1
4間訂に散布する。
非農耕地の大型雑草の草丈抑制には25〜1001/s
を草丈30〜10051に散布するか、刈取後305+
を越えた時期に散布する。
切花の延命剤としては、5〜50 ppmの液に花蕾部
分を浸漬後保存するか使用する。または、薄めの液を昔
時から連続的に吸収させる。
次に、表1に本発明の化合物の代表的なものを示した。
以下、個々の化合物については化合物層で示す。
合成例1(第1表7166の化合物の合成)2’、3’
−ジクロル−4−アミノベンズアニリド16.86F、
t−ブチル ブロモアセテート15、201 、無水炭
酸カリウム12.441%N、N−ジメチルホルムアき
ド100−の混合物を、80℃で4時間反応した。反応
終了後、酢酸エチル500m、水150−を加え、抽出
した。さらに、水150−で2回洗浄後、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥し、溶媒を留去した。残渣を、シリカゲ
ルクロマトグラフィー(トルエン−酢酸エチル)にて、
分離精製し、目的物であるt−ブチル 4−(2,3−
ジクロルフェニルカルバモイル)−フェニルチオアセテ
ートを5.2f得た。収率は、22.8慢で、この化合
物の融点は15a5〜1595℃であった。
合成例2(第1表7166の化合物の合成)t−ブチル
 4− (2,5−ジクロルフェニルカルバモイル)−
フェニルアζノアセテート2.6fsジオキサ7501
d、AN水酸化ナトリウム水溶液8−の混合物を、室温
で3時間反応した。反応終了後、反応液を2チ塩酸水1
0〇−中に注ぎ、析出した結晶を口過、水で洗浄し、乾
燥後、目的物”caる4−(2,5−ジクロルフェニル
カルバモイル)−フェニルアミノアセティツクアシッド
2.2gを得た。収率は98チで、この化合物の融点は
223〜227℃であった。
合成例3(第1表415の化合物の合成)2’+3’−
ジクロル−4−アミノベンズアニリド14.1F、ジメ
チルスルホキシド50gl1、テトラヒドロ7ラン15
0gdの混合物を、水冷下撹拌しているところに、カリ
ウムt−ブトキシド7、51を加えた。水冷下30分攪
拌したのち、t−ブチル 2−ブロモプロピオネート1
2.5Fのテトラヒドロフラン20−の溶液を、20分
で滴下した。
水冷下2時間、室温で2時間攪拌したのち、水200−
1塩化メチレン400−を加え抽出した。
水200−で3回洗浄したのち、乾燥、溶媒を留去した
。残渣を、シリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル
−ヘキサン)にて分tan製し、目的物であるt−ブチ
ル 2−(4−C2,5−ジクロルフェニルカルバモイ
ル)−フェニルア建ノ〕−プロビオネート4.5fを得
た。収率は22嚢で、この化合物の融点は14&5〜1
415℃であった。
合成例4(第12A8の化合物の合成)t−ブチル 2
−(4−(2,3−ジクロルフェニルカルバモイル)−
フェニルアミノコ−フロピオネ−)1.42F、メタノ
ール50gAl、5N水酸化ナトリウム水溶液4g11
の混合物を、室温で3時間攪拌した。反応終了後、反応
液を2チ塩酸水10〇−中に注ぎ、析出した結晶を口過
、水で洗浄、乾燥し、目的物の2−(4−(2,3−ジ
クロルフェニルカルバモイル)−フェニルア?/)−プ
ロピオニイックアシッド1.101を得た。収率は90
悌で、この化合物の融点は213〜218℃であった。
合成例5(第1衷肩9の化合物の合成)2−(4−(2
,5−ジクロルフェニルカルバモイル)−フェニルアミ
ノ)−20ビオニイツクアシツドα711.メタノール
10−1水酸化ナトリウムα08Nの混合物を室温で1
時間攪拌した。溶媒を留去し、得られた残流にn−ヘキ
サンを加え結晶化させ、口過、洗浄し、目的物であるナ
トリウム 2−〔4−(2,3−ジクロルフェニルカル
バモイル)−フェニルアミノコ−プロピオネ−)[L7
1Fを得た。収率は95慢で、この化合物の融点は、2
00℃以上であった。
合成例6(第1表415の化合物の合成)2’、5’−
