JPH0387836A - 感光材料処理装置 - Google Patents

感光材料処理装置

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JPH0387836A
JPH0387836A JP22532789A JP22532789A JPH0387836A JP H0387836 A JPH0387836 A JP H0387836A JP 22532789 A JP22532789 A JP 22532789A JP 22532789 A JP22532789 A JP 22532789A JP H0387836 A JPH0387836 A JP H0387836A
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Yasuhiro Kagawa
香川 泰広
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剱持 洋一郎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、画像露光された感光材料を現像液中に自動的
に搬送浸漬して現像処理し、フニツシャー液又はリンス
液を塗布した後にフィニッシャ−液又はリンス液を再度
塗布するリエントリーフィニッシャ−液又はリンス液塗
布手段が備えられた感光材料処理装置に関する。
[従来の技術] 画像が焼付けられた感光材料例えば感光性平版印刷版は
、感光材料処理装置である感光性平版印刷版処理機へ送
られて、この感光性平版印刷版処理機に備えられた現像
槽で現像処理され、リンス槽又は水洗槽で水洗された後
にフィニッシャ−液が塗布処理される。
上記のように感光材料を処理した後に、例えばフィニッ
シャ−液又はリンス液を再度感光材料の表面に塗布する
いわゆるリエントリー処理がある。
この場合には現像槽を飛び越して、フィニッシャ−槽又
はリンス液内へ感光材料を挿入して、フィニッシャ−液
又はリンス液を再度表面へ塗布処理する。
また現像液、フィニッシャ−液又はリンス液は感光材料
が処理される毎に補充装置によって、現像液、フィニッ
シャ−液又はリンス液が現像槽内フィニッシャ−槽内又
はリンス液へ補充される。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来の感光材料処理装置では、リエ
ントリー時に、フィニッシャ−槽内又はリンス槽内ヘフ
イニツシャー液又はリンス液が補充されると、現像液を
使用していないにもかかわらず、現像液を現像槽内へ補
充していた。したがって現像液が無駄に補充されていた
。また感光材料を処理していないにもかかわらず、現像
液が補充されるので、現像液の組成が変化し、良好な現
像をすることが出来なかった。
さらに従来、リエントリー時にフィニッシャ−液又はリ
ンス液を補充する補充装置を具備していない感光材料処
理装置もあり、この装置ではリエントリーの回数が多い
と、フィニッシャ−液又はリンス液の持ち出しが多くな
り、長期に安定してフィニッシャ−液又はリンス液を感
光材料へ塗布処理することが出来なった。
本発明は上記事実を考慮し、不必要に現像液を補充する
ことがなく、長期に安定してフィニッシャ−液又はリン
ス液を感光材料に塗布処理することが出来る感光材料処
理装置を提供することが目的である。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため本発明では、感光材料に再度フ
ィニッシャ−液又はリンス液を塗布処理するリエントリ
ー時にフィニッシャ−液又はリンス液を補充するフィニ
ッシャ−液又はリンス液補充手段と、前記感光材料のリ
エントリー時にこのフィニッシャ−液又はリンス液補充
手段を作動させる作動開始用スイッチと、を有し、前記
リエントリー時には現像槽内への現像補充液の補充を中
止することを特徴としている。
[作用コ 上記構成の本発明によれば、感光材料は自動搬送されて
現像処理された後にフィニッシャ−液又はリンス液が表
面に塗布処理されて処理される。
感光材料にフィニッシャ−液又はリンス液を再度塗布処
理するリエントリー時には感光材料にプイニツシャー液
又はリンス液が再度塗布される。
この時作業者がスイッチを操作して、補充手段を作動さ
せ、フィニッシャ−液又はリンス液を補充する。従って
リエントリー時には現像槽内へ現像補充液が補充される
ことがない。
このように感光材料のリエントリー時にフィニッシャ−
液又はリンス液のみを補充し、現像液を補充することが
ないので、現像液の組成が変化することがなく、さらに
