JP2522838B2 - スタ―ト液の調製方法及び感光材料処理装置 - Google Patents

スタ―ト液の調製方法及び感光材料処理装置

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JP2522838B2 JP1243888A JP24388889A JP2522838B2 JP 2522838 B2 JP2522838 B2 JP 2522838B2 JP 1243888 A JP1243888 A JP 1243888A JP 24388889 A JP24388889 A JP 24388889A JP 2522838 B2 JP2522838 B2 JP 2522838B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、感光材料を自動的に搬送しながら処理槽内
の処理液によって処理する感光材料処理装置に係り、詳
細には、処理槽内へ処理原液と水とを供給し、処理槽内
の処理液を循環させることによって撹拌する感光材料処
理装置のスタート液の調製方法及び感光材料処理装置に
関する。
[従来の技術] 感光材料、例えば感光性平版印刷版は、画像が焼付け
られると感光材料処理装置である感光性平版印刷版処理
機へ送られ、この感光性平版印刷版処理機に備えられた
現像槽で現像処理された後に、リンス槽又は水洗槽で水
洗処理されるか又はフィニッシャー液が塗布される。
上記した感光性平版印刷版処理機には、現像槽、リン
ス槽ないしフィニッシャー槽に処理液の補充を行うとき
に、各処理原液と水をポンプによって供給し、処理槽内
の処理液と新たに供給した処理原液と水とを循環手段に
よって撹拌して処理液の調製を行うものがある。また、
このような感光性平版印刷版処理機では、各処理槽に処
理原液と水とをそれぞれ所定量ずつ入れることにより、
感光性平版印刷版の処理を開始するときのスタート液の
調製も行うことができる。
[発明が解決しようとする課題] ところが、処理槽に処理原液と水とを別々にポンプに
よって供給してスタート液を調製する場合、処理槽に供
給された処理原液と水とを循環させても均一に混合され
ないことがある。スタート液が均一に撹拌されていなか
ったり、所定の液活性がでない状態で感光性平版印刷版
の処理を開始すると、良好な状態で処理することができ
ないという問題がある。
本発明は、上記事実を考慮し、処理槽内でスタート液
の調製をする場合に、処理原液と水とを均一に混合する
と共に、所定の液活性を有するスタート液を得ることが
できる感光材料処理装置のスタート液の調製方法及び感
光材料処理装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するための本発明のスタート液の調製
方法は、画像露光した感光材料を処理液によって処理す
る感光材料処理装置のスタート液の調製方法であって、
前記処理槽内へ処理原液と水とを所定比率で合計が所定
の量に達するまで供給した後、前記処理槽内の処理原液
と水を所定時間撹拌し、その間に電導度を検出して、電
導度が所定値に達するまで処理原液と水のうち少なくと
も一方を供給して調製する、ことを特徴とする。
また、本発明の感光材料処理装置は、画像露光された
感光材料を処理する処理液を貯留する処理槽と、前記処
理槽へ処理原液を供給する処理原液供給手段と、前記処
理槽へ水を供給する給水手段と、前記処理槽へ前記処理
原液供給手段により供給される処理原液と前記給水手段
により供給される水とを撹拌して処理液を調製する処理
液撹拌手段と、前記処理液の電導度を検出する電導度検
出手段と、を含む感光材料処理装置であって、スタート
液の調製時に前記処理原液供給手段と前記給水手段とに
よって前記処理槽へ所定量の処理原液と水を供給した
後、前記処理液撹拌手段を所定時間作動させ、その間に
前記電導度検出手段の検出結果に基づいて前記処理原液
供給手段及び/又は前記給水手段を作動させる制御手段
を設けたことを特徴とする。
[作用] 本発明のスタート液の調製方法では、処理原液と水を
所定の比率でかつ合計した供給量が所定量となるように
供給する。この後、処理槽内の処理原液と水を所定時間
撹拌してその間に電導度を測定し、測定した電導度が所
定値に達するまで、電導度の測定結果に応じて処理原液
か水又は処理原液と水を供給する。
これにより、スタート液の濃度を均一にすることがで
きると共に、所定の液活性にすることができ、感光材料
を良好に処理することができる。
本発明の感光材料処理装置では、スタート液の調製を
行うときに処理原液供給手段と給水手段とによって処理
原液と水を供給する。この後、処理液撹拌手段によって
処理槽内で処理原液と水とを所定時間撹拌して、その間
に電導度検出手段によって電導度を測定する。このと
