JP2001290758A - コンピュータシステム - Google Patents

コンピュータシステム

Info

Publication number
JP2001290758A
JP2001290758A JP2000107665A JP2000107665A JP2001290758A JP 2001290758 A JP2001290758 A JP 2001290758A JP 2000107665 A JP2000107665 A JP 2000107665A JP 2000107665 A JP2000107665 A JP 2000107665A JP 2001290758 A JP2001290758 A JP 2001290758A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fpga
bus
configuration data
update
configuration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000107665A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Koishi
高裕 小石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2000107665A priority Critical patent/JP2001290758A/ja
Publication of JP2001290758A publication Critical patent/JP2001290758A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bus Control (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 FPGAの特徴である、柔軟なハードウェア
構成の変更を生かした、連続可用性の高いコンピュータ
システムを提供する。 【解決手段】 メインCPU101のホストバス110
とI/Oバス111についてのバスブリッジとして機能
するFPGA103のコンフィグレーション終了後に外
部からFPGA103の更新コンフィグレーションデー
タを取り込み、更新制御回路107により、メインCP
U101のI/Oバス111へのアクセスを抑制し、I
/Oバス111へのアクセスが抑制されている間に外部
から取り込んだ更新コンフィグレーションデータでFP
GA103をコンフィグレーションしてFPGAの機能
を更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、I/Oバスブリッ
ジとしてプログラマブル論理回路(FieldProg
rammable Gate Array、以下、FP
GAという)を使用したコンピュータシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】FPGA再コンフィグレーション機構
は、特に基幹系コンピュータなど高い可用性の要求され
る場所に適用されたFPGAのために構成されている。
【0003】このような基幹系コンピュータシステム
は、一般的にできるだけ信頼性が高く連続可用性の高い
ことが要求されている。
【0004】また、FPGAは年々その機能が高性能化
してきており、プログラム書き換えを行うことによって
そのハードウェア構成を柔軟に変更できると言う利点を
生かして、頻繁にハードウェア構成が変更される部分
や、少量生産の機種などに積極的に用いられてきてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、FPGAは、
そのハードウェア機能を切り替えるために、一旦リセッ
トを行い、コンフィグレーションデータをリロードしな
ければならない。その結果、連続可用性の要求されるコ
ンピュータシステムでは、FPGAのハードウェア情報
の切り替えは困難という欠点がある。また、FPGAの
コンフィグレーションデータを万が一書き損じた場合に
は、その後のFPGAの動作ができなくなり、システム
全体が止まってしまう。
【0006】本発明の主な目的は、FPGAの特徴であ
る、柔軟なハードウェア構成の変更を生かした、連続可
用性の高いコンピュータシステムを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、メインCPU
のホストバスとI/Oバスについてのバスブリッジとし
て機能するFPGAと、FPGAをコンフィグレーショ
ンするコンフィグレーションデータを格納する複数のフ
ラッシュロムと、FPGAの機能更新を制御する更新制
御回路と、FPGAのコンフィグレーション終了後に外
部からFPGAの更新コンフィグレーションデータを取
り込んで前記複数のフラッシュロムのいずれかに書き込
むローカルCPUとを備え、前記更新制御回路により前
記メインCPUの前記I/Oバスへのアクセスを抑制
し、I/Oバスへアクセスが抑制されている間に、前記
フラッシュロムに書き込まれた前記更新コンフィグレー
ションデータで前記FPGAをコンフィグレーションし