リエントリー時にフィニッシャ−液又はリンス液が補充
されるので、長期に安定した処理を行うことが出来る。
さらに無駄に現像液を補充することがない。
[発明の効果コ 上記樋底の本発明では、不必要に現像液を補充すること
がなく、長期に安定してフィニッシャ−液又はリンス液
を感光材料に塗布処理することが出来るので、長期に渡
って安定した処理をすることが出来るという優れた効果
が得られる。
[実施例] 第1図には本発明に係る感光材料処理装置の一例である
感光性平版印刷版処理機lOの実施例が示されている。
感光性平版印刷版処理機10には、図示しない焼付装置
で画像が焼付けられた感光性平版印刷版(以下「28版
」という〉 12を補助現像する第1現像槽14と、P
S版12を最終的に現像処理する第2現像槽16と、第
1現像槽14と第2現像Ff116との間に配置された
オーバーフロー槽18と、28版12ヘフイニシヤー液
又はリンス液を塗布処理するフィニッシャ−槽20又は
リンス液とが備えられている。
なお、PS版12ヘリンス槽を用いてリンス液を処理す
る場合はフィニッシャ−槽20を用いてフィニッシャ−
液を処理するのと同様に行うことができるのでフィニッ
シャ−槽20を用いてフィニッシャ−液を処理する例に
ついて述べる。
く第1現像槽〉 第1図に示されるように第1現像槽14へのP8版12
の挿入側には、一対の搬送ローラ22が配置されている
。この一対の搬送ローラ22間へ図示しない焼付装置に
よって画像が焼付けられた23版12が挿入され、挿入
された23版12を感光性平版印刷版処理機10内へ送
り出す。
第1現像槽14は上方が開放され底部中央部が下方に向
けて突出された略逆山形状となっている。
この第1現像槽14内には現像液24が収容されている
。第1現像槽14内には底壁部に沿って同じ直径のガイ
ドローラ26.28.30.32.34.36.38が
配設されている。これらのガイドローラ26〜38はそ
の軸の外周に弾性回転部材が複数個軸支された串型のロ
ーラを形成しており、その軸は図示しない一対の側板間
に掛渡され支持されている。
またガイドローラ26の上方にはガイドローラ26より
大径のガイドローラ40が、ガイドローラ36の上方に
はガイドローラ42が配置されており、ガイドローラ3
8の上方にはガイドローラ44が配置されている。これ
らのガイドローラ40.42.44はガイドローラ26
〜38と同様に図示しない一対の側板に支持されている
第1現像槽14内の中央部にはガイドローラ30とガイ
ドローラ32の間に搬送ローラ対46が配置されている
。この搬送ローラ対46は図示しない一対の側板に支持
されており、図示しない駆動手段の駆動力が伝達されて
回転する。
搬送ローラ46とガイドローラ30の間にはガイドロー
ラ30より大径のガイドローラ48が配置されている。
このガイドローラ48は串型のローラでガイドローラ2
4〜38と同様に一対の側板に支持されている。このガ
イドローラ48の軸にはブラケット50を介してガイド
52が取付けられている。このガイド52は一端がブラ
ケット50へ固定され、他端が搬送ローラ対46へ向か
って配置されている。これによって23版12を搬送ロ
ーラ46間へ案内する。
従って、搬送ローラ対22によって第1現像槽14内へ
送り出された23版12はガイドローラ24とガイドロ
ーラ40間へ挿入され、ガイドローラ28.30.48
に案内されて斜めに下降し、ガイド52によって搬送ロ
ーラ対46間へ挿入される。搬送ローラ対46を通過後
はガイドローラ32.34.36.42.38に案内さ
れて斜めに上昇し、ガイドローラ44に案内されてオー
バーフロー槽18上へ送り出される。これにより23版
12は第1現像槽16の現像液中へ浸漬されて現像され
る。
ガイドローラ32は軸方向に沿って複数個の吐出口が形
成されたスプレーパイプ54の外周に弾性回転部材が複
数個軸支されて形成されている。
このスプレーパイプ54は管路56の一端と連通されて
いる。管路56の他端は第2現像16の底部を貫通して
第2現像槽16内へ開口している。
管路56の途中には供給ポンプ58(P、)が配置され
ており、これによって第2現像槽16内の現像液24が
スプレーパイプ54へ供給される。
またガイドローラ32の上方にはスプレーパイプ60が
配置されている。このスプレーパイプ60は軸方向に沿
って、搬送ローラ対46に向かって開口された吐出口が
複数個設けられている。このスプレーパイプ60も管路
56と連通されており、第2現像槽16内の現像液24
が供給ポンプ58によって供給される。
スプレーパイプ60とガイドローラ42の間にはブラシ
62が配置されている。このブラシ62は回転軸64が