き、測定した電導度が所定値より高いときには、給水手
段を作動させて水を供給して電導度を下げ、また、電導
度が低いときには、処理原液供給手段を作動させて電導
度を上げ、処理液の電導度が所定値となるようにする。
このようにして、処理液の撹拌を行いながら電導度検
出手段によって測定した電導度が所定値に達するまで処
理原液及び/又は水を供給することにより、自動的に濃
度が均一でかつ所定の液活性を有するスタート液を調製
することができる。
[発明の効果] 上記構成の本発明では、処理槽内へ処理原液と水とを
供給した後、撹拌しながら電導度を測定し、必要に応じ
てさらに処理原液ないし水を供給するので、スタート液
の濃度を均一にすることができると共に、所定の液活性
のスタート液を得ることができるので、最初から感光材
料を良好に処理することができるという優れた効果が得
られる。
[実施例] 第1図には本発明に係る感光材料処理装置の一例であ
る感光性平版印刷版処理機10の実施例が示されている。
感光性平版印刷版処理機10には、図示しない焼付装置
で画像が焼付けられた感光性平版印刷版(以下「PS版」
という)12を現像する第1現像槽14と、PS版12を補助的
に現像処理する第2現像槽16と、第1現像槽14と第2現
像槽16との間に配置されたオーバーフロー槽18と、PS版
12へフイニシヤー液を塗布するフイニツシヤー槽20とが
備えられている。
〈第1現像槽〉 第1図に示されるように第1現像槽14へのPS版12の挿
入側には、一対の搬送ローラ22が配置されている。この
一対の搬送ローラ22間へ図示しない焼付装置によって画
像が焼付けられたPS版12が挿入され、挿入されたPS版12
を感光性平版印刷版処理機10内へ送り出す。
第1現像槽14は上方が開放され底部中央部が下方に向
けて突出された略逆山形状に形成されている。この第1
現像槽14内には、現像原液タンク131から、現像原液供
給ポンプ180(P8)によって現像原液が供給され、給水
タンク88から給水ポンプ92(P2)によって水が供給さ
れ、循環ポンプ98によって循環されることにより撹拌さ
れて調液された現像液24が収容されている。第1現像槽
14内には底壁部に沿って同じ直径のガイドローラ26、2
8、30、32、34、36、38が配設されている。これらのガ
イドローラ26〜38はその軸の外周に複数個の弾性回転部
材が軸支された串型のローラを形成しており、その軸は
図示しない一対の側板間に掛渡され支持されている。
またガイドローラ26の上方にはガイドローラ26より大
径のガイドローラ40が、ガイドローラ36の上方にはガイ
ドローラ42が配置されており、ガイドローラ38の上方に
はガイドローラ44が配置されている。これらのガイドロ
ーラ40、42、44はガイドローラ26〜38と同様に図示しな
い一対の側板に支持されている。
第1現像槽14内の中央部にはガイドローラ30とガイド
ローラ32の間に搬送ローラ対46が配置されている。この
搬送ローラ対46は図示しない一対の側板に支持されてお
り、図示しない駆動手段の駆動力が伝達されて回転す
る。
搬送ローラ46とガイドローラ30の間にはガイドローラ
30より大径のガイドローラ48が配置されている。このガ
イドローラ48は串型のローラでガイドローラ24〜38と同
様に一対の側板に支持されている。このガイドローラ48
の軸にはブラケット50を介してガイド52が取付けられて
いる。このガイド52は一端がブラケット50へ固定され、
他端が搬送ローラ対46へ間近傍向かって配置されてい
る。これによってPS版12を搬送ローラ46間へ案内する。
従って、搬送ローラ対22によって第1現像槽14内へ送
り出されたPS版12はガイドローラ26とガイドローラ40間
へ挿入され、ガイドローラ28、30、48に案内されて斜め
に下降し、ガイド52によって搬送ローラ対46間へ挿入さ
れる。搬送ローラ対46を通過後はガイドローラ32、34、
36、42、38に案内されて斜めに上昇し、ガイドローラ44
に案内されてオーバーフロー槽18上へ送り出される。こ
れによりPS版12は第1現像槽16の現像液中へ浸漬されて
現像される。
ガイドローラ32は軸方向に沿って複数個の吐出口が形
成されたスプレーパイプ54の外周に複数個の弾性回転部
材がそれぞれ軸支されて形成されている。管路56の一端
は第1の現像槽14の底部と連通され、管路56の他端は第
2現像16の底部を貫通して第2現像槽16内へ突出してい
る。
管路56の途中にはポンプ58(P7)が配置されており、
これによって第2現像槽16内の現像液24が第1現像槽14
内へ供給される。
またガイドローラ32の上方にはスプレーパイプ60が配
置されている。このスプレーパイプ60は軸方向に沿っ
て、搬送ローラ対46に向かって開口された複数個の吐出
