JPH03107375A - 電力変換器の制御方法 - Google Patents

電力変換器の制御方法

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JPH03107375A
JPH03107375A JP1242220A JP24222089A JPH03107375A JP H03107375 A JPH03107375 A JP H03107375A JP 1242220 A JP1242220 A JP 1242220A JP 24222089 A JP24222089 A JP 24222089A JP H03107375 A JPH03107375 A JP H03107375A
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孝行 松井
Toshiaki Okuyama
俊昭 奥山
Junichi Takahashi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はパルス幅変調インバータ(以下PWMインバー
タと称する)の出力電圧を制御する方法及びD/A変換
してアナログ出力を制御する方法に関する。
〔従来の技術〕
マイクロプロセッサを用いたディジタル信号処理システ
ムでま量子側雑音により、制御ループに振動が発生する
。そこで、従来では量子化雑音の影響が無視できるよう
に、マイクロプロセッサの語長(ビット数)を大きくす
ることが行なわれていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、例えばPWMインバータで出力電圧を制
御する場合には、マイクロプロセッサの内部の量子化雑
音はビット数を大きくすることで充分低減できるものの
、PWMインバータの出力電圧の分解能はPWMパルス
幅の時間を管理するカウンタの動作クロック周期で決定
されるため、出力電圧指令と実際の出力電圧に差が生じ
て制御ループの制御遅れにより大きな振動を発生する問
題がある。
また、マイクロプロセッサの8力信号をD/A変換器を
介してアナログ信号に変換するシステムでは、D/A変
換器のビット数がマイクロプロセッサの語長(ビット数
)より小さい場合にも変換精度が低下し同様に、制御ル
ープに振動が発生する問題がある。
制御ループに振動が発生すると被制御量である物理量に
も振動が表われ充分な制御精度が得られない。
本発明の目的は、PWMインバータの出力電圧の分解能
が低い場合でも制御ループの振動を充分に抑制すること
にある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、PWMインバータの出力電圧の分解能から
出力電圧指令と実際の出力電圧との偏差を演算し、次の
サンプル周期にこの偏差を補償するように出力電圧指令
を修正することにより達成される。
〔作用〕
PWMインバータの出力電圧の分解能はパルス幅の時間
を管理するカウンタのクロック周期で決定されるため、
通常、マイクロプロセッサで演算された出力電圧指令の
語長(ビット数)に対してインバータの出力電圧分解能
が低くなる。
また、インバータの出力電圧は分解能の整数倍でしか出
力できないため、出力電圧指令と実際の出力電圧に偏差
が生じ、これによって制御ループの被制御量に振動を発
生する。したがって、制御ループの被制御量の振動の大
きさは、出力電圧指令と実際の出力電圧の偏差の大きさ
に応じて変化する。そこで、インバータの出力電圧の分
解能から出力電圧指令と実際の出力電圧との偏差を演算
し、次のサンプル周期にこの偏差を出力電圧指令に加算
することにより、インバータ出力電圧の分解能による誤
差を低減して制御ループの振動を抑制できる。
また、以上の動作は、PWMインバータの代りにD/A
変換器を用いた場合についても同様である。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図に示す。
第1図において、電力変換器3は直流電圧を交流電圧に
変換し、交流電動機4に3相の交流電圧を供給する。マ
イクロプロセッサ1は電力変換器3の出力電圧指令vu
*に基づいてPWMパルス演算器9でオン、オフ期間を
演算し、その結果をドライバ回路2に出力する。出力電
圧演算器8はPWMパルス演算器9の入力信号y、*傘
及び分解能ΔVに基づいて電力変換器3の出力電圧を演
算し、加算器7に出力する。加算器7はPWMパルス演
算器9の入力信号V−−と出力電圧演算器8の出力信号
の偏差を演算し、遅延器6に出力する。
遅延器6は1サンプル周期後に、加算器5に加算器7の
出力信号を出力し、加算器5は出力電圧指令V−と遅延
器6の出力信号を加算して修正された出力電圧指令v−
傘をPWMパルス演算器9に出力する。
次に動作を説明する。U相、■相、W相は位相が異なる
だけで同様に動作するので、U相について説明する。P
WMパルス演算器の分解能の大きさΔVはPWMの搬送
波の周期をTcとし、PldMパルス幅の時間を管理す
るカウンタのタロツク周期tcとすれば、次式で表わせ
る。
2    Tc c 二二に、E−cは電力変換器3の直流電源電圧である。
(2)式より、ΔVはPWMの搬送波周波数(1/’r
e)に比例し、PWMパルス幅の時間を管理するカウン
タのクロック周波数(1/lc)に比例する。また、P
WMパルス演算器9から出力されるオン、オフ信号はΔ
Vに相当した時間刻みの整数倍でしか出力できないため
、ΔVが大きくなるに従って、出力電圧指令V−電力変
換器3の実際の出力電圧の誤差が大きくなる。
そこで、本発明では、出力電圧指令Vu”(n)をΔV
とVu”(n−1)から次式に示す関係で修正するよう
にしている。
ここに、(n)、(n−1)はnサンプル周期、(n−
1)サンプル周期における大きさを示し、〔〕は演算結
果の整数部のみを出力する演算子である。
その結果、(n−1)サンプル周期でPWMパルス演算
器9の分解能ΔVのために出力できなかった大きさが、
次のサンプル周期以降で補充されるため1等価的にΔV
小さくすることができる。
第2図は本発明の他の実施例である。第1図と同一要素
には同じ符号を付しているので説明を省略する。第1図
の第1実施例と異なる所は、D/A(ディジタル−アナ