シlロルー4−メルカプトベンズアニリド17g、エチ
ル ブロモアセテートα67f。
無水炭酸カリウム1.581及びメチルイソブチルケト
ン20−の混合物を、100℃で3時間攪拌した。反応
終了後、塩化メチレン100−1水50−を加え、抽出
した。水50−で2度洗浄し、乾燥後、溶媒留去した。
残渣をトルエン−ヘキサンで結晶化し、口過後、乾燥し
、目的物のエテル4−(2,3−ジクロルフェニルカル
バモイル)−フェニルチオアセテートα6fを得た。収
率は644%で、この化合物の融点は107.5〜11
0℃であった。
合成例7(第1表A14の化合物の合成)エチル 4−
(2,5−1>クロルフェニルカルバモイル)−フェニ
ルチオアセテートQ、511メタノール101d、IN
水酸化ナトリウム水溶液5−の混合物を、室温で2時間
攪拌した。反応終了後、2係塩酸水100−に注ぎ、析
出した結晶を口過、水で洗浄し、乾燥後、目的物の4−
 (2,3−ジクロルフェニルカルバモイル)−フェニ
ルチオアセチインクアシッドα45fを得た。収率は9
6チで、この化合物の融点は189〜191℃であった
合成例8(第11LfL19の化合物の合成)4−(2
r 3−’)/aルフェニルサルパモイル)−フェニル
チオアセティツクアシッド五561゜ジオキサン50d
、塩化チオニル31571の混合物を、80℃で3時間
攪拌した。次いで溶媒及び過剰の塩化チオニル等を留去
し、相当する酸塩化物を得た。一方、n−ブチルアミン
1. Of 、炭酸水素ナトリウム1.56 f 、ア
セトン150−の混合物を室温で攪拌しているところに
、餌述の酸塩化物のアセトン20−の溶液を、50分で
滴下した。室温で2時間攪拌したのち、反応液を2慢塩
酸水30〇−中に注ぎ、析出した結晶を口過、水で充分
洗浄したのち、乾燥し、目的物の Nn−ブチル 4−
(2,!S−ジクロルフェニルカルバモイル)−フェニ
ルチオアセトアミド1.66 fを得た。収率は37c
sで、この化合物の融点は169〜171℃であった。
合成例9(第1表425の化合物の合成)2’、S’−
ジクロル−4−メルカプトベンズアニリドα6f%n−
ブトキシエチル 2−ブロモプロピオネート0.761
.無水炭酸カリウムα55f及びメチルイソブチルケト
ン30−の混合物を80℃で2時間攪拌した。反応終了
後、塩化メチレン100−1水50−を加えて抽出し、
水5〇−で3回洗浄し、乾燥後溶媒留去した。
残渣をトルエン−ヘキサンで結晶化を行ない、目的物の
n−ブトキシエチル 2−(4−(2,3−シクロルフ
ェニルカルバモイ/I/) −フェニルチオツープロピ
オネートα721を得た。収率は77チで、この化合物
の融点は、81〜82℃であった。
合成例10(第1表425及び30の化合物の合成) エチル 2−(4−(213−ジクロルフェニルカルバ
モイル)−フェニルチオ)−フロピオネ−) 1.21
を酢酸3〇−及び水101dに溶解し、水冷下、35俤
過酸化水素水10WJを滴下した。
rlil路下後、室温に戻し、4時間攪拌した。酢酸エ
テル15〇−及び水5011Ijを加え、抽出し、重曹
水、水で順次洗浄した。乾燥後、溶媒留去し、得られた
残渣を、シリカゲルクロマトグラフィー(トルエン−酢
酸エチル)で分離することにより、エチル 2−(4−
(2,3−’/クロルフェニルカルバキイル)−フェニ
ルスルフィニルツープロピオネートα541及び、エチ
ル 2−(4−(2,5−ジクロルフェニルカルバモイ
ル)−フェニルスルホニル)−フロピ第4−)α45F
を得た。融点は、打者が102〜104℃で、後者が1
12〜113℃であった。
合成例11(第1表45635の合成)a) ジエチル
 2−(4−(2,5−ジクロルフェールカルバモイル
)−ベンジルコ−マロネートの合成 マロニ酸ジエチル6.1fをジオキサン10〇−に溶解
し、水素化ナトリウムα851を加え30分攪拌した。
その後、1,3′−ジクロル−4−クロルメチルベンズ
アニリド&Ofを加え、7時間還流した。反応液を水に
注ぎ、塩化メチレンで抽出、水洗、乾燥後、溶媒を留去
