JPH03107168A - スタート液の調製方法及び感光材料処理装置 - Google Patents

スタート液の調製方法及び感光材料処理装置

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JPH03107168A
JPH03107168A JP24388889A JP24388889A JPH03107168A JP H03107168 A JPH03107168 A JP H03107168A JP 24388889 A JP24388889 A JP 24388889A JP 24388889 A JP24388889 A JP 24388889A JP H03107168 A JPH03107168 A JP H03107168A
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大場 久男
Yoichiro Kenmochi
剱持 洋一郎
Yasuhiro Kagawa
香川 泰広
Kazuharu Ichikawa
市川 和治
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 U産業上の利用分野コ 本発明は、処理槽内へ処理原液と水とが供給され、循環
ポンプで循環された処理液中に画像露光された感光材料
を自動的に搬送して処理する感光材料処方法に関する。
[従来の技術] 画像が焼付けられた感光材料例えば感光性平版印刷版は
、感光材料処理装置である感光性平版印刷版処理機へ送
られて、この感光性平版印刷版処理機に備えられた現像
槽で現像処理され、リンス槽又は水洗槽で水洗された後
にフイニシャー液が塗布される。
上記各現像槽、リンス槽、フィニッシャ−槽内には各処
理原液と、水溶液がポンプによって供給され処理槽内で
調液される。
[発明が解決しようとする課題] ところが、処理槽内で供給された後の処理液は処理原液
と水が均一に混合されておらず、このままで感光材料を
自動搬送させると良好な現像をすることが出来ないとい
う問題がある。
本発明は上記事実を考慮し、処理槽内で調液する場合に
、処理槽内の処理原液と水の混合を均一にすることが出
来る感光材料処理方法を提供することが目的である。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため本発明では、処理槽内へ処理原
液と水とを供給した後、循環ポンプを所定時間作動させ
て調整された処理液中へ画像露光された感光材料を自動
的に搬送して処理することを特徴している。
[作用] 本発明によれば、処理槽内へ現像原液と水が供給されて
処理槽内で供給された後に循環ポンプが所定時間作動さ
れる。
これにより処理液の濃度が均一になる。したがって感光
材料を良好に処理することが出来る。
[発明の効果] 上記構成の本発明では、処理槽内へ現像原液と水が供給
されて処理槽内で供給された後に循環ポンプが所定時間
作動されるので、処理槽内の処理液の濃度を均一にする
ことが出来、感光材料を良好に処理するとか出来るとい
う優れた効果が得られる。
[実施例] 第1図には本発明に係る感光材料処理装置の一例である
感光性平版印刷版処理機10の実施例が示されている。
感光性平版印刷版処理機10には、図示しない焼付装置
で画像が焼付けられた感光性平版印刷版(以下「28版
」という)12を現像する第1現像槽14と、23版1
2を補助的に現像処理する第2現像槽16と、第1現像
槽14と第2現像槽16との間に配置されたオーバーフ
ロー槽18と、PS版12ヘフイニシャー液を塗布する
フィニッシャ−槽20とが備えられている。
く第1現像槽〉 第1図に示されるように第1現像槽14への23版12
の挿入側には、一対の搬送ローラ22が配置されている
。この一対の搬送ローラ22間へ図示しない焼付装置に
よって画像が焼付けられた23版12が挿入され、挿入
された23版12を感光性平版印刷版処理機10内へ送
り出す。
第1現像槽14は上方が開放され底部中央部が下方に向
けて突出された略逆山形状に形成されている。この第1
現像槽14内には、現像原液と水溶液とがこの第1現像
槽14内で調液された現像液24が収容されている。第
1現像槽14内には底壁部に沿って同じ直径のガイドロ
ーラ26.28.30.32.34.36.38が配設
されている。これらのガイドローラ26〜38はその軸
の外周に複数個の弾性回転部材が軸支された串型のロー
