JPH03106196A - 分散型制御装置とそのプログラムテスト方法 - Google Patents

分散型制御装置とそのプログラムテスト方法

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JPH03106196A
JPH03106196A JP1241716A JP24171689A JPH03106196A JP H03106196 A JPH03106196 A JP H03106196A JP 1241716 A JP1241716 A JP 1241716A JP 24171689 A JP24171689 A JP 24171689A JP H03106196 A JPH03106196 A JP H03106196A
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control
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control station
test
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はプラント等を制御する分散型制御装置(以下、
システムともいう。)に係り、特に、システム稼動中に
制御アルゴリズムの変更・修正等に伴うプログラムのテ
ストを該システムにて実行するに好適な分散型制御装置
とそのプログラムテスト方法に関する。
[従来の技術] プラントのパネルレス化が広まり、分散型制御システム
なくしてプラントの運転は不可能になってきている。そ
して、これに伴い、稼動中にシステムを停止することは
基本的にできなくなってきている。
第6図は、分散型制御システムの構成図である.この分
散型制御システムは、モニタステーション1と、複数の
制御ステーション3と,これらを相互に接続する通信装
置6とを備えてなり、各制御ステーション3は夫々プロ
セス入出力装置(PI/o)4を介して制御対象7に接
続されている。
モニタステーション1は、オペレータとの間のマンマシ
ンインタフェースとなるモニタ装置2を備えている。各
制御ステーション3は、夫々自己が担当するプラント設
備の制御対象7に応じた制御プログラム5を有し、各々
が独立して制御対象7を制御している。そして、モニタ
ステーション1は各制御ステーション3との間で通信装
置6を介してデータ通信を行い、制御ステーション3の
情報をモニタ装置2に表示するようになっている。
第7図は、制御ステーション3と制御対象との関係を示
す図である.同図(a)では、ある制御ステーションが
ポンプ制御用のプログラム(P200)5によりポンプ
のオン・オフ制御を行っている。この制御において、制
御プログラム5の出力信号(オン指示信号,オフ指示信
号)に対してポンプが正しく動作したか否かや動作中に
トリップしたか否かを,ポンプからの出力信号つまり制
御プログラム5への入力信号により判定する。同図(b
)では、ある制御ステーションが流量定値制御プログラ
ム(FIOO)5により弁の開閉制御を行っている。こ
の制御においては、制御プログラム5に与えられた目標
値と現在の流量とを比較し、その比較結果に応じて弁に
対しその間度を調整する信号を出力している。
上述した例の制御プログラムは、機器個別の制御を行う
プログラムであるが、その他のプログラムとして、個別
機器制御用プログラムにオン・オフ指示を与えたり制御
目標値を与えるためのシーケンス制御プログラムがある
。斯かる機器個別の制御プログラムやシーケンス制御プ
ログラムは,1台の制御ステーションに数百個存在する
のが普通である.そのため、各々のプログラムの制御対
象を識別するために、各プログラムには制御対象に対応
する名称が付与される.第7図の例でいえば、rP2o
oJ ,rF10oJ であり、これらは,通常、入出
力点名称とかシーケンス名称とか呼ばれる。
制御プログラムによる動作は、モニタステーション1の
モニタ装置2にて監視されるが、モニタ装置2の数より
制御ステーション3の数の方が多いため、その制御対象
のモニタをするかをモニタステーション1で選択する必
要がある。そこで、オペレータは,制御対象に与えられ
た名称を指定することで,この名称に対応した制御プロ