ログ)変換器10に対して適用したことである。本実施
例によれば、D/A変換器のbit数により決まる分解
能ΔVに対して、出力電圧指令v傘を修正するようにし
ているので、第1実施例と同様の効果が得られ、さらに
従来では変換精度を確保するために12あるいは16b
itのD/A変換器が必要なところを2〜4bit程度
下の10あるいは12bitのD/A変換器を用いるこ
とができる。
第3図は本発明の他の実施例である。第1図と同一要素
には同じ符号を付しているので説明を省略する。第1図
の第1実途例と異なる所は、出力電圧指令V拳(Vu”
@ Vv”+ y、J を交流電動機4の速度を検出す
る速度検出器11と電動機電流を検出する電流検出器1
2の各々の検出信号に基づいて制御するループを設けて
いることである。
速度検出器11の速度信号Wrは加算器13゜18に入
力される。加算器13では速度指令信号W−とW、の偏
差が演算されて速度調節器14に入力され、トルク電流
指令信号工111が演算される。
Iq傘は加算器17とすべり角周波数演算器15に入力
される。すべり角周波数演算器15の出力信号ws傘と
Wrが加算器18で加算されて一次角周波数指令信号w
l中が演算され、積分器21に入力される積分器12は
一次角周波数指令信号Wllから座標変換器22.23
の座標基準信号wtt  を演算する。座標変換器23
は電流検出器12の電流信号iu、1wを回転磁界座標
系の電流信号Id。
■、に変換して加算器16.17に出力する。加算器1
6では励磁電流指令信号ニーと1.の偏差が演算されて
電流調節器19に入力され、d軸電圧指令信号vdIが
演算され、Va”が座標変換器22に出力される。加算
器17ではトルク電流指令信号工q傘とIqの偏差が演
算されて電流調節器2oに入力され、q@電圧指令信号
v1・が演算され、vq傘が座標変換器22に出力され
る。座標変換器22はV a ” 、 V q ”を固
定子座標系の出力電圧指令信号V ”(V 11” #
 V v” y V w”)に変換して加算器5に出力
する。
本実施例はPWMインバータによるベクトル制御であり
、速度制御ループとその内側に電流測微ループを設けて
いる。従来では、PWMパルス演算器9の分解能Δ■に
より発生する出力電圧指令v傘と実際の出力電圧の誤差
は、電流変動となり電流制御ループの応答を高くするこ
とにより補償することが試みられてきている。しかしな
がら、マイクロプロセッサ1を用いたデジタル制御では
サンプル周期を外側から内側ループに向って短くするこ
とによりプロセッサの負担の軽減が必要であり、通常P
WM演算周期に対して電流制御ループの演算周期は2〜
4倍程度長くなる。そのため、電流制御ループに演算遅
れが生じ、電流制御系の応答を上げることに限界があり
、さらに演算遅れによって逆に電流変動が増幅される問
題がある。
そこで1本発明はPWMパルス演算器9の分解能ΔVの
ために出力できなかった大きさを1次のPWMパルス演
算周期に出力電圧指令v串に加算することで補償するよ
うにしている。その“結果、出力電圧指令vl と実際
の出力電圧の誤差が低減され、電流変動が小さくなり、
電流制御ループの応答を必要以上に高くする必要がなく
なり、交流電動機4のトルクリプル発生を防止すること
ができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ディジタル制御による制御ループの量
子化雑音を低減することができるので、語長(ビット数
)の小さなマイクロプロセッサあるいはD/A変換器を
用いて、高精度で安定なディジタル制御システムを提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す構成図、第2図は第
2実施例を示す構成図、第3図は本発明をベクトル制御
システムに適用した場合を示す構成図である。 1・・・マイクロプロセッサ、2・・・ドライバ回路、
3・・・電力変換器、4・・・交流電動機、6・・・遅
延器、8・・・出力電圧演算器、9・・・PWMパルス
演算器、10・・・D/A変換器、11・・・速度検出
器、12・・・第 因 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、交流電動機の交流電圧指令に基づいてパルス幅変調
    制御してインバータの出力電圧を制御する電力変換器に
    おいて、前記交流電圧指令と前記電力変換器の出力電圧
    の分解能とから前記交流電圧指令を修正するようにたこ
    とを特徴とする電力変換器の制御方法。 2、マイクロプロセッサのディジタル出力信号D/A変
    換器を介してアナログ信号に変換する装置において、前
    記ディジタル信号と前記D/A変換器の分解能とから前
    記ディジタル出力信号を修正するようにしたことを特徴
    とする変換装置の制御方法。 3、特許請求の範囲第1項において、前記交流電圧指令
    を前記電力変換器の出力電圧の分解能で除算した余りを
    記憶し、この大きさを次のサンプル周期の前記交流電圧
    指令に加算するようにしたことを特徴とする電力変換器
    の制御方法。 4、特許請求の範囲第2項において、前記ディジタル出
    力信号前記A/D変換器の分解能で除算した余りを機憶
    し、この大きさを次のサンプル周期の前記ディジタル出
    力信号に加算するようにしたことを特徴とする変換装置
    の制御方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100388621C (zh) * 2004-09-03 2008-05-14 通用汽车公司 用可变延迟随机pwm转换时随速度变化的最大延迟箝位的控制系统和控制方法
JP2008228554A (ja) * 2006-04-26 2008-09-25 Nissan Motor Co Ltd 電力変換装置の制御装置および制御方法
JP2009123677A (ja) * 2007-10-24 2009-06-04 Toshiba Lighting & Technology Corp 点灯装置および照明器具

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