JPH0310617Y2 - - Google Patents

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JPH0310617Y2
JPH0310617Y2 JP1984052278U JP5227884U JPH0310617Y2 JP H0310617 Y2 JPH0310617 Y2 JP H0310617Y2 JP 1984052278 U JP1984052278 U JP 1984052278U JP 5227884 U JP5227884 U JP 5227884U JP H0310617 Y2 JPH0310617 Y2 JP H0310617Y2
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sheet
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はシート状基板の接続構造に関し、特
に可撓性を有するシート状基板を用いた電子機器
においてシート状基板と外部のリード線とを接続
するための接続構造に関する。
(従来技術) 従来より、電子機器の小型・薄型化ならびに軽
量化のため、可撓性を有するシート状基板が使用
されている。
第1図は従来のシート状基板の接続構造を示す
図解図である。可撓性のシート状基板1は、ポリ
エステルフイルム11の一方面の導体の回路パタ
ーン12がシルク印刷等で形成される。このシー
ト状基板1にリード線又はフレキシブルケーブル
等を接続する場合、従来ではシート状基板1の一
部に補強部材13を裏打ちし、この部分を予めリ
ード線2の接続されたコネクタ3に差し込んでい
た。
また、他の接続構造として、実開昭59−18389
号のように、特殊なコネクタを用いて挟持する構
造のものがある。
その他に、実開昭57−73888号のように、クラ
ンプ金具を用いた接続構造もある。
(解決しようとする問題点) 可撓性のシート状基板1は、熱を加えるとフイ
ルムが変形して導体部分が剥離するため、熱に弱
い欠点があつた。従つて、リード線を直接シート
状基板に半田付けすることが不可能なために、従
来は第1図のような接続構造が用いられていた。
ところが、第1図の接続構造は、シート状基板
1のコネクタ挿入部分に補強部材13を裏打ちし
なければならないので、組立時の作業性が悪く、
シート状基板1と補強部材13とが充分に接着さ
れていなければコネクタ3への着脱を繰り返すと
シート状基板1の剥離を生じ、良好な接続が実現
できない。
また、実開昭59−18389号は、上下1対のコネ
クタの一方が凸型で他方が凹型のため、一旦挟持
した後取り外すとシート状基板が変形し、再度挟
持する際に前の癖通りに挟持しないと良好な接続
状態を保てない。そのため、FPCと接続体との
導体部分の重ね合わせが正確でない等の原因で、
取り外して再度組み立てる場合は部品の再利用が
できないものもあり、生産性が悪い。
さらに、実開昭57−73888号は、クランプ金具
を開いてシート状基板を挟持する場合、弾性力に
抗する大きな力で開く必要があり、しかも多数の
導電パターンが引き出された部分に正確に位置決
めして挟持する必要があるので、力の弱い者には
作業が困難であり、組立が容易でなく、生産性が
低く、量産に適さない。
それゆえに、この考案の目的は、力の弱い人で
も組立作業が容易で、正確に位置決めでき、着脱
容易で、接続性・生産性に優れた、シート状基板
の接続構造を提供することである。
(問題点を解決するための手段) この考案は、可撓性のシート状基板と、剛性の
接続基板と、1対の挟持部材と、圧接器具とを備
えたシート状基板の接続構造である。
そして、シート状基板は、その主面に所望の回
路パターンが形成されかつ回路パターンの端部が
接続すべき位置まで引き出されるように形成され
る。接続基板は、シート状基板の回路パターンの
端部と重ね合わせて電気的に接続するために、そ
の主面であつてシート状基板の回路パターンの端
部に対応する部分に接続電極が形成され、接続電
極の端部がシート状基板を重ね合わせない辺まで
引き出され、この引き出された部分にリード線が
接続される。1対の挟持部材は、シート状基板と
接続基板とを圧接挟持するためのものであつて、
少なくとも一方に位置決め用突起が形成される。
圧接器具は、1対の挟持部材の外表面を挟むよう
に、折り曲げて形成される。
さらに、1対の挟持部材のそれぞれには、圧接
器具の差し込まれるガイド部が形成される。ま
た、両挟持部材のシート状基板に対向する部分に
は、シート状基板を弾性的に抑えるための凸状の
弾性部材が互いに対向するように形成される。シ
ート状基板と接続基板には、位置決め用突起を通
するための孔が形成される。
(作用) 接続基板ならびにシート状基板の孔に一方の挟
持部材の位置決め用突起を通した状態で、一方の
挟持部材と他方の挟持部材によつて接続基板なら