グラムを指定し、該制御プログラムの詳細情報(制御目
標値,出力値,警報設定値等)を制御ステーション3か
ら読み出してモニタ装w2に表示させる。
また,この情報を監視するオペレータは、情報の変更及
び制御指示を該制御プログラムに行う場合には、モニタ
ステーション1から当該制御プログラムを有する制御ス
テーション3に対して行う.モニタステーション1が上
述した処理を制御ステーション3との間のデータ通信で
行う場合、モニタステーション1は、オペレータにより
指定された名称の制御プログラムがどの制御ステーショ
ンに存在するかを知る必要がある。そこで、モニタース
テーション1には,第4図に示す変換テーブルが設けら
れている。この変換テーブルには,制御対象の名称つま
り制御プログラムの名称に対応した制御ステーション番
号と、制御対象の制御種別が何であるかを示す区分(ル
ープ制御,オンオフ制御,シーケンス制御等)情報と、
何番目の制御プログラムであるかを示すループ番号が格
納されている。モニタステーション1は、この変換テー
ブルを参照することで、指定された名称の制御プログラ
ムを有する制御ステーションの通信装置6上のアドレス
と、収集すべきデータを判別し、その制御ステーション
に対するデータの取り込みや制御指示の設定を行う。
以上が分散型制御システムの機能であるが、この機能だ
けでは、近年のプラント設備に対して適用することが困
難になってきている。近年のプラント設備は,多品種少
量生産,製品サイクルの短期化,省資源化への対応によ
り、頻繁に制御対象プロセスの改造やその制御プログラ
ムの修正が必要になっている。また、設備の複雑化や運
転の高度化により、制御プログラム特にシーケンス制御
等設備運転に直結する制御プログラムもこれに伴って複
雑且つ高機能化してきている。このため、制御プログラ
ムを修正した後の機能確認テストが必要であり、このテ
ストのために必要な時間と保守員の労力が増大する傾向
がある。
制御プログラムのテストを行う従来技術として、特公平
1−23808号公報1こ記載の技術がある。
この従来技術では、修正した制御プログラムをテストす
る制御ステーションをプラント設備側入出力機構と切離
しモニタステーションとこの制御ステーションとを通信
装置で接続し、制御プログラムの出力信号をモニタステ
ーションに送り、モニタステーションはこの信号に対し
て実際の制御対象が出力する信号を模擬するW1似信号
を制御ステーション側に送り返して、テストを行うよう
にしている。
[発明が解決しようとする課題] 上記の従来技術では、制御プログラムをテストする場合
、当該制御ステーションを制御対象と切り離してしまう
ので、このテスト期間中は制御対象機器及びこれに関連
するプラント機器を稼動させることができないという問
題がある。つまり,プラントを停止させないと、制御プ
ログラムのテストができない。従って、自ずと、プログ
ラムのテストはプラントの運転開始以前または停止中に
行わなければならず,前述したように,頻繁に制御プロ
グラムの修正が必要な近年のプラント設備に対しては、
適用することができない。
更に,モニタ装置の画面表示データで模擬信号を返す構
或のため、シーケンス制御等一連の機器を動作させてそ
の応答を待って次の機器制御に移行する様な機能確認が
効率良く行うことができないという問題もあるゆ 本発明の第1の目的は、プラントを停止させず稼動中に
おいてプログラムのテストを行うことができ、且つ、テ
ストのなめに名称を変更する必要のない分散型制御装置
とそのプログラムテスト方法及び分散型制御装置を構或
するモニタステーションと制御・開発ステーションを提
供することにある。
本発明の第2の目的は,一連の機器の制御を連続的に制
御するプログラムでも効率的にテストすることができる
分散型制御装置とこの分散型制御装置を構成するモニタ
ステーションと制御・開発ステーションを提供すること
にある。
[課題を解決するための手段] 上記第1の目的は、プログラムのテストを行う場合には
、そのテストを行うステーションとして、専用の開発ス
テーションで行うか、空いている制御ステーションで行
うか、あるいは二重化された制御ステーションを有する
ときi±予備系の制御ステーションで行うように,この
テスト用のステーションのアドレスを示す仮想変換テー