口が設けられている。このスプレーパイプ60は後述する
管路94と連通されている。
スプレーパイプ60とガイドローラ42の間にはブラシ62
が配置されている。このブラシ62は回転軸64が図示しな
い側板に回転可能に支持されており、図示しない駆動手
段の駆動力が伝達されて回転する。
ブラシ62は、回転軸64に長尺状の絨毯ブラシがナイロ
ンシートを介して螺旋状の巻付けられ接着されている。
その絨毯ブラシはナイロン、ETEF、PPS、PP等で成形さ
れている。また外径は40mmΦ以下で20〜40mmΦが好まし
く、絨毯ブラシのの線径は20〜70μに設定されている。
またこの絨毯ブラシの回転数は300rpmが以下に設定され
ており、60〜200rpmが好ましい。
またブラシ62は回転軸へ螺旋状の溝を設け、この溝内
へネジリブラシを挿入して巻付けて形成しても良い。こ
の場合ネジリブラシは2本の線材に毛が固定されたブラ
シで、このネジリブラシの線材を溝内へ挿入すると、毛
が溝の外側へ略均一に散らばって突出し、放射状に立設
した毛が回転軸の回りに略均一に配置される。このネジ
リブラシは上記絨毯ブラシと同じ材質で成形されてい
る。
第1図に示されるようにガイドローラ36とガイドロー
ラ38との間のPS版12の搬送路の下部にはブラシ62と同構
成のブラシ78が配置されている。
ブラシ62のガイドローラ42側にはけられ防止板80が配
置されている。このけられ防止板80はブラシ62とガイド
ローラ36間を通過したPS版12の後端部のけられを防止し
ている。さらにブラシ78とガイドローラ38との間にはけ
られ防止板82が配置されている。このけられ防止板82は
けられ防止板80と同様にPS版12の後端部のけられを防止
している。
第1現像槽14の上にはオーバーフロー槽18の底部と連
通された管路84が開口している。この管路84の途中には
ポンプ86(P6)が配置されている。このポンプ86(P6
によって、オーバーフロー槽18内の現像液が第1現像槽
14内へ送り込まれる。
また第1現像槽14の上には給水タンク88と連通された
管路90が開口されていて、この管路90の途中には給水ポ
ンプ92(P2)が配置されている。この給水ポンプ92は電
導度補充コントローラー176に接続されている。これに
より第1現像槽14への給水が制御される。
また、現像原液タンク131から現像槽14の上部に開口
する配管178が連通されており、現像原液供給ポンプ180
(P8)によって現像原液が現像槽14へ供給される。原液
供給ポンプ180(P8)は電導度補充コントローラ176へ接
続されており、現像原液の供給が制御される。
また第1現像槽14の下部には管路94の一端が連されて
いる。この管路94の途中には電導度検出器96(S)、循
環ポンプ98、フイルタ100(F)が配置されており、他
端はスプレーパイプ54、60へ連通されている。したがっ
て、循環ポンプ98の作動によって第1現像槽14に貯留さ
れている現像液24が管路94内を通過してフイルタ100と
電導度検出器96を通過した後に再び第1現像槽14内のス
プレーパイプ54、60へ送られる。これにより現像液24中
の汚れが取り除かれ、第1現像槽14内の現像液が撹拌さ
れる。循環ポンプ98は、第1現像槽14内へ現像原液及び
水が供給された後に所定時間作動し、現像液の濃度が均
一になるように撹拌して調液する。また、電導度検出器
96によって第1現像槽14内の現像液の電導度を検出でき
るようになっている。
電導度補充コントローラ176は、電導度検出器96によ
って管路94内を通過する現像液24の電導度から第1現像
槽14内の現像液の電導度を検出する。電導度補充コント
ローラ176は、検出した電導度は所定の値に達したか否
かを判断し、所定の値に達していない場合には、後述す
る給水ポンプ92、現像原液供給ポンプ180を作動させ
て、水と現像原液のうちの少なくとも一方を第1現像槽
14へ供給する。
また第1現像槽14の上部には液面蓋102が配置されて
いる。この液面蓋102はPS版12の搬送方向の移動は図示
しないストツパで規制されているが、液面高さ方向の移
動は規制されていない。したがって第1現像槽14内の現
像液24の液量が少なくなって、現像液24の液面が低下す
るとこの低下に追従して液面蓋102は下降する。これに
よりの液面蓋102は現像液が空気中の炭酸ガスと接触す
ることにより生じる現像液の劣化を防止している。また
現像液の蒸発を防止している。
さらに第1現像槽14の上部にはリエントリー用の案内
カバー104が配置されている。この案内カバー104は現像
処理後に再度フイニツシヤー処理をするために第1現像
槽14を飛び越えて第2現像槽16内へPS版12を案内挿入す
る。
〈オーバーフロー槽〉 第1現像槽14のオーバーフロー槽18側の側壁上部はオ