てFPGAの機能を更新することを特徴とする。
【0008】本発明を用いることにより、遠隔地よりシ
ステム全体を停止することなくFPGAに対して複数の
ハードウェア情報の更新、変更が可能となる。また、複
数のフラッシュロムを持つことにより、機能変更の他に
ハードウェアバージョンの世代管理や、ハードウェア更
新失敗時の運用系と退避系の切り分けも可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0010】本発明は、FPGAをコンフィグレーショ
ンするためのフラッシュロムが接続されているパラレル
コンフィグレーションパス(以下、コンフィグレーショ
ンパスと称す)の部分に、複数のフラッシュロムと、F
PGAの機能更新を制御する制御回路を設けたことによ
り、FPGAの本来の動作に非同期で外部からFPGA
のコンフィグレーションデータを取り込み、更新制御回
路がFPGAの書き換えをコントロールすることによっ
て、コンピュータシステム全体を停止させることなく、
FPGAのハードウェア機能の更新、変更、世代管理を
可能にするものである。
【0011】図1は、本発明のI/Oバスブリッジとし
てFPGAを使用したコンピュータシステムの第1の実
施の形態を示す回路構成図である。図1に示すコンピュ
ータシステムは、メインCPU101のホストバス11
0とI/Oバス111についてのホストバスブリッジと
して機能するFPGA103と、コンフィグレーション
パス105に接続され、FPGA103をコンフィグレ
ーションするコンフィグレーションデータを格納する複
数のフラッシュロム108,109と、FPGA103
の再コンフィグレーションを制御する更新制御回路10
7と、コンフィグレーションパス105に接続され、外
部より変更されるべきFPGA103のコンフィグレー
ションデータを、FPGA103の動作中に取り込み、
更新制御回路107を介してフラッシュロム108,1
09のいずれかに書き込むローカルCPU106とを備
えている。
【0012】また、更新制御回路107とメインCPU
との間には、メインCPU101に対してリセット期間
中を知らせるアテンション信号201のための信号線が
設けられている。
【0013】FPGA103は、コンフィグレーション
パス105に接続されたフラッシュロム108,109
のいずれかによって初期化される。
【0014】外部より取り込まれ、フラッシュロム10
8,109のいずれかに書き込まれたコンフィグレーシ
ョンデータは、FPGA103のコンフィグレーション
データとして、次回のFPGAリセット時に選択的に使
用される。
【0015】FPGA103のコンフィグレーションパ
ス105は、FPGA103のコンフィグレーション期
間中以外は使用されないので、ローカルCPU106
は、外部よりコンフィグレーションパス105を介して
FPGA103に関するコンフィグレーションデータを
取り込み、FPGA103のコンフィグレーション期間
中でなければいつでもフラッシュロムに書き込むことが
できる。コンフィグレーション用のフラッシュロム10
8,109は、セレクタを外部に設けることによって、
機能別、バージョン別に選択される。
【0016】次に、第1の実施の形態の動作を図1を用
いて説明する。まず、システム起動時の動作を説明す
る。
【0017】FPGA103は、図1に示すように、メ
インCPU101に対するホストバス110とI/Oバ
ス111とを繋ぐバスブリッジとして動作をしているも
のとする。FPGA103は、システム起動時に、更新
制御回路107からリセット信号112を受け取ってリ
セットの解除が行われると、コンフィグレーションパス
105に繋がっているフラッシュロム109からコンフ
ィグレーションデータを読み込み、最初のブリッジ機能
を実現する。システム起動時のFPGA103のコンフ
ィグレーション期間中は、起動シーケンスにより、コン
フィグレーションパス105上に接続されているローカ
ルCPU106は、リセット期間にある。
【0018】システム起動の後、即ちFPGA103が
コンフィグレーション終了した後の動作は、次のように
なる。
【0019】上記の経過を経て動作可能となっているF
PGA103は、次回のコンフィグレーション時までコ
ンフィグレーションパス105を使用することはない。
また、先程のコンフィグレーション期間中に切り離され
ていたローカルCPU106は、FPGA103がコン
フィグレーション終了した後にリセットが解除され、コ
ンフィグレーションパス105に論理的に接続される。
【0020】次に、FPGA103動作中における、F
PGAコンフィグレーションデータの入手は、図1にお
いて以下のように行われる。
【0021】即ち、ローカルCPU106は、FPGA
コンフィグレーションパス105に接続されているブリ
ッジ113を通じて、更新または変更を実現するFPG
Aコンフィグレーションデータを外部ネットワーク10
4より入手し、そのデータをフラッシュロム108に書
き込む。FPGA103のコンフィグレーションパス1
05は、上述したようにコンフィグレーション終了後は
FPGA103によって使用されないので、FPGA1