図示しない側板に回転可能に支持されており、図示しな
い駆動手段の駆動力が伝達されて回転する。
ブラシ62は回転軸64に長尺状の繊状ブラシがナイロ
ンシートを介して螺旋状の巻付けられ接着されている。
この繊状ブラシはナイロン、ETEFSPPS、PP等
で成形されている。また外径は40+wΦ以下で25〜
40mmΦが好ましく、繊状ブラシの線径は20〜70
μに設定されている。またこの繊状ブラシの回転数は3
00rpmが以下に設定されており、60〜20 Or
 pmが好ましい。
またブラシ62は回転軸へ螺旋状の溝を設け、この溝内
へロールブラシを挿入して巻付けて形戊しても良い。こ
のロールブラシは2本の線材に毛が固定されたブラシで
、このブラシの線材を溝内へ挿入すると、毛が溝の外側
へ均一に敗らばって突出し、放射状に立設した毛が回転
軸の回りに均一に配置される。このブラシは上記繊状ブ
ラシと同じ材質で底形されている。
第1図に示されるようにガイドローラ36とガイドロー
ラ38との間の28版12の搬送路の下部にはブラシ6
2と同構成のブラシ78が配置されている。
ブラシ62のガイドローラ42側にはけられ防止板80
が配置されている。このけられ防止板80はブラシ62
とガイドローラ36間を通過した28版12の後端部の
けられを防止している。さらにブラシ78とガイドロー
ラ38との間にはけられ防止板82が配置されている。
このけられ防止板82はけられ防止板80と同様に28
版12の後端部のけられを防止している。
第1現像槽14の上にはオーバーフロー槽18の底部と
連通された管路84が開口している。この管路84の途
中にはポンプ(P、)86が配置されている。また第1
現像槽14の上には給水タンク88と連通された管路9
0が開口されていて、この管路90の途中には給水ポン
プ92(P2)が配置されている。この給水ポンプ92
は後述する電導度補充コントローラー176に接続され
ている。これにより第1現像槽14への給水の時期が制
御される。
また第1現像槽14の下部には管路94の一端が連され
ている。この管路94の途中には電導度検出器96(S
)、循環ポンプ98、フィルタ100(F)が配置され
ており、他端は再び第1現像槽14の下部へ連通されて
いる。したがって、循環ポンプ98の作動によって第1
現像槽14の下部に貯留されている現像液24が管路9
4内を通過して電導度検出器96、フィルタ100を通
過した後に再び第1現像槽14内へ送られる。これによ
り、現像液24の電導度が検出され、現像液24中の塵
が取り除かれ、第1現像槽14内の現像液24が攪拌さ
れる。
また電導度検出器96は後述する電導度補充コントロー
ラー176によって、管路94内を通過する現像液24
の電導度を検出して、第1現像槽14内の現像液24の
電導度を検出し、この検出結果を電導度補充コントロー
ラー176伝達する。
また第1現像槽14の上部には液面蓋102が配置され
ている。この液面蓋102は28版12の搬送方向の移
動は図示しないストッパで規制されているが、液面高さ
方向の移動は規制されていない。したがって第1現像槽
14内の現像液24の液量が少なくなって、現像液24
の液面が低下するとこの低下に追従して液面蓋102は
下降する。これにまりの液面蓋102は現像液が空気中
の炭酸ガスを吸収して現像液中のアルカリ成分を中和す
ることにより生じる現像液の劣化を防止している。また
、現像液の蒸発を防止している。
さらに第1現像槽14の上部にはリエントリー用の案内
カバー104が配置されている。この案内カバー104
は現像処理後に再度現像処理及びフィニッシャ−処理を
するために第1現像槽14を飛び越えて第2現像槽16
内へ28版12を案内挿入する。
くオーバーフロー槽〉 第1現像槽14のオーバーフロー槽18側の側壁上部は
オーバーフロー槽18側へ折り曲げられており、第1現
像槽14内の現像液24がこの側壁上部ヲオーバーフロ
ーして、オーバーフロー槽18内へ回収される。
オーバーフロー槽18と第2現像槽16との間を仕切る
側壁上部には搬送ローラ対1(16が配置されている。
これらの搬送ローラ対106は図示しない側板に回転可
能に支持されており、図示しない駆動手段の駆動力が伝
達されて回転する。これらの搬送ローラ対106間には
ガイドローラ38.44間から送り出された28版12
が挿入される。
上側に位置する搬送ローラ106には小径のローラ10
8が当接配置されている。このローラ108は搬送ロー
ラ106に付着している第2現像槽16内の現像液24
がオーバーフロー槽18内ヘ混入するのを防止している
さらに下側に位置する搬送ローラ106にはオーバーフ