ブルをモニタステーションに設け、この仮想変換テーブ
ルを参照してテスト用ステーションにテスト対象プログ
ラムを移し、また、前記仮想変換テーブルによりそのテ
スト結果がモニタ装置に表示されるようにすることで,
達或される。
上記第2の目的は、制御プログラムの出力信号に対する
制御対象の模擬応答信号を直接にテスト対象プログラム
に送る構成とすることで、達成される。
[作用] テスト用ステーションを示す仮想変換テーブルを設ける
ことで、そのテスト用ステーションにテスト対象プログ
ラムを移しテストを実行することが可能となる。また、
モニタ装置でテストをモニタすることも可能となる。斯
かる方法でテストを行うので、テスト対象プログラムを
実際の名称のままで使用することができる。もし、第4
図に示す変換テーブルだけでテスト用ステーションにテ
スト対象プログラムを移してテストを行うのであれば、
この変換テーブルを作或するために5テスト対象プログ
ラムの名称をつけなおしてプログラムを再定義しなけれ
ばならず、テスト準備のために多大な工数が必要となる
。しかし、本発明では、その必要がない。また,テスト
中であっても,実際に制御を実行している制御ステーシ
ョンはテストとは無関係であるので、プラントを停止さ
せる必要もない。
テスト対象プログラムの出力信号に対する応答信号を直
接そのプログラムに返送するので、一連の機器の制御を
連続的に制御するプログラムでも効率的にテストするこ
とができる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を第1図乃至第5図を参照して
説明する。
第l図は、本発明の一実施例に係る分散型制御装置の構
戒図である。この分散型制御装置では、モニタステーシ
ョン10と、複数の制御ステーション13,14.15
が通信装置8で相互に接続されており、モニタステーシ
ョン10には複数のモニタ装置11,12が設けられて
いる。各制御ステーション13.14には図示しないプ
ロセス入出力装置を介して図示しない制御対象が接続さ
れ、各制御ステーション13.14は夫々内蔵する制御
プログラムにて制御対象を制御している。
今仮りに、制御ステーション15が空きステーションで
あり、この制御ステーション15で、制御ステーション
エ4内蔵の制御プログラムFIOOをテストする場合に
ついて説明する。尚,このステーション15を開発専用
のステーションとして通信装置8に接続しておいても、
以下の説明は同じである. 制御ステーション14が制御プログラムFIOOで流量
制御を行っている最中に、制御プログラムFIOOのテ
ストを行いその修正を検討する必要が生じた場合には、
制御プログラムFIOOのコピーをとってこれをステー
ション15に移す必要がある。また,そのテスト結果等
をモニタ装置でモニタする必要がある。このため、本実
施例のモニタステーション10には、第4図に示す変換
テーブル19の他に、仮想ステーション対応テーブル1
7と、開発モードスイッチェ6を設け、テスト時にはこ
の仮想ステーション対応テーブル17を参照すると共に
この開発モードスイッチ16を介して仮想ステーション
15との間でデータ通信を行うことができるようにする
. 上記のテストを行う場合,オペレータは先ずモニタ装置
のいずれか例えばモニタ装置↓2を開発用モニタ装置に
指定すると共に、テスト対象プログラムFIOOを指定
し、更に開発モードスイッチェ6を開発(テスト)側に
する。このモニタステーション10は指定された名称r
F 1 0 0Jから変換テーブルを参照して該プログ
ラムFIOOの存在する制御ステーション■4を知り、
該制御ステーション14から制御プログラムF100の
コピーをとってそのコピープログラムをステーション1
5に転送する。そして、以後、コピープログラムのテス
トをステーション15にて行い、モニタステーション1
0はそのテストをモニタ装置12でモニタする. その時の処理手順を第2図のフローチャートで説明する
。先ず,プログラム名称rF 1 0 0Jから制御ス
テーション14を求め、次に開発用モニタ装置12対応
の開発モードスイッチ16がオンであるか否かを判定す
る。スイッチがオフの場合にはテストではないので、変
換テーブルで検索した制御ステーション14の情報をモ