03動作期間中はローカルCPU106のホストバスと
して使用できる。
【0022】次に、FPGA103の機能変更、更新に
ついての詳細な動作を図2を用いて説明する。図2は、
第1の実施の形態の詳細な回路構成図であり、バスコン
トローラ202でFPGA103をメインCPU101
が繋がっているバス203から切り離し、バスコントロ
ーラ210でFPGA103をローカルCPU106が
繋がっているコンフィグレーションパス105から切り
離す構成となっている。
【0023】図2において、ローカルCPU106は、
FPGA103の機能変更、更新を行う前に、コンフィ
グレーションデータを持つフラッシュロム109,10
8を選択するため、更新制御回路107に対して制御を
行い、次回起動時に使用するためのコンフィグレーショ
ンデータを格納するフラッシュロム108を選択してお
く。
【0024】また、更新制御回路107は、更新実行時
に図1におけるメインCPU101に対してのアテンシ
ョン信号201を発行する機能を有しており、FPGA
103の機能更新の直前に、このアテンション信号20
1をアサートすることによって、メインのCPU101
がFPGA103配下のデバイスに対してアクセスする
のを抑止する。更に、更新制御回路107は、FPGA
103をローカルCPU106と図1におけるメインC
PU101から切り離すための3ステートのバスコント
ローラ202,210をコントロールする機能を有して
いる。
【0025】アテンション信号201をアサートし、図
1におけるメインのCPU101のFPGA103に対
するトランザクションの抑制ができ次第、ローカルCP
U106が更新制御回路107を制御することによっ
て、バスコントローラ202でFPGA103をメイン
CPU101が繋がっているバス203から切り離し、
更に、バスコントローラ210でFPGA103をロー
カルCPU106が繋がっているコンフィグレーション
パス105から切り離す。
【0026】以上のFPGA103の機能切り替えに関
する全ての準備が整った後、ローカルCPU106は、
更新制御回路107に対してFPGA103のリセット
要求を発行し、更新制御回路107は、FPGA103
に対しリセット信号112を発行する。
【0027】また、更新制御回路107は、リセット信
号112の発行と同時に内部のカウンタを始動させ、F
PGA103からコンフィグレーション終了信号213
を受け取るのまでの時間を計る。
【0028】計測時間内に、FPGA103がコンフィ
グレーションを終了した場合、更新制御回路107は、
FPGA103からのコンフィグレーション終了信号2
13を受けて、ローカルCPU106に対してコンフィ
グレーション終了を知らせる割り込み信号214を発行
する。ローカルCPU106は、この割り込み信号21
4を受けて、更新制御回路107に対して、リセット直
前にFPGA103とメインCPU101とを切り離し
たバスコントローラ202、およびFPGA103とロ
ーカルCPU106とを切り離したバスコントローラ2
10を再び有効にするよう指示する。これにより更新制
御回路107は、FPGA103とメインCPU101
およびローカル106とを再び接続するようバスコント
ローラ202,210をコントロールする。
【0029】以上がFPGA103の再コンフィグレー
ション手順であるが、図1において外部より読み込んで
きたコンフィグレーションデータが、何らかの原因によ
りフラッシュロム108に正常に書き込まれないなどし
て、FPGA103の再コンフィグレーションに失敗す
る場合も考えられる。本発明は、このような場合におい
ても高い信頼性を提供できるようになっている。FPG
Aの再コンフィグレーションが失敗した場合は、図3の
フローチャートに従い、以下のようになる。
【0030】図3に示すように、ローカルCPU106
が外部からコンフィグレーションデータを取り込んでフ
ィラッシュROM108,109のいずれかに書き込み
(ステップ301)、メインCPUへアテンション信号
を発行し(ステップ302)、バスコントローラ20
2,210をコントロールしてバスを接続し(ステップ
303)、FPGAをリセットする(ステップ304)
までは先に説明した手順と全く同じである。
【0031】外部からステップ305において再コンフ
ィグレーションに失敗した時は、ステップ307へ分岐
する。
【0032】図2において、更新制御回路107は、リ
セット信号112をアサートすると共に内部のカウンタ
を起動することは先に述べたとおりであるが、コンフィ
グレーションに失敗した場合、即ち、更新制御回路10
7の計測時間内にFPGA103からコンフィグレーシ
ョン終了信号213がアサートされなかった場合、更新
制御回路107は、ローカルCPU106に対して先程
のコンフィグレーション終了の割り込み信号214とは
別の、コンフィグレーション未終了の割り込み信号21
5を発行する。
【0033】ローカルCPU106は、このコンフィグ
レーション未終了の割り込み信号215を受けると、更
新制御回路107に対して、セレクタ信号が以前のフラ
ッシュロム109を選択するように指示を行う(ステッ