し、残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(ヘキサン−
酢酸エチル)で分離精製し、目的物4.52 fを得た
。収率は51.7チ、この化合物の融点は59.5〜6
1゛Cでおった。
b)  2−(4−(2,!S−ジクロルフェニルカル
バモイル)−ベンジル〕−マロニイツクアシツドの合成 ジエチル 2−(4−(2,!S−ジクロルフェニルカ
ルバモイル)−ベンジル〕−マロネ−)2、Of、水酸
化ナトリウム1.Of及びエチルアルコール30−の混
合物を室温で、6時間攪拌した。
反応終了後、反応液を21塩酸水200−に注ぎ、析出
した結晶を、口過、水洗、乾燥後、目的物をt 621
得た。(収率は?2.9慢)c)5−(4−(2+3−
ジクロルフェニルカルバモイル)−フェニルツーフロピ
オニイックアシッドの合成 2−C4−<215−ジクロルフェニルカルバモイル)
−ベンジル〕−マロニイツクアシツド1、Ofをジオキ
サン20−に溶解し、濃硫酸を2浦加え、7時間還流し
た0反応液を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出、水洗、乾燥
後、溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルクロマト
グラフィー(クロロホルム−メタノール)にて分離精製
し、目的物[171を得た。収率は791慢で、この化
合物の融点は、2〇五5〜204.5℃であった。
合成例12(第1表459の化合物の合成)6−〔4−
(2,3−ジクロルフェニルカルバそイル)−フェニル
ツープロピオニイックアシッドO,,451,ジオキサ
ン30−1塩化チオニルCL5Fの混合物を、80℃で
3時間攪拌した。反応終了後、溶媒及び過剰の塩化チオ
ニル等を留去し、相当する酸塩化物を得た。一方、n−
ブタノール[LlF、)リエヂルアミンα13f、アセ
トン50−の混合物を室温で攪拌しているところに、前
述の酸塩化物のア七トン1〇−溶液を滴下した。
その後、室温で5時間攪拌した。反応終了後、反応液を
水に注ぎ、塩化メチレ/100−で抽出、水洗、乾燥後
、溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルクロマト
グラフィー(ヘキサン−酢酸エチル)にて分離精製し、
目的物である n−ブチル 3−(4−(2,5−ジク
ロルフェニルカルバモイル)−フェニル〕−フロビオ$
−ト0.2f得た。収率は!5a51で、この化合物の
融点は48〜49℃であった。
合成例13(第1表A41の化合物の合成)5−(4−
(2、5−ジクロルフェニルカルバモイル)−フェニル
ツー2−メデルプロビオニイツクアシツドcL21.水
酸化ナトリウムQ、O!St。
メタノール50−の混合物を室温で3時間攪拌した。溶
媒を留去後、n−ヘキサンで結晶化し、−過、乾燥後、
目的物であるナトリウム 3−〔4−(2,3−ジクロ
ルフェニルカルバモイル)−フェニルツー2−メチルグ
ロビオネー)(L18Fを得た。収率は86チで、この
化合物の融点は230℃以上であった。
合成例14(第1表459素 2′13′−シクロルー4−ヒドロキシベンズアニリ)
’ 5.641 、エチル 4−ブロモブチレート5.
851.無水炭酸カリウム4.15 f及び、メチルイ
ソブチルケトン100−の混合物を100℃で5時間反
応した0反応終了後、水に注ぎ、塩化メチレン300−
で抽出した。水洗、乾燥後溶媒を留去し、得られた残渣
を、トルエンで結晶化し、口過、乾燥後、目的物のエチ
ル 4−(4−(2゜3−ジクロルフェニルカルバセイ
ル)−フェノキシ〕−プチレー)4131を得た。収率
は78憾で、この化合物の融点は104〜105℃であ
った。
合成例15(第1表459ム エチル 4−(4−(2,5−ジクロルフェニルカルバ
モイル)−フェノキシフ−ブチレート101、ジオキサ
750m、2N水酸化ナトリウム水溶液10−の混合物
を、室温で4時間攪拌し九。反応終了後、反応液を2%
塩M水20〇−中に注ぎ、析出した結晶を一過、水で充
分洗浄、乾燥後、目的物の 4−(4−(2,3−ジク
