JPH10162076A - 指示機能付き製品 - Google Patents

指示機能付き製品

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JPH10162076A
JPH10162076A JP32372996A JP32372996A JPH10162076A JP H10162076 A JPH10162076 A JP H10162076A JP 32372996 A JP32372996 A JP 32372996A JP 32372996 A JP32372996 A JP 32372996A JP H10162076 A JPH10162076 A JP H10162076A
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Japan
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Application number
JP32372996A
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Inventor
Toshitaka Iwago
利隆 岩郷
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Brother Industries Ltd
Xing Inc
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Xing Inc
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Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd, Xing Inc filed Critical Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えば、日本語等の第1の言語以外の言語を
利用する外国人の言語に合わせてガイダンスすることに
より、第1の言語に不慣れな外国人にとっても、あるい
は日本人にとっても容易に利用できるような指示機能付
き製品を提供すること。 【解決手段】 証明書自動発行機1は、操作手順を指示
するCRT表示装置3及びタッチパネル4を少なくとも
備える。タッチパネル4を使用すれば、CRT表示装置
3の表示画面に基づき、日本語で操作手順を指示するの
か、それ言語以外の言語で操作手順を指示するのかを選
択することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操作手順を指示す
る指示手段を少なくとも備える指示機能付き製品に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】操作手順を指示する指示手段を少なくと
も備える製品としては、例えば、切符等の券売機、自動
販売機等があるが、例えば、証明書を自動的に交付でき
る交付機においても採用されている。この証明書自動的
発行機は、例えば、住所がある市役所等の、該当する行
政区画内に住む住民が、例えば住民票、結婚証明書、戸
籍抄本及び戸籍謄本等の証明書の取得を希望する場合に
利用できる機械であって、市役所の担当者に申請書を直
接提出せずに、利用者が証明書自動発行機に対して所定
操作を行えば、希望する証明書を自動的に発行すること
ができる機械である。最近は役所の窓口の付近に証明書
自動交付機が設置され、窓口が混雑している時あるいは
役所の土曜日閉庁時に、大きく利用されることが期待さ
れている。すなわち、こうした証明書自動交付機では、
申請者が申請書に記入する必要がなく、窓口の担当者が
処理するのに比べて比較的短時間で書類を入手できる
他、役所側では人手を削減できる利点があるからであ
る。そして、証明書申請者は、住民票や印鑑証明書など
の各種証明書類を証明書自動交付機を使って取得する場
合には、申請者自身が表示部を見ながら直接必要書類の
選択等をしたり、金銭を投入することによって、役所の
窓口を介さずに証明書を自動的に入手できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の交付機
