JP2588130Y2 - 感光材料処理装置 - Google Patents

感光材料処理装置

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JP2588130Y2
JP2588130Y2 JP1992016815U JP1681592U JP2588130Y2 JP 2588130 Y2 JP2588130 Y2 JP 2588130Y2 JP 1992016815 U JP1992016815 U JP 1992016815U JP 1681592 U JP1681592 U JP 1681592U JP 2588130 Y2 JP2588130 Y2 JP 2588130Y2
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processing liquid
tank
processing
photosensitive material
spray
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JP1992016815U
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JPH0579559U (ja
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豊 鍋谷
正博 中島
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Screen Holdings Co Ltd
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Screen Holdings Co Ltd
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、感光材料処理装置、特
に、感光材料が通過する処理液槽を有する感光材料処理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】実開平1−171456号に示された感
光フィルムや感光版を現像するための感光材料処理装置
には、処理液が貯留された処理液槽が設けられている。
また、処理液槽に処理液を補充するための処理液補充手
段と、処理液槽内の処理液を循環させるための循環手段
とが設けられている。感光フィルムや感光版等の感光材
料は、この処理液槽内を搬送手段により搬送されること
によって現像処理される。
【0003】従来の感光材料処理装置において処理液を
補充する場合には、処理液補充装置により処理液が処理
液槽内に導入されると同時に、循環装置により処理液槽
内の処理液が循環させられる。これによって、処理液補
充時に処理液を攪拌し、処理液槽内での処理液の均質化
を促進するようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】前記従来の構成では、
補充された処理液が、循環ポンプ及びスプレーチューブ
を経て版面に吹き付けられる。このため、処理液補充時
における処理液の攪拌が充分に行われず、不均質な処理
液が感光材料表面に接触し、処理ムラを生じるおそれが
ある。
【0005】本考案の目的は、処理液補充時における処
理液の攪拌を促進することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案に係る感光材料処
理装置は、内部に処理液が貯留された処理液槽と、感光
材料をその処理液内に通過させる搬送手段と、処理液槽
に開口する吸い込み口及び吐出口を有する処理液循環手
段と、処理液循環手段の吐出口に隣接して吐出口の吐出
方向後流側に設けられた補充口を有する処理液補充手段
とを備えている。
【0007】
【作用】本考案に係る感光材料処理装置では、搬送手段
が感光材料を処理液中に通過させることにより、その感
光材料が処理される。処理液を補充する場合には、処理
液補充手段が補充口から処理液槽内に処理液を補充す
る。このとき、処理液循環手段により処理液を吐出口か
ら吐出させると、その吐出口の吐出方向後流側に処理液
補充手段の補充口が隣接して設けられていることから、
処理液循環手段による処理液の吐出によって、補充され
た処理液が良好に攪拌される。
【0008】
【実施例】図1は、本考案の一実施例としての自動現像
装置を示している。この自動現像装置は、図示しない焼
き付け装置で画像が焼き付けられた感光性印刷版を現像
処理するための現像槽1と、印刷版に付着した現像液を