ラを形成しており、その軸は図示しない一対の側板間に
掛渡され支持されている。
またガイドローラ26の上方にはガイドローラ26より
大径のガイドローラ40が、ガイドローラ36の上方に
はガイドローラ42が配置されてふり、ガイドローラ3
8の上方にはガイドローラ44が配置されている。これ
らのガイドローラ40.42.44はガイドローラ26
〜38と同様に図示しない一対の側板に支持されている
第1現像槽14内の中央部にはガイドローラ30とガイ
ドローラ320間に搬送ローラ対46が配置されている
。この搬送ローラ対46は図示しない一対の側板に支持
されており、図示しない駆動手段の駆動力が伝達されて
回転する。
搬送ローラ46とガイドローラ30の間にはガイドロー
ラ30より大径のガイドローラ48が配置されている。
このガイドローラ48は串型のローラでガイドローラ2
4〜38と同様に一対の側板に支持されている。このガ
イドローラ48の軸にはブラケッ)50を介してガイド
52が取付けられている。このガイド52は一端がブラ
ケット50へ固定され、他端が搬送ローラ対46へ向か
って配置されている。これによって23版12を搬送ロ
ーラ46間へ案内する。
従って、搬送ローラ対22によって第1現像、槽14内
へ送り出された23版12はガイドローラ24とガイド
ローラ40間へ挿入され、ガイドローラ28.30.4
8に案内されて斜めに下降し、ガイド52によって搬送
ローラ対46間へ挿入される。搬送ローラ対46を通過
後はガイドローラ32.34.36.42.38に案内
されて斜めに上昇し、ガイドローラ44に案内されてオ
ーバーフロー槽18上へ送り出される。これにより23
版12は第1現像槽16の現像液中へ浸漬されて現像さ
れる。
ガイドローラ32は軸方向に沿って複数個の吐出口が形
成されたスプレーバイブ54の外周に複数個の弾性回転
部材がそれぞれ軸支されて形成されている。このスプレ
ーパイプ54は管路56の一端と連通されている。管路
56の他端は第2現像16の底部を貫通して第2現像槽
16内へ吐出しており、第2現像槽16の液面高さが設
定されている。
管路56の途中にはポンプ58(P、)が配置されてお
り、これによって第2現像槽16内の現像液24がスプ
レーパイプ54へ供給され、第1現像槽14内へ供給さ
れる。
またガイドローラ32の上方にはスプレーパイプ60が
配置されている。このスプレーパイプ60は軸方向に沿
って、搬送ローラ対46に向かって開口された複数個の
吐出口が設けられている。
このスプレーパイプ60も管路56と連通されており、
第2現像槽16内の現像液24が供給ポンプ58によっ
て供給され、第1現像槽14内へ供給される。
スプレーパイプ60とガイドローラ42の間にはブラシ
62が配置されている。このブラシ62は回転軸64が
図示しない側板に回転可能に支持されており、図示しな
い駆動手段の駆動力が伝達されて回転する。
ブラシ62は、回転軸64に長尺状の絨穂ブラシがナイ
ロンシートを介して螺旋状の巻付けられ接着されている
。この絨穂ブラシはナイロン、ETEF、PP5SPP
等で成形されている。また外径は40mmΦ以下で25
〜40mmΦが好ましく、絨穂ブラシのの線径は20〜
70μに設定されている。またこの絨穂ブラシの回転数
は300rpmが以下に設定されており、60〜20O
rpmが好ましい。
またブラシ62は回転軸へ螺旋状の溝を設け、この溝内
へネジリブラシを挿入して巻付けて形成しても良い。こ
の場合ネジリブラシは2本の線材に毛が固定されたブラ
シで、このネジリブラシの線材を溝内へ挿入すると、毛
が溝の外側へ略均−に散らばって突出し、放射状に立設
した毛が回転軸の回りに略均−に配置される。このネジ
リブラシは上記絨穂ブラシと同じ材質で成形されている
第1図に示されるようにガイドローラ36とガイドロー
ラ38との間のPS版12の搬送路の下部にはブラシ6
2と同構成のブラシ78が配置されている。
ブラシ62のガイドローラ42側にはけられ防止板80
が配置されている。このけられ防止板80はブラシ62
とガイドローラ36間を通過したPS版12の後端部の
けられを防止している。さらにブラシ78とガイドロー
ラ38との間にはけられ防止板82が配置されている。
このけられ防止板82はけられ防止板80と同様にPS
版12の後端部のけられを防止している。
第1現像槽14の上にはオーバーフロー槽18の底部と
連通された管路84が開口している。この管路84の途