では、項目選択時には、音声によるガイダンスかもしく
は画面上に文字によるガイダンスを表示したりすること
により、利用方法の案内を行っていたが、日本語による
案内しかなく、日本語の分からない外国人が利用する場
合にガイダンスの言葉がわからず不便であるという問題
点があった。本発明は上述した問題点を解決するために
なされたものであり、例えば、日本語等の第1の言語以
外の言語を利用する外国人の言語に合わせてガイダンス
することにより、例えば、日本語等の第1の言語に不慣
れな外国人にとっても、あるいは日本人にとっても容易
に利用できるような指示機能付き製品を提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】この目的
を達成するために、請求項1に記載の指示機能付き製品
では、操作手順を指示する指示手段を少なくとも備える
製品において、第1の言語で操作手順を指示するのか、
第1の言語以外の言語で操作手順を指示するのかを選択
する選択手段を備えることを特徴とする。それにより、
選択手段を用いて選択すれば、第1の言語で操作手順を
指示するのか、第1の言語以外の言語で操作手順を指示
するのかを容易に選択することができる。従って、例え
ば、第1の言語以外の言語を利用する外国人の言語に合
わせてガイダンスすることにより、例えば、日本語等の
第1の言語に不慣れな外国人にとっても、あるいは日本
人にとっても容易に利用すやすくなる。
【0005】請求項2に記載の指示機能付き製品によれ
ば、指示手段は表示手段であって、この表示手段の表示
画面に従って、前記第1の言語で操作手順を指示するの
か、または第1の言語以外の言語で操作手順を指示する
のかを選択する選択手段を備えることを特徴とする。そ
れにより、選択手段を用いて選択すれば、第1の言語で
操作手順を指示するのか、第1の言語以外の言語で操作
手順を指示するのかを極めて容易に選択することができ
る。その結果、第1の言語以外の言語を利用する、例え
ば日本語等の第1の言語に不慣れな外国人にとって、外
国人の言語に合わせたガイダンスをすることにより、こ
の製品はとっても容易に利用しやすくなる一方、例え
ば、第1の言語を利用する、日本人にとっても容易に利
用しやすくなる。
【0006】請求項3に記載の指示機能付き製品によれ
ば、第1の言語または第1の言語以外の言語で操作手順
を指示する音声発生手段を備えたことを特徴とする。そ
れにより、この製品は、例えば、第1の言語以外の言語
を利用する外国人の言語に合わせたガイダンスをするこ
とにより、使い勝手の優れた製品になる。
【0007】請求項4に記載の指示機能付き製品によれ
ば、製品は、音声発生手段及び表示手段を備える紙類自
動発行機であって、最初の表示画面の中で、第1の言語
以外で発声ガイダンスと表示ガイダンスを行うことを選
択することが可能な外国語ガイダンス選択手段を備えた
ことを特徴とする。それにより、利用者は、表示手段の
最初の表示画面の中で、第1の言語以外で発声ガイダン
スと表示ガイダンスを行うことを選択することが可能で
あって、選択された言語で発声ガイダンスと表示ガイダ
ンスを行なえるので、視覚的にも聴覚的にも確認でき
て、使い勝手の優れた紙類自動発行機になる。
【0008】請求項5に記載の指示機能付き製品によれ
ば、製品は、音声発生手段及び表示手段を備える証明書
自動発行機であって、個人識別デ−タ等を入力する個人
データ入力手段と、その個人が必要とする証明書類の項
目及びその内容を表示する表示手段と、その表示手段に
したがって必要な証明書を選択するための選択手段と、
前記選択手段に従って証明書類を取得するために必要な
手数料等金銭を取り扱う金銭取扱手段と、前記表示及び
選択手段によって指定された証明書類を作成し発行する
ための証明書類発行手段と、前記個人データ入力、項目
表示、証明書類の選択、金銭取扱及び証明書類の作成発
行などを制御するための制御手段とを備えたことを特徴
とする。
【0009】利用者は、個人データ入力手段を介して個
人識別デ−タ等を入力すると、表示手段がその個人が必
要とする証明書類の項目及びその内容を表示する。その
表示手段にしたがって必要な証明書を選択するととも
に、前記選択手段に従って証明書類を取得するために必