びにシート状基板を挟み、かつ両挟持部材のガイ
ド部に圧接器具を差し込むことによつて、固定的
に接続される。
(考案の効果) この考案によれば、力の弱い人でも組立作業が
容易で、正確に位置決めでき、着脱容易で、シー
ト状基板の変形や電極の剥離を生じることなく、
接続性・生産性に優れた、シート状基板の接続構
造が得られる。
(実施例) 以下の実施例では、可撓性のシート状基板がパ
ーソナルコンピュータ等の情報処理装置にデータ
を入力するためのキーボードに適用した場合を説
明するが、この考案はその他各種の電子機器に適
用できることを予め指摘しておく。
第2図はこの考案が適用されるキーボードの分
解斜視図である。キーボードは2分割されたハウ
ジング4および5を含む。ハウジング4および5
の内部には、キースイツチ本体部6及びインター
フエイス回路基板7が収納される。インターフエ
イス回路基板7には、リード線71が接続され
る。リード線71とキースイツチ本体6との接続
には、この考案の特徴となる接続構造が適用され
る。すなわち、第2図の一点鎖線Aで示す部分に
は、この考案の一実施例のシート状基板の接続構
造が施される。
第3図はキースイツチ本体6の分解斜視図であ
る。キースイツチ本体6は、キートツプフレーム
61、上部シート状基板62,スペーサ63,下
部シート状基板64及び基台65を積層すること
によつて構成される。シート状基板62及びシー
ト状基板64には、外部接続するための多数の端
子電極が集められた突出部621および641が
形成される。シート状基板62の突出部621と
シート状基板64の突出部641にそれぞれ形成
された端子電極を外部に引き出すために、剛性の
プリント基板等からなる接続基板8が用いられ
る。接続基板8は、シート状基板621,641
とインターフエイス回路基板7(第2図)に含ま
れるリード線71とを接続するための基板であつ
て、リート線71の端部とはんだ付接続される。
突出部621,接続基板8および突出部641を
圧接挟持するために、1対の挟持部材611,6
6が用いられる。1対の挟持部材611,66を
固定的に保持するために、圧接器具の一例の圧着
ピン67が用いられる。
第4図はこの考案の特徴となるシート状基板の
接続構造の部分拡大分解斜視図である。
第5図はこの実施例の組み立てた状態の断面図
である。
次に、第4図および第5図を参照して、この実
施例について詳細に説明する。
挟持部材611はキートツプフレーム61と一
体的に形成されており、シート状基板62,64
の突出部621,641に対応して突出した形成
に選ばれる。挟持部材611および挟持部材66
は、互いに対向する面、すなわち突出部621,
641および接続基板8を挟む面に、ゴム等の弾
性材料から成る凸状の弾性部材612および66
1が形成される。弾性部材621および661は
円柱状のものを軸方向に2分割した半円柱状であ
り、その弾性力によつて、接続基板8の接続電極
81a〜81iとシート状基板62,64の突出
部621,641との端子電極62a〜62i,
端子電極64a〜64h(1点鎖線の楕円で囲ん
だ部分)をより確実に圧接するものである。な
お、弾性部材621,661は、挟持部材611
または挟持部材66のいずれか一方に設けてもよ
い。
また、挟持部材611および挟持部材66に
は、それぞれ位置決め用突起613および662
が形成される。一方、第4図および第5図から明
らかなように、前述のシート状基板62,64に
は、位置決め用突起662に対応する位置に貫通
孔が形成されるとともに、位置決め用突起613
に対応する位置にU字状の切欠部が形成される。
なお、自明のことではあるが、U字状の切欠部を
貫通孔に替えてもよい。また、接続基板8には、
挟持部材61の位置決め用突起613に対応する
位置に貫通孔が形成される。
さらに、挟持部材611及び挟持部材66に
は、溝等のガイド部614が形成される。このガ
イド部614は、挟持部材611と挟持部材66
とをたとえばコ字形の圧着ピン67で固定する
際、圧着ピン67のガイド溝となる。
次に、上述の部品をこの実施例の接続構造とな
るように組み立てる場合を説明する。キートツプ
フレーム61に一体的に形成された挟持部材61
1の位置決め用突起613が上向きになるよう
に、キートツプフレーム61が載せられる。そし
て、シート状基板62のU字状切欠部を位置決め
用突起613に差し込むことによつて、シート状
基板62が位置決めされる。シート状基板62の
上には、接続基板8の貫通孔に位置決め用突起6
13を通すことによつて接続基板8を所定位置に
位置決めした状態で、接続基板8が重ね合わせら
れる。接続基板8の先端部にスペーサ63の端縁
が当接するように配置されて、スペーサ63がシ
ート状基板64の上面に載せられる。このペーサ
63および接続基板8の上面には、シート状基板
64の突出部641のU字状切欠部を位置決め用
突起613に差し込むことによつて、シート状基