ーバーフロー槽18側へ折り曲げられており、第1現像槽
14内の現像液24がこの側壁上部をオーバーフローして、
オーバーフロー槽18内へ回収される。
オーバーフロー槽18と第2現像液16との間を仕切る側
壁上部には搬送ローラ対106が配置されている。これら
の搬送ローラ対106は図示しない側板に回転可能に支持
されており、図示しない駆動手段の駆動力が伝達されて
回転する。これらの搬送ローラ対106間にはガイドロー
ラ38、44間から送り出されたPS版12が挿入される。
上側に位置する搬送ローラ106には小径のローラ108が
当接配置されている。このローラ108は搬送ローラ106に
付着している第2現像槽16内の現像液24がオーバーフロ
ー槽18内へ混入するのを防止している。
さらに下側に位置する搬送ローラ106にはオーバーフ
ロー槽18内と、第2現像槽16内にローラ110、112がそれ
ぞれ当接配置されている。ローラ110は第1現像槽14内
のPS版12によって持ち出されて、搬送ローラ106へ付着
した現像液24が第2現像槽16内へ混入するのを防止して
いる。またローラ112は第2現像槽の現像液がオーバー
フロー槽18内へ混入するのを防止している。
オーバーフロー槽18内には底部を貫通した管路114の
一端が底部から所定の高さ位置まで延出されおり、この
管路114の底部からの高さによってオーバーフロー槽18
内の現像液の液面高さが設定されている。この管路114
の他端は排液槽116内へ開口している。
〈第2現像槽〉 第2現像槽16の上部にはフイニツシヤー槽20側に搬送
ローラ対118が配置されている。これらの搬送ローラ対1
18は図示しない側板に回転可能に支持されており、図示
しない駆動手段の駆動力が伝達されて回転する。これら
の搬送ローラ対118間には搬送ローラ対106間から送り出
されたPS版12が挿入される。これによりPS版12が第2現
像槽16の上部を略水平に搬送される。
搬送ローラ106と搬送ローラ118の間のPS版12の搬送路
の上方には前述したスプレーパイプ60と同構成のスプレ
ーパイプ120が配置されている。このスプレーパイプ120
の現像液24の吐出口は搬送ローラ106側へ向けて開口さ
れており、供給された現像液を搬送ローラ106とPS版12
の上面側との間へ吐出する。このスプレーパイプ120は
管路122の一端と連通されている。管路122の他端は第2
現像槽16の底部と連通されており、途中には循環ポンプ
124が配置されている。第2現像槽16の下部に現像液24
が貯留されており、循環ポンプ124の作動によって現像
液24がスプレーパイプ120へ供給される。これにより現
像液24がPS版12の表面へ吐出され塗布される。また循環
ポンプ124は第2現像槽16内へ現像原液及び水が供給さ
れて調液された後に所定時間作動されて第2現像槽16内
の調液された現像液を循環して撹拌し、第2現像槽16内
の現像液の濃度を均一にする。
スプレーパイプ120に対応してPS版12の搬送路の下部
にはガイドローラ126が配置されている。このガイドロ
ーラ126はガイドローラ32と同様に軸方向に沿って複数
個の吐出口が形成されたスプレーパイプ128の外周に複
数個の弾性回転部材が軸支されて形成されている。この
スプレーパイプ128は管路122と連通されており循環ポン
プ124の作動で現像液24が供給される。
スプレーパイプ128には軸方向に沿って、複数の吐出
口が搬送ローラ118とPS版12の裏面側との間に向けて開
口している。これにより供給された現像液24がPS版12の
裏面側へ吐出され塗布される。
第2現像槽16内には底部を貫通した管路130の一端が
底部から所定の高さ位置まで突出されている。管路130
の他端は現像原液タンク131へ連通されている。管路130
の途中には原液供給ポンプ132(P1)が配置されてい
る。この原液供給ポンプ132は後述する処理補充コント
ローラー164と接続されて、その作動が制御される。
また第2現像槽16内には底部を貫通した管路134の一
端が底部から所定の高さ位置まで突出されている。管路
134の他端は給水タンク88へ連通されている。管路134の
途中には給水ポンプ136(P3)が配置されている。この
給水ポンプ136(P3)は処理補充コントローラー164と接
続されており、その作動が制御される。
また第2現像槽16の底部には管路138の一端が貫通し
て第2現像槽内へ突出している。管路138の他端は排液
槽140へ開口しており、管路138をオーバーフローした現
像液が排出される。
〈フイニツシヤー槽〉 第2現像槽16とフイニツシヤー槽20とを仕切る側壁上
には仕切板142が配設されている。この仕切板142は搬送
ローラ対118に付着した現像液がフイニツシヤー槽20内
のフイニツシヤー液内へ混入しないようにしている。