ニタ装置12に表示するように設定する。スイッチオン
の場合には、テストをモニタする必要があるので、仮想
ステーション対応テーブルエ7にてステーション14の
番号をステーション15の番号に変換し、変換した番号
のステーションの情報をモニタ装置12に表示するよう
に設定する.これにより、あたかもステーション14の
情報を表示しているかの如く動作するが、実際にはステ
ーション15の情報がモニタ装置12に表示されること
になる。
第3図は、テストする制御プログラムFIOOの転送を
受けたステーション15の機能構戊図である。ステーシ
ョン15には,該ステーション15用のオペレーティン
グシステム21の他に、ステーション14から転送され
た制御プログラム22が存在する。この制御プログラム
22には、該制御プログラム22を構成する各プログラ
ムに対応した制御パラメータ(制御目標値,警報設定値
,PID定数等)23と、各プログラムが使用するプロ
セス入出力装置に関する入出力リスト24が用意されて
いる。
制御プログラム22は、制御対象であるプラント機器と
は直接に入出力は行わず、入力カード29により設定さ
れ入力処理27にて処理されたメモリ上の入力データ2
5を取り込み,前記の制御パラメータ23に基づき必要
な処理を行った後に、入出力リスト24に対応したメモ
リ上の出力データ26を作成し,該データ26を出力処
理32にて処理した後、出力カード30を介してプラン
ト機器に出力されるようになっている。本実施例では,
斯かるデータ入出力経路中の入力処理27と入カデータ
25との間にスイッチ33を設け、出力データ26と出
力処理28との間にスイッチ32を設け、これらのスイ
ッチ32.33の間に入力フィードバック処理31を設
けている。そして、制御プログラム22のテスト時には
各スイッチ32,33を入力フィードバック処理31側
として、出力データに対する制御対象の応答データを入
力フィードバック処理31にて模擬信号として出力させ
この模擬信号にてメモリ上の入力データ25を発生させ
、制御プログラム22に戻すようになっている。入力フ
ィードバック処理31が模擬信号を生成する場合は,テ
ストするプログラムに対応した入出力リストを参照する
ことで、出力データ26に対応する入力データエリアを
知り、出力データ26に対応した入力データを発生させ
る模擬信号を生成し、入,出力カード29.30を介さ
ずにプラント機器の模擬を行う。
このように、モニタステーション10は、オペレータの
指示により、制御ステーション内のメモリに格納されて
いるプログラムのうち、オペレーティングシステムを除
く部分の制御プログラムをテスト用ステーションに転送
し、そして、該テスト用ステーション内の入力フィード
バック処理に接続される様に切り替えスイッチ32.3
3を切り替えると共に、モニタステーション10内の開
発モードスイッチ16をテスト側に切り替える。
そして、テストモニタ用として指定されたモニタ装置に
対応する仮想ステーションの番号をテスト用ステーショ
ンの番号に書き替える。
この結果,オペレータがテスト用モニタ装置12で名称
rF 1 0 0Jを指定した場合には、テスト用ステ
ーション15に対しデータの表示設定が可能になり、テ
ストステーション{S上で,制御プログラムFIOOの
修正及び機能検証が可能となる。
テスト用ステーション15の内部では、入力フィードバ
ック処理により、制御プログラムの出力データに対応し
た入力データ(例えば、バルブの弁開度出力に対応した
流量データ,あるいは、ポンプの起動出力に対応した起
動完了を示すデータ等)を作戒するために、下記の様な
機能ブロックがいくつか用意されている。
(a)オン・オフ信号に関する機能:出力データの変化
後の一定時間後に出力データに対応した特定の入力デー
タを作或する機能。
(b)アナログ信号に関する機能:出力データに対して
の進み,遅れ演算、1次遅れ付無駄時間、折線近似関数
等. 上記の入カフィードバッグ機能の指定がモニタ装置より
可能であり制御プログラムの出力に対する模擬的な入力
データを得ることが可能となる6このため、ポンプ起動
出力に対する起動完了入力信号はテストステーション内
部にて自動的(こ生威され、ポンプ起動→バルブ開→流
量制御等の一連の操作を追っていくシーケンス制御機能
