JPH03109689A

JPH03109689A - 定期券発行装置

Info

Publication number: JPH03109689A
Application number: JP2214999A
Authority: JP
Inventors: Daihachiro Tachikawa; 舘川　大八郎; Koichi Murayama; 村山　孝一
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1990-08-16
Filing date: 1990-08-16
Publication date: 1991-05-09
Also published as: JPH0571997B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は、例えば予め定期券の申込用紙を受付けること
により、定期券の予約発行を行う定期券発行機等の定期
券等の有価証券類発行装置に関する。

（従来の技術）定期券等の有価証券類発行装置としては、例えば東芝レ
ビュー　（ＶＯＬ、３５．Ｎｏ、４．１９８０，３，３
７１頁）に記載される、鉄道などで使用される有価証券
としての定期券を発行する定期券発行機が開発・使用さ
れている。この定期券発行機は、利用客の所望する購入
条件が記入された申込用紙に基づき、係員が利用客の所
望する購入条件を設定することにより、利用客の所望す
る定期券を発行するものである。

従来、この定期券発行機において利用客に対しの定期券
の発行は、以下のような手順により行われていた。まず
、利用客により購入情報が記入された申込用紙が係員に
提出される。次に、この申込用紙が提出された係員は、
申込用紙に記入された購入情報に基づき、定期券発行機
に対して購入条件の設定を行う。次に、購入条件が設定
された定期券発行機は、この設定された購入条件を満た
す定期券を発行する。そして、この発行された定期券が
係員により利用客に対して手渡されるという手順により
行われていた。

（発明が解決しようとする課８）しかしながら、この定期券発行機においては、申込用紙
が利用客により提出されてから定期券が利用客に手渡さ
れるまでの間、利用客を待たせることとなり、利用客に
不必要な手間・時間を取らせることとなっていた。特に
、運賃改正時等には、定期券発行機の窓口に多数の定期
券利用客が集中して混雑することが多く、利用客は長時
間待たなければ定期券を購入することができないという
問題があった。

そこで本発明は、定期券購入の際の利用客の待ち時間を
少なくし、窓口での混雑を緩和することのできる定期券
等の有価証券類発行装置を提供することを目的とする。

［発明の構成］（課題を解決するための手段）本発明は上記課題を解決するために、定期券等の有価証
券類の発行に必要な所定の発行条件を入力する第１の入
力手段と、第１の入力手段により入力される所定の発行
条件にこの所定の発行条件特有の識別情報を付与し、こ
れら所定の発行条件と識別情報とを目視可能に出力する
出力手段と、所定の発行条件と識別情報とを対応付けて
記憶する記憶手段と、出力手段により目視可能に出力さ
れた識別情報を入力する第２の入力手段と、第２の入力
手段により入力される識別情報と同一の識別情報を記憶
手段から検索し、同一の識別情報が検索される場合には
、検索される識別情報に対応付けて記憶される所定の発
行条件を満たす定期券等の有価証券類を発行する検索発
行手段と、検索発行手段により検索および発行された定
期券等の有価証券類に相当する所定の発行条件と識別情
報とを記憶手段から消去する制御手段とを具備したこと
を特徴とする。

（作用）本発明の定期券等の有価証券類発行装置は、第１の入力
手段により定期券等の有価証券類の発行に必要な所定の
発行条件を入力し、この第１の入力手段により入力され
た所定の発行条件にこの所定の発行条件特有の識別情報
を付与して、出力手段により目視可能に出力するととも
に、記憶手段により所定の発行条件と識別情報とを対応
付けて記憶するようにした。さらに、出力手段により目
視可能に出力された識別情報を第２の入力手段により入
力することにより、検索発行手段は識別情報と同一の識
別情報を記憶手段から検索し、同一の識別情報が検索さ
れる場合には、識別情報に対応付けて記憶される所定の
発行条件を満たす定期券等の有価証券類を発行する。ま
たこのとき、定期券等の有価証券類の発行に伴い、この
定期券等の有価証券類に相当する所定の発行条件と識別
情報とを記憶手段から消去するようにしたものである。

（実施例）以下、本発明の一実施例を図面を参照しながら説明する
。

第１図は、本発明の定期券等の有価証券類発行装置、例
えば鉄道などで使用される有価証券としての定期券を発
行する定期券発行機の外観を示す外観図である。第１図
中、左上にはＣＲＴデイスプレィ装置１が配置されてお
り、このＣＲＴデイスプレィ装置１は、入力手順あるい
は操作部２１；より入力される情報を表示するものであ
る。