中にはポンプ(pt、 ) 86が配置されている。こ
のポンプ(P6”)86は第1現像槽14内へPS版が
挿入された詩文、現像原液及び水が供給された時に所定
時間作動されて、オーバーフロー槽18内の現像液を第
1現像槽14内へ送り、循環する。
また第1現像tV14の上には給水タンク88と連通さ
れた管路90が開口されていて、この管路90の途中に
は給水ポンプ92(P2)が配置されている。この給水
ポンプ92は電導度補充コントローラー176に接続さ
れている。これにより第1現像槽14への給水の時期が
制御される。
また第1現像槽14の下部には管路94の一端が連され
ている。この管路94の途中には電導度検出器96(S
)、循環ポンプ98、フィルタ100(F)が配置され
ており、他端はスプレーパイプ54.60へ連通されて
いる。したがって、循環ポンプ98の作動によって第1
現像槽14の下部に貯留されている現像液24が管路9
4内を通過して電導度検出器96、フィルタ100を通
過した後に再び第1現像槽14内へ送られる。これによ
り、現像液24の電導度が検出され、現像液24中の塵
が取り除かれ、第1現像槽14内の現像液24が攪拌さ
れる。循環ポンプ98は、第1現像漕14内へ現像原液
及び水が供給されて、第1現像槽14内で調液された後
に所定時間作動され、調液された現像液を攪拌して、現
像液の濃度を均一にする。
また電導度検出器96は電導度補充コントローラー17
6によって、管路94内を通過する現像液24の電導度
を検出して、第1現像槽14内の現像液24の電導度を
検出し、この検出結果を電導度補充コントローラー17
6へ伝達する。この電導度補充コントローラー176は
検出された電導度が所定の値に達したか否かを判断し、
所定の値に達していない場合には後述する給水ポンプ1
36を作動させて水を第2現像槽16内へ供給する。
また第1現像槽14の上部には液面蓋102が配置され
ている。この液面蓋102は23版12の搬送方向の移
動は図示しないストッパで規制されているが、液面高さ
方向の移動は規制されていない。したがって第1現像槽
14内の現像液24の液量が少なくなって、現像液24
の液面が低下するとこの低下に追従して液面蓋102は
下降する。これによりの液面蓋102は現像液が空気中
の炭酸ガスを吸収して現像液中のアルカリ成分を中和す
ることにより生じる現像液の劣化を防止している。また
現像液の蒸発を防止している。
さらに第1現像槽14の上部にはりエントリー用の案内
カバー104が配置されている。この案内カバー104
は現像処理後に再度現像処理及びフィニッシャ−処理を
するための第1現像槽14を飛び越えて第2現像槽】6
内へ23版12を案内挿入する。
〈オーバーフロー槽〉 第1現像槽14のオーバーフロー槽18側の側壁上部は
オーバーフロー槽18側へ折り曲げられており、第1現
像槽14内の現像液24がこの側”4 上B ヲオーバ
ーフローして、オーバーフロー槽18内へ回収される。
オーバーフロー槽18と第2現像槽16との間を仕切る
側壁上部には搬送ローラ対106が配置されている。こ
れらの搬送ローラ対106は図示しない側板に回転可能
に支持されており、図示しない駆動手段の駆動力が伝達
されて回転する。これらの搬送ローラ対106間にはガ
イドローラ38.44間から送り出された23版12が
挿入される。
上側に位置する搬送ローラ106には小径のローラ10
8が当接配置されている。このローラ108は搬送ロー
ラ106に付着している第2現像槽16内の現像液24
がオーバーフロー槽18内へ混入するのを防止している
さらに下側に位置する搬送ローラ106にはオーバーフ
ロー槽18内と、第2現像槽16内にローラ110.1
12が当接配置されている。ローラ110は第1現像t
f14内の23版12によって持ち出されて、搬送ロー
ラ106へ付着した現像液24が第2現像槽16内へ混
入するのを防止している。またローラ112は第2現像
槽の現像液がオーバーフロー槽18内へ混入するのを防
止ている。
オーバーフロー槽18内には底部を貫通した管路114
の一端が底部から所定の高さ位置まで延出されおり、こ
の管路114の底部からの高さによってオーバーフロー
槽18内の現像液の液面高さが設定されている。この管
路114の他端は排液槽116内へ開口している。
〈第2現像槽〉 第2現像[16の上部にはフィニッシャ−槽20側に搬
送ローラ対118が配置されている、これらの搬送ロー
