JPH0310622Y2 - - Google Patents

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JPH0310622Y2
JPH0310622Y2 JP1985065482U JP6548285U JPH0310622Y2 JP H0310622 Y2 JPH0310622 Y2 JP H0310622Y2 JP 1985065482 U JP1985065482 U JP 1985065482U JP 6548285 U JP6548285 U JP 6548285U JP H0310622 Y2 JPH0310622 Y2 JP H0310622Y2
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conductive
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hole
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はFPC(フレキシブルプリントサーキツ
ト)板接続装置に関するものである。
[従来の技術] 従来この種のFPC板接続装置として実開昭57
−50987号公報、実公昭56−25188号公報、実開昭
53−163582号公報等が知られ、第9,10図はそ
の代表的なものを示している。
この従来構造は、計器ケース51の裏面に
FPC板52をピン53等により配設し、FPC板
52に接続舌片54を形成し、接続舌片54に導
電パターン55を形成し、導電パターン55のコ
ネクタ部材56の端子57に接触する付近以外に
絶縁性のコーテイング層58を施し、このコーテ
イング層58以外を導電部59として形成し、一
方計器ケース51に接続舌片54を位置し得る接
続部60を形成し、接続舌片54を接続部60に
位置し、この場合接続舌片54を接続部60に差
込み、接続部60にコネクタ部材56を差込み装
着し、接続舌片54に形成された並列する複数個
の導電部59とコネクタ部材56の各々の端子5
7とを電気的接続するようにしたものである。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上記接続舌片54の導電部59
は計器ケース51の小型化の要請から近接配置さ
れ、このため結露、被水、塩害等により導電部間
の絶縁性を損なる物質が付着した場合に導電部間
でリーク電流が流れ、誤動作や電食を生ずること
があり、また隣る導電部59の近接配置により接
続舌片54の導電部59とコネクタ部材56の端
子57との接触状態が不安定となることがあると
いう不都合を有している。
[課題を解決するための手段] 本考案はこれらの不都合を解決することを目的
とするもので、その要旨は、計器ケースと、この
計器ケースに配設されるFPC板と、上記計器ケ
ースに形成され、FPC板の接続舌片を位置し得
る接続部とより成り、上記接続部にコネクタ部材
を差込み装着し、接続舌片に形成された並列する
複数個の導電部とコネクタ部材の端子とを電気的
接続するようにしたものにおいて、上記接続舌片
の導電部間に該導電部の長さとほぼ同程度の長さ
にして上記コネクタ部材の差込方向に沿つて延び
る抜孔を形成し、上記接続部に上記コネクタ部材
の差込方向に沿って延びて該抜孔の長さとほぼ同
程度の長さを有して抜穴内に突出位置可能な突出
部を形成して構成したことを特徴とするFPC板
接続装置にある。
[作用] 隣る導電部間は導電部の長さとほぼ同程度の長
さにして上記コネクタ部材の差込方向に沿つて延
びる抜孔により絶縁され、かつ該抜孔の長さとほ
ぼ同程度の長さを有して抜孔内に突出位置する突
出部によつても絶縁され、しかも突出部はコネク
タ部材の差込方向に沿つて延びているのでコネク
タ部材の端子の差込案内作用をなす。
[実施例] 第1図乃至第8図は本考案の実施例を示し、第
1図乃至第3図は第1実施例、第4図は第2実施
例、第5図は第3実施例、第6図は第4実施例、
第7,8図は第5実施例である。
第1乃至第3図の第1実施例において、1は計
器ケースであつて、計器ケース1の裏面には
FPC板2がピン3等により配設され、FPC板2
に接続舌片4を形成し、接続舌片4に導電パター
ン5を複数個並列形成し、導電パターン5の表面
に導電部6を残してコーテイング層7を形成し、
隣る導電部6間に導電部6の長さとほぼ同程度の
長さ、この場合導電部6より少し長くして上記コ
ネクタ部材11の差込方向に沿つて延びる抜孔8
を形成している。
9は接続部であつて、この場合計器ケース1の
裏面に凹状に形成され、接続舌片4の当接する内