要な手数料等金銭を金銭取扱手段を介して取り扱うと、
制御手段による、前記個人データ入力、項目表示、証明
書類の選択、金銭取扱及び証明書類の作成発行などを制
御に基づいて、証明書類発行手段は、前記表示及び選択
手段によって指定された証明書類を作成し発行する。従
って、日本人の場合通常日本語のガイダンス音声により
発声させ、さらに日本語の文字により表示することで、
また、外国人の場合は、外国人の言語に合わせたガイダ
ンス音声により発声させるとともに、その言語の文字に
より表示することで、日本語の不慣れな外国人にとって
も自分の母国語によるガイダンスで紙類自動発行機を容
易に利用することが可能である。
【0010】請求項6に記載の指示機能付き製品によれ
ば、多言語の発声ガイダンスと表示ガイダンスを記憶す
る外国語ガイダンス記憶部を備え、前記制御手段が前記
外国語ガイダンス選択手段によってある外国語が選択さ
れたとき、その選択された外国語に相当する言語を前記
外国語ガイダンス記憶部から読み出し、音声発生手段及
び前記表示手段によって発声ガイダンス及び表示ガイダ
ンスを行うよう制御することを特徴とする。それによ
り、この製品は、第1の言語以外の言語を利用する外国
人の言語に合わせたガイダンスをすることにより、多言
語を利用する外国人にとって、極めて使い勝手の優れた
製品になる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る指示機能付き
製品を紙類自動発行機としての証明書自動交付機におい
て具体化した一実施例を参照して説明する。図1は、本
実施例の証明書自動発行機1の斜視図であるが、この発
行機1は、既述した如く、住民等が前記証明書の取得を
希望する場合に発行機1に対して所定操作を行えば、証
明書を自動的に発行することができる。従って、この発
行機1を設置すれば、担当者を増員しなくても、待ち時
間がなく証明書を取得できる他、休日または時間外に発
行機1を稼働することができる。但し、この発行機1を
利用できる者は、住民のプライバシー保護等の観点か
ら、暗証番号(即ちユーザID識別コード)等の情報を
記録する磁気テープを備えた磁気カード(若しくはIC
チップを備えたIDカード)などを所有する者(以下利
用者ともいう)に限られる。
【0012】この証明書自動発行機1の筐体1aの前面
パネルには、証明書の発行を希望する利用者個々が所有
する磁気カード(もしくはIDカード)(以下総称して
IDカードまたはカードともいう)を挿入するためのカ
ード挿入口2aが設けられている。このIDカード挿入
口2aの機械内部には、前記磁気テープ記録された情報
を読み取るための周知のデータ入力手段としてのカード
リーダが配設されている。このカード挿入口2a内側に
は、カードを検出するセンサ(図示せず)及びカード挿
入口2aからカードリーダ2(図2参照)の位置まで、
カードを搬送する搬送部(図示せず)が設けられてお
り、センサによるカードの検出に基づいて搬送部が駆動
することにより、カードをカードリーダ2まで搬送する
ことができる。それにより、カードリーダ2により読み
取られたデータと、入力される暗証番号との一致を検出
することによって、カード所有者を確認することができ
る。
【0013】そのカード挿入口2aの側方には、例えば
用紙切れ等のように証明書自動発行機1にトラブルが発
生した際に、当該トラブルを解決する保守担当員を呼び
出すための呼び出しボタン22が設けられている。ま
た、その呼び出しボタン22の上方には、例えば操作方
法や案内等の表示される表示手段(且つ指示手段)とし
てのCRT表示装置3が設けられており、そのCRT表
示装置3の画面は、利用者が表示されている部分の一部
に直接触れることによって、所定の情報を入力すること
のできる入力または選択手段(更には外国語ガイダンス
選択手段)としてのタッチパネル4になっている。もっ
とも、入力または選択手段は、タッチパネル4以外であ
ってもよい。
【0014】そのタッチパネル4の側方には、手数料を
支払うためのコイン投入口5a及び紙幣挿入口6aが形
成されており、周知の金銭取扱手段としての、硬貨を貯
めることができるコインメック5及び紙幣を貯めること
ができるビルバリ6(図2参照)と連通している。これ
らのコイン投入口5a及び紙幣挿入口6aの下方には、