の検証等も効率的に行うことが可能である。
上述した実施例では、テスト用のステーションとして空
いている制御ステーションあるいは、テスト専用の開発
ステーションを使用したが、二重化した制御ステーショ
ンを備える分散型制御装置にあっては、予備系の制御ス
テーションをテスト,開発用のステーションとして使用
することができる.以下,予備系の制御ステーションを
使用する場合の実施例について、第5図を参照して説明
する。
二重化された制御ステーションは,現用系の制御ステー
ションの他に予備系の制御ステーションを設け,現用系
に障害が発生したとき予備系に切り替えて制御を続行す
るものである。この予備系の制御ステーションを利用し
てテストを行う場合、単独動作を可能にする機構を設け
る必要がある。
第5図において、二重化制御ステーションの現用系40
aは、通信回1i41に接続された通信装置41aと、
処理装置42aと、プロセス入出力装置43aと、制御
情報の受渡しのための分散メモリ44aとにより構成さ
れている。また、予備系制御ステーション40bも同一
構或でなり、通信回線41に接続された通信装置4lb
と、処理装置42bと、プロセス入出力装置43bと、
制御情報の受渡しのための分散メモリ44bとにより構
戊されている。制御対象にプロセス入出力カードにて接
続されるプロセス入出力装ii43a,43bはスイッ
チ54にて切り替えられるようになっている。また、分
散メモリ44a,44b内には夫々FIFOパッファ4
5a,45bと制御回路46a,46bが夫々設けられ
ている.そして、両分散メモリ44a.44bはFIF
Oスイッチ47.48で接続され、各制御回路46a,
a46bはイニシャルスイッチ49a,49bが設けら
れている。
上述した構成の二重化された制御ステーションにおいて
、処理装置42aから分散メモリ4 4. aに対しデ
ータ書き込み(更新)が発生した場合、書き込みデータ
は自メモリ44aに格納されると共にFIF○バッファ
45aにも蓄えられる。このFIFOバッファ45a内
のデータは、当該FIFOバッファ45aに接続されて
いるFIF○スイッチ48が閉じられ予備系の分散メモ
リ44bに接続されている場合には,予備系の分散メモ
リ44bに転送される。また、該スイッチ48が開放状
態で予備系の分散メモリ44bと接続されていない場合
には、このデータは廃棄される。分散メモリ44aの全
エリアの内容は、制御回路46aのイニシャルスイッチ
49aが閉じられたときFIFOバッファ45a内にも
書き込まれるようになっている。尚,上述した説明及び
以下の説明では現用系の装置符号を用いているが、予備
系においても同様である。
マスク選択スイッチ54にて現用系制御ステーション4
0aが選択され該ステーション40aにて制御プログラ
ムが動作した結果、該ステーション40aの分散メモリ
44aの格納データが更新された場合、この更新された
データはFIFOバッファ4 5 aから他系(予備系
)の分散メモリ44bにも転送され、両系において同じ
データが保持されるようになっている。これにより、現
用系で障害が発生した場合でも予備系の制御ステーショ
ン40bにて制御を引き継ぐことが可能となる.この予
備系の制御ステーション40bは、現用系制御ステーシ
ョン40aに障害が生じない限り空きステーションとな
る.そこで,本実施例では、この予備系の制御ステーシ
ョン40bを使用して制御プログラムのテストを行うの
であるが、その場合の手順は以下の通りである. (a)現用系ステーションのメモリ内容の保存。
現用系制御ステーションのメモリ内容をモニタステーシ
ョンの補助記憶装置に転送する。これは、テスト中に現
用系制御ステーションに障害が発生した場合に備えるた
めである。
(b)FIFO受信スイッチの切離し。
FIFO受信スイッチ47.48を切り離すことで、両
系の分散メモリの結合が解除され、これにより両系の制
御ステーションは独立した制御ステーションとして動作
させることが可能となる。
(c)前述した実施例と同様に,予備系の制御ステーシ
ョンをテスト用ステーションとして動作させる。
(d)FIF○受信スイッチ48接続。
テスト終了時には、予備系制御ステーション40bを停
止させると共にFIF○受信スイッチ48のみオンする