水洗するための水洗槽2と、印刷版をリンス又はリンス
/ガム液処理するリンス処理槽3とを有している。
【0009】現像槽1は、処理液(現像液)を貯留する
槽本体1aと、槽本体1aを上側から覆うカバー1bと
を有している。槽本体1a内には、印刷版を現像槽1内
でガイドするための多数のガイドローラ7,8,9,1
0,14,17,18,19が配置されている。また、
ガイドローラ10とガイドローラ14との間には、印刷
版を挟んで搬送するための1対の搬送ローラ13が設け
られている。印刷版搬送方向下流側端の槽本体1a内に
は1対の絞りローラ21が配置されている。
【0010】ガイドローラ14とガイドローラ17との
間には、1対のブラシローラ15a,15bが配置され
ている。ブラシローラ15a,15bは、上下から印刷
版に圧接し得るように配置されており、上側のブラシロ
ーラ15aは時計回りに、また下側のブラシローラ15
bは反時計回りにそれぞれ回転する。なお、ブラシロー
ラ15A,15Bの回転方向は各々上記例の逆でもかま
わない。
【0011】槽本体1aの下端中央部には、排出管16
の一端が連結されている。排出管16の他端は循環ポン
プ12の吸引側に接続されている。ポンプ12の吐出側
は、配管11aを介してスプレーパイプ11に接続され
ている。スプレーパイプ11は、槽本体1a内において
搬送ローラ13の近傍に配置されている。スプレーパイ
プ11からは、印刷版の版面に向けて現像液が吹き付け
られ得る。
【0012】ポンプ12の吐出側は、またスプレー27
にも接続されている。スプレー27は、下側のブラシロ
ーラ15bの近傍において、槽本体1a内に配置されて
いる。スプレー27には、図2及び図3に示すように、
下方に向けて現像液を吐出させるための多数の吐出口2
7aが形成されている。槽本体1a内において、スプレ
ー27の下方には現像液補充パイプ25が配置されてい
る。補充パイプ25の補充口25aはスプレー27の吐
出口27aの近傍に配置されており、また補充口25a
の吐出方向は概ねブラシローラ15bに向けられてい
る。補充パイプ25の基部は、補充ポンプ36を介して
補充液タンク26に接続されている。
【0013】なお、図2及び図3に示すスプレー27に
代えて、図4に示すスプレー51を採用しても良い。ス
プレー51は、その先端吐出口51aが補充パイプ25
の補充口25aに向けられている。現像槽1よりも印刷
版搬送方向上流側(図1の左側)には、印刷版載置台4
が配置されている。載置台4の槽本体1a側端部には、
印刷版の面積計を兼ねるローラ5と、載置台4から槽本
体1a側に印刷版を搬送するための1対の搬送ローラ6
とが配置されている。
【0014】前記水洗槽2内には、水スプレー29と、
水スプレー29を挟んで配置された2対の搬送ローラ2
8,31と、水スプレー29の下方に配置されたスプレ
ー機能付ガイドローラ30とが設けられている。また、
リンス処理槽3内には、リンススプレー33と、搬送ロ
ーラ31からの印刷版をガイドするガイドローラ32
と、リンス後の印刷版を外部に排出するための搬送ロー
ラ34とが配置されている。
【0015】さらに、現像槽1と水洗槽2との間には、
現像槽1で現像処理した直後のものではない印刷版を、
水洗/リンス処理するために水洗槽2に挿入するための
バイパス挿入口24が設けられている。また、バイパス
挿入口24の下方において、絞りローラ21に隣接した
位置には、オーバーフロー溝23が設けられており、こ
れによって槽本体1a内の現像液のレベルが一定になる
ように構成されている。また、オーバーフロー溝23の
上方には、上側の絞りローラ21に隣接してガイドロー
ラ22が配置されている。さらに、槽本体1a内におい
て、現像液には浮き蓋20が浮かべられている。浮き蓋
20は、現像液の蒸発及び酸化を抑制するためのもので
ある。
【0016】本実施例では、図5に示すような制御部3
7が設けられている。制御部37は、CPU,ROM,
RAM等からなるマイクロコンピュータを含んでおり、
上述の循環ポンプ12及び補充ポンプ36が接続されて
いる。さらに、ブラシローラ15a,15bを駆動する
ためのローラ駆動モータ35が制御部37に接続されて
いる。
【0017】次に、上述の実施例の動作を説明する。現
像液が貯留された現像槽1内には、載置台4から印刷版
が搬入される。このとき、搬送ローラ6,13が駆動さ
れることにより、印刷版は槽本体1a内の現像液に浸漬
させられる。また、このときには、ブラシローラ15
a,15bが回転して印刷版の表面を擦ることにより、
現像処理が促進される。現像処理の終わった印刷版は、
水洗槽2で水洗処理され、リンス処理槽3でリンス処理
