JPH03108726A - 過電流制限型半導体装置 - Google Patents

過電流制限型半導体装置

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Publication number
JPH03108726A
JPH03108726A JP24758289A JP24758289A JPH03108726A JP H03108726 A JPH03108726 A JP H03108726A JP 24758289 A JP24758289 A JP 24758289A JP 24758289 A JP24758289 A JP 24758289A JP H03108726 A JPH03108726 A JP H03108726A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
conductivity type
emitter
transistor
regions
Prior art date
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Pending
Application number
JP24758289A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Ito
伸一 伊藤
Jiro Terajima
寺嶋 二郎
Tatsu Saito
龍 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH03108726A publication Critical patent/JPH03108726A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、トランジスタのベース・エミッタ間にダイオ
ードを接続し、コレクタ・エミッタ間に過電流が流れる
ことを抑制する、高耐圧、高速スイッチング分野での過
電流制限型半導体装置に関する。
〔従来の技術〕
トランジスタのエミッタ電流を所定の値以下に制限する
回路としては、第2図に示すようにトランジスタ21の
エミッタに直列にコレクタ電流検出用の抵抗22を接続
し、ベースとその抵抗の反トランジスタ側の端子との間
に直列に接続した2個のダイオード23.24を挿入し
たものが、例えば特開昭58−81313号公報により
公知である。この回路の電流制限設定値のばらつきなら
びに温度による変動を少なくするため、第3図のように
、例えばN形シリコン基板1に同じ深さのP領域2,3
,4.5を拡散法で同時に形成し、さらに選択拡散によ
りを構成し、p 領域5でコレクタ電流検出用の抵抗を
構成し、P領域3とN+領域7からなるダイオードと、
P領域4とN′″領域8からなるダイオードとを主トラ
ンジスタのベース領域であるP eJI域2とP領域5
に接続されるエミッタ端子Eとの間に直列接続した半導
体装置が特公昭63−22686号公報で公知である。
同公報に記載されているように、この半導体装置は第4
図のような等価回路を有する。すなわち、主トランジス
タ21のベース・エミッタ両端子間に、N+領域7.P
領域3. N領域1よりなる寄生トランジスタ25とN
″領域8゜PwI域4.N〜N領域1りなる寄生トラン
ジスタ26から構成されるダーリントントランジスタの
ベース・エミッタが挿入された形となる。主トランジス
タが二段ダーリントントランジスタのときには、そのベ
ース・エミッタ端子間に三つのPN接合を直列接続する
ため、等価回路は第5図に示すように、主トランジスタ
21のベース・エミッタ端子間に寄生三段ダーリントン
トランジスタ27のベース・エミッタが挿入された形と
なる。
〔発明が解決しようとする課題〕
第3図に示した構成をもつ過電流制限型半導体装置では
、主トランジスタ21のほかに、寄生トランジスタ25
.26が同一半導体基板に内蔵され、主トランジスタ2
10ベース・エミッタ間の入力電圧が寄生トランジスタ
25 、26の入力電圧に達したとき、寄生トランジス
タに過大な電流が流れ、これらダイオードを形成するこ
とにより生ずる寄生トランジスタが破壊しやすくなると
いう問題があった。この問題は第5図のような等価回路
をもつ場合にも同様に生ずる。
本発明の目的は、主トランジスタのベース・エミッタ間
に接続されるダイオードとして役立つPN接合をベース
・エミッタ間に有する寄生トランジスタの電流増幅機能
による破壊が生ずることのない過電流制限型半導体装置
を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的の達成のために、本発明は、第一導電形の半
導体基体に第二導電形のベース領域、その領域内に第一
導電形のエミッタ領域をそれぞれ形成してなる主トラン
ジスタのベース・エミッタ端子間に同一半導体基体にそ
れぞれ形成された第二導電形の第一領域とその領域内の
第一導電形の第二頭域からなるダイオードの複数個が直
列接続される過電流制限型半導体装置において、第一導
電形の半導体基体領域、第二導電形の第一領域および第
一導電形の第二領域から構成されるトランジスタの直流
電流増幅率が1以下であるものとする。
〔作用〕
寄生トランジスタの直流電流増幅率h□が1以下である
ため、寄生トランジスタのコレクタ・エミッタ間に過大
な電流が流れることがなくなり、この寄生トランジスタ
の破壊が回避できる。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例の過電流制限型半導体装置の
半導体基体を示し、第3図と共通の部分には同一の符号
が付されている。この半導体装置では、主トランジスタ
のベース領域2および抵抗領域5は表面不純物濃度2〜
3×10IB/c11で深さ20戸のP 65域である
のに対し、ダイオードのアノード領域となるP領域3.
4は表面不純物濃度10′9〜10露11 / 、Jで
深さ40I11rlである。一方、ダイオードのカソー