上記操作部２は、発駅釦群３、着駅釦群４、経由駅釦群
５、駅名あるいは氏名などを入力するキーマツトロ、テ
ンキー７、通常発行、−括発行、再発行、払戻し、予約
発行、予約入金、業務終了などの業務釦群８、確認釦１
５およびエラーコード表示器１６などから構成されてい
る。また、定期券発行機の電源スィッチ９、申込用紙に
記載された氏名などを発行する定期券に転写する氏名転
写部１０、ジャーナルプリンタ１１、定期券発行の際に
必要な種々の情報、たとえば操作部２の６釦に対応する
文字パターン等が記憶されている記憶装置１２、上記全
体を制御する制御装置１３および定期券が発行される定
期券発行口１４などから構成されている。

上記記憶装置１２は、例えばフレキシブルディスク装置
、磁気ディスク装置あるいは光デイスク装置などによっ
て構成されるものである。この記憶装置１２には、定期
券の予約発行時、その発駅、着駅および有効期間などか
ら構成される発券データとしての発行条件と定期券に個
々に設けれる発券番号（有価証券の識別コード）とを対
応させて記憶する予約発行記憶エリア１２１が設けれて
いる。

第２図は、本発明の定期券等の有価証券類発行装置の電
気回路の要部を示すものであり、制御プログラムなどが
記憶されるメインメモリ２１が内部に構成されたＣＰＵ
１３により、記憶装置１２、ＣＲＴコントローラ２２、
キーボードコントローラ２３および発券装置２４などを
制御するように構成されている。

上記ＣＰ０１３は、第３図に示す如く、定期券の発行時
、操作部２により投入された発駅、着駅、経由駅、開始
年月日および有効期間に応じた文字パターンを記憶装置
１２から読みだし、ＣＲＴコントローラ２２を用いてＣ
ＲＴデイスプレィ装置１の対応する位置に表示させる制
御を行うものである。また、上記ＣＰＵ１Ｂは、予約発
行モード時、発行された定期券にシリアルに付与される
発券番号とその発行条件とを対応させて、記憶装置１２
の予約発行記憶エリア１２１に記憶させる制御を行うも
のである。さらに、上記ＣＰ０１３は、予約入金モード
時、入力された発券番号と一致する発券番号が予約発行
記憶エリア１２□に記憶されているか否かをチエツクし
、このチエツクにより一致する発券番号がある場合には
、その発券番号に対応する発行条件を予約発行記憶エリ
ア１２１から読みだして、ＣＲＴデイスプレィ装置１に
表示せしめる制御を行う。この時、ＣＲＴデイスプレィ
装置１に表示された発行条件を承認し、確認釦１５を押
圧すると、ＣＰＵ１３はその発券番号に対応する発券条
件と発券番号とを記憶装置１２の予約発行記憶エリア１
２１から消去する動作も制御する。

次に、このような構成の定期券等の有価証券類発行装置
における動作を、第４図に示すフローチャートを参照し
ながら説明する。

例えば、係員が定期券の予約用の申込用紙を受は付けた
場合には、係員により業務釦群８内の予約発行釦が押圧
される。この予約発行釦が押圧されると、第４図（ａ）
に示す如く、本発行装置は予約発行モードに選択設定さ
れる。予約発行モードに選択設定された後は、係員によ
り予約用の申込用紙が氏名転写部１０に挿入され、また
、発駅釦群３、着駅釦群４および経由駅釦群５により、
発駅、着駅および経由駅が設定されるとともに、テンキ
ー７により開始年月日、有効期間などが設定される。以
上の各設定に基づき、ＣＰＵ１３はその設定された文字
パターンを記憶装置１２から読みだし、ＣＲＴコントロ
ーラ２２を用いて、ＣＲＴデイスプレィ装置１の対応す
る表示位置に表示させる。この結果、ＣＲＴデイスプレ
ィ装置１には、第３図に示す、予約発行に対する発行条
件が表示される。このＣＲＴデイスプレィ装置１に表示
された内容が係員により確認され、発行釦が押圧される
と、ＣＰＵ１３は識別情報としての発券番号をシリアル
に発番させ１発券装置２４に対して、この識別情報と印
刷指令とを出力する。このＣＰＵ１３の出力に基づいて
発券装置２４は、ＣＲＴコントローラ２２の表示パター
ンと発券番号とを用いて、用紙上に所定のフォーマット
で印刷処理を施し、定期券発行口１４より所望の予約定
期券が発行される。また、この用紙上には、申込用紙に
記載されていた氏名および年齢などが転写されている。

また、上記発券番号と印刷指令の出力時、ＣＰＵ１３は
ＣＲＴコントローラ２２の表示パターン（それぞれの発
行条件）と発券番号とを記憶装置１２の予約発行記憶エ
リア１２１に記憶させる。