ロー槽18内と、第2現像槽16内にローラ110.1
12が当接配置されている。ローラ110は第1現像槽
14内の28版12によって持ち出されて、搬送ローラ
106へ付着した現像液24が第2現像槽16内へ混入
するのを防止している。またローラ112は第2現像槽
の現像液がオーバーフロー槽18内へ混入するのを防止
でいる。
オーバーフロー槽18内には底部を貫通した管路114
の一端が底部から所定の高さ位置まで延出されおり、こ
の管路114の底部からの高さによってオーバーフロー
槽18内の現像液の液面高さが設定されている。この管
路114の他端は排液槽116内へ開口している。
く第2現像槽〉 第2現像槽16の上部にはフィニッシャ−槽20側に搬
送ローラ対118が配置されている、これらの搬送ロー
ラ対118は図示しない側板に回転可能に支持されてお
り、図示しない駆動手段の駆動力が伝達されて回転する
。これらの搬送ローラ対118間には搬送ローラ対10
6間から送り出された28版12が挿入される。これに
より28版12が第2現像槽16の上部を略水平に搬送
される。
搬送ローラ106と搬送ローラ118の間の28版12
の搬送路の上方には前述したスプレーパイプ54と同構
成のスプレーパイプ120が配置すしている。このスプ
レーパイプ120の現像液24の吐出口は搬送ローラ1
06側へ向けて開口されており、供給された現像液を搬
送ローラ106と28版12の上面側との間へ吐出する
。このスプレーパイプ120は管路122の一端と連通
されている。管路122の他端は第2現像槽16の底部
と連通されており、途中には供給ポンプ124が配置さ
れている。第2現像槽16の下部には現像液24が貯留
されており、供給ポンプ124の作動によって現像液2
4がスプレーパイプ120へ供給される。これにより現
像液24が28版12の表面へ吐出され塗布される。
スプレーパイプ120に対応して28版12の搬送路の
下部にはカイトローラ118が配置されている。このガ
イドローラ126はガイドローラ32と同様に軸方向に
沿って複数個の吐出口が形成されたスプレーパイプ12
8の外周に複数個の弾性回転部材が軸支されて形成され
ている。このスプレーパイプ128は管路122と連通
されており供給ポンプ124の作動で現像液24が供給
される。
スプレーパイプ128には軸方向に沿って、複数の吐出
口が搬送ローラ106と28版12の裏面側との間に向
けて開口している。これにより供給された現像液24が
28版12の裏面側へ吐出され塗布される。
第2現像槽16の底部には管路130の一端が連通され
ている。管路130の他端は現像原液タンク132へ連
通されている。管路130の途中には原液供給ポンプ1
32(P、)が配置されている。この原液供給ポンプ1
32は後述する処理補充コントローラー164と接続さ
れて、その作動が制御される。
また第2現像槽16の底部には管路134の一端が連通
されている。管路134の他端は給水タンク88へ連通
されている。管路134の途中には給水ポンプ136が
配置されている。この給水ポンプ136(P、)は電導
度補充コントローラー176及び処理補充コントローラ
ー164と接続されており、その作動が制御される。
また第2現像槽16の底部には管路138の一端が貫通
して第2現像槽内へ突出している。この第2現像槽16
内への突出高さが第2現像槽16内の現像液の液面高さ
を設定している。管路138の他端は排液槽140へ開
口しており、管路138をオーバーフローした現像液が
排出される。
〈フィニッシャ−槽〉 第2現像槽16とフィニッシャ−槽20とヲ仕切る側壁
上には仕切板142が配設されているこの仕切板142
は搬送ローラ対118に付着した現像液がフィニッシャ
−槽20内のフイニッシャ−液内へ混入しないようにし
ている。
フィニッシャ−槽20の上部には出口側に搬送ローラ対
144が配置されている、これらの搬送ローラ対144
は図示しない側板に回転可能に支持されており、図示し
ない駆動手段の駆動力が伝達されて回転する。搬送ロー
ラ対144は搬送ロラ118より若干低い位置に配置さ
れている。搬送ローラ対144間には搬送ローラ対11
8間から送り出された23版12が挿入される。これに
より23版12が第2現像槽16の上部を傾斜した状態
で搬送される。
搬送ローラ対118と搬送ローラ144の間の23版1
2の搬送路の上方には前述したスプレーバイブ54と同
構成のスプレーバイブ146が配置されている。このス
プレーバイブ146の現像液24の吐出口は搬送ローラ
144側へ向けて開口されており、供給された現像液2
4を搬送ローラ144と23版12の上面側との間へ吐