フイニツシヤー槽20の上部には出口側に搬送ローラ対
144が配置されている。これらの搬送ローラ対144は図示
しない側板に回転可能に支持されており、図示しない駆
動手段の駆動力が伝達されており回転する。搬送ローラ
対144は搬送ローラ118より若干低い位置に配置されてい
る。搬送ローラ対144間には搬送ローラ対118間から送り
出されたPS版12が挿入される。これによりPS版12がフイ
ニツヤー槽20の上部を傾斜した状態で搬送される。
搬送ローラ対118と搬送ローラ144の間のPS版12の搬送
路の上方には前述したスプレーパイプ60と同構成のスプ
レーパイプ146が配置されている。このスプレーパイプ1
46のフイニツシヤー液152の吐出口は搬送ローラ144側へ
向けて開口されており、供給されたフイニツシヤー液15
2を搬送ローラ144とPS版12の上面側との間へ吐出する。
このスプレーパイプ146は管路148の一端と連通されてい
る。管路148の他端はフイニツシヤー槽20の底部と連通
されており、途中には循環ポンプ150が配置されてい
る。フイニツシヤー槽20の下部にはフイニツシヤー液15
2が貯留されており、循環ポンプ150の作動によってこの
フイニツシヤー液152がスプレーパイプ146へ供給され
る。これによりフイニツシヤー液152がPS版12の表面へ
吐出され塗布される。
スプレーパイプ146に対応してPS版12の搬送路の下部
にはフイニツシヤー液塗布ボツクス154が配置されてい
る。このフイニツシヤー液塗布ボツクス154は断面形状
が略コ字状に形成されており、上部に向けて開口部154A
が形成されている。このフイニツシヤー液塗布ボツクス
154内にはスプレーパイプ156が配置されている。このス
プレーパイプ156はスプレーパイプ146と同様に軸方向に
沿って複数個の吐出口がフイニツシヤー液塗布ボツクス
154内の角部向けて形成されている。このスプレーパイ
プ154は管路148と連通されており循環ポンプ150の作動
でフイニツシヤー液152がフイニツシヤー液塗布ボツク
ス154内へ供給される。フイニツシヤー液塗布ボツクス1
54内へ供給されたフイニツシヤー液152は開口部154Aか
ら溢れて上部を通過するPS版12の裏面側へ塗布される。
フイニツシヤー槽20内には底部を貫通した管路158の
一端が底部から所定の高さ位置まで突出されている。管
路158の他端はフイニツシヤー液タンク160へ連通されて
いる。管路158の途中には原液供給ポンプ162(P4)が配
置されている。この原液供給ポンプ162は処理補充コン
トローラー164と接続されて、その作動が制御される。
またフイニツシヤー槽20内には底部を貫通した管路16
6の一端が底部から所定の高さ位置まで突出されてい
る。管路166の他端は給水タンク88へ連通されている。
管路166の途中には給水ポンプ168(P5)が配置されてい
る。この給水ポンプ168(P5)は処理補充コントローラ
ー164が接続されており、その作動が制御される。
またフイニツシヤー槽20の底部には管路1170一端が貫
通してフイニツシヤー槽20内へ突出している。このフイ
ニツシヤー槽20内への突出高さがフイニツシヤー槽20の
フイニツシヤー液の液面高さを設定している。管路170
の他端は排液槽172へ開口しており、管路170をオーバー
フローしたフイニツシヤー液が排出される。
搬送ローラ対22の挿入側には処理補充コントローラー
164へ接続される検出器174が配置されている。検出器17
4で感光性平版印刷版処理機10の挿入口におけるPS版12
の通過時間を検出し、予め設定したPS版の処理速度及び
PS版の幅寸法を併せて処理補充コントローラー164で感
光性平版印刷版処理機10へ挿入されるPS版12の面積を演
算する。
また電導度補充コントローラー176は電導度検出器96
の検出結果に基づいて給水ポンプ92、現像原液供給ポン
プ180を作動させて第1現像槽14内へ水と現像原液のう
ち少なくとも一方を補充する。
次に処理補充コントローラー164、電導度補充コント
ローラー176含む制御装置180について説明する。
制御装置180はCPU182、RAM184、ROM186、入力ポート1
88、出力ポート190、で構成され、これらがデータバス1
92で接続されている。
第3図に示されるように制御装置180の出力ポート190
には現像原液供給ポンプ180、給水ポンプ92、循環ポン
プ98が連結されている。これらのポンプは制御装置180
によってその作動が制御される。さらに制御装置180に
は電導度補充コントローラー176、処理補充コントロー
ラー164が接続されている。
また制御装置180には、感光性平版印刷版処理機10に
備えられたコントロールキーボード194が接続されてい
る。第2図に示されるようにコントロールキーボード19