プ307)。この後、FPGA103に対して、再びリ
セット信号112を発行するように更新制御回路107
を制御する。
【0034】FPGA103は、更新制御回路107か
ら再度発行させたリセット信号112を受けて更新手続
き前のコンフィグレーションデータが入ったフラッシュ
ロム109によってコンフィグレーションされ、最初の
コンフィグレーションをかける以前の機能を取り戻す
(ステップ308)。
【0035】以降の処理は、機能を更新した再コンフィ
グレーション動作と同様に、更新制御回路107は、F
PGA103からのコンフィグレーション終了信号21
3を受けて、ローカルCPU106に対してコンフィグ
レーション終了を知らせる割り込み信号214を発行す
る。ローカルCPU106は、この割り込み信号214
を受けて、更新制御回路107に対して、FPGA10
3とメインCPU101およびローカル106とを再び
接続するようバスコントローラ202,210をコント
ロールする。
【0036】以上のように新規機能で再起動をかけられ
た、または旧機能で退避されたFPGA103は、最後
に、メインのCPU101に対して更新完了を知らせる
ために、再びアテンション信号102をアサートする。
【0037】上記の手順によってFPGA103の機能
更新、拡張のための再コンフィグレーションが終了し、
メインのCPU101とローカルCPU106は、再コ
ンフィグレーション前の状態に復旧し、再びそれぞれの
I/Oに対してトランザクションを発行できるようにな
る。
【0038】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。
【0039】上述した第1の実施の形態では、フラッシ
ュロムのコンフィグレーションパスに複数のフラッシュ
ロムとその制御回路を用意することによって、システム
全体を停止することなく遠隔地よりそのハードウェア構
成を切り替えることができるという効果を得ているが、
図1におけるメインCPU101をフラッシュロム切り
替え、およびFPGAのハードウェア機能更新の制御に
用ることによっても同様の効果を得ることができる。
【0040】そのための構成を第2の実施の形態として
図4に示す。図4に示す第2の実施の形態では、FPG
A405の動作中には、メインCPU401のI/Oバ
ス417とFPGA405のコンフィグレーションパス
416を接続することによって、コンフィグレーション
データを格納するフラッシュロム409,410をメイ
ンCPU401の配下に置いている。
【0041】このことにより、メインCPU401は、
通常のI/Oデバイスに対するアクセスと同様にフラッ
シュロム409,410に対してアクセスすることがで
きる。この回路構成によるFPGA405の切り替え、
更新手順は、以下のようになる。
【0042】先も述べたように、FPGA405の動作
中は、メインCPU401は、フラッシュロム409,
410に対しても通常のI/Oと同様にアクセスするこ
とができるので、更新したいコンフィグレーションデー
タをネットワークなどに繋がっている他のI/Oデバイ
ス406から入手し、フラッシュロム410へと書き込
む。
【0043】次に、FPGAの機能更新実行時には、メ
インCPU401は、更新制御回路411に対してフラ
ッシュロム409,410の選択408を指示する。こ
れによって、次回リセット時に、先程I/Oデバイス4
06から入手し、フラッシュロム410に書き込んだコ
ンフィグレーションデータによってコンフィグレーショ
ンされるようになる。
【0044】次に、メインCPU401は、更新制御回
路411に対してFPGA405のリセットを指示す
る。
【0045】これを受けて更新制御回路411は、図2
の回路構成の動作と同様に、3ステートのバスコントロ
ーラ404,414に対して、FPGA405がバス独
立するようにコントロールする。次に、更新制御回路4
11は、メインCPU401に対してリセット開始のア
テンション信号403を発行し、リセット信号413を
FPGA405に対して送る。メインCPU401は、
アテンション信号403を受けて、FPGA405配下
のデバイスに対してのアクセスを一時的に抑制する。
【0046】その後、更新制御回路411は、FPGA
405に対しリセット信号413を発行する。FPGA
405は、コンフィグレーション終了の後、コンフィグ
レーション終了信号412を更新制御回路411に対し
てアサートする。この信号を受けて、更新制御回路41
1は、3ステートのバスコントローラ404,414を
イネーブルにして再びホスト402、I/Oバス417
を有効にし、かつメインCPU401に対してアテンシ
ョン信号403でコンフィグレーション終了を知らせ
る。これによって、FPGA405は、コンピュータシ
ステム全体を止めることなく機能更新、変更を行うこと
ができる。
【0047】また、第2の実施の形態においても、再コ
ンフィグレーション失敗時は、図2における構成と同様
に、更新制御回路411内のタイマーとコンフィグレー
ション終了信号412を監視することによってフラッシ
ュロムを更新前のロム409に切り替えて再リセットを