釣り銭及びレシートを取り出すための取り出し口8が設
けられている。また、取り出し口8の側方には、書類発
行手段としてのレーザプリンタ11(図2参照)にて印
刷された住民票、戸籍謄本等の証明書を排出する証明書
排出口7が形成されている。それにより、利用者がタッ
チパネル4を触れながら所定操作を行えば、希望する証
明書が証明書排出口7から発行される。
【0015】また、前記呼び出しボタン22の下方に
は、車椅子を利用している人がこの証明書自動発行機1
を利用する際、容易に操作できるように配慮したアシス
トバー42が設けられている。更に、このアシストバー
42の下方で筐体1aの一部には、車椅子の利用者が利
用しやすくなるように、車椅子に乗車している人の膝か
ら下が納まる程度の大きさの掘り込み43が形成されて
おり、その掘り込み43の内側面には、車椅子の一部が
衝突した場合にショックを吸収するためのショック吸収
シート44が設けられている。
【0016】尚、この証明書自動発行機1及び各操作部
の高さ及び位置は、車椅子の利用者でも楽に利用できる
ように、レイアウトされており、例えば130cmにな
るように構成されている。また、上述したタッチパネル
の上方には、この証明書自動発行機1が使用可能状態で
あるか使用不能状態にあるかを表示する操作表示器10
が設けられている。
【0017】次に、図2を参照して、証明書自動発行機
1を含む証明書自動発行システムの電気的構成について
説明する。本実施例の証明書自動発行機1は、ホストコ
ンピュータ31と接続された、CPU13の指令によっ
て動作する。前記CPU13は、上述したカードリーダ
2と、表示手段(且つ指示手段)としてのCRT表示装
置3と、CRT表示装置3の画面に一体的に取り付けら
れている選択手段としてのタッチパネル4と、前記コイ
ンメック5及びビルバリ6と、保守担当員を呼び出すた
めの呼び出しボタン22と、領収書用のレシートを印刷
するためのジャーナルプリンタ12と、操作方法等を音
声にて説明するための音声発生手段(且つ指示手段)と
しての発声装置16と、CPU13を制御して証明書自
動発行機1を所定のプロセス通りに動作させ、証明書を
発行するための動作プログラムを格納する記憶手段とし
てのハードディスク(HDD)17と、証明書自動発行
機1から離れた位置にいる保守担当員の近くに設置さ
れ、証明書自動発行機1の稼働状況や呼び出しボタン2
2が押されたこと等を保守担当員に知らせるためのリモ
ート操作パネル33と、証明書自動発行機1内の記録装
置としてのレーザプリンタ11と、レーザプリンタ11
で印刷された書類を搬送するための搬送ユニット51
と、タッチパネル4から入力された書類が複数枚である
場合にそれらの書類の端部を綴じるためのステープラ1
4及びそれらの書類に割印を付すための割印機15と、
書類を証明書排出口7まで書類を搬送する用紙排出ユニ
ット71と、証明書自動発行機1を所定のプロセス通り
に動作させる動作プログラムがロードされるRAM49
と、証明書自動発行機1を動作させるためのプログラム
を記憶するROM50とに接続されている。
【0018】そして、証明書自動発行機1を動作させる
ための必要なプログラム、例えば、本発明に係る第1の
言語で操作手順を指示するのか、第1の言語以外の言語
で操作手順を指示するのかを選択するためのプログラム
は、ROM50に記憶しているもの以外は、ハードディ
スク(HDD)17から適宜RAM49に転送され、そ
のプログラムに基づいて証明書自動発行機1は動作する
が、RAM49は、更に証明書自動発行機1を動作させ
る際に必要なデータ等を記憶することができる。
【0019】また、ホストコンピュータ31には、該当
する行政区画内の全住民に関する住民票、戸籍謄本等を
作成するための証明書用データを記憶するデータベース
32が接続されており、ホストコンピュータ31は、I
Dカードより得たユーザID識別コード、及び、利用者
が希望選択した例えば住民票、戸籍謄本等の証明書及び
必要な部数等に関するデータに基づいてデータベース3
2を検索し、このベース32から必要な証明書作成用デ
ータを抽出して、証明書作成用データをCPU13へ送
信することができる。従って、交付機1を制御する制御
手段は、RAM49、HDD17及びCPU13により