ロルフェニルカルバモイル)−フェノキシ〕−ブチリイ
ックアシッド2.6Iを得た。収率は9五2チで、この
化合物の融点は17&5〜182℃であった。
製剤例1. 水利剤の作製 化合物屑1を4ON1にカオリンクレー52部とホワイ
トカーボン5部を加え、慣+taで混合粉砕して後、粉
状の界面活性剤ラビゾールBB−75(日本油fil 
(株)商標)1部とツルポール5039(東邦化学(株
)商標)41!Isとを混合し、化合物A1の40慢水
和剤を得た。(Sは重量部、以下同じ) 製剤例2 乳剤の作成 化合41Ai11の50sをキシレン55部、シクロヘ
キサノン25部に溶解し、ノルポール800人の10部
を加え、攪拌溶解し、化合物/11111の30俤乳剤
を得た。
製剤例五 粉剤の作成 製剤例1と同様に作成した化合物層20の40饅水利剤
5f!Aと2ビゾールBB−75のLL3部、クレー9
4,7部をよく混合し、化合物、%20の2慢粉剤を得
た。
製剤例4. 微粒剤の作成 化合物層27の50部にホワイトカーボン3部、カオリ
ンクレー47部を混合粉砕し、これの4部をスピードニ
ーダ−内で攪拌中の微粒ゼオライト94部中に加え、攪
拌を続けながら、ポリオキシエチレンドデシルエーテル
2sの水希釈液を注ぎ、全く粉がなくなるまで少量の水
で調製し、取出し後送風乾燥して化合物427の2慢微
粒剤を得た。
製剤例& フロアブル剤の作成 化合物434040MK水5CL3#と界面活性剤のツ
ルポール374205部と消泡剤としてツルポール75
12のα5部を加えて、サンドグラインダーで粉砕し、
取り出し後に、沈降防止剤または増粘剤として、エチレ
ングリコール 4部とVANGEIJ−B (E洋化成
(株)商標〕α2部を加えて曳く攪拌して、化合物層5
4の40慢70アプル剤を得た。
試験例1. 各種植物茎葉処理試験 イネ、オオムギ、インゲンマメ、レタスヲ60−の素焼
体に別々に育成し、植物体の大きさに応じて間引きし、
生育程度を&5葉期にそろえてから各被験化合物の製剤
の1006/10a相当の水希釈液をスプレーガンを便
用して茎11に散布処理した。処理後20日目前処理時
からの生育度合について観察による調査を行なった。結
果は第2表に示す。調査の基準は無処理を0とし、処理
時の草丈を5として下記のようにした。
草丈抑制効果       作用性 0:無処理と同じ    濃緑化:0 1:20慢草丈抑制   分げっ:T 2:40チ  l     奇形1111:M3:60
俤  l     葉枯れ:B表2 (全く草丈の高くならな、いもの) 試験例2.[・&葉処理試験 水稲苗(コシヒカリ)を常法による機械移植した圃場内
に9条X4rnの単位区を設け、出穂7日前に各薬剤の
所定希釈液5 t/a相当を小型噴霧器で均一に散布し
た。粉剤、微粒剤(48〜150メツシ$)、微粒剤F
 (65〜250メツシユ)はそのまま手tIL、た。
収穫前に各区の倒伏程度を観察調査し、50株について
、稈長、穂長、Ilgを計った。
倒伏程度は下記の基準で行った。
0:全く倒伏なし 1:20嗟の倒伏tkは傾斜 2:40チ Ig !:60*  #     1 4:80慢 Il 5:完全倒伏 結果を表5に示す。
数値は無処理比−で示し、小数点以下は四捨五入した。
()内は実測値を示す。
表3 稲S葉処理試験結果 試験例五 コムギ茎葉処理試験 11月上旬に条播したコムギ(農林61号)の圃場を4
mx smに区切)、−単位区とした。4月下旬の出穂
1rff10日に各化合物の所定濃度液50t/10a
相当を手押し加圧噴霧器で散布した。
6月中旬に平均的生育のものを50茎について、稈長、
穂長、および各区内2??/分の子実型を調査した。ま
た、倒伏程度は試験例2に準じた。
結果を表4に示す。
数値は無処理対比百分率で、()内は実測値を示す。
表4 g/a コムギ茎葉処理試験結果 04 子実型 08 〔0〜5〕 試験例4. 芝生茎、葉処理試験 ベントグラス、ブルーグラス、トールフエスクの芝地に
1区1イの単位区を設け、刈取1准間後に各化合物の所
定希釈液50dを小型噴霧器で散布した。散布3.!!