出する。
このスプレーバイブ146は管路148の一端と連通さ
れている。管路148の他端はフィニッシャ−槽20の
底部と連通されており、途中には供給ポンプ150が配
置されている。フィニッシャ−槽20の下部にはフィニ
ッシャ−液152が貯留されており、供給ポンプ150
の作動によってこのフィニッシャ−液152がスプレー
バイブ146へ供給される。これによりフィニッシャ−
液152が23版12の表面へ吐出され塗布される。
スプレーバイブ146に対応して23版12の搬送路の
下部にはフィニッシャ−液塗布ボックス154が配置さ
れている。このフィニッシャ−液塗布ボックス154は
断面形状が略コ字状に形成されており、上部に向けて開
口部154Aが形成されている。このフィニッシャ−液
塗布ボックス154内にはスプレーバイブ156が配置
されている。このスプレーバイブ156はスプレーバイ
ブ146と同様に軸方向に沿って複数個の吐出口がフィ
ニッシャ−液塗布ボックス154内の角部向けて形成さ
れている。このスプレーバイブ154は管路148と連
通されており供給ポンプ150の作動でフィニッシャ−
液152がフィニッシャ−液塗布ボックス154内へ供
給される。フィニッシャ−液塗布ボックス154内へ供
給されたフィニッシャ−液152は開口部154Aから
溢れ、整流板上へ流れ出て上部を通過する23版12の
裏面側へ塗布処理される。
フィニッシャ−槽20の底部には管路158の一端が連
通されている。管路158の他端はフィニッシャ−液タ
ンク160へ連通されている。管路158の途中には原
液供給ポンプ162(P、)が配置されている。この原
液供給ポンプ162は処理補充コントローラー164へ
接続されて、その作動が制御される。
またフィニッシャ−槽20の底部には管路166の一端
が連通されている。管路166の他端は給水タンク88
へ連通されている。管路166の途中には給水ポンプ1
68(P、)が配置されている。この給水ポンプ168
は電導度補充コントローラー176及び処理補充コント
ローラー164接続されており、その作動が制御される
またフィニッシャ−槽20の底部には管路1170の一
端が貫通してフィニッシャ−槽20内へ突出している。
このフィニッシャ−槽20内への突出高さがフィニッシ
ャ−槽20のフィニッシャ−液の液面高さを設定してい
る。管路170の他端は排液槽172へ開口しており、
管路170をオーバーフローした現像液が排出される。
搬送ローラ対22の挿入側には処理補充コントローラー
164へ接続される検出器174が配置されている。検
出器174で感光性平版印刷版処理機10の挿入口にお
ける23版12の通過時間を検出し、予め設定したPS
版の処理速度及びPS版の幅寸法を併せて処理補充コン
トローラー164で感光性平版印刷版処理機10へ挿入
される23版12の面積を演算する。
また第2図に示されるように、感光性平版印刷版10の
入り口側にはリエントリー版挿入口104Aが案内カバ
ー104へ設けられている。このリエントリー版挿入口
104Aにはリエントリー用の23版12が挿入され、
第1現像槽14を飛び越して第2現像槽16及びフィニ
ッシャ−!f20へ挿入される。
さらに第2図に示されるように、感光性平版印刷版処理
機10には、23版12の入り口側に、この感光性平版
印刷版処理機10の作動を操作するための操作パネル1
80が設けられている。この操作パネル180には23
版12のリエントリー時にオン状態とされるスイッチ1
82が配置されている。
このスイッチ182は処理補充コントローラー164へ
接続され、23版12のリエン) IJ−時に作業者に
よってオン状態にされる。このスイッチ182がオン状
態にされることで、処理補充コントローラー164は供
給ポンプ162と給水ポンプ168のみを作動させて、
フィニッシャ−槽20内へ補充する。このリエントリー
時には第2現像槽16内には現像原液及び水が供給され
ることがない。
次に本実施例の作用について説明する。
図示しない焼付装置で画像が焼付けられた23版12は
搬送ローラ対22へ挿入された後に第1現像槽14のガ
イドローラ40とガイドローラ26との間に挿入され、
第1現像槽14内へ送り込まれる。この23版12はガ
イドローラ28.30.48に案内され下降して、第1
現像の中央部へ送られる。
大径のガイドローラ52は23版12の先端を所定の搬
送路からはずれることなく案内し、またガイド52は2
3版12の先端を搬送ローラ対46間へ挿入する働きを
する。
搬送ローラ対46へ挿入され、この搬送ローラ対46か
ら送り出された23版12はガイドローラ32.34.