構成されている。RAM49には、証明書自動交付機1
を所定のプロセスに従ってに動作させるため、動作プロ
グラムがロードされるようになっている。
【0020】HDD17は、図3に示されるように、外
国語ガイダンス記憶部の機能を果たし、多言語の発声ガ
イダンスの情報を記憶する発声ガイダンス情報記憶部1
7aと、多言語の文字によるガイダンスの情報を記憶す
る文字表示ガイダンス情報記憶部17bとを記憶してお
り、外国語ガイダンス記憶部として機能している。具体
的には、発声ガイダンス情報記憶部17aまたは文字表
示ガイダンス情報記憶部17bは、第1の言語としての
日本語による操作手順を指示するための発声ガイダンス
と表示ガイダンスを行うのデータ、または第1の言語以
外の、例えば、英語(他の実施例として中国語、ドイツ
語、フランス語等のうちのいずれか、または2カ国以上
の言語)により、操作手順を指示するための発声ガイダ
ンスと表示ガイダンスを行うのデータを記憶している。
【0021】また、そのHDD17は、更に発声ガイダ
ンス出力プログラム17cと、文字表示ガイダンス出力
プログラム17dと、ガイダンス出力制御プログラム1
7e等を記憶している。この場合、発声ガイダンス出力
プログラム17cは、図5(a)に示されるタッチパネ
ル4を触れることにより選択された発声ガイダンスの言
語(例えば、日本語または英語)に応じて、その選択さ
れた発声ガイダンスのデータを、発声ガイダンス情報記
憶部17aに記憶された発声ガイダンス情報の中から選
び出し、発声装置16により出力するためのプログラム
である。また、文字表示ガイダンス出力プログラム17
dは、タッチパネル4を触れることにより選択された文
字表示ガイダンスの言語に応じて、その選択された文字
表示ガイダンスのデータを文字表示ガイダンス情報記憶
部17bに記憶された文字表示ガイダンス情報の中から
選び出し、CRT表示装置3に出力するためのプログラ
ムである。また、ガイダンス出力制御プログラム17e
は、発声ガイダンス及び文字表示ガイダンスをそれぞれ
の発声装置16及びCRT表示装置3により出力する際
に使用するプログラムである。それにより、前記プログ
ラム17c、17d、17eは、第1の言語で操作手順
を指示する場合、第1の言語以外の言語で操作手順を指
示する場合に、外国語ガイダンス選択手段として、重要
な役割を果たしている。
【0022】続いて、上記構成を有する証明書自動交付
機1の主な動作について図4に示すフローチャートを参
照して説明する。証明書自動交付機1は通常CPU13
により該証明書自動交付機1を利用する人のために、例
えば「画面にタッチして下さい(Please touch)」とい
う画面を静止画と一緒にCRT表示装置3に表示してい
る(S1)。利用者はこの表示画面を見てタッチパネル
4に触れることにより(S2:YES)、CRT表示装
置3に発声及び文字表示によるガイダンスの言語を選択
するガイダンス選択画面が表示される(S3)。具体的
には、図5(a)に示されるように、「日本語によるガ
イダンスが必要な場合に「日本語」に触れて下さい」及
び「英語によるガイダンスが必要な場合に「英語」に触
れて下さい(英訳文)」というモード画面を、静止画と
してCRT表示装置3に表示している。ここで、利用者
は、タッチパネル4の「日本語」5a1、「ENGLISH」
5b1を触れることによって、希望する言語によるガイ
ダンスを選択すると、CPU13はHDD17の中の発
声ガイダンス情報記憶部17aと文字表示ガイダンス情
報記憶部17bから選択された言語に相当する発声ガイ
ダンス及び文字表示ガイダンスのデータを読み出し(S
4)、CPU13にそれぞれのデータを送信する(S
5)。そして、ガイダンスの言語を選択した後からは、
CRT表示装置3及び発声装置16から選択された言語
(日本語または英語)により文字表示及び発声される。
【0023】ガイダンスの選択後に、CRT表示画面3
にカード挿入画面が、所定の言語で表示される(S
6)。そして、利用者がIDカードを証明書自動交付機
1のカード挿入口2aに挿入することを検知すると(S
7:YES)、CPU13が該IDカードの挿入を検出
し、カードリーダ2にデータの読みとりを指示する。カ
ードリーダ2は、カードリーダ2は、IDカードに記録