4には表示部196と、操作部198が設けられており、表示
部196は出力ポート190に接続されている。またコントロ
ールキーボード194の操作部198は入力ポート188へ接続
されている。さらに入力ポート188には電導度検出器96
が接続されている。また入力ポート188には感光性平版
印刷版の挿入口に配置された版挿入検出器174が接続さ
れている。
次に本実施例の作用について説明する。
図示しない焼付装置で画像が焼付けられたPS版12は搬
送ローラ対22へ挿入された後に第1現像槽14のガイドロ
ーラ40とガイドローラ26との間に挿入され、第1現像槽
14内へ送り込まれる。このPS版12はガイドローラ28、3
0、48に案内され下降して、第1現像の中央部へ送られ
る。
大径のガイドローラ52はPS版12の先端を所定の搬送路
からはずれることなく案内し、またガイド52はPS版12の
先端を搬送ローラ対46間へ挿入する働きをする。
搬送ローラ対46へ挿入され、この搬送ローラ対46から
送り出されたPS版12はガイドローラ32、34、36、42、3
8、44に案内されて上昇し第1現像槽14から送り出され
る。
PS版12は第1現像槽16内の現像液24中で搬送ローラ対
46によって挟持搬送されるとき絞られ、かつその直後に
スプレーパイプ54、60によって現像液24が吹き付けら
れ、循環ポンプ98によって第1現像槽14内の現像液が循
環される。
さらに、PS版12の両面がブラシ62、78によって擦られ
て、膨潤または溶解した不要な感光層が擦り取られるの
でPS版12がほぼ完全に現像処理される。
またこのブラシ62、78は小径に形成されているので、
回転軸64、70が現像液中に配置される。これにより現像
液24の空気との接触が少なくなるので、現像液24の劣化
が防止されると共に第1現像槽14を小型にすることが出
来、コストを低減することが出来る。
また、第1現像槽14内からオーバーフローしてオーバ
ーフロー槽18内へ排出され所定液面レベルを越えた現像
液24は管路114から排出槽116へ排出される。
第1現像槽14内からオーバーフローしてオーバーフロ
ー槽18へ排出された現像液24の一部ははポンプ86によっ
て管路84を通過して再び第1現像槽14内へ供給されるの
で、現像液24を有効に利用することができる。
第1現像槽14から送り出されたPS版12は搬送ローラ対
106によって挟持搬送されながら現像液24が絞り取ら
れ、搬送ローラ対118間へ向けて送り出される。搬送ロ
ーラ対118へ向けて送り出されて第2現像槽16の上部を
ガイドローラ126に案内されながら略水平方向に搬送さ
れる。
この搬送の途中でPS版12の両面へはスプレーパイプ12
0、スプレーパイプ128によって現像液24が吐出され塗布
される。これによりPS版12が完全に現像処理される。
第1現像槽14の現像液はPS版12の現像処理によって疲
労するが、処理補充コントローラ164によって、現像原
液及び水が第2現像槽16内へ補充され、この第2現像そ
う16から第1現像槽14内へ現像液が補充され疲労が回復
する。第1現像槽14の疲労した現像液24の一部はオーバ
ーフロー槽18から管路114を通って排出槽116内へ排出さ
れる。
また現像原液及び水は版挿入検出器174によって検出
された版の処理面積に応じて処理補充コントローラー16
4によって第2現像槽16内へ補充される。この補充によ
って第2現像槽16内の現像液の液面レベルは上昇して管
路56の開口端部の上方に位置する。この状態から供給ポ
ンプ58(P7)が作動され、第2現像槽16内の現像液24を
第1現像槽14へ送り、第1現像槽14内へ供給する。この
供給量は第2現像槽16内へ補充された補充量と同量に設
定されている。また、第2現像槽16で現像液が塗布され
るPS版は、第1現像槽14で予め現像されているので、第
2現像槽16の現像液24の処理による劣化は少ない。
したがって、第1現像槽内へ第2現像槽内の劣化の極
く少ない現像液が供給されるので、現像液を長期に使用
することができる。また現像液の上面は液面蓋102によ
って覆われているので現像液が空気により劣化すること
を防止している。また、現像液の蒸発を防止している。
これによって、長期間安定して処理が可能となる。
次に現像液の補充について説明する。
第1現像槽14で多数枚のPS版12を現像処理した場合、
現像液が疲労する。この現像液の疲労度は処理されるPS
版12の面積を版挿入検出器174で検出し、処理補充コン
トローラー164で演算し、現像原液及び水を補充するこ
とにより現像液の劣化を回復させることができる。
すなわち、版挿入検出器174によって、挿入されるPS
版12の面積を検出し、この検出結果に基づいて処理補充
コントローラー164で原液供給ポンプ132と給水ポンプ13