ラ対118は図示しない側板に回転可能に支持されてお
り、図示しない駆動手段の駆動力が伝達されて回転する
。これらの搬送ローラ対118間には搬送ローラ対10
6間から送り出された23版12が挿入される。これに
より23版12が第2現像槽16の上部を略水平に搬送
される。
搬送ローラ106と搬送ローラ1180間の23版12
の搬送路の上方には前述したスプレーパイプ54と同構
成のスプレーパイプ120が配置されている。このスプ
レーパイプ120の現像液24の吐出口は搬送ローラ1
06側へ向けて開口されており、供給された現像液を搬
送ローラ106と23版12の上面側との間へ吐出する
。このスプレーパイプ120は管路122の一端と連通
されている。管路122の他端は第2現像槽16の底部
と連通されており、途中には供給ポンプ124が配置さ
れている。第2現像槽16の下部には現像液24が貯留
されており、循環ポンプ124の作動によって現像液2
4がスプレーバイブ120へ供給される。これにより現
像液24がPS版120表面へ吐出され塗布される。ま
た循環ポンプ124は第2現像槽16内へ現像原液及び
水が供給されて調液された後に所定時間作動されて第2
現像槽16内の調液された現像液を循環して攪拌し、第
2現像槽16内の現像液の濃度を均一にする。
スプレーバイブ120に対応してPS版12の搬送路の
下部にはカイトローラ126が配置されている。このガ
イドローラ126はガイドローラ32と同様に軸方向に
沿って複数個の吐出口が形成されたスプレーバイブ12
8の外周に複数個の弾性回転部材が軸支されて形成され
ている。このスプレーバイブ128は管路122と連通
されており循環ポンプ124の作動で現像液24が供給
される。
スプレーバイブ128には軸方向に沿って、複数の吐出
口が搬送ローラ118とPS版12の裏面側との間に向
けて開口している。これにより供給された現像液24が
PS版12の裏面側へ吐出され塗布される。
第2現像槽16の底部には管路130の一端が連通され
ている。管路130の他端は現像原液タンク131へ連
通されている。管路130の途中には原液供給ポンプ1
32(P、)が配置されている。この原液供給ポンプ1
32は後述する処理補充コントローラー164と接続さ
れて、その作動が制御される。
また第2現像槽16の底部には管路134の一端が連通
されている。管路134の他端は給水タンク88へ連通
されている。管路134の途中には給水ポンプ136が
配置されている。この給水ポンプ136(P3)は電導
度補充コントローラー176及び処理補充コントローラ
ー164と接続されており、その作動が制御される。
また第2現像槽16の底部には管路138の一端が貫通
して第2現像槽内へ突出している。管路138の他端は
排液槽140へ開口しており、管路138をオーバーフ
ローした現像液が排出される。
〈フィニッシャ−槽〉 第2現像槽16とフィニッシャ−槽20とヲ仕切る側壁
上には仕切板142が配設されているこの仕切板142
は搬送ローラ対118に付着した現像液がフィニッシャ
−槽20内のフィニッシャ−液内へ混入しないようにし
てい′る。
フィニッシャ−槽20の上部には出口側に搬送ローラ対
144が配置されている、これらの搬送ローラ対144
は図示しない側板に回転可能に支持されており、図示し
ない駆動手段の駆動力が伝達されて回転する。搬送ロー
ラ対144は搬送ロラ118より若干低い位置に配置さ
れている。搬送ローラ対144間には搬送ローラ対11
8間から送り出されたPS版12が挿入される。これに
よりPS版12が第2現像樽16の上部を傾斜した状態
で搬送される。
搬送ローラ対118と搬送ローラ144の間のPS版I
2の搬送路の上方には前述したスプレーバイブ54と同
構成のスプレーバイブ146が配置されている。このス
プレーバイブ146の現像液24の吐出口は搬送ローラ
144側へ向けて開口されており、供給された現像液2
4を搬送ローラi44とPS版12の上面側との間へ吐
出する。
このスプレーバイブ146は管路148の一端と連通さ
れている。管路148の他端はフィニッシャ−槽20の
底部と連通されており、途中には循環ポンプ150が配
置されている。フィニッシャ−槽20の下部にはフィニ
ッシャ−液152が貯留されており、循環ポンプ150
の作動によってこのフィニッシャ−液152がスプレー
バイブ146へ供給される。これによりフィニッシャ−
液152がPS版12の表面へ吐出され塗布される。