されているデータを読み取り、CPU13に転送する。
CPU13は、挿入されたIDカードが証明書自動交付
機1用のカードであるかどうかを確認する(S8)。こ
のカードが該証明書自動交付機1用のカードでなければ
(S8:NO)、カード挿入口2aからIDカードを排
出し(S13)、スタート画面に戻る(S1)。
【0024】一方、IDカードが該証明書自動交付機1
用のカードであれば(S8:YES)、CPU13は暗
証番号入力画面を、CRT表示装置3に所定の言語で表
示する。また、発声装置16へ信号を送って、例えば、
「暗証番号を入力して下さい」と所定の言語で発声させ
る(S9)。利用者がタッチパネル4に触れて暗証番号
を入力することを検知すると(S10:YES)、CP
U13は、利用者が入力した暗証番号が、カードリーダ
2に挿入されたIDカードの個人IDデータと一致する
かどうかを照合する(S11)。IDカードの個人ID
データと比較して、利用者により入力された暗証番号が
正しくなければ(S12:NO)、その旨をCPU13
へ伝送し、カード挿入口2aからIDカードを排出する
(S13)と共に、スタート画面に戻る(S1)。ま
た、利用者が入力した暗証番号が、IDカードの個人I
Dデータと一致すれば(S12:YES)、その旨をC
PU13へ伝送する。次にCPU13は、証明書選択画
面(図5(b)参照)を、所定の言語(図5(b)では
日本語)でCRT表示装置3に表示させる。CPU13
は、証明書の選択を促す画面をCRT表示装置3に表示
するととともに、発声装置16へその旨の信号を送っ
て、発声装置16に「必要な証明書を選んで下さい。」
と発声させる(S14)。
【0025】そして、利用者がCRT表示装置3におけ
る必要な証明書が表示されている部分のタッチパネル4
を触れることにより、希望の証明書を選択したのを検知
すると(S15:YES)、CPU13は、必要な部数
の選択を促す部数選択画面をCRT表示装置3に所定の
言語で表示するとともに、発声装置16へその旨の信号
を送って、発声装置16に「必要な部数を選んで下さ
い。」と所定の言語で発声させる(S16)。そして、
利用者が希望の部数を選択するのを検知すると(S1
7:YES)、CPU13は、利用者の選択した証明書
の料金を計算し、料金をコイン投入口5a及び紙幣挿入
口6aに投入することを促す画面を、CRT表示装置3
に所定の言語で表示するとともに、発声装置16へその
旨の信号を送って、発声装置16に「料金は○○円で
す。お支払下さい。」と所定の言語で発声させる(S1
8)。
【0026】そして、利用者が、所定の料金を投入して
ことを検知すると(S19:YES)、CPU13はホ
ストコンピュータ31から個人データを受信し、証明書
を作成中である旨を知らせる画面をCRT表示装置3に
所定の言語で表示するとともに、発声装置16へその旨
の信号を送って、発声装置16に「ただ今、証明書を作
成中です。しばらくお待ち下さい。」と所定の言語で発
声させるとともに、該データをレーザープリンタ11に
送り、証明書を作成させる(S20)。そして、レーザ
ープリンタ11から印字された証明書を排出し(S2
1)、用紙搬送ユニット51及び、用紙排出ユニット5
3を介して証明書が搬送され、証明書交付機1の証明書
排出口7から証明書を、証明書交付機1の外部へ排出さ
せる(S22)とともに、発声装置16へその旨の信号
を送って、発声装置16に「証明書ができました。おと
り下さい。レシートとカードもお忘れないようご注意下
さい。」と所定の言語で発声させる。さらに、S22に
おいて証明書排出口7に排出された用紙が利用者によっ
て取り出されると(S23:YES)、証明書発行の一
通りの操作が終了して、再びスタート画面に戻る。ま
た、証明書発行口7に差し出された証明書が所定時間を
過ぎても申請者に取られないことを検知すると(S23
・NO)、証明書自動交付機1は証明書発行口7に差し
出されている証明書を内部に回収し(S24)、回収ト
レイに収納する。
【0027】以上のように、本実施の形態のCRT表示
装置3(指示手段)を備える製品によれば、操作手順を
指示するCRT表示装置3(指示手段)を少なくとも備
える製品において、第1の言語で操作手順を指示するの