.これにより、現用系からのデータ転送を受付可能とな
る。
(f)現用系イニシャルスイッチ49a接続。
このイニシャルスイッチ49aのオンにより、現用系制
御ステーション40aの分散メモリ44aの内容が予備
系制御ステーション40bの分散メモリ44bに転送さ
れ、予備系制御ステーション40bのバックアップ態勢
が完了し、現用系が障害でダウンしても直ちに予備系に
よるバックアップが可能となる。
本実施例によれば、開発ステーションを新たに設ける場
合に比べてハードウェアの増設を無くすことができる。
また,現用系で使用している制御プログラムをその予備
系でテストする場合には、制御プログラムの転送は既に
実行されているので,この転送処理が省略されるという
利点もある。また、前述した実施例と同様に、プラント
設備の制御を停止させることなく制御プログラムのテス
トを実行できるという効果もある6 尚、上述した実施例では、テスト用ステーション内に入
力フィードバック機能を設けたが,入力フィードバック
機能をモニタステーション内に設け、テスト用ステーシ
ョンとの間でのデータ通信により、制御プログラムの出
力データに対する入力データをモニタステーション側で
自動的に生威しテスト用ステーションに返送するように
してもようことはいうまでもない。
[発明の効果] 本発明によれば,プラント設備の制御続行中にその制御
を実行している分散型制御装置を使用して制御プログラ
ムの機能試験や修正・変更が可能になり、また,一連の
制御手順を順を追って行うシーケンスプログラムのテス
ト等の効率的にできるという効果がある.
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る分散型制御装置の構成
図,第2図はテスト時におけるモニタステーションでの
処理手順を示すフローチャート、第3図はテストを行う
ステーションの機能構或図、第4図は変換テーブルの説
明図、第5図は二重化制御ステーションの構成図、第6
図は従来の分散型制御装置の構或図、第7図(a).(
b)は制御プログラムと制御対象との関係を説明する図
である. 8・・・通信装置、10・・・モニタステーション、1
1.12・・・モニタ装置、13.14・・・制御ステ
ーション,15・・・空き制御ステーション(開発ステ
ーション)16・・・開発モードスイッチ,17・・・
仮想変換テーブル、19・・・変換テーブル、22・・
・制御プログラム,31・・・八カフィードバック処理
、40a・・・現用系制御ステーション、40b・・・
[1系制御ステーション。 第 1 区

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、制御対象にプロセス入出力装置を介して接続される
    制御ステーションと、該制御ステーションと通信装置を
    介して接続され監視対象の制御ステーションの情報を表
    示するモニタ装置を有するモニタステーションとを備え
    る分散型制御システムにおいて、前記通信装置に開発ス
    テーションを接続し、テスト対象プログラムを有する制
    御ステーションから該テスト対象プログラムを前記開発
    ステーションに移し、該開発ステーションにて行ったテ
    スト結果を前記モニタステーションの指示にて前記モニ
    タ装置に表示することを特徴とする分散型制御装置のプ
    ログラムテスト方法。 2、制御対象にプロセス入出力装置を介して接続される
    制御ステーションと、該制御ステーションと通信装置を
    介して接続され監視対象の制御ステーションの情報を表
    示するモニタ装置を有するモニタステーションとを備え
    る分散型制御システムにおいて、テスト対象プログラム
    を有する制御ステーションから該テスト対象プログラム
    を空いている制御ステーションに移し、該制御ステーシ
    ョンにて行ったテスト結果を前記モニタステーションの
    指示にて前記モニタ装置に表示することを特徴とする分
    散型制御装置のプログラムテスト方法。 3、制御対象にプロセス入出力装置を介して接続される
    二重化された制御ステーションと、該制御ステーション
    と通信装置を介して接続され監視対象の制御ステーショ