スプレーバイブ146に対応してPS版12の搬送路の
下部にはフィニッシャ−液塗布ボックス154が配置さ
れている。このフィニッシャ−液塗布ボックス154は
断面形状が略コ字状に形成されており、上部に向けて開
口部154Aが形成されている。このフィニッシャ−液
塗布ボックス154内にはスプレーパイプ156が配置
されている。このスプレーパイプ156はスプレーパイ
プ146と同様に軸方向に沿って複数個の吐出口がフィ
ニッシャ−液塗布ボックス154内の角部向けて形成さ
れている。このスプレーパイプ154は管路148と連
通されており循環ポンプ148の作動でフィニッシャ−
液152がフィニッシャ−液塗布ボックス154内へ供
給される。フィニッシャ−液塗布ボックス154内へ供
給されたフィニッシャ−液152は開口部154Aから
溢れて上部を通過するPS版12の裏面側へ塗布される
フィニッシャ−槽20の底部には管路158の一端が連
通されている。管路158の他端はフィニッシャ−液タ
ンク160へ連通されている。管路158の途中には原
液供給ポンプ162(P、)が配置されている。この原
液供給ポンプ162は処理補充コントローラー164と
接続されて、その作動が制御される。
またフィニッシャ−槽20の底部には管路166の一端
が連通されている。管路166の他端は給水タンク88
へ連通されている。管路166の途中には給水ポンプ1
6g(P3)が配置されている。この給水ポンプ136
は電導度補充コントローラー176及び処理補充コント
ローラー164接続されており、その作動が制御される
またフィニッシャ−槽20の底部には管路117〇一端
が貫通してフィニッシャ−槽20内へ突出している。こ
のフィニッシャ−槽20内への突出高さがフィニッシャ
−槽20のフィニッシャ−液の液面高さを設定している
。管路170の他端は排液槽172へ開口しており、管
路170をオーバーフローした現像液が排出される。
搬送ローラ対22の挿入側には処理補充コントローラー
164へ接続される検出器174が配置されている。検
出器174で感光性平版印刷版処理機10の挿入口にお
けるPS版12の通過時間を検出し、予め設定したPS
版の処理速度及びPS版の幅寸法を併せて処理補充コン
トローラー164で感光性平版印刷版処理機10へ挿入
されるPS版12の面積を演算する。
また電導度補充コントローラー176は電導度検出器9
6の検出結果に基づいて給水ポンプ92.136.16
8を作動させて第1現像槽14、第2現像槽16、フィ
ニッシャ−槽20内へ水を補充する。
次に処理補充コントローラー164、電導度補充コント
ローラー176含む制御装置180について説明する。
制御装置180はCPU182、RAM184、ROM
186、入力ポート188、出力ポート190、で構成
され、これらがデータバス192で接続されている。
第3図に示されるように制御装置180の出力ポート1
90にはポンプ86、循環ポンプ98.124.150
が連結されている。これらのポンプは制御袋@180に
よってその作動の時期が制御される。さらに制御装置1
80には電導度補充コントローラー176 、処理bi
充コントローラー164が接続されている。
また制御装置180には、感光性平版印刷版処理機10
に備えられたコントロールキーボード194が接続され
ている。第2図に示されるようにコントロールキーボー
ド194には表示部196と、操作部198が設げられ
ており、表示部196は出力ポート190に接続されて
いる。またコントロールキーボード194の操作部19
8は入力ポート188へ接続されている。さらに入カポ
−)188には電導度検出器96が接続されている。ま
た入力ポート188には感光性平版印刷版の挿入口に配
置された板検出器174が接続されている。
次に本実施例の作用について説明する。
図示しない焼付装置で画像が焼付けられたPS版12は
搬、送ローラ対22へ挿入された後に第1現像槽14の
ガイドローラ40とガイドローラ26との間に挿入され
、第1現像槽14内へ送り込まれる。このPS版12は
ガイドローラ28.30.48に案内され下降して、第
1現像の中央部へ送られる。
大径のガイドローラ52は23版12の先端を所定の搬
送路からはずれることなく案内し、またガイド52は2
3版12の先端を搬送ローラ対46間へ挿入する働きを
する。
搬送ローラ対46へ挿入され、この搬送ローラ対46か
ら送り出された23版12はガイドローラ32.34.