後に観察による調査を行った。
調査の基準は下記によった。
抑制程度 0:無処理同様  B−1葉枯れ微 1:20チ抑制   −2# 小 2 : 40 #   −3#中 3:601 4:80  #    G−1ifi緑化倣5:完全抑
制    −2l 小 −3I中 05 05 16 09 D−1高密変化小 −2〃中 −5z大 無処理 100    100 (953)  (9,4ffi) 00 (480ν〆一) 50吐 (対象) g/a 表5 芝生茎葉処理試験 グラス グラス フ〆スク 4.5G−24D−25G−5 4D−15D−14G−1 225 4,5G−24D−25G−3 4D−23aG−1 225 −1 4,5G−245G−25G−3 4D−254,5G−2 5D−12五5 D−25 D−12 1 4,5G−5 D−1 4G−241)−24,5G−2 3D−254D−1 225 B−15 2 1 4,5G−2 試験例5. 樹木類茎葉処理試験 200−のポットに育成した各種樹木類の比較的生育状
況の揃ったものを選び、春の新芽の伸長期に各薬剤の所
定希釈液10t/a相当を散布し、21!!後に葉枯れ
等の薬害を調査し、生育抑制その他の反応は2ケ月後に
調査した。
結果を表6に示すく抑制程度は試験例1に同じ)。
〔処理時樹高は、ラック、ツゲが25〜30備、カナメ
モチ、カイズカイブキが30〜40 cnt )薬  
害 B−1葉枯れ微 B−2#小 B−51中 C−1白化または黄化 微 C−21小 C−51中 その他の反応 G−1a絶化微 G−2#小 G−3#中 表6 樹木類茎業処理試験結果 試験例& タバコ茎葉処理試験 200dのポットに育成したタバコ(ハクエンシュー)
の7〜8葉期に頂芽を摘んでから、各化合物の所定衾度
液5−を頂芽部を中心に散布した。
散布2d後に薬害を、1ケ月後に抑制程度を観察調査し
た。結果を表7に示す。
(調査の基準は試験例5と同じ) 化合物 肩 表7 タバコ茎葉処理試験 散布a度 慢 2週後 −1 1ケ月後   C−1 4,5 試験例1 キク茎葉処りl試験 通常のポットツム作成法に準じてキク(ホステス)を8
月上旬にさし芽し、24後に摘芯して24間、3時間ず
つ夜間電照したもの(草丈約5薗)3鉢ずつを1単位区
とした。
各化合物の所定濃度液5−ずつ各ポットに散布し、処J
i11ケ月後と2ケ月後(開花時)に調査した結果を!
28に示す。
数値は1本当りの平均値の無処理比チで()内は実数を
示す。
試験例8 リンゴ摘果試験 26年生リすゴ樹(フジ)の枝のうち同じようなものを
選び、満開20日後に噴傷器で各化合物の所定濃度液を
枝全面に十分濡れる程度散布し、2ケ月後に結果率と損
得を調査した。
結果を表9に示す。
(小数点以下は四捨五入した。()内は実数を示す。) 表9 リ ンゴ摘果試験結果 化合物 一 度 供試条数 無処理比 結実率 チ 00 0 0 6 01 9 13 15 08 0 00 0 0 2 9 02 12 09 06 7 00 0 0 4 03 9!1 12 11 00 5 6 02 10 08 無処理区 1 8 保土谷1L芋工呆休式−一

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、XはNH、S、SO、SO_2、CH_2、−
    O−(CH_2)_n(ここで、nは1〜9の整数)、
    Aは水素原子またはメチル基、Rはヒドロキシ、炭素数
    1から6のアルコキシ、アルコキシアルコキシ、アミノ
    、炭素数1から4のモノアルキルアミノ、ジアルキルア
    ミノ基、または、o−cat(ここでcatは金属、ア
    ンモニウム、または有機の陽イオンである。)を示す。 )で表わされるベンズアミド誘導体。
  2. (2)請求項(1)記載のベンズアミノ誘導体を含有す
    る植物生長調節剤。
JP14424889A 1989-06-08 1989-06-08 ベンズアミド誘導体 Pending JPH0311045A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005514456A (ja) * 2002-01-15 2005-05-19 シグマ−タウ・インドゥストリエ・ファルマチェウチケ・リウニテ・ソシエタ・ペル・アチオニ PPARα活性化に応答する疾患の治療に有用なα−フェニルチオカルボン酸およびα−フェニルオキシカルボン酸の誘導体

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JP2005514456A (ja) * 2002-01-15 2005-05-19 シグマ−タウ・インドゥストリエ・ファルマチェウチケ・リウニテ・ソシエタ・ペル・アチオニ PPARα活性化に応答する疾患の治療に有用なα−フェニルチオカルボン酸およびα−フェニルオキシカルボン酸の誘導体

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