    ンの情報を表示するモニタ装置を有するモニタステーシ
    ョンとを備える分散型制御システムにおいて、テスト対
    象プログラムを有する現用系の制御ステーションから該
    テスト対象プログラムを予備系の制御ステーションに移
    し、該予備系の制御ステーションにて行ったテスト結果
    を前記モニタステーションの指示にて前記モニタ装置に
    表示することを特徴とする分散型制御装置のプログラム
    テスト方法。 4、通信装置を介して接続された制御ステーションの情
    報をモニタ装置に表示させるモニタステーションにおい
    て、テスト対象プログラムを有する制御ステーションか
    ら空き制御ステーションに該テスト対象プログラムを移
    し該空き制御ステーションにて行われたテスト結果を前
    記モニタ装置に表示させる手段を備えることを特徴とす
    るモニタステーション。 5、制御対象にプロセス入出力装置を介して接続された
    制御ステーションと、該制御ステーションと通信装置を
    介して接続されモニタ装置を有する請求項4記載のモニ
    タステーションとを備えることを特徴とする分散型制御
    装置。 6、二重化された制御ステーションと通信装置を介して
    接続され現用系の制御ステーションの情報をモニタ装置
    に表示させるモニタステーションにおいて、テスト対象
    プログラムを有する現用系制御ステーションから予備系
    の制御ステーションに該テスト対象プログラムを移し該
    予備系の制御ステーションにて行ったテスト結果を前記
    モニタ装置に表示させる手段を備えることを特徴とする
    モニタステーション。 7、制御対象にプロセス入出力装置を介して接続された
    二重化制御ステーションと、該二重化制御ステーション
    と通信装置を介して接続されモニタ装置を有する請求項
    6記載のモニタステーションとを備えることを特徴とす
    る分散型制御装置。 8、通信装置を介して接続された制御ステーションの情
    報をモニタ装置に表示させるモニタステーションにおい
    て、前記通信装置に接続された開発ステーションにテス
    ト対象プログラムを有する制御ステーションから該テス
    ト対象プログラムを移し該開発ステーションにて行われ
    たテスト結果を前記モニタ装置に表示させる手段を備え
    ることを特徴とするモニタステーション。 9、制御対象にプロセス入出力装置を介して接続された
    制御ステーションと、該制御ステーションと通信装置を
    介して接続されモニタ装置を有する請求項8記載のモニ
    タステーションと、前記通信装置に接続された開発ステ
    ーションとを備えることを特徴とする分散型制御装置。 10、請求項4または請求項6または請求項8において
    、テスト対象プログラムによる出力データに対する制御
    対象の応答データを模擬するデータをテスト実行中の制
    御ステーションあるいは開発ステーションに返すフィー
    ドバック手段を備えることを特徴とするモニタステーシ
    ョン。 11、テスト対象プログラムの転送をモニタステーショ
    ンからの指示により受け該プログラムを実行しテスト結
    果をモニタステーションに返す開発ステーションにおい
    て、テスト対象プログラムによる出力データに対する制
    御対象の応答データを模擬するデータを自身内にて生成
    し該データを入力データとしてテスト対象プログラムを
    テストするフィードバック手段を自ステーション内に備
    えることを特徴とするステーション。 12、制御対象にプロセス入出力装置を介して接続され
    た制御ステーションと、該制御ステーションと通信装置
    を介して接続されモニタ装置を有する請求項8記載のモ
    ニタステーションと、前記通信装置に接続された請求項
    11記載の開発ステーションとを備えることを特徴とす
    る分散型制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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