36.42.38.44に案内されて上昇し第1現像槽
14から送り出される。
23版12は第1現像槽16内の現像液24中で搬送ロ
ーラ対46によって挟持搬送されるとき絞られ、かつそ
の直後にスプレーパイプ54.60によって現像液が吹
き付けられる。また、このスプレーパイプ54.60に
よって第1現像槽14内の現像液が循環される。
さらに、23版12の両面がブラシ62.78によって
擦られて、膨潤または溶解した不要な感光層が擦り取ら
れるので23版12がほぼ完全に現像処理される。
またこのブラシ62.78は小径に形成されているので
、回転軸64.70が現像液中に配置される。これによ
り現像液24の空気との接触が少なくなるので、現像液
24の劣化が防止されると共に第1現像槽14を小型に
することが出来、コストを低減することが出来る。
また、第1現像槽14内からオーバーフローしてオーバ
ーフロー槽18内へ排出された現像液24は管路114
から排出槽116へ挿入される。
第1現像槽14内からオーバーフローしてオーバーフロ
ー槽18へ排出された現像液24はポンプ86によ、て
管路84を通過して再び第1現像槽14内へ供給される
ので、現像液24を有効に利用することができる。
第1現像槽14から送り出された23版12は搬送ロー
ラ対106によって挟持搬送されながら現像液24が絞
り取られ、搬送ローラ対118間へ向けて送り出される
。搬送ローラ対118へ向けて送り出されて第2現像槽
16の上部をガイドローラ126に案内されなから略水
平方向に搬送される。
この搬送の途中で23版12の両面へはスプレーパイプ
120、スプレーパイプ128によって現像液24が吐
出され塗布される。これにより23版12が完全に現像
処理される。
第1現像槽14現像液は23版12の現像処理によって
疲労するが、この疲労した現像液24はオーバーフロー
槽18から管路134を通って排出槽116内へ排出さ
れる。
また現像原液及び水は処理補充コントローラー164に
よって第2現像漕16内へ補充される。
この補充によって第2現像槽16内の現像液の液面レベ
ルは上昇して管路56の開口端部の上方に位置する。こ
の状態から供給ポンプ5g(P、)が作動され、第2現
像槽16内の現像液24を第1現像檜14のスプレーパ
イプ54.60へ送り、第1現像槽14内へ供給する。
この供給量は第2現像槽16内へ補充された補充量と同
量の設定されている。
したがって、第1現像槽14内の現像液の活性度の低下
が防止され、第1現像槽内へ第2現像槽内の劣化の極少
ない現像液が供給されるので、第1現像槽14内の現像
液の劣化が少なくなる。また現像液の上面は液面蓋10
2によって覆われているので現像液が空気により劣化す
ることを防止している。また、現像液の蒸発を防止して
いる。
これによって、長期ランニングが可能となる。
次に現像液の補充について説明する。
第1現像槽14で多数枚の23版12を現像処理した場
合、現像液が疲労する。この現像液の疲労度は処理され
る23版12の面積を検出器174で検出し、処理補充
コントローラー164で演算し7、現像液を補充するこ
とにより現像液の劣化を回復させることができる。
すなわち検出器174によって、挿入される23版12
の面積を検出し、この検出結果に基づいて処理補充コン
トローラー164で原液供給ポンプ132と給水ポンプ
136作動時間が演算され23版12の面積に応じた補
充量だけ現像補充液を供給すべく原液供給ポンプ132
、給水ポンプ136が作動されるようになっている。
さらに現像液24は電導度検出器96によって電導度が
検出されており、現像液24が濃縮されて電導度が上昇
し、所定値以上になると電導度補充コントローラー17
6により水給水ポンプ92を作動させて第1現像槽14
へ水を供給する。また第2現像槽18、フィニッシャ−
槽24についてもあらかじめ水蒸発量を測定しておき、
水給水ポンプ982の作動に比例して第2現像水給水ポ
ンプ136、フィニッシャ−水給水ボン168を作動さ
せる。この水補充量は1Qcc〜1000cc/回に設
定されている。
またフィニッシャ−槽20には処理補充コントローラ1
64によりフィニッシャ−原液供給ポンプ162と給水
ポンプ168によりフィニッシャ−液と水が一定の割合
で補充されるようになっている。
これにより現像液24、フィニッシャ−液152の濃縮
化が防止され、前記面積補充と共に現像液24、フィニ