行うことにより、以前の機能に退避することができる。
【0048】この第2の実施の形態では、メインCPU
401がFPGA405の機能更新、変更を管理するこ
とで、一時的にメインCPU401が更新手続きのため
のプロセスに占有されるものの、コンフィグレーション
パス416に、第1の実施の形態におけるローカルCP
U106を用意する必要がないので、実装面積の削減や
部材の削減という効果が得られる。
【0049】なお、上述した第1および第2の実施の形
態では、コンフィグレーションデータを格納するフラッ
シュロムを2個とした場合について説明したが、本発明
は2個に限るものではなく、フラッシュロムを複数個接
続可能である。フラッシュロムを複数個接続した場合に
は、FPGAの機能拡張、更新だけでなく世代管理とし
ても利用できる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、コンピ
ュータシステムが動作している最中に、システムを停止
することなくFPGAの機能を更新することができるの
で、基幹系コンピュータシステムにおいて、FPGAに
接続されているハードウェア構成を柔軟に変更すること
ができる。
【0051】また、本発明は、I/OブリッジとしてF
PGAを使用しているので、将来新しい規格のI/O装
置が出現した際に、FPGAの性能(ハードウェア量、
動作周波数)内であるならば、連続可用性を保ったまま
新しいI/O規格に対応し、周辺装置を接続することが
できる。
【0052】さらに、本発明は、コンフィグレーション
用のフラッシュロムを複数接続可能であるので、FPG
Aの機能拡張、更新だけでなく世代管理としても利用で
きる。すなわち、FPGAが新規データによるコンフィ
グレーションに失敗した場合には、旧バージョンのコン
フィグレーションデータによって復旧することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンピュータシステムの第1の実施の
形態を示す回路構成図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の詳細な回路構成図
である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の動作を説明するフ
ローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施の形態を示す回路構成図で
ある。
【符号の説明】
101,401 メインCPU 102,201,403 アテンション信号 103,405 FPGA 104 外部ネットワーク 105,416 コンフィグレーションパス 106 ローカルCPU 107,411 更新制御回路 108,109,409,410 フラッシュロム 110,402 ホストバス 111,417 I/Oバス 112,413 リセット信号 113 ブリッジ 202,210,404,414 バスコントローラ 203 バス 213,412 コンフィグレーション終了信号 214 コンフィグレーション終了割り込み信号 215 コンフィグレーション未終了割り込み信号 406 I/Oデバイス

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メインCPUのホストバスとI/Oバスに
    ついてのバスブリッジとして機能するFPGAと、 FPGAをコンフィグレーションするコンフィグレーシ
    ョンデータを格納する複数のフラッシュロムと、 FPGAの機能更新を制御する更新制御回路と、 FPGAのコンフィグレーション終了後に外部からFP
    GAの更新コンフィグレーションデータを取り込んで前
    記複数のフラッシュロムのいずれかに書き込むローカル
    CPUとを備え、 前記更新制御回路により前記メインCPUの前記I/O
    バスへのアクセスを抑制し、I/Oバスへアクセスが抑
    制されている間に、前記フラッシュロムに書き込まれた
    前記更新コンフィグレーションデータで前記FPGAを
    コンフィグレーションしてFPGAの機能を更新するこ
    とを特徴とするコンピュータシステム。
  2. 【請求項2】メインCPUのホストバスとI/Oバスに
    ついてのバスブリッジとして機能するFPGAと、 FPGAをコンフィグレーションするコンフィグレーシ
    ョンデータを格納する複数のフラッシュロムと、 FPGAの機能更新を制御する更新制御回路とを備え、 前記メインCPUが、FPGAのコンフィグレーション
    終了後に外部からFPGAの更新コンフィグレーション
    データを取り込んで前記複数のフラッシュロムのいずれ
    かに書き込み、前記更新制御回路により前記メインCP
    Uの前記I/Oバスへのアクセスを抑制し、メインCP
    Uの前記I/Oバスへのアクセスが抑制されている間
    に、前記フラッシュロムに書き込まれた前記更新コンフ
    ィグレーションデータで前記FPGAをコンフィグレー
    ションしてFPGAの機能を更新することを特徴とする
    コンピュータシステム。