面にはコネクタ部材11の差込み方向に沿つて延
び、抜孔8の長さとほぼ同程度の長さを有する突
出部10が形成されている。
この第1実施例は上記構成であるから、接続部
9にコネクタ部材11を差込み装着することで並
列する複数個の導電部6とコネクタ部材11の
各々の端子12とが接触し、電気的接続できると
共に導電部6の長さとほぼ同程度の長さにしてコ
ネクタ部材11の差込方向に沿つて延びる抜孔8
により隣る導電部6間の絶縁性を向上でき、かつ
抜孔8の長さとほぼ同程度の長さを有して抜孔8
内に突出位置する突出部10によつても導電部6
間の絶縁性を向上でき、前記誤動作や電食現象を
未然に防止し得るとともにこの突出部10はコネ
クタ部材11の差込み方向に沿つて延びているた
めコネクタ部材11の差込み案内作用をなし、そ
れだけそれぞれの導電部6と端子12との接触状
態が位置的に良好なものとなり、よつてそれら導
電部6と端子12との電気的な接続状態を安定的
に保つことができる。
第4図、第5図の第2,3実施例は導電部6の
形状、即ちコーテイング層7の異なる実施例を示
し、第1実施例のものが抜孔8の長さの範囲内を
導電部6とし、それ以外をコーテイング層7とし
ているのに対し、第4図の第2実施例にあつては
接続舌片4の先端部にはコーテイング層7を形成
せず導電部6としており、第5図の第3実施例に
あつては抜孔8の下端よりも導電部6の下端を引
込めて形成し、接続舌片4の先端部側にコーテイ
ング層7を形成せずに導電部6の下端間の絶縁性
を向上させたものである。
第6図の第4実施例にあつては、突出部10の
下端に係合溝13を形成し、抜孔8の下端を係合
溝13に係止し、接続舌片4の位置ずれ及びはね
上がり防止を図つたものである。
また、第7,8図の第5実施例にあつては計器
ケース1に凸状の接続部9を形成し、コネクタ部
材11を凹状のものとし、この凸部14に突出部
10を形成したものである。
これら第2乃至第5実施例にあつても第1実施
例と同様な作用効果を得る。
尚、本実施例では計器ケースの中程部に接続部
を形成したものを示しているが、計器ケースの側
部に接続部を有する場合にも適用できる。
[考案の効果] 本考案は上述の如く、導電部の長さとほぼ同程
度の長さにしてコネクタ部材の差込方向に沿つて
延びる抜孔により隣る導電部間の絶縁性を向上で
き、かつ抜孔の長さとほぼ同程度の長さを有して
抜孔内に突出位置する突出部によつても導電部間
の絶縁性を向上でき、計器の誤動作や導電部の電
食が未然に防止し得るとともにこの突出部はコネ
クタ部材の差込み方向に沿つて延びているためコ
ネクタ部材の差込み案内作用をなし、それだけそ
れぞれの導電部と端子との接触状態が位置的に良
好なものとなり、よつてそれら導電部と端子との
電気的な接続状態を安定的に保つことができる。
以上、所期の目的を充分達成することができ
る。
【実用新案登録請求の範囲】 計器ケースと、この計器ケースに配設される
FPC板と、上記計器ケースに形成され、FPC板
の接続舌片を位置し得る接続部とより成り、上記
接続部にコネクタ部材を差込み装着し、接続舌片
に形成された並列する複数個の導電部とコネクタ
部材の端子とを電気的接続するようにしたものに
おいて、上記接続舌片の導電部間に該導電部の長
さとほぼ同程度の長さにして上記コネクタ部材の
差込方向に沿つて延びる抜孔を形成し、上記接続
部に上記コネクタ部材の差込方向に沿つて延びて
該抜孔の長さとほぼ同程度の長さを有して抜穴内
に突出位置可能な突出部を形成して構成したこと
を特徴とするFPC板接続装置。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は第1実施例の斜視図、第2図はその断面図、第
3図はその正面図、第4図は第2実施例の正面
図、第5図は第3実施例の正面図、第6図は第4
実施例の断面図、第7図は第5実施例の斜視図、
第8図はその断面図、第9図は従来構造の斜視
図、第10図はその断面図である。 1……計器ケース、2……FPC板、4……接
続舌片、6……導電部、8……抜孔、9……接続
部、10……突出部、11……コネクタ部材、1
2……端子。
JP1985065482U 1985-04-30 1985-04-30 Expired JPH0310622Y2 (ja)

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JPS61180478U JPS61180478U (ja) 1986-11-11
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