板64が位置決めされて重ね合わせられる。その
上から挟持部材66の位置決め用突起662を下
向きにし、位置決め用突起662がシート状基板
64および62の貫通孔に通される。このように
して、重ね合わせられたシート状基板62の突出
部621と接続基板8とシート状基板64の突出
部641は、上下から挟持部材611と挟持部材
66とで挟んだ状態で保持される。その後、圧着
ピン67がガイド部614に嵌め込まれ、挟持部
材611と挟持部材66とを所定の位置関係で挟
むように固定する。なお、必要に応じて、ねじ6
8等を用いればより確実にその固定ができる。
これによつて、突出部621の各端子電極62
a〜62iと接続基板8の上面に形成された接続
電極81a〜81iとがそれぞれ電気的に接触さ
れることともに、シート状基板64の突出部64
1に集められた端子電極64a〜64hが接続基
板8の下面に形成された接続電極(図示せず)に
それぞれ電気的に接触される。接続基板8の上面
および下面の接続用電極は、それぞれリード線7
1がはんだ付接続されて、外部に取り出される。
なお、この実施例では、接続基板8の両面に2
枚のシート状基板の端子電極を接続する場合を説
明したが、一方面にだけ接続シート状基板を接続
するものでもよい。また、この実施例では挟持部
材611がキートツプフレーム61と一体的に構
成された場合を説明したが、これを挟持部材66
と同様に別部材で構成してもよい。
【実用新案登録請求の範囲】 (1) その主面に所望の回路パターンが形成されか
つ回路パターンの端部が接続すべき位置まで引
き出されるように形成された可撓性のシート状
基板、 前記シート状基板の回路パターンの端部と重
ね合わせて電気的に接続するために、その主面
であつてシート状基板の回路パターンの端部に
対応する部分に接続電極が形成され、接続電極
の端部がシート状基板を重ね合わせない辺まで
引き出されかつこの引き出された部分にリード
線が接続される剛性の接続基板、 少なくとも一方に位置決め用突起が形成さ
れ、前記シート状基板と前記接続基板とを圧接
挾持するための1対の挟持部材、 前記1対の挟持部材を挟んで保持する圧接器
具、 前記1対の挟持部材のそれぞれに形成され、
前記圧接器具が差し込まれるガイド部、 前記1対の挟持部材のそれぞれの前記シート
状基板に対向する面であつて、シート状基板の
回路パターンが引き出された端部の辺に沿つて
細長い凸状に形成され、シート状基板を弾性的
に押さえるための1対の弾性部材、および 前記シート状基板と前記接続基板に形成さ
れ、前記位置決め用突起を通す孔を備え、 前記接続基板ならびに前記シート状基板の孔
に前記一方の挟持部材の位置決め用突起を通し
た状態で、両挟持部材にそれぞれ形成された前
記弾性部材によつて接続基板ならびにシート状
基板を弾性的に挟み、かつ両挟持部材のガイド
部に前記圧接器具を差し込むことによつて固定
的に保持することを特徴とする、シート状基板
の接続構造。 (2) 前記シート状基板は、その間にスペーサを介
して2枚一組で使用され、 前記一方の挟持部材の前記シート状基板に対
向する部分には、シート状基板を弾性的に抑え
るための凸状の弾性部材が形成される、実用新
案登録請求の範囲第1項記載のシート状基板の
接続構造。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のシート状電極の接続構造を示す
図解図である。第2図はこの考案が適用されるキ
ーボードの分解斜視図である。第3図はキースイ
ツチ本体の分解斜視図である。第4図はこの考案
の特徴となるシート状基板の接続構造の部分拡大
分解斜視図である。第5図はこの実施例の組立て
た状態の断面図である。 図において、62,64はシート状基板、8は
接続基板、611および66は挟持部材、612
は弾性部材、613および662は位置決め突
起、614はガイド部、67は接続器具の一例の
圧着ピンを示す。
JP1984052278U 1984-04-09 1984-04-09 シート状基板の接続構造 Granted JPS60163687U (ja)

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JPS60163687U JPS60163687U (ja) 1985-10-30
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5111317A (ja) * 1974-07-18 1976-01-29 Sony Corp Terebijonjuzoki
JPS5918389B2 (ja) * 1975-01-03 1984-04-26 チバ・ガイギ−、アクチエンゲゼルシヤフト ふっ素化された化合物およびフィルム形成濃厚組成物

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