か、第1の言語以外の言語で操作手順を指示するのかを
選択するタッチパネル4(選択手段)を備えることを特
徴とする。それにより、タッチパネル4(選択手段)を
用いて選択すれば、第1の言語で操作手順を指示するの
か、第1の言語以外の言語で操作手順を指示するのかを
容易に選択することができる。また、指示手段は、例え
ば、CRT表示装置3、液晶表示装置等の表示手段であ
ってもよいし、音声発生手段であってもよい。また、音
声発生手段及び表示手段の双方を備えていても良い。
【0028】また、指示手段は表示手段であって、この
表示手段の表示画面に従って、前記第1の言語で操作手
順を指示するのか、または第1の言語以外の言語で操作
手順を指示するのかを選択するタッチパネル4等の選択
手段を備えるのが望ましいが、必ずしもこれに限定され
ない。また、第1の言語または第1の言語以外の言語で
操作手順を指示する音声発生手段を備えるのが望ましい
が、必要がなければ無くても良い。また、指示機能付き
製品は、音声発生手段及び表示手段を備える紙類自動発
行機であって、最初の表示画面の中で、第1の言語以外
で発声ガイダンスと表示ガイダンスを行うことを選択す
ることが可能な外国語ガイダンス選択手段を備えるのが
よいが、必ずしもこれに限定されない。
【0029】また、CPU13は本発明の証明書自動交
付機1の全体の制御を司っているが、この交付機1は、
個人識別デ−タ等を入力するカードリーダ2(個人デー
タ入力手段)と、その個人が必要とする証明書類の項目
及びその内容を表示するCRT表示装置3(表示手段)
と、そのCRT表示装置3(表示手段)にしたがって必
要な証明書を選択するためのタッチパネル4(選択手
段)と、前記タッチパネル4(選択手段)に従って証明
書類を取得するために必要な手数料等金銭を取り扱うコ
インメック5及びビルバリ6(金銭取扱手段)と、前記
タッチパネル4及びCRT表示装置3(選択及び表示手
段)によって指定された証明書類を作成し発行するため
のレーザプリンタ11(証明書類発行手段)と、前記個
人データ入力、項目表示、証明書類の選択、金銭取扱及
び証明書類の作成発行などを制御するCPU13(制御
手段)とを備える。それにより、利用者は、CRT表示
装置3(表示手段)の最初の表示画面の中で、第1の言
語以外で発声ガイダンスと表示ガイダンスを行うことを
選択することが可能であって、選択された言語で発声ガ
イダンスと表示ガイダンスを行なえるので、視覚的にも
聴覚的にも確認することができる。
【0030】なお、上記実施例では本発明を具体化した
一実施例として、住民票や印鑑証明書などの各種証明書
類を役所の窓口を介さずに、申請者自身が直接必要書類
の選択等をすることによって証明書を自動的に発行でき
る証明書自動交付機を例に挙げて説明したが、それ以外
の紙類自動発行機であってもよい。更に、この実施例に
とらわれることなく、自動で発行される書類や切符など
いかなる種類であっても応用可能である。また、それ以
外にテレビやパソコン、ラジカセ、冷蔵庫、ファック
ス、ミシン、カラオケ、コピー機等の日常使用する民生
品、更には、自動車、工作機械、半導体製造装置、製造
機械等の産業機械等の指示機能付き製品などにも充分応
用できる。また、表示方法等を、その製品にあった内容
に変更するなどして、本発明の目的を達成させることは
もちろん可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した実施例の証明書自動交付機
の外観図である。
【図2】本実施例の証明書自動交付機及びこの発行機を
含むシステムの電気的構成を表わすブロック図である。
【図3】本実施例のHDDの内容を表すブロック図であ
る。
【図4】本実施例の証明書自動交付機の動作の流れを示
すフローチャートである。
【図5】本実施例の証明書自動交付機の表示画面を示す
図である。
【符号の説明】
1 証明書自動交付機 3 CRT表示装置 4 タッチパネル 5 コインメック 6 ビルバリ 7 用紙取り出し口 13 CPU 17 HDD
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G07F 9/02 102 G07F 9/02 102 17/26 17/26