6の作動時間が演算されPS版12の面積に応じて補充量だ
け現像補充液を供給すべく原液供給ポンプ132、給水ポ
ンプ136が作動されるようになっている。
次に、第2現像槽16内へ補充された補充量と同様のほ
ぼ新液に近い現像液を第1現像槽14内へ供給すべく供給
ポンプ58(P7)を一定時間作動させる。
さらに現像液24は電導度検出器96によって電導度が検
出されており、現像液24が濃縮されて電導度が上昇し、
所定値以上になると電導度補充コントローラー176によ
り、給水ポンプ92を作動させて第1現像槽14へ水を供給
する。また第2現像槽18、フイニツシヤー槽20について
もあらかじめ水蒸発量を測定しておき、水給水ポンプ92
の作動に比例して第2現像用給水ポンプ136、フイニツ
シヤー用給水ポン168を作動させる。この水補充量は10c
c〜1000cc/回に設定されている。
またフイニツシヤー槽20には処理補充コントローラ16
4によりフイニツシヤー原液供給ポンプ162と給水ポンプ
168によりフイニツシヤー液と水が一定の割合で補充さ
れるようになっている。
これにより現像液24、フイニツシヤー液152の濃縮化
が防止され、前記面積補充により現像液24、フイニツシ
ヤー液152の活性度が一定に保たれ、長期に安定した現
像処理が可能となる。
次に第1現像槽14及び第2現像槽16内へ現像液を最初
に調液する場合、すなわち第1現像槽14及び第2現像槽
16内でのスタート液の調製について、第4図(A)及び
第4図(B)に示されるフローチャートにしたがって説
明する。
第4図(A)は、第1現像槽14へのスタート液の調製
を行うフローチャートであり、ステップ300では、現像
原液ポンプ180、給水ポンプ92を作動して第1現像槽14
内へ現像原液と水とを所定の比率、例えば1:1.2で供給
する。ステップ302では、供給した現像原液及び水が所
定の量に達したか否かを判断し、所定の量に達していな
い場合には、現像原液と水の供給を継続して行う。所定
の量の現像原液及び水を供給し、ステップ302で肯定判
定されると、ステップ304では、現像原液ポンプ180及び
給水ポンプ92の作動を停止し、第1現像槽14への現像原
液及び水の供給を停止する。
次いで、ステップ306では、第1現像槽14内の現像液
(現像原液と水)の温度が25℃以上であるかを判定し、
25℃以下の場合(否定判定)には、ステップ308で図示
しないヒータを作動させて、現像槽14内の現像液を加熱
する。次のステップ310では、循環ポンプ98を作動させ
て、第1現像槽14内の現像液、すなわち現像原液と水を
循環させて撹拌する。また、ステップ312では、現像液
の液温が25℃に達したか否かを判定し、液温が25℃に達
していなければ(否定判定)、ステップ308へ戻ってヒ
ータによる加熱を継続し、液温が25℃に達すると、ステ
ップ314でヒータをオフする。なお、ステップ306で現像
液の液温が25℃以上であると判定したときには、ステッ
プ310で、ヒータを作動させずに循環ポンプ98を作動さ
せる。
次にステップ316では、電導度検出器96により現像液
の電導度を検出し、ステップ318では、検出した電導度
が所定値より高いか否かを判定する。検出した電導度が
所定値を越えているとき(ステップ318で肯定判定)に
は、ステップ320で給水ポンプ92を作動させ、ステップ3
16に戻り、電導度の検出を行う。また、電導度が所定値
を越えていないとき(ステップ318で否定判定)には、
ステップ322で電導度が所定値より低いか否かを判定す
る。ここで、電導度が所定値より低いとき(ステップ32
2で肯定判定)には、ステップ324で現像原液供給ポンプ
180を作動させて、ステップ316へ戻る。
一方、ステップ318で電導度が所定値を越えていない
と判定され、かつステップ322で現像液の電導度が所定
値より低くないと判定されると、ステップ326へ移行し
て、循環ポンプ98が所定時間作動したか否かを判定す
る。ここで、循環ポンプ98が所定時間作動していなけれ
ばステップ326で否定判定されてステップ310へ戻り、ま
た、循環ポンプ98が所定時間作動していたときには肯定
判定されてステップ326で循環ポンプ98を停止させる。
次に第2現像槽16での調液、すなわちスタート液の調
製が完了していれば、ステップ330で表示部196におい
て、PS版12の処理が可能であるとの表示を行う。
第4図(B)は、第2現像槽16でのスタート液の調製
を行うフローチャートであり、最初のステップ350で
は、現像原液供給ポンプ132と給水ポンプ136を作動させ
て、現像原液と水の供給を開始し、ステップ352では、
所定量の現像原液と水とを供給したか否かの判定を行
う。所定量の現像原液と水の供給が終了していなけれ
ば、ステップ350で戻って継続して供給を行う。所定量