  3. 【請求項3】前記更新コンフィグレーションデータで前
    記FPGAをコンフィグレーションすることができない
    ときは、更新前のコンフィグレーションデータでFPG
    Aをコンフィグレーションすることを特徴とする請求項
    1または2に記載のコンピュータシステム。
  4. 【請求項4】メインCPUのホストバスとI/Oバスに
    ついてのバスブリッジとして機能するFPGAのコンフ
    ィグレーション終了後に外部からFPGAの更新コンフ
    ィグレーションデータを取り込み、 前記メインCPUの前記I/Oバスへのアクセスを抑制
    し、 前記I/Oバスへアクセスが抑制されている間に外部か
    ら取り込んだ更新コンフィグレーションデータでFPG
    AをコンフィグレーションしてFPGAの機能を更新す
    ることを特徴とするFPGAの機能更新方法。
  5. 【請求項5】前記メインCPUまたは前記FPGAに接
    続されたコンフィグレーションパス上のローカルCPU
    が、前記更新コンフィグレーションデータを外部から取
    り込むことを特徴とする請求項4に記載のFPGAの機
    能更新方法。
  6. 【請求項6】前記更新コンフィグレーションデータで前
    記FPGAをコンフィグレーションすることができない
    ときは、更新前のコンフィグレーションデータでFPG
    Aをコンフィグレーションすることを特徴とする請求項
    4または5に記載のFPGAの機能更新方法。
JP2000107665A 2000-04-10 2000-04-10 コンピュータシステム Pending JP2001290758A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000107665A JP2001290758A (ja) 2000-04-10 2000-04-10 コンピュータシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000107665A JP2001290758A (ja) 2000-04-10 2000-04-10 コンピュータシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001290758A true JP2001290758A (ja) 2001-10-19

Family

ID=18620627

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000107665A Pending JP2001290758A (ja) 2000-04-10 2000-04-10 コンピュータシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001290758A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007328430A (ja) * 2006-06-06 2007-12-20 Nec Corp Fpga搭載装置、fpga置換方法およびプログラム
JP2008015965A (ja) * 2006-07-10 2008-01-24 Fuji Xerox Co Ltd 情報処理装置、情報処理装置の動作方法およびプログラム
JP2008521128A (ja) * 2004-11-19 2008-06-19 グージー、ジェームス、ディ. マイクロプロセッサを備えるコンピュータシステムとともに用いられる再構成可能なコアロジックを備えるロジックデバイス
JP2008165627A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Fujitsu Ltd 組込装置および制御方法
JP2009520291A (ja) * 2005-12-20 2009-05-21 トムソン ライセンシング プログラマブル回路にコンフィギュレーションファイルをダウンロードする方法及び当該コンポーネントを有する装置
JP2010004139A (ja) * 2008-06-18 2010-01-07 Toshiba Tec Corp プログラマブル論理回路
JP2010282284A (ja) * 2009-06-02 2010-12-16 Renesas Electronics Corp マイクロコンピュータ
JP2015036964A (ja) * 2013-08-16 2015-02-23 富士ゼロックス株式会社 データ処理装置及びデータ処理プログラム
JP2015142361A (ja) * 2014-01-30 2015-08-03 コニカミノルタ株式会社 プログラム可能な論理回路デバイスを備えた電子装置および書き換え方法
JP2019040302A (ja) * 2017-08-23 2019-03-14 日本電気株式会社 回路基板、電子装置およびデータ更新方法

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008521128A (ja) * 2004-11-19 2008-06-19 グージー、ジェームス、ディ. マイクロプロセッサを備えるコンピュータシステムとともに用いられる再構成可能なコアロジックを備えるロジックデバイス