また、他の予約発行の定期券も、上記同様にして発行さ
れるようになっている。

ところで、予約定期券に基づき、定期券を予約申込者に
発行する際には、定期券の料金を予約申込者から受領し
、業務釦群８内の予約入金釦を押圧する。予約入金釦が
押圧されると、第４図（ｂ）に示す如く、予約入金モー
ドに設定される。以下、係員は、予約定期券の発券番号
をテンキー７などにより入力するとともに、スタート釦
を押圧する。

スタート釦が押圧されると、ＣＰＵ１３は、入力された
発券番号と一致する発券番号が予約発行記憶エリア１２
１に記憶されているか否かをチエツクし、このチエツク
の結果、一致する発券番号がある場合、対応する発行条
件（表示されるパターンのそれぞれの条件）を読みだし
、ＣＲＴコントローラ２２に出力することにより、ＣＲ
Ｔデイスプレィ装置１に表示させる。次に、この発行条
件（表示されるパターンのそれぞれの条件）の表示内容
が予約定期券と一致するか否かの確認が行われ、一致す
る場合には、係員により確認釦１５が押圧される。確認
釦１５が押圧されると、ＣＰＵ１３は、入力された発券
番号に対応する発券番号と発行条件（表示パターン）と
を記憶装置１２の予約発行記憶エリア１２．から消去す
る。

尚、上記発券番号が入力された際に、一致する発券番号
が予約発行記憶エリア１２□に記憶されでいない場合に
は、ＣＰＵ１３は発券番号の入力誤りと判断し、エラー
コード表示器１６でそのエラーの状態を表示させる。ま
た、１日の業務終了時、業務釦群８内の業務終了釦を押
圧すると、ＣＰＵ１３は、予約発行記憶エリア１２．内
に記憶されている情報を読みだ°し、日付をチエツクし
て、発行日より所定の期間（１ケ月程度）経過した発行
条件を図示しないジャーナルプリンタで印字させ、予約
発行記憶エリア１２．より消去する。

以上のように構成することにより、定期券の予約受は付
け、予約定期券の発行を事前に行うことができるため、
定期券を発行する際にはその発行時間を大幅に短縮する
ことができるため、定期券購入の際の利用客の待ち時間
を少なくすることができ、定期券発行機の窓口での混雑
を緩和することができる。また、予約発行に対する入金
時の発券番号の確認が容易であり、しかも予約発行した
定期券に対する入金状況の管理を容易に行うこともでき
る。

尚、上記実施例においては、識別情報として発券番号を
使用したが、これに限らず申込用紙の番号あるいは申込
者の電話番号などでも良い。

［発明の効果］以上詳述したように本発明の定期券等の有価証券類発行
装置によれば、定期券購入の際の利用客の待ち時間を少
なくすることができ、窓口での混雑を緩和することがで
きる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を説明するためのものであり、
第１図は本発明の定期券等の有価証券類発行装置全体の
概略構成を示す概略構成図、第２図は本発明の定期券等
の有価証券類発行装置の電気回路の要部を示すブロック
図、第３図は本発明の定期券等の有価証券類発行装置で
使用されるＣ貢Ｔデイスプレィ装置の表示例を示す図、
第４図は本発明の定期券等の有価証券類発行装置の動作
を説明するために示すフローチャート図である。１・・・ＣＲＴデイスプレィ装置、２・・・操作部、８
・・・業務釦群、１２・・・記憶装置、１２１・・・予
約発行記憶エリア、１３・・・ＣＰＵ。１５・・・確認釦、２２・・・ＣＲＴコントローラ、２
４・・・発券装置

Claims

【特許請求の範囲】定期券等の有価証券類の発行に必要な所定の発行条件を
入力する第１の入力手段と、この第１の入力手段により入力される所定の発行条件に
この所定の発行条件特有の識別情報を付与し、これら所
定の発行条件と識別情報とを目視可能に出力する出力手
段と、前記所定の発行条件と識別情報とを対応付けて記憶する
記憶手段と、前記出力手段により目視可能に出力された前記識別情報
を入力する第２の入力手段と、この第２の入力手段により入力される前記識別情報と同
一の識別情報を前記記憶手段から検索し、同一の識別情
報が検索される場合には、この検索される識別情報に対
応付けて記憶される前記所定の発行条件を満たす定期券
等の有価証券類を発行する検索発行手段と、この検索発
行手段により検索および発行された定期券等の有価証券
類に相当する前記所定の発行条件と識別情報とを前記記
憶手段から消去する制御手段とを具備したことを特徴とする定期券等の有価証券類発行
装置。