の現像原液と水の供給を終了し、ステップ352で肯定判
定されると、ステップ356で現像原液供給ポンプ132と給
水ポンプ136を停止する。
次にステップ358では、第2現像槽16内の現像液(現
像原液と水)の温度が25℃を越えているか否かの判定を
行い、現像液の液温が25℃以下(ステップ358で否定判
定)であれば、ステップ360で図示しないヒータを作動
させて現像液を加熱する。また、現像液の液温が25℃以
上であれば、ステップ360をとばしてステップ362へ移行
し、循環ポンプ124を作動させる。なお、ステップ364で
は、ヒータをオンしているときに液温が25℃を越えたか
否かを判定し、液温が25℃を越えて肯定判定されると、
ステップ366でヒータをオフする。
ステップ368では、循環ポンプ124を作動させてから所
定時間経過したか否かを判定し、肯定判定されるとステ
ップ370で循環ポンプ124を停止させる。この後、第4図
(A)のフローチャートのステップ330へ移行して、表
示部196へ処理可能の表示を行う。このようにして第1
現像槽14及び第2現像槽16のスタート液の調製を終了す
ることにより、PS版12の処理が可能となる。
本実施例では、第1現像槽14及び第2現像槽16内への
現像原液と水との供給を終了した後に、所定時間循環ポ
ンプ98、124を作動させて撹拌するので、現像液の濃度
を均一にすることができる。また、第1現像槽14でスタ
ート液の調製を行うときに、現像液の電導度を検出し、
この検出結果に応じて水ないし現像原液を供給するの
で、スタート液の電導度を一定とすることができる。
なお、本実施例では、感光材料として感光性平版印刷
版(PS版12)を処理する感光性平版印刷版処理機10を例
に説明したが、これに限らず水なし平版印刷版などの感
光性記録材料を処理する現像装置に本発明を適用するこ
とができる。
また、本実施例では、第1現像槽14内の現像液24の電
導度を測定して、電導度が所定の値になるように水と現
像原液のうち少なくとも一方を供給して調液した例を説
明したが、このような本発明を第2現像槽16やフィニッ
シャー槽20に適用してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る感光性平版印刷版処理機の実施例
を示す概略構成図、第2図はコントロールキーボードを
示す正面図、第3図は制御装置と各機器の接続を示すブ
ロツク図、第4図(A)、第4図(B)は制御装置の作
動を示すフローチヤートである。 10……感光性平版印刷版処理機、 12……感光性平版印刷版(PS版)、 14……第1現像槽、 16……第2現像槽、 18……オーバーフロー槽、 20……フイニツシヤー、 24……現像液、 56……管路、 86……ポンプ、 98、124、150……循環ポンプ、 180……制御装置。
フロントページの続き (72)発明者 市川 和治 神奈川県南足柄市竹松1250 富士機器工 業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−156063(JP,A) 特開 昭63−4236(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像露光した感光材料を処理液によって処
    理する感光材料処理装置のスタート液の調製方法であっ
    て、前記処理槽内へ処理原液と水とを所定比率で合計が
    所定の量に達するまで供給した後、前記処理槽内の処理
    原液と水を所定時間撹拌し、その間に電導度を検出し
    て、電導度が所定値に達するまで処理原液と水のうち少
    なくとも一方を供給して調製する、ことを特徴とするス
    タート液の調製方法。
  2. 【請求項2】画像露光された感光材料を処理する処理液
    を貯留する処理槽と、前記処理槽へ処理原液を供給する
    処理原液供給手段と、前記処理槽へ水を供給する給水手
    段と、前記処理槽へ前記処理原液供給手段により供給さ
    れる処理原液と前記給水手段により供給される水とを撹
    拌して処理液を調製する処理液撹拌手段と、前記処理液
    の電導度を検出する電導度検出手段と、を含む感光材料
    処理装置であって、スタート液の調製時に前記処理原液
    供給手段と前記給水手段とによって前記処理槽へ所定量
    の処理原液と水を供給した後、前記処理液撹拌手段を所
    定時間作動させ、その間に前記電導度検出手段の検出結
    果に基づいて前記処理原液供給手段及び/又は前記給水
    手段を作動させる制御手段を設けたことを特徴とする感
    光材料処理装置。
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