36.42.38.44に案内されて上昇し第1現像槽
14から送り出される。
この搬送の途中PS版12の両面がブラシ62.78に
よって擦られて、膨潤または溶解した不要な感光層が擦
り取られる。これにより23版12が確実に現像される
このブラシ62.74は小径に形式されているので、回
転軸64.70が現像液中に配置され液面蓋102によ
り現像液24の空気との接触が少なくなるので、現像液
24の劣化が防止されると共に第1現像槽14を小型に
することが出来、コストを低減することが出来る。
また、第1現像槽14内からオーバーフローしてオーバ
ーフロー槽18内へ排出された現像液24は管路114
から排出槽116へ挿入される。
この第1現像槽14内の搬送によって処理される23版
12はほぼ完全に現像処理され、さらに第2現像槽16
を通過して補助的に現像される。
23版12は第1現像槽16内の現像液24中で搬送ロ
ーラ対46によって挟持搬送されるとき絞られ、かつそ
の直後にスプレーパイプ54.60によって現像液24
が吹付けられ、第1現像14内の現像液が循環される。
第1現像槽14内からオーバーフローしてオーバーフロ
ー槽18へ排出された現像液24はポンプ86によって
管路84を通過して再び第1現像槽14内へ供給される
ので、現像液24を有効に利用することができる。
第1現像槽14から送り出された23版12は搬送ロー
ラ対106によって挟持搬送されながら現像液24が絞
り取られ、搬送ローラ対118間へ向けて送り出される
。搬送ローラ対118へ向けて送り出されて第2現像槽
16の上部をガイドローラ126に案内されながら略水
平方向に搬送される。
この搬送の途中で23版12の両面へはスプレーパイプ
120、スプレーパイプ128によって現像液24が吐
出され塗布される。これにより23版12が完全に現像
処理される。
第1現像槽14現像液は23版12の現像処理によって
疲労するが、この疲労した現像液24はオーバーフロー
槽18から管路134を通って排出槽116内へ排出さ
れる。
また現像原液及び水は処理補充コントローラー164に
よって第2現像槽16内へ補充され、この第2現像槽1
6から第1現像槽14内へ現像液24が補充される。こ
れにより、第2現像槽16で現像液24が塗布される2
3版12は第1現像槽14で予め現像されているので第
2現像槽16の現像液24の処理による劣化は少ない。
したがって、第1現像槽14内へは第2現像槽内の現像
液24が供給されるので、現像液24を長期間使用する
ことができ、現像液24の長期ランニングが可能となる
また現像液24の上面は液面蓋102によって覆われて
いるので現像液24が空気により劣化することを防止し
ている。また、現像液の蒸発も防止している。
次に23版12のリエントリー時について説明する。2
3版12はリエントリー版挿入口104Aから搬送ロー
ラ対106間へ挿入された後に第2現像槽16を通過し
てフィニッシャ−槽20へ搬送される。フィニッシャ−
槽20の上部へ搬送された23版12は再びフィニッシ
ャ−液が塗布処理される。
このリエントリー時には作業者によってスイッチ182
がオン状態とされて、フィニッシャ−槽20内へフィニ
ッシャ−原液と水が供給されて補充される。このとき第
1現像槽14及び第2現像槽16内には現像原液及び水
の補充はなく、これによって不用意に現像液が補充され
ることがなく、現像液の組成が変化することがない。し
たがって現像液24で現像時には23版12を長期に渡
って安定して処理することが出来る。
次に現像液の補充について説明する。この現像液の現像
原液と水の補充はリエン) U−時には行われることが
ない。
第1現像槽14で多数枚の23版12を現像処理した場
合、現像液が疲労する。この現像液の疲労度は処理され
る23版12の面積を検出器174で検出し、処理補充
コントローラー164で演算し、現像液を補充すること
により現像液の劣化を回復させることができる。
すなわち検出器174によって、挿入される23版12
の面積を検出し、この検出結果に基づいて処理補充コン
トローラー164で原液供給ポンプ132と給水ポンプ
136作動時間が演算されPS版120面積に応じた補
充量だけ現像補充液を供給すべく原液供給ポンプ132
、給水ポンプ136が作動されるようになっている。
さらに現像液24は電気電導度検出器96によって電気
型導度が検出されており、現像液24が濃縮されて電気