された後外部に排出される。既に現像処理の終わった印
刷版を再び水洗処理する場合には、バイパス挿入口24
から印刷版を挿入し、水洗槽2及びリンス処理槽3を通
過させる。
【0018】また、現像処理中には、循環ポンプ12を
駆動することにより排出管16から槽本体1a内の処理
液を吸引し、スプレーパイプ11及びスプレー27から
現像液を吐出させる。これにより、現像液の循環を行う
とともに、現像処理の促進を行う。制御部37におい
て、現像液の補充時期であると判断された場合には、現
像液の補充動作を行う。この場合の制御フローを図6に
示す。
【0019】図6のステップS1において現像液の補充
の必要があると判断された場合には、ステップS2に移
行する。ステップS2では、ブラシローラ15a,15
bを駆動する。続いて、ステップS3において循環ポン
プ12を駆動し、現像液の循環を開始する。これによ
り、スプレー27の吐出口27aから勢い良く現像液が
噴出する。ステップS4では、ポンプ36を駆動し、補
充液タンク26から新しい現像液を槽本体1a内に供給
する。このときには、スプレー27から勢い良く現像液
が噴出しているので、補充パイプ25から供給された新
しい現像液は効率良く攪拌される。しかも、補充パイプ
25から噴出した現像液はブラシローラ15a,15b
に近づき、ブラシローラ15a,15bの回転による攪
拌も受ける。これにより、現像液の攪拌はさらに良好に
行われる。
【0020】ステップS5では、補充量が充分な量に達
するのを待つ。補充量が充分な量に達したと判断すれ
ば、ステップS6に移行する。ステップS6では、ポン
プ36を停止して現像液の補充を止める。続いて、ステ
ップS7においてポンプ12を停止して、現像液の循環
を止める。そして、ステップS8において、ブラシロー
ラ15a,15bの駆動を停止する。
【0021】なお、ブラシローラ15a,15bは、省
エネルギーのため現像処理中では高速回転し非処理中で
は低速回転するように制御されるが、上述の補充動作時
には高速回転で駆動される。ただし、補充動作時のブラ
シローラ15a,15bの回転速度及び回転方向をさら
に別の値に設定してもよい。
【0022】
【考案の効果】本考案に係る感光材料処理装置では、処
理液補充手段の補充口が処理液循環手段の吐出口に隣接
して吐出口の吐出方向後流側に設けられているので、処
理液の循環流によって補充された処理液が良好に攪拌さ
れ、処理液補充時における処理液の攪拌を促進できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例としての自動現像装置の縦断
面概略図。
【図2】その補充パイプ部分の拡大部分図。
【図3】そのスプレーの底面部分図。
【図4】別の実施例の図2に相当する図。
【図5】自動現像装置の制御部の概略ブロック図。
【図6】その制御部の補充動作時の制御フローチャー
ト。
【符号の説明】
1 現像槽 1a 処理液槽 13,21 搬送ローラ 16 排出管 25 補充パイプ 25a 補充口 27 スプレー 27a 吐出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−1655(JP,A) 特開 平4−296861(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03F 7/30

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に処理液が貯留された処理液槽と、 感光材料を前記処理液内に通過させる搬送手段と、 前記処理液槽に開口する吸い込み口及び吐出口を有する
    処理液循環手段と、 前記吐出口に隣接して前記吐出口の吐出方向後流側に
    けられた補充口を有する処理液補充手段と、 を備えた感光材料処理装置。
JP1992016815U 1992-03-27 1992-03-27 感光材料処理装置 Expired - Lifetime JP2588130Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1992016815U JP2588130Y2 (ja) 1992-03-27 1992-03-27 感光材料処理装置

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JPH0579559U JPH0579559U (ja) 1993-10-29
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