ッシャ−液152の活性度が一定に保たれ、長期に安定
した現像処理が可能となる。
次に第1現像槽14及び第2現像槽16内へ現像液を最
初に調液をする場合について第4図に示されるフローチ
ャートに従って説明する。
ステップ300で現像原液ポンプ132、給水ポンプ1
36が作動されて、からの第2現像槽16内へ現像原液
及び水が供給される。ステップ302で供給された現像
原液及び水が所定の量に達したか否かが判断され、所定
の量に達していない場合には、現像原液及び水が供給さ
れる。所定の量の現像原液及び水が供給されるとステッ
プ304で現像原液ポンプ132及び給水ポンプ136
の作動が停止され、現像原液及び水の供給が停止する。
次いでステップ306で図示しないヒータが作動され、
調液されて形成された現像液を加熱する。
調液によって形成された現像液はステップ308で循環
ポンプ98.124、ポンプ86が作動されて、第2現
像槽16内の現像液が第1現像槽14内へ供給される。
第1現像槽14内へ供給された現像液はオーバーブロー
槽18内へオーバーフローした後に第1現像槽14内へ
戻されて循環される。これにより第1現像槽14、オー
バーフロー槽18、第2現像槽16内の現像液が攪拌さ
れ、現像液の濃度が均一になる。
ステップ310で所定時間経過したか否かが判断され、
所定時間経過していない場合には循環ポンプ98.12
4、ポンプ86の作動が続けられ、所定時間経過すると
、ステップ312で循環ポンプ98.124、ポンプ8
6が停止され、現像液の調液が停止される。
現像液の循環が終了すると、ステップ314で現像液の
温度が25℃以上に上昇したか否かが判断される。現像
液の温度が25℃以上の上昇していない場合には、ステ
ップ306の前に戻り、ヒータが作動され、以下のステ
ップが繰り返される。
現像液の温度が25℃以上の上昇するとヒータがOFF
にされる。ヒータの作動が停止されるとステップ318
で電導度検出器98によって現像液の電導度が検出され
る。この検出結果が所定の値に達したか否かがステップ
320で判断される、現像液の電導度が所定の値に達し
ていない場合には、ステップ322で給水ポンプ136
が作動されて水が供給される。給水ポンプによって水が
供給さえた後にはステップ318へ戻り、再度現像液の
電導度が検出される。ステップ320で現像液の電導度
が所定の値に達して場合には、ステップ324でPS版
12の処理が可能であることが表示部196によって表
示される。
以上により、第2現像槽16内で調液された現像液は、
PS版12を処理することが可能な状態となり、処理が
開始される。
このように本実施例では、第2現像漕16内への現像原
液及び水の供給が終了した後に所定時間循環ポンプ及び
ポンプが作動されて攪拌されるので、現像液の濃度を均
一にすることが出来る。
なお本実施例では感光材料として感光性平版印刷版の例
を示したがこれに限らず、他の感光材料として水なし平
版印刷版の現像装置等感光性記録材料の現像装置に本発
明を適用することが出来る。
また本実施例では、本発明を第2現像槽16に適用した
例を示したが、これに限らずフィニッシャ−槽20に適
用しても良く、この場合にはフィニッシャ−液と水を混
合した後に循環することによってフイニンシャー液の濃
度を均一にするとか出来る。
【図面の簡単な説明】
第゛1図は本発明に係る感光性平版印刷版処理機の実施
例を示す概略構成図、第2図はコントロールキーボード
を示す正面図、第3図は制御装置と各機器の接続を示す
ブロック図、第4図は制御装置の作動を示すフローチャ
ートである。 10・・・感光性平版印刷版処理機、 12・・・感光性平版印刷版(PS版)、14・・・第
1現像槽、 16・・・第2現像槽、 18・・・オーバーフロー槽、 20・・・フィニッシャ− 24・・・現像液、 56・・・管路、 86・・・ポンプ、 98. 124、 50 ・循環ポンプ、 80 ・制御装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)処理槽内へ処理原液と水とを供給した後、循環ポ
    ンプを所定時間作動させて調整された処理液中へ画像露
    光された感光材料を自動的に搬送して処理することを特
    徴とする感光材料処理方法。
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