型導度が上昇し、所定値以上になると電導度補充コント
ローラー176により水給水ポンプ92を作動させて第
1現像槽14へ供給する。また、第2現像槽18、フィ
ニッシャ−槽24へもあらかじめ水蒸発量を測定してお
き、水給水ポンプ92の作動に比例して第2現像水給水
ポンプ136、フィニッシャ−水給水ポンプ168を作
動させる。この水補充量は1Qcc〜100Qcc/回
に設定されている。
またフィニッシャ−槽20には処理補充コントローラー
164によりフィニッシャ−原液供給ポンプ162と給
水ポンプ168によりフィニッシャ−原液と水が一定の
割合で補充されるようになっている。この補充では第1
現像槽14、第2現像槽16、を通過して処理されたP
S版がフィニッシャ−槽20を通過してフィニッシャ−
液が塗布処理される時の補充と、リエントリー時の補充
がなされる。リエントリー時の補充はスイッチ182を
作業者が操作することによって行われる。
これにより、リエントリー時に第2現像槽16内へ現像
原液及び水が供給されることがなく、現像液の補充がな
されることがない。したがって、無駄な現像液の補充を
することがなく、第2現像槽16ないの現像液の組成の
変化がない。またフィニッシャ−槽20には処理毎に補
充されるので、長期に渡って安定した処理をすることが
出来る。
これにより、現像液24、フィニッシャ−液152の濃
縮化が防止され、前記面積補充と共に現像液24、フィ
ニッシャ−液152の活性度が一定に保たれ、長期に安
定した現像処理が可能となる。
なお本実施例では感光材料として感光性平版印刷版の例
を示したがこれに限らず、他の感光材料として水なし平
版印刷版の現像装置等感光性記録材料の現像装置に本発
明を適用することが出来る。
またスイッチ182はリエントリー処理をする23版1
2を挿入する挿入口104Aの入り口部に設けて、リミ
ットスイッチの如く28版12の挿入によって作動され
ようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る感光性平版印刷版処理機の実施例
を示す概略構成図、第2図は感光性平版印刷版処理機の
外観を示す斜視図である。 10 ・ ・ ・ 12・ ・ ・ 14 ・ ・ ・ 16 ・ ・ ・ 18 ・ ・ ・ 20 ・ ・ ・ 24 ・ ・ ・ 88 ・ ・ ・ 160 ・ ・ 162 ・ ・ 168 ・ ・ 感光性平版印刷版処理機、 感光性平版印刷版(PS版)、 第1現像槽、 第2現像槽、 オーバーフロー槽、 フィニッシャ−槽、 現像液、 給水タンク、 ・フィニッシャ−原液タンク (フィニッシャ−液補充手段〉、 ・供給ポンプ (フィニッシャ−液補充手段)、 ・給水ポンプ、 164・・・処理液補充コントローラー(フィニッシャ
−液補充手段)、 182・・・スイッチ(作動開始用スイッチ)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)画像露光された感光材料を現像液中に自動的に搬
    送浸漬して現像処理した後にフイニツシヤー液又はリン
    ス液を塗布処理した後に前記フイニツシヤー液又はリン
    ス液を再度塗布処理するリエントリーフイニツシヤー液
    又はリンス液塗布手段が備えられた感光材料処理装置で
    あって、前記感光材料に再度前記フイニツシヤー液又は
    リンス液を塗布処理するリエントリー時に前記フイニツ
    シヤー液又はリンス液を補充するフイニツシヤー液補充
    手段と、前記感光材料のリエントリー時に前記フイニツ
    シヤー液又はリンス液補充手段を作動させる作動開始用
    スイッチとを設け前記リエントリー時には現像槽内への
    現像補充液の補充を中止することを特徴とする感光材料
    処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US8734129B2 (en) 2009-02-13 2014-05-27 Alfred Kaercher Gmbh & Co. Kg Motor pump unit
US8920138B2 (en) 2009-02-13 2014-12-30 Alfred Kaercher Gmbh & Co. Kg Motor pump unit

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