ド領域となるN領域7.8は主トランジスタのエミッタ
領域6と同時拡散により形成され、表面不純物濃度10
” / cJで深さ10μmのN“領域である。この結
果、N゛領域7.P領域3.N−領域1よりなる寄生ト
ランジスタ25とN″碩域8゜P II域4.N−61
域1よりなる寄生トランジスタ26の直流電流増幅率h
□は1以下となる。なお、hFEを1以下にするため、
P領域3.4の深さを深くすることと、不純物濃度を高
くすることのいずれか一方のみを実施してもよい。
第6図は本発明の別の実施例の半導体装置の半導体基体
を示し、第1図と共通の部分には同一の符号が付されて
いる。この場合、P wI域2.3,4.5は同時拡散
により形成され、同一不純物濃度と同−深さを持ってい
るのに対し、ダイオードのカソード領域となるN”fl
l域7.8は、主トランジスタのエミッタ領域6より浅
く、深さ3〜54であり、表面不純物濃度は約1020
/ cdである。これによって、寄生トランジスタ25
.26のhFEは1以下となり寄生トランジスタの電流
増幅による破壊が起こらなくなる。
第1図、第6図に示した方策は、主トランジスタガ第5
図に示したダーリントントランジスタである場合にもと
ることができる。また第1図、第6図に示した実施例で
は主トランジスタがNPNトランジスタであるが、PN
Pトランジスタを用い、ダイオードをN 95域とその
中のP t+1域で形成する場合においても本発明は全
く同様の効果をあげることができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、トランジスタのベース端子とエミッタ
端子の間に接続し、コレクタ・エミッタ間に流れる過電
流を制限するダイオードをトランジスタと同−半導体基
体内に形成した場合に、ダイオード部に生ずる寄生トラ
ンジスタの電流増幅によるダイオード部の破壊を、その
寄生トランジスタの直流電流増幅率hrtを1以下とす
ることにより防止することができる。この結果、破壊を
防止するためにダイオード部を大きくする必要がなく、
主トランジスタのベース電流の分流部に相当する電流容
量を有する小さなダイオードを形成するだけで過電流制
限の目的を達することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の過電流制限型半導体装置の
半導体基体の断面図、第2図は過電流制限型半導体装置
の一例の回路図、第3図は従来の過電流制限型半導体装
置の半導体基体の断面図、第4図は第3図の半導体装置
の等価回路図、第5図は過電流制限型半導体装置の他の
例の等価回路図、第6図は本発明の別の実施例の過電流
制限型半導体装置の半導体基体の断面図である。 1:N形シリコン基板、2:ベース領域、3゜4ニアノ
ード領域、5:抵抗領域、6;エミッタ領域、7,8:
カソード領域、21:主トランジスタ、第3図 第4図 第5図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)第一導電形の半導体基体に第二導電形のベース領域
    、その領域内に第一導電形のエミッタ領域をそれぞれ形
    成してなる主トランジスタのベース・エミッタ端子間に
    同一半導体基体にそれぞれ形成された第二導電形の第一
    領域とその領域内の第一導電形の第二領域からなるダイ
    オードの複数個が直列接続されるものにおいて、第一導
    電形の半導体基体領域、第二導電形の第一領域および第
    一導電形の第二領域から構成されるトランジスタの直流
    電流増幅率が1以下であることを特徴とする過電流制限
    型半導体装置。
JP24758289A 1989-09-22 1989-09-22 過電流制限型半導体装置 Pending JPH03108726A (ja)

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JP24758289A JPH03108726A (ja) 1989-09-22 1989-09-22 過電流制限型半導体装置

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JPH03108726A true JPH03108726A (ja) 1991-05-08

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ID=17165650

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JP24758289A Pending JPH03108726A (ja) 1989-09-22 1989-09-22 過電流制限型半導体装置

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JP (1) JPH03108726A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06151695A (ja) * 1992-11-12 1994-05-31 Sansha Electric Mfg Co Ltd パワートランジスタ
JP2006278514A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Denso Corp 半導体装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06151695A (ja) * 1992-11-12 1994-05-31 Sansha Electric Mfg Co Ltd パワートランジスタ
JP2006278514A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Denso Corp 半導体装置

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