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作手順を指示する指示手段を少なくと
    も備える製品において、 第1の言語で操作手順を指示するのか、第1の言語以外
    の言語で操作手順を指示するのかを選択する選択手段を
    備えることを特徴とする指示機能付き製品。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の指示機能付き製品にお
    いて、 前記指示手段は表示手段であって、この表示手段の表示
    画面に従って、前記第1の言語で操作手順を指示するの
    か、または第1の言語以外の言語で操作手順を指示する
    のかを選択する選択手段を備えることを特徴とする指示
    機能付き製品。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の指示機能付き
    製品において、 第1の言語または第1の言語以外の言語で操作手順を指
    示する音声発生手段を備えたことを特徴とする指示機能
    付き製品。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の指示機
    能付き製品において、 製品は、音声発生手段及び表示手段を備える紙類自動発
    行機であって、最初の表示画面の中で、第1の言語以外
    で発声ガイダンスと表示ガイダンスを行うことを選択す
    ることが可能な外国語ガイダンス選択手段を備えたこと
    を特徴とする指示機能付き製品。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれかに記載の指示機
    能付き製品において、 製品は、音声発生手段及び表示手段を備える証明書自動
    発行機であって、個人識別デ−タ等を入力する個人デー
    タ入力手段と、その個人が必要とする証明書類の項目及
    びその内容を表示する表示手段と、その表示手段にした
    がって必要な証明書を選択するための選択手段と、前記
    選択手段に従って証明書類を取得するために必要な手数
    料等金銭を取り扱う金銭取扱手段と、前記表示及び選択
    手段によって指定された証明書類を作成し発行するため
    の証明書類発行手段と、前記個人データ入力、項目表
    示、証明書類の選択、金銭取扱及び証明書類の作成発行
    などを制御するための制御手段とを備えたことを特徴と
    する指示機能付き製品。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の指示機能付き製品にお
    いて、 多言語の発声ガイダンスと表示ガイダンスを記憶する外
    国語ガイダンス記憶部を備え、前記制御手段が前記外国
    語ガイダンス選択手段によってある外国語が選択された
    とき、その選択された外国語に相当する言語を前記外国
    語ガイダンス記憶部から読み出し、音声発生手段及び前
    記表示手段によって発声ガイダンス及び表示ガイダンス
    を行うよう制御することを特徴とする指示機能付き製
    品。
JP32372996A 1996-12-04 1996-12-04 指示機能付き製品 Pending JPH10162076A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010095958A (ko) * 2000-04-14 2001-11-07 강주성 네트워크 기반의 언어별 예약 및 주문시스템
JP2004038790A (ja) * 2002-07-05 2004-02-05 Toshiba Corp 自動券売機、自動精算機、発行システム
JP2010128663A (ja) * 2008-11-26 2010-06-10 Laurel Bank Mach Co Ltd 窓口呼出装置
JP2014071653A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Anritsu Sanki System Co Ltd 物品検査装置

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