JP2009520291A (ja) * 2005-12-20 2009-05-21 トムソン ライセンシング プログラマブル回路にコンフィギュレーションファイルをダウンロードする方法及び当該コンポーネントを有する装置
US9037673B2 (en) 2005-12-20 2015-05-19 Thomson Licensing Method for downloading a configuration file in a programmable circuit, and apparatus comprising said component
JP2007328430A (ja) * 2006-06-06 2007-12-20 Nec Corp Fpga搭載装置、fpga置換方法およびプログラム
JP2008015965A (ja) * 2006-07-10 2008-01-24 Fuji Xerox Co Ltd 情報処理装置、情報処理装置の動作方法およびプログラム
JP2008165627A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Fujitsu Ltd 組込装置および制御方法
JP2010004139A (ja) * 2008-06-18 2010-01-07 Toshiba Tec Corp プログラマブル論理回路
JP4740982B2 (ja) * 2008-06-18 2011-08-03 東芝テック株式会社 プログラマブル論理回路
JP2010282284A (ja) * 2009-06-02 2010-12-16 Renesas Electronics Corp マイクロコンピュータ
JP2015036964A (ja) * 2013-08-16 2015-02-23 富士ゼロックス株式会社 データ処理装置及びデータ処理プログラム
JP2015142361A (ja) * 2014-01-30 2015-08-03 コニカミノルタ株式会社 プログラム可能な論理回路デバイスを備えた電子装置および書き換え方法
JP2019040302A (ja) * 2017-08-23 2019-03-14 日本電気株式会社 回路基板、電子装置およびデータ更新方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6687851B1 (en) Method and system for upgrading fault-tolerant systems
TWI506559B (zh) 可動態和選擇性停用核心以及重新設定之多核心微處理器及其方法
EP0433979A2 (en) Fault-tolerant computer system with/config filesystem
JPH086796A (ja) ダウンロード方法、そのネットワークシステム、及びデータファイル更新方法
JP2001290758A (ja) コンピュータシステム
US20050204123A1 (en) Boot swap method for multiple processor computer systems
US7039736B2 (en) Systems and methods for accessing bus-mastered system resources
JPS62221732A (ja) 情報処理装置
JP2007122151A (ja) ブート制御装置およびブート制御方法
JP2001022599A (ja) フォールトトレラント・システム,フォールトトレラント処理方法およびフォールトトレラント制御用プログラム記録媒体
JP2004046507A (ja) 情報処理装置
JPH0973436A (ja) 多重化計算機における動作モード切替方式
US6418540B1 (en) State transfer with throw-away thread
US8745436B2 (en) Information processing apparatus, information processing system, and control method therefor
JP2002236527A (ja) マルチプロセッサシステムおよびプロセッサ制御方法
JP2002049509A (ja) データ処理システム
JP2001014290A (ja) マルチプロセッサシステム
JP2000347758A (ja) 情報処理装置
JP4853620B2 (ja) マルチプロセッサシステムと初期立ち上げ方法およびプログラム
JPH05216855A (ja) マルチcpu制御方式
JPH083807B2 (ja) 2重化磁気デイスク装置の自動切換装置
JPH03138753A (ja) マルチプロセッサシステムのブートロード装置
JPH11312102A (ja) 情報処理装置のリセットシステム
JP3977694B2 (ja) リセット装置
KR101716866B1 (ko) 주변장치 통합 초기화가 가능한 영속 